説明

照明装置

【課題】 センターキャップの仕様に影響されずホイールに装着可能な照明装置を提供する。
【解決手段】 照明装置は、ホイールを固定するハブ、及び前記ホイールとの間に取り付けられる取付部11と、取付部11の外周部分と内周部分で接するカバー部12とを有するホイールインナーダストカバーを備える。ホイールの回転に連動して回転しない車両の固定部に取り付けられた磁界発生部と、カバー部に取り付けられ磁界発生部との電磁誘導により起電力を発生する駆動部と、カバー部に取り付けられ起電力に基づいて発光する点灯部とを有する照明部を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関し、特にホイールとホイールを取り付けるハブとの間に装着されるホイールインナーダストカバーに取りつけられた照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ホイールに装着可能な照明装置が提案されている。
【0003】
特許文献1は、その一例でホイールのセンターキャップ部分に装着された照明装置を開示する。
【特許文献1】特開2002−370502号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この照明装置は、タイヤの回転に連動しないで静止状態を維持するセンターキャップに限定されるので、装着できるホイールが限られていた。
【0005】
したがって本発明の目的は、センターキャップの仕様に影響されずホイールに装着可能な照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る照明装置は、ホイールを固定するハブ、及びホイールとの間に取り付けられる取付部と、取付部の外周部分と内周部分で接するカバー部とを有するホイールインナーダストカバーと、ホイールの回転に連動して回転しない車両の固定部に取り付けられた磁界発生部と、カバー部に取り付けられ前記磁界発生部との電磁誘導により起電力を発生する駆動部と、カバー部に取り付けられ起電力に基づいて発光する点灯部とを有する照明部とを備える。
【0007】
好ましくは、カバー部は、ホイールの内径よりも小さく、且つブレーキキャリパーが隠れる直径を有する。
【0008】
また、好ましくは、点灯部を複数有する。
【0009】
さらに好ましくは、複数の点灯部は、異なる発光色を有する発光素子を有する。
【0010】
また、好ましくは、駆動部を複数有する。
【0011】
また、好ましくは、点灯部を複数有し、複数の点灯部は同一円周上に等間隔に並べられ、駆動部を複数有し、複数の駆動部は同一円周上に等間隔に並べられ、複数の駆動部のそれぞれは、複数の点灯部と直列に接続される。
【0012】
また、好ましくは、取付部とカバー部とは、一体構造で且つ、アルミニウム又はジュラルミンで構成される。
【0013】
また、好ましくは、取付部は、平板で、ホイールとハブとの取り付けに使用されるボルトが挿通されるボルト孔を有する。
【0014】
また、好ましくは、カバー部は、ブレーキキャリパー及びブレーキローターと対向し、ブレーキキャリパーとの干渉を避ける略円弧形状を有する。
【0015】
また、好ましくは、磁界発生部は、コイルと、コイルのオンオフ状態を制御する磁界発生スイッチと、電磁石に電力を供給する電源とを有する電磁石である。
【0016】
さらに好ましくは、電源は、車両に搭載された二次電池である。
【0017】
また、好ましくは、磁界発生スイッチは、車両のアクセサリースイッチのオンオフに連動してオンオフ制御される。
【0018】
また、好ましくは、コイルは、ブレーキキャリパーに取り付けられ、ホイールの回転により駆動部と対向する。
【0019】
また、好ましくは、磁界発生部は、永久磁石であり、照明部は、駆動部から点灯部への電力供給のオンオフ制御をする点灯スイッチを有する。
【0020】
さらに好ましくは、永久磁石は、ブレーキキャリパーに取り付けられ、ホイールの回転により駆動部と対向する。
【発明の効果】
【0021】
以上のように本発明によれば、センターキャップの仕様に影響されずホイールに装着可能な照明装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、第1実施形態について、図を用いて説明する。第1実施形態にかかる照明装置1は、ホイールインナーダストカバー10と照明部31とを備える。
【0023】
