説明

画像出力装置、画像出力方法及びプログラム

【課題】特徴領域が含まれる画像の検索を容易に行う。
【解決手段】画像出力装置100であって、画像データを取得する画像取得部6aと、取得された所定画像の画像データ内で特徴領域を特定する領域特定部6cと、特定された特徴領域の画像データと所定画像の画像データとを対応付ける対応付け部6dと、特徴領域をインデックス表示するためのインデックス表示画像の画像データを生成するインデックス表示画面出力部6eと、インデックス表示画像の画像データを出力させる第1制御部9aと、出力されたインデックス表示画像からユーザの所定の操作により特徴領域の画像を指定する中央制御部1と、ユーザの所定の操作により指定された特徴領域の画像と対応付けられている所定画像の画像データを出力させる第2制御部9bと、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像出力装置、画像出力方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の画像をサムネイル表示して、これら複数の画像の中から所望の画像を容易に選択できるようにした表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−22240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像をサムネイル表示すると、例えば人の顔などの特徴領域が小さくなり過ぎてしまい、所望する画像の検索を容易に行うことができない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、特徴領域が含まれる画像の検索を容易に行うことができる画像出力装置、画像出力方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像出力装置は、
画像データを取得する取得手段と、この取得手段により取得された前記画像データ内で特徴領域を特定する特定手段と、この特定手段により特定された特徴領域と前記画像データとを対応付ける対応付け手段と、前記特徴領域を出力させる第1制御手段と、ユーザが所定の操作により前記第1制御手段によって出力された前記特徴領域を指定する指定手段と、この指定手段により指定された特徴領域と前記対応付け手段により対応付けられている前記画像データを出力させる第2制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像出力装置において、
画像データを記録する記録手段を更に備え、前記取得手段は、前記記録手段に記録された前記画像データを取得することを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像出力装置において、
前記第2制御手段から出力される前記画像データは、前記指定手段により指定された特徴領域が対応する領域を識別可能な態様で表示可能な画像データであることを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像出力装置において、
前記取得手段により取得された画像データから人の顔を検出する検出手段を更に備え、前記特定手段は、前記検出手段により検出された人の顔を含む領域を前記特徴領域として特定することを特徴としている。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像出力装置において、
予め人の顔情報を登録する登録手段と、前記検出手段により検出された人の顔が前記登録手段に登録されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記検出手段により検出された人の顔が登録されていると判定された場合に、前記特徴領域としての人の顔が前記登録手段に登録されていることを示す情報を前記画像データに付加する登録情報付加手段と、を更に備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項6に記載の発明の画像出力方法は、
画像データを取得する取得手段を備える画像出力装置を用いた画像出力方法であって、前記取得手段により取得された前記画像データ内で特徴領域を特定する特定処理と、この特定処理により特定された特徴領域と前記画像データとを対応付ける対応付け処理と、前記特徴領域を出力させる第1制御処理と、ユーザが所定の操作により前記第1制御処理によって出力された前記特徴領域を指定する指定処理と、この指定処理により指定された特徴領域と前記対応付け手段により対応付けられている前記画像データを出力させる第2制御処理と、を含むことを特徴としている。
【0012】
請求項7に記載の発明のプログラムは、
