白金族金属担持触媒、その製造方法、過酸化水素の分解処理水の製造方法及び溶存酸素の除去処理水の製造方法
【解決課題】SVが2000h−1を超えるような大きなSVで通水しても、更に、触媒の充填層高を薄くしても過酸化水素の分解除去又は溶存酸素の除去を可能にする、高性能触媒を提供すること。
【解決手段】モノリス状有機多孔質体に、平均粒子径1〜100nmの白金族金属粒子が、担持されている白金族金属担持触媒であり、該白金族金属粒子の均一度数が、10以下であり、該白金族金属粒子の担持量が、乾燥状態で0.004〜20重量%であることを特徴とする白金族金属担持触媒。
【解決手段】モノリス状有機多孔質体に、平均粒子径1〜100nmの白金族金属粒子が、担持されている白金族金属担持触媒であり、該白金族金属粒子の均一度数が、10以下であり、該白金族金属粒子の担持量が、乾燥状態で0.004〜20重量%であることを特徴とする白金族金属担持触媒。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
モノリス状有機多孔質体又はモノリス状有機多孔質イオン交換体に、平均粒子径1〜100nmの白金族金属粒子が、担持されている白金族金属担持触媒であり、該白金族金属粒子の均一度数が、10以下であり、該白金族金属粒子の担持量が、乾燥状態で0.004〜20重量%であることを特徴とする白金族金属担持触媒。
【請求項2】
前記白金族金属粒子の担持量が、0.004〜2.0重量%であることを特徴とする請求項1記載の白金族金属担持触媒。
【請求項3】
平均粒子径が1〜100nmであり且つ均一度数が10以下の白金族金属粒子を含有する流体に、モノリス状有機多孔質体又はモノリス状有機多孔質イオン交換体を接触させることにより、該モノリス状有機多孔質体又は該モノリス状有機多孔質イオン交換体に該白金族金属粒子を担持して、白金族金属担持触媒を得る白金族金属担持工程を有することを特徴とする白金族金属担持触媒の製造方法。
【請求項4】
前記白金族金属粒子を含有する流体が、白金族金属粒子を含有する超臨界流体であることを特徴とする請求項3記載の白金族金属担持触媒の製造方法。
【請求項5】
請求項1又は2いずれか1項記載の白金族金属担持触媒に、過酸化水素を含有する被処理水を接触させて、該過酸化水素を含有する被処理水中の過酸化水素を分解除去することを特徴とする過酸化水素の分解処理水の製造方法。
【請求項6】
前記白金族金属担持触媒に、前記過酸化水素を含有する被処理水を、SV=2000〜40000h−1で接触させることを特徴とする請求項5記載の過酸化水素の分解処理水の製造方法。
【請求項7】
請求項1又は2いずれか1項記載の白金族金属担持触媒の存在下で、酸素を含有する被処理水中の溶存酸素と水素とを反応させて水を生成させることにより、酸素を含有する被処理水から溶存酸素を除去することを特徴とする溶存酸素の除去処理水の製造方法。
【請求項8】
前記白金族金属担持触媒に、前記酸素を含有する被処理水を、SV=2000〜40000h−1で接触させることを特徴とする請求項7記載の溶存酸素の除去処理水の製造方法。
【請求項1】
モノリス状有機多孔質体又はモノリス状有機多孔質イオン交換体に、平均粒子径1〜100nmの白金族金属粒子が、担持されている白金族金属担持触媒であり、該白金族金属粒子の均一度数が、10以下であり、該白金族金属粒子の担持量が、乾燥状態で0.004〜20重量%であることを特徴とする白金族金属担持触媒。
【請求項2】
前記白金族金属粒子の担持量が、0.004〜2.0重量%であることを特徴とする請求項1記載の白金族金属担持触媒。
【請求項3】
平均粒子径が1〜100nmであり且つ均一度数が10以下の白金族金属粒子を含有する流体に、モノリス状有機多孔質体又はモノリス状有機多孔質イオン交換体を接触させることにより、該モノリス状有機多孔質体又は該モノリス状有機多孔質イオン交換体に該白金族金属粒子を担持して、白金族金属担持触媒を得る白金族金属担持工程を有することを特徴とする白金族金属担持触媒の製造方法。
【請求項4】
前記白金族金属粒子を含有する流体が、白金族金属粒子を含有する超臨界流体であることを特徴とする請求項3記載の白金族金属担持触媒の製造方法。
【請求項5】
請求項1又は2いずれか1項記載の白金族金属担持触媒に、過酸化水素を含有する被処理水を接触させて、該過酸化水素を含有する被処理水中の過酸化水素を分解除去することを特徴とする過酸化水素の分解処理水の製造方法。
【請求項6】
前記白金族金属担持触媒に、前記過酸化水素を含有する被処理水を、SV=2000〜40000h−1で接触させることを特徴とする請求項5記載の過酸化水素の分解処理水の製造方法。
【請求項7】
請求項1又は2いずれか1項記載の白金族金属担持触媒の存在下で、酸素を含有する被処理水中の溶存酸素と水素とを反応させて水を生成させることにより、酸素を含有する被処理水から溶存酸素を除去することを特徴とする溶存酸素の除去処理水の製造方法。
【請求項8】
前記白金族金属担持触媒に、前記酸素を含有する被処理水を、SV=2000〜40000h−1で接触させることを特徴とする請求項7記載の溶存酸素の除去処理水の製造方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2012−61455(P2012−61455A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−210126(P2010−210126)
【出願日】平成22年9月17日(2010.9.17)
【出願人】(000004400)オルガノ株式会社 (606)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年9月17日(2010.9.17)
【出願人】(000004400)オルガノ株式会社 (606)
【Fターム(参考)】
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