説明

照明制御装置

【課題】白熱電球及びLED電球を用いて段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行う場合にも、ちらつきの発生を回避できる照明制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、商用交流電源ACに接続される照明負荷2と、この照明負荷2を駆動する負荷駆動回路4と、この負荷駆動回路4に位相制御によって前記照明負荷2を段調光する制御信号を送出する段調光回路7と、この段調光回路7に設けられた前記位相制御の位相制御量を微調整する調整操作手段6とを備えた照明制御装置1である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、照明負荷の調光レベルを段調光する照明制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、交流電源を位相制御して照明負荷へ供給する電力を100%から0%までの範囲で段階的に変化させて、予め設定した調光レベルで段調光する照明制御装置が知られている。
【0003】
例えば、室内の廊下に設置されたダウンライトに装着された白熱電球を、スイッチの操作で点灯/消灯するものにおいて、通常の時間帯には、スイッチの操作によって全光点灯(100%点灯)し、特定の設定した時間帯(例えば、深夜)には、調光点灯して明るさを減光し、深夜にトイレ等に行く場合に、照明のまぶしさで眠気が覚めないようにした照明制御装置(点灯スイッチ)が知られている。この照明制御装置は、特定の設定した時間帯には、段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行うものである。
【0004】
ところで、近時、長寿命や省エネの観点から、光源としてLEDを用いるLED電球が開発されている。このLED電球は、白熱電球と同様にダウンライト等の照明器具に口金を介して装着して使用できるものである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】パナソニック電工 スイッチ・コンセント商品一覧 ほんのり点灯スイッチ[平成22年7月20日検索](http://denko.panasonic.biz/Ebox/switch/switch26.html)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のような照明制御装置は、照明負荷として白熱電球を想定して設計されているため、LED電球を照明器具に装着して段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行うと、調光仕様のLED電球であってもちらつきが発生する場合がある。これは、LED電球を想定した設計仕様ではないため、LED電球の負荷が白熱電球よりも小さいことに起因して、制御装置が異常動作を起こすものと考えられる。これは白熱電球に比して負荷が小さい電球形蛍光ランプの場合も同様である。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、白熱電球及びLED電球を用いて段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行う場合にも、ちらつきの発生を回避できる照明制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態による照明制御装置は、商用交流電源に接続される照明負荷と、この照明負荷を駆動する負荷駆動回路と、この負荷駆動回路に位相制御によって前記照明負荷を段調光する制御信号を送出する段調光回路とを備えている。また、段調光回路には、前記位相制御の位相制御量を微調整する調整操作手段が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、白熱電球及びLED電球を用いて段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行う場合にも、ちらつきの発生を回避できる照明制御装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に係る照明制御装置示す概略の構成図である。
【図2】同照明制御装置を示すブロック構成図である。
【図3】同照明制御装置における照明負荷の調光レベルの状態を示す説明図である。
【図4】同照明制御装置における照明負荷の動作状態を示す表である。
【図5】同照明制御装置を示す回路図である。
【図6】同照明制御装置における電源、照明負荷の全光点灯状態及び調光点灯状態の電流を示す波形図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態に係る照明制御装置ついて図1乃至図6を参照して説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0012】