ホイールインナーダストカバー10は、取付部11とカバー部12を有する(図1参照)。取付部11の外周部分と、カバー部12の内周部分とが接する。取付部11とカバー部12は一体構造で、アルミニウムやジュラルミンなどの金属材料で構成される。
【0024】
ホイールインナーダストカバー10が取り付けられる車両は、ブレーキキャリパー51、ハブ52、ボルト53、ブレーキローター(ディスクローター)54、及びホイール60を有する(図2参照)。ブレーキキャリパー51は、タイヤの回転に連動して回転しない。ハブ52、ボルト53、ブレーキローター54、ホイール60は、タイヤの回転に連動して回転する。ボルト53は、通常ホイール60をハブ52に取り付けるために使用されるが、第1実施形態では、ホイール60とハブ52の間にホイールインナーダストカバー10を挟み、ボルト53でこれらを固定する。
【0025】
取付部11は、平らなドーナツ盤形状であり、中心孔13の周りにハブ52とホイール60とを取り付けるために使用されるボルト53を挿通する8つのボルト孔15が開けられている。これらのボルト孔15の位置及び形状は、様々な車種で使用されるボルト位置や形状に適合するように設定される(マルチPCD:Multi Pitch Circle Diameter)。
【0026】
カバー部12は、環状に構成され、横断面が略半円をなし、ブレーキキャリパー51と対向する側が凹んだ略円弧形状を有する。この略円弧形状は、ホイールインナーダストカバー10をハブ52とホイール60の間に取り付ける際、車両のブレーキキャリパー51、及びホイール60のそれぞれと干渉しない形状である(図2参照)。ブレーキ時の摩耗粉などがホイール60に付着するのを防ぐ観点から、ホイールインナーダストカバー10の直径(カバー部12の外径)は、ホイール60の内径よりも小さく、且つブレーキローター54と反対側から見たときに、カバー部12によってブレーキキャリパー51が隠れる大きさであるのが望ましい。
【0027】
ホイールインナーダストカバー10は、ボルト孔15にボルト53が挿通されて、ハブ52とホイール60の間に取り付けられる。ホイールインナーダストカバー10の取付部11の厚さは、ホイール60のオフセット(ホイールの中心面と取り付け面との距離)の変動を少なくするため、強度を保持した上で出来る限り薄い方が望ましい。
【0028】
照明部31は、第1〜第4点灯部32a〜32d、第1〜第4駆動部33a〜33d、及び磁界発生部35を有する(図2〜図5参照)。
【0029】
第1〜第4点灯部32a〜32dは、カバー部12のブレーキローター54と対向する面と反対面(表面)に配置される。第1〜第4点灯部32a〜32dはLEDなどの発光素子とトランジスタなど発光素子を駆動する回路で構成され(不図示)、第1〜第4駆動部33a〜33d、及び磁界発生部35からの電磁誘導による起電力に基づいて発光する。発光した光は、ホイール60の隙間から漏れてホイール60の外側から見える状態にある。
【0030】
第1〜第4点灯部32a〜32dは、ホイール60との干渉が考慮される微少な高さhを有する。
【0031】
第1〜第4点灯部32a〜32dはカバー部12の同一円周上に等間隔に配置される(図3参照)。但し、ホイールの回転に連動して回転しながら点灯する第1〜第4点灯部32a〜32dの点灯効果を考慮してこれらが同一円周上に無い形態、または等間隔に配置されない形態であってもよい。また、点灯部の数は4つに限られない。また、ホイール60のスポークの隙間に第1〜第4点灯部32a〜32dが配置されてもよい。
【0032】
第1〜第4駆動部33a〜33dは、カバー部12のブレーキローター54と対向する面(裏面)に配置される。第1〜第4駆動部33a〜33dは、それぞれコイル等の導体を有する(図5参照)。
【0033】
第1駆動部33aは、第1〜第4点灯部32a〜32dと直列に接続される。第1駆動部33aと磁界発生部35との電磁誘導に基づいて起電力が発生すると、第1〜第4点灯部32a〜32dが点灯する。
【0034】
第2駆動部33bは、第1〜第4点灯部32a〜32dと直列に接続される。第2駆動部33bと磁界発生部35との電磁誘導に基づいて起電力が発生すると、第1〜第4点灯部32a〜32dが点灯する。
【0035】
第3駆動部33cは、第1〜第4点灯部32a〜32dと直列に接続される。第3駆動部33cと磁界発生部35との電磁誘導に基づいて起電力が発生すると、第1〜第4点灯部32a〜32dが点灯する。
【0036】