画像データを取得する取得手段を備える画像出力装置のコンピュータを、この取得手段により取得された前記画像データ内で特徴領域を特定する特定手段、この特定手段により特定された特徴領域と前記画像データとを対応付ける対応付け手段、前記特徴領域を出力させる第1制御手段、ユーザが所定の操作により前記第1制御手段によって出力された前記特徴領域を指定する指定手段、この指定手段により指定された特徴領域と前記対応付け手段により対応付けられている前記画像データを出力させる第2制御手段、として機能させることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、特徴領域が含まれる画像の検索を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明を適用した一実施形態の画像出力装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像出力装置によるインデックス表示画面出力処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の画像出力装置による画像表示処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】画像表示処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の画像出力装置100の概略構成を示すブロック図である。
【0016】
本実施形態の画像出力装置100は、取得された記録画像の画像データ内で特徴領域を特定し、特定された特徴領域の画像データと記録画像の画像データとを対応付け、特徴領域の画像をインデックス表示するためのインデックス表示画像の画像データを生成して出力する。そして、画像出力装置100は、インデックス表示画像内で少なくとも一の特徴領域の画像を指定し、指定された少なくとも一の特徴領域の画像と対応付けられている記録画像の画像データを出力する。
具体的には、画像出力装置100は、例えば卓上に設置されるデジタルフォトフレーム等であり、図1に示すように、中央制御部1と、操作入力部2と、メモリ3と、記録媒体制御部4と、記録媒体5と、画像処理部6と、顔登録部7と、顔登録判定部8と、表示制御部9と、表示部10と、を備えている。
【0017】
中央制御部1は、画像出力装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、画像出力装置100用の各種処理プログラムに従って各種動作を行う。
【0018】
操作入力部2は、画像出力装置100に対して各種指示を入力するためのものである。具体的には、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択又は指定の操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー等によって構成される操作部を備えている。中央制御部1は、操作入力部2から出力され入力された操作信号に従って所定の動作を各部に実行させる。
【0019】
また、操作入力部2は、ユーザによる所定操作に基づいて、記録媒体5に記録されている少なくとも一の記録画像の画像データの中から何れか一の記録画像の画像データを選択する選択指示を中央制御部1に出力する。具体的には、表示部10に表示されている複数の記録画像のサムネイル画像の中から、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいてインデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等;図4(b)参照)が生成されていないサムネイル画像が中央制御部1により選択されると、操作入力部2は、選択されたサムネイル画像に対応する記録画像の画像データの選択指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部2から出力され入力された選択指示に基づいて、記録媒体5に記録されている少なくとも一の記録画像の画像データの中から何れか一の記録画像の画像データを選択する。
【0020】
また、操作入力部2は、ユーザによる所定操作に基づいて、特徴領域の画像としての顔画像(例えば、顔画像F1〜F7等)がインデックス表示されたインデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等)内で少なくとも一の顔画像(例えば、顔画像F5等)を指定する指定指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部2から出力され入力された指定指示に基づいて、インデックス表示画像内で少なくとも一の顔画像を指定する。
【0021】
メモリ3は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1、記録媒体制御部4、画像処理部6、顔登録部7、顔登録判定部8等によって処理されるデータ等を一時的に記憶する。
【0022】
記録媒体制御部4は、記録媒体5に記録されている画像データを画像出力装置100の各部に出力し、また、画像処理部6で生成された画像データや所定情報を記録媒体5に記録させる。即ち、記録媒体制御部4は、画像処理部6の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式等)で符号化された静止画像やインデックス表示画像の画像データを記録媒体5に記録させる。つまり、記録媒体5は、記録画像の画像データを少なくとも一つ記録する。
なお、記録媒体5は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されている。
【0023】
また、記録媒体制御部4は、画像処理部6の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、Motion−JPEG形式等)で符号化された複数の画像フレームからなる動画像の画像データを記録媒体5に記録させる。
【0024】
