説明

照明器具

【課題】 架設される電気設備におけるさまざまな種類の作業に対して、フレキシブルに対応することができる照明器具を提供する。
【解決手段】 光を放射する光源21を備える照明器具1において、光源21を有する照明部2と、照明部2を両側から支持する一対の支持部3,3とを備え、各支持部3は、架空線73に着脱される着脱部32を端部に備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、架設される電気設備に対して作業する際に、電気設備を照らすために用いられる照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、夜間に、高所作業車のバケット内で架空線に対して作業する際に、架空線を照らす照明器具として、バケットに取り付けられ、バケットから架空線に向けて光を放射する光源を備える照明器具が知られている。しかしながら、斯かる照明器具だけでは、作業者側から架空線を照らすだけであり、架空線の作業箇所を好適に照らすことはできない。
【0003】
そこで、出願人は、光を放射する光源と、架空線に着脱される着脱部とを備える照明器具を提案している(例えば、特許文献1)。斯かる照明器具によれば、前述した照明器具と併用することで、作業者側から架空線を照らすだけでなく、異なる方向からも架空線を照らすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−44936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に係る照明器具においては、着脱部近傍の架空線の特定部位を照らすことしかできないため、架設される電気設備におけるさまざまな種類の作業に対して、安全な作業環境をつくれない場合も考えられる。
【0006】
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、架設される電気設備におけるさまざまな種類の作業に対して、フレキシブルに対応することができる照明器具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る照明器具は、光を放射する光源を備える照明器具において、光源を有する照明部と、照明部を両側から支持する一対の支持部とを備え、各支持部は、架空線に着脱される着脱部を端部に備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る照明器具によれば、架空線に着脱される着脱部が各支持部の端部に配設される。そして、光源を有する照明部を、一対の支持部が両側から支持する。これにより、端部の着脱部で架空線に着脱される一対の支持部間に配置される光源から、架設される電気設備に向けて光を放射することができる。
【0009】
また、本発明に係る照明器具においては、照明部は、光源が取り付けられる基体部と、基体部が各支持部に支持されるべく、基体部を各支持部に接続させる第1接続部とを備え、第1接続部は、基体部と各支持部との距離を変更可能に構成されてもよい。
【0010】
斯かる構成の照明器具によれば、光源が取り付けられる基体部は、第1接続部により各支持部に接続されるため、各支持部に支持される。そして、第1接続部が基体部と各支持部との距離を変更できるため、光源の位置を各支持部間でフレキシブルに対応させることができる。
【0011】
また、本発明に係る照明器具においては、照明部は、基体部が回動可能となるべく、基体部を各接続部に接続させる第1接続部と、基体部が傾斜する状態で維持されるべく、基体部を各支持部に接続させる第2接続部とを備えてもよい。
【0012】
斯かる構成の照明器具によれば、第1接続部が基体部を各接続部に接続させるため、基体部を回動させることができる。そして、第2接続部が基体部を各支持部に接続させるため、回動できる基体部を所定の傾斜させた状態で維持させることができる。これにより、光源が光を放射する方向をフレキシブルに対応させることができる。
【0013】
また、本発明に係る照明器具においては、光源は、可撓性を有する有機EL照明であって、基体部は、可撓性を有し且つシート状に形成されてもよい。
【0014】
斯かる構成の照明器具によれば、光源が可撓性を有する有機EL照明であると共に、基体部が可撓性を有し且つシート状に形成されるため、照明部が可撓性を有することになる。これにより、例えば、照明部を折り畳んだり、丸めて巻いたりすることができるため、使用していない際の大きさをコンパクトにすることができる。
【0015】
また、本発明に係る照明器具においては、第1接続部及び第2接続部の少なくともいずれか一方は、紐状に形成され、各支持部は、接続部を係止する係止部を備えてもよい。
【0016】
斯かる構成の照明器具によれば、第1接続部及び第2接続部の少なくともいずれか一方が紐状に形成されると共に、支持部の係止部が当該接続部を係止する。これにより、例えば、第1接続部により、基体部を回動させることができたり、また、第2接続部により、回動できる基体部を所定の傾斜させた状態で維持させることができる。
【発明の効果】
【0017】
