説明

移動機が属するグループを登録するためのシステム及び方法

【課題】グループに属する人を所定の人に制限することを目的とした、前記所定の人が使用する移動機の、サーバ装置群が管理するグループへの登録システムを提供する。
【解決手段】サーバ装置群は、グループを開設した利用者が使用する第1の移動機からの、該グループへの移動機追加の要求に応じて、サーバ装置群内に一度だけアクセスが可能なサイトを生成し、前記サイトの場所を示す情報を第1の移動機に送信し、第2の移動機から前記サイトにアクセスがあることを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とし、第2の移動機は、第1の移動機がディスプレイに表示する前記サイトの場所を示す情報を光学的に読み取ることで、あるいは、第1の移動機と赤外線通信若しくは近距離無線通信技術を使用した通信を行うことで、前記サイトの場所を示す情報を取得する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置群がグループを管理するシステムにおいて、該グループに参加する利用者が使用する移動機をサーバ装置群に通知する技術に関し、例えば、グループ内で情報を共有するためのシステムに適用される。
【背景技術】
【0002】
複数の人の間で情報の共有を行うための、所謂、コミュニティサービスがネットワーク上で提供されている。(例えば、非特許文献1及び2、参照。)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】“[mixi]ミクシィについて”、[online]、株式会社 ミクシィ、[平成21年4月9日検索]、インターネット<URL:hTTP://mixi.jp/ABOUT.pl>
【非特許文献2】“ドコモコミュニティ|サービス・機能|NTTドコモ”、[online]、株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ、[平成21年4月9日検索]、インターネット<URL:hTTP://www.nttdocomo.co.jp/service/mail/docomo_community/index.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コミュニティサービスに参加して情報共有を行いたいが、情報を共有するグループに属する人を、例えば、家族や、ある特定の友人のみに限定させたいという要望が存在する。上記従来技術において、コミュニティサービスに参加する、あるいは、ある人が開示している情報にアクセスするためには、招待用の電子メールが必要であるが、招待用の電子メールアドレスが何らかの形で不特定多数の人に流通したり、招待用の電子メールを誤送信したりする可能性があり、見知らぬ人が、グループで共有している情報にアクセスする危険性がある。
【0005】
これに対して、グループに参加する人を追加する度に、書類により、身元確認を行って手続を行うことは煩雑であり、コミュニティサービスの普及が妨げられる。
【0006】
したがって、本発明は、サーバ装置群が管理するグループに参加する移動機を、該サーバ装置群に通知して登録させるためのシステム及び登録方法を提供し、これにより、サーバ装置群を利用して情報をグループ内で共有するシステム等において、グループに属する人を所定の人に制限することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ネットワークに接続し、グループを管理するサーバ装置群と、該サーバ装置群と該ネットワーク経由で通信する移動機とを含むシステムであって、サーバ装置群は、グループを開設した利用者が使用する第1の移動機から、前記グループへの移動機追加の要求を受信した場合、サーバ装置群内に一度だけアクセスが可能なサイトを生成し、前記サイトの場所を示す情報を第1の移動機に送信し、第2の移動機から前記サイトにアクセスがあることを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とし、第2の移動機は、第1の移動機がディスプレイに表示する前記サイトの場所を示す情報を光学的に読み取ることで、あるいは、第1の移動機と赤外線通信若しくは近距離無線通信技術を使用した通信を行うことで、前記サイトの場所を示す情報を取得することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、ネットワークに接続し、グループを管理するサーバ装置群と、該サーバ装置群に該ネットワーク経由でアクセスする移動機とを含むシステムにおける、グループへの移動機の登録方法であって、グループを開設した利用者が使用する第1の移動機が、サーバ装置群にアクセスして、前記グループへの移動機追加を要求する第1のステップと、サーバ装置群が、サーバ装置群内に一度だけアクセスが可能なサイトを生成し、前記サイトの場所を示す情報を第1の移動機に送信する第2のステップと、第1の移動機がディスプレイに表示する前記サイトの場所を示す情報を第2の移動機が光学的に読み取ることで、あるいは、第1の移動機と第2の移動機が、赤外線通信若しくは近距離無線通信技術を使用した通信を行うことで、第2の移動機が前記サイトの場所を示す情報を取得する第3のステップと、第2の移動機が、取得した前記サイトにアクセスする第4のステップと、サーバ装置群が、第1の移動機からの移動機追加の要求に応じて生成したサイトにアクセスした第2の移動機を、前記グループに登録する第5のステップとを備えていることを特徴とする。
【0009】
本発明の他の実施形態によれば、
前記サイトには有効期限が設けられており、サーバ装置群は、第2の移動機による前記サイトへのアクセスが、前記有効期限内に行われることを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とすることも好ましい。
【0010】
また、本発明における他の実施形態によれば、
サーバ装置群は、第1の移動機から移動機追加の要求を受信した際に第1の移動機の位置情報を取得し、第2の移動機が前記サイトにアクセスした際に第2の移動機の位置情報を取得し、第1の移動機と第2の移動機が所定の範囲内に存在することを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とすることも好ましい。
【0011】
さらに、本発明における他の実施形態によれば、
第1の移動機の位置情報又は第2の移動機の位置情報は、サーバ装置群にアクセスした際に経由した基地局を示す情報であることも好ましい。
【0012】
さらに、本発明における他の実施形態によれば、
サーバ装置群は、第1の移動機からの移動機追加の要求の際に第1の移動機からパスワードを取得し、第2の移動機による前記サイトへのアクセスの際に第2の移動機から前記パスワードを受信することを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とすることも好ましい。
【発明の効果】
【0013】
一度だけアクセス可能なサイトを生成して、グループ開設者の移動機に、このサイトの場所を示す情報を送信し、このサイトにアクセスした移動機を、当該グループの一員として登録する。本システムにおいて、ある移動機が、前記サイトの場所を示す情報をグループ開設者の移動機から取得するには、グループ開設者の移動機に近接した場所に配置して操作することが必要であるため、前記サイトにアクセスした移動機の使用者は、グループ開設者により参加を承認された者であると判定することができる。よって、情報を共有するグループに属する人を所定の人に制限し、許可されていない人が当該グループの共有情報にアクセスすることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明によるシステムの構成図である。
【図2】本発明による移動機の構成図である。
【図3】本発明によるサーバ装置群の構成図である。
【図4】グループに子参加者を参加させるためのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明を実施するための形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明において、グループを開設し、他の人をグループに招待する人を親参加者と呼び、親参加者からのグループ参加要請を承諾してグループに参加する人を子参加者と呼ぶものとする。
【0016】
図1は、本発明によるシステムの構成図である。図1に示す様に、システムは、移動機1及び移動機2と、サーバ装置群3と、ネットワーク4とを含んでいる。ここで、移動機1及び2は、無線によりネットワーク4にアクセスする携帯端末である。なお、本実施形態においては、移動機1が親参加者の携帯端末であり、移動機2が子参加者の携帯端末であるものとする。
【0017】
サーバ装置群3は、1つ以上のコンピュータで構成され、ネットワーク4経由で、移動機1及び2と通信可能な様に構成さている。サーバ装置群3は、コミュニティサービスを提供するものであり、グループ、各グループの共有情報、各グループの共有情報にアクセスできる移動機を管理している。ある移動機が、あるグループの共有情報へのアクセス要求をサーバ装置群3に行った場合、サーバ装置群3は、アクセス要求に含まれる、この移動機固有の値により、この移動機が当該グループに属するものであるか否かを判定し、属する場合にのみ当該共有情報へのアクセスを許可する。
