説明

照明器具

【課題】照明器具を施工後であっても、照射方向が広い範囲で調整可能である照明器具を提供することである
【解決手段】上下方向に長いスリット窓をもうけてある筒体1と連結体2が上下方向に連結され、筒体内に光源体5が配置され、上下方向の下端部に電源ユニット32と連結される照明器具であって、光源体5が着脱できるため光源体5の個数が調整可能となる。なお、筒体が上下複数連結され柱状となる可能とすると共に各筒体が軸周りに回動自在となり、光源体の照射方向がスリット窓の上下方向に調整自在となるものであるので、照射方向が、筒体軸周りに全方向に照射でき、また上下方向にも調整可能な照明器具とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外および室内に利用される照明器具に関する。本発明の照明器具は、例えば庭園、遊歩道等のボラード型の足元照明に利用され、あるいは、展示品、装飾のスポット照明に利用される。
【背景技術】
【0002】
従来のボラード型照明器具は、光源の照射方向を足元に向け、人の歩行を助ける照明器具として提案されている。照射方向に関して様々な対策が講じられている。例えば、特許文献1に示されているように、ボラード型照明器具は、筒状で複数個の光源を上下に配置され、その光源の照射方向が上下左右に所定の角度範囲内で変えられるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 意匠登録第1293650号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の従来例では、照明器具の照射方向が上下左右30度程度に限定され、また光源が増減できないものであり、施工後は、その上下左右の調整可能な範囲でしか照射方向を調整できないものであった。本発明の目的は、施工後であっても照射方向が広い範囲で調整可能である照明器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の請求項1の照明器具は、上下方向に長いスリット窓を備えた筒体と、この筒体を上下に連結する連結体と、照射方向がスリット窓となるように筒体内に配置される光源体と、筒体に内蔵される電源ユニットと、連結される最上部の筒体の上端開口部を塞ぐ蓋体と、光源体と電源ユニットとを電気的に接続する電気コードとを具備し、筒体が上下に複数連結されて柱状に立設可能とすると共に各筒体が軸周りに回動自在となり、光源体の照射方向がスリット窓の上下方向に調整自在となることを特徴とする。
【0006】
本発明の請求項2の照明器具は、筒体のスリット窓の位置が上下の一方側に偏っていることを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項3の照明器具は、スリット窓に透明カバーが着脱自在になることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項4の照明器具は、光源体が連結体に固定され、光源体の照射方向が筒体のスリット窓に位置するように連結体と筒体を位置決めする位置決め手段を具備してなることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項5の照明器具は、筒体が軸周りに回動する場合、筒体が1回転で止まるストッパ手段を具備していることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項6の照明器具は、筒体が高熱伝導率材で形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、筒体が上下に複数連結されて柱状に立設可能とすると共に各筒体が軸周りに回動自在となり、光源体の照射方向がスリット窓の上下方向に調整自在となるので、照射方向が、筒体軸周りに全方向に照射でき、また上下方向にも調整可能な照明器具であり、施工後において、広い範囲で照射方向を調整可能となり、照明器具の施工後における照射方向の調整の不便さを解消できるものである。また、筒体を連結体にて上下方向に連結可能であるので、上下に光源体の個数を増減調節でき、明るさの調整等の照明演出の自由度が高いものである。
【0012】
筒体のスリット窓の位置が上下方向一方に偏っているので、光源体から照射された光は、照射目的物に効率よく照射でき周囲への拡散が少ない照射が出来る。
【0013】
筒体のスリット窓には透明カバーが具備されているので、風雨による光源体への影響が少ないものである。