以上の如く、本発明に係る照明器具によれば、着脱部で架空線に着脱される一対の支持部間に配置される光源から、架設される電気設備に向けて光を放射することができるため、架設される電気設備におけるさまざまな種類の作業に対して、フレキシブルに対応することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態に係る照明器具の全体図であって、斜視図を示す。
【図2】同実施形態に係る照明器具の全体図であって、正面図を示す。
【図3】同実施形態に係る照明器具の概要図であって、(a)は図2のD−D線における拡大断面図、(b)は折り畳められた状態の全体斜視図を示す。
【図4】同実施形態に係る照明器具の支持部の全体図であって、(a)は外側面図、(b)は内側面図を示す。
【図5】同実施形態に係る照明器具の支持部の要部概要図であって、(a)は図4のE領域における拡大図、(b)は図4のF領域における拡大図を示す。
【図6】(a)は、本発明の他の実施形態に係る照明器具の全体正面図、(b)は、本発明のさらに他の実施形態に係る照明器具の支持部の全体外側面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明に係る照明器具における一実施形態について、図1〜図5を参酌して説明する。
【0020】
本実施形態に係る照明器具の各構成を説明するのに先立って、作業対象となる電気設備について説明する。図1に示すように、本実施形態においては、電柱71に固定された腕金72に架設される電線(架空線)73,…を、作業対象の電気設備7とし、また、高所作業車8のバケット81内にいる作業者が、絶縁操作棒(絶縁ヤットコやストレーリンクトング等)を用いて、通電している電線73に対して間接活線作業を行う場合とする。
【0021】
図1に示すように、本実施形態に係る照明器具1,1は、作業対象となる電線73を両側から照らすべく、互いに対面するように一対配置されている。そして、図1〜図5に示すように、各照明器具1は、光を放射する光源21を有する照明部2と、照明部2を両側から支持する一対の支持部3,3とを備える。また、各照明器具1は、照明部2に電源を供給すべく、一方の支持部3の下端部に連結される蓄電可能な電源部4を備える。
【0022】
照明部2は、光源21が取り付けられる基体部22と、基体部22の上端部を各支持部3に接続させる第1接続部23,23と、基体部22の下端部を各支持部3に接続させる第2接続部24,24とを備える。また、照明部2は、耐熱性及び防水性並びに透光性を有し、光源21を覆う被覆シート25と、電源部4と光源21とを接続する接続コード26とを備える。
【0023】
光源21は、基体部22と被覆シート25とに挟まれ且つ包囲される。そして、光源21は、基体部22に所定の領域に広がって配置される。具体的には、光源21は、可撓性を有し且つ平面状に形成される。本実施形態においては、光源21は、例えばプラスチックフィルム等の可撓性を有する基板で発光層を支える有機EL照明としている。
【0024】
基体部22は、光源21より大きく且つ矩形状に形成される。そして、基体部22は、可撓性を有し且つシート状に形成される。また、基体部22は、光源21を電気設備7から絶縁させるべく絶縁性を有すると共に、光源21を雨から保護すべく防水性を有し、さらに、光源21から発生する熱に耐えるべく耐熱性を有して形成される。例えば、基体部22は、合成樹脂(ビニル樹脂やゴム等)から形成される。
【0025】
各第1接続部23は、基体部22を各支持部3に支持させる。そして、各第1接続部23は、基体部22が横方向を中心に回動可能となると共に、基体部22と各支持部3との距離を変更可能となるように、基体部22の上端部を各接続部3に接続させる。具体的には、各第1接続部23は、紐状に形成されると共に、基端部が基体部22の上端部に固定され、中間部が各支持部3に挿通され、さらに、先端部が支持部3に係止される。
【0026】
各第2接続部24は、回動できる基体部22が所望の傾斜する状態で維持されるように、基体部22の下端部を各支持部3に接続させる。具体的には、各第2接続部24は、紐状に形成されると共に、基端部が基体部22の下端部に固定され、さらに、先端部が支持部3に係止される。
【0027】
各支持部3は、絶縁性を有し且つ長尺に形成される棒状の支持部本体31を備える。また、各支持部3は、電線73に着脱される着脱部32を、支持部本体31の上端部に備えると共に、着脱部32が電線73に着脱される際に、作業者に操作される操作部33を備える。
【0028】
そして、各支持部3は、紐状の第1接続部23の中間部を挿通する挿通部34と、第1接続部23の先端部を係止する第1係止部35と、第2接続部24の先端部を係止する第2係止部36とを備える。さらに、各支持部3は、降雨の際に水を切る等の機能を有する鍔部37,37を備える。
【0029】
着脱部32は、支持部本体31に固定される鉤状の固定部32aと、固定部32aに対して変位可能な可動部32bとを備え、固定部32a及び可動部32bが電線73を挟持することにより、電線73を保持可能に構成される。また、着脱部32は、電線73を保持する状態を維持すべく、可動部32bが固定部32aに対して変位するのを防止するためのロック機構(作業者に操作される摘み片のみを図示している)32cを備える。
