説明

発光装置

【課題】白熱電球と類似した照明効果を得ることができる発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置10は、発光ダイオード12と、発光ダイオード12からの光を拡散する光拡散部材20とを備える。光拡散部材20は、光透過性材料により略錐状に形成された錐体部22と、錐体部22の頂部22aから底面22bに向かう方向に形成された孔部24と、孔部24の壁面に設けられた凹凸部26とを備える。光拡散部材20は、底面22bに発光ダイオード12からの光が入射されるよう配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明や装飾に用いられる発光装置に関し、特に発光ダイオードを用いた発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、発光ダイオードの性能が著しく向上したことにより、小型のインジケータやバックライトなどの従来の用途はもちろん、店舗照明や装飾照明、さらには家庭用照明にも発光ダイオードが使われるようになってきている。
【0003】
発光ダイオードは指向性が強いため、そのままでは白熱電球の代替として用いることが難しい。そこで、例えば特許文献1には、表面にフロスト加工を施した透光性の外囲器を発光ダイオードの周囲に設け、外囲器の外側でほぼ均等拡散発光を得られるようにした発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−220432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された発光装置では、外囲器のフロスト面が全体的に光るような照明効果となり、白熱電球のフィラメントが光っているような外観を創出することは難しい。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、白熱電球と類似した照明効果を得ることができる発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の発光装置は、光源と、光源からの光を拡散する光拡散部材とを備える。光拡散部材は、光透過性材料により略錐状に形成された錐体部と、錐体部の頂部から底面に向かう方向に形成された孔部と、孔部の壁面に設けられた凹凸部とを備える。
【0008】
この態様によると、光源からの光は、錐体部側面での全反射と凹凸部での散乱とを繰り返し、孔部全体があたかも白熱電球のフィラメントのごとく発光する。また、凹凸部で散乱した光のうち錐体部側面での全反射条件を満たさない光は、錐体部外部の様々な方向に放出される。このように、本発光装置は、全方向に光を照射しつつ、フィラメントを有するかのように発光するので、白熱電球と類似した照明効果を得ることができる。
【0009】
光拡散部材は、底面に光源からの光が入射されるよう配置されてもよい。また、孔部は、中空に形成されてもよい。また、光拡散部材は、孔部の底面と錐体部の底面との間に光透過性材料により形成された透光部を備えてもよい。また、透光部は、凹レンズを形成してもよい。
【0010】
光拡散部材を囲うように設けられた透光性のカバー部材をさらに備えてもよい。また、カバー部材は、光拡散部材の孔部に挿入される突起部を有してもよい。
【0011】
光源からの光を光拡散部材の底面に導く導光部材をさらに備えてもよい。また、光源は、発光ダイオードであってもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、白熱電球と類似した照明効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係る発光装置を説明するための縦断面図である。
【図2】発光装置の発光の様子を説明するための縦断面図である。
【図3】本発明の別の実施形態に係る発光装置を説明するための縦断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施形態に係る発光装置を説明するための縦断面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施形態に係る発光装置を説明するための縦断面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施形態に係る発光装置を説明するための縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、本発明の実施形態に係る発光装置10を説明するための縦断面図である。図1に示すように、発光装置10は、光源としての発光ダイオード12と、発光ダイオード12に電流を供給するための回路基板14と、回路基板14を支持する基部16と、発光ダイオード12からの光を拡散する光拡散部材20と、基部16上に光拡散部材20を支持するための支持部材18とを備える。基部16は、発光ダイオード12から発生した熱を放熱するヒートシンクとしても機能する。
【0015】
図1に示す実施形態において、発光ダイオード12は表面実装型の発光ダイオードである。表面実装型の発光ダイオードは、ヒートシンクが砲弾型の発光ダイオードと比べて設け易いので、大電流を流して高い輝度で発光させることができる。
【0016】
光拡散部材20は、略錐状に形成された錐体部22と、錐体部22に形成された孔部24と、孔部24の壁面に設けられた凹凸部26とを備える。
【0017】
