説明

立体構造布帛

【課題】特にスピーカー用ダンパーに好適な立体構造布帛を提供し、最低共振周波数の経時変化が少なく、且つ耐久性に優れたスピーカー用ダンパーを提供するものである。
【解決手段】表裏二層の編織物と該二層の編織物を連結する連結糸から構成された立体構造布帛であって、繰り返し単位の95モル%以上が、下記式(1)で示されるポリケトンで構成される繊維を含有することを特徴とする立体構造布帛。
【化1】

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は立体構造布帛に関するものであり、特にスピーカー用ダンパーに好適な立体構造布帛に関するものである。
【背景技術】
【0002】
スピーカー用ダンパーは、音響出力機器のスピーカーにおける部品であって、音を放射状に発する振動板(スピーカー・コーン)に振動を伝達するコイルボビンと、スピーカーフレームに接着され、これらを弾性的に支持する機能を有し、同心円のコルゲーションを面状に広げた形態を有している。
特許文献1には、かかるスピーカー用ダンパーの基体として、アラミド繊維を用いたものが提案されており、綿布を用いたダンパーに対比して、耐久性は大きく改善されているものの、さらなる改善が要求されている。
【0003】
【特許文献1】特開2006−129037号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、かかる要求に応えた特にスピーカー用ダンパーに好適な立体構造布帛を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は下記の通りである。
(1)少なくとも表裏二層の編織物と該二層の編織物を連結する連結糸から構成された立体構造布帛であって、繰り返し単位の95モル%以上が下記式(1)で示されるポリケトンで構成される繊維(以下、ポリケトン繊維という)を含有することを特徴とする立体構造布帛、である。
【化1】

【発明の効果】
【0006】
本発明により、特にスピーカー用ダンパーに好適な立体構造布帛が提供され、最低共振周波数の経時変化が少なく、且つ耐久性に優れたスピーカー用ダンパーが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明について以下に具体的に説明する。
本発明のポリケトン繊維を構成するポリケトンは、繰り返し単位の95モル%以上好ましくは98モル%以上特に99.6モル%以上が、上記式(1)で示される単位で構成されるものであり、5モル%未満の範囲で、上記式(1)以外の繰り返し単位、例えば、下記式(2)に示すもの等を含有していても良い。
【化2】

但し式中、Rは、エチレン以外の炭素数1〜30の有機基であり、例えば、プロピレン、ブチレン、1−フェニルエチレン等の基であり、Rの水素原子の一部または全部が、ハロゲン基、エステル基、アミド基、水酸基、エーテル基で置換されていてもよい。もちろん、Rは二種以上であってもよく、例えば、プロピレンと1−フェニルエチレンが混在していてもよい。
【0008】
ポリケトンの固有粘度[η]は、好ましくは1dl/g以上、より好ましくは2dl/g以上、特に好ましくは4dl/g以上であり、20dl/g以下、15dl/g以下、10dl/g以下が好ましい。
尚、固有粘度[η]は次の定義式に基づいて求められる値である。
【数1】

