説明

磁石の性質を利用したゲーム性の高い教育玩具

【課題】 磁石の性質を学べるゲーム性の高い教育玩具を提供する。
【解決手段】 円柱磁石(1)を、その直径に近い枠(2)のはまったリング型磁石(3)の穴に差し込み、かつ、複数の磁性体の玉(4)の微妙な反発力で飛び出さないように押さえたことを特徴とする。
磁性体の玉(4)を1つずつ取っていくと、円柱磁石(1)を押さえる反発力が弱まり、ある時に、円柱磁石(1)が飛び出してくる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、円柱磁石(1)を、その直径に近い枠(2)のはまったリング型磁石(3)の穴に差し込み、かつ、複数の磁性体の玉(4)の微妙な反発力で飛び出さないように押えた教育玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、磁石を利用した教育玩具は多かったが、ゲーム性が高い教育玩具は少なかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、磁石の引き合い、反発という性質を学ぶことはもちろん、他者とのやりとりも楽しめる、ゲーム性の高い教育玩具を提供するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
円柱磁石(1)を、その直径に近い枠(2)のはまったリング型磁石(3)の穴に差し込み、かつ、複数の磁性体の玉(4)の微妙な反発力で飛び出さないように押さえる。
本発明は以上の構成よりなる教育玩具である。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、磁石の性質を学びながら、複数の人間でゲームを楽しむことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
円柱磁石(1)を、その直径に近い枠(2)のはまったリング型磁石(3)の穴に差し込み、かつ複数の磁性体の玉(4)の微妙な反発力で飛び出さないように押さえる。
本発明は、以上のような構造で、これを使用する時は、磁性体の玉(4)を一つずつ取っていけばよい。これにより、円柱磁石(1)を押さえる反発力は徐々に弱まり、ある時を契機に飛び出してくる。このランダムに生じる現象に、好きなルールを加えるとゲーム性の高い教育玩具となる。(飛び出した円柱磁石をキャッチした者が勝ちなど)
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 円柱磁石
2 枠
3 リング型の磁石
4 磁性体の玉

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円柱磁石(1)を、その直径に近い枠(2)のはまったリング型磁石(3)の穴に差し込み、かつ複数の磁性体の玉(4)の反発力で飛び出さないように押さえた教育玩具

【図1】
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【公開番号】特開2010−104744(P2010−104744A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−301680(P2008−301680)
【出願日】平成20年10月28日(2008.10.28)
【出願人】(505113894)
【Fターム(参考)】