【0014】
光源体が連結体に固定され、光源体の照射方向が筒体のスリット窓に位置するように連結体と筒体を位置決めする位置決め手段を具備してあるので、筒体の取り付け時に、スリットと光源体との照射方向を容易に一致させることできる。
【0015】
筒体が高熱伝導率材で形成されているので、光源体と電源から生じた熱が筒体に伝わり、効率的に放熱が行われることになる。
【0016】
軸周りに回転、位置決めする場合、筒体を1回転で止められるストッパ機能を具備しているので、筒体の回転による電源コードの破損防止をすることできる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】 本発明によるボラード型照明器具の一実施例の斜視図を示す。
【図2】 本発明によるボラード型照明器具の他の実施例の斜視図を示す。
【図3】 本発明によるボラード型照明器具の上端部の蓋体70の側断面図を示す。
【図4】 本発明によるボラード型照明器具の連結体2を示すものであって、(a)は正面図、(b)は側断面図<(a)の二点鎖線の断面>である。
【図5】 本発明によるボラード型照明器具の連結体6を示すものであって、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
【図6】 本発明によるボラード型照明器具の光源体を連結体に組み合した斜視図を示す。
【図7】 本発明によるボラード型照明器具の光源体の分解断面図を示す。
【図8】 本発明によるボラード型照明器具の筒体1と連結体2の位置決め手段とストッパ手段を表す斜視図を示す。
【図9】 本発明によるボラード型照明器具の他の実施例の側断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施形態の照明器具について図面を参照して説明する。
【0019】
本実施形態の照明器具は、図1、図2に示すように、上下に長いスリット30が設けられた筒状の筒体1、1間に連結体2が取り付けられ、柱状に形成されているポラード型のものである。図1の実施例は地中に差し込むタイプのものであり、図2の他の実施例は床面等にボルト等で固定されるタイプのものである。
【0020】
筒体1と連結体2とが交互に連結されて上下方向に柱状に形成され、柱状の下端部には筒体3が連結されている。筒体3と照明器具固定具4と間には連結体6が連結されており、照明器具固定具4は、照明器具最下部の位置に取り付けられることになる。筒体3には電源ユニット32が内蔵されている。
【0021】
筒体1および筒体3は、連結体2に取り付けられるように、筒体上部および下部が連結体2の端縁外周の円形形状に合致するように形成されている。即ち、連結体2の端縁部分は筒体1および筒体3の上部または下部の内側に挿入されて、筒体1および筒体3と連結体2とが連結される。筒体1および筒体3は連結体2に対して回動させることができる。
【0022】
このように、連結体2により筒体1および筒体3は、上下方向に個数を調整できるように連結できるものとなる。
【0023】
筒体1は、上下の一方側に偏って長手方向にスリット30が設けられている。スリット30の内側には光原体5が配置され、スリット30から筒体1の外側に照射され、光が他に漏れることなく照射できる。そして、筒体1の中心部より上下側のどちらかに偏っているため、筒体1の上下を反対に連結すれば、照射方向を上方向か下方向かに限定でき、光の拡散が少なく、照射対象物に対して集光できより明るく照射できるものである。
【0024】
照射される光は、筒体1を上下方向に向きを変えることにより、照射方向を上方向または下方向に45度の照射範囲を選択できる。スリット30の開口範囲内は水平から上下方向に45度の回動調整が可能なように設けられている。
【0025】
筒体1には、光源体5を収納できる大きさとし、最小の大きさを確保するため光源67にLEDが適しており、好ましくは、筒体1の外寸法は70mmが適応される。
【0026】
筒体1は、光源体5の回動調整範囲と筒体1の回動調整範囲を持ち合わすため、好ましくは、高さ112mmの高さを有する。
【0027】
筒体3には、電源ユニット32が内蔵されている。電源は、AC電源であっても、蓄電池等さらにDC電源であってもよいものである。電源が交流から直流に交換する場合、取り付け板31に、DC電源ユニット32が取り付けられている。交流電源の場合、取り付け板31に電気を中継できる端子台が取り付けられている。
【0028】
