説明

燃焼器ドームミキサー保持手段

【課題】 燃焼器内に使用されるミキサー保持器組立品を提供する。
【解決手段】 タービンエンジン燃焼器(16)内に使用されるミキサー保持器組立品が提供される。ミキサー保持器組立品は、複数の組立品リング開口部(116)を含むドーム組立品リング(106)と、ドーム組立品リング上に位置付けられた複数の細長いリングと、薄板材料から作られた内側カウル(110)と、薄板材料から作られた外側カウル(130)と、複数の細長いリングのそれぞれがドーム組立品リングに連結されるように、ドーム組立品リングに連結されている内側カウルおよび外側カウルとをさらに含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は全体としてガスタービンに関し、より詳細には、タービンエンジンとともに使用される燃焼器ドームミキサー保持器に関する。
【背景技術】
【0002】
少なくともいくつかの公知のガスタービンエンジンには、燃料ノズルと一体化形成されている中央ミキサー組立品と、ドーム組立品の一部分を形成するドーム取り付け型ミキサー組立品とを含む傾斜ドーム燃焼器が使われている。その結果、少なくともいくつかの公知のドームミキサー組立品は、大きく、ドームのみによって保持することは困難な場合がある。
【0003】
そのような燃焼器を組み立てる公知の方法は、一般に溶接またはロウ付けによってミキサーをドームに保持または剛性結合させる工程を含む。内側および外側カウルは、ミキサーを所定位置に維持するために使用される保持手段とともに形成される場合がある。保持手段を組み込むと、保持手段およびカウルの両方のために十分な材料を準備することが必要になる。たとえば、内側および外側カウルの鍛造品重量はそれぞれ55ポンドと135ポンドになる場合がある。しかし、最終機械仕上げ後の内側および外側カウルの重量は、エンジン当り183ポンドの材料の無駄が発生するため、それぞれ1.6ポンドおよび5.7ポンドとなる場合がある。
【特許文献1】米国特許第7,062,920B2号公報
【特許文献2】米国特許第6,976,363B2号公報
【特許文献3】米国特許第6,725,667B2号公報
【特許文献4】米国特許第6,502,400B1号公報
【特許文献5】米国特許第6,334,298B1号公報
【特許文献6】米国特許第6,314,739B1号公報
【特許文献7】米国特許第5,865,024号公報
【特許文献8】米国特許第5,630,319号公報
【特許文献9】米国特許第5,323,604号公報
【特許文献10】米国特許第5,237,820号公報
【特許文献11】米国特許第4,232,527号公報
【特許文献12】米国特許第3,854,285号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
その結果、公知の製造方法によって組み立てられる燃焼器には、余分な材料と労力が必要で、保守と製造費用が増大することになる保持手段が使われている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様において、タービンエンジン燃焼器内に使用されるミキサー保持器組立品が開示される。保持器組立品には、複数の組立品リング開口部を含むドーム組立品リングと、ドーム組立品リング上に位置付けられた複数の細長いリングと、薄板材料から作られた内側カウルと、薄板材料から作られた外側カウルとが含まれる。内側カウルと外側カウルは、複数の細長いリングのそれぞれがドーム組立品リングに連結されるように、ドーム組立品リングに連結される。
【0006】
別の態様において、タービンエンジン内に使用される燃焼器組立品が開示される。該組立品には、複数のリング開口部を含むドームリングと、該ドームリング上に位置付けされた複数の細長いリングと、薄板材料から作られた内側カウルと、薄板材料から作られた外側カウルとが含まれる。内側カウルと外側カウルは、複数の細長いリングのそれぞれがドームリングに連結され、さらに内側カウルと外側カウルによって、単一カウルが緊密に構成されるように、ドームリングに連結される。
【0007】
