説明

画像表示プログラム、画像表示装置、および画像表示方法

【課題】複数の画像を配置した年表を作成すること。
【解決手段】年表作成部103aは、所定の表示解像度の矩形の一端に、複数の配置対象画像のうち最も撮影日時が早い第1の画像を配置し、矩形の他端に、配置対象画像のうち最も撮影日時が遅い第2の画像を配置し、配置対象画像のうち、第1の画像と第2の画像とを除いた中間画像を、矩形内の第1の画像と第2の画像との間の領域に、それぞれの撮影日時順に並ぶように、かつ撮影時間間隔に応じた配置間隔となるように配置する。表示制御手段103bは、配置対象画像の配置結果をモニタ105に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像表示プログラム、画像表示装置、および画像表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
次のような画像表示方法が知られている。この画像表示装置は、年表形式で撮影日時に沿って画像を表示する(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】特開2006−146755号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の画像表示装置では、画面の水平方向に年表軸を配置して、その年表軸に沿って画像を配置していくため、画像の枚数が増えると画面のスクロールが必要になった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による画像表示プログラムおよび方法は、複数の配置対象画像のそれぞれの撮影日時を特定し、特定した各配置対象画像の撮影日時に基づいて、所定の表示解像度の矩形表示領域の一端に、最も撮影日時が早い配置対象画像を第1の画像として配置し、矩形表示領域の他端に、最も撮影日時が遅い配置対象画像を第2の画像として配置し、配置対象画像のうち、第1の画像と第2の画像とを除いた中間画像を、矩形内の第1の画像と第2の画像との間に、それぞれの撮影日時順に並ぶように、かつ撮影時間間隔に応じた配置間隔となるように配置し、配置された配置対象画像を表示装置に表示することを特徴とする。
本発明では、第1の画像と第2の画像との間の領域に、配置対象画像の撮影時間間隔を表すための時間軸を表示し、第1の画像と第2の画像との撮影時間の差に基づいて、時間軸上に表示する目盛りの時間単位を決定し、時間軸上に、決定した時間単位で目盛りを表示するようにしてもよい。
第1の画像と第2の画像との間の領域に、配置対象画像の撮影時間間隔を表すための時間軸を表示し、時間軸上に所定時間間隔で目盛りを表示し、一定の間隔以上画像が配置されていない区間については、ユーザの操作に基づく目盛り間隔の変更を受け付けるようにしてもよい。
複数の配置対象画像の配置間隔が所定間隔未満である場合には、それら複数の配置対象画像を別の時間軸上に表示するようにしてもよい。
複数の配置対象画像の配置間隔が所定間隔未満である場合には、ユーザにより行われる所定の操作ごとに、それら複数の配置対象画像のうちの1枚を切り替えて表示するようにしてもよい。
配置対象画像として新たな画像が追加された場合には、新たな画像も含めて第1の画像、中間画像、および第2の画像を再配置するようにしてもよい。
配置対象画像から少なくとも1枚の画像が削除された場合には、削除された画像を除いて第1の画像、中間画像、および第2の画像を再配置するようにしてもよい。
本発明による画像表示装置は、上記画像表示プログラムを実行して、画像表示プログラムからの出力データを表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、画面をスクロールさせることなく画像を配置することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、本実施の形態における画像表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、例えばパソコン(パーソナルコンピュータ)であって、操作部材101と、接続IF(インターフェース)102と、制御装置103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、モニタ105とを備えている。
【0008】
操作部材101は、使用者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。接続IF102は、デジタルカメラなどの外部機器を接続するためのインターフェースであって、例えばデジタルカメラと有線接続を行うためのUSBインターフェースや、無線接続を行うための無線LANモジュールなどが使用される。本実施の形態では、例えば、この接続IF102を介してデジタルカメラから画像データが取り込まれる。
【0009】
なお、本実施の形態では、接続IF102を介して取り込まれる画像データは、例えば、Exif(Exchangeable Image File Format for Digital Still Camera)等の所定の形式の画像ファイルである。このExif形式の画像ファイルは、所定の画像形式に圧縮された画像データ、例えばJpeg形式の画像データを本画像として含み、さらに本画像を縮小して生成されたサムネイル画像や画像の撮影日時などの付加情報を含んでいる。