【0018】
図4は、親参加者が開設したグループに子参加者を参加させるためのシーケンス図である。まず、親参加者が、移動機1を操作して、子参加者追加のための所定のサイトにアクセスし、所定の操作を行う(S1)。なお、このサイトはサーバ装置群3のいずれかのコンピュータ上に開設されている。サーバ装置群3は、移動機1からの子参加者追加の要求に応じて、一度だけアクセスでき、有効期限を有するサイトをサーバ装置群3内のいずれかのコンピュータ上に開設(S2)し、このサイトの場所を示すURL(Uniform Resource Locator)、つまり、ワンタイムURLを移動機1に送信する(S3)。なお、このときサーバ装置群3は、移動機1が経由している基地局を調べ、この基地局の識別子を、移動機1の位置情報として取得し、生成したワンタイムURLを、移動機1の位置情報に関連付けし、ワンタイムURLの有効期限と共に保存する。なお、移動機1の位置情報については、移動機1がGPS機能により実際の位置を示す情報を取得し、サーバ装置群3が移動機1から取得する形態であっても良い。
【0019】
親参加者は、自身が開設したグループに参加させたい子参加者が所有する移動機2に、移動機1が受信したワンタイムURLを出力し、移動機2は、このワンタイムURLを取得する(S4)。以下に、移動機2が、移動機1からワンタイムURLを取得する形態について説明する。第1の形態は、サーバ装置群3が、ワンタイムURLを、QRコード(登録商標)等の2次元バーコードの形態で移動機1に通知し、移動機1は、この2次元バーコードをディスプレイに表示し、移動機2は、移動機1のディスプレイに表示されている2次元バーコードを読み取ることで、ワンタイムURLを取得するものである。第2の形態は、サーバ装置群3が、ワンタイムURLを、2値データの形態で移動機1に通知し、移動機1は、この2値データを赤外線通信又は近距離無線通信技術による通信により移動機2に直接送信し、これにより、移動機2は、ワンタイムURLを直接取得するものである。なお、近距離無線通信技術としては、公称最大到達距離が10m以内のものが好ましく、例えば、通信距離が3cm程度であるTransferJet等を使用することができる。なお、移動機1と移動機2との間でのワンタイムURLの授受は、移動機1及び移動機2を、近接した位置に配置し、移動機1及び2の利用者による明示的な操作が行われたときのみ可能な方法であれば良く、上述した形態には限定されない。
【0020】
子参加者は、移動機1からワンタイムURLを取得した後、移動機2を操作してワンタイムURLが示すサイトにアクセスし、グループへの参加のための所定の操作を行う(S5)。このとき、サーバ装置群3は、移動機2が経由している基地局の情報を、移動機2の位置情報として取得し、これにより、移動機1及び2が同じ基地局のエリア内に存在するか否かを判定する(S6)。移動機2が、グループへの参加のための所定の操作を行い、かつ、移動機1及び2が同じ基地局のエリア内に存在する場合、サーバ装置群3は、移動機2を、親参加者が開設したグループの参加者として承認し、移動機2の固有値を、グループに登録する登録処理を行う(S7)。なお、移動機2の位置情報については、移動機2がGPS機能により実際の位置情報を取得してサーバ装置群3に送信する形態であっても良い。また、移動機がGPSによる位置情報をサーバ装置群3に送信する形態の場合には、移動機1及び2が同じ基地局のエリア内に存在するとの条件に代えて、移動機1と2の距離が所定値以内であるとの条件を適用することもできる。
【0021】
なお、サーバ装置群3は、開設したサイトの有効期限が経過した場合、あるいは、移動機2がこのサイトにアクセスした場合、このサイトを削除する。
【0022】
以上、一度だけアクセス可能なサイトを生成して、親参加者の移動機1にこのサイトのURLを送信し、このURLにアクセスした移動機2を、移動機1の利用者が開設したグループの一員として登録する。本システムにおいて、移動機2が前記URLを取得するには、移動機1に近接し、両移動機にてURL授受のための操作が行われることが必要であるため、前記URLにアクセスした移動機2の利用者は、移動機1の利用者により参加を承認されたものであると判定でき、これにより、見知らぬ第3者がグループに参加することを防ぐことができる。
【0023】
