説明

爪矯正具

【課題】巻き爪を、爪の内側から外側に広げる爪矯正具に関する。
【解決手段】足の爪が伸びると皮膚から離れ白くなりその白い巻き爪の下面側に装着し、爪掛け部3を爪の両側にかけて、渡し部2を爪の下側と指先5の間の凹部に押し込むように装着する。渡し部2は厚さ2mm、巾3mm長さ10mmとし、渡し部の両端にフックを、外側を向くように付けたものである。矯正具1は弾性材を用いると良く。ステンレス鋼以外の金属やプラスチックでも良い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、巻き爪を、爪の内側から外側に広げる爪矯正に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、医者に行き、針金で広げる方法があった。又、バネ用線材を用いてオメガ型の巻き爪矯正具により爪を外側に開大するもの(特許文献1参照)や2枚の弾性金属プレートを用いて爪を矯正する(特許文献2参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-285441号公報
【特許文献2】特開2011-98081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の爪矯正具は爪や指の外方に装着するものであって、靴をはく際に直接くつ下や靴に接触し、支障があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は爪を内側から支える渡し部とその渡し部の両端に、爪両側部に係止し、爪を外方に付勢させる爪掛け部を設けたことを特徴とする爪矯正具である。
本発明は巻き爪を内側から外側に広げる爪矯正具である。
【発明の効果】
【0006】
装着することによってくつ下や靴をはいても支障なく歩くことができ曲がっていた爪が普通の形に矯正される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の矯正具を足の巻き爪に装着した様子を示し、(1)は左側面図、(2)は正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態として実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1について説明する、図1は本発明の爪の矯正具1を示し、ステンレス鋼で作った、渡し部2は厚さ2mm、巾3mm長さ10mmとした。
【0009】
この渡し部2の両端にはそれぞれフック状の爪掛け部3を対称的に設けフックが両方とも外側を向くように渡し部2と一体成形した。この矯正具1は弾性材を用いると良く。ステンレス鋼以外の金属やプラスチックでも良い。
【0010】
図2について説明する、図2は使用状態を示す図であり。(1)は左横から見た時の図、(2)は正面から見た時の図である。
【0011】
本発明の矯正具は足の爪が伸びると皮膚から離れ白くなりその白い巻き爪の下面側に装着し、爪掛け部3を爪の両側にかけて、渡し部2を爪の下側と指先5の間の凹部に押し込むように装着する。
【0012】
装着状態は巻き爪巾より渡し部2が長いため、爪が広がった状態で装着している。巻き爪巾よりも広めの機具を使わなければいけない。
【産業上の利用可能性】
【0013】
医療用機具の産業界において利用できるものである。
【符号の説明】
【0014】
1 矯正具
2 渡し部
3 爪掛け部
4 爪
5 指先

【特許請求の範囲】
【請求項1】
爪を内側から支える渡し部とその渡し部の両端に、爪両側部に係止し、爪を外方に付勢させる爪掛け部を設けたことを特徴とする爪矯正具。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−42842(P2013−42842A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−181348(P2011−181348)
【出願日】平成23年8月23日(2011.8.23)
【特許番号】特許第4921608号(P4921608)
【特許公報発行日】平成24年4月25日(2012.4.25)
【出願人】(711009442)
【Fターム(参考)】