説明

画面スクロール方法及びその装置

【課題】タッチスクリーンを備える機器に対し自動スクロールの機能を提供する方法及びその装置を提供する。
【解決手段】本発明による画面スクロール方法は、タッチスクリーンを備える機器の画面スクロールの方法において、前記タッチスクリーンを通じてタッチ入力が確認された場合、前記タッチ入力によって前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に移動させる段階と、前記タッチ入力が維持(holding)された場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる段階とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタッチスクリーンを備える機器に関し、特に、タッチスクリーンを備える機器に対し自動スクローリング機能を提供するための装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯の容易性によって現代人の必需品となったポータブル端末は音声及び映像通話機能、情報入出力機能、及びデータ保存のような多様な機能を提供している。
このようにポータブル端末の機能が多様化するに従って、ポータブル端末の表示部に表示しなければならない情報が徐々に増加している。
しかしながら、ポータブル端末は携帯の容易性のために表示部の大きさが限定的なので、画面に表示されていない情報を確認するためには画面をいちいち移動させなければならない不便さがある。
【0003】
上記ポータブル端末において、ユーザーが多様な機能を便利に利用できるようにタッチスクリーンを利用したユーザーのインターフェースが提供されているものがある。
上述のようにタッチスクリーンを備えるポータブル端末はタッチスクリーン上で発生するユーザーのタッチ入力(例:ドラッグ、フリック、スイープ)に対応するように画面をスクロールする。
【0004】
しかしながら、ポータブル端末がタッチスクリーンを備える場合にもユーザーが画面に表示されていない情報を確認するためには画面をスクロールするためのタッチ入力を繰り返し行う必要があるという不便性の問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国特許出願公開第10−2008−0068780号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は上記従来のポータブル端末における問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、タッチスクリーンを備える機器に対し自動スクロールの機能を提供する方法及びその装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、タッチスクリーンを備える機器に対しスクロールのためのタッチ入力の維持情報に基づいて自動スクロールの機能を提供する方法及びその装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、タッチスクリーンを備える機器に対し自動スクロールの速度を調節する方法及びその装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、タッチスクリーンを備える機器に対しスクロールのためのタッチ入力の維持時間に基づいて自動スクロールの速度を調節する方法及びその装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明による画面スクロール方法は、タッチスクリーンを備える機器の画面スクロールの方法において、前記タッチスクリーンを通じてタッチ入力が確認された場合、前記タッチ入力によって前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に移動させる段階と、前記タッチ入力が維持(holding)された場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる段階とを有することを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明による画面スクロール装置は、タッチスクリーンを備える機器の画面スクロール装置において、前記タッチスクリーンと、前記タッチスクリーンへのタッチ入力を通じて前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に移動させて、前記タッチ入力が維持(holding)される場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる制御部とを有して構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る画面スクロール方法及びその装置によれば、タッチスクリーンを備える機器でスクロールのためのタッチ入力の維持可否によって自動スクロールの機能を提供することで、ユーザーは最小限の動作で自動的に画面をスクロールすることができるという効果がある。
また、タッチスクリーンを備える機器で自動スクロールの速度を調節することで、ユーザーがより便利に画面をスクロールすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態によるタッチスクリーンを備える機器で自動スクロールの機能を提供するためのタッチスクリーンの画面の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明に係るタッチスクリーンを備える機器の画面スクロール方法及びその装置を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0012】
本発明を説明することにおいて、公知の機能あるいは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に不明確にすると判断された場合にその詳細な説明は省略する。
そして後述する用語は本発明での機能を考慮して定義された用語としてこれはユーザー、運用者の意図または慣例などによって変わることができる。従ってその定義は本明細書の全般にわたった内容をもとに下ろされなければならない。
【0013】
以下、本発明はタッチスクリーンを備える機器で自動スクロールの機能を提供するための技術に対して説明する。
以下の説明でタッチスクリーンを備える機器はタッチスクリーンを備えるPDA、ラップトップ、スマートフォン、ネットブック、モバイルインターネットデバイス(MID)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、タブレットPC、電子本機器、及び移動通信端末機などを含む。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、タッチスクリーンを備える機器は、制御部100、表示部110、入力部120、保存部130、タイマー140、及びオーディオ処理部150を含んで構成される。
【0015】
制御部100は、タッチスクリーンを備える機器の全体的な動作制御を実行する。
制御部100は自動スクロールの機能を制御する。
例えば、図6に示すようにユーザーが表示部110を通じて画面をスクロールする場合(符号601)、制御部100はユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持(holding)されているか否かを確認する。この時、ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が一定時間以上に維持される場合(符号603)、制御部100は自動スクロールを駆動させる。
すなわち、制御部100はユーザーのスクロールのための追加的なタッチ入力がなくても自動的に画面をスクロールする。この時、制御部100は予め設定された速度で画面をスクロールする。
【0016】
制御部100は自動スクロールを提供する場合、自動スクロールの速度を調節することもできる。
例えば、制御部100はユーザーのスクロールのためのタッチ入力の維持時間に基づいて自動スクロールの速度を調節することができる。
