説明

片手で寸法を測ると同時に印が付けられるメジャー

【課題】従来,メジャーと筆記具は別々だった。その為、測った寸法に印を付ける際は両手を使わなければならず不便だった。この不便さを解消し、片手のみでこれらの作業が行える筆記具付きメジャーを提供する。
【解決手段】 メジャーの目盛り部分に筆記具の先がある事によって寸法を測り印を付けるという一連の作業が片手でスムーズに行える事を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はメジャーに筆記具を取り付けたメジャーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、メジャーと筆記具は別々になっていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような問題点があった。
従来、片手でメジャーを引いて寸法を測り、そのままメジャーを押さえもう片方の手によって印を付けていた。これは不安定な足場の上や又、印を付けようとする部材自体が安定していない場合、意外と危険であり困難な作業であった。
本発明は以上のような欠点をなくすために開発したものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
メジャーに筆記具を取り付ける。
以上の構成によりなる筆記具を取り付けたメジャーである
【発明の効果】
【0005】
メジャーと筆記具が一体になっているので、寸法を測り印を付ける一連の作業が片手のみでスムーズに行うことができる。これにより不安定な足場での作業や又、安定していない部材に印を付ける場合など、もう片方の手が自由に使えるので従来より安全かつ手早く作業を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施例について説明する。
この装置は▲2▼の筆記具固定用台座と▲3▼のメジャーへの取り付け台座をジョイントして角度調節機構をもたせたものである。
また、このような装置を直接メジャーに組み込んでおく事によっても同等の効果が得られる。
▲2▼の筆記具固定台座部に▲1▼の筆記具を取り付け▲3▼のメジャーへの取り付け台座部をメジャーに取り付ける。▲4▼▲5▼▲6▼の角度調節機構と▲1▼の筆記具の出幅の調整により筆記具の先がメジャーの目盛り部分よりやや下にくるようにする。
本発明は以上のような構造でこれを使用する際、印を付けたい寸法の目盛りに筆記具の先を合わせて部材に押し当て、メジャー本体ごと目盛りに対して平行に少し動かすことによって、寸法を測り印を付けるという一連の作業を片手のみでスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である
【符号の説明】
【0008】
▲1▼筆記具
▲2▼筆記具の固定台座
▲3▼メジャーへの取り付け台座
▲4▼角度調節のためのネジ
▲5▼角度調節のためにネジをスライドさせるための穴
▲6▼角度調節の際の中心軸、及び▲2▼▲3▼のジョイント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メジャーに筆記具を取り付けたメジャー

【図1】
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