目地形成材
【目的】本発明は建築、構築物の外壁材として使用する長尺状の建築用パネルを施工した際の、目地の化粧材等として機能する目地形成材に関するものである。
【構成】垂直平面状の係止面１と、係止面１の上端を屈曲し下方に垂下した側面２と、係止面１と側面２により形成した係止溝３とからなる係止部４と、側面２の下端を外側方に突出した上面５と、上面５の先端を内側方に突出した下面６とからなる目地形成部７から形成した目地形成材Ａである。
【構成】垂直平面状の係止面１と、係止面１の上端を屈曲し下方に垂下した側面２と、係止面１と側面２により形成した係止溝３とからなる係止部４と、側面２の下端を外側方に突出した上面５と、上面５の先端を内側方に突出した下面６とからなる目地形成部７から形成した目地形成材Ａである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は建築、構築物の外壁材として使用する長尺状の建築用パネルを施工した際の、目地の化粧材等として機能する目地形成材に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
一般に、金属系パネル、薄板状の表面材と裏面材にて合成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした金属系サイディング材間にキャップを装着する構造が発明されて上市されている。
【０００３】
【特許文献１】特許第２６３３４４４号
【特許文献２】特許第２６８６２１１号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、これら構造は目時間の固定具をカバーする構造であり、目地部のデザイン性を向上したり、雨水による汚染を防止する思想は存在しなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明はこのような欠点を解決するために、垂直平面状の係止面と、係止面の上端を屈曲し下方に垂下した側面と、係止面と側面により形成した係止溝とからなる係止部と、側面の下端を外側方に突出した上面と、上面の先端を内側方に突出した下面とからなる目地形成部から形成した目地形成材を提供するものである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明に係る目地形成材によれば、目地形成材により（１）壁面のデザイン性を向上出来る。（２）壁面の創作性が向上する。（３）高級感のある壁面を形成出来る。（４）窓枠からの雨水による汚染を防止できる。等の特徴、効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
以下に、図面を用いて本発明に係る目地形成材の一実施例について詳細に説明する。図１（ａ）〜（ｃ）は本発明に係る目地形成材Ａの代表的な例を示す断面図と斜視図、図２は本発明に係る目地形成材Ａの施工状態を示す断面図、図３は建築用パネルＣを示す断面図である。なお、Ｂはパッキング材、αは躯体（一点鎖線はアスファルトフェルト、防風透湿シート、等のシート）、βは固定具、γは連結目地部である。
【０００８】
さらに詳説すると、目地形成材Ａは図１（ａ）〜（ｃ）に示すように垂直平面状の係止面１と、係止面１の上端を屈曲し下方に垂下した側面２と、係止面１と側面２により形成した係止溝３とからなる係止部４と、側面２の下端を外側方に突出した上面５と、上面５の先端を内側方に突出した下面６とからなる目地形成部７とから形成したものである。
【０００９】
目地形成材Ａの素材としては、金属製薄板材、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板（塩ビ鋼板等）、サンドイッチ鋼板（制振鋼板等）、合成樹脂製板材、例えば塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等（勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む）の一種、あるいは金属製板材に樹脂をモールディングした材料、等を各種形状に成形したものである。
【００１０】
係止片１、側面２と係止溝３よりなる係止部１は、図２に示すように建築用パネルＣの左右端部の雄実部１１、雌実部１２間の形状に沿った形状とすることにより、後記する建築用パネルＣの雌実部１２に係止し、建築用パネルＣに固定される部分である。
【００１１】
目地形成部７は建築用パネルＣ間の連結部の目地部において、目地化粧部、雨水跡防止部として機能するものである。
【００１２】
係止部１は後記する建築用パネルＣの雌実部１２に目地形成材Ａを固定する部分である。
【００１３】
さらに詳説すると、目地形成部７は建築用パネルＣが縦張りの場合には、目地化粧部として機能し、立体的なデザインが形成出来るものである。
【００１４】
また、目地形成部７は建築用パネルＣが横張りの場合には、目地化粧部、雨水跡防止部として機能し、立体的なデザインが形成出来ると共に、窓枠からの雨水跡を防止することにより防汚染性を発揮するものである。また、目地形成部７は建築用パネルＣの化粧面よりも外側方に突出させて形成することにより、連結目地部γの立体的なデザイン化を図り、今までにないデザイン性を発揮することが出来るものである。
【００１５】
さらに、建築用パネルＣの化粧面と違った材質、違った色調の目地形成材Ａを使用することにより、材質、色の組み合わせによるデザイン化、１枚毎、２枚毎、ランダムに等、設計によるデザイン化、が可能になり、デザイン性が格段に向上するものである。
【００１６】