また、例えば、制御部100は自動スクロールを提供する場合、速度調節メニューを表示部110に表示することができる。
以後、制御部100は速度調節メニューを通じてユーザーが選択した速度によって自動スクロールの速度を調節することができる。また、例えば、制御部100は自動スクロールの速度減少制御キーの入力によって自動スクロールの速度を減少させることもできる。
【0017】
表示部110は、情報の表示及び入力手段の機能を共に実行するタッチスクリーンで構成される。
これによって、表示部110は制御部100の制御によってタッチスクリーンを備える機器の状態情報、ユーザーが入力する文字、動画像及び静止画像などを表示する。
また、表示部110はユーザーのタッチに対する情報を制御部100に提供する。
例えば、表示部110はスクロールのためのユーザーのタッチ入力情報を制御部100に提供する。
また、表示部110はユーザーのスクロールのためのタッチ入力の維持情報を制御部100に提供する。
【0018】
入力部120は、ユーザーの選択によって発生する入力データを制御部100に提供する。
例えば、入力部120はタッチスクリーンを備える機器の制御のための制御ボタンのみを含んで構成される。
また、例えば、入力部120は表示部110とは別にユーザーから入力データの提供を受けるためのキーパッドで構成することもできる。
【0019】
保存部130は、タッチスクリーンを備える機器の動作を制御するためのプログラムを保存するプログラム保存部、及びプログラムの実行の中に発生するデータを保存するデータ保存部で構成することができる。
例えば、保存部130は自動スクロールを認知するための一定時間情報を保存する。
また、例えば、制御部100でユーザーのスクロールのためのタッチ入力の維持時間に基づいて自動スクロールの速度を調節する場合、保存部130は自動スクロールの速度を変更するための基準時間情報を保存する。
【0020】
オーディオ処理部150は、オーディオ信号の入出力を制御する。
また、ポータブル端末は、ユーザーのスクロールのためのタッチ入力の維持時間を確認するためにタイマー140をさらに含んで構成される。
タイマー140は、スクロールのためのタッチ入力を感知すると、制御部100の制御によって駆動される。また、タイマー140は自動スクロールの速度調節方式に応じて自動スクロールの速度が更新される度にリセットされることもできる。
また、図には示していないが、タッチスクリーンを備える機器が通信機能を含む場合、タッチスクリーンを備える機器は、送受信される信号を処理する通信部をさらに含んで構成される。
【0021】
以下にて、タッチスクリーンを備える機器で自動スクロールの機能を提供するための方法に対して説明する。
図2は、本発明の一実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
【0022】
図2を参照すると、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS201で、画面スクロールを実行するのか否かを確認する。
例えば、ユーザーが画面をスクロールする場合、ユーザーは、図6に示すように表示部110をドラッグ(符号601)する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器はステップS201で、表示部110を通じて画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されたか否かを確認する。
【0023】
画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されない場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面スクロールを実行しないと認識する。これによって、ポータブル端末は本アルゴリズムを終了する。
【0024】
一方、画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力された場合、タッチスクリーンを備える機器は画面スクロールを実行すると認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器はタッチ入力に対応するように画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器はステップS203に進行してユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されているのか否かを確認する。
【0025】
ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されていない場合、タッチスクリーンを備える機器は自動スクロールを実行しないと認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器はユーザーが画面を持続的にスクロールするか否かを確認するステップS201にもどって画面スクロールが実行するのか否かを再確認する。
【0026】
一方、ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が一定時間以上維持された場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS205に進行して自動スクロールの機能を実行する。
すなわち、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくても自動的に画面をスクロールする。この時、タッチスクリーンを備える機器は予め設定された速度で画面をスクロールする。
【0027】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS207に進行して自動スクロール停止イベントが発生するか否かを確認する。
例えば、自動スクロールの中にユーザーが表示部110をタッチした場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロール停止イベントが発生したと認識する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は自動スクロールの中に自動スクロール停止キーが入力されたか否かを確認する。
【0028】
自動スクロール停止イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS205にもどって自動スクロールの機能を持続的に実行する。
一方、自動スクロール停止イベントが発生する場合、タッチスクリーンを備える機器は自動スクロールを停止する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は本アルゴリズムを終了する。
【0029】
上述のようにタッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持の有無によって自動スクロールの機能を提供する。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、下記の図3又は図4に示すように自動スクロールの速度を調節することもできる。
【0030】
図3は、本発明の他の実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
図3を参照すると、タッチスクリーンを備える機器はステップS301で画面スクロールを実行するのか否かを確認する。
【0031】
例えば、ユーザーが画面をスクロールする場合、ユーザーは図6に示すように表示部110をドラッグ(符号601)する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器はステップS301で表示部110を通じて画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されたか否かを確認する。
【0032】
画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されない場合、タッチスクリーンを備える機器は画面スクロールを実行しないと認識する。この場合、タッチスクリーンを備える機器は本アルゴリズムを終了する。
