説明

画像形成装置

【課題】文字が小さく読みにくい図表を読みやすく拡大してシートに出力する。
【解決手段】罫線Xで区切られた複数の領域Y内に文字を有する図表データαを含む原稿データZから図表データを拡大して印刷データを作成する画像処理部と、当該画像処理部により作成した印刷データをシート上に出力する画像形成部と、を有し、前記画像処理部は、拡大した文字が元の領域Y内におさまるよう罫線Xの位置を調整して印刷データを作成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理部により作成した印刷データをシート上に出力する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、ユーザーの要望により多様な形態でシートに画像を出力することが可能となっている。例えば、スキャナで読み取った原稿データや他の端末から受信した原稿データの一部を拡大してシートに印刷する場合がある。
【0003】
原稿データの一部を拡大してシートに印刷する技術として、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術は、画像読取部で原稿を読み取って得た画像データから、画像処理部で文字を切り出し、文字を拡大などして再配置し、画像形成部から印刷出力するという技術である。当該技術によれば、文字が拡大などして再配置されているため、弱視者等であっても文字を容易に認識することが出来る。
【特許文献1】特開2000−137801号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、図12のように罫線Xで区切られた複数の領域Y内に文字が記載されている図表を一部に有する原稿データZは、シートに印刷しても図表内の文字が小さく読みにく場合があり、文字が読みやすく拡大してシートに印刷することがユーザーにより要望されていた。
【0005】
そこで、本発明の目的は、文字が小さく読みにくい図表を読みやすく拡大してシートに出力する画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
罫線で区切られた複数の領域内に文字を有する図表データを含む原稿データから、前記図表データを拡大して印刷データを作成する画像処理部と、
当該画像処理部により作成した印刷データをシート上に出力する画像形成部と、を有し、
前記画像処理部は、拡大した前記文字が元の領域内におさまるよう前記罫線の位置を調整して印刷データを作成することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る画像形成装置によれば、文字が小さく読みにくい図表を読みやすく拡大してシートに出力することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1は画像形成装置1の内部構成を示す中央断面図である。
【0009】
画像形成装置1は、中間転写ベルト50を有するタンデム形式のカラー画像形成装置である。
【0010】
両面原稿自動送り装置10の原稿給紙台aにセットされた原稿は、各種ローラによって画像読取部30に向けて搬送される。
【0011】
画像形成装置1は下部に複数のシート収容部20を有する。シート収容部20の上方には画像形成部40と中間転写ベルト50が設置されており、装置本体の上部には画像読取部30が設置されている。
【0012】
シート収容部20は、装置前面側(図1における紙面手前側)に引き出し可能となっている。複数のシート収容部20には白紙等のシートSがサイズによって分けられて収容されている。シート収容部20に収容されたシートSは給紙ローラによって1枚毎に給紙される。また、手差部21にはOHPシート等の特殊紙がセットされる。
【0013】
画像形成部40は、Y、M、C、Kの各色のトナー像を形成するための4組の画像形成エンジン400Y、400M、400C及び400Kを有している。画像形成エンジン400Y、400M、400C、400Kは、この順で上から下方向に直線状に配列されており、各々同じ構成となっている。イエロー色用の画像形成エンジン400Yを例にとって構成を説明すると、画像形成エンジン400Yは反時計方向に回転する感光体410、帯電部420、露光部430および現像部440を有する。
【0014】
クリーニング部450は、感光体410の最下部に対向した領域を含んで配置されている。
【0015】
装置本体の中央部に位置する中間転写ベルト50は無端状であり、所定の体積抵抗率を有する。一次転写電極510は、中間転写ベルト50を挟んで感光体410と対向する位置に設置されている。
【0016】
次にカラー画像を形成する画像形成方法を説明する。
【0017】
感光体410は、モータ(図示せず)により回転駆動され、帯電部420の放電により負極性に帯電される(例えば−800V)。次に、露光部430により感光体410上に画像情報に応じた光書込がなされて静電潜像が形成される。形成された静電潜像が現像部440を通過すると、現像部内で負極性に帯電されたトナーが負極性現像バイアスの印加により潜像画像の部分に付着し、感光体410上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は、感光体410に圧着する中間転写ベルト50へ転写される。転写後に感光体410上に残留したトナーはクリーニング部450により清掃される。
【0018】