図1は、照明制御装置の構成図を示している。図1において、照明制御装置1は、商用交流電源ACに接続された照明負荷2と、同様に、商用交流電源ACに接続され配線ボックスBに配設された制御装置3とを備えている。
【0013】
照明負荷2は、天井面に設置されたダウンライトに装着されたLED電球である。このLED電球は、E型の口金を有しており、本体内に、基板に実装された複数のLED及びLEDを点灯制御する点灯回路を備えている。したがって、このLED電球は、ダウンライトのソケットに装着され、商用交流電源ACから給電されることによって点灯し、床面方向における所定の範囲を照明する。
【0014】
配線ボックスBは、壁面に埋め込まれて取付けられる壁埋込形であり、その前面側には、照度センサS1、人感センサS2、詳細を後述する調整操作手段6が設けられている。また、その他動作時間の設定スイッチ等が配設されている。照度センサS1は、周囲の明るさを検出し、人感センサS2は、人体の存否を検出する。
【0015】
次に、図2は、照明制御装置1のブロック構成図を示している。図2に示すように、照明制御装置1は、商用交流電源ACに接続された照明負荷2と、この照明負荷2接続された制御装置3とを備えている。制御装置3は、負荷駆動回路4、自己保持回路5、調整操作手段6を有する段調光回路7、照度検知回路8、人体検知回路9及び電源回路10から構成されている。
【0016】
負荷駆動回路4は、スイッチング素子等によって照明負荷2に電力を供給する機能を有する。また、自己保持回路5は、負荷駆動回路4のスイッチング素子等が一旦導通した場合、その導通状態を商用交流の半周期間保持する機能を有している。
【0017】
段調光回路7は、位相制御回路を含んでおり、負荷駆動回路4に流れる電流が予め設定された位相制御量になるように、負荷駆動回路4に制御信号を送出する。つまり、照明負荷2に流れる交流電流の位相角を一定に設定して、例えば、調光レベルが60%の調光点灯になるように段調光を行う機能を有する。
【0018】
調整操作手段6は、回転式の調整摘みであり、予め設定された位相制御量、すなわち、位相角を微調整する手段である。LED電球を用いて段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行う場合、前述のように、ちらつきが発生する可能性があるが、このとき、調整摘みを操作して位相角を微調整、具体的には、位相角を進めたり、遅らせたりして、若干ずらすことによってちらつきの発生を回避することができる。
【0019】
照度検知回路8は、照度センサS1を有し、周囲の明るさを測定して検出信号を出力する回路であり、この検出信号によって負荷駆動回路4を制御し、照明負荷2の点灯/消灯を行う。したがって、周囲が明るく照度が高い場合には、照明負荷2は消灯状態となる。一方、所定の照度より低く周囲が暗い場合には、照明負荷2は、全光点灯(調光レベル100%)又は調光点灯(調光レベル60%)の状態となる。
【0020】
人体検知回路9は、人感センサS2を有し、人体からの赤外線を検出することによって人体の存在を検出する回路である。人感センサS2としての焦電素子と、増幅回路と、比較回路とを備えている。人体から発せられる赤外線が集光レンズ等によって焦電素子に集光されると、焦電素子から検出信号が出力される。この出力は、増幅回路で増幅され、比較回路でその信号レベルが予め定められた基準レベルと比較され、比較結果が人体の検出信号として出力される。したがって、人体の検出信号が出力されると、周囲が暗い場合、照明負荷2は、全光点灯(調光レベル100%)で点灯される。
【0021】
また、周囲が暗い場合であって、人体の検出信号が出力されていないときには、前記段調光回路7によって、照明負荷2は、調光レベルが60%の調光点灯になるように段調光されるようになっている。
なお、電源回路10は、制御装置3における規定の電圧を確保する回路である。
【0022】
このように構成された照明制御装置1は、図3に示すような動作を行う。図3は、所定の状態(T1〜T4)における照明負荷2の調光レベルを示している。T1の状態は、照度検知回路8によって周囲が明るいと判断された場合である。この場合、照明負荷2は消灯状態に制御される。T2の状態は、照度検知回路8によって周囲が暗いと判断された場合であって、人体検知回路9によって人体の検出信号が出力されていない場合(非検知)である。この場合、照明負荷2は調光レベルが60%の調光点灯になるように段調光で制御される。
【0023】
T3の状態は、照度検知回路8によって周囲が暗いと判断された場合であって、人体検知回路9によって人体の検出信号が出力されている場合である。この場合、照明負荷2は全光点灯(調光レベル100%)で点灯制御される。T4の状態は、再度T2の状態と同様な状態に戻り、人体検知回路9によって人体の検出信号が出力されなくなって、照度検知回路8によって周囲が暗いと判断されている場合である。この場合、再度照明負荷2は調光レベルが60%の調光点灯になるように段調光で制御される。
【0024】