第4駆動部33dは、第1〜第4点灯部32a〜32dと直列に接続される。第4駆動部33dと磁界発生部35との電磁誘導に基づいて起電力が発生すると、第1〜第4点灯部32a〜32dが点灯する。
【0037】
第1〜第4駆動部33a〜33dはカバー部12の同一円周上に等間隔に配置される(図3参照)。但し、ホイールの回転に連動して回転しながら点灯する第1〜第4点灯部32a〜32dの点灯効果を考慮して第1〜第4駆動部33a〜33dが等間隔に配置されない形態であってもよい。また、駆動部の数は4つに限られない。また、点灯部の数と駆動部の数は一致しなくてもよい。
【0038】
磁界発生部35は、磁界を発生する電磁石または永久磁石である。第1実施形態では、磁界発生部35は、電磁石であり、コイル35a、磁界発生スイッチ35b、及び電源35cを有する。磁界発生部35は、車両のタイヤハウス内で、且つホイール60の回転に連動して回転しない箇所に取り付けられる。
【0039】
コイル35aは、ホイール60の回転時に第1〜第4駆動部33a〜33dと対向する位置関係になるようにブレーキキャリパー51などに取り付けられる(図2参照)。磁界発生スイッチ35bは、車室内で操作ができるよう、車室内に配置されるのが望ましい。電源35cは、車両の二次電池(バッテリー)を使用する。具体的には、コイル35a、磁界発生スイッチ35bは、車両の二次電池と直接接続されるか、またはアクセサリー(Acc)を介して接続される。磁界発生スイッチ35bを介して磁界発生部35のオンオフ制御は可能であるが、アクセサリーを介して接続された場合は、車両のアクセサリースイッチのオンオフにも連動して磁界発生部35のオンオフ制御を行うことが可能になる。また、車両のスモールランプのオンオフ制御に連動して磁界発生部35のオンオフ制御が行われるように、車両の二次電池と接続されてもよい。
【0040】
ホイール60の回転により、第1駆動部33aは回転せしめられる。回転により、第1駆動部33aがコイル35aに近づきそして遠ざかる際、第1駆動部33aのコイル等の導体内の自由電子の動きに基づいて、第1駆動部33aと第1〜第4点灯部32a〜32dで構成される回路に電流が流れる。電流が流れると第1〜第4点灯部32a〜32dは発光する。
【0041】
第1駆動部33aがコイル35aから遠ざかると、次に第2駆動部33bがコイル35aに近づく。第2駆動部33bがコイル35aに近づきそして遠ざかる際、第2駆動部33bのコイル等の導体内の自由電子の動きに基づいて、第2駆動部33bと第1〜第4点灯部32a〜32dで構成される回路に電流が流れる。電流が流れると第1〜第4点灯部32a〜32dは発光する。
【0042】
第2駆動部33bがコイル35aから遠ざかると、次に第3駆動部33cがコイル35aに近づく。第3駆動部33cがコイル35aに近づきそして遠ざかる際、第3駆動部33cのコイル等の導体内の自由電子の動きに基づいて、第3駆動部33cと第1〜第4点灯部32a〜32dで構成される回路に電流が流れる。電流が流れると第1〜第4点灯部32a〜32dは発光する。
【0043】
第3駆動部33cがコイル35aから遠ざかると、次に第4駆動部33dがコイル35aに近づく。第4駆動部33dがコイル35aに近づきそして遠ざかる際、第4駆動部33dのコイル等の導体内の自由電子の動きに基づいて、第4駆動部33dと第1〜第4点灯部32a〜32dで構成される回路に電流が流れる。電流が流れると第1〜第4点灯部32a〜32dは発光する。
【0044】
発光した光は、ホイール60のスポークの隙間から直接的な視覚効果がある他、ホイール60のボディでの反射による間接的な視覚効果もある。また、ホイールキャップ内に取り付けられた照明装置に比べて、ホイール60の回転中心から離れた位置に第1〜第4照明部32a〜32dが配置されるので、ホイール60の回転と相まって大きな発光軌跡を有する視覚的効果が得られる。
【0045】
第4駆動部33dがコイル35aから遠ざかると、次に再度第1駆動部33aがコイル35aに近づく。第1駆動部33aによる第1〜第4点灯部32a〜32dの発光の手順は上述の通りである。従って、ホイール60の回転により、第1〜第4駆動部33a〜33dのいずれかの電磁誘導により、第1〜第4点灯部32a〜32dが点灯する。ホイール60の回転速度が一定であれば、第1〜第4点灯部32a〜32dは一定時間間隔で点灯する。
【0046】
第1〜第4点灯部32a〜32dの発光素子の色が異なる場合、ホイール60の回転に伴って第1〜第4点灯部32a〜32dも回転するので、それぞれの発光色が混じっているかのような点灯効果を有する。また混色の度合いは、ホイール60の回転速度によって変化する。