画像処理部6は、画像取得部6aと、顔検出部6bと、領域特定部6cと、対応付け部6dと、インデックス表示画面出力部6eとを具備している。
【0025】
画像取得部6aは、記録画像の画像データを取得する。
即ち、画像取得部6aは、記録媒体5に記録されている少なくとも一の記録画像の画像データの中から、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて中央制御部1により選択された記録画像の画像データを処理対象の画像データとして取得する。具体的には、表示部10に表示されている複数の記録画像のサムネイル画像の中から、インデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等;図4(b)参照)が生成されていないサムネイル画像がユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて中央制御部1により選択されると、画像取得部6aは、選択されたサムネイル画像に対応する記録画像の画像データを記録媒体5から取得する。
【0026】
顔検出部6bは、画像取得部6aにより取得された記録画像から人の顔を検出する。
即ち、顔検出部6bは、処理対象である記録画像に顔検出処理を施し、当該画像に含まれる全ての顔を検出する。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0027】
領域特定部6cは、画像取得部6aにより取得された記録画像の画像データ内で特徴領域を特定する。
即ち、領域特定部6cは、画像取得部6aにより取得された記録画像の画像データ内で顔検出部6bにより検出された人の顔を含む領域(顔領域)を特徴領域として特定する。また、領域特定部6cは、特定した顔領域の所定位置の座標(例えば、顔領域の中心位置の座標)を取得する。そして、領域特定部6cは、その顔領域の座標が新規に検出されたものであるか否かの判定を行い、新規に検出されたものであると判定すると、特定した顔領域を切り出して顔画像の画像データを生成する。
なお、特徴領域として、顔領域を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、物体、植物、動物などの主要領域であっても良い。この場合、顔検出処理以外の特徴領域の検出方法として、エッジ検出処理、特徴抽出処理等の各種画像処理を適用しても良い。また、エッジ検出処理や特徴抽出処理等は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0028】
対応付け部6dは、領域特定部6cにより特定された特徴領域(例えば、顔領域)の画像データと記録画像の画像データとを対応付ける。
即ち、対応付け部6dは、特徴領域の画像データと記録画像の画像データとを対応付けるための対応付け情報(例えば、グループID、特徴領域の記録画像における座標情報等)を生成する。そして、対応付け部6dは、領域特定部6cにより特定された特徴領域の画像データに対応付け情報を付加する。具体的には、対応付け部6dは、例えば、対応付け情報としてのグループID、及び特徴領域の記録画像における座標情報を領域特定部6cにより生成された顔画像の画像データに付加する。
また、対応付け部6dは、特徴領域の画像データに付加した対応付け情報と同一の対応付け情報を記録画像の画像データに付加する。具体的には、対応付け部6dは、例えば、顔画像の画像データに付加したグループIDと同一のグループIDを、記録画像の画像データに付加する。
これにより、顔画像(特徴領域)の画像データと記録画像の画像データとが対応付けられた状態となる。各画像データに付加されたグループID、及び特徴領域の記録画像における座標情報は、記録媒体5に記録される。
【0029】
インデックス表示画面出力部6eは、特徴領域の画像をインデックス表示するための画像データを生成する。
即ち、インデックス表示画面出力部6eは、例えば、領域特定部6cにより特徴領域として特定された顔画像(例えば、顔画像F1〜F7等)をインデックス表示するためのインデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等)の画像データを生成する(図4(b)参照)。
ここで、インデックス表示画面出力部6eは、顔画像が記録画像の所定位置を基準として所定の順序でインデックス表示されたインデックス表示画像の画像データを生成しても良い。また、インデックス表示画面出力部6eは、顔画像(例えば、顔画像F1〜F7等)とともに、処理対象である記録画像を所定の比率で縮小した縮小画像(例えば、縮小画像Sb等)が所定位置に表示されるインデックス表示画像P2の画像データを生成しても良い。
例えば、図4(b)に示すように、インデックス表示画面出力部6eは、顔検出部6bによる顔の検出順に各顔画像F1〜F7をインデックス表示するとともに、記録画像の画像データが水平(x軸)及び垂直(y軸)ともに顔画像F1〜F7と見た目上同じ大きさとなるように所定の比率で縮小した縮小画像Sbが所定位置(例えば、インデックス表示画像P2内において左上の位置)に表示するためのインデックス表示画像P2の画像データを生成する。
なお、特徴領域の画像(顔画像)の表示順序は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、顔画像F1〜F7が記録画像の中心位置を基準としてその中心位置から遠い順又は近い順にインデックス表示されるようにしても良い。