パッキング材Ｂは目地部の防水性の強化のために形成するものであり、例えば定型で弾性のあるパッキング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系、ＥＰＭ、ＥＰＤＭ等の一般的に市販されているもの、あるいは硬化型のパッキング材（シーリング材）としてはシリコーン系（反応硬化型、湿気硬化型）、変成シリコーン系（反応硬化型）、ポリサルファイド系（反応硬化型）、ポリウレタン系（反応硬化型、湿気硬化型）、ＳＢＲ系（乾燥硬化型）、アクリル系（乾燥硬化型）等よりなるものであり、主に防水材、気密材等の機能として有用なものである。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あるいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファイト（発泡、非発泡）等の難燃材を混入した耐火性のあるパッキング材を使用しても良いものである。
【００１７】
建築用パネルＣは一例としては、図３に断面を示すように表面材８と裏面材９で合成樹脂を原料とする合成樹脂発泡体からなる芯材１０を、サンドイッチした建築用パネルＣであり、少なくとも上下端部に雄実部１１と雌実部１２、固定部１３を形成した長尺状の金属系サイディング材である。また、その他に金属系パネル、窯業系サイディング材、タイル、ＡＬＣ、コンクリートパネル、等の乾式工法の建築用パネルＣである。勿論、縦張り、横張りのどちらの建築用パネルＣにでも施工は可能である。
【００１８】
表面材８、裏面材９は金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板（塩ビ鋼板等）、サンドイッチ鋼板（制振鋼板等）、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等（勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む）の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種任意形状に形成したもの、さらには、アルミニウム蒸着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔（Ａｌ、Ｆｅ、Ｐｂ、Ｃｕ）、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の１種、または２種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものである。
【００１９】
また、芯材１０はポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材８、もしくは裏面材９の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。また、芯材１０中には各種難燃材として軽量骨材（パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等）、繊維状物（グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等）を混在させ、耐火性、防火性を向上させることも出来る。
【００２０】
ここで、本発明に係る目地形成材の施工方法について説明する。まず、図４に示すように躯体αに図３に示すような建築用パネルＣの固定部１３を釘等の固定具βにより固定する、次に、図５、図６に示すように図２（ａ）〜（ｃ）に示すような目地形成材Ａを建築用パネルＣの雌実部１２に係止し、目地形成材Ａを固定する。
【００２１】
その後、図７、図１に示すように建築用パネルＣを嵌合し、建築用パネルＣの固定部１３を釘等の固定具βにより固定する。このような行程を順次行うことにより、施工を完了するものである。勿論、目地形成材Ａは壁のデザイン、形成位置の防汚染性の必要性に合わせて使用するものである。
【００２２】
以上説明したのは、本発明に係る目地形成材の一実施例にすぎず、目地形成材Ａを図８〜（ａ）〜（ｉ）、図９（ａ）〜（ｄ）に示すように形成して目地形成材を形成することも出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】本発明に係る目地形成材の一実施例を示す説明図である。
【図２】本発明に係る目地形成材に使用する目地形成材の施工状態を示す断面図である。
【図３】本発明に係る目地形成材を施工する際に使用する建築用パネルの一実施例を示す説明図である。
【図４】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図５】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図６】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図７】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図８】本発明に係る目地形成材のその他の実施例を示す説明図である。
【図９】本発明に係る目地形成材のその他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
【００２４】
Ａ 目地形成材
Ｂ パッキング材
Ｃ 建築用パネル
α 躯体
β 固定具
γ 連結目地部
１ 係止面
２ 側面
３ 係止溝
４ 係止部
５ 上面
６ 下面
７ 目地形成部
８ 表面材
９ 裏面材
１０ 芯材
１１ 雄実部
１２ 雌実部
１３ 固定面
【技術分野】
【０００１】
本発明は建築、構築物の外壁材として使用する長尺状の建築用パネルを施工した際の、目地の化粧材等として機能する目地形成材に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
