説明

画像表示装置、画像表示方法およびプログラム

【課題】表示部の輝度が低い状態であっても、画像データの視認性を向上させることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、画像データを表示する表示部4を備える画像表示装置であって、前記表示部4の輝度を切換える輝度切換制御部12と、前記輝度切換制御部12によって切換えられる輝度に応じて、前記画像データを強調して表示させる強調信号処理部11と、を有する。前記輝度切換制御部12によって切換えられる輝度が所定の輝度よりも低い場合に、強調信号処理部11が、画像データを強調して表示させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像表示装置、画像表示方法およびプログラムに関するものである。特に、輝度を切換可能な画像表示装置に用いられて好適である。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、例えば被写体像の輪郭などのコントラストの高い部分が高輝度で強調して表示されるピーキング処理が可能な電子カメラが開示されている。特許文献1に開示された電子カメラでは、オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモードとの切り換えに応じて、ピーキング処理のオン/オフが切り換えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001‐86385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した電子カメラでは、撮像画像が表示される表示パネルの輝度を暗くした場合(例えば、液晶パネルのバックライトを暗くしたり、自発光パネルの輝度を暗くしたりする場合)、表示パネル上に表示される撮像画像の視認性が低下してしまう。
また、被写体のコントラスト比が低い場合には、主被写体が見えづらくなるため、さらに被写体の視認性が低下する。このため、画角や被写体位置やピントなどの調節が困難になってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、表示部の輝度が低い状態であっても、画像データの視認性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像表示装置は、画像データを表示する表示部を備える画像表示装置であって、前記表示部の輝度を切換える輝度切換制御手段と、前記輝度切換制御手段によって切換えられる輝度に応じて、前記画像データを強調して表示させる強調処理手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示部の輝度が低い状態であっても、撮像画像の視認性を向上させることができる。したがって、例えば使用者は撮影条件に関する調節操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態に係る強調処理を示すフローチャートである。
【図3】第2の実施形態に係る強調処理を示すフローチャートである。
【図4】第3の実施形態に係る強調処理を示すフローチャートである。
【図5】第4の実施形態に係る強調処理を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態に係る強調処理した画像データの一例を示す図である。
【図7】第2の実施形態に係る強調処理した画像データの一例を示す図である。
【図8】第3の実施形態に係る強調処理した画像データの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、画像表示装置としてデジタルカメラ(以下、カメラという)を例にして説明する。
(第1の実施形態)
図1は、カメラ100の構成を示すブロック図である。
カメラ100は、撮像部1、カメラ信号処理部2、表示制御部3、表示部4、画像信号処理部5、記録媒体インタフェース(I/F)部6、記録媒体7、システム制御部8、操作部9、レンズ10、強調信号処理部11、輝度切換制御部12などを有している。
【0010】
撮像部1は、例えばCCDやCMOSなどであって、レンズ10を介して連続的に入射される被写体光学像を電気信号に変換する。
カメラ信号処理部2は、撮像部1により変換された電気信号に対してA/D変換、信号レベル調節、画素補間、色変換などの所定の処理を行い、撮像画像としての画像データを生成する。また、カメラ信号処理部2は、画像データのコントラストなどを検出する。
表示制御部3は、表示部4に表示する画像データを制御する。
表示部4は、液晶パネルあるいは有機ELパネルなどである。表示部4は、表示制御部3の制御に基づいて画像データを表示する。
画像信号処理部5は、カメラ信号処理部2で生成された画像データに対して圧縮/伸張あるいは拡大/縮小等の処理を行う。
記録媒体インタフェース部6は、記録媒体7への記録処理や読み込み処理を制御する。
記録媒体7は、DVテープやDVDやSDカード等である。
【0011】
システム制御部8は、カメラ100の各部を制御する。
操作部9は、使用者により操作される複数の操作スイッチである。操作部9には、電源スイッチ、動作切替スイッチ、フォトキー、画像記録開始キー、再生スイッチ、画像送りスイッチ、画像戻しスイッチ、画像表示キー、設定キー、操作キーなどが含まれる。また、操作部9には、表示部4の輝度を切り換えるための輝度切換スイッチが含まれる。
【0012】