筒体3は、光源体5にLEDが用いられた場合、LED電源の容量に応じて複数個取り付けられることが可能である。この場合、取り付け位置は、照明器具の最上部に連結体2を使って取り付けられる。
【0029】
筒体3は、電源ユニット32、筒体1の回動調整範囲と連結体6の固定範囲を持ちあわせるため好ましくは130mmの高さを有する。
【0030】
筒体1及び筒体3は、光源体5から放熱される熱を、効率良く外部に逃すため、アルミ等の高熱伝導率材にて形成されている。
【0031】
照明器具固定具4は、図1のように、照明器具が土壌に設置される場合は、矢じり状もしくは槍状に形成された固定具である。その構造は、溶接構造もしくは引き抜き材で構成されるものである。その照明器具固定具4は、土壌に30センチ以上差し込まれ転倒防止の機能を有するものである。
【0032】
照明器具固定具4は、図2のように、コンクリート及びアスファルトの床面に設置する場合、好ましくは、取り付け穴34が4箇所ある300mm角の板厚10mmの板状の固定金具である。その照明器具固定具4は、床面から立設されているボルト(図示せず)と取り付け穴34により固定され、転倒防止の機能を有するものである。
【0033】
照明器具固定具4自体は、図5に示される連結体6に形成されているねじ部56にボルト100(図1、図2参照)により取り付けられる。
【0034】
筒体1のスリット30には、透明の樹脂製カバー7が取付けられる。これにより、外部からの虫や雨の侵入物を防ぐことが出来る。カバー7は、脱着可能であり、使用状況により選択可能なものである。
【0035】
本実施形態の照明器具は、図1、図2に示すように、照明器具の最上部には外部からの侵入物を防ぐことの出来る、図3に示す蓋体70が設けられている。照明器具最上部の筒体1の上端開口部を塞ぐ蓋体70が具備されているので、連結体2が無く開口部となる筒体3の上端部においても蓋体70により風雨による光源体への影響が無い。なお、実施例では蓋体70は別体で形成されているものであるが、蓋体70と筒体1とを一体形成しても良いものである。
【0036】
蓋体70は、筒体1に取り付けられるように円形形状に合致するように形成された突起部71が設けられている。突起部71の上部には、筒体1の上端縁に取付けられるように円形形状に合致する鍔部72が段差をつけて設けられている。
【0037】
鍔部72の上面73は、外部からの雨が外側に流れやすいように凸なる円弧形状となっている。
【0038】
蓋体70の突起部71の中央部には、溝部74が形成されている。溝部74の底部は、鍔部72側が大径であり反対側が小径の傾斜構造である。蓋体70と筒体1とを連結した際に、筒体1の上端付近に形成されているねじ穴111を介して固定用ボルト(図示せず)が螺着され、溝部74に固定用ボルトが突挿入されると、固定用ボルトの先端が溝部74の傾斜面を押し付けて、筒体1が鍔部72方向に引き寄せられる構造となっており、筒体1と蓋体70とが密着固定されることになる。
【0039】
蓋体70は、光源体5から放熱される熱が連結体2の穴部41通り上昇してくる熱を、効率良く外部に逃すため、アルミ等の高熱伝導率材にて形成されている。
【0040】
図4に示すように、連結体2は、上下に筒体1および筒体3が取り付けられるよう円形形状に合致するように形成された突起部21、22が設けられている。
【0041】
連結体2の突起部21、22の中間部には、筒体1および筒体3の上下方向の位置決め用の鍔部23が設けられている。鍔部23は、筒体1および筒体3の筒外形と同じ寸法であり、突起部21、22は筒体1および筒体3の筒内形と同じ寸法である。
【0042】
連結体2の突起部21、22と鍔部23の中間には、溝部24及び25が設けられている。溝部24及び25は、筒体1もしくは筒体3を取り付けるための固定用のボルトが挿入される溝である。
【0043】
連結体2の溝部24及び25の底部は、前記蓋体70と同様に、鍔部23側が小径であり反対側が大径の傾斜構造である。溝部24及び25に固定用ボルトが挿入されると筒体1および筒体3が鍔部23に引き寄せられる構造である。
【0044】
連結体2の溝部24には、スリット30と光源体5の照射方向を固定できる後述する穴部37が設けられている。
【0045】
連結体2の中央平面部26には、光源保持具66の取り付け出来るねじ部40が2箇所と、電源コードを通す穴部41が4箇所設けられる。穴部41は、光源から発せられる熱を逃がす空気穴にも利用される。また、侵入した雨が下方向に移動できる穴にも利用される。
【0046】
