説明

空調機のドレン水処理装置

【課題】外気吸込み空気やドレン水中に含まれている不純物がドレン水中に沈殿して超音波振動子に付着するのを回避し、また水位センサが不純物の付着等により故障した場合であっても、超音波振動子の異常発熱による故障を未然に防止し得るようにした空調機のドレン水処理装置を提供する。
【解決手段】
霧化装置12の超音波振動子11とドレン水9を直接接触させないようにするために、霧化装置12をケース20を介してドレンタンク10の底部10aに取付ける。ケース20は、精製された水21を密封しており、これによって超音波振動子11がドレン水9に直接接触しないようにしている。ケース20のドレン水9と精製された水21とを仕切る部分は、超音波振動可能な薄膜部20Cを形成している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調機のドレン水処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
空調機は、冷房運転時において、蒸発器が圧縮された冷媒の蒸発膨張による気化熱を利用して外気を冷却すると、その外気中に含まれている水分が分離して蒸発器の表面に結露しドレン水が生成される。したがって、ドレン水を何らかの手段によって排出処理する必要がある。この場合、ドレン水の処理手段として、ドレン水を排水ホースによって室外に排出することが一般的である。しかしながら、特にスポットクーラーのように室外機と室内機を一体化した移動式の産業用空調機においては、排水ホースを設置することができないことが多く、このため例えば、特許文献1〜5に開示されているように、超音波振動子を備えた霧化装置によってドレン水を霧化し外部に強制的に排出するようにしたドレン水処理装置が提案されている。すなわち、超音波振動子を振動させてドレン水に超音波振動を与えると、ドレン水の水面に振動円柱が発生し、この振動円柱によりドレン水を微細な粒子に粉砕し、ミストを発生させる。そして、このミストを送風ファンによって空調機の外部に強制的に排出するようにしている。
【0003】
霧化装置によるドレン水の霧化に際しては、ドレン水の水位によって霧化効率が大きく異なる。このため、ドレン水の水位をセンサによって検知し、適正な水位内で霧化装置を駆動制御することにより効率よく霧化させるようにしている(例えば、引用文献4、5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平02−13732号公報
【特許文献2】特開平07−248128号公報
【特許文献3】特開平06−182278号公報
【特許文献4】特開平06−257784号公報
【特許文献5】特開2008−298372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した従来のドレン水処理装置は、いずれも超音波振動子をドレン水に対して直接接触させてドレン水を霧化する方式を採っている。このため、ドレン水の霧化に際して、水分は霧化されるが、外気吸込み空気やドレン水に不純物(油分、埃、塵等)が含まれていると、不純物はドレン水中に沈殿し、この沈殿した不純物が超音波振動子に付着すると霧化効率が短期間で低下し、さらに不純物付着による超音波振動子自体の清掃が困難であるという問題があった。
【0006】
また、超音波振動子はドレン水の霧化時において振動によって自己発熱するが、通常超音波振動子に接触しているドレン水が放熱媒体となって超音波振動子の発熱を抑制するため何ら問題を生じないが、ドレン水の水位を計測している水位センサが不純物の付着等によって正常に動作しなくなった場合は、ドレン水の水位が所定の水位以下になっても超音波振動子への通電を停止させることができないため、超音波振動子が作動し続けて全てのドレン水を霧化してしまうと、自己発熱により過熱して故障するという問題もあった。
【0007】
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、外気吸込み空気やドレン水中に含まれている不純物がドレン水中に沈殿して超音波振動子に付着するのを回避し、また水位センサが不純物の付着等により故障した場合であっても、超音波振動子の異常発熱による故障を未然に防止し得るようにした空調機のドレン水処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、吸込口および排出口を有し、空調機の蒸発器で生成されたドレン水を収納するドレンタンクと、前記ドレンタンク内のドレン水を超音波振動子によって霧化させる霧化装置と、前記ドレン水の水位を測定する水位センサと、外気を前記吸込口より前記ドレンタンク内に導き、霧化したドレン水を前記外気とともに前記排出口から前記ドレンタンクの外部に排出するファンモータと、超音波振動可能な薄膜部を有し、精製された作用水を密封したケースとを備え、前記ケースと前記霧化装置とによって霧化ユニットを構成し、前記超音波振動子を前記ケース内に配置し、前記薄膜部によって前記ドレン水と作用水を隔絶したものである。
【0009】