本実施形態において、錐体部22は、光透過性材料により円錐形状に形成されている。錐体部22は、頂部22aの中心からから底面22bに下ろした垂線が底面22bの重心を通る直錐体である。光透過性材料としては、例えばアクリル樹脂を例示できる。錐体部22は、頂部22aと、円形平坦な底面22bと、頂部22aと底面22bとの間に形成された側面22cとを有する。
【0018】
孔部24は、錐体部22の頂部22aから底面22bに向かう方向に形成されている。孔部24は、中空円柱状の孔部であり、その中心軸は、錐体部22の中心軸と一致している。孔部24は、錐体部22の頂部22a側において開口しているが、底面22b側においては開口しておらず、孔部24の底面24aと錐体部22の底面22bとの間には、光透過性材料により形成された透光部28が設けられている。言い換えると、孔部24は、錐体部22の頂部22aから底面22bにかけて完全には貫通しておらず、底面22b側に光透過性材料の層が残されている。
【0019】
孔部24の壁面には、凹凸部26が設けられている。図1に示す実施形態において、凹凸部26は、孔部24にねじ切り加工することにより形成されている。凹凸部26は、ねじ切り加工以外にも機械的または化学的な手法により孔部24の壁面を荒らすことにより形成されてもよい。本実施形態において、凹凸部26は、孔部24の壁面の殆どの部分に形成されているが、孔部24の底面24a近傍の壁面は凹凸が形成されていない平坦部22dとされている。例えば、凹凸部26は、頂部22a側から孔部24の深さの90%程度まで形成されるが、残り10%程度は平坦部22dとされている。
【0020】
光拡散部材20は、錐体部22を射出成形により形成した後、孔部24を頂部22a側から開け、孔部24の壁面に凹凸部26を形成してもよい。あるいは、射出成形により一度に孔部24が設けられた錐体部22を形成した後、孔部24の壁面に凹凸部26を形成してもよい。
【0021】
以上のように構成された光拡散部材20は、底面22bに発光ダイオード12からの光が入射されるよう基部16上に配置される。光拡散部材20は、その中心軸が発光ダイオード12の発光面12aの中心と垂直に交差するよう配置されることが好ましい。図1に示す実施形態では、発光ダイオード12の発光面12aと光拡散部材20の底面22bとが当接しているが、離間していてもよい。
【0022】
図2は、発光装置10の発光の様子を説明するための縦断面図である。図2における矢印は、光の向きを表す。発光ダイオード12は面発光の光源であるが、ここでは点光源とみなして説明する。発光ダイオード12からは、様々な放射角で光が放射される。発光ダイオード12は、例えば0°〜60°の放射角を有するものであってよい。
【0023】
図2において、放射角の比較的小さい光L1は、透光部28を透過した後、孔部24を通って頂部22aから外部に放射されている。また、放射角の比較的大きな光L2は、錐体部22の側面22cに直接入射した後、側面22cから外部に放射されている。
【0024】
また、光L1と光L2の間の放射角の光L3は、発光ダイオード12から放射された後、底面24aおよび平坦部22dで屈折し、側面22cで全反射している。この側面22cで全反射した光L3は、孔部24の凹凸部26にて散乱する。凹凸部26で散乱した光のうち、側面22cでの全反射条件を満たさない光L4,L5は、側面22cから外部に放射される。一方、側面22cでの全反射条件を満たす光L6は、側面22cで全反射した後、凹凸部26にて再び散乱する。また、図2には図示していないが、発光ダイオード12から側面22cに直接入射する光L2にも、側面22cでの全反射、凹凸部26での散乱、側面22cでの外部への放射を繰り返す成分は存在する。このような全反射、散乱、および外部への放射が繰り返されることにより、発光ダイオード12からの光が様々な方向に放出されるので、白熱電球と同じように全方向に光を照射する発光装置を実現できる。
【0025】
また、本実施形態によれば、側面22cでの全反射と凹凸部26での散乱とが繰り返されることにより、円柱状の孔部24全体が明るく光り、あたかも白熱電球のフィラメントが光っているかのような外観を呈することができる。
【0026】
本実施形態に係る発光装置10は、錐体部22の側面22cでの全反射を利用して発光ダイオード12からの光の一部を錐体部22内に閉じこめることにより、発光ダイオード12から遠くに位置する凹凸部26においても散乱が生じるように構成されている。これにより、円柱状の孔部24が細長く光る発光体となり、白熱電球のフィラメントのように見えるのである。
【0027】
円柱状の孔部24の輝度を高めるためには、側面22cで全反射する光を増やすことが有効である。そのために、本実施形態に係る発光装置10は、側面22cが傾斜した錐体を用いて光拡散部材20を形成している。例えば側面が傾斜しない円柱体を用いて光拡散部材20を形成した場合、発光ダイオード12から放射された光の多くは、円柱体の側面で全反射することなく、円柱体の上面から外部に抜けてしまう。本実施形態のように側面22cが傾斜した錐体を用いて光拡散部材20を形成することにより、発光ダイオード12から放出された後、側面22cで全反射する光を増やし、孔部24の輝度を高めることができる。
【0028】
錐体部22の側面22cの傾斜角度は、発光ダイオード12の放射角に応じて適宜設定すればよい。アクリル樹脂の屈折率を1.48、空気の屈折率を1.0とすると、スネルの法則により、臨界角は約43°となる。従って、発光ダイオード12の放射角との兼ね合いになるが、43°よりも大きい入射角で側面22cに入射する光ができるだけ多くなるように側面22cの傾斜角を設定すれば孔部24の輝度を好適に高めることができる。
【0029】