【0010】
HDD104は、接続IF102を介して取り込まれた画像データや、制御装置103で実行される種々のプログラム等を記録するための記録装置である。モニタ105は、例えば液晶モニタであって、制御装置103から出力される種々の表示用データが表示される。なお、モニタ105は、表示解像度を切り替えることができ、例えば、XGA(1024×768)や、VGA(640×480)などの中から使用者によって選択された表示解像度に設定する。
【0011】
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、年表作成部103aと、表示制御部103bとを機能的に備えている。なお、制御装置103を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
【0012】
年表作成部103aは、HDD104に記録されている画像の中から、使用者によって選択された複数の画像を配置対象として、これらの配置対象画像をその撮影日時に基づいて年表形式で配置して年表を作成する。そして、表示制御部103bは、作成された年表をモニタ105に表示する。なお、年表上に配置する画像は、画像ファイルに含まれる本画像であってもよく、あるいは付加情報として含まれるサムネイル画像であってもよい。
【0013】
本実施の形態では、例えば、HDD104の所定のフォルダ内に、図2に示す画像A〜画像Sが記録されているものとし、それぞれの撮影日時は図2に示す通りである。そして、使用者は、図3に示すような画像選択画面上でこの画像A〜画像Sの中から配置対象画像を選択する。
【0014】
図3に示す例では、画像A〜画像Sの各画像は、最も撮影日時が早い画像Aからの経過時間に応じてグループ化されて表示されている。例えば、画像Aの撮影日時からの経過時間が2時間未満(0〜2時間)内に撮影された画像A、B、およびCが第1グループ内に表示されている。また、画像Aの撮影日時からの経過時間が2時間〜4時間の間に撮影された画像DおよびEが第2グループ内に表示されている。使用者は、この画像選択画面上で、複数枚の配置対象画像を選択した後、OKボタンをクリックすることによって、配置対象画像の選択を確定することができる。
【0015】
そして、使用者によってOKボタンがクリックされると、年表作成部103aは、選択されたそれぞれの配置対象画像をその撮影日時順で、かつ撮影日時間隔に応じた配置間隔となるように配置することによって、配置対象画像を撮影日時に応じて配置した年表を作成することができる。なお、本実施の形態では、図2に示した画像A〜画像Sのうち、画像B、C、E、G、I、K、L、N、P、Q、およびRが配置対象画像として選択されたものとして、以下の説明を行う。
【0016】
図4は、本実施の形態における年表作成・表示処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、使用者によって図3に示した画像選択画面上のOKボタンがクリックされると起動するプログラムとして、制御装置103によって実行される。
【0017】
ステップS10において、年表作成部103aは、使用者によって選択された配置対象画像の画像ファイルをHDD104から読み込んで、ステップS20へ進む。ステップS20では、年表作成部103aは、それぞれの画像ファイル内の付加情報部から撮影日時に関する情報を取得して、撮影日時が最も早い画像と、撮影日時が最も遅い画像とを特定する。そして、両者の撮影日時の時間差を算出する。その後、ステップS30へ進む。
【0018】
ステップS30では、年表作成部103aは、算出した撮影日時の時間差に基づいて、年表形式で画像を配置するに当たって画面上に表示する時間軸の目盛りの時間単位を決定する。例えば、図5に示すように、撮影日時が最も早い画像と、撮影日時が最も遅い画像との撮影時間差に応じて、目盛りの時間単位をあらかじめ設定しておき、年表作成部103aは、この図5に示す表に従って、撮影時間差に応じた目盛り単位を決定する。なお、本実施の形態では、配置対象画像のうち、最も撮影時間が早い画像Bと、最も撮影時間が遅い画像Rとの時間差が約12時間であるため、目盛り単位は2時間単位となる。
【0019】
その後、ステップS40へ進み、年表作成部103aは、それぞれの配置対象画像の撮影日時に基づいて、各配置対象画像の配置位置を決定する。本実施の形態では、ある表示解像度を対象として、1画面内に全ての画像を配置するように配置位置を決定するように配置対象画像を配置する。例えば、表示解像度をXGAとした場合には、画面の表示領域のうち、年表を表示するための領域として所定の表示解像度の矩形をあらかじめ設定しておく。そして、年表作成部103aは、当該矩形内に撮影日時順、かつ撮影日時間隔に応じた配置間隔で配置対象画像を配置する。
【0020】
配置対象画像の配置結果の具体例を図6に示す。図6(a)または図6(b)に示すように、撮影日時が最も早い画像Bを表示範囲内の左端に配置し、撮影日時が最も遅い画像Rを表示範囲内の右端に配置する。そして、画像Bと画像Rとの間に、その撮影日時順に並ぶように、かつ撮影日時間隔に応じた配置間隔となるように、他の画像(中間画像)を配置する。また、画像Bと画像Rとの間には、時間軸が表示され、当該時間軸上には、上述したように決定した単位、すなわち2時間単位で目盛りが表示される。
