説明

移動情報測定システム及び移動情報測定方法

【課題】簡易かつ客観的に動体の移動情報を測定するシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】移動情報測定システム動体の通路に沿って配置された複数の発電床と、複数の発電床の発電量を測定する電力測定装置と、複数の発電床の発電量を基に、通路における動体の移動に関する情報を測定する情報処理装置と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動体(例えば人間)の移動に関する情報(例えば移動量)を測定するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
車両や通行人の通過回数を計測する技術として、例えば特許文献1には、地下構造物用蓋における交通量計測装置が開示されている。特許文献1に記載の地下構造物用蓋における交通量計測装置は、地下構造物用の透孔に踏杆を昇降自在に取付け、しかも踏杆をカバーゴム又はスプリング等の押圧手段によって蓋表面よりやや突出状態に保持し、又蓋の裏面に踏杆と連動したカウンタを設けている。
【0003】
また、人が床を踏む力によって発電を行う技術として、例えば特許文献2には、発電床が開示されている。このような発電床に関する技術は、例えば特許文献3に記載の、地下街などにおいて歩行者を誘導するための廊下構造に利用されている。特許文献3に記載の廊下構造においては、カバー部材より内側に、位置情報がコード化された二次元コードパターンが形成されたシート材を配設した埋設部材が、床面などに埋設されている。埋設部材は、カバー部材に加えられた力によって発電し、その電力で発光部材を発光する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭57−137097号公報
【特許文献2】特開2008−258343号公報
【特許文献3】特開2005−139761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
【0006】
例えば、工場等の作業場においては、作業者の移動量を測定する方法としては、例えば、測定者が作業者の移動場所や移動距離を目視で測定する方法が考えられる。しかしながら、人員利用の効率化のためには、測定者によって作業者の作業を観測するよりも、人力によらずに自動的に移動量を測定することが望まれる。また、観測者による測定では、観測者の主観によって観測データにばらつきが生じるおそれもある。
【0007】
特許文献1に記載の地下構造物用蓋における交通量計測装置は、特定の1箇所における通行量を測定できるのみで、例えば作業場全体における作業者の移動量等を計測することは困難である。
【0008】
本発明の目的は、簡易かつ客観的に動体の移動情報を測定するシステム及び方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1視点によれば、動体の通路に沿って配置された複数の発電床と、複数の発電床の発電量を測定する電力測定装置と、複数の発電床の発電量を基に、通路における動体の移動に関する情報を測定する情報処理装置と、を備える移動情報測定システムが提供される。
【0010】
本発明の第2視点によれば、動体の通路に沿って配置された複数の発電床の発電量を基に、通路における動体の移動に関する情報を測定する移動情報測定方法が提供される。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、以下の効果のうち少なくとも1つを有する。
【0012】
本発明においては、複数の発電床の発電量を動体(例えば作業者)の移動に関する情報として利用する。これにより、本発明によれば、所定の領域(例えば作業場)全体における動体の移動に関する情報を容易に入手することができる。また、観測者の主観によらない客観的な情報を入手することもできる。また、本発明は、例えば作業者の作業効率の改善に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の移動情報測定システムの概略構成図。
【図2】本発明の移動情報測定システムを採用した工場の作業場の一例を示す概略見取図。
【図3】本発明の移動情報測定システムの動作及び移動情報測定方法を説明するためのフローチャート。
【図4】本発明の移動情報測定システムを採用した工場の作業場の一例を示す概略見取図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
上記第1視点及び第2視点の好ましい形態を以下に記載する。
【0015】
上記第1視点の好ましい形態によれば、通路のうち、交差点と、交差点に通じる通路には、別個の発電床が配置されている。
【0016】
上記第1視点の好ましい形態によれば、移動情報測定システムは、複数の発電床の発電量、並びに動体の移動に関する情報、通路の経路及び通路周囲の環境のうち少なくとも1つを記憶する記憶装置をさらに備える。情報処理装置は、複数の発電床の総発電量を算出すると共に、複数の発電床の総発電量が減少するように、動体の移動に関する手順、通路及び通路周囲の環境のうち少なくとも1つを変更する案を算出する。
