状態/モード遷移のための方法および装置
ユーザ機器は、SCRI(シグナリングコネクション解放指示)メッセージ等の指示メッセージを処理する方法を実装する。ユーザ機器(UE)は、少なくとも1つの無線リソース制御(RRC)状態にある間、1つの原因の設定を有する指示メッセージがUEによって既にいくつ送信されたかについてのカウントを維持する。ある場合には、無線ベアラ3以上でのUEによるシグナリングの伝送に応じて、カウントはリセットされる。ある場合には、RRCコネクトモードに入ることに応じて、カウントはリセットされる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器において指示メッセージを処理する方法であって、該方法は、
少なくとも1つのRRC状態の間、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果である場合、該UEは、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止することを含む、方法。
【請求項2】
前記ユーザ機器において、上層が、長期間にわたってこれ以上PSデータが存在しないことを示す場合、
該ユーザ機器において、該UEが、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止していないとき、1つの原因の設定を有する指示メッセージを送信すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
禁止タイマが起動している間、前記原因の設定を有する指示メッセージの送信を禁止することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態とURA_PCH状態とから成る、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記UEが、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止することは、
該UEの現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを示すフラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することと、
前記上層が、長期間にわたってこれ以上のPSデータが存在しないことを示す場合に、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータが、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果であることを指示しないとき、前記原因の設定を有する指示メッセージを伝送することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することは、
前記UEの現在のRRC状態が、以前に送信された指示メッセージの結果である場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第1の値に設定することと、
そうでない場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第2の値に設定することと
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを前記第1の値に設定することは、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_STATEにおける「トリガされた」値をFALSEに設定することを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記上層が、長期間にわたってこれ以上PSデータが存在しないことを示す場合、
前記UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にあり、前記「トリガされた」値がFALSEであるとき、
該「トリガされた」値をTRUEに設定することと、
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信することと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信した後に、PSデータが伝送のために利用可能となる場合に、前記変数をFALSEに設定することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを決定することをさらに含み、該決定することは、前記ネットワークが、指示メッセージの送信後の所定の時間内に、前記RRC状態を前記UEの低バッテリ集約状態に再構成するか否かを決定することによる、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記指示メッセージは、シグナリングコネクション解放指示メッセージを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
指示メッセージを処理するように構成されるユーザ機器であって、該ユーザ機器は、
少なくとも1つのRRC状態の間、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果である場合、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止するように構成される、ユーザ機器。
【請求項13】
上層が、長期間にわたってこれ以上PSデータが存在しないことを示す場合に、
前記UEが、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止していないとき、原因の設定を有する指示メッセージを送信するようにさらに構成される、請求項12に記載のユーザ機器。
【請求項14】
禁止タイマが起動している間、前記原因の設定を有する指示メッセージの前記送信を禁止するようにさらに構成される、請求項12に記載のユーザ機器。
【請求項15】
前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態とURA_PCH状態とから成る、請求項12に記載のユーザ機器。
【請求項16】
自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止する前記UEは、
該UEの現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを示すフラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することと、
上層が、長期間にわたってこれ以上のPSデータが存在しないことを示す場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータが、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果であることを指示しないとき、原因の設定を有する指示メッセージを伝送することと
を行うようにさらに構成されるUEを含む、請求項1に記載のユーザ機器。
【請求項17】
フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することは、
前記現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果である場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第1の値に設定することと、
そうでない場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第2の値に設定することと
を行うようにさらに構成されるUEを備える、請求項16に記載のユーザ機器。
【請求項18】
前記UEは、
前記フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを前記第1の値に設定するようにさらに構成され、それは、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_STATE内の「トリガされた」値をFALSEに設定することを含む、請求項17に記載のユーザ機器。
【請求項19】
上層が、長期間にわたってこれ以上のPSデータが存在しないことを示す場合、
前記UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にあり、前記「トリガされた」値がFALSEであるとき、
該「トリガされた」値をTRUEに設定することと、
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信することと
を行うようにさらに構成される、請求項18に記載のユーザ機器。
【請求項20】
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信した後、PSデータが伝送のために利用可能となる場合に、前記変数をFALSEに設定するようにさらに構成される、請求項19に記載のユーザ機器。
【請求項21】
前記現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを決定するようにさらに構成され、該決定することは、前記ネットワークが、指示メッセージを送信した後の所定の時間間隔内に、前記RRC状態を前記UEの低バッテリ集約状態に再構成するか否かを決定することによる、請求項1に記載のユーザ機器。
【請求項22】
前記指示メッセージは、シグナリングコネクション解放指示メッセージを含む、請求項1に記載のユーザ機器。
【請求項1】
ユーザ機器において指示メッセージを処理する方法であって、該方法は、
少なくとも1つのRRC状態の間、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果である場合、該UEは、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止することを含む、方法。