【0021】
なお、図6(a)は目盛りを撮影日時で表しており、本実施の形態では、この表示形態を定時刻表示と呼ぶ。また、図6(b)は目盛りを画像Bが撮影されてからの経過時間で表しており、本実施の形態では、この表示形態を経過時間表示と呼ぶ。いずれの表示形式で目盛りを表示するかは、使用者によってあらかじめ設定されており、その設定状況に応じて、表示制御部103bが、後述するステップS70で、いずれの表示形式で表示するかを決定する。
【0022】
また、使用者は、目盛りの表示形態が定時刻表示であるときに、画面上に表示されている、経過時間表示に切り替えるための切替ボタン6cを押下することで、目盛りの表示形態を経過時間表示に切り替えることができる。すなわち、表示制御部103bは、使用者によって切替ボタン6cが押下されたことを検出した場合には、図6(a)に示す画面から図6(b)に示す画面に切り替える。あるいは、使用者は、目盛りの表示形態が経過時間表示であるときに、画面上に表示されている、定時刻表示に切り替えるための切替ボタン6dを押下することで、目盛りの表示形態を定時刻表示に切り替えることができる。すなわち表示制御部103bは、使用者によって切替ボタン6dが押下されたことを検出した場合には、図6(b)に示す画面から図6(a)に示す画面に切り替える。
【0023】
その後、ステップS50へ進み、年表作成部103aは、短縮マークの配置位置を決定する。ここで短縮マークとは、画像間の撮影日時の間隔が所定時間以上空いた場合に、目盛りの間隔を短くするようにし、その短くしたことを示すために時間軸上に表示するマークをいう。本実施の形態では、例えば、一目盛り間に1枚も画像が配置されない場合に、目盛りの間隔を短くして、その目盛り間に短縮マークを表示するようにする。なお、図6(a)または図6(b)に示した例では、一目盛り間に1枚も画像が配置されない区間がないことから短縮マークは表示されていない。短縮マークとしては、例えば、図7(a)に示すような波型のマーク(波マーク)7aが用いられる。その後、ステップS60へ進む。
【0024】
ステップS60では、年表作成部103aは、配置対象画像を配置した結果、撮影日時の間隔が短いことにより、複数の画像が重なって配置されたブロックを特定する。例えば、図6(a)に示す例では、画像K、L、およびNからなるブロック6aと、画像P、およびQからなるブロック6bとが特定される。なお、図6の各図に示すように、各ブロックの下には、そのブロックに含まれる画像の枚数が表示される。そして、年表作成部103aは、特定した各ブロックに含まれる画像に対して、各ブロックを識別するための一意のブロック番号を付加する。例えばブロック6aのブロック番号をB1、ブロック6bのブロック番号をB2とする。
【0025】
なお、本実施の形態では、図8に示すように、HDD104に記録されている画像A〜画像Sのそれぞれについて、各画像と、配置対象画像として選択されたか否かを表す情報および、ブロックに含まれる画像はそのブロック番号とを対応付けてHDD104に記録しておく。
【0026】
その後、ステップS70へ進み、表示制御部103bは、上述したように、使用者によってあらかじめ設定されている表示形式で、年表作成部103aが作成した年表をモニタ105に表示する。すなわち、図6(a)または図6(b)に示した配置対象画像の配置結果を年表としてモニタ105へ出力する。その後、ステップS80へ進む。
【0027】
ステップS80では、年表作成部103aは、作成した年表に関する情報(年表情報)をHDD104へ記録する。年表情報としては、次回、使用者に呼び出されたときに、作成した年表を呼び出すために必要な情報が記録される。例えば配置対象画像に関する情報(例えばファイル名)、表示形式(定時刻表示または経過時間表示)、短縮マークを表示した箇所(短縮マーク位置)に関する情報、配置対象画像を選択した際にHDD104に記録されていた全ての画像に関する情報(例えば画像ファイル名)が記録される。その後、処理を終了する。
【0028】
本実施の形態では、使用者は、表示された年表をマウス操作により編集することができる。具体的には、短縮マーク7aを操作することで目盛り間の間隔を変更したり、年表上に新たな画像を追加したり、画像が重なって表示されたブロックから画像を削除したりすることができる。これらの具体的な処理について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図9においては、図4に示した処理と同様の処理については同じ符号を付与して説明を省略する。
【0029】
ステップS110において、年表作成部103aは、使用者によって短縮マーク7aが移動されたか否かを判断する。本実施の形態では、図7(a)に示した短縮マーク7aをマウスでクリックして移動させることによって、目盛り間の間隔を変更することができる。例えば、図7(b)に示すように、短縮マーク7aを右方向または左方向に移動させることができ、左方向に移動された場合には、年表作成部103aは、移動された短縮マーク7aの右側にある目盛りを左方向に移動させて、短縮マークが表示されている区間の目盛り間隔を狭くする。これに対して、短縮マーク7aが右方向へ移動された場合には、年表作成部103aは、移動された短縮マーク7aの左側にある目盛りを右方向に移動させて、短縮マークが表示されている区間の目盛り間隔を狭くする。