また、本発明は、上記発明において、前記霧化ユニットを前記ドレンタンクに着脱可能に取付けたものである。
【0010】
また、本発明は、上記発明において、前記霧化ユニットをドレンタンクの側壁部に取付け、前記ドレンタンク内に超音波振動子から放射された超音波をドレン水の表面に向けて反射する反射部を設置したものである。
【0011】
さらに、本発明は、上記発明において、前記ファンモータによって吸込口から前記ドレンタンク内に導かれた外気と霧化したドレン水の流れを整流して排出口に導く整流板を前記ドレンタンク内に設けたものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明において、超音波振動子を通電によって作動させると、その振動が作用水およびケースを介してドレン水に伝わり、ドレン水を超音波振動させる。このため、ドレン水の水面に振動円柱が発生し、この振動円柱によりドレン水を微細な粒子に粉砕し、ミストを発生させる。このミストは、ファンモータによってドレンタンク内に導かれた外気とともに排出口からドレンタンクの外部に強制的に排出されることにより、ドレン水の処理が行われる。超音波振動子は、直接ドレン水に接触していないので、ドレン水中に沈殿した油分、埃、塵等の不純物が振動子に付着して振動を妨げられるおそれがなく、ドレン水の霧化効率を安定に維持することができる。また、不純物が付着する薄膜部は表面積を拡げることにより短期間での霧化効率の低下を防ぎ、清掃を容易にすることができる。
【0013】
作用水は、超音波振動子とドレン水を隔絶する、すなわち直接接触させないようにする機能と、振動に伴う超音波振動子の発熱を放熱する放熱媒体としての機能を有する。また、作用水は、水位センサが異常等によってその機能を失った場合であっても、超音波振動子の過熱を抑制する。すなわち、水位センサが不純物の付着等によって故障してドレン水の水位を測定できなくなった場合、超音波振動子はドレン水の水位が所定の水位以下になっても通電され続ける。このため、超音波振動子は、自己発熱により過熱するが、作用水はケース内に密封されているので霧化して消失することがなく、超音波振動子の熱を放熱し続け、超音波振動子の過熱を抑制する。したがって、過熱による超音波振動子の故障を防止することができる。
【0014】
霧化ユニットは、ドレンタンクに対して着脱可能で、適宜交換したり、霧化効率を高めるために複数設けることができる。
霧化ユニットをドレンタンクの側壁部に取付けると、底部に取付ける場合に比べて取付け、取外し、保守、点検作業が容易で、ドレン水処理装置の設置性を向上させることができる。また、ケースの薄膜部への不純物の付着、堆積も少なく、経年的な使用での不純物の堆積による霧化能力の低下、故障をさらに低減する能力低下をさらに抑えることができ、薄膜部のクリーニング間隔を長くすることができる。
【0015】
超音波振動子によって霧化した霧状のドレン水は、白い煙のようになって排出口からドレンタンクの外部に出てくると、使用者に故障により煙が発生しているのではないかといった視覚的な不安感を与える。そこで、ファンモータによって外気を吸込口からドレンタンク内に導くと、霧状のドレン水は外気と混合して拡散され、さらに整流板によって整流されて排出口よりドレンタンクの外部に強制的に排出される。したがって、使用者に故障により煙が発生しているような印象を与えるおそれが少なく、視覚的不安感を低減することができる。さらに、霧化したドレン水を強制的に排出しているので、ミストの排除効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係る空調機のドレン水処理装置の一実施の形態を示す概略断面図である。
【図2】霧化ユニットの取付構造を示す断面図である。
【図3】本発明に係る空調機のドレン水処理装置の他の実施の形態を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2において、空調機1は、スポットクーラー等の産業用空調機からなり、筐体2の内部に冷房運転時に圧縮された冷媒の蒸発に伴う吸熱作用(気化熱)を利用して外気Aを冷却する蒸発器3、前記外気Aを筐体2内に取り込んで前記蒸発器3に導き、蒸発器3によって冷却された空気を室内に導く蒸発器用送風ファン4、図示を省略した凝縮器、凝縮器用送風ファン等が配設され、筐体2の底部2aにはドレン水処理装置5が取付けられている。
【0018】
前記ドレン水処理装置5は、吸込口6および排出口7を有して筐体2の底部2aに取付けられ、蒸発器3によって生成された水滴8をドレン水9として回収するドレンタンク10と、前記ドレン水9を霧化させる超音波振動子11を備えた霧化装置12と、ドレン水9の水位を測定するフロート式の水位センサ13と、外気A’を吸込口6よりドレンタンク10内に導くファンモータ14と、ドレンタンク10内に配設された整流板15等を備えている。
【0019】
前記蒸発器用送風ファン4によって筐体2内に取り込まれた外気Aは蒸発器3に接触すると、圧縮された冷媒の蒸発に伴う吸熱作用により急激に冷却され、その中に含まれている水分が分離して蒸発器3の表面に結露し水滴8となる。この水滴8は、自重によって落下しドレンパイプ16を通ってドレンタンク10に回収されることによりドレン水9となる。
