説明

画像形成装置

【課題】装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得る。
【解決手段】ユーザの利用態様に応じた電源供給パターンを、設定情報記憶部73に予め記憶させておくだけの簡易な操作をもって、省電力制御部77は、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部73に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部71から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、省電力制御機能を有する画像形成装置に係り、特に、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を可能とする画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コピー、ファクシミリ、スキャナ、並びにプリンタ等の諸機能を併せ持つ、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置が提供されている。かかるMFPでは、昨今の地球環境保全等の高まりを受けて、省電力に配慮すべきことが社会的に強く要請されている。
【0003】
かかる要請に応えるためのアプローチのひとつとして、本願出願人は、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、定着部の温度を目標温度にするために定着部の加熱を開始し、定着制御部は、定着部の加熱中に、定着部の加熱を必要としない所定の機能を選択するための操作入力が受け付けられた時、定着部の加熱を停止する一方、定着部の加熱を停止した後、定着部の加熱を必要とする所定の機能を選択するための操作入力が受け付けられた時、定着部の加熱を再開させるようにした省電力制御技術を提案している(特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に記載の省電力制御技術によれば、省電力を考慮しつつも速やかなる画像形成動作の開始を実現することができる。
【0005】
ところで、昨今のMFPでは、例えばデータの集中管理拠点としてのサーバ的な役割を担うなど、多彩な利用態様が出現してきている。こうした中で、ユーザによっては、データの送信機能又は保存機能を主として利用し、印刷機能はあまり利用しない、などといった利用態様も生じてきている。
【0006】
しかしながら、従来、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時には、印刷エンジンを画一的に起動する構成を採用していたので、上記のような新しい利用態様では、印刷エンジンを無駄に起動させてしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−153495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
解決しようとする問題点は、従来技術では、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様の如何にかかわらず、印刷エンジンを画一的に起動してしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来するおそれがあった点である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記従来技術の課題に着目し、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得ることを目的として、画像形成に係る各種機能部へ電源の供給を行う電源部と、前記電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行うための電源供給パターンを記憶する設定情報記憶部と、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、前記設定情報記憶部に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、前記電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせる省電力制御部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
従来技術では、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様の如何にかかわらず、印刷エンジンを画一的に起動してしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来するおそれがあったことに鑑みて、本発明に係る画像形成装置では、省電力制御部は、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせることとした。
【0011】
これにより、ユーザの利用態様に応じた電源供給パターンを、設定情報記憶部に予め記憶させておくだけの簡易な操作で、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転が行われる結果として、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。
【図3】同画像形成装置の動作説明に供するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得るといった目的を、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせる省電力制御部により実現した。
【実施例】
【0014】
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
[画像形成装置周辺の概略構成]
図1は、本発明実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。
【0016】
本装置は、例えば、コピージョブ、Fax送信ジョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(メール送信やデータ送信)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本装置は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びにネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
【0017】
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
【0018】
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
【0019】
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
【0020】
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
【0021】
操作パネル部51は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53並びに機能キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
【0022】
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。
【0023】
機能キー部55は、画像形成に関する各種機能に係る項目を選択乃至設定する際に操作される複数の機能キーを備えている。具体的には、例えば、コピー機能の実行に係る指示操作を行う際等に操作されるスタートキー57や、装置自身の電力モードを、より省電力効果の高い省電力モードへと移行させる際等に操作される節電キー59などを備えている。
【0024】
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
【0025】
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
【0026】
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末67に対する種々のデータの送受信を制御する。
【0027】