【0030】
すなわち、ステップS110で肯定判断した場合には、ステップS120へ進み、年表作成部103aは、短縮マーク7aが左方向に移動されたか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS130へ進み、年表作成部103aは、移動された短縮マーク7aの右側にある目盛りを左方向に移動させて、ステップS150へ進む。これに対して、否定判断した場合、すなわち短縮マーク7aが右方向へ移動されたと判断した場合には、ステップS140へ進む。ステップS140では、年表作成部103aは、移動された短縮マーク7aの左側にある目盛りを右方向に移動させて、ステップS150へ進む。
【0031】
ステップS150では、年表作成部103aは、短縮マーク7aが表示されている区間の目盛り幅を短縮したことに伴って、他の目盛り幅が等間隔になるように目盛りの表示間隔および配置対象画像の配置間隔を調整して、ステップS60へ進む。
【0032】
次に、ステップS110で否定判断した場合の処理について説明する。この場合には、ステップS160へ進む。ステップS160では、年表作成部103aは、使用者によって、既に年表上に配置されている配置対象画像に加えて、新たな画像の追加が指示されたか否かを判断する。具体的には、使用者によって再度、図3に示した画像選択画面が呼び出され、配置対象画像として選択されていない他の画像が追加画像として選択されたか否かを判断する。なお、使用者は、メニュー操作により画像選択画面を呼び出すことができ、例えば、使用者は、画面上でマウスを右クリックすることによってメニューを表示し、当該メニュー上で「画像選択画面」という項目を選択することによって、画像選択画面を呼び出すことができる。ステップS160で肯定判断した場合には、ステップS170へ進む。
【0033】
ステップS170では、年表作成部103aは、追加された画像の撮影日時が、年表上に配置されている配置対象画像のうち、最も撮影日時が早い画像(最初の画像)の撮影日時と、最も撮影日時が遅い画像(最後の画像)の撮影日時との間であるか否かを判断する。否定判断した場合には、ステップS150へ進み、年表作成部103aは、追加画像を含めた選択対象画像を年表上に再配置する。一方、肯定判断した場合には、ステップS180へ進む。
【0034】
ステップS180では、追加画像の中に、その撮影日時に応じた配置位置が短縮マーク7aが表示されている短縮区間に当たる画像が含まれているか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS190へ進み、該当する短縮区間を解除して、ステップS150へ進む。ステップS150では、短縮区間の解除に伴って目盛り間隔、および追加画像を含めた配置対象画像の配置位置を調整して年表上に再配置する。これに対して、否定判断した場合には、ステップS40へ進み、追加画像を含めた配置対象画像を年表上に再配置して、ステップS60へ進む。
【0035】
次に、ステップS160で否定判断した場合の処理について説明する。この場合には、ステップS200へ進む。ステップS200では、表示制御部103bは、年表上に表示されているブロックが使用者によってクリックされたか否かを判断する。例えば、図6に示す例では、ブロック6aまたは6bに含まれる各画像や、画像の下に表示されているブロックに含まれる枚数のいずれかがクリックされたか否かを判断する。否定判断した場合には処理を終了する。これに対して、肯定判断した場合には、ステップS210へ進む。
【0036】
ステップS210では、表示制御部103bは、そのブロックが使用者によって初めてクリックされたか否かを判断する。例えば、図10に示すように、各ブロック番号ごとに既にクリック済みか否かを表す情報(クリック済み=1、未クリック=0)をHDD104に記録しておき、表示制御部103bは、この表を参照してそのブロックが使用者によって初めてクリックされたか否かを判断する。そして、表示制御部103bは、そのブロックが初めてクリックされたブロックである場合には、そのブロック番号の当該情報を1に更新する。
【0037】
ステップS210で否定判断した場合には、ステップS280へ進み、ブロック内に含まれる画像を別年表で表示する。例えば、図11に示すように、年表上でブロック6aがクリックされた場合には、表示制御部103bは、表示済みの年表の下段にブロック6aに含まれる画像K、L、およびNのみを配置した別年表を表示する。すなわち、画像K、L、およびNを別の時間軸上に配置して表示する。このとき、年表作成部103aは、ブロック6aに含まれる画像K、L、およびNのうち、撮影日時が最も早い画像Kを表示範囲内の左端に配置し、撮影日時が最も遅い画像Nを表示範囲内の右端に配置する。そして、画像Kと画像Nとの間に、その撮影日時間隔に応じた配置間隔となるように、画像Lを配置する。
【0038】
また、画像Kと画像Nとの間には、時間軸が表示され、当該時間軸上には、画像Kの撮影日時と画像Nの撮影日時との時間差に応じた目盛り単位が図5に基づいて設定されて表示される。ここでは、画像Kと画像Nの撮影日時の時間差は50分50秒であることから、目盛り単位は5分単位となる。