【0017】
上記第1視点の好ましい形態によれば、動体の移動に関する情報は、移動量、移動頻度及び移動経路のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の発電床は、作業場の通路に配置されている。
【0019】
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数の発電床は、配置位置を変更することができる。
【0020】
上記第2視点の好ましい形態によれば、通路のうち、交差点と交差点に通じる通路とでは別個の発電床を配置する。
【0021】
上記第2視点の好ましい形態によれば、所定時間当たりにおける複数の発電床の第1発電量を測定する工程と、複数の発電床の第1発電量の合計である第1総発電量を算出する工程と、第1発電量を基に、通路における動体の移動に関する情報を測定する工程と、動体の移動に関する情報を基に、第1総発電量が減少するように、動体の移動に関する手順、通路及び通路周囲の環境のうち少なくとも1つを変更する案を算出するする工程と、を含む。
【0022】
上記第2視点の好ましい形態によれば、案に基づき、動体の移動に関する手順、通路及び通路周囲の環境のうち少なくとも1つを変更した後に、所定時間当たりにおける複数の発電床の第2発電量を測定する工程と、複数の発電床の第2発電量の合計である第2総発電量を測定する工程と、第1総発電量と第2総発電量とを比較するする工程と、をさらに含む。
【0023】
上記第2視点の好ましい形態によれば、動体の移動に関する情報は、移動量、移動頻度及び移動経路のうちの少なくとも1つを含む。
【0024】
上記第2視点の好ましい形態によれば、複数の発電床を作業場の通路に配置する。
【実施例】
【0025】
本発明の移動情報測定システムについて、本発明の移動情報測定システムを作業場に採用した実施例を基に説明する。図1に、本発明の移動情報測定システムの概略構成図を示す。図2に、本発明の移動情報測定システムを採用した工場の作業場の一例を示す概略見取図を示す。作業場の例としては、工場、研究所、オフィス等を挙げることができる。
【0026】
移動情報測定システム1は、通路(地面や床面等)に配置され、踏まれる等して荷重が掛かる、押圧される、振動を受ける等の所定の力を受けることにより発電する複数の発電床2と、各発電床によって発電された電力を個別に測定する電力測定装置3と、電力測定装置3によって測定された発電量やその他の情報を記憶する記憶装置4と、電力測定装置3によって測定された発電量の収集、演算、出力等の処理や発電量に基づく分析を実行する情報処理装置5と、を備える。
【0027】
複数の発電床2を構成する個々の発電床は、動体(例えば作業者)がその上に載ったり、移動したりすることにより発電することができる発電体やこれに相当するものであればいずれの形態であってもよい。例えば、図1及び図2に示す1つの発電床は、1つの構成物であってもよいし、又は1つの発電床は、複数の発電素子(例えば圧電素子)を組み込んで構成されたものでもよい。1つの発電床の大きさは、対象とする動体の大きさによって設定すると好ましい。例えば、動体が人間である場合には、人間が通る際に人間が必ず踏むような大きさであると好ましい。例えば、1つの発電体の幅は、通路の幅を大部分満たし、長さは、人間の歩幅以上であると好ましい。発電床の配置位置は、動体の移動経路や移動頻度が分かるように配置すると好ましい。例えば、交差点と、該交差点に通ずる(該交差点に連通する)複数の通路とでは、それぞれ別個の発電床を配置すると好ましい。1つの発電床の形状は、図2においては長方形となっているが、四角形に限定されることなく、動体の移動を検出できるものであれば種々の形状を採用することができる。発電床は、その位置を変更できるものであると好ましい。例えば、図2に示す形態において、発電床は、第1〜第4製造ラインW〜Z、第1〜第2部品置場A,B及び製品置場Cの配置を変更した場合に、それに応じて変更された通路に合わせてその位置を変更できるものが好ましい。
【0028】
電力測定装置3は、N個の発電床があった場合、各発電床の発電量、すなわちN個の発電量を測定する。電力測定装置3は、測定した発電量を記憶装置4に送信し、記憶させる。
【0029】
記憶装置4は、複数の発電床2の個別の発電量の他に、例えば、複数の発電床2の総発電量、所定作業の作業手順、作業者の移動に関する情報(例えば、移動量、移動経路、移動頻度等)、作業場の通路、通路周囲の環境(例えば、作業に使用する物の配置位置や向き、図2でいえば第1〜第4製造ラインW〜Z、第1〜第2部品置場A,B及び製品置場Cの配置状況等)等のうち少なくとも1つを記憶することができる。
【0030】
情報処理装置5は、例えば、複数の発電床の発電量を合計する総発電量の算出処理、複数の発電床2の個別の発電量を基に作業者の移動量、移動経路、移動頻度等を分析する分析処理、総発電量が低減するような新たな作業手順、通路の経路、通路周囲の環境等の案を演算する演算処理、測定結果を比較する比較処理等を実行することができる。