本実施形態では、側面22cでの全反射と凹凸部26での散乱を繰り返すことにより発光ダイオード12からの光が頂部22a方向に伝達されていくので、凹凸部26で散乱する光の強度は底面24aから頂部22aに向かうにつれ小さくなる。一方、光拡散部材20は錐体とされているので、底面22bから頂部22aに向かうにつれ凹凸部26から側面22cまでの距離は短くなる。光の強度が小さくなるにつれ凹凸部26から側面22cまでの距離が短くなり、光が減衰され難くなるので、錐体部22の頂部22a側においても照射輝度を確保することができる。
【0030】
上述したように、本実施形態では、孔部24の底面24aと錐体部22の底面22bとの間に透光部28を設けた。この透光部28を設けたことにより、発光ダイオード12からの光が底面24aにおいて屈折するので、発光ダイオード12から放射された後、側面22cに入射する光を増やすことができる。これにより、側面22cで全反射する光を増やすことができるので、孔部24の輝度を高めることができる。
【0031】
また上述したように、本実施形態では、錐体部22を円錐形状に形成し、孔部24を円柱形状に形成している。これにより、側面22cで全反射した光が錐体部22の中心軸に向けて進み、また孔部24の凹凸部26において周囲に略均等に散乱するので、全方向に均等に光を照射する発光装置を実現できる。
【0032】
また、本実施形態では、孔部24を中空に形成した。これにより、錐体部22と孔部24の屈折率差が大きくなる。錐体部22と孔部24の屈折率差が小さい場合、孔部24に入射する光は、凹凸部26で散乱せずに孔部24内部に抜けてしまう成分が多くなり、孔部24の輝度が低下する。本実施形態のように孔部24を中空にして錐体部22と孔部24の屈折率差を大きくすることにより、孔部24に入射する光を好適に凹凸部26で散乱させ、孔部24の輝度を高めることができる。
【0033】
本実施形態に係る発光装置10は、光拡散部材20が非常に簡易な構成であり、射出成形などの方法により容易に製造できるので、安価な発光装置を実現できる。
【0034】
図3は、本発明の別の実施形態に係る発光装置310を説明するための縦断面図である。図3に示す発光装置310については、図1に示す発光装置10と同一または対応する構成要素は同一の符号を用い、重複する説明は適宜省略する。
【0035】
図3の発光装置310は、透光部28が凹レンズを形成している点が、図1の発光装置10と異なる。この凹レンズ状の透光部28は、光拡散部材20を射出成形で製造する際に形成してもよいし、図1のように円柱状の孔部24を形成した後、透過性樹脂を孔部24に流し込むことにより形成してもよい。
【0036】
このように透光部28を凹レンズに形成することにより、発光ダイオード12から放射された後、側面22cに入射する光を図1の発光装置10よりも増やすことができる。これにより、側面22cで全反射する光を増やすことができるので、孔部24の輝度をより高めることができる。
【0037】
図4は、本発明のさらに別の実施形態に係る発光装置410を説明するための縦断面図である。図4に示す発光装置410は、図1に示す発光装置10と、発光装置10の光拡散部材20を囲うように設けられた透光性のカバー部材412とを備える。発光装置は、図3に示す発光装置310であってもよい。
【0038】
カバー部材412は、ドーム形状に形成されており、その表面はフロスト加工が施されていてもよい。カバー部材412の表面にフロスト加工を施すことにより、発光装置10から照射された光がフロスト面で散乱し、より均等な強度で全方向に発光する発光装置を構成できる。
【0039】
さらに、本実施形態に係る発光装置410においては、カバー部材412の頂部412aに突起部414が設けられている。この突起部414は、頂部22a側から孔部24に挿入される。突起部414は、光透過性材料により形成されており、発光ダイオード12から放出された後、孔部24と通過してきた光を屈折する。発光ダイオード12は、一般的に、発光面に対して垂直方向の放射強度が高い。従って、本実施形態のように突起部414を光拡散部材20の孔部24に挿入し、光を屈折させて光を分散させることで、より均等に光を照射することができる。
【0040】
図5は、本発明のさらに別の実施形態に係る発光装置510を説明するための縦断面図である。図5に示す発光装置510は、発光ダイオード12と、回路基板14と、基部16と、光拡散部材20と、発光ダイオード12からの光を光拡散部材20の底面22bに導く導光部材512とを備える。
【0041】
導光部材512は、略錐状に形成された導光部材であり、底面512bが錐体部22の底面22bと当接するように配置される。また、導光部材512は、頂部512aに発光ダイオード12からの光が入射されるように配置される。
【0042】
導光部材512は、光透過性材料により形成されており、その側面512cは、発光ダイオード12からの光を全反射し、導光部材512の外部に放射しないよう形成されている。従って、導光部材512の部分は、光って見えない。導光部材512により導かれた光は、錐体部22の底面22bに入射する。これにより、錐体部22の底面22bが面発光している状態となる。錐体部22の底面22bから放出された光は、上述したように側面22cでの全反射、凹凸部26での散乱、および外部への放射を繰り返し、全方向に光を照射しつつ、フィラメントを有するかのように発光する。
【0043】
本実施形態によれば、錐体部22の底面22bを面発光させることにより、側面22cにて全反射する光を増やし、孔部24の輝度を高めることができる。
【0044】