強調信号処理部11は、画像信号処理部5で処理された画像データに対してピーキング処理やゼブラ処理などの強調処理を行う。ここで、ピーキング処理とは、被写体の輪郭(エッジ)を強調する処理をいう。また、ゼブラ処理とは、被写体の所定の領域を例えば白と黒との縞模様を施す処理をいう。
輝度切換制御部12は、使用者による操作部9を介した操作に応じて表示部4の輝度を切り換える。
【0013】
次に、第1の実施形態に係る、表示部の輝度が低い場合に撮像画像の視認性を向上させる強調処理について図2に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、カメラ100は、視認性を向上させるために被写体に強調信号処理を行う。具体的には、表示部4の輝度が低く設定された場合、強調信号処理部11が画像データにピーキング処理を行い、表示制御部3がピーキング処理を行った画像データを表示部4に表示する。
なお、図2に示すフローチャートは、システム制御部8が図示しないメモリに記録されているプログラムを実行することにより実現する。
【0014】
まず、ステップS101では、システム制御部8は、使用者による操作部9の電源スイッチのオン操作に応じて、表示部4をはじめとしてカメラ100全体を起動させる。ここでは、操作部9の動作切換スイッチにより撮像モードが設定されているものとする。したがって、表示制御部3は、レンズ10を介して入射された被写体光学像が撮像部1によって電気信号に変換され、カメラ信号処理部2および画像信号処理部5によって処理された撮像画像としての画像データを表示部4に表示する。
【0015】
次に、ステップS102では、システム制御部8は、使用者による操作部9の輝度切換スイッチの操作を検出し、輝度切換制御部12に表示部4の輝度切換を指示する。輝度切換制御部12は、輝度切換の指示に応じて表示部4の輝度を切り換える。ここで、システム制御部8は、切り換えられた表示部4の輝度が所定のレベルよりも低い(暗い)か否かを判定する。閾値となる所定のレベルの輝度は、予め図示しないメモリに記録されており、使用者が操作部9を用いて自由に設定できるように構成されていてもよい。
表示部4の輝度が所定のレベルよりも低くない場合、表示制御部3が継続して画像データを表示して表示部4の輝度が所定のレベルよりも低く設定されるまで待機する。一方、表示部4の輝度が所定のレベルよりも低い場合、ステップS103に進む。
【0016】
ステップS103では、強調信号処理部11は、画像信号処理部5により処理された画像データから被写体の輪郭(エッジ)部分を検出する。画像データから輪郭を検出する方法としては、公知のエッジ検出法などを用いることができる。強調信号処理部11は、検出した輪郭部分を信号処理パラメータに従って強調する強調処理を行う。ここでは、強調処理としてピーキング処理を用いる。強調信号処理部11はピーキング処理した画像データを表示制御部3に送信することで、表示制御部3はピーキング処理された画像データを表示部4に表示する。
【0017】
なお、強調信号処理部11が、被写体の輪郭を強調するピーキング処理を行う場合、被写体の輪郭に重ね合わせた線を追加することで強調処理することができる。このとき、線色は、使用者が操作部9を介して表示部4に表示されるメニューから複数の色(黒、白、青など)のうち一つを選択することができる。システム制御部8が選択された線色を強調信号処理部11に設定することで(色選択手段)、強調信号処理部11は設定された線色を用いて被写体の輪郭を強調する。なお、線色の選択は、後述する実施形態でも行うことができる。
【0018】
図6は、本実施形態の処理によって、表示部の輝度が低い場合にピーキング処理をした画像データを表示した一例を示す図である。図6に示すように、表示部4の輝度が低い場合、被写体61の輪郭に沿って輪郭を強調する線62が表示されることで、強調処理されている。このように表示部4の輝度が低い場合に、被写体61の輪郭を強調処理することによって、撮像画像の視認性を向上させることができる。
【0019】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る、表示部の輝度が低い場合に撮像画像の視認性を向上させる強調処理について図3に示すフローチャートを参照して説明する。本実施形態では、表示部4の輝度が低く設定された場合、強調信号処理部11が画像データの顔検出された領域に対してピーキング処理を行い、表示制御部3がピーキング処理を行った画像データを表示部4に表示する。
なお、図3に示すフローチャートは、システム制御部8が図示しないメモリに記録されているプログラムを実行することにより実現する。
【0020】
ステップS201およびステップS202は、第1の実施形態のステップS101およびステップS102と同様の処理であり、その説明は省略する。
ステップS203では、画像信号処理部5は、画像データ内に人物の顔が存在するか否かを検出する顔検出処理を行う。顔を検出した場合、ステップS204に進み、顔を検出しなかった場合、強調処理を終了する。画像データから顔を検出する方法として、公知の顔検出などを用いることができる。
【0021】
ステップS204では、強調信号処理部11は、ステップS203で検出された顔の領域から輪郭(エッジ)部分を検出する。強調信号処理部11は、検出した輪郭部分、すなわち顔の輪郭部分を信号処理パラメータに従って強調する強調処理を行う。ここでは、強調処理としてピーキング処理を用いる。強調信号処理部11はピーキング処理した画像データを表示制御部3に送信することで、表示制御部3は顔の輪郭にピーキング処理された画像データを表示部4に表示する。
【0022】