【0030】
操作部33は、支持部本体31の長手方向を中心に回転可能な筒状の操作部本体33aと、操作部本体33aから外方に突出し、作業者に操作される摘み片33b,33bとを備える。そして、操作部33は、操作部本体33aが回転することで、可動部32bを固定部32aに対して変位可能に構成される。
【0031】
第1係止部35は、紐状の第1接続部23がたすき掛け状(8字状)に巻かれて留められる留め部35aと、第1接続部23の先端部に設けられる環状部23aを掛止するフック部35bとを備える。これにより、留め部35aで留められる第1接続部23の位置を変更することで、基体部22と各支持部3との距離(離間距離)を変更できる。
【0032】
第2係止部36は、支持部本体31に取り付けられる係止部本体36aを備える。また、第2係止部36は、係止部本体36aに配置され、紐状の第2接続部24がたすき掛け状(8字状)に巻かれて留められる複数の留め部36b,…と、第2接続部24の先端部に設けられる環状部24aを掛止するフック部36c,36cとを備える。
【0033】
係止部本体36aは、支持部本体31の長手方向と直交する方向に沿って配置され、複数の留め部36b,…を当該方向に沿って並べて配置している。これにより、第2接続部24を留める留め部36bの位置を変更することで、基体部22を所望の傾斜する状態で維持できる。
【0034】
また、係止部本体36aは、(図5(b)のG矢印方向で)回動することで、支持部本体31の長手方向と直交する方向に沿って配置される状態(図5(b)において実線で図示した状態)と、支持部本体31の長手方向に沿って配置される状態(図5(b)において二点鎖線で図示した状態)とに切り替え可能に構成される。
【0035】
以上より、本実施形態に係る照明器具1によれば、着脱部32を端部に有する一対の支持部3,3が、光源21を有する照明部2を両側から支持する。これにより、バケット81に取り付けられる従来の照明器具9と併用することで、電線73を好適に照らすことができる。
【0036】
具体的には、バケット81(作業者)側から電線73に向けて(図1のA矢印方向)従来の照明器具9が光を放射するだけでなく、一対の支持部3,3の間から電線73に向けて(図1のB及びC矢印方向で)本発明に係る照明器具1,1が光を放射できる。したがって、さまざまな種類の作業に対して、フレキシブルに対応することができる。
【0037】
また、本実施形態に係る照明器具1によれば、基体部22が紐状の第1接続部23により各支持部3に接続されることで支持される。そして、第1係止部35の留め部35aで留められる第1接続部23の位置を変更することにより、基体部22と各支持部2との距離を変更できるため、光源21の位置を各支持部3,3間でフレキシブルに対応させることができる。
【0038】
また、本実施形態に係る照明器具1によれば、紐状の第1接続部23が各支持部3,3に挿通されることで、基体部22が回動できる。そして、紐状の第2接続部24が基体部22を各支持部3に接続させる際に、第2接続部24を留める第2係止部36の留め部36bの位置を変更することで、基体部22を所望の傾斜する状態で維持できる。これにより、光源21が光を放射する方向をフレキシブルに対応させることができる。
【0039】
また、本実施形態に係る照明器具1によれば、光源21が可撓性を有する有機EL照明であると共に、基体部22が可撓性を有し且つシート状に形成されるため、照明部2が可撓性を有する。これにより、図3(b)に示すように、照明部を丸めて巻いたり、又は、折り畳んだりすることができるため、使用していない際の大きさをコンパクトにすることができる。
【0040】
なお、本発明に係る照明器具は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
【0041】
例えば、上記実施形態に係る照明器具1においては、光源21が可撓性を有する有機EL照明である場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、光源は、ガラス等の剛性を有する基板で発光層を支える有機EL照明である場合でもよく、複数の発光ダイオード(LED)が平面状に配置される場合でもよい。さらに、図6(a)に示すように、光源210,…は、白熱灯や蛍光灯等のスポット照明である場合でもよい。
【0042】
また、上記実施形態に係る照明器具1においては、基体部22が可撓性を有し且つシート状に形成される場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、基体部は、剛性を有し且つ板状に形成される場合でもよい。さらに、図6(a)に示すように、基体部220は、剛性を有し且つ長尺な柱状(筒状)に形成される場合でもよい。
【0043】
また、上記実施形態に係る照明器具1においては、第1係止部35の留め部35aで留められる紐状の第1接続部23の位置を変更することにより、基体部22と各支持部3との距離(離間距離)を変更する場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、基体部は、支持部と一体的となって形成されることで、支持部との距離を一定に構成される場合でもよい。