【0030】
また、インデックス表示画面出力部6eは、後述するようにインデックス表示される人の顔が顔登録判定部8により顔登録部7に登録されていると判定されると、インデックス表示される人の顔が顔登録部7に登録されていることを示す登録済み情報が付加されたインデックス表示画像P2の画像データを生成しても良い。
具体的には、図4(b)に示すように、インデックス表示画面出力部6eは、当該インデックス表示画像P2内にインデックス表示される顔画像F1の顔が顔登録判定部8により顔登録部7に登録されていると判定されると、登録済み情報として「太郎」の人物名が顔画像F1の下に付加されたインデックス表示画像P2を生成する。同様に、インデックス表示画面出力部6eは、当該インデックス表示画像P2内にインデックス表示される顔画像F2〜F7の顔が顔登録判定部8により顔登録部7に登録されている判定されると、登録済み情報として「大介」の人物名が顔画像F2の下に付加され、「権太」の人物名が顔画像F3の下に付加され、「一郎」の人物名が顔画像F4の下に付加され、「オレ」の人物名が顔画像F5の下に付加され、「次郎」の人物名が顔画像F6の下に付加され、「三郎」の人物名が顔画像F7の下に付加されたインデックス表示画像P2を生成する。
なお、インデックス表示画面出力部6eにより生成されたインデックス表示画像の画像データは、記録媒体制御部4により記録媒体5に記録される。
【0031】
顔登録部7は、人の顔情報を登録する。
即ち、顔登録部7は、例えば、人の顔情報(例えば、顔の特徴情報)とその登録名(例えば、人物名)とを対応付けて登録している。ここで、顔の特徴情報としては、例えば、目、鼻、口等に相当する顔パーツの情報や所定角度ごとに撮影された人物の顔画像が挙げられるが、人を特定するための情報であればこれらに限定されることなく如何なる情報であってもよい。
【0032】
顔登録判定部8は、顔検出部6bにより検出された人の顔が顔登録部7に登録されているか否かを判定する。
即ち、顔登録判定部8は、処理対象である記録画像から顔検出部6bにより検出された人の顔が顔登録部7に登録されている人の顔情報と一致するか否かに応じて当該人の顔が登録されているか否かの判定を行う。そして、顔登録部7に登録されていると判定されると、顔登録判定部8は、検出された人の顔が顔登録部7に登録されていることを示す登録済み情報(例えば、「太郎」等の人物名等;図4(b)参照)を生成し、生成した登録済み情報をインデックス表示画面出力部6eに転送する。
【0033】
表示制御部9は、記録媒体5から読み出され画像処理部6により復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示部10の表示画面に表示させる制御を行う。
また、表示制御部9は、第1制御部9aと、第2制御部9bとを具備している。
【0034】
第1制御部9aは、インデックス表示画面出力部6eにより生成されたインデックス表示画像の画像データを表示部10から出力させる。
即ち、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて中央制御部1により所望の記録画像に対応するサムネイル表示された画像が選択されると、第1制御部9aは、当該記録画像と同一の対応付け情報(例えば、グループID)が付加された特徴領域(例えば、顔画像)を含むインデックス表示画像P2の画像データを表示部10に出力して表示させる(図4(b)参照)。具体的には、表示部10に表示されている複数の画像Sa1〜Sa12をサムネイル表示させたサムネイル表示画像P1(図4(a)参照)の中で、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて所望の画像(例えば、画像Sa6等)が選択されると、第1制御部9aは、当該画像の記録画像と同一の対応付け情報(例えば、グループID)が付加された特徴領域(例えば、顔画像)を含むインデックス表示画像P2の画像データを表示部10に出力して表示させる(図4(b)参照)。
なお、図4(a)に示すサムネイル表示画像P1にあっては、インデックス表示画像が生成されている画像(例えば、画像Sa4,Sa6,Sa12等)の所定位置(例えば、右上等)に識別標識(例えば、「顔IDX」等)が付加されている。
【0035】
第2制御部9bは、中央制御部1及び操作入力部2により指定された少なくとも一の特徴領域の画像と対応付け部6dにより対応付けられている記録画像の画像データを表示部10から出力させる。
即ち、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて中央制御部1によりインデックス表示画像P2の中から所望の顔画像(例えば、顔画像F5)が指定されると、第2制御部9bは、顔画像F5と対応付け部6dにより対応付けられている記録画像の画像データを表示部10に出力して表示させる。具体的には、第2制御部9bは、顔画像F5と対応付け部6dにより対応付けられている記録画像を、顔画像F5の対応付け情報として付加された当該顔画像F5の記録画像における座標情報に基づいて、指定された顔画像F5の顔領域f5を識別可能な態様となるように変更した画像データを生成し、当該画像データP3を表示部10に出力して表示させる(図4(c)参照)。つまり、第2制御部9bは、中央制御部1により指定された顔画像F5と対応付けられている記録画像の画像データを記録媒体5から取得した後、顔画像F5の対応付け情報として付加された当該顔画像F5の記録画像における座標情報に基づいて、当該記録画像内にて顔画像F5の顔領域f5に識別情報(例えば、重畳用画像W)を重畳させた画像データP3を生成し、当該画像データP3を表示部10に出力して表示させる。これにより、表示部10に表示される記録画像は、中央制御部1により指定された顔画像F5の顔領域f5が識別可能な態様となる。