【0031】
図2に示す作業場10は、工場の作業場の例であり、第1〜第4製造ラインW〜Zと、第1〜第2部品置場A,Bと、製品置場Cと、第1〜第4製造ラインW〜Z、第1〜第2部品置場A,B及び製品置場Cによって形成された通路に沿って配置された第1〜第16発電床と、を有する。第1〜第4製造ラインW〜Zは、それぞれ間隔をおいて配置されている。第1〜第2部品置場A,B及び製品置場Cは、作業場の一方の側に、第1部品置場A、第2部品置場B、製品置場Cの順に配列されているものとする。第1〜第16発電床は、各製造ラインの間及び製造ラインW,Xと部品置場A,B及び製品置場Zとの間に配列されている。
【0032】
次に、本発明の移動情報測定システムの動作及び移動情報測定方法について、図2に示す作業場の例を基に説明する。図3に、本発明の移動情報測定システムの動作及び移動情報測定方法を説明するためのフローチャートを示す。
【0033】
まず、作業者が作業時に移動することにより、作業者が載った発電床が発電する(S1)。このとき、作業者が移動の際に通過した頻度が高い発電床ほど発電量が大きくなる。各発電床の所定時間当たりの発電量(第1発電量)を電力測定装置3が測定する(S2)。電力測定装置3は、所定作業における所定時間当たりの各発電床の発電量を記憶装置4に送信し(S3)、記憶装置4は受信した情報を記憶する(S4)。記憶装置4は、発電量情報を命令に応じて情報処理装置5に出力する。電力測定装置3の測定及び送信は、継続的に実施してもよい。例えば、電力測定装置3は、1日1回発電量を測定するように設定してもよい。
【0034】
次に、情報処理装置5は、測定された発電量情報を基に、作業者の作業を分析する(S5)。例えば、表1にあるような各発電床の第1発電量を基に、作業場の通路における作業者の移動に関する情報(例えば、移動量、移動経路、特定箇所の移動頻度等)を測定する。次に、情報処理装置5は、第1〜第16発電床の第1発電量の合計である第1総発電量が低減するように、記憶装置4に記憶されている情報を基に、作業者の移動に関する手順(例えば作業手順)、作業場10の通路、通路周囲の環境(例えば、作業に使用する物の配置、製造ラインの位置や向き)等を変更する新たな案を算出する(S6)。例えば、情報処理装置5は、作業者の作業手順に非効率的な作業手順がないか検討したり、製造ラインと置場との相対的な位置関係に問題ないかを検討したりする。この場合、記憶装置4には、発電量を測定した作業の作業手順、作業場10の通路、通路周囲の環境等を予め記憶させておくと好ましい。また、案の算出に当たっては、変更可能なものと変更不可のものを特定しておくと好ましい。例えば、第1〜第4製造ラインW〜Zの位置や向きが変更できない場合には、その条件に基づいて、新たな案を算出すると好ましい。S5〜S6の分析や新案の創出は、情報処理装置5ではなく、人間が行ってもよい。
【0035】
次に、作業分析や新案を基に、作業の効率化を図ったり、作業者の無駄な移動をなくしたりするように、作業手順を変更したり、通路や通路周囲の環境(例えば製造ラインと置場との相対的な位置関係)を変更したりする(S7)。
【0036】
以下の表1に、第1〜第16発電床の発電量の例を示す。例えば、図2に示す作業場において1日当たりの作業における各発電床の発電量を測定したところ、表1の第1発電量が得られたとする。この発電量データにおいては、第1〜第5発電床及び第7発電床の発電量が大きくなっている。これより、第1製造ラインWと製品置場C間の移動量及び第2製造ラインXと第1部品置場A間の移動量が多いことが分析される。そこで、この分析結果から、第1部品置場Aと及び製品置場Cの位置を入れ替えて、図2に示す作業場10の配置から図4に示す作業場11の配置へ変更する。
【0037】
次に、変更した作業手順や環境(例えば図4に示す作業場11の配置)で、S1〜S4と同様にして、作業者の作業時の移動に伴う各発電床の発電量(第2発電量)を測定する(S7)。このとき、作業手順や環境等の変更前後における発電量を比較するため、第2発電量を測定する際の作業者の作業は第1発電量測定時の作業と同一の作業とし、また、第2発電量を測定する作業時間は第1発電量測定時の作業時間と同一にすると好ましい。次に、作業手順等の変更前後における発電量情報を比較する(S9)。例えば、第1総発電量と、第1〜第16発電床の第2発電量の合計である第2総発電量とを比較する。総発電量情報を比較した場合、比較の結果、変更後の総発電量が低下していれば、作業効率が改善されたことを意味する。例えば、表1の例では、総発電量は2,700kW減少している。これより、作業場の配置転換によって、作業者の移動量が削減でき、作業効率が改善されたことが分かる。一方、総発電量が増大している場合には、作業者の移動量が増大したことを意味するので、再度S5〜S9を実施する。総発電量が低下した場合であっても、さらに作業の効率化を図るのであれば、総発電量の低下が収束するまでS5〜S8を繰り返してもよい。
【0038】
【表1】

【0039】
上記実施例によれば、本発明の移動情報測定システム及び移動情報測定方法は、作業者の作業効率を改善する作業改善システム及び作業改善方法として利用することができる。