【0039】
これに対して、ステップS210で肯定判断した場合には、ステップS220へ進み、表示制御部103bは、図12に示すように、使用者に対して狭い範囲内に多くの画像が配置されていることを通知するための警告画面をモニタ105に表示する。使用者は、この警告画面上で「はい」ボタンを押下することによって、ブロックに含まれる画像を別画面で確認しながらいずれかの画像を削除するかを選択することができる。これに対して、「いいえ」ボタンを押下することによって、図11に示した別年表表示をすることができる。
【0040】
すなわち、ステップS230では、表示制御部103bは、使用者によって「はい」ボタンが押下されたか否かを判断し、否定判断した場合には、ステップS280へ進み、表示制御部103bは、図11に示したように、ブロック内に含まれる画像のみを別年表で表示する。一方、肯定判断した場合には、ステップS240へ進み、表示制御部103bは、図13に示す削除画像選択画面をモニタ105に表示する。この削除画像選択画面内には、クリックされたブロックに含まれる画像が撮影日時順に表示されており、使用者は、この削除画像選択画面上で、削除したい画像を選択することができる。
【0041】
なお、ここでは、使用者は削除したい画像をクリックすることによって選択することができ、複数枚の画像をクリックすることによって、複数枚の画像を選択することもできる。なお、この削除画像選択画面は、使用者によるメニュー操作によっても呼び出し可能である。例えば、使用者は、ブロック上でマウスを右クリックすることによってメニューを表示し、当該メニュー上で「削除画像選択画面」という項目を選択することによって、削除画像選択画面を呼び出すことができる。
【0042】
その後、ステップS250へ進み、表示制御部103bは、使用者によって削除画像選択画面内で「削除」ボタンが押下されたか否かを判断する。否定判断した場合、すなわち「キャンセル」ボタンが押下されたと判断した場合には、ステップS280へ進んで、表示制御部103bは、図11に示したように、ブロック内に含まれる画像のみを別年表で表示する。一方、肯定判断した場合には、ステップS260へ進む。
【0043】
ステップS260では、表示制御部103bは、削除画像選択画面で選択された画像を配置対象画像から削除して、ステップS270へ進む。ステップS270では、画像を削除した後の配置対象画像を年表上に再配置して、ステップS60へ進む。
【0044】
次に、上述した年表情報を用いて、作成済みの年表を再生成して表示する方法について説明する。本実施の形態では、使用者は、メニューを呼び出して作成済みの年表を開くように指示することができる。例えば、使用者は、画面上でマウスを右クリックすることによってメニューを表示し、当該メニュー上で「年表を開く」という項目を選択することによって、作成済みの年表を開くことができる。このとき、作成済みの年表が複数あるときは、いずれか1つを選択して再表示を指示することができる。図14は、使用者によって年表の再表示が指示された場合に実行される再表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、図14においては、図4に示した処理と同様の処理については同じ符号を付与して説明を省略する。
【0045】
ステップS310において、年表作成部103aは、HDD104に記録されている年表情報を読み込む。その後、ステップS320へ進み、年表作成部103aは、画像の簡易追加設定がオンに設定されているか否かを判断する。ここで、画像の簡易追加設定について説明する。本実施の形態における画像表示装置100では、年表作成当初にフォルダ内に記録されていた画像に加えて、新たな画像が追加されたときに、その新たに追加された画像を配置対象画像に追加する方法として、次の2つの方法が用意されている。
【0046】
1つは、図9のステップS160で上述したように、使用者が図3に示した画像選択画面上で新たな画像を追加する方法、もう1つは、フォルダ内に新たに追加された画像を自動的に配置対象画像に追加する方法がある。使用者は、後者の方法で新たな画像を配置対象画像へ追加するために、あらかじめ画像の簡易追加設定をオンに設定しておく必要がある。すなわち、ステップS320では、年表作成部103aは、画像の簡易追加設定がオンに設定されているか否かを判断することによって、新たにフォルダに追加された画像を自動的に配置対象画像に追加するか否かを判断する。
【0047】
ステップS320で肯定判断した場合には、ステップS330へ進む。ステップS330では、年表作成部103aは、フォルダ内に新たに追加された画像も含めて、フォルダ内に記録されている画像を特定する。その後、ステップS340へ進み、年表作成部103aは、ステップS330で特定した画像と、年表情報に含まれている配置対象画像を選択した際にHDD104に記録されていた全ての画像に関する情報とに基づいて、フォルダ内に新たな画像が追加されているか否かを判断する。
【0048】