なお、第2制御部9bから表示部10に出力される画像データは、指定された顔画像(例えば、顔画像F5等)を識別可能な態様で表示可能な画像データであればよく、例えば、第2制御部9bは、記録画像の画像データと、識別情報(例えば、重畳用画像W)とその記録画像における表示位置に係る位置情報(座標情報等)とを別々に表示部10に出力して、表示部10にて顔画像(例えば、顔画像F5等)を識別可能な態様で表示させるようにしても良い。
また、中央制御部1により複数の顔画像が指定された場合には、記録画像内にて複数の顔画像の顔領域に識別情報(例えば、重畳用画像W)を重畳させるようにしても良い。
【0036】
表示部10は、入力された画像データに基づいて表示画面上に画像を表示する。表示部10としては、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等が挙げられるが、これらに限られるものではない。
【0037】
次に、インデックス表示画像生成処理について図2及び図4(b)を参照して説明する。
図2は、画像出力装置100によるインデックス表示画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートであり、図4(b)は、生成されるインデックス表示画像の一例を示す図である。
なお、以下に説明するインデックス表示画像生成処理は、記録媒体5に記録されている全ての画像に対して行われるが、説明の簡略化のため、記録媒体5に記録されている一の記録画像に対して行われるもののみを説明する。
【0038】
図2に示すように、先ず、画像取得部6aは、記録媒体5に記録されている複数の記録画像の画像データの中から記録画像の画像データを処理対象として取得する(ステップS1)。具体的には、表示部10に表示されている複数の記録画像のサムネイル画像の中から、インデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等;図4(b)参照)が生成されていないサムネイル画像がユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて中央制御部1により指定されると、画像取得部6aは、選択されたサムネイル画像に対応する記録画像の画像データを記録媒体5から取得する。
【0039】
次に、顔検出部6bは、取得された記録画像の画像データに対して所定の顔検出処理を施す(ステップS2)。
続けて、領域特定部6cは、顔検出部6bにより検出された顔を含む領域の座標を取得し、当該座標が新規のものであるか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、取得された顔を含む領域の座標が新規のものであると判定されると(ステップS3;YES)、領域特定部6cは、処理対象の記録画像の画像データ内の当該新規の顔を含む領域(顔領域)を特定する(ステップS4)。また、領域特定部6cは、特定した領域を切り出して顔画像を生成する(ステップS5)。
【0040】
次に、顔登録判定部8は、生成された顔画像の顔が顔登録部7に登録されている人の顔の特徴情報と一致するか否かを判定する(ステップS6)。
ここで、顔画像の顔が顔登録部7に登録されていると判定されると(ステップS6;YES)、インデックス表示画面出力部6eは、当該顔画像の顔が顔登録部7に登録されていることを示す登録済み情報を生成する(ステップS7)。その後、中央制御部1は処理をステップS2に戻し、ステップS2以降の処理を実行する。
また、ステップS6にて、顔登録判定部8により顔画像の顔が顔登録部7に登録されていないと判定された場合にも(ステップS6;NO)、中央制御部1は処理をステップS2に戻す。
上記のステップS2〜S7の処理を、ステップS3にて、処理対象となる記録画像から検出された顔を含む領域の座標が新規のものでないと判定されるまで(ステップS3;NO)、繰り返す。
【0041】
ステップS3にて、領域特定部6cにより記録画像から取得された顔を含む領域の座標が新規のものでないと判定されると(ステップS3;NO)、インデックス表示画面出力部6eは、領域特定部6cにより生成された顔画像の数が1以上であるか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、顔画像の数が1以上であると判定されると(ステップS8;YES)、対応付け部6dは、対応付け情報(例えば、グループID、及び特徴領域の記録画像における座標情報等)を生成し、当該対応付け情報を少なくとも一の顔画像の全てに対して付加する(ステップS9)。
【0042】
その後、インデックス表示画面出力部6eは、対応付け情報が付加された顔画像をインデックス表示するためのインデックス表示画像P2(図4(b)参照)の画像データを生成する(ステップS10)。このとき、インデックス表示画面出力部6eは、記録画像を縮小した縮小画像Sbを顔画像とともに表示したインデックス表示画像P2の画像データを生成する。