【0047】
また、発光素子が、いくつかの色の発光素子の集まりであり、発光色を変えることができる場合、駆動部と点灯部とで構成される回路に発光色の色を変化させる制御部を設けて、発光する色を制御部によって変化させてもよい(不図示)。
【0048】
第1実施形態では、磁界発生部35は、電磁石であるので、点灯が不要の際には、磁界発生スイッチ35bの操作などにより、磁界発生部35をオフ状態にすることができる。また、磁界発生部35がオン状態の時には、磁力により磁性体の付着が生じるが、オフ状態にすることで、その付着物を除去することが可能になる。
【0049】
なお、第2実施形態として、磁界発生部35は、永久磁石35dを有する形態であってもよい(図6参照)。永久磁石35dは、ホイール60の回転時に第1〜第4駆動部33a〜33dと対向する位置関係になるようにブレーキキャリパー51などに取り付けられる(不図示)。第2実施形態では、第1〜第4駆動部33a〜33dのそれぞれと、第1〜第4点灯部32a〜32dとで構成される回路に点灯スイッチ34を有する。点灯スイッチ34のオンオフ制御により、第1〜第4点灯部32a〜32dの点灯のオンオフ制御が行われる。
【0050】
点灯スイッチ34は、カバー部12のブレーキローター54と対向する面と反対面(表面)に配置される。第2実施形態では、点灯スイッチ34は、ホイール60の隙間から直接触れることによりオンオフ制御が行われる。但し、点灯スイッチ34がセンサーとリモートコントローラーをさらに有し(不図示)、センサーが、カバー部12のブレーキローター54と対向する面と反対面(表面)に配置され、使用者がリモートコントロールによりセンサーを介して点灯スイッチ34のオンオフ制御を行う形態であってもよい。
【0051】
第2実施形態では、磁界発生部35の電気配線を必要としないので、取り付け作業が容易になるメリットを有する。特に、ブレーキキャリパー51が磁性体材料で出来ている場合は、永久磁石35dの磁力を使ってブレーキキャリパー51に取り付けることが出来るので、取り付けが容易になる。
【0052】
車両走行時、ブレーキが使用されるたびに、ブレーキキャリパー51とブレーキローター54とによる摩耗粉などが、車両内部からホイール60への方向に飛び散るが、第1、第2実施形態では、ホイールインナーダストカバー10によって飛散物が受け止められるので、この飛散物によってホイール60が汚されることはない。飛散物は、摩耗粉の他、車両内部の汚れなどからくる汚水、汚泥なども含まれる。従って、ブレーキキャリパー51、及びブレーキローター54が無いドラム式のブレーキであっても、ホイール60の汚染防止効果は得られる。
【0053】
また、ホイールインナーダストカバー10によって、ブレーキキャリパー51は外部から隠される。そのため、ホイール60のスポーク(不図示)の隙間などからブレーキキャリパー51を触れることが出来ないのでいたずら防止の効果も得られる。
【0054】
第1、第2実施形態では、ホイールインナーダストカバー10は、アルミニウム又はジュラルミンで構成されるとして説明したが、スチールなど熱伝導性の高い他の素材であってもよい。但し、車重が大きくならないよう、軽量素材であることが望ましい。
【0055】
また、第1実施形態のコイル35a、第2実施形態の永久磁石35dを取り付ける位置は、ブレーキキャリパー51に限られない。ドラム式のブレーキの場合など、ブレーキキャリパー51がタイヤハウス内に無い場合等、タイヤハウス内の別の場所に取り付けられても良い。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】照明装置の斜視図である。
【図2】照明装置をハブとホイールの間に取り付けた際の構成図である。
【図3】照明装置(磁界発生部を除く)の正面図である。
【図4】照明装置(磁界発生部を除く)の側面図である。
【図5】第1実施形態における照明部の回路構成図である。
【図6】第2実施形態における照明部の回路構成図である。
【符号の説明】
【0057】
1 照明装置
10 ホイールインナーダストカバー
11 取付部
12 カバー部
13 中心孔
15 ボルト孔
31 照明部
32a〜32d 第1〜第4点灯部
33a〜33d 第1〜第4駆動部
34 点灯スイッチ
35 磁界発生部
35a コイル
35b 磁界発生スイッチ
35c 電源