画像形成エンジン400Y、400M、400C及び400K各々で形成されたトナー像が中間転写ベルト50に重畳して転写されることにより、中間転写ベルト50上にカラー画像が形成される。シートSはシート収容部20により1枚ずつ給紙され、レジスト搬送部として機能するレジストローラ60の位置まで搬送される。レジストローラ60にシートSが突き当てられて一端停止し、シートSの曲がりが矯正される。シートSは中間転写ベルト50上のトナー像と画像位置が一致するタイミングでレジストローラ60より給送される。
【0019】
レジストローラ60により給送されたシートSは、ガイド板より案内され、中間転写ベルト50及び転写部70により形成された転写ニップ位置へ送り込まれる。ローラにより構成される転写部70はシートSを中間転写ベルト50側へ押圧している。トナーと逆極性のバイアス(例えば+500V)が転写部70に印加されることにより、静電気力の作用で、中間転写ベルト50上のトナー像がシートSへ転写される。シートSは、除電針からなる分離装置(図示せず)により除電されて中間転写ベルト50から分離され、加熱ローラ、加圧ローラのローラ対からなる定着部80へ送られる。その結果、トナー像がシートSへ定着され、画像形成されたシートSが装置外へ排出される。
【0020】
なお、本実施形態における画像形成装置1は電子写真方式によりシートにカラー画像を形成するものであるが、本発明に係る画像形成装置は本実施形態に限定されるものではなく、シートにモノクロ画像を形成するモノクロ画像専用の画像形成装置であってもよいことは勿論のこと、その画像形成方式もインクジェット方式、熱転写方式、銀塩写真方式等、電子写真方式以外のどのような画像形成方式であっても構わない。
【0021】
図2は画像形成装置1の制御系のブロック図であり、ここでは代表的なものだけ示す。
【0022】
CPU(Central Processing Unit)101は、システムバス109を介してROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103等に接続されている。このCPU101は、ROM102に格納されている各種プログラムを読み出してRAM103に展開し、各部の動作を制御する。また、CPU101は、RAM103に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM103に格納するとともに操作表示部106に表示させる。そして、RAM103に格納した処理結果を所定の保存先に保存させる。
【0023】
ROM102は、プログラムやデータ等を予め記憶しており、代表的には半導体メモリで構成されている。
【0024】
RAM103は、CPU101によって実行される各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0025】
不揮発RAM104は、処理されたデータ等を一時的に記憶し、画像形成装置1の電源がOFFになってもデータは消去されない。
【0026】
HDD105は、画像読取部30で読み取って得た原稿データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする機能を有する。磁性体を塗布または蒸着した金属のディスクを一定の間隔で数枚重ね合わせた構造になっており、これをモータで高速に回転させて磁気ヘッドを近づけてデータを読み書きする。
【0027】
操作表示部106は各種の設定を可能にするものである。操作表示部106は例えばタッチパネル形式となっており、ユーザーが操作表示部106を通じて入力することによりカラー印刷やモノクロ印刷に関する条件が設定される。また、ネットワーク設定の情報等、各種の情報が操作表示部106に表示される。画像読取部30で読み取った原稿データに対して後述する拡大プリントモードを実行する場合、操作表示部106によりその設定を行う。
【0028】
画像読取部30は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。カラー原稿を読み取る場合は一画素当りRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。
【0029】
画像読取部30によって生成された原稿データや、画像形成装置1に接続されたPCから送信される原稿データは画像処理部107によって画像処理され、出力される印刷データが作成される。画像形成装置1でカラー印刷を実行する場合、画像読取部30等によって生成されたR(Red)・G(Green)・B(Blue)の画像データを画像処理部107における色変換LUTに入力し、R・G・BデータをY(Yellow)・M(Magenta)・C(Cyan)・Bk(Black)の画像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正を行ったり、濃度補正LUTを参照して網点などのスクリーン処理を行ったり、細線を強調するためのエッジ処理を行ったりする。
【0030】
画像形成部40は、画像処理部107により作成された印刷データをシート上に出力(印刷)する。
【0031】
次に画像形成装置1において実行される拡大プリントモードについて説明する。拡大プリントモードとは、画像読取部30で読み取った原稿データやPCから送信された原稿データ内の図表データを拡大してプリントするモードである。ここでいう図表データとは、図5で示すように、罫線Xにより区切られた複数の領域Yに文字を有する図や表のデータである。図表データを含む原稿データをシートに印刷しても図表内の文字が小さく読みにく場合があるため、図表内の文字を読みやすく拡大してシートに印刷することが好ましい。