図5に示すように、連結体6は、筒体3と照明器具固定具4とを連結するものであり、連結体6の上部に筒体3の内径部に添う突起部50と下部に筒体3の外径部に添う鍔部51がある。
【0047】
連結体6の突起部50の中間部には溝部52が形成されており、溝部52の底部は、上述した蓋体70や連結体2ように、上部側が小径で下部側が大径の斜面構造である。このため、筒体3の固定用ボルトが溝部52に挿入されると筒体3が鍔部51に引き寄せられる構造となる。
【0048】
連結体6の中央平面部54には、照明器具固定金具4を取り付けるねじ部55と電源ユニット32を取り付ける取り付け板30を固定するねじ部56とが形成されている。電源コードを通す穴部57が設けられる。穴部57は、光源から発せられる熱を逃がす空気穴にも利用される。また、侵入した雨が下方向に移動できる穴にも利用される。
【0049】
図6に示すように光源体5は、連結体2の上部に位置するように取り付けられる。光源67に電気を供給するコード68は、光源体5の下部より取り出され連結体2の穴部41通り、連結体2の下部に位置する用に取付けられる。コード68の端末には、電源コネクタ69が設けられている。上部に連結される光源体5の電源コードは、コード68から分岐され、連結体2の上部に位置するように取付けられる。
【0050】
コード68の先端には、電源コネクタ59、69が設けたれ、連結体2、光源5の取付け取外しが容易に行える。ただし、最上部の光源体5は、上部に光源体5が無いため電源コネクタ69のみの構造となる。
【0051】
光源体5と保持具66とは、照射される光を上下に回動調整出来るように、光源体5の中央部に支持部108により回動自在に支持される。
【0052】
光源体5は、筒体1の内部に納まるよう小型化され、光源体5の照射位置とスリットの位置が同一になる位置に取り付けられる。
【0053】
図7に示すように光源体5は、光を発光する光源67と光源67を保持するケース64と発光した光を集光する反射鏡60と発熱した熱を逃がすヒートシンク65と外部からの侵入物を防ぐシールリング部62と集光した光を調整するフィルター63とそれらを固定する蓋体63から構成される。
【0054】
光源67は、LED照明もしくは電球が用いられる。小型化するにはLEDの光源が適しているものである。光源67は、ケース64の底部に取付けられ保持される。
【0055】
光源67から発せられる熱を外部に効率良く放出するため、ケース64、反射鏡60、蓋体63、ヒートシンク65がアルミ等の高熱伝導率材にて形成される。また、放熱を考慮し、好ましくは、外形寸法30mmが適用される。
【0056】
ケース部64の入り口側では、反射鏡外周部の円形形状と合致するように成形され、ケース64と反射鏡60との位置を決めるための段差が設けられている。
【0057】
反射鏡60は、光源67より発光した光を、指向性10°に調整するため取付けられる。指向性が10°と狭いため、上下に連結される光源で、1つの対象物を照射出来る照明器具である。
【0058】
ヒートシンク65は、ケース64に取り付けられている光源67の反対側に設置してある。これによって光源67から発生られた熱を放熱される。アルミ等の高熱伝導率材にて形成されている
【0059】
シールリング62は、蓋体61、フィルター63と反射鏡60の間に位置するように取付けられる。シールリング部62は、反射鏡に外部からの侵入物による影響をなくすために設けられる。
【0060】
フィルター63は、蓋体61とフィルター63とシーリング62、反射鏡60の間に位置するように取付けられる。フィルター63は、取り換えることにより、集光した光を円形もしくは長方形等の形状の照射形状に変化出来るものである。
【0061】
光源体5の蓋体63は、ケース64の先端外円周部にあるネジ部と蓋体63のねじ部105、106により締め付けられ取り付くため、シーリング62が変形し、外部からの侵入物を防ぐことが出来る。ねじ部105、106により締め付けられることでケース64の段差部と反射鏡60の段差部が合致し位置を決めている。
【0062】
図8に示すように連結体2の溝部24には、溝部24の底より深い穴部37が形成されている。穴部37には、筒体2の端部でスリット30と反対位置に形成されているねじ孔を通して、位置決め用ボルト109が挿入される。そして、深い穴部37は連結体に固定されている光源体5の照射方向の反対位置に形成されている。位置決め用ボルト109が深い穴37に挿入固定されることで、筒体1のスリット部30と光源体5の照射方向が、同じとなる位置に確実に繰り返し取付けられる構造である。
【0063】