【0040】
本発明によれば、発電床の発電量を基に、動体(例えば作業者)の移動量、移動経路等を把握することができる。また、発電床の発電量を基に、作業手順や作業環境を変更することができる。さらに、発電量を比較することにより、作業状況が改善されたか否かを判断することができる。また、発電床によって発電された電力は、作業場等の電力として使用することもできる。
【0041】
本発明の移動情報測定システム及び移動情報測定方法は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、上記実施形態に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
【0042】
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
【符号の説明】
【0043】
1 移動情報測定システム
2 複数の発電床
3 電力測定装置
4 記憶装置
5 情報処理装置
10,11 作業場

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動体の通路に沿って配置された複数の発電床と、
前記複数の発電床の発電量を測定する電力測定装置と、
前記複数の発電床の発電量を基に、前記通路における前記動体の移動に関する情報を測定する情報処理装置と、を備えることを特徴とする移動情報測定システム。
【請求項2】
前記通路のうち、交差点と、前記交差点に通じる通路には、別個の発電床が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の移動情報測定システム。
【請求項3】
前記複数の発電床の発電量、並びに前記動体の移動に関する情報、前記通路の経路及び前記通路周囲の環境のうち少なくとも1つを記憶する記憶装置をさらに備え、
前記情報処理装置は、前記複数の発電床の総発電量を算出すると共に、前記複数の発電床の総発電量が減少するように、前記動体の移動に関する手順、前記通路及び前記通路周囲の環境のうち少なくとも1つを変更する案を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動情報測定システム。
【請求項4】
前記動体の移動に関する情報は、移動量、移動頻度及び移動経路のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の移動情報測定システム。
【請求項5】
前記複数の発電床は、作業場の通路に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の移動情報測定システム。
【請求項6】
前記複数の発電床は、配置位置を変更することができることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の移動情報測定システム。
【請求項7】
動体の通路に沿って配置された複数の発電床の発電量を基に、前記通路における前記動体の移動に関する情報を測定することを特徴とする移動情報測定方法。
【請求項8】
前記通路のうち、交差点と前記交差点に通じる通路とでは別個の発電床を配置することを特徴とする請求項7に記載の移動情報測定方法。
【請求項9】
所定時間当たりにおける前記複数の発電床の第1発電量を測定する工程と、
前記複数の発電床の第1発電量の合計である第1総発電量を算出する工程と、
前記第1発電量を基に、前記通路における前記動体の移動に関する情報を測定する工程と、
前記動体の移動に関する情報を基に、前記第1総発電量が減少するように、前記動体の移動に関する手順、前記通路及び前記通路周囲の環境のうち少なくとも1つを変更する案を算出する工程と、を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の移動情報測定方法。
【請求項10】
前記案に基づき、前記動体の移動に関する手順、前記通路及び前記通路周囲の環境のうち少なくとも1つを変更した後に、前記所定時間当たりにおける前記複数の発電床の第2発電量を測定する工程と、
前記複数の発電床の第2発電量の合計である第2総発電量を測定する工程と、
前記第1総発電量と前記第2総発電量とを比較する工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の移動情報測定方法。
【請求項11】
前記動体の移動に関する情報は、移動量、移動頻度及び移動経路のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の移動情報測定方法。
【請求項12】
前記複数の発電床を作業場の通路に配置することを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の移動情報測定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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