【0044】
また、第1接続部は、伸縮可能に構成されることで、基体部と支持部との距離を変更する場合でもよい。さらに、図6(a)に示すように、第1接続部230は、基体部220に対して相対的に変位することで、基体部220と支持部3との距離を変更する場合でもよい。
【0045】
図6(a)に示す照明器具10は、第1接続部230により、照明部20の各基体部220と各支持部3とを接続する。そして、第1接続部230は、一端側が支持部3に固定され、他端側が基体部220に対してスライド可能に構成される。斯かる構成の照明器具10によれば、第1接続部230の他端側が基体部220に対してスライドすることにより、基体部220と支持部3とを接離できるため、基体部220と支持部3との距離を変更できる。
【0046】
また、上記実施形態に係る照明器具1においては、基体部22が複数の傾斜した位置から適宜選択した位置で維持できる場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、基体部は、支持部と一体的となって形成されることで、所定の位置に維持される場合でもよい。
【0047】
また、上記実施形態に係る照明器具1においては、第1接続部23及び第2接続部24の双方が可撓性を有し且つ紐状に形成される場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、第1接続部及び第2接続部の少なくとも何れか一方は、剛性を有すると共に、棒状や板状に形成される場合でもよい。
【0048】
また、上記実施形態に係る照明器具1においては、第1係止部35及び第2係止部36が紐状の第1接続部23及び第2接続部24に巻かれることで係止する場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、少なくとも何れか一方の係止部は、引っ掛けたり、挟んだりすることで、各接続部23,24を係止する場合でもよい。
【0049】
また、上記実施形態に係る照明器具1においては、作業対象が架設される電線73である場合を説明したが、斯かる場合に限られない。例えば、架設される電柱71や腕金72である場合でもよく、さらには、柱上変圧器や高圧カットアウト等の他の電気設備である場合でもよい。
【0050】
また、本発明に係る照明器具においては、図6(b)に示すように、支持部30は、一対の支持部本体31,31と、各支持部本体31の端部に配置される着脱部32,32と、一対の支持部本体31,31の長手方向が平行となるように各支持部本体31,31を連結させる連結部38,38を備える場合でもよい。斯かる構成の支持部30によれば、照明部2を傾斜した状態で維持した際に、照明部2の自重により受ける力(図6(b)のJ矢印方向の力)に対しても、支持部30が対抗できて照明部2を安定して支持できる。
【0051】
また、本発明に係る照明器具においては、可撓性を有する基体部22が傾斜した状態で維持された際に撓むのを防止すべく、上下方向に沿って配置される板状や棒状の剛体が横方向に複数並設される場合でもよい。斯かる構成によれば、照明部を折り畳んだり、丸めて巻いたりすることができる一方、基体部22が傾斜した状態で維持された際に、撓むのを防止することもできる。
【符号の説明】
【0052】
1…照明器具、2…照明部、3…支持部、21…光源、22…基体部、23…第1接続部、24…第2接続部、32…着脱部、35…(第1)係止部、36…(第2)係止部、73…架空線(電線)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を放射する光源を備える照明器具において、
光源を有する照明部と、照明部を両側から支持する一対の支持部とを備え、
各支持部は、架空線に着脱される着脱部を端部に備えることを特徴とする照明器具。
【請求項2】
照明部は、光源が取り付けられる基体部と、基体部が各支持部に支持されるべく、基体部を各支持部に接続させる第1接続部とを備え、
第1接続部は、基体部と各支持部との距離を変更可能に構成される請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
照明部は、基体部が回動可能となるべく、基体部を各接続部に接続させる第1接続部と、基体部が傾斜する状態で維持されるべく、基体部を各支持部に接続させる第2接続部とを備える請求項2に記載の照明器具。
【請求項4】
光源は、可撓性を有する有機EL照明であって、
基体部は、可撓性を有し且つシート状に形成される請求項2又は3に記載の照明器具。
【請求項5】
第1接続部及び第2接続部の少なくともいずれか一方は、紐状に形成され、
各支持部は、接続部を係止する係止部を備える請求項3に記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−108546(P2011−108546A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−263825(P2009−263825)
【出願日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】