このような動作状態をまとめると図4に示すとおりとなる。すなわち、周囲が明るい場合には、照明負荷2は、常に消灯状態とされる。また、周囲が暗い場合であって、人体が検知された場合には、全光点灯(調光レベル100%)の状態とされ、人体が検知されていない場合には、調光レベルが60%の調光点灯の状態とされる。
【0025】
ここで、図3に示すように、T2の状態、つまり、照明負荷2が調光レベル60%の調光点灯で段調光されると、LED電球にちらつきが発生する場合がある。この場合、調整操作手段6としての調整摘みを操作して、位相制御量、すなわち、位相角を微調整して若干ずらすことによってちらつきの発生を回避することができる。
【0026】
したがって、照明負荷2として白熱電球及びLED電球を用いて段調光によって予め設定した調光レベルで調光点灯を行う場合にも、ちらつきの発生を回避することが可能となる。
【0027】
次に、上記構成の照明制御装置1について図5を参照して詳細な回路構成を説明する。図5に示すように、商用交流電源ACに照明負荷2が接続され、この2線式の接続回路に全波整流器RECを介して制御装置3が接続されている。
【0028】
負荷駆動回路4は、交流電源ACの両端間に接続されたスイッチング素子としての電界効果トランジスタ(MOS FET)Q1と、このゲート端子に接続されたインバータ回路(逆変換回路)U1とを備えている。自己保持回路5は、前記電界効果トランジスタQ1のソース端子にコレクタが接続されたNPNトランジスタQ2と、このトランジスタQ2とでカレントミラー回路を構成するトランジスタQ11とから構成されている。
【0029】
段調光回路7は、交流電源ACの両端間に接続された可変抵抗Rt及びコンデンサCtの直列回路からなる時定数回路と、これらの接続中間に一端が接続されたダイアックDIACと、このダイアックDIACの他端がベースに接続されたトランジスタQ16とを備えて位相制御回路を構成している。また、可変抵抗Rtには、調整操作手段6が設けられている。この調整操作手段6を操作することによって、可変抵抗Rtの抵抗値を調整して位相制御量、つまり、時定数を微調整して照明負荷2に流れる電流の位相角を微調整できる。
【0030】
照度検知回路8は、光電変換素子であるフォトダイオードFDと、このフォトダイオードFDに直列に接続された抵抗との中間点にベースが接続されたトランジスタQ15とから構成されている。そして、トランジスタQ15のコレクタは、負荷駆動回路4に接続されている。
【0031】
人体検知回路9は、焦電素子と、増幅回路と、比較回路とが組込まれた人感モジュールU2と、この人感モジュールU2の出力側に接続されたダイオードD11と、このダイオードD11のアノード側にベースが接続されたトランジスタQ12とを備えている。また、人感モジュールU2は、電源VDDが与えられることにより駆動するようになっている。
【0032】
電源回路10は、交流電源ACの両端間に接続された定電圧ダイオードD2、このダイオードD2のアノード側にベースが接続されたトランジスタQ3、このトランジスタQ3のコレクタ側にベースが接続されたトランジスタQ4を備えている。また、トランジスタQ4のコレクタ側にベースが接続され電源ACの一端側のラインに接続されたPNPトランジスタQ5、さらに、ダイオードD3を介して電源ACの両端間に接続されたコンデンサC1を備えている。
このような回路構成による照明制御装置1の動作を図5及び図6を参照して説明する。
【0033】
(自己保持回路)電界効果トランジスタQ1に負荷電流が流れている場合には、トランジスタQ2がONしており、カレントミラー回路によってこのトランジスタQ2に流れる電流と同じ電流がトランジスタQ11に流れる。したがって、インバータ回路U1の入力が「L」に保持され、出力が「H」となって電界効果トランジスタQ1のON状態が保持される。
【0034】
インバータ回路U1の入力は、トランジスタQ11とQ12によりワイヤードオア接続となっているので、トランジスタQ12のON/OFFにかかわらず「L」に保持され出力は「H」となる。
【0035】
電界効果トランジスタQ1のONのタイミングを制御するのは、トランジスタQ12である。よって、一旦、トランジスタQ12の信号系からON信号が入力され、トランジスタQ12がON状態となり、インバータ回路U1の入力が「L」となって出力が「H」となり、電界効果トランジスタQ1がONすると、電界効果トランジスタQ1の電流がゼロになるまでその周期(商用交流電源の半周期)の間は、電界効果トランジスタQ1はONを保持する。
【0036】
(照度検知回路)周囲が明るい場合、フォトダイオードFDが光を受光してON状態となり、トランジスタQ15がONとなる。したがって、電界効果トランジスタQ1のゲート端子は「L」となり、電界効果トランジスタQ1は、常に、OFF状態となり、照明負荷2には、電流が流れず消灯状態となる。
【0037】
周囲が暗い場合は、フォトダイオードFDはOFF状態となり、トランジスタQ15がOFFとなる。したがって、電界効果トランジスタQ1のゲート端子には、インバータ回路U1の出力信号に従った信号が入力される。
【0038】