【請求項2】
前記ユーザ機器において、上層が、長期間にわたってこれ以上PSデータが存在しないことを示す場合、
該ユーザ機器において、該UEが、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止していないとき、1つの原因の設定を有する指示メッセージを送信すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
禁止タイマが起動している間、前記原因の設定を有する指示メッセージの送信を禁止することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態とURA_PCH状態とから成る、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記UEが、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止することは、
該UEの現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを示すフラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することと、
前記上層が、長期間にわたってこれ以上のPSデータが存在しないことを示す場合に、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータが、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果であることを指示しないとき、前記原因の設定を有する指示メッセージを伝送することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することは、
前記UEの現在のRRC状態が、以前に送信された指示メッセージの結果である場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第1の値に設定することと、
そうでない場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第2の値に設定することと
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを前記第1の値に設定することは、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_STATEにおける「トリガされた」値をFALSEに設定することを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記上層が、長期間にわたってこれ以上PSデータが存在しないことを示す場合、
前記UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にあり、前記「トリガされた」値がFALSEであるとき、
該「トリガされた」値をTRUEに設定することと、
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信することと
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信した後に、PSデータが伝送のために利用可能となる場合に、前記変数をFALSEに設定することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを決定することをさらに含み、該決定することは、前記ネットワークが、指示メッセージの送信後の所定の時間内に、前記RRC状態を前記UEの低バッテリ集約状態に再構成するか否かを決定することによる、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記指示メッセージは、シグナリングコネクション解放指示メッセージを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
指示メッセージを処理するように構成されるユーザ機器であって、該ユーザ機器は、
少なくとも1つのRRC状態の間、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果である場合、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止するように構成される、ユーザ機器。
【請求項13】
上層が、長期間にわたってこれ以上PSデータが存在しないことを示す場合に、
前記UEが、自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止していないとき、原因の設定を有する指示メッセージを送信するようにさらに構成される、請求項12に記載のユーザ機器。
【請求項14】
禁止タイマが起動している間、前記原因の設定を有する指示メッセージの前記送信を禁止するようにさらに構成される、請求項12に記載のユーザ機器。
【請求項15】
前記少なくとも1つのRRC状態は、CELL_PCH状態とURA_PCH状態とから成る、請求項12に記載のユーザ機器。
【請求項16】
自身がさらなる指示メッセージを送信することを禁止する前記UEは、
該UEの現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを示すフラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することと、
上層が、長期間にわたってこれ以上のPSデータが存在しないことを示す場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータが、該UEの現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果であることを指示しないとき、原因の設定を有する指示メッセージを伝送することと
を行うようにさらに構成されるUEを含む、請求項1に記載のユーザ機器。
【請求項17】
フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを維持することは、
前記現在のRRC状態が以前に送信された指示メッセージの結果である場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第1の値に設定することと、
そうでない場合、該フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを第2の値に設定することと
を行うようにさらに構成されるUEを備える、請求項16に記載のユーザ機器。
【請求項18】
前記UEは、
前記フラグ、ビットトークン、または他のインジケータを前記第1の値に設定するようにさらに構成され、それは、変数TRIGGERED_SCRI_IN_PCH_STATE内の「トリガされた」値をFALSEに設定することを含む、請求項17に記載のユーザ機器。
【請求項19】
上層が、長期間にわたってこれ以上のPSデータが存在しないことを示す場合、
前記UEが、CELL_PCHまたはURA_PCH状態にあり、前記「トリガされた」値がFALSEであるとき、
該「トリガされた」値をTRUEに設定することと、
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信することと
を行うようにさらに構成される、請求項18に記載のユーザ機器。
【請求項20】
前記原因の設定を有する指示メッセージを送信した後、PSデータが伝送のために利用可能となる場合に、前記変数をFALSEに設定するようにさらに構成される、請求項19に記載のユーザ機器。
【請求項21】
前記現在の状態が以前に送信された指示メッセージの結果であるか否かを決定するようにさらに構成され、該決定することは、前記ネットワークが、指示メッセージを送信した後の所定の時間間隔内に、前記RRC状態を前記UEの低バッテリ集約状態に再構成するか否かを決定することによる、請求項1に記載のユーザ機器。
【請求項22】
前記指示メッセージは、シグナリングコネクション解放指示メッセージを含む、請求項1に記載のユーザ機器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【公表番号】特表2013−511879(P2013−511879A)
【公表日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−539363(P2012−539363)
【出願日】平成22年11月23日(2010.11.23)
【国際出願番号】PCT/EP2010/068065
【国際公開番号】WO2011/064223
【国際公開日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(500043574)リサーチ イン モーション リミテッド (531)
【氏名又は名称原語表記】Research In Motion Limited
【住所又は居所原語表記】295 Phillip Street, Waterloo, Ontario N2L 3W8 Canada
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年11月23日(2010.11.23)
【国際出願番号】PCT/EP2010/068065
【国際公開番号】WO2011/064223
【国際公開日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(500043574)リサーチ イン モーション リミテッド (531)
【氏名又は名称原語表記】Research In Motion Limited
【住所又は居所原語表記】295 Phillip Street, Waterloo, Ontario N2L 3W8 Canada
【Fターム(参考)】
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