【0033】
一方、画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力された場合、タッチスクリーンを備える機器は画面スクロールを実行すると認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、タッチ入力に対応するように画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS303に進行してユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されているか否かを確認する。
【0034】
ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されていない場合、タッチスクリーンを備える機器は自動スクロールを実行しないと認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーが画面を持続的にスクロールするか否かを確認するためのステップS301にもどって画面スクロールを実行するのか否かを再確認する。
【0035】
一方、ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が、一定時間以上、維持された場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS305に進行して自動スクロールの機能を実行する。
すなわち、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくても自動的に画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、予め設定された基本速度で画面をスクロールする。
【0036】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS307に進行してスクロールのためのタッチ入力の維持が持続的に継続されているか否かを確認する。
スクロールのためのタッチ入力の維持が継続されている場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS309に進行してスクロールのためのタッチ入力の維持時間と基準時間とを比較する。
ここで、基準時間とは、現在、自動スクローリングされる速度に関係なく同じ値に設定するか、自動スクローリングされる速度によって他の値に設定することもできる。
例えば、基準時間が自動スクローリングされる速度によって変更する場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度が変更される度に基準時間を変更する。
【0037】
スクロールのためのタッチ入力の維持時間が基準時間より小さいか同じ場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS307にもどってスクロールのためのタッチ入力の維持が継続しているのかを確認する。
一方、スクロールのためのタッチ入力の維持時間が基準時間より大きい場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS311に進行して自動スクロールの速度を増加させる。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、予め設定された大きさで自動スクロールの速度を増加させる。
【0038】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS307にもどってスクロールのためのタッチ入力の維持が持続的に継続しているのかを確認する。
ステップS307でスクロールのためのタッチ入力の維持が継続しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS313に進行して自動スクロール停止イベントが発生するのか否かを確認する。
例えば、自動スクロールの中にユーザーが表示部110をタッチした場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロール停止イベントが発生したと認識する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの中に自動スクロール停止キーが入力されたか否かを確認する。
【0039】
自動スクロール停止イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS305に進行して自動スクロールの機能を持続的に実行する。
もし、ステップS311で自動スクロールの速度が変更された場合、タッチスクリーンを備える機器は、変更された速度で自動スクロールを実行する。
一方、自動スクロールの速度が変更されない場合、タッチスクリーンを備える機器は、予め設定された基本速度で画面を自動スクロールする。
一方、自動スクロール停止イベントが発生した場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを停止する。これによって、タッチスクリーンを備える機器は、本アルゴリズムを終了する。
【0040】
上述のようにタッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持時間に基づいて自動スクロールの速度を調節する。
例えば、自動スクロールの速度が最大速度に設定された場合、タッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持が続いても自動スクロールの速度を最大速度で維持する。
【0041】
また、例えば、自動スクロールの速度が最大速度に設定された状態でスクロールのためのタッチ入力の維持時間が基準時間を超過する場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度を基本速度に変更することもできる。
また、例えば、自動スクロールの速度が最大速度に設定された状態でスクロールのためのタッチ入力の維持時間が基準時間を超過する場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度を予め設定された単位で自動スクロールの速度を低下させることもできる。
【0042】
また、上述のように自動スクロールの速度を調節する場合、タッチスクリーンを備える機器は、表示部110に自動スクロールの速度を表示する。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、図6に示すようにタッチ入力が維持された地点を中心に楕円の形態で自動スクロールの速度を表示する(符号605、607)。この時、ポータブル端末は、楕円の形態だけではなく、バーの形態、点の形態などで自動スクロールの速度を表示することもできる。
【0043】
上述の実施形態でタッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持時間に基づいて自動スクロールの速度を調節する。
また、他の実施形態では、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを実行する場合、別途の自動スクロールの速度調節メニューを表示部110に表示して自動スクロールの速度を調節することもできる。
【0044】
図4は、本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
図4を参照すると、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS401で画面スクロールを実行するのか否かを確認する。
【0045】
例えば、ユーザーが画面をスクロールする場合、ユーザーは図6に示すように表示部110をドラッグ(符号601)する。これによって、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS401で表示部110を通じて画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されたか否かを確認する。