インデックス表示画面出力部6eにより生成されたインデックス表示画像P2は、記録媒体制御部4により記録媒体5に記録される。
【0043】
そして、対応付け部6dは、処理対象である記録画像の画像データに対して顔画像と同一の対応付け情報(例えば、グループID等)を付加する(ステップS11)。
対応付け情報が付加された記録画像の画像データは、記録媒体制御部4により記録媒体5に記録される。
つまり、処理対象である記録画像の画像データと、インデックス表示画像内の顔画像の画像データとには同一の対応付け情報が付加されており、これにより、記録画像の画像データと顔画像の画像データとが対応付けられている。
【0044】
一方、ステップS8にて、顔画像の数が1以上でないと判定されると(ステップS8;NO)、インデックス表示画像生成処理は終了する。
つまり、処理対象である記録画像から顔が一度も検出されない場合には、インデックス表示画面出力部6eは、当該記録画像に対してインデックス表示画像を生成しない。
【0045】
次に、画像表示処理について図3及び図4(a)〜(c)を参照して説明する。
図3は、画像出力装置100による画像表示処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。図4(a)〜(c)は、表示部10に表示される画像の一例を示した図である。なお、本実施形態においては、画像表示処理を実行する前に、予めインデックス表示画像生成処理が実行されているものとする。
【0046】
図3に示すように、先ず、表示制御部9は、記録媒体5に記録されている複数の画像Sa1〜Sa12をサムネイル表示したサムネイル表示画像P1(図4(a)参照)を表示部10に表示させる(ステップS21)。このとき、表示制御部9は、サムネイル表示画像P1内の画像Sa1〜Sa12のうち、インデックス表示画像生成処理によってインデックス表示画像が生成されている画像には、例えば、「顔IDX」の識別標識を付加して表示部10に表示させる。
【0047】
中央制御部1は、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて、サムネイル表示画像P1内から所望の画像(例えば、画像Sa6;図4(a)参照)を選択し(ステップS22)、選択した画像Sa6に対応する記録画像の画像データを記録媒体5から取得する(ステップS23)。
【0048】
中央制御部1は、取得した記録画像に対応するインデックス表示画像があるか否かを判定する(ステップS24)。具体的には、中央制御部1は、画像Sa6に対応する記録画像と同一の対応付け情報が付加された顔画像をインデックス表示するインデックス表示画像が記録媒体5に記録されているか否かに応じて、記録画像に対応するインデックス表示画像があるか否かを判定する。
ここで、記録画像に対応するインデックス表示画像があると判定されると(ステップS24;YES)、第1制御部9aは、記録媒体5からそのインデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等)の画像データを取得してインデックス表示画像を表示部10に表示させる(ステップS26;図4(b)参照)。
一方、ステップS24にて、記録画像に対応するインデックス表示画像がないと判定されると(ステップS24;NO)、第2制御部9bは、記録画像を表示部10に表示させ(ステップS25)、画像表示処理を終了する。
【0049】
そして、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて中央制御部1により、インデックス表示画像(例えば、インデックス表示画像P2等)の中の縮小画像又は顔画像のうち所望の画像が指定されると(ステップS27)、中央制御部1は、指定された画像が顔画像であるか否かを判定する(ステップS28)。
ここで、指定された画像が顔画像(例えば、顔画像F5等)であると判定されると(ステップS28;YES)、第2制御部9bは、指定された顔画像を識別可能な態様に変更した記録画像(例えば、画像P3等)を表示部10に表示させる(ステップS29)。具体的には、第2制御部9bは、指定された顔画像F5と対応付けられている記録画像の画像データを記録媒体5から取得した後、顔画像F5の対応付け情報として付加された当該顔画像F5の記録画像における座標情報に基づいて、当該記録画像内にて顔画像F5の顔領域f5に識別情報(例えば、重畳用画像W)を重畳させた画像データP3を生成し、当該画像データP3を表示部10に表示させる(図4(c)参照)。
【0050】
一方、ステップS28にて、指定された画像が顔画像でない、つまり記録画像の縮小画像が指定されたと判定されると(ステップS28;NO)、第2制御部9bは、記録画像を表示部10に表示させて、画像表示処理を終了する。
【0051】
以上のように、本実施形態の画像出力装置100によれば、画像データ内から特定された特徴領域(例えば、顔領域)をインデックス表示するインデックス表示画像を生成して出力させ、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいてインデックス表示画像内から少なくとも一の特徴領域の画像が指定されると、指定された特徴領域の画像に対応付けられている画像データを出力させるので、インデックス表示画像を利用して特徴領域が含まれる画像の検索を行うことができ、当該画像の検索を容易なものとすることができる。