(人体検知回路)人感モジュールU2は、電源VDDによって駆動する。人体が検知されると、出力OUTに「H」の検出信号が出力される。したがって、人体が検知されない場合(非検知)は、出力OUTは「L」となっている。
【0039】
ダイオードD11のスイッチング動作は、人体が検知された場合には、OFFとなり、人体が検知されない場合(非検知の場合)は、ONとなる。よって、人体が検知された場合には、ダイオードD11がOFF、トランジスタQ12がON、インバータ回路U1の入力が「L」、出力が「H」となって電界効果トランジスタQ1がON状態となる。また、人体が検知されない場合(非検知の場合)は、ダイオードD11がON、トランジスタQ12がOFF、インバータ回路U1の入力が「H」、出力が「L」となって電界効果トランジスタQ1がOFF状態となる。
【0040】
(電源回路)内部電源として制御装置3に必要な電圧は13Vである。この電圧を決定するのは、定電圧ダイオードD2である。交流電源ACが定電圧ダイオードD2のブレークオーバー電圧(13V)以下では、トランジスタQ3がOFF、トランジスタQ4及びトランジスタQ5がONで交流電源AC(100V)がコンデンサC1に印加され、コンデンサC1が13Vに充電される。定電圧ダイオードD2のブレークオーバー電圧(13V)以上になると、トランジスタQ3、トランジスタQ4及びトランジスタQ5の状態が反転し、コンデンサC1への電源供給が遮断される。
【0041】
このように、交流電源AC(100V)の位相角初期の僅かな電圧を利用することにより照明負荷2に影響を与えることなく制御装置3の電源を確保することができる(図6(a)参照)。
【0042】
(全光点灯状態)内部電源として必要な電圧を決定する定電圧ダイオードD2のブレークオーバー電圧(13V)を交流電源AC(100V)がその瞬時値を超えると、定電圧ダイオードD2がONし、トランジスタQ12が駆動されてONし、インバータ回路U1の入力が「L」、出力が「H」となって電界効果トランジスタQ1がON状態となる。これによって、照明負荷2に交流電源ACが供給される。交流電源AC(100V)の瞬時値が13Vを超える位相角は10度以下でほとんど全角導通状態となり、照明負荷2は全光点灯状態となる(図6(b)参照)。
【0043】
この全光点灯状態となる条件が満たされるのは、ダイオードD11がOFF(人体が検知された場合)であって、トランジスタQ15がOFF(周囲が暗い場合)の場合である。
【0044】
(調光点灯状態)可変抵抗Rt及びコンデンサCtからなる時定数回路において、コンデンサCtの両端電圧がダイアックDIACのブレークオーバー電圧を超えると、このタイミングでダイアックDIACが導通し、トランジスタQ16が一瞬ONし、インバータ回路U1の入力が「L」、出力が「H」となって電界効果トランジスタQ1がON状態となる。その後は、前記自己保持回路5が動作し、照明負荷2に時定数回路で一定に設定されたところの位相制御された電流が供給され、照明負荷2は調光点灯状態となる(図6(c)参照)。ここで、照明負荷2がちらつく等の不具合が発生した場合には、調整操作手段6を操作して可変抵抗Rtの抵抗値を調整して位相制御量、すなわち、位相角を微調整(図6(c)矢印で示す)して不具合を解消する。
【0045】
この解消の理由を理論付けて説明するのは困難であるが、商用交流電源の半サイクルにおける位相制御の導通開始時の位相と線路インピーダンス等による過渡振動との関係や、同じく導通開始時の位相と負荷電流との関係によって、ちらつきが生じない導通開始位相が存在するものと推定される。実際には、調光率にして±数%の範囲内で調整することによりちらつきを解消できた。
【0046】
この調光点灯状態となる条件が満たされるのは、ダイオードD11がON(人体が検知されない場合)であって、トランジスタQ15がOFF(周囲が暗い場合)の場合である。
【0047】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、特定の設定した時間帯において、段調光によって予め設定した調光レベルで減光して調光点灯を行う場合にも適用できる。また、周囲の明るさに応じて複数段に段調光する場合にも適用できる。
【符号の説明】
【0048】
1・・・照明制御装置、2・・・照明負荷、3・・・制御回路、
4・・・負荷駆動回路、5・・・自己保持回路、6・・・調整操作手段、
7・・・段調光回路、8・・・照度検知回路、9・・・人体検知回路、
10・・・電源回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商用交流電源に接続される照明負荷と;
この照明負荷を駆動する負荷駆動回路と;
この負荷駆動回路に位相制御によって前記照明負荷を段調光する制御信号を送出する段調光回路と;
この段調光回路に設けられた前記位相制御の位相制御量を微調整する調整操作手段と;
を具備することを特徴とする照明制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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