画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されない場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面スクロールを実行しないと認識する。これによって、タッチスクリーンを備える機器は本アルゴリズムを終了する。
【0046】
一方、画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力された場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面スクロールを実行すると認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、タッチ入力に対応するように画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS403に進行してユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されているか否かを確認する。
【0047】
ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されていない場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを実行しないと認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーが画面を持続的にスクロールするのか否かを確認するためのステップS401にもどって画面スクロールを実行するのか否かを再確認する。
【0048】
一方、ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が一定時間以上、維持された場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS405に進行して自動スクロールの機能を実行する。
すなわち、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくても自動的に画面をスクロールする。この時、タッチスクリーンを備える機器は、予め設定された基本速度で画面をスクロールする。
【0049】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS407に進行して自動スクロールの速度増加イベントが発生するのか否かを確認する。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持時間と基準時間とを比較して自動スクロールの速度増加イベントが発生するのか否かを確認する。
この場合、タッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持時間が基準時間より大きい場合、自動スクロールの速度増加イベントが発生したと認識する。
【0050】
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度調節メニューで速度増加メニューが選択されたか否かを確認する。
自動スクロールの速度増加イベントが発生する場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS409に進行して自動スクロールの速度を増加させる。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、予め設定された大きさで自動スクロールの速度を増加させる。
【0051】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS405にもどって自動スクロールの機能を実行する。
すなわち、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくてもステップS409で変更した速度で画面を自動にスクロールする。
【0052】
一方、自動スクロールの速度増加イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS411に進行して自動スクロールの速度減少イベントが発生するか否かを確認する。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度調節メニューで速度減少メニューが選択されたか否かを確認する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度減少制御キーが入力されたか否かを確認する。
【0053】
自動スクロールの速度減少イベントが発生する場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS413に進行して自動スクロールの速度を減少させる。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、予め設定された大きさで自動スクロールの速度を減少させる。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度を基本速度に変更することもできる。
【0054】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS405にもどって自動スクロールの機能を実行する。
すなわち、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくてもステップS413で変更された速度で画面を自動にスクロールする。
【0055】
一方、自動スクロールの速度減少イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS415に進行して自動スクロール停止イベントが発生するのか否かを確認する。
例えば、自動スクロール中にユーザーが表示部110をタッチした場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロール停止イベントが発生したと認識する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロール中に自動スクロール停止キーが入力されたか否かを確認する。
【0056】
自動スクロール停止イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS405にもどって自動スクロールの機能を実行する。
もし、ステップS409、又は、ステップS413で自動スクロールの速度が変更された場合、タッチスクリーンを備える機器は、変更された速度で自動スクロールを実行する。
一方、自動スクロール停止イベントが発生する場合、タッチスクリーンを備える機器は自動スクロールを停止する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は本アルゴリズムを終了する。
【0057】
上述の実施形態では、タッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力が維持される場合、自動スクロールを始める。
以後、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度を調節するかを決定する。
【0058】
他の実施形態として、タッチスクリーンを備える機器は下記の図5に示すようにスクロールのためのタッチ入力が維持される場合、自動スクロールの速度を調節するかを決めることもできる。
以後、タッチスクリーンを備える機器は、決定された速度で自動スクロールを実行する。
【0059】
図5は、本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンを備える機器の自動スクロールの機能を提供するための手続きを説明するためのフローチャートである。
図5を参照すると、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS501で画面スクロールを実行するのか否かを確認する。