肯定判断した場合には、ステップS350へ進み、年表作成部103aは、フォルダ内に新たに追加された画像を配置対象画像に追加して、配置対象画像を再設定する。例えば、画像S、T、Uの3枚の画像が新たに追加されていた場合には、図15に示すように、図8に示した表に画像S、T、Uの3枚の画像に関する情報を追加し、これらの画像を配置対象画像に追加する、すなわち配置対象画像=○に設定する。その後、年表作成部103aは、ステップS20〜S60の処理を実行して、新たな画像を追加した後の配置対象画像を対象として、年表を再作成する。
【0049】
また、ステップS320またはステップS340で否定判断した場合には、年表作成部103aは、年表情報に含まれる配置対象画像に関する情報に基づいて特定される、既に年表上に配置されている画像のみを対象として、ステップS20およびステップS30の処理を実行した後、ステップS360へ進む。ステップS360では、年表作成部103aは、年表情報に含まれる短縮マーク位置に関する情報に基づいて、目盛り間隔が短縮された区間を特定し、その区間の目盛り間隔を短縮してから全体の目盛り間隔を調整して、ステップS40へ進む。
【0050】
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)所定の表示解像度の矩形の一端に、複数の配置対象画像のうち最も撮影日時が早い画像を配置し、矩形の他端に、配置対象画像のうち最も撮影日時が遅い画像を配置するようにした。そして、配置対象画像の中から両端に配置した画像を除いた中間画像を、矩形内に配置した両端の画像の間の領域に、それぞれの撮影日時順に並ぶように、かつ撮影時間間隔に応じた配置間隔となるように配置して、モニタ105に表示するようにした。これによって、所定の表示解像度内に全ての画像を配置することができ、使用者は全ての画像を見るためにスクロールする必要がなくなる。
【0051】
(2)両端に配置した画像の間の領域に、配置対象画像の撮影時間間隔を表すための時間軸を表示し、両画像の撮影時間(撮影日時の時間間隔)の差に基づいて時間軸上に表示する目盛りの時間単位を決定して、その時間単位で時間軸上に目盛りを表示するようにした。これによって、配置対象画像の先頭と最後の画像の撮影時間差に応じた最適な時間単位の目盛りを表示することができる。
【0052】
(3)両端の画像の間の領域に、配置対象画像の撮影時間間隔を表すための時間軸を表示し、時間軸上に所定時間間隔で目盛りを表示し、一定の間隔以上画像が配置されていない区間については、使用者による目盛り間隔の変更を受け付けるようにした。これによって、使用者は、画像が配置されていない区間の目盛り間隔を自由に変更することができ、年表レイアウトの自由度が向上する。
【0053】
(4)複数の配置対象画像の配置間隔が所定間隔未満である場合には、それら複数の配置対象画像、すなわちブロックに含まれる配置対象画像を別の時間軸上に配置するようにした。これによって、使用者は、ブロック内に含まれる画像が重なって表示された場合であっても、別の時間軸上でそれぞれ確認することができる。
【0054】
(5)配置対象画像として新たな画像が追加された場合には、新たな画像も含めて配置対象画像を再配置するようにした。これによって、新たな画像が追加された場合でも、その画像を撮影日時に応じた適切な位置に配置して年表を再作成することができる。
【0055】
(6)配置対象画像から少なくとも1枚の画像が削除された場合には、削除された画像を除いて配置対象画像を再配置するようにした。これによって、画像が削除された場合でも、残りの画像を、それぞれ撮影日時に応じた適切な位置に配置して年表を再作成することができる。
【0056】
―変形例―
なお、上述した実施の形態の画像表示装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、撮影日時が最も早い画像を表示範囲内の左端に配置し、撮影日時が最も遅い画像を表示範囲内の右端に配置した。そして、両画像間に、その撮影日時順に並ぶように、かつ撮影日時間隔に応じた配置間隔となるように、他の画像(中間画像)を配置するようにした。また、両画像間には、目盛り付きの時間軸を表示するようにした。すなわち、年表を表示するための領域として所定の表示解像度の矩形をあらかじめ設定しておき、その矩形内の水平方向に左から右へ向けて撮影時間が経過するように時間軸を配置して画像を配置する例について説明した。
【0057】
しかしながら、他の表示形態で年表を表示するようにしてもよい。例えば、矩形内の水平方向に右から左へ向けて撮影時間が経過するように時間軸を配置して画像を配置するようにしてもよい。また、矩形内の垂直方向に上から下、または下から上へ向けて撮影時間が経過するように時間軸を配置して画像を配置するようにしてもよい。矩形内に時間軸を複数本配置して、複数の時間軸に跨って時間経過を表すようにしてもよい。
【0058】
(2)上述した実施の形態では、使用者によって、年表上で画像が重なって表示されているブロックがクリックされた場合には、図11に示したように、表示済みの年表の下段に、クリックされたブロックに含まれる画像のみを、別の時間軸上に配置した別年表を表示する例について説明した。このとき、別年表の中にも複数の画像が重なって表示されるブロックが存在する場合には、使用者は、さらにそのブロックをクリックすることによって、別年表中のブロックに含まれる画像のみを別の時間軸上に配置した別年表の表示を指示できるようにしてもよい。また、別年表中にブロックがなくなるまで繰り返して別年表を表示できるようにしてもよい。
【0059】