またここでは、タービンエンジンに使用される燃焼器を組み立てる方法が開示される。該方法には、複数の組立品リング開口部を含むドーム組立品リングを準備する工程と、複数の細長いリングをドーム組立品リング上に位置付ける工程と、薄板材料から作られる内側カウル部分および外側カウル部分を含むカウル組立品を準備する工程と、複数の細長いリングのそれぞれがドーム組立品リングに連結されるように、ドーム組立品リングに内側および外側カウル部分を連結する工程とが含まれる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1は、典型的なガスタービンエンジン10の概略図である。エンジン10は、低圧コンプレッサ12、高圧コンプレッサ14、および燃焼器組立品16を含む。エンジン10は、直列、軸流関係に配置された高圧タービン18および低圧タービン20も含む。コンプレッサ12およびタービン20は、第1シャフト21によって連結されており、コンプレッサ14およびタービン18は、第2シャフト22によって連結されている。典型的な好ましい実施形態において、ガスタービンエンジン10は、オハイオ州、シンシナティのゼネラルエレクトリック社から入手可能なCFM56ガスタービンエンジンまたはCF34−10である。
【0009】
図2は、ガスタービンエンジン10(図1に図示)とともに使うとよい典型的な燃焼器16の概略断面図である。燃焼器16は、外側燃焼器ケーシング56と内側燃焼器ケーシング58との間に配置された外側ライナ52および内側ライナ54を含む。外側および内側ライナ52および54は、燃焼室60がそれらライナの間に画定されるように、互いから放射状に間隔をおいて配置されている。外側ライナ52および外側ケーシング56は、それらの間に外側通路62を形成し、内側ライナ54および内側ケーシング58は、それらの間に内側通路64を形成する。典型的な好ましい実施形態において、内側カウル110および外側カウル130は、内側および外側ライナ54および52それぞれの上流端部に連結されている。内側カウル110と外側カウル130との間に形成された環状開口部68によって、圧縮流体は、全体として矢印Aで示された方向に拡散する開口部を通って燃焼器16に入ることができる。圧縮流体は、環状開口部68を通って流れ、燃焼を支援しかつライナ52および54の冷却を促進することができる。本明細書中で使用する用語「流体」が、限定的はしないが、ガスおよび空気を含むあらゆる流れる材料または媒体を含むことは明白である。
【0010】
環状ドーム組立品100は、外側および内側ライナ52および54の上流端部付近で、それらライナの間に延在しかつそれらライナに連結されている。各スワラ組立品72は、開口部68からの圧縮空気と、対応する燃料噴射装置74からの燃料とを受け入れる。燃料と空気はスワラ組立品72によって旋回させられ混合され、出来上がった燃料/空気混合物は燃焼室60の中に放出される。燃焼器16は、燃焼器16の前端部76から後端部78に延在する長手方向軸線75を含む。典型的な好ましい実施形態において、燃焼器16は、単一環状燃焼器である。あるいは、燃焼器16は、限定はしないが、二重環状燃焼器を含むあらゆる他の燃焼器であってもよい。
【0011】
図3は、燃焼器16(図2に図示)とともに使用できる環状ドーム組立品100の分解組立図である。典型的な好ましい実施形態において、ドーム組立品100は、ドーム組立品リング106、内側ライナ部分104、外側ライナ部分102、複数のミキサー108、内側カウル110、および外側カウル130を含む。ドーム組立品リング106は、第1側面112、第2側面114、および複数の円周方向に間隔をおいて配置された円形開口部116を含む環状構造を有する。内側ライナ部分104および外側ライナ部分102は、ドーム組立品リング106の第1側面112に連結されている。
【0012】
ミキサー108は、組立品リング106の複数の開口部116のそれぞれに対応する各大きさおよび形状である複数のスワラ109を含む。より詳細に述べれば、各スワラ109は、第1円形端部103、第2円形端部105、およびそれら円形端部の間に延在する複数の円周方向に均等に間隔をおいて配置された部材107を有する細長いリングのように構成されている。各スワラ109は、直径113を有する開口部111を画定する。部材107があらゆる長さであってよく、さらに開口部111が、ドーム組立品100が本明細書記載のとおり機能できるあらゆる直径113を有してよいことは明白である。典型的な好ましい実施形態において、スワラ109は、各スワラが開口部116に対応する大きさと形状である円形断面を有するように記載されているとはいえ、別の好ましい実施形態において、スワラ109が本明細書記載のとおり機能できるあらゆる形状または大きさを有するスワラ109を使用してもよい。