例えば、ユーザーが画面をスクロールする場合、ユーザーは図6に示すように表示部110をドラッグ(符号601)する。これによって、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS501で表示部110を通じて画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されたか否かを確認する。
【0060】
画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力されない場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面スクロールを実行しないと認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、本アルゴリズムを終了する。
【0061】
一方、画面スクロールのためのユーザーのタッチ情報が入力される場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面スクロールを実行すると認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、タッチ入力に対応するように画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS503に進行してユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されているか否かを確認する。
【0062】
ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が維持されていない場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを実行しないと認識する。
これによって、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーが画面を持続的にスクロールするか否かを確認するステップS501にもどって画面スクロールが実行するのか否かを再確認する。
【0063】
一方、ユーザーのスクロールのためのタッチ入力が一定時間以上維持された場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS505に進行して自動スクロールの速度増加イベントが発生するか否かを確認する。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持時間と基準時間とを比較して自動スクロールの速度増加イベントが発生するのか否かを確認する。
【0064】
この場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面スクロールのためのタッチ入力が基準時間以上に持続的に継続される場合、自動スクロールの速度増加イベントが発生すると認識する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールの速度調節メニューで速度増加メニューが選択されたか否かを確認する。
【0065】
自動スクロールの速度増加イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS509に進行して自動スクロールの機能を実行する。
すなわち、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくても自動的に画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器は予め設定された基本速度で画面をスクロールする。
【0066】
一方、自動スクロールの速度増加イベントが発生する場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS507に進行して自動スクロールの速度を決定する。
例えば、タッチスクリーンを備える機器は、スクロールのためのタッチ入力の維持時間に基づいて自動スクロールの速度を決定する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、速度調節メニューを通じてユーザーが選択した速度によって自動スクロールの速度を決めることもできる。
【0067】
自動スクロールの速度を決定した後、タッチスクリーンを備える機器はステップS509に進行して自動スクロールの機能を実行する。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくてもステップS507で決定した自動スクロールの速度で画面をスクロールする。
【0068】
次に、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS511に進行して自動スクロール停止イベントが発生するか否かを確認する。
例えば、自動スクロール中にユーザーが表示部110をタッチした場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロール停止イベントが発生したと認識する。
また、例えば、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロール中に自動スクロール停止キーが入力されたか否かを確認する。
【0069】
自動スクロール停止イベントが発生しない場合、タッチスクリーンを備える機器は、ステップS509に進行して自動スクロールの機能を実行する。
もし、ステップS507で自動スクロールの速度が変更された場合、タッチスクリーンを備える機器は、変更された速度で自動スクロールを実行する。
【0070】
一方、自動スクロール停止イベントが発生する場合、タッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを停止する。これによって、タッチスクリーンを備える機器は、本アルゴリズムを終了する。
【0071】
上述の実施形態でタッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを実行しないと認識した場合、ユーザーが画面を持続的にスクロールするのか否かを確認するためのステップS501にもどり画面スクロールが実行するのか否かのを再確認する。
他の実施形態ではタッチスクリーンを備える機器は、自動スクロールを実行しないと認識した場合、自動スクロールのためのアルゴリズムを終了することもできる。
【0072】
上述の実施形態でタッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力に対応するように画面をスクロールする。
この時、タッチスクリーンを備える機器は、タッチ入力に含まれた方向情報によって画面を上/下/左/右の中のどの一つの方向にでもスクロールさせることもできる。
例えば、図6に示すようにユーザーが下方向にスクロールを試みる場合、タッチスクリーンを備える機器は、画面を下方向にスクロールする。
この時、ユーザーのタッチ入力が維持されて自動スクロールを実行する場合、タッチスクリーンを備える機器は、ユーザーのタッチ入力がなくても下方向に持続的にスクロールする。
【0073】
上述のようにタッチスクリーンを備える機器でスクロールのためのタッチ入力の維持可否によって自動スクロールの機能を提供することで、ユーザーは最小限の動作で自動的に画面をスクロールすることができるという利点がある。
また、上記タッチスクリーンを備える機器で自動スクロールの速度を調節することで、ユーザーがより便利に画面をスクロールすることができるという利点がある。
【0074】
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0075】
100 制御部
110 表示部
120 入力部
130 保存部
140 タイマー
150 オーディオ処理部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチスクリーンを備える機器の画面スクロールの方法において、
前記タッチスクリーンを通じてタッチ入力が確認された場合、