(3)上述した実施の形態では、使用者によって、年表上で画像が重なって表示されているブロックがクリックされた場合には、図11に示したように、表示済みの年表の下段に、クリックされたブロックに含まれる画像のみを、別の時間軸上に配置した別年表を表示する例について説明した。しかしながら、使用者によっていずれかのブロックがクリックされるごとに、年表上で重なって表示されている各画像間で、最前面に表示される画像を切り替えるようにしてもよい。例えば、図6(a)に示したように、ブロック6aにおいて、画像Nが最前面に表示されているとき、すなわち画像Nの全体が表示され、画像KとLが画像Nの下に隠れているときに、使用者によってブロック6aがクリックされると、最前面に表示される画像を切り替えるようにしてもよい。
【0060】
具体的には、表示制御部103bは、図6(a)に示す状態でブロック6aがクリックされると(1回目のクリック)、図16(a)に示すように、画像Kを最前面に表示して、画像Kの全体を表示する。その後、さらにブロック6aがクリックされると(2回目のクリック)、表示制御部103bは、図16(b)に示すように、画像Lを最前面に表示して、画像Lの全体を表示する。これによって、使用者は、年表上で複数の画像が重なって表示されている場合でも、クリック操作によって、各画像を切り替えて閲覧することができる。なお、ここではブロックをクリックする例について説明したが、他の操作によって画像の切り替えを指示するようにしてもよい。
【0061】
(4)上述した実施の形態では、使用者によって初めてブロックがクリックされ、図12に示した警告画面で「はい」ボタンがクリックされたとき、またはメニュー操作によって削除画像選択画面が呼び出されたときに、図13に示した削除画像選択画面を表示するようにした。そして、使用者は、この削除画像選択画面上でブロック内に含まれる画像を削除できるようにした。しかしながら、他の方法によりブロック内から画像を削除するようにしてもよい。
【0062】
例えば、表示制御部103bは、使用者によって上記いずれかの操作が行われたときに、図17に示すように、指定されたブロック6aの下部に、削除ボタン17a、再表示ボタン17b、および各画像17c〜17eを表示する。そして、使用者によって、画像17c〜画像17eのいずれかが選択された状態で、削除ボタン17aが押下された場合に、選択された画像をブロック内から削除する。ここで、使用者は、複数の画像を一度に選択できるようにしてもよい。そして、画像が削除された後に、使用者によって再表示ボタン17bが押下された場合には、年表作成部103aは、削除された画像を除外して、再度年表を作成し、表示制御部103bは、再作成された年表を表示するようにしてもよい。
【0063】
これによって、使用者はわざわざ削除確認画面を呼び出さなくても画像を削除することができ、利便性が向上する。なお、上述した実施の形態、および本変形例では、ブロック内に含まれる画像を削除する例について説明したが、ブロックに含まれない他の配置対象画像も削除できるようにしてもよい。
【0064】
(5)上述した実施の形態では、図12に表示する警告画面を表示して、使用者に対してブロック内の画像の削除を促す例について説明した。このとき、目盛り間の間隔を固定することによって目盛り間に表示できる画像の枚数を決定できる場合には、図18に示すように、その目盛り間に重なることなく表示できる画像の枚数を表示可能枚数18aとして表示するようにしてもよい。これによって、使用者は、画像の重なりをなくすために何枚の画像を削除すればよいかを判断することができる。
【0065】
(6)上述した実施の形態では、画像表示装置100としてパソコンを用いる例について説明した。しかしながら、記録した画像を表示することができる他の情報機器、例えばデジタルカメラや携帯電話などを画像表示装置100として用いることも可能である。
【0066】
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】画像表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】フォルダに格納されている画像、およびそれらの撮影日時を示す図である。
【図3】画像選択画面の具体例を示す図である。
【図4】年表作成・表示処理を示すフローチャート図である。
【図5】目盛りの時間単位の設定例を示す図である。
【図6】配置対象画像の配置結果の具体例を示す図である。
【図7】短縮マークの具体例を示す図である。
【図8】各画像の配置対象画像としての選択状況、およびブロック番号の管理方法を示す図である。
【図9】年表編集処理を示すフローチャート図である。
【図10】ブロックごとのクリック有無の管理方法を示す図である。
【図11】別年表の表示例を示す図である。
【図12】警告画面の具体例を示す図である。
【図13】削除画像選択画面の具体例を示す図である。
【図14】年表再表示処理を示すフローチャート図である。
【図15】追加画像の具体例を示す図である。
【図16】ブロックのクリックごとに表示画像を切り替える場合の具体例を示す図である。
【図17】ブロックに含まれる画像の削除方法の変形例を説明するための図である。
【図18】警告画面に画像の表示可能枚数を表示した場合の具体例を示す図である。
【符号の説明】
【0068】