35d 永久磁石
51 ブレーキキャリパー
52 ハブ
53 ボルト
54 ブレーキローター
60 ホイール


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホイールを固定するハブ、及び前記ホイールとの間に取り付けられる取付部と、前記取付部の外周部分と内周部分で接するカバー部とを有するホイールインナーダストカバーと、
前記ホイールの回転に連動して回転しない車両の固定部に取り付けられた磁界発生部と、前記カバー部に取り付けられ前記磁界発生部との電磁誘導により起電力を発生する駆動部と、前記カバー部に取り付けられ前記起電力に基づいて発光する点灯部とを有する照明部とを備えることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記カバー部は、前記ホイールの内径よりも小さく、且つブレーキキャリパーが隠れる直径を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記点灯部を複数有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記複数の点灯部は、異なる発光色を有する発光素子を有することを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記駆動部を複数有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記点灯部を複数有し、前記複数の点灯部は同一円周上に等間隔に並べられ、前記駆動部を複数有し、前記複数の駆動部は同一円周上に等間隔に並べられ、前記複数の駆動部のそれぞれは、前記複数の点灯部と直列に接続されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項7】
前記取付部と前記カバー部とは、一体構造で且つ、アルミニウム又はジュラルミンで構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項8】
前記取付部は、平板で、前記ホイールと前記ハブとの取り付けに使用されるボルトが挿通されるボルト孔を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項9】
前記カバー部は、ブレーキキャリパー及びブレーキローターと対向し、前記ブレーキキャリパーとの干渉を避ける略円弧形状を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項10】
前記磁界発生部は、コイルと、前記コイルのオンオフ状態を制御する磁界発生スイッチと、前記コイルに電力を供給する電源とを有する電磁石であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項11】
前記電源は、車両に搭載された二次電池であることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
【請求項12】
前記磁界発生スイッチは、車両のアクセサリースイッチのオンオフに連動してオンオフ制御されることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
【請求項13】
前記コイルは、ブレーキキャリパーに取り付けられ、前記ホイールの回転により前記駆動部と対向することを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
【請求項14】
前記磁界発生部は、永久磁石であり、前記照明部は、前記駆動部から前記点灯部への電力供給のオンオフ制御をする点灯スイッチを有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項15】
前記永久磁石は、ブレーキキャリパーに取り付けられ、前記ホイールの回転により前記駆動部と対向することを特徴とする請求項14に記載の照明装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−335167(P2006−335167A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−160957(P2005−160957)
【出願日】平成17年6月1日(2005.6.1)
【出願人】(505203911)株式会社トライウイン (4)
【Fターム(参考)】