前記タッチ入力によって前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に移動させる段階と、
前記タッチ入力が維持(holding)された場合、
前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる段階とを有することを特徴とする画面スクロール方法。
【請求項2】
前記持続的に移動させる段階は、前記タッチ入力が基準時間以上に維持された否かを確認する段階と、
前記タッチ入力が前記基準時間以上に維持された場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を基準速度に従って前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画面スクロール方法。
【請求項3】
前記持続的に移動させる段階は、前記タッチ入力が基準時間以上に維持された否かを確認する段階と、
前記タッチ入力が前記基準時間以上に維持された場合、スクロール速度を決定する段階と、
前記タッチスクリーンの画面の構成を前記決定したスクロール速度によって前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画面スクロール方法。
【請求項4】
移動速度変更イベントが発生した場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を変更する段階をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画面スクロール方法。
【請求項5】
前記移動させる速度を変更する段階は、前記タッチ入力の維持時間に基づいて変更速度を決定する段階と、
前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を前記変更速度に変更する段階とを含むことを特徴とする請求項4に記載の画面スクロール方法。
【請求項6】
前記移動させる速度を変更する段階は、前記タッチ入力の維持時間に基づいて移動速度変更イベントが発生する場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を増加させる段階を含むことを特徴とする請求項4に記載の画面スクロール方法。
【請求項7】
前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度が最大速度に増加された場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を最大速度で維持する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の画面スクロール方法。
【請求項8】
前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度が最大速度に増加された場合、前記タッチ入力の維持時間に基づいて移動速度変更イベントが発生するか否かを確認する段階と、
前記移動速度変更イベントが発生する場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を基本速度に変更する段階を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の画面スクロール方法。
【請求項9】
前記移動させる速度を変更する段階は、移動速度調節メニューを表示する段階と、
前記移動速度調節メニューでユーザーによって選択された速度によって前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を変更する段階とを含むことを特徴とする請求項4に記載の画面スクロール方法。
【請求項10】
前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度が変更される場合、前記変更された速度の速度情報を表示部に表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の画面スクロール方法。
【請求項11】
タッチスクリーンを備える機器の画面スクロール装置において、
前記タッチスクリーンと、
前記タッチスクリーンへのタッチ入力を通じて前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に移動させて、前記タッチ入力が維持(holding)される場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる制御部とを有して構成されることを特徴とする画面スクロール装置。
【請求項12】
前記制御部は、前記タッチ入力が基準時間以上に維持された場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を基準速度に従って前記タッチ入力の方向に持続的に移動させることを特徴とする請求項11に記載の画面スクロール装置。
【請求項13】
前記制御部は、前記タッチ入力が基準時間の以上に維持された場合、スクロールの速度を決定し、前記タッチスクリーンの画面の構成を前記決定したスクロールの速度によって前記タッチ入力の方向に持続的に移動させることを特徴とする請求項11に記載の画面スクロール装置。
【請求項14】
前記制御部は、移動速度変更イベントが発生する場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を変更することを特徴とする請求項11に記載の画面スクロール装置。
【請求項15】
前記制御部は、前記タッチ入力の維持時間に基づいて決定した変更速度に前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を変更することを特徴とする請求項14に記載の画面スクロール装置。
【請求項16】
前記制御部は、前記タッチ入力の維持時間に基づいて移動速度変更イベントが発生する場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を増加させることを特徴とする請求項14に記載の画面スクロール装置。
【請求項17】
前記制御部は、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度が最大速度に増加された場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を最大速度で維持することを特徴とする請求項16に記載の画面スクロール装置。
【請求項18】
前記制御部は、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度が最大速度に増加され、前記タッチ入力の維持時間に基づいて移動速度変更イベントが発生する場合、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を基本速度に変更することを特徴とする請求項16に記載の画面スクロール装置。
【請求項19】
前記制御部は、前記タッチスクリーンの画面の構成を前記タッチ入力の方向に持続的に移動させる場合、移動速度調節メニューを表示するよう制御して、前記移動速度調節メニューでユーザーによって選択された速度によって前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度を変更することを特徴とする請求項14に記載の画面スクロール装置。
【請求項20】
前記制御部は、前記タッチスクリーンの画面の構成を持続的に移動させる速度が変更される場合、前記変更された速度の速度情報を前記タッチスクリーンに表示するよう制御することを特徴とする請求項14に記載の画面スクロール装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2013−4083(P2013−4083A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−90869(P2012−90869)
【出願日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】