さて、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得るために、主制御部11は、画像形成に係る各種機能部(スキャナ部21、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61など)へ電源の供給を行う電源部71と、電源部71から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行うための電源供給パターンを記憶する設定情報記憶部73と、コピー又は印刷を含む各種機能に係るジョブ発生を検知するジョブ発生検知部75と、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部73に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部71から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせる省電力制御部77と、を備えて構成されている。
【0028】
[本発明実施例に係る画像形成装置の動作]
次に、本発明実施例に係る画像形成装置の動作について、図3を参照して説明する。図3は、本画像形成装置の動作説明に供するフローチャート図である。
【0029】
なお、図3に示す例では、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に読み込まれる設定情報として、エンジン部41への電源の供給を遮断する旨、及び操作パネル部51への電源の供給を行う旨が記憶されているものとする。
【0030】
図3に示すように、装置本体の主電源(不図示)がオンされると、従来技術では、レディモード(通常待機モード)で起動し、例えば、スキャナ部21、エンジン部41、操作パネル部51、及びファクシミリ通信部61の全てに対して電力供給がなされるのに対し、本発明では、主制御部11は、設定情報記憶部73の設定情報を読み込み(ステップS11)、読み込んだ設定情報を省電力制御部77宛に渡す。
【0031】
これを受けて省電力制御部77は、エンジン部41への電源の供給を遮断する旨、及び操作パネル部51への電源の供給を行う旨(前記前提条件参照)の設定情報に従って、エンジン部41への電源の供給を遮断し、操作パネル部51への電源の供給を行う省電力運転を実行する(ステップS12)。
【0032】
こうした省電力運転中であっても、ユーザは、操作パネル部51経由のパネル操作を通して、データの送信機能や保存機能を遂行することができる。従って、例えば、データの送信機能又は保存機能を主として利用し、印刷機能はあまり利用しない、などといった利用態様で装置を利用するユーザにあっては、何らの支障を生じることなく快適に装置を利用できながらも、省電力に多大な貢献を果たす(相対的に消費電力の大きいエンジン部41への電源供給が遮断されている)ことができる。
【0033】
さて、ステップS12における省電力運転中、ジョブ発生検知部75は、操作パネル部51経由のパネル操作を監視する等によって、コピー又は印刷を含む各種機能に係るジョブイベントの発生を検知することで、ジョブイベントの発生有無並びに種別を監視している(ステップS13〜S14)。
【0034】
ステップS13の監視中に、何らかのジョブイベントが発生し(ステップS13の”Yes”)、そのジョブがコピー又は印刷ジョブのいずれかである(ステップS14の”Yes”)旨の判定が下されたとき、省電力制御部77は、エンジン部41への電源の供給を開始させる(ステップS15)。
【0035】
具体的には、ステップS15において、ユーザがコピーキー(不図示)を操作してコピー画面をタッチパネル部53に表示させ、スタートキー57を押下操作してコピージョブの開始を操作指示した時点をもって、コピージョブが発生したとみなしている。また、装置本体に印刷ジョブが到着した時点をもって、印刷ジョブが発生したとみなしている。このように、エンジン部41の起動が必要になった旨が検知されたときには、エンジン部41への電源の供給が速やかに開始されて、ユーザを長時間にわたり待機させることが未然に回避される結果として、省電力への多大な貢献を果たしながら、ユーザの利便性向上にも貢献することができる。
【0036】
[実施例の効果]
従来技術では、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様の如何にかかわらず、印刷エンジンを画一的に起動してしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来するおそれがあったことに鑑みて、本発明実施例に係る画像形成装置では、省電力制御部77は、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部73に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部71から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせることとした。
【0037】
これにより、ユーザの利用態様に応じた電源供給パターンを、設定情報記憶部73に予め記憶させておくだけの簡易な操作で、装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部73に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、電源部71から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転が行われる結果として、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得ることができる。
【0038】
また、エンジン部41の起動が必要になった旨が検知されたときには、エンジン部41への電源の供給が速やかに開始されて、ユーザを長時間にわたり待機させることが未然に回避される結果として、省電力への多大な貢献を果たしながら、ユーザの利便性向上にも貢献することができる。
【0039】
[その他]
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
【0040】
すなわち、例えば、本発明実施例中、設定情報として、エンジン部41への電源の供給を遮断する旨、及び操作パネル部51への電源の供給を行う旨が記憶される例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、例えば、エンジン部41への電源の供給を遮断する旨のみが設定情報として記憶される構成を採用してもよいし、又は、エンジン部41への電源の供給を遮断する旨と、その他の任意の機能部への電源の供給を行う旨若しくは行わない旨と、が設定情報として記憶される構成を採用してもよい。
【0041】
最後に、本発明実施例中、装置本体の主電源の起動直後において、設定情報記憶部73の設定情報を読み込む例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、省電力モードからの復帰時に、設定情報記憶部73の設定情報を読み込む構成を採用した場合であっても、前述と同様に本発明をそのまま適用可能であることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0042】
11 主制御部
71 電源部
73 設定情報記憶部
75 ジョブ発生検知部
77 省電力制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成に係る各種機能部へ電源の供給を行う電源部と、
前記電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行うための電源供給パターンを記憶する設定情報記憶部と、
装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、前記設定情報記憶部に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、前記電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行わせる省電力制御部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
画像形成に係る各種機能部へ電源の供給を行う電源部と、
前記電源部から印刷エンジンへの電源供給を遮断する省電力運転を行うための電源供給パターンを記憶する設定情報記憶部と、
装置本体の電源起動時、又は省電力モードからの復帰時に、前記設定情報記憶部に記憶された電源供給パターンに係る設定情報に従って、前記電源部から前記印刷エンジンへの電源供給を遮断する省電力運転を行わせる省電力制御部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2記載の画像形成装置であって、
前記省電力制御部は、前記省電力運転中に、コピー又は印刷に係るジョブ発生を検知したとき、前記電源部から前記印刷エンジンへの電源供給を開始させる、
ことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−197632(P2010−197632A)
【公開日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−41657(P2009−41657)
【出願日】平成21年2月25日(2009.2.25)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】