100 画像評価装置、101 操作部材、102 接続IF、103 制御装置、103a 年表作成部、103b 表示制御部、104 HDD、105 モニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の配置対象画像のそれぞれの撮影日時を特定する撮影日時特定手順と、
前記撮影日時特定手順で特定した各配置対象画像の撮影日時に基づいて、所定の表示解像度の矩形表示領域の一端に、最も撮影日時が早い配置対象画像を第1の画像として配置し、前記矩形表示領域の他端に、最も撮影日時が遅い配置対象画像を第2の画像として配置する両端画像配置手順と、
前記配置対象画像のうち、前記第1の画像と前記第2の画像とを除いた中間画像を、前記矩形表示領域内の前記第1の画像と前記第2の画像との間に、それぞれの撮影日時順に並ぶように、かつ撮影時間間隔に応じた配置間隔となるように配置する中間画像配置手順と、
前記両端画像配置手順と前記中間画像配置手順とによって配置された前記配置対象画像を表示装置に表示する画像表示手順とをコンピュータで実行するための画像表示プログラム。
【請求項2】
請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
前記矩形表示領域内の前記第1の画像と前記第2の画像との間に、前記配置対象画像の撮影時間間隔を表すための時間軸を表示する時間軸表示手順と、
前記第1の画像と前記第2の画像との撮影時間の差に基づいて、前記時間軸上に表示する目盛りの時間単位を決定する目盛り時間単位決定手順と、
前記時間軸上に、前記目盛り時間単位決定手順で決定した前記時間単位で前記目盛りを表示する目盛り表示手順とをさらに含むことを特徴とする画像表示プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
前記矩形表示領域内の前記第1の画像と前記第2の画像との間に、前記配置対象画像の撮影時間間隔を表すための時間軸を表示する時間軸表示手順と、
前記時間軸上に所定時間間隔で目盛りを表示する目盛り表示手順と、
一定の間隔以上画像が配置されていない区間については、ユーザの操作に基づく目盛り間隔の変更を受け付ける目盛り間隔変更手順をさらに含むことを特徴とする画像表示プログラム。
【請求項4】
請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
複数の前記配置対象画像の配置間隔が所定間隔未満である場合には、それら複数の前記配置対象画像を別の時間軸上に配置して表示する別軸上配置手順をさらに含むことを特徴とする画像表示プログラム。
【請求項5】
請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
複数の前記配置対象画像の配置間隔が所定間隔未満である場合には、ユーザにより行われる所定の操作ごとに、それら複数の前記配置対象画像のうちの1枚を切り替えて表示する画像切替手順をさらに含むことを特徴とする画像表示プログラム。
【請求項6】
請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
前記配置対象画像として新たな画像が追加された場合には、前記両端画像配置手順および前記中間画像配置手順は、前記新たな画像も含めて前記第1の画像、前記中間画像、および前記第2の画像を再配置することを特徴とする画像表示プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
前記配置対象画像から少なくとも1枚の画像が削除された場合には、前記両端画像配置手順および前記中間画像配置手順は、削除された画像を除いて前記第1の画像、前記中間画像、および前記第2の画像を再配置することを特徴とする画像表示プログラム。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像表示プログラムを実行する実行手段と、
前記画像表示プログラムからの出力データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
【請求項9】
複数の配置対象画像のそれぞれの撮影日時を特定し、
特定した各配置対象画像の撮影日時に基づいて、所定の表示解像度の矩形表示領域の一端に、最も撮影日時が早い配置対象画像を第1の画像として配置し、前記矩形表示領域の他端に、最も撮影日時が遅い配置対象画像を第2の画像として配置し、
前記配置対象画像のうち、前記第1の画像と前記第2の画像とを除いた中間画像を、前記矩形表示領域内の前記第1の画像と前記第2の画像との間に、それぞれの撮影日時順に並ぶように、かつ撮影時間間隔に応じた配置間隔となるように配置し、
配置された前記配置対象画像を表示装置に表示することを特徴とする画像表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2009−14902(P2009−14902A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−175020(P2007−175020)
【出願日】平成19年7月3日(2007.7.3)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】