一般に、金属系パネル、薄板状の表面材と裏面材にて合成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした金属系サイディング材間にキャップを装着する構造が発明されて上市されている。
【０００３】
【特許文献１】特許第２６３３４４４号
【特許文献２】特許第２６８６２１１号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、これら構造は目時間の固定具をカバーする構造であり、目地部のデザイン性を向上したり、雨水による汚染を防止する思想は存在しなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明はこのような欠点を解決するために、垂直平面状の係止面と、係止面の上端を屈曲し下方に垂下した側面と、係止面と側面により形成した係止溝とからなる係止部と、側面の下端を外側方に突出した上面と、上面の先端を内側方に突出した下面とからなる目地形成部から形成した目地形成材を提供するものである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明に係る目地形成材によれば、目地形成材により（１）壁面のデザイン性を向上出来る。（２）壁面の創作性が向上する。（３）高級感のある壁面を形成出来る。（４）窓枠からの雨水による汚染を防止できる。等の特徴、効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
以下に、図面を用いて本発明に係る目地形成材の一実施例について詳細に説明する。図１（ａ）〜（ｃ）は本発明に係る目地形成材Ａの代表的な例を示す断面図と斜視図、図２は本発明に係る目地形成材Ａの施工状態を示す断面図、図３は建築用パネルＣを示す断面図である。なお、Ｂはパッキング材、αは躯体（一点鎖線はアスファルトフェルト、防風透湿シート、等のシート）、βは固定具、γは連結目地部である。
【０００８】
さらに詳説すると、目地形成材Ａは図１（ａ）〜（ｃ）に示すように垂直平面状の係止面１と、係止面１の上端を屈曲し下方に垂下した側面２と、係止面１と側面２により形成した係止溝３とからなる係止部４と、側面２の下端を外側方に突出した上面５と、上面５の先端を内側方に突出した下面６とからなる目地形成部７とから形成したものである。
【０００９】
目地形成材Ａの素材としては、金属製薄板材、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板（塩ビ鋼板等）、サンドイッチ鋼板（制振鋼板等）、合成樹脂製板材、例えば塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等（勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む）の一種、あるいは金属製板材に樹脂をモールディングした材料、等を各種形状に成形したものである。
【００１０】
係止片１、側面２と係止溝３よりなる係止部１は、図２に示すように建築用パネルＣの左右端部の雄実部１１、雌実部１２間の形状に沿った形状とすることにより、後記する建築用パネルＣの雌実部１２に係止し、建築用パネルＣに固定される部分である。
【００１１】
目地形成部７は建築用パネルＣ間の連結部の目地部において、目地化粧部、雨水跡防止部として機能するものである。
【００１２】
係止部１は後記する建築用パネルＣの雌実部１２に目地形成材Ａを固定する部分である。
【００１３】
さらに詳説すると、目地形成部７は建築用パネルＣが縦張りの場合には、目地化粧部として機能し、立体的なデザインが形成出来るものである。
【００１４】
また、目地形成部７は建築用パネルＣが横張りの場合には、目地化粧部、雨水跡防止部として機能し、立体的なデザインが形成出来ると共に、窓枠からの雨水跡を防止することにより防汚染性を発揮するものである。また、目地形成部７は建築用パネルＣの化粧面よりも外側方に突出させて形成することにより、連結目地部γの立体的なデザイン化を図り、今までにないデザイン性を発揮することが出来るものである。
【００１５】
さらに、建築用パネルＣの化粧面と違った材質、違った色調の目地形成材Ａを使用することにより、材質、色の組み合わせによるデザイン化、１枚毎、２枚毎、ランダムに等、設計によるデザイン化、が可能になり、デザイン性が格段に向上するものである。
【００１６】
パッキング材Ｂは目地部の防水性の強化のために形成するものであり、例えば定型で弾性のあるパッキング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系、ＥＰＭ、ＥＰＤＭ等の一般的に市販されているもの、あるいは硬化型のパッキング材（シーリング材）としてはシリコーン系（反応硬化型、湿気硬化型）、変成シリコーン系（反応硬化型）、ポリサルファイド系（反応硬化型）、ポリウレタン系（反応硬化型、湿気硬化型）、ＳＢＲ系（乾燥硬化型）、アクリル系（乾燥硬化型）等よりなるものであり、主に防水材、気密材等の機能として有用なものである。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あるいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファイト（発泡、非発泡）等の難燃材を混入した耐火性のあるパッキング材を使用しても良いものである。
【００１７】
建築用パネルＣは一例としては、図３に断面を示すように表面材８と裏面材９で合成樹脂を原料とする合成樹脂発泡体からなる芯材１０を、サンドイッチした建築用パネルＣであり、少なくとも上下端部に雄実部１１と雌実部１２、固定部１３を形成した長尺状の金属系サイディング材である。また、その他に金属系パネル、窯業系サイディング材、タイル、ＡＬＣ、コンクリートパネル、等の乾式工法の建築用パネルＣである。勿論、縦張り、横張りのどちらの建築用パネルＣにでも施工は可能である。
【００１８】
表面材８、裏面材９は金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板（塩ビ鋼板等）、サンドイッチ鋼板（制振鋼板等）、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等（勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む）の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種任意形状に形成したもの、さらには、アルミニウム蒸着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔（Ａｌ、Ｆｅ、Ｐｂ、Ｃｕ）、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の１種、または２種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものである。
【００１９】
また、芯材１０はポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材８、もしくは裏面材９の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。また、芯材１０中には各種難燃材として軽量骨材（パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等）、繊維状物（グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等）を混在させ、耐火性、防火性を向上させることも出来る。
【００２０】
ここで、本発明に係る目地形成材の施工方法について説明する。まず、図４に示すように躯体αに図３に示すような建築用パネルＣの固定部１３を釘等の固定具βにより固定する、次に、図５、図６に示すように図２（ａ）〜（ｃ）に示すような目地形成材Ａを建築用パネルＣの雌実部１２に係止し、目地形成材Ａを固定する。
【００２１】
その後、図７、図１に示すように建築用パネルＣを嵌合し、建築用パネルＣの固定部１３を釘等の固定具βにより固定する。このような行程を順次行うことにより、施工を完了するものである。勿論、目地形成材Ａは壁のデザイン、形成位置の防汚染性の必要性に合わせて使用するものである。
【００２２】
以上説明したのは、本発明に係る目地形成材の一実施例にすぎず、目地形成材Ａを図８〜（ａ）〜（ｉ）、図９（ａ）〜（ｄ）に示すように形成して目地形成材を形成することも出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】本発明に係る目地形成材の一実施例を示す説明図である。
【図２】本発明に係る目地形成材に使用する目地形成材の施工状態を示す断面図である。
【図３】本発明に係る目地形成材を施工する際に使用する建築用パネルの一実施例を示す説明図である。
【図４】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図５】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図６】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図７】本発明に係る目地形成材と建築用パネルの施工順序の例を示す説明図である。
【図８】本発明に係る目地形成材のその他の実施例を示す説明図である。
【図９】本発明に係る目地形成材のその他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
【００２４】
Ａ 目地形成材
Ｂ パッキング材
Ｃ 建築用パネル
α 躯体
β 固定具
γ 連結目地部
１ 係止面
２ 側面
３ 係止溝
４ 係止部
５ 上面
６ 下面
７ 目地形成部
８ 表面材
９ 裏面材
１０ 芯材
１１ 雄実部
１２ 雌実部
１３ 固定面
【特許請求の範囲】
【請求項１】
垂直平面状の係止面と、係止面の上端を屈曲し下方に垂下した側面と、係止面と側面により形成した係止溝とからなる係止部と、側面の下端を外側方に突出した上面と、上面の先端を内側方に突出した下面とからなる目地形成部から形成したことを特徴とする目地形成材。
【請求項１】
垂直平面状の係止面と、係止面の上端を屈曲し下方に垂下した側面と、係止面と側面により形成した係止溝とからなる係止部と、側面の下端を外側方に突出した上面と、上面の先端を内側方に突出した下面とからなる目地形成部から形成したことを特徴とする目地形成材。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【公開番号】特開２００９−１０８６１５（Ｐ２００９−１０８６１５Ａ）
【公開日】平成２１年５月２１日（２００９．５．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−２８２９１５（Ｐ２００７−２８２９１５）
【出願日】平成１９年１０月３１日（２００７．１０．３１）
【出願人】（３９００１８４６３）アイジー工業株式会社 (100)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年５月２１日（２００９．５．２１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１０月３１日（２００７．１０．３１）
【出願人】（３９００１８４６３）アイジー工業株式会社 (100)
【Ｆターム（参考）】
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