説明

照明制御装置

【課題】高価な機器を不要として安価な構成で照明を確実に制御できる照明制御装置を提供する。
【解決手段】照明制御装置10は、熱線センサ14の出力に基づいてスイッチ要素11を制御して照明負荷LAを制御する信号処理部13と、周囲照度を検出する明るさセンサ15と、基準照度を設定可能な明るさセンサ調整部17と、を備え、信号処理部13は、明るさセンサ15による検出照度が基準照度を超えると、熱線センサ14の出力に関らず、スイッチ要素11をオフし、熱線センサ14の検知時における明るさセンサ15の値と、熱線センサ14が検知する一定時間前の明るさセンサ15の値とを比較することにより、照明負荷LAの点灯状態を制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体から放射される熱線を検出することによって照明を制御する照明制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、深夜モード時間設定部の操作部が、深夜モード時間帯の開始時刻および時間を設定することにより、信号処理部が、深夜モード時間帯に照明負荷を調光点灯させる照明制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、深夜モード時間帯を設定しておくことにより、その設定時間帯に人が検知されたときに、照明負荷が調光点灯されるので、照明負荷が定格点灯される場合に比べて人が眩しく感じにくくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−183319号公報(図5、請求項2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、熱線センサと、明るさセンサとが信号処理部に接続され、信号処理部では、熱線センサと明るさセンサとの出力に基づいて照明制御部および換気扇制御部に指示を与えて照明負荷および換気扇を制御する。
特許文献1は、照明負荷の動作保持時間である熱線センサにより人が検知されなくなってから照明負荷を消灯させるまでの時間を設定するための動作保持時間設定部が信号処理部に接続されている。
特許文献1は、動作保持時間設定部としては、信号処理部に16段階の切替が可能な回転式のスイッチからなる保持時間調整スイッチが接続されている。
特許文献1は、照明制御部において、信号処理部によって発光素子と受光素子とを備えたフォトカプラが制御されることにより、トライアックが制御されて、照明負荷を調光点灯させる。
【0005】
しかし、特許文献1は、深夜モード時間帯を設定するのに、毎日設定された時間から深夜モードを開始するために、長時間をカウントするための高価なリアルタイムクロック等の計時手段を必要とする。
また、特許文献1は、停電時にリアルタイムクロック等のIC電源をバックアップするための電池および計時手段スイッチ等の設定手段を必要とする。
そして、特許文献1は、朝方に、日が昇り、徐々に明るくなってきた状態でも一定の調光レベルで点灯するために、周囲の明るさに対して照明の点灯レベルが相対的に低くなり、照明の点灯状態が分かり難い。
【0006】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高価な機器を不要として安価な構成で照明を確実に制御できる照明制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る照明制御装置は、照明負荷と商用電源との間に挿入されるスイッチ要素と、人体から放射される熱線を検出する熱線センサと、前記熱線センサの出力に基づいて前記スイッチ要素を制御して前記照明負荷を制御する信号処理部と、周囲照度を検出する明るさセンサと、基準照度を設定可能な明るさセンサ調整部と、を備え、前記信号処理部は、前記明るさセンサによる検出照度が前記基準照度を超えると、前記熱線センサの出力に関らず、前記スイッチ要素をオフし、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値と、前記熱線センサが検知する一定時間前の前記明るさセンサの値とを比較することにより、前記照明負荷の点灯状態を制御する。
【0008】
本発明に係る照明制御装置は、前記信号処理部は、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させず、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させ、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を全点灯させ、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を調光点灯させる。
【0009】
本発明に係る照明制御装置は、前記信号処理部は、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させず、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させず、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を全点灯させ、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を調光点灯させる。
【0010】
本発明に係る照明制御装置は、前記信号処理部は、前記調光点灯させる際に、調光レベルを複数段に変更する。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る照明制御装置によれば、高価な機器を不要として安価な構成で照明を確実に制御できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る第1実施形態の照明制御装置の回路構成図
【図2】本発明に係る第1実施形態の照明制御装置の窓のあるトイレでの制御動作の状態説明図
【図3】本発明に係る第1実施形態の照明制御装置の窓のないトイレでの制御動作の状態説明図
【図4】本発明に係る第1実施形態の照明制御装置の制御動作を説明するフローチャート
【図5】本発明に係る第1実施形態の照明制御装置の窓のあるトイレでの変形例の制御動作の状態説明図
【図6】本発明に係る第2実施形態の照明制御装置の制御動作の状態説明図
【図7】本発明に係る第2実施形態の照明制御装置の制御動作のタイミングチャート
【図8】本発明に係る第2実施形態の照明制御装置の制御動作を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る複数の実施形態の照明制御装置について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の照明制御装置10は、照明負荷LAと商用電源ACとの間に挿入されるトライアックであるスイッチ要素11と、商用電源ACの電流を整流するダイオードブリッジDBとを備える。
また、照明制御装置10は、ダイオードブリッジDBから給電される電源回路部12と、マイコンから構成されて電源回路部12から給電され、スイッチ要素11を位相制御して照明負荷LAの明るさの調整を行う信号処理部13とを備える。
【0014】