【0032】
図3及び図4は拡大プリントモードに関する動作を説明するフローチャート図である。
【0033】
図3及び図4におけるステップS2〜S6、S8〜S14は画像処理部107により実行され、ステップS7は画像形成部40により実行される。
【0034】
まず、ユーザーによって印刷するシートサイズが選択される(図3におけるステップS1)。これは操作表示部106やPCを通じて選択される。
【0035】
シートサイズが選択されると、画像形成装置1に入力された原稿データにおいて図表データを判別する(ステップS2)。例えば図5に示すような原稿データZである場合、図や表のデータ領域であるαが図表データとして判別される。
【0036】
次に、画像処理部107が判別した図表データを選択されたシートサイズに合わせて拡大処理し(ステップS3)、図表データにおける文字を罫線で囲まれた領域の大きさに合わせてレイアウト変更する(ステップS4)。
【0037】
例えば図5に示す図表データαをシートサイズに合わせて拡大処理すると、図6(a)のような形態となる。図6(a)におけるPがシートサイズであり、図表データαにおける罫線、文字とも拡大処理される。文字は1文字単位の文字画像として認識され、操作表示部106等により予め設定されている文字の大きさに拡大処理される。
【0038】
罫線と文字が拡大処理されると、例えば図6(a)に示すように罫線により区切られた領域Y1における文字や罫線により区切られた領域Y2における文字のように、拡大処理された文字が領域をはみ出す場合がある。そこで、ステップS4において領域の大きさに合わせて文字に関するレイアウト変更がなされる。レイアウト変更された形態を図6(b)に示す。図6(b)に示す例でいえば、レイアウト変更されると領域Y1における文字と領域Y2における文字が各々の領域内におさまり、図表データの形態として好ましい状態となる。
【0039】
ステップS3、S4の動作が完了すると、図4のステップS5において拡大処理された文字が領域からはみ出しているかどうか判断する。
【0040】
図6(b)のように拡大処理した文字が各々の領域内におさまっていれば(ステップS5;No)、図表データにおける文字を罫線で囲まれた領域におさまる範囲内で最大限に拡大する(ステップS6)。例えば図6(b)における例でいえば、文字に関するレイアウト変更により文字が各々の領域内におさまっており、各領域内で文字を最大限に拡大し、図7に示すように文字を領域内で最大限に拡大する。このようにすれば、図表データ内の文字を更に読みやすくすることが出来る。そしてステップS6により作成された印刷データを画像形成部40によりシートに印刷する(ステップS7)。
【0041】
一方、例えば図8(a)に示すように文字に関するレイアウト変更を行っても領域Y3のように拡大処理された文字が領域からはみ出していると判断すると(ステップS5;Yes)、文字がはみ出す領域の面積が増大するように罫線の位置を調整する(ステップS8)。つまり拡大した文字が元の領域内におさまるよう罫線の位置を調整する。この調整は画像処理部107が領域の空白部を認識し、認識した空白部を考慮して調整するものであり、図8(a)の例でいえば、領域Y3(ここでは元の領域)の面積が増大するように罫線X1の位置を調整する。なお、ステップS8における調整は罫線X1を左右に平行移動させて調整するものである。
【0042】
罫線X1の位置を調整すると、図8(b)のようになり、領域Y3の文字が罫線X1の位置の調整により領域Y3におさまる。このように罫線の位置を調整することにより、もとの図表データの形態をなるべく維持しつつ、拡大して読みやすい印刷データを形成してシートに出力することが出来る。
【0043】
ステップS8の動作を実行後、再度、文字が領域からはみ出しているかどうか判断する(ステップS9)。
【0044】
罫線の位置を調整し、図8(b)のように文字が領域からはみ出していないと判断すると(ステップS9;No)、図7で示したように図表データにおける文字を罫線で囲まれた領域におさまる範囲内で最大限に拡大する(ステップS6)。この動作は画像処理部107が各領域の空白部を認識して文字の拡大率を調整するものである。このようにすれば、図表データ内の文字を更に読みやすくすることが出来る。
【0045】
一方、例えば図9(a)における領域Y4のように、罫線の位置を調整してもなお文字が領域からはみ出すと判断した場合(ステップS)、今度は罫線を分割して領域の大きさを調整しても良いか否か判断する(ステップS10)。この判断はユーザーが操作表示部106等を通じて設定した内容に基づき判断する。
【0046】
罫線を分割して領域の大きさを調整してはならないと判断した場合は(ステップS10;No)、ステップS6において図表データにおける文字を罫線で囲まれた領域におさまる範囲内で最大限に縮小又は拡大する。図9(a)の例でいえば、領域Y4における文字を領域内におさめるよう縮小し、他の領域の文字はその領域におさまる範囲内で最大限に拡大する。
【0047】
罫線を分割して領域の大きさを調整しても良いと判断した場合は、罫線を分割し、文字がはみ出す領域の面積が増大するように罫線の位置を調整する(ステップS11)。図9の例でいえば、図9(a)における罫線X2を罫線X3と罫線X4に分割し、領域Y4の面積が増大するように罫線X4の位置を調整する。そうすると図9(b)に示すように領域Y4の面積が増大することにより文字が領域内におさまるようになる。このように罫線を分割して調整することにより、元の図表データの形態は維持されないが、すべての文字が各領域内におさまるようになり、シートに印刷した場合に図表として読みやすくなる。