即ち、複数の画像の中から特徴領域が含まれる所望の画像を検索する場合に、例えば、複数の画像をサムネイル表示すると、人の顔などの特徴領域が小さくなり過ぎてしまう。そこで、インデックス表示画像に特徴領域(例えば、顔領域)をインデックス表示して、当該インデックス表示画像内から少なくとも一の特徴領域の画像を指定するだけで、特徴領域の画像に対応付けられている画像データを出力することができ、ユーザ所望の特徴領域が含まれる画像の検索を容易に行うことができる。
【0052】
また、記録媒体5に記録されている少なくとも一の画像データの中から、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて選択された画像データを取得することで、当該画像データについてインデックス表示画像の画像データを生成することができる。これにより、ユーザにインデックス表示画像を確認させることで、記録媒体5に記録されている少なくとも一の画像データの中から特徴領域が含まれる画像を容易に判別することができる。
【0053】
また、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて指定された特徴領域の画像における当該特徴領域を識別可能な態様となるように変更された記録画像を表示部10に表示することができるので、ユーザは指定された特徴領域が当該画像内のどの位置に存するのかを容易に認識することができる。
【0054】
また、顔検出部6bにより検出された人の顔を含む領域を特徴領域として特定するので、ユーザは人の顔が写っている画像の検索を容易に行うことができるだけでなく、当該画像にどの人が写っているのかを容易に確認することができる。
【0055】
また、顔検出部6bにより検出された人の顔が顔登録部7に登録されていると判定された場合に、インデックス表示される人の顔が登録されていることを示す情報を付加したインデックス表示画像の画像データを生成するので、ユーザにインデックス表示画像を確認させることで、特定の人物が写っている画像の検索をより容易に行うことができる。
【0056】
また、特徴領域の画像が所定画像の所定位置を基準としてインデックス表示されたインデックス表示画像を表示部10に表示させることにより、特徴領域の画像が所定画像内においてどの位置に写っているのかを容易に認識することができる。
【0057】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、領域特定部6cにより特徴領域が特定される画像データとして、記録媒体5に記録されている少なくとも一の記録画像の画像データの中から、ユーザによる操作入力部2の所定操作に基づいて選択された何れか一の記録画像の画像データを取得するようにしたが、画像データの取得方法は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。例えば、記録媒体5に記録されている全ての記録画像の画像データを逐次取得して、特徴領域を特定するようにしても良い。
【0058】
また、上記実施形態では、表示制御部9から出力される画像データを、指定された顔画像(例えば、顔画像F5)の顔領域を識別可能な態様で表示可能な画像データとしたが、必ずしも顔領域を識別可能な態様で表示可能な画像データである必要はなく、記録媒体5から取得した画像データそのものであっても良い。
【0059】
さらに、上記実施形態では、人の顔情報を登録する顔登録部7と検出された人の顔が顔登録部7に登録されているか否かを判定する顔登録判定部8を設け、インデックス表示される人の顔が顔登録部7に登録されていると判定されると、登録済み情報が付加されたインデックス表示画像P2の画像データを生成するようにしたが、これに限られるものではなく、顔登録部7を設けるか否かや、顔登録判定部8を設けるか否かや、登録済み情報が付加されたインデックス表示画像P2の画像データを生成するか否かはそれぞれ適宜任意に変更可能である。
【0060】
また、画像出力装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。また、画像出力装置として、所定位置に設置される画像出力装置100を例示したが、これに限られるものではなく、例えば、撮像装置などの本発明に係る所定の画像出力を実行可能なものであれば如何なる構成であっても良い。また、画像出力装置の外部に情報通信可能に表示部を設け、当該表示部に画像を表示させるような構成であっても良い。
【0061】
加えて、上記実施形態にあっては、中央制御部1の制御下にて、画像処理部6の領域特定部6c、対応付け部6d、表示制御部9の第1制御部9a、第2制御部9bが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、特定処理ルーチン、対応付け処理ルーチン、生成処理ルーチン、第1制御処理ルーチン、指定処理ルーチン、第2制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、特定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得手段により取得された画像データ内で特徴領域を特定する特定手段として機能させるようにしても良い。また、対応付け処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、特定手段により特定された特徴領域と画像データとを対応付ける対応付け手段として機能させるようにしても良い。