図7は、本実施形態の処理によって、表示部の輝度が低い場合にピーキング処理をした画像データを表示した一例を示す図である。図7に示すように、表示部4の輝度が低い場合、顔71〜73の輪郭に沿って輪郭を強調する線74〜76が表示されることで、強調処理されている。なお、顔71〜73を囲む矩形状の枠77〜79は、画像信号処理部5が顔を検出したときに表示する検出枠である。このように表示部4の輝度が低い場合に、顔71〜73の輪郭を強調処理することによって、撮像画像の視認性を向上させることができる。
【0023】
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る、表示部の輝度が低い場合に撮像画像の視認性を向上させる強調処理について図4に示すフローチャートを参照して説明する。本実施形態では、表示部4の輝度が低く設定され、更に画像データのコントラスト比が低い場合、強調信号処理部11が画像データにピーキング処理を行い、表示制御部3がピーキング処理を行った画像データを表示部4に表示する。
なお、図4に示すフローチャートは、システム制御部8が図示しないメモリに記録されているプログラムを実行することにより実現する。
【0024】
ステップS301およびステップS302は、第1の実施形態のステップS101およびステップS102と同様の処理であり、その説明は省略する。
ステップS303では、カメラ信号処理部2は、画像データにおける主被写体と主被写体の周辺の背景との光量をそれぞれ測定(測光)して、画像データのコントラスト比を算出する。カメラ信号処理部2は、算出したコントラスト比が所定のレベルよりも低いか否かを判定する。閾値となる所定のレベルのコントラスト比は、予め図示しないメモリに記録されており、使用者が操作部9を用いて自由に設定できるように構成されていてもよい。なお、コントラスト比が低い場合とは、主被写体と背景との光量が略等しく(明るさの差が少なく)、平坦な画像となってしまい主被写体の視認性が低下していることを意味する。
コントラスト比が所定のレベルよりも低い場合、ステップS304に進み、コントラスト比が所定のレベルよりも低くない場合、強調処理を終了する。
【0025】
ステップS304では、強調信号処理部11は、画像信号処理部5により処理された画像データから被写体の輪郭(エッジ)部分を検出する。強調信号処理部11は、検出した輪郭部分を信号処理パラメータに従って強調する強調処理を行う。ここでは、強調処理としてピーキング処理を用いる。強調信号処理部11は、ピーキング処理した画像データを表示制御部3に送信することで、表示制御部3はピーキング処理された画像データを表示部4に表示する。
【0026】
図8は、本実施形態の処理によって、表示部の輝度が低く、更に画像データのコントラスト比が低い場合にピーキング処理をした画像データを表示した一例を示す図である。図8に示すように、被写体81の輪郭に沿って輪郭を強調する線82が表示されることで、強調処理されている。このように、本実施形態によれば、表示部の輝度が低く、更に画像データが低コントラストであり、被写体が見えづらい状態にある場合であっても、ピーキング処理などの強調処理を行うことで、被写体の視認性を向上させることができる。
【0027】
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る、表示部の輝度が低い場合に撮像画像の視認性を向上させる強調処理について図5に示すフローチャートを参照して説明する。本実施形態では、表示部4の輝度が低く設定され、更に撮影条件の調節操作がなされた場合、強調信号処理部11が画像データにピーキング処理を行い、表示制御部3がピーキング処理を行った画像データを表示部4に表示する。
なお、図5に示すフローチャートは、システム制御部8が図示しないメモリに記録されているプログラムを実行することにより実現する。
【0028】
ステップS401およびステップS402は、第1の実施形態のステップS101およびステップS102と同様の処理であり、その説明は省略する。
ステップS403では、システム制御部8は、使用者が操作部9を介してズーム操作、フォーカス操作、露出操作などにより撮影条件の調節操作が行われたか否かを判定する。調節操作が行われた場合、ステップS404に進み、調節操作が行われなかった場合、強調処理を終了する。
【0029】
ステップS404では、強調信号処理部11は、画像信号処理部5により処理された画像データから被写体の輪郭(エッジ)部分を検出する。強調信号処理部11は、検出した輪郭部分を信号処理パラメータに従って強調する強調処理を行う。ここでは、強調処理としてピーキング処理を用いる。強調信号処理部11は、ピーキング処理した画像データを表示制御部3に送信することで、表示制御部3はピーキング処理された画像データを表示部4に表示する。
【0030】
このように本実施形態によれば、表示部の輝度が低く、更に撮影条件の調節操作がなされた場合に、画像データの被写体をピーキング処理などの強調処理を行うことで、被写体が視認し易くなるため撮影条件に関する調節操作を容易に行うことができる。
【0031】
以上、本発明を第1〜第4の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更などが可能である。例えば、第1〜第4の実施形態を適宜、組み合わせ構成することができる。また、例えば、上述した第1〜第4の実施形態では、画像表示装置としてカメラを用いる場合について説明したが、この場合に限られず、撮像部1を備えていないディスプレイ装置であってもよい。
【0032】