また、サーバ装置群3においても、サイトにアクセスした移動機2と、このサイトのURLの送信先であった移動機1とが所定の範囲内に存在することを確認し、所定の範囲内に存在する場合にのみ、移動機1により開設されたグループへの移動機2の参加を承認することで、見知らぬ第3者がグループに参加してしまうことを、より確実に防ぐことができる。さらに、開設したサイトに有効期限を設け、有効期限以降にはアクセスできないようにする等、有効期限内にアクセスがあることをグループへの登録条件とすることで、移動機2が、当該サイトにアクセスしなかった場合において、第3者がこのサイトにアクセスしてしまう危険性を低減することができる。
【0024】
なお、上記形態は、移動機1及び2が所定の距離内に存在することをサーバ装置群3側で確認するものであったが、これに代えて、あるいは、これに加えてパスワードを使用することもできる。以下に、パスワードを使用する場合の変更点について、図4を用いて説明する。
【0025】
親参加者は、S1において、移動機1を操作して、親参加者が任意に決めたパスワードをサーバ装置群3に送信する。サーバ装置群3は、移動機1に送信したワンタイムURLを、移動機1から受信した前記パスワードに関連付けして保存する。子参加者は、S5において、移動機2を操作してワンタイムURLが示すサイトにアクセスした際に、併せて、親参加者から取得したパスワードを、サーバ装置群3に送信する(S5)。サーバ装置群3は、受信したパスワードが、アクセスされたURLに関連付けして保存しているパスワードに一致することを、移動機2の移動機1が開設したグループへの登録条件とする。
【0026】
以上、パスワードを利用することで、さらに、第3者がグループに参加する危険性を低減することができる。
【0027】
図2は、本発明によるシステムで使用する移動機1の構成図である。なお、図2は、本発明の説明に必要な部分のみを示すものである。図2に示す様に、移動機1は、通信部10と、ワンタイムURL出力部11と、ワンタイムURL取得部12とを備えている。通信部10は、ネットワーク4経由でサーバ装置群3と通信するものであり、ワンタイムURL出力部11は、サーバ装置群3から取得したワンタイムURLを、他の移動機に出力するものであり、ワンタイムURL取得部12は、他の移動機からワンタイムURLを取得するものである。例えば、ワンタイムURLの授受に2次元バーコードを使用する場合、ワンタイムURL出力部11は、取得した2次元バーコードをディスプレイに表示するものであり、ワンタイムURL取得部12は、2次元バーコードを光学的な方法にて認識し、復号するものである。また、ワンタイムURLの授受に無線又は光通信を使用する場合、ワンタイムURL出力部11は、ワンタイムURLを送信する送信機であり、ワンタイムURL取得部12は受信機である。
【0028】
図3は、本発明によるシステムで使用するサーバ装置群3の構成図である。なお、図3は、本発明の説明に必要な部分のみを示すものである。図3に示す様に、サーバ装置群3は、通信部20と、ワンタイムURL生成部21と、保存部22と、判定部23と、登録部24とを備えている。通信部20は、ネットワーク4経由で移動機と通信するものであり、ワンタイムURL生成部21は、ワンタイムURLと、このURLに対応するサイトを生成し、移動機に、通信部20経由で、ワンタイムURLを通知し、保存部22は、生成したワンタイムURLを、ワンタイムURLを送信した移動機の位置情報や、この移動機から受信したパスワードに関連付けして保存するものである。さらに、判定部23は、ある移動機が、ワンタイムURLにより特定されるサイトにアクセスした場合、この移動機の、当該ワンタイムURLの送信先である移動機が開設したグループへの参加を、移動機の位置や、パスワードの一致により判定するものであり、登録部24は、ある移動機のあるグループへの参加を承認する場合、この移動機の固有値を、グループに登録するものである。なお、サーバ装置群3は、各移動機による、各グループの情報へのアクセス可否の判断を、移動機の固有値に基づき判定する。
【符号の説明】
【0029】
1、2 移動機
3 サーバ装置群
4 ネットワーク
10、20 通信部
11 ワンタイムURL出力部
12 ワンタイムURL取得部
21 ワンタイムURL生成部
22 保存部
23 判定部
24 登録部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続し、グループを管理するサーバ装置群と、
該サーバ装置群と該ネットワーク経由で通信する移動機と、
を含むシステムであって、
サーバ装置群は、グループを開設した利用者が使用する第1の移動機から、前記グループへの移動機追加の要求を受信した場合、サーバ装置群内に一度だけアクセスが可能なサイトを生成し、前記サイトの場所を示す情報を第1の移動機に送信し、第2の移動機から前記サイトにアクセスがあることを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とし、