【0013】
図4は、燃焼器16(図2に図示)とともに使用できる内側カウル110の一部分の拡大斜視図である。典型的な好ましい実施形態において、内側カウル110は、金属薄板から作られ、環状形状を有する。その上、内側カウル110は、内側表面118、外側表面120、第1縁端部122、第2縁端部124、および複数の円周方向に均等に間隔をおいて配置された開口部126を含む。さらに、第2縁端部124は、第2縁端部124が隣接する内側カウルリップ128の間にアーチ形構造を有するように、複数の円周方向に均等に間隔をおいて配置された内側カウルリップ128を含むように構成されている。各内側カウルリップ128は、内側表面118から遠くへ内側カウル110の中心500に向かって延在し、内側カウル先端129を画定するように構成されている。典型的な好ましい実施形態において、内側カウル110が金属薄板から作られているように記載されているとはいえ、別の好ましい実施形態において、内側カウル110が本明細書記載のとおり機能できるあらゆる種類の薄板材料が使用されてよいことは明白である。
【0014】
図5は、図2に示す燃焼器16とともに使用できる外側カウル130の一部分の拡大斜視図である。典型的な好ましい実施形態において、外側カウル130は、金属薄板から作られ、環状形状を有する。外側カウル130は、第1脚部132と湾曲部136によって連結された第2脚部134を含む。第1脚部132は、第1脚部縁端部138が隣接する外側カウルリップ140の間にアーチ形構造を有するように、複数の円周方向に均等に間隔をおいて配置された外側カウルリップ140を含むように構成された第1脚部縁端部138を画定する。各外側カウルリップ140は、外側カウル130から遠くへ外側カウル130の中心131に向かって延在し、外側カウル先端部142を画定するように構成されている。典型的な好ましい実施形態において、外側カウル130は、金属薄板から作られているように記載されているとはいえ、別の好ましい実施形態において、外側カウル130が本明細書記載のとおり機能できるあらゆる種類の薄板材料が使用されてよいことは明白である。
【0015】
図6は、ミキサー108、内側カウル110、および外側カウル130を含むドーム組立品100の一部分の斜視図である。典型的な好ましい実施形態において、複数のスワラ109のそれぞれは、ドーム組立品リング106内に画定されている開口部116のそれぞれ1つとほぼ整列している。より詳細に述べれば、各スワラ109の第1円形端部103は、開口部111が組立品リング106の対応する開口部116と同心円状に位置合わせされるように、組立品リング106の第1側面112に対抗して位置付けられる。典型的な好ましい実施形態において、同心円状に位置合わせされた各開口部111および116が記載されているとはいえ、別の好ましい実施形態において、ドーム組立品100が本明細書記載のとおり機能できるあらゆる方法で開口部111および116が位置合わせされてよいことは明白である。その次に、内側および外側カウル110および130のそれぞれが組み付けられる。
【0016】
内側カウル110は、各内側カウルリップ128がスワラ109の1つと位置合わせされ、そのスワラの1つに合致するように、位置付けされる。その結果、内側カウルリップ128の各1つは、複数のスワラ109の対応する1つと対抗して位置付けられ、こうして、スワラ109のサイクロン保持力を備えることが可能になる。同様に、外側カウル130は、各外側カウルリップ140が対応するスワラ109に隣接するように、位置付けられる。その結果、複数の外側カウルリップ140の各1つは、複数のスワラ109の1つに対抗して位置付けられ、こうして、スワラ109のサイクロン保持力を備えることが可能になる。複数の内側カウルリップ128のそれぞれは、各内側カウルリップ128が同一スワラ109上に位置付けられた外側カウルリップ140の対応する1つに直径に沿って対置されるように、複数のスワラ109のそれぞれに位置付けられる。