白熱電球は、一般的に、フィラメントが吊り子と呼ばれる支持部材により支持され、宙に浮いたような構成となっている。本実施形態によれば、光拡散部材20と発光ダイオード12との間に導光部材512を設けたことにより、フィラメントが宙に浮いているかのような外観を呈することができ、白熱電球に類似した照明効果を得ることができる。
【0045】
図6は、本発明のさらに別の実施形態に係る発光装置610を説明するための縦断面図である。図6に示す発光装置610は、光拡散部材620の構造が図1に示す発光装置10と異なる。
【0046】
本実施形態の光拡散部材620は、アクリル樹脂などの光透過性材料により略錐状に形成された錐体部622と、錐体部622の側面622cに形成された凹凸部626とを備える。図6に示す実施形態において、凹凸部626は、側面622cにねじ切り加工することにより形成されている。凹凸部626は、ねじ切り加工以外にも機械的または化学的な手法により側面622cを荒らすことにより形成されてもよい。このように形成された光拡散部材620は、底面622bに発光ダイオード12からの光が入射されるよう基部16上に配置される。
【0047】
発光装置610の発光の様子を説明する。発光ダイオード12から放射された光は、錐体部622の底面622bから錐体部622内に入射した後、錐体部622内を通過し、頂部622aおよび側面622cに入射する。頂部622aに入射した光は、頂部622aから外部に放射される。また、側面622cに入射した光は、側面622cに形成された凹凸部626で散乱し、外部に放射される。これにより、白熱電球と同じように全方向に光を照射する発光装置を実現できる。頂部622aに入射した光を散乱するために、頂部622aに凹凸部を設けてもよい。
【0048】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0049】
上述の実施形態では、光源として表面実装型の発光ダイオード12を用いたが、光源は特に限定されず、例えば砲弾型の発光ダイオードなどを用いてもよい。光源は指向性の有無に拘わらず選択することが可能であるが、上述したような本発明の効果を高めるためには、発光ダイオードなどの指向性のある光源を選択することが望ましい。指向性のある光源を用いた場合、光源が発する光のうち孔部の発光に寄与する光が増加するので、孔部を効率的に発光させることができる。
【0050】
孔部24は、錐体部22の頂部22aから底面22bにかけて貫通していてもよい。また、孔部24内には、錐体部22を形成する光透過性材料と屈折率が異なる物質が充填されていてもよい。
【0051】
上述の実施形態では、錐体部22は円錐状に形成したが、円錐に限られず、底面が多角形である角錐であってもよい。
【符号の説明】
【0052】
10、310、410、510、610 発光装置、 12 発光ダイオード、 14 回路基板、 16 基部、 20、620 光拡散部材、 22、622 錐体部、 22a、622a 頂部、 22b、622b 底面、 22c、622c 側面、 24 孔部、 26、626 凹凸部、 28 透光部、 412 カバー部材、 414 突起部、 512 導光部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、
前記光源からの光を拡散する光拡散部材と、を備え、
前記光拡散部材は、
光透過性材料により略錐状に形成された錐体部と、
前記錐体部の頂部から底面に向かう方向に形成された孔部と、
前記孔部の壁面に設けられた凹凸部と、
を備えることを特徴とする発光装置。
【請求項2】
前記光拡散部材は、底面に前記光源からの光が入射されるよう配置されることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記孔部は、中空に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記光拡散部材は、前記孔部の底面と前記錐体部の底面との間に光透過性材料により形成された透光部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の発光装置。
【請求項5】
前記透光部は、凹レンズを形成することを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記光拡散部材を囲うように設けられた透光性のカバー部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の発光装置。
【請求項7】
前記カバー部材は、前記光拡散部材の孔部に挿入される突起部を有することを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記光源からの光を前記光拡散部材の底面に導く導光部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の発光装置。
【請求項9】
前記光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の発光装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−228204(P2011−228204A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−98765(P2010−98765)
【出願日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【出願人】(390031521)トキコーポレーション株式会社 (30)
【Fターム(参考)】