位置決め用ボルト109は、溝部24の底部に当たった場合、筒体1の外側に飛び出てしまい、筒体1のスリット部30と光源体5の照射方向が違うことを知らせる構造でもある。
【0064】
連結体2の突起部22は、筒体1及び筒体3の上部の内円周部をガイドに、360度回動調整できる構造であり、連結体2の突起部21と連結される筒体1は常に固定されるものである。連結体2に保持具66により光源体5が固定されているため、光源体5から照射される方向は連結体2と共に回動し、360度回動調整出来ることになる。
【0065】
光源体5から照射された光の方向を回動調整する場合、筒体1及び筒体3の上端付近に形成されているねじ穴111を介して螺着された固定用ボルト112を緩めるだけで360度の回動調整が出来る構造である。
【0066】
連結体2を回動調整する場合、360度以上回転しないように、連結体2の溝部25にストッパーピン110が設けられている。これにより、筒体1及び筒体3の上端付近に形成されているねじ穴111を介して螺着された固定用ボルト112がストッパーピン110と当たることにより回転を止められる。
【0067】
ストッパーピン110と固定用ボルト112により、360度以上回転しないため、電源コードの回転による破断を防ぐ事ができる。
【0068】
筒体が上下複数連結され柱状となることを可能とすると共に各筒体が軸周りに回動自在となり、光源体の照射方向がスリット窓の上下方向に調整自在となるものであるので、照射方向が、筒体軸周りに全方向に照射でき、また上下方向にも調整可能な照明器具である。
【0069】
照射方向が、筒体軸周りに全方向に照射でき、また上下方向にも調整可能な照明器具であるため、設置後であっても移動することなく照射方向を回動調整することが出来、照射対象物が増えた場合においても筒体1、連結体2、光源体5、筒体3、電源ユニット32を増設することで対応が可能な照明器具である。
【符号の説明】
【0070】
1、3 筒体
2、6 連結体
4 照明器具保持具
5 光源体
7 カバー
21、22、50、71 突起部
23、51、72 鍔部
24、25、52、74 溝部
26、54 平面部
30 スリット
31 取付け板
32 電源ユニット
34 取り付け穴
40、55、56、105、106 ねじ部
41、57 穴部
59、69 電源コネクタ
60 反射鏡
61、70 蓋体
62 シーリング
63 フィルター
64 ケース
65 ヒートシンク
66 保持具
67 光源
68 コード
73 蓋体上部
100 取付けボルト
108 支持部
109、112 固定ボルト
110 ストッパ
111 ねじ穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下方向に長いスリット窓を備えた筒体と、
この筒体を上下に連結する連結体と、
照射方向がスリット窓となるように筒体内に配置される光源体と、
筒体に内蔵される電源ユニットと、
連結される最上部の筒体の上端開口部を塞ぐ蓋体と、
光源体と電源ユニットとを電気的に接続する電気コードとを具備し、
筒体が上下に複数連結されて柱状に立設可能とすると共に各筒体が軸周りに回動自在となり、光源体の照射方向がスリット窓の上下方向に調整自在となる
ことを特徴とする照明器具。
【請求項2】
筒体のスリット窓の位置が上下の一方側に偏っていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
スリット窓に透明カバーが着脱自在になることを特徴とする請求項1及び2に記載の照明器具。
【請求項4】
光源体が連結体に固定され、光源体の照射方向が筒体のスリット窓に位置するように連結体と筒体を位置決めする位置決め手段を具備してなることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
【請求項5】
筒体が軸周りに回動する場合、筒体が1回転で止まるストッパ手段を具備していることを特徴とする請求項1及び4に記載の照明器具。
【請求項6】
筒体が高熱伝導率材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−58463(P2013−58463A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−215572(P2011−215572)
【出願日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(596164744)高橋金属株式会社 (9)
【Fターム(参考)】