こうして、各スワラ109は、内側カウルリップ128および外側カウルリップ140によって独占的に所定位置に保持される。限定はしないが、ロウ付けおよび溶接などの他の保持手段または技法はまったく不要である。典型的な好ましい実施形態において、内側カウルリップ128および外側カウルリップ140は、スワラ109上で互いに対して直径に沿って位置付けられているように、記載されているとはいえ、別の好ましい実施形態において、内側カウル110および外側カウル130が本明細書記載のとおり機能できるあらゆる方法で外側カウルリップ140に対して内側カウルリップ128を位置付けてもよいことは明白である。さらに、ドーム組立品100を構成するとき、内側カウル110および外側カウル130によって、単一カウルが緊密に構成されることは明白である。
【0017】
前述の方法および装置によって、燃焼器内に取り付けられてよいドーム組立品内にスワラを保持することが容易になる。詳細に述べると、内側および外側カウルは、複数の円周方向に均等に間隔をおいて配置されたリップを有するために金属薄板から作られるとよい。各カウルは、各リップがスワラに一致するように位置付けられるように、取り付けられる。内側カウルリップおよび外側カウルリップは、各スワラ上で互いに対して直径に沿って対置され、それぞれは、スワラに保持力を加える。その結果として、内側および外側カウルリップによって、各スワラを所定位置に保持することが容易になる。
【0018】
好ましい一実施形態において、タービンエンジン燃焼器内に使用される燃焼器ミキサーの保持方法が開示される。該方法は、複数の組立品リング開口部を含むドーム組立品リングを準備する工程と、複数の細長いリングを準備して複数の細長いリングのそれぞれをドーム組立品リング上に位置付ける工程と、金属薄板から内側カウルおよび外側カウルを形成する工程と、複数の細長いリングのそれぞれがドーム組立品リングに連結されるように、ドーム組立品リングに内側および外側カウルを連結する工程とを含む。
【0019】
好ましい各実施形態において、前述の内側および外側カウルによって、構成部品の費用を削減することが容易になる。より詳細に述べれば、好ましい各実施形態において、該方法によれば、鍛造品からカウルを機械加工する代わりに金属薄板材料からカウルを作ることによって、費用を削減することが容易になる。その結果として、より安価なカウルをミキサーの保持に使用するとよいことになる。したがって、タービンエンジン性能および構成部品の耐用年数のそれぞれによって、費用対効果および信頼性の面で高度化が促進される。
【0020】
本明細書で説明した方法および装置は、ガスタービンエンジン内のミキサー保持に関連して述べられているとはいえ、該方法および装置がガスタービンエンジンまたは燃焼器に限定されないことは明らかである。同様に、図示のガスタービンエンジンおよび燃焼器ライナ構成部品は、本明細書に記載の特定の好ましい実施形態に限定されないが、むしろ、ガスタービンエンジンおよび燃焼器ライナの両方の構成部品は、本明細書に記載の他の構成部品から独立かつ分離して利用することが可能である。
【0021】
本発明をさまざまな好ましい特定の実施形態によって説明してきたが、本発明を特許請求の範囲の精神および範囲内で変更することが可能であることは、当業者には明白である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】典型的なタービンエンジンの概略図である。
【図2】図1に示すタービンエンジンとともに使用されるとよい典型的な燃焼器の概略断面図である。
【図3】図2に示す燃焼器とともに使用できる典型的なドーム組立品の分解組立図である。
【図4】図2に示す燃焼器とともに使用できる典型的な内側カウルの一部分の拡大斜視図である。
【図5】図2に示す燃焼器とともに使用できる典型的な外側カウルの一部分の拡大斜視図である。
【図6】ミキサー、内側カウル、および外側カウルを含むドーム組立品の一部分の拡大斜視図である。
【符号の説明】
【0023】
10 ガスタービンエンジン
12 低圧コンプレッサ
14 高圧コンプレッサ
16 燃焼器
18 高圧タービン
20 低圧タービン
21 第1シャフト
22 第2シャフト
52 外側ライナ
54 内側ライナ
56 外側燃焼器ケーシング
58 内側燃焼器ケーシング
60 燃焼室
62 外側通路