そして、照明制御装置10は、人体から放射される熱線を検出する熱線センサ14と、周囲照度を検出する明るさセンサ15と、熱線センサ14が人を検知した際に点灯状態を維持する時間を設定する点灯保持時間設定部16とを備える。
さらに、照明制御装置10は、明るさセンサ15の値により点灯する明るさ(照度)を調整する明るさセンサ調整部17を備える。
【0015】
信号処理部13は、明るさセンサ15による検出照度が基準照度を超えると、熱線センサ14の出力に関らず、スイッチ要素11をオフする。
そして、信号処理部13は、熱線センサ14の検知時における明るさセンサ15の値と、熱線センサ14が検知する一定時間前である10秒前の明るさセンサ15の値とを比較することにより、照明負荷LAの点灯状態を制御する。
なお、信号処理部13は、10秒前に限らず、任意の一定時間前の明るさセンサ15の値を用いることもできる。
【0016】
次に、照明制御装置10の制御動作について、図2の状態図および図3の状態図を参照して図4のフローチャートを用いて説明する。
図2に示す状態Aにおいて、昼間に、窓WのあるトイレBR等の閉空間に人Hが侵入してくる場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は明るく、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときもトイレBR内は明るい。
【0017】
すなわち、図4において、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を超えており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を超えている。
そのため、照明負荷LAを消灯状態とする(S101→S102→S103→S104→S105)。
【0018】
図2に示す状態Bにおいて、日が暮れる瞬間において、窓WのあるトイレBRに続く廊下P等の照明が消灯されていて、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきた場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は明るい。
そして、周囲は明るい状態から暗い状態になりつつあるために、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときにトイレBR内は暗い。
【0019】
すなわち、図4において、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を超えており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っている。
そのため、照明負荷LAを点灯させ、点灯保持時間設定部16により保持時間が設定される(S101→S102→S103→S104→S106→S107)。
【0020】
図3に示す状態Cにおいて、夜間に、廊下Pの照明が点灯されていて、人HがドアXを開けて窓WのないトイレBR内に侵入してきた場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は暗い。
そして、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときにトイレBR内が明るくなる。
【0021】
すなわち、図4において、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を超えている。
そのため、照明負荷LAを全点灯させ、点灯保持時間設定部16により保持時間が設定される(S101→S102→S103→S108→S109→S107)。
【0022】
図3に示す状態Dにおいて、夜間に、睡眠中の人HがトイレBRに行きたくなった場合、周囲が暗く、目が暗さに慣れているために、暗いままで人HがドアXを開けて窓WのないトイレBR内に侵入する。
この場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は暗く、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときにトイレBR内が暗い。
【0023】
すなわち、図4において、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っている。
そのため、人Hの目が暗さに慣れているので、照明負荷LAを調光点灯させ、点灯保持時間設定部16により保持時間が設定される(S101→S102→S103→S108→S110→S107)。
なお、点灯保持時間設定部16は、人Hがいなくなってから、設定された保持時間がタイムアップしたか否かを判別するルーチンを繰り返し実行する(S101→S111)。
【0024】
図3に示す状態Cと同様に、夜間に、廊下Pの照明が点灯されていて、人Hが起きていて活動している時間帯では、人Hの目は明るさに慣れている。
そして、人HがドアXを開けて窓WのないトイレBR内に侵入してきた場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は暗く、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときにトイレBR内が明るくなる。
【0025】
すなわち、図4において、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を超えている。
そのため、照明負荷LAを全点灯させ、点灯保持時間設定部16により保持時間が設定される(S101→S102→S103→S108→S109→S107)。
【0026】
図3に示す状態Dと同様に、夜間に、睡眠中の人HがトイレBRに行きたくなった場合、周囲が暗く、目が暗さに慣れているために、暗いままで人HがドアXを開けて窓WのないトイレBR内に侵入する。
この場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は暗く、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときにトイレBR内が暗い。
【0027】
すなわち、図4において、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っている。
そのため、人Hの目が暗さに慣れているので、照明負荷LAを調光点灯させ、点灯保持時間設定部16により保持時間が設定される(S101→S102→S103→S108→S110→S107)。
【0028】
次に、照明制御装置10の変形例の制御動作について説明する。
図5に示すように、状態Eにおいて、日が暮れる瞬間において、トイレBRに続く廊下P等の照明が消灯されていて、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきた場合、トイレBRに人Hが侵入してくる10秒前にトイレBR内は明るい。
そして、周囲は明るい状態から暗い状態になりつつあるために、人HがドアXを開けてトイレBR内に侵入してきたときにトイレBR内は暗い。
【0029】
すなわち、熱線センサ14により人Hが検知され、消灯中であり、10秒前の明るさセンサ15の値が基準照度を超えており、現在の明るさセンサ15の値が基準照度を下回っている。
そのため、照明負荷LAを消灯させ、点灯保持時間設定部16により保持時間が設定される。
【0030】
以上、説明した本発明に係る第1実施形態の照明制御装置10によれば、従来のもののような高価な計時手段および設定手段を必要としない。
従って、照明制御装置10によれば、高価な機器を不要として安価な構成で照明を確実に制御できる。
【0031】
また、照明制御装置10によれば、従来のものように、朝方に、日が昇り、徐々に明るくなってきた状態でも一定の調光レベルで点灯しない。
従って、照明制御装置10によれば、周囲の明るさに対して照明の点灯レベルが相対的に低くならずに、照明の点灯状態が分かり易く制御できる。
【0032】
そして、照明制御装置10によれば、周囲が明るい状態から暗い状態になりつつあるような稀な場合においても、周囲の明るさに対して照明の点灯レベルが相対的に低くならずに、照明の点灯状態が分かり易く制御できる。
【0033】
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の照明制御装置について説明する。
なお、以下の第2実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
【0034】
図6に示すように、本発明に係る第2実施形態の照明制御装置20は、信号処理部13が、調光点灯させる際に、基準照度に代えて調光レベルを複数段に変更する。
窓WのあるトイレBRにおいて、深夜に廊下Pの照明が消灯した状態で、人HがトイレBRのドアXを開けた際に人Hが検知される。
【0035】
図7に示すように、10秒前の明るさセンサ15の値と熱線センサ14が人Hを検知した時の明るさセンサ15の値とが比較される。
そして、10秒前の明るさセンサ15の値と人Hを検知した時の明るさセンサ15の値とが、両方とも暗の状態の時、すなわち、深夜モードであるとき、人Hを検知したら調光点灯を行う。
この深夜モード時に、朝方、トイレBRの窓Wから日が徐々に入ってくると、明るさセンサ15の値が徐々に上がってくる。
【0036】
このとき、信号処理部13は、明るさセンサ15の値が閾値A1を超えた場合に、第1調光率A2により調光制御を行い、明るさセンサ15の値が閾値B1を超えた場合に、第2調光率B2により調光制御を行う。
そして、信号処理部13は、明るさセンサ15の値が閾値C1を超えた場合に、第3調光率C2により調光制御を行い、明るさセンサ15の値が閾値D1を超えた場合に、第4調光率D2により調光制御を行う。
【0037】
図8に示すように、照明制御装置20は、深夜モードであるときに人Hを検知した際に、明るさセンサ15の値が閾値A1を超えた場合、例えば20%である第1調光率A2により調光制御を行う(S201→S202)。
また、照明制御装置20は、明るさセンサ15の値が閾値A1を超えて、明るさセンサ15の値が閾値B1を超えた場合、例えば30%である第2調光率B2により調光制御を行う(S201→S203→S204)。
【0038】
そして、照明制御装置20は、明るさセンサ15の値が閾値B1を超えて、明るさセンサ15の値が閾値C1を超えた場合、例えば40%である第3調光率C2により調光制御を行う(S201→S203→S205→S206)。
さらに、照明制御装置20は、明るさセンサ15の値が閾値C1を超えて、明るさセンサ15の値が閾値D1を超えた場合、例えば50%である第4調光率D2により調光制御を行う(S201→S203→S205→S207→S208)。
【0039】
照明制御装置20によれば、周囲の明るさに合わせて照明の調光率を複数段に上げて、周囲の明るさとの差を減らすことにより、照明が点灯していることが認識でき、安心感が得られる。
【0040】
なお、本発明の照明制御装置において照明負荷、スイッチ要素、ダイオードブリッジ、電源回路部等は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
【符号の説明】
【0041】
10,20 照明制御装置
11 スイッチ要素
13 信号処理部
14 熱線センサ
15 明るさセンサ
17 明るさセンサ調整部
AC 商用電源
LA 照明負荷

【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明負荷と商用電源との間に挿入されるスイッチ要素と、
人体から放射される熱線を検出する熱線センサと、
前記熱線センサの出力に基づいて前記スイッチ要素を制御して前記照明負荷を制御する信号処理部と、
周囲照度を検出する明るさセンサと、
基準照度を設定可能な明るさセンサ調整部と、を備え、
前記信号処理部は、前記明るさセンサによる検出照度が前記基準照度を超えると、前記熱線センサの出力に関らず、前記スイッチ要素をオフし、前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値と、前記熱線センサが検知する一定時間前の前記明るさセンサの値とを比較することにより、前記照明負荷の点灯状態を制御する照明制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載の照明制御装置において、
前記信号処理部は、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させず、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させ、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を全点灯させ、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を調光点灯させる照明制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の照明制御装置において、
前記信号処理部は、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させず、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えている場合、前記照明負荷を点灯させず、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を超えていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を全点灯させ、
前記熱線センサの検知時における前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っていて、一定時間前の前記明るさセンサの値が前記基準照度を下回っている場合、前記照明負荷を調光点灯させる照明制御装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の照明制御装置において、
前記信号処理部は、前記調光点灯させる際に、調光レベルを複数段に変更する照明制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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