【0048】
ステップS11の動作を実行後、再度、文字が領域からはみ出しているかどうか判断する(ステップS12)。
【0049】
罫線を分割して調整し、図9(b)のように文字が領域からはみ出していないと判断すると(ステップS12;No)、図7で示したように図表データにおける文字を罫線で囲まれた領域におさまる範囲内で最大限に拡大する(ステップS6)。
【0050】
罫線を分割して調整しても図10における領域Y5のように文字が領域Y5からはみ出す場合がある。従って、罫線を分割して調整しても文字が領域からはみ出すと判断した場合(ステップS12;Yes)、今度は図表データを複数頁に分割しても良いかどうか判断する(ステップS13)。この判断はユーザーが操作表示部106等を通じて設定した内容に基づき判断する。
【0051】
図表データを複数頁に分割してはならないと判断した場合は(ステップS13;No)、ステップS6において図表データにおける文字を罫線で囲まれた領域におさまる範囲内で最大限に縮小又は拡大する。図10の例でいえば、領域Y5における文字を領域内におさめるよう縮小し、他の領域の文字はその領域におさまる範囲内で最大限に拡大する。
【0052】
図表データを複数頁に分割しても良いと判断した場合は(ステップS13;Yes)、1つの図表データを分割して複数頁に分割し(ステップS14)、その分割した印刷データに基づき複数枚のシートに出力することとなる。図10の例でいえば、図表データを上部領域aと下部領域bに分割し、上部領域aを図11(a)のような印刷データとし、下部領域bを領域の面積と文字のレイアウトを変更して図11(b)のような印刷データとする。
【0053】
以上図3〜図11に基づいて説明したように、図表データにおいて拡大した文字がもとの領域内におさまるよう罫線の位置を調整して印刷データを作成すれば、文字が小さく読みにくい図表を読みやすく拡大してシートに出力することが出来る。
【0054】
なお、本発明は当該実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】画像形成装置の内部構成を示す中央断面図である。
【図2】画像形成装置の制御系のブロック図である。
【図3】拡大プリントモードに関する動作を説明するフローチャート図である。
【図4】拡大プリントモードに関する動作を説明するフローチャート図である。
【図5】原稿データの一例を示す説明図である。
【図6】文字に関してレイアウト変更した図表データの説明図である。
【図7】文字を罫線で囲まれた領域におさまる範囲内で最大限に拡大した図表データの説明図である。
【図8】文字がはみ出す領域の面積が増大するように罫線の位置を調整した図表データの説明図である。
【図9】罫線を分割して罫線の位置を調整した図表データの説明図である。
【図10】罫線を分割して調整しても文字が領域からはみ出す図表データの説明図である。
【図11】複数頁に分割した図表データの説明図である。
【図12】図表データを含む原稿データの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0056】
1 画像形成装置
30 画像読取部
40 画像形成部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 不揮発RAM
105 HDD
106 操作表示部
107 画像処理部
X 罫線
Y 領域
Z 原稿データ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
罫線で区切られた複数の領域内に文字を有する図表データを含む原稿データから、前記図表データを拡大して印刷データを作成する画像処理部と、
当該画像処理部により作成した印刷データをシート上に出力する画像形成部と、を有し、
前記画像処理部は、拡大した前記文字が元の領域内におさまるよう前記罫線の位置を調整して印刷データを作成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記画像処理部は、前記領域における空白部を認識し、認識した当該空白部を考慮して前記罫線の位置を調整する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像処理部は、前記罫線を分割して前記罫線の位置を調整する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像処理部は、1つの前記図表データを分割して複数枚のシートに出力するよう印刷データを作成する請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像処理部は、前記罫線の位置が調整された後、前記空白部を認識して前記文字の拡大率を調整する請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−70042(P2009−70042A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−236360(P2007−236360)
【出願日】平成19年9月12日(2007.9.12)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】