【0020】
前記霧化装置12は、超音波振動子11とドレン水9との直接接触を避けるために作用水21を密封したケース20を介してドレンタンク10の底部10aに取付けられており、ケース20および作用水21とともに霧化ユニット23を構成している。超音波振動子11は、ケース本体20Aの内部に下方から挿入されて上面が作用水21に接触し、ケース20の薄膜部20Cと対向している。
【0021】
前記ケース20は、剛体を構成する筒状のケース本体20Aと、このケース本体20Aの外周面上端部に設けられた鍔部20Bと、ケース本体20Aの上側開口部を覆う前記薄膜部20Cとを一体に有し、ケース本体20A内に作用水21を収容し、下面にOリング24を介して霧化装置12が密接され、止めねじ等の固定手段によって固定されることにより、前記作用水21を密封している。ケース20としては、ドレン水9に対して十分な耐久性、特に耐油、耐水性に富む材質(金属、合成樹脂)等によって形成されている。薄膜部20Cは、超音波振動子11から放射された超音波によって振動してドレン水9に伝達する必要があるために超音波振動可能な膜厚、例えば50〜100μm程度の膜厚をもって形成されている。
【0022】
前記作用水21としては、精製された水(不純物を含まない水)が用いられることが望ましいが、必要に応じて防錆、防腐剤を含んだ水溶液を用いてもよい。
【0023】
このような霧化ユニット23は、ドレンタンク10の底部10aに設けた取付孔25にドレンタンク10の内部側からシールゴム26を介して嵌挿され、ナット27の螺合によってケース20の鍔部ケース20Bをシールゴム26を介して前記底部10aに固定することにより着脱可能に取付けられている。
【0024】
超音波振動子11によるドレン水9の霧化効率は、ドレン水9の水位によって大きく異なるため、前記水位センサ13によってドレンタンク10内に溜まるドレン水9の水位を検知し、その信号を霧化装置12の制御部に送信する。霧化装置12の制御部は、ドレン水9を効率よく霧化させることができる範囲(高効率霧化範囲)内においてのみ超音波振動子11を作動させ、それ以外では超音波振動子11の作動を停止させるように駆動制御する。すなわち、水位センサ13の検知信号によりドレン水9の水位が高効率霧化範囲の下限値(作動下限水位)以下の場合は、超音波振動子11への通電を停止し、作動下限水位以上になると超音波振動子11への通電を開始し、高効率霧化範囲の上限値(作動上限水位)以上になると、超音波振動子11への通電を停止するように制御する。
【0025】
前記整流板15は、ファンモータ14の駆動によって吸込口6からドレンタンク10内に導かれた外気A’および超音波振動子11の作動によって霧化したドレン水9’の流れを整流して排出口7に導くようにドレンタンク10内に配設されている。
【0026】
このような構造からなるドレン水処理装置5において、空調機1の冷房運転時に蒸発器用送風ファンモータ4の駆動によって筐体2内に導かれた外気Aは、蒸発器3と熱交換されると冷却風となって室内に送風される。外気Aが蒸発器3によって冷却されると、その中に含まれている水分は分離して蒸発器3の表面に付着すると水滴8となり、自重によって落下するとドレンパイプ16を通ってドレンタンク10内にドレン水9として回収され、その水位が水位センサ13によって検知される。
【0027】
霧化装置12の制御部は、水位センサ13の検知信号によってドレン水9の水位を監視しており、水位が高効率霧化範囲内になると、超音波振動子11を通電によって作動させる。超音波振動子11は、通電によって作動すると、超音波をドレン水9に向けて発振する。この超音波は、ケース20内の作用水21およびケース20の薄膜部20Cを振動させてドレン水9に伝播されることによりドレン水9を超音波振動させる。これによりドレン水9の水面に振動水柱が発生し、この振動水柱によって液面近傍のドレン水9が霧化する。霧化したドレン水9’は、ファンモータ14の駆動によってドレンタンク10内に導かれた外気A’と混合することにより拡散され、さらに整流板15によって整流されて排気口7からドレンタンク10の外部に排出され、これによってドレンタンク10内のドレン水9の処理が行われる。
【0028】
ドレン水9の処理に際して、超音波振動子11は、ケース20によってドレン水9と隔絶されていて直接接触することがないので、ドレン水9中に沈殿した油分、埃、塵等の不純物が超音波振動子11に付着してその振動を妨げることがなく、ドレン水9を効率よく霧化し、霧化効率を向上させることができる。
【0029】