64 内側通路
68 開口部
72 スワラ組立品
74 燃料噴射装置
75 長手方向軸線
76 前端部
78 後端部
100 ドーム組立品
102 外側ライナ部分
103 第1円形端部
104 内側ライナ部分
105 第2円形端部
106 ドーム組立品リング
107 部材
108 ミキサー
109 スワラ
110 内側カウル
111 開口部
112 第1側面
113 直径
114 第2側面
116 円形開口部
118 内側表面
120 外側表面
122 第1縁端部
124 第2縁端部
126 開口部
128 内側カウルリップ
129 内側カウル先端
130 外側カウル
131 中心
132 第1脚部
134 第2脚部
136 湾曲部
138 第1脚部縁端部
140 外側カウルリップ
142 外側カウル先端
500 中心

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タービンエンジン燃焼器(16)内に使用されるミキサー保持器組立品であって、前記保持器は、
複数の組立品リング開口部(116)を含むドーム組立品リング(106)と、
前記ドーム組立品リング上に位置付けられた複数の細長いリングと、
薄板材料から作られた内側カウル(110)と、
薄板材料から作られた外側カウル(130)であって、前記内側カウルおよび前記外側カウルが、前記複数の細長いリングのそれぞれが前記ドーム組立品リングに連結されるように、前記ドーム組立品リングに連結されている前記外側カウルと、
を含むことを特徴とする前記ミキサー保持器組立品。
【請求項2】
前記内側カウル(110)が複数の円周方向に間隔をおいて配置されたカウルリップ(128)を含むことを特徴とする請求項1記載のミキサー保持器組立品。
【請求項3】
前記複数の内側カウルリップ(128)のそれぞれが前記複数のリングの中の1つにほぼ整列していることを特徴とする請求項2記載のミキサー保持器組立品。
【請求項4】
前記外側カウル(130)が複数の円周方向に間隔をおいて配置されたカウルリップ(140)を含むことを特徴とする請求項1記載のミキサー保持器組立品。
【請求項5】
前記複数のカウルリップ(120、140)のそれぞれが前記複数のリングの中の1つにほぼ整列していることを特徴とする請求項4記載のミキサー保持器組立品。
【請求項6】
前記複数の細長いリングのそれぞれが前記複数の組立品リング開口部(116)の中の1つにほぼ整列していることを特徴とする請求項1記載のミキサー保持器組立品。
【請求項7】
前記内側カウル(110)および前記外側カウル(130)は、前記内側カウルおよび前記外側カウルによって、単一カウルが緊密に構成されるように、前記ドーム組立品リング(106)に連結されることを特徴とする請求項1記載のミキサー保持器組立品。
【請求項8】
タービンエンジン(10)内に使用される燃焼器組立品(16)であって、前記組立品は、
複数のリング開口部(116)を含むドームリング(106)と、
前記ドームリング上に位置付けられた複数の細長いリングと、
薄板材料から作られた内側カウル(110)と、
薄板材料から作られた外側カウル(130)であって、前記内側カウルおよび前記外側カウルは、前記複数の細長いリングのそれぞれが前記ドームリングに連結されるように、さらに前記内側カウルおよび前記外側カウルによって、単一カウルが緊密に構成されるように、前記ドームリングに連結される前記外側カウルと、
を含むことを特徴とする前記組立品。
【請求項9】
前記内側カウル(110)が複数の円周方向に間隔をおいて配置されたカウルリップ(128)を含むことを特徴とする請求項8記載の組立品。
【請求項10】
前記複数のカウルリップ(128、140)のそれぞれが前記複数のリングの中の1つにほぼ整列していることを特徴とする請求項8記載の組立品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−122068(P2008−122068A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−289265(P2007−289265)
【出願日】平成19年11月7日(2007.11.7)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY