説明

真骨魚類を使用する、活性についての薬剤のスクリーニング方法

【課題】動物全体における毒性活性、ならびに1以上の指定された標的組織および器官における毒性活性について、インビボおよびインビトロでの細胞において、かつ経時的に、化合物をスクリーニングする費用効果的、包括的方法を提供すること。
【解決手段】新脈管形成活性について薬剤をスクリーニングする方法であって、当該方法は、真骨魚類(teleost)に対して当該薬剤を投与する工程、および新脈管形成活性を示す当該真骨魚類における応答を検出する工程を包含する、方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
細胞死活性に対する効果について薬剤をスクリーニングする方法であって、該方法は、
真骨魚類と、死細胞または瀕死の細胞を標識する色素と、スクリーニングすべき薬剤とを接触させる工程、および
該真骨魚類の少なくとも1つの組織または器官において、細胞死活性に対する効果を示す該真骨魚類における応答を検出する工程
を含む、方法。
【請求項2】
インビボで毒性活性について薬剤をスクリーニングする方法であって、該方法は、
該薬剤をインビボで真骨魚類に投与する工程、および
該真骨魚類の少なくとも1つの組織または器官における、該薬剤に対して応答性のタンパク質またはmRNAの発現の変化を検出する工程
を含み、該真骨魚類における応答は、該真骨魚類の該少なくとも1つの組織または器官における毒性活性を示す、方法。
【請求項3】
活性について薬剤をスクリーニングする方法であって、該方法は、
マルチウェルプレートのウェルにおいて溶液中で生きた真骨魚類を培養する工程;
該溶液に該薬剤を添加し、それにより該薬剤が該真骨魚類に浸透する工程;および
該薬剤が該真骨魚類において該活性を有するか否かを評価する工程;
を含む、方法。
【請求項4】
前記真骨魚類が、胚、幼生、または成体である、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記真骨魚類が、ゼブラフィッシュ、メダカ、ジャイアントレリオ、またはフグである、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記真骨魚類が、ゼブラフィッシュ胚である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記真骨魚類が、野生型系統またはトランスジェニックである、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の方法法。
【請求項8】
前記マルチウェルプレートのウェルが、50〜500mlの培地体積を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記真骨魚類が、前記マルチウェルプレートのウェルにおいて6日間まで維持される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
請求項3に記載の方法であって、前記薬剤が前記真骨魚類において前記活性を有するか否かを評価する工程が、マイクロプレートリーダーを使用して応答を検出することを包含する、方法。

【図1】
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【図13】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図14】
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【公開番号】特開2009−186490(P2009−186490A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−120423(P2009−120423)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【分割の表示】特願2000−532546(P2000−532546)の分割
【原出願日】平成11年2月22日(1999.2.22)
【出願人】(500392450)フィロニクス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】