また、超音波振動子11は、超音波振動によって自己発熱するが、その熱を作用水21が放熱するため、過剰に発熱することがなく、過熱による超音波振動子11の故障を防止することができる。特に、水位センサ13が不純物の付着等によって正常に動作しなくなった場合、ドレン水9の水位が高効率霧化範囲外になっても超音波振動子11への通電を停止することができなくなるため、超音波振動子11は作動し続けて全てのドレン水9を霧化してしまうが、この場合も超音波振動子11の自己発熱による過熱を防止することができる。すなわち、作用水21はケース20内に密封されていて霧化することがなく、超音波振動子11に対して放熱媒体として機能し続ける。したがって、超音波振動子11の発熱が抑制され、過熱による超音波振動子11の故障を未然に防止することができる。
【0030】
さらに、霧化されたドレン水9’は、ファンモータ14によって導かれる外気A’と混合し、さらに整流板15によって整流され、排気口7からドレンタンク10の外部に強制的に排出されるため、使用者に故障により白い煙が排出口7から出ているような視覚的不安感を与えるおそれがない。
【0031】
図3は、本発明の他の実施の形態を示すドレン水処理装置の断面図である。この実施の形態は、霧化ユニット23をドレンタンク10の側壁部にシール部材(図示を省略)を介して着脱可能に取付け、ドレンタンク10内に反射部30を超音波振動子11に対応して設置したものである。ドレンタンク10の側壁部で霧化ユニット23が取付けられる部分には、ケース20の薄膜部30Cをドレン水9に接液させるための開口部(図示せず)が形成されている。反射部30は、SUS等によって平板状に形成され、超音波振動子11から放射された超音波をドレン水9の水面に向けて反射させる。その他の構成は、上記した実施の形態と同一であるため、同一構成部品、部分については同一符号をもって示し、その説明を省略する。
【0032】
このように、霧化ユニット23をドレンタンク10の側壁部に取付けると、底部に取付けた上記実施の形態に比べて、霧化ユニット23の取付け、取外し、保守、点検作業が容易で、またドレンタンクの10の底部に霧化ユニット23による突出部がないため、ドレン水処理装置5を安定した状態で設置することができ、設置性を向上させることができる。また、ケース20の薄膜部20Cを垂直にすることができるため、ドレン水9中の不純物の薄膜部20Cへの付着、堆積も少なく、経年的な使用での不純物の沈殿堆積による霧化能力の低下、故障をさらに低減することができ、薄膜部20Cのクリーニング間隔を長くすることができる。
【0033】
なお、上記した実施の形態においては、いずれも霧化ユニット23をドレンタンク10に1つ設けた例を示したが、本発明はこれに何ら特定されるものではなく、短時間に霧化させたい場合には、複数の霧化ユニット23を設置し、霧化効率を増大させるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0034】
1…空調機、3…蒸発器、5…ドレン水処理装置、6…吸込口、7…排出口、8…水滴、9…ドレン水、9’…霧化したドレン水、10…ドレンタンク、11…超音波振動子、12…霧化装置、13…水位センサ、14…ファンモータ、15…整流板、20…ケース、20C…薄膜部、21…作用水、23…霧化ユニット、30…反射部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸込口および排出口を有し、空調機の蒸発器で生成されたドレン水を収納するドレンタンクと、
前記ドレンタンク内のドレン水を超音波振動子によって霧化させる霧化装置と、
前記ドレン水の水位を測定する水位センサと、
外気を前記吸込口より前記ドレンタンク内に導き、霧化したドレン水を前記外気とともに前記排出口から前記ドレンタンクの外部に排出するファンモータと、
超音波振動可能な薄膜部を有し、精製された作用水を密封したケースとを備え、
前記ケースと前記霧化装置とによって霧化ユニットを構成し、前記超音波振動子を前記ケース内に配置し、前記薄膜部によって前記ドレン水と作用水を隔絶した空調機のドレン水処理装置。
【請求項2】
請求項1記載の空調機のドレン水処理装置において、
前記霧化ユニットを前記ドレンタンクに着脱可能に取付けた空調機のドレン水処理装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の空調機のドレン水処理装置において、
前記霧化ユニットをドレンタンクの側壁部に取付け、前記ドレンタンク内に超音波振動子から放射された超音波をドレン水の表面に向けて反射する反射部を設置した空調機のドレン水処理装置。
【請求項4】
請求項1、2、3のうちのいずれか一項記載の空調機のドレン水処理装置において、
前記ファンモータによって吸込口から前記ドレンタンク内に導かれた外気と霧化したドレン水の流れを整流して排出口に導く整流板を前記ドレンタンク内に設けた空調機のドレン水処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−230176(P2010−230176A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−74848(P2009−74848)
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【出願人】(591113437)オーム電機株式会社 (23)
【Fターム(参考)】