また、第1制御処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、特徴領域を出力させる第1制御手段として機能させるようにしても良い。また、指定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、ユーザが所定の操作により第1制御手段によって出力された特徴領域を指定する指定手段として機能させるようにしても良い。また、第2制御処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、指定手段により指定された特徴領域と対応付け手段により対応付けられている画像データを出力させる第2制御手段として機能させるようにしても良い。
【0062】
同様に、その他の機能についても、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
【0063】
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型画像記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
【符号の説明】
【0064】
1 中央制御部
5 記録媒体
6a 画像取得部
6b 顔検出部
6c 領域特定部
6d 対応付け部
6e インデックス表示画面出力部
7 顔登録部
8 顔登録判定部
9a 第1制御部
9b 第2制御部
100 画像出力装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像データを取得する取得手段と、
この取得手段により取得された前記画像データ内で特徴領域を特定する特定手段と、
この特定手段により特定された特徴領域と前記画像データとを対応付ける対応付け手段と、
前記特徴領域を出力させる第1制御手段と、
ユーザが所定の操作により前記第1制御手段によって出力された前記特徴領域を指定する指定手段と、
この指定手段により指定された特徴領域と前記対応付け手段により対応付けられている前記画像データを出力させる第2制御手段と、
を備えることを特徴とする画像出力装置。
【請求項2】
画像データを記録する記録手段を更に備え、
前記取得手段は、前記記録手段に記録された前記画像データを取得することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
【請求項3】
前記第2制御手段から出力される前記画像データは、前記指定手段により指定された特徴領域が対応する領域を識別可能な態様で表示可能な画像データであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像出力装置。
【請求項4】
前記取得手段により取得された画像データから人の顔を検出する検出手段を更に備え、
前記特定手段は、前記検出手段により検出された人の顔を含む領域を前記特徴領域として特定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像出力装置。
【請求項5】
予め人の顔情報を登録する登録手段と、
前記検出手段により検出された人の顔が前記登録手段に登録されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記検出手段により検出された人の顔が登録されていると判定された場合に、前記特徴領域としての人の顔が前記登録手段に登録されていることを示す情報を前記画像データに付加する登録情報付加手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像出力装置。
【請求項6】
画像データを取得する取得手段を備える画像出力装置を用いた画像出力方法であって、
前記取得手段により取得された前記画像データ内で特徴領域を特定する特定処理と、
この特定処理により特定された特徴領域と前記画像データとを対応付ける対応付け処理と、
前記特徴領域を出力させる第1制御処理と、
ユーザが所定の操作により前記第1制御処理によって出力された前記特徴領域を指定する指定処理と、
この指定処理により指定された特徴領域と前記対応付け手段により対応付けられている前記画像データを出力させる第2制御処理と、
を含むことを特徴とする画像出力方法。
【請求項7】
画像データを取得する取得手段を備える画像出力装置のコンピュータを、
この取得手段により取得された前記画像データ内で特徴領域を特定する特定手段、
この特定手段により特定された特徴領域と前記画像データとを対応付ける対応付け手段、
前記特徴領域を出力させる第1制御手段、
ユーザが所定の操作により前記第1制御手段によって出力された前記特徴領域を指定する指定手段、
この指定手段により指定された特徴領域と前記対応付け手段により対応付けられている前記画像データを出力させる第2制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−151626(P2012−151626A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−8349(P2011−8349)
【出願日】平成23年1月19日(2011.1.19)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】