第2の移動機は、第1の移動機がディスプレイに表示する前記サイトの場所を示す情報を光学的に読み取ることで、あるいは、第1の移動機と赤外線通信若しくは近距離無線通信技術を使用した通信を行うことで、前記サイトの場所を示す情報を取得する、
システム。
【請求項2】
前記サイトには有効期限が設けられており、サーバ装置群は、第2の移動機による前記サイトへのアクセスが、前記有効期限内に行われることを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とする、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
サーバ装置群は、第1の移動機から移動機追加の要求を受信した際に第1の移動機の位置情報を取得し、第2の移動機が前記サイトにアクセスした際に第2の移動機の位置情報を取得し、第1の移動機と第2の移動機が所定の範囲内に存在することを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とする、
請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
第1の移動機の位置情報又は第2の移動機の位置情報は、サーバ装置群にアクセスした際に経由した基地局を示す情報である、
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
サーバ装置群は、第1の移動機からの移動機追加の要求の際に第1の移動機からパスワードを取得し、第2の移動機による前記サイトへのアクセスの際に第2の移動機から前記パスワードを受信することを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とする、
請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
ネットワークに接続し、グループを管理するサーバ装置群と、該サーバ装置群に該ネットワーク経由でアクセスする移動機とを含むシステムにおける、グループへの移動機の登録方法であって、
グループを開設した利用者が使用する第1の移動機が、サーバ装置群にアクセスして、前記グループへの移動機追加を要求する第1のステップと、
サーバ装置群が、サーバ装置群内に一度だけアクセスが可能なサイトを生成し、前記サイトの場所を示す情報を第1の移動機に送信する第2のステップと、
第1の移動機がディスプレイに表示する前記サイトの場所を示す情報を第2の移動機が光学的に読み取ることで、あるいは、第1の移動機と第2の移動機が、赤外線通信若しくは近距離無線通信技術を使用した通信を行うことで、第2の移動機が前記サイトの場所を示す情報を取得する第3のステップと、
第2の移動機が、取得した前記サイトにアクセスする第4のステップと、
サーバ装置群が、前記サイトにアクセスした第2の移動機を、前記グループに登録する第5のステップと、
を備えている方法。
【請求項7】
前記サイトには有効期限が設けられており、
サーバ装置群は、第4のステップが前記有効期限内に行われることを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とする、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
サーバ装置群は、第1のステップにおいて第1の移動機の位置情報を取得し、第4のステップにおいて第2の移動機の位置情報を取得し、第1の移動機と第2の移動機が所定の範囲内に存在することを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とする、
請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
サーバ装置群は、第1のステップにおいて第1の移動機からパスワードを取得し、第4のステップにおいて第2の移動機から前記パスワードを受信することを、第2の移動機の前記グループへの登録条件とする、
請求項6から8のいずれか1項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−273096(P2010−273096A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−123115(P2009−123115)
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【出願人】(000208891)KDDI株式会社 (2,700)
【Fターム(参考)】