また、上述した実施形態では、表示部4の輝度を切り換える場合に、操作部9の輝度切換スイッチを用いる場合について説明したが、この場合に限られず、表示部4に表示されるメニュー設定から操作キーを用いて輝度を切り換えてもよい。また、上述した実施形態では、強調処理として、主にピーキング処理を行う場合について説明したが、この場合に限られず、ゼブラ処理を行うこともできる。ゼブラ処理としては、例えば被写体の輪郭によって囲まれる領域内に縞模様を施すことで実現できる。
【0033】
また、本実施形態に係る画像表示装置を構成する各手段および画像表示方法の各ステップは、コンピュータのメモリなどに記憶されたプログラムが動作することによっても実現できる。このプログラムおよびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えばシステム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体などとしての実施形態も可能であり、具体的には複数の装置からなるシステムに適用してもよい。
【0034】
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するプログラムを装置またはシステムに直接または遠隔から供給してもよい。すなわち、システムまたは装置のコンピュータが供給されたプログラムを読み出して実行することによっても本発明を達成される場合も含まれる。
【符号の説明】
【0035】
100:画像表示装置(カメラ) 1:撮像部 2:カメラ信号処理部 3:表示制御部 4:表示部 5:画像信号処理部 6:記録媒体インタフェース(I/F)部 7:記録媒体 8:システム制御部 9:操作部 10:レンズ 11:強調信号処理部 12:輝度切換制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像データを表示する表示部を備える画像表示装置であって、
前記表示部の輝度を切換える輝度切換制御手段と、
前記輝度切換制御手段によって切換えられる輝度に応じて、前記画像データを強調して表示させる強調処理手段と、を有することを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
前記輝度切換制御手段によって切換えられる輝度が、所定の輝度よりも低いか否かを判定する判定手段を更に有し、
前記強調処理手段は、前記判定手段によって所定の輝度よりも低いと判定された場合に、前記画像データを強調することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記画像データから顔を検出する顔検出手段を更に有し、
前記強調処理手段は、前記顔検出手段によって検出された顔の領域を強調することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記画像データから主被写体と前記主被写体の周辺の背景とを測光する測光手段と、
前記測光手段による測光に基づいて前記主被写体と前記背景とのコントラスト比を算出する算出手段とを更に有し、
前記強調処理手段は、前記算出手段によって算出されたコントラスト比に応じて、前記画像データを強調することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像表示装置。
【請求項5】
画像を撮像するための撮像部と、
前記撮像部による撮影条件を調節操作する操作部とを更に備え、
前記強調処理手段は、前記操作部による撮影条件の調節操作に応じて、前記画像データを強調することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像表示装置。
【請求項6】
前記撮影条件の調節操作は、前記操作部を介したズーム操作、フォーカス操作または露出操作であることを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記強調処理手段は、前記画像データに含まれる被写体の輪郭に沿って線を重ね合わせて表示することで強調することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記画像データに重ね合わせる線の線色を選択する色選択手段を更に有し、
前記強調処理手段は、前記色選択手段により選択された線色の線を用いて前記画像データを強調することを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
【請求項9】
画像データを表示する表示部を備える画像表示装置の画像表示方法であって、
前記表示部の輝度を切換える輝度切換制御ステップと、
前記輝度切換制御ステップによって切換えられる輝度に応じて、前記画像データを強調して表示させる強調処理ステップと、を有することを特徴とする画像表示方法。
【請求項10】
画像データを表示する表示部を備える画像表示装置を制御するためのプログラムであって、
前記表示部の輝度を切換える輝度切換制御ステップと、
前記輝度切換制御ステップによって切換えられる輝度に応じて、前記画像データを強調して表示させる強調処理ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−42208(P2013−42208A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−175963(P2011−175963)
【出願日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】