式中のt及びTは、それぞれヘキサフルオロイソプロパノール(セントラル硝子(株)社製)及び該ヘキサフルオロイソプロパノールに溶解したポリケトンの希釈溶液の25℃での粘度管の流過時間である。Cは、上記希釈溶液の濃度であり、ヘキサフルオロイソプロパノール100ml中のポリケトンの質量(g)である。
ポリケトンには、必要に応じて、酸化防止剤、ラジカル抑制剤、他のポリマー、艶消し剤、紫外線吸収剤、難燃剤、金属石鹸等の添加剤を含んでいてもよい。
【0009】
次に、ポリケトン繊維の好ましい特性としては、引張強度は5cN/dtex以上、より好ましくは10cN/dtex以上、特に好ましくは15cN/dtex以上であり、30cN/dtex以下であり、引張伸度は3%以上、より好ましくは3.5%以上、特に好ましくは4%以上であり、8%以下、より好ましくは7%以下、特に好ましくは6%以下であり、引張弾性率は100cN/dtex以上、より好ましくは200cN/dtex以上、特に好ましくは300cN/dtex以上であり、1000cN/dtex以下である。
【0010】
ポリケトン繊維の形態は、短繊維、長繊維のいずれでもよく、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、繊維の断面形状は、丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、扁平型(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブーメラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等が挙げられる。)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。好ましい単糸繊度は、紡績糸やマルチフィラメント糸の場合は0.01〜10dtex、より好ましくは0.1〜10dtex、特に好ましくは0.5〜5dtexであり、モノフィラメント糸の場合は、10〜100000dtexである。又、好ましい総繊度は10〜100000dtex、より好ましくは30〜50000dtexである。
ポリケトン繊維の糸条形態としては、紡績糸、マルチフィラメント糸、モノフィラメント糸である。
【0011】
本発明は、かかるポリケトン繊維を用いて立体構造布帛となすものであり、ポリケトン繊維は、少なくとも表裏二層の編織物の一方又は両方を構成させてもよいし、二層の編織物を連結する連結糸に用いてもよく、両者に用いて全てをポリケトン繊維で構成してもよい。
ポリケトン繊維以外の繊維は、好ましくは50質量%以下の範囲内で用いても良く、その混用形態としては、表裏二層の編織物の一方にポリケトン繊維100%又はポリケトン繊維以外の繊維を混用、表裏二層の編織物の他方にポリケトン繊維以外の繊維100%又はポリケトン繊維と混用して用いたり、連結糸をポリケトン繊維100%、ポリケトン繊維以外の繊維100%又はポリケトン繊維と混用して用いたりしてもよい。
【0012】
混用する繊維としては、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維や、ナイロン6、ナイロン66等ポリアミド繊維、アクリル繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維、ポリイミド繊維、アラミド繊維(パラ系、メタ系)、ポリビニルアルコール繊維、ポリ(p−フェニレンベンゾビスオキサゾール)繊維、超高分子量ポリオレフィン繊維等公知の繊維が挙げられ、混用手段としては、混紡、複合紡績(サイロスパン、サイロフィル)、混繊、交撚、複合嵩高加工(仮撚、流体噴射加工等)、交編織(例えば、織物では経糸及び/又は緯糸において、1〜5本交互に混用)等公知の手段を用いることができる。
さらに立体構造布帛を構成する繊維同士(ポリケトン繊維同士や混用した繊維同士)は、希望に応じて、加圧及び/又は加熱手段により軟化や溶融をさせて、接着や融着をさせてもよい。
特に、連結糸にポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートや、ナイロン6、ナイロン66等ポリアミド繊維を用いるとクッション性に優れた立体構造布帛が得られるので好ましい。
【0013】
本発明における立体構造布帛とは、表裏二層の組織が編地である立体編物と、織物である立体織物があり、少なくとも表裏二層の編織物を有する立体構造布帛をいい、希望に応じて三層以上の編織物を有する立体構造布帛としてもよい。
立体編物としては、2列の針列を有するダブルラッシェル機、ダブル丸編機やダブル横編機等を用いて製造することができる。
立体織物としては、ダブルベルベット織機、ジャガード織機やドビー織機、多層織機等多段開口の織機を用いて製造することができる。これらは、開口操作あるいは、多段の開口装置の設置により、上下織物層の間隔を保持して製織する織機であり、連結用の経糸は地の経糸とは別の供給源より行い、連結部と上下織物層と接合する個所とでは、糸の送り出し量をその都度調整して供給する。又、二種以上の連結糸を用いて織成してもよく、少なくとも一対の連結糸は表裏の組織面に対して鋭角をなすとともに、対をなす連結糸同士を所定の角度をもって交差させてもよく、その際は、糸の送り出し量を別個に調整して供給する。
【0014】
先ず、立体織物について説明する。
立体織物の表組織と裏組織は、同一の織組織であっても、異なる組織であってもよく、織組織は最も強固な組織拘束力を示す平組織や綾組織、更には朱子組織、これらの誘導組織であってもよい。
ジャガード織機やドビー織機等を使用することによって、表裏面に複雑な織物組織を付与することができるため、高度で審美な意匠性をも付与することが可能になる。
織機の緯入れ方式については、レピア織機やシャットル織機、さらにはエアージェット織機等の流体噴射織機等を使用することができる。
表裏組織面の織密度や連結糸の連結密度、厚みについては、特に限定するものではないが、立体織物の見かけ密度をdとしたとき、dは0.02〜0.30g/cm3 の範囲にあることが好ましく、より好ましくは、0.05〜0.20g/cm3 の範囲である。連結糸の連結密度は、50〜1000本/2.54cm平方程度が好ましい。連結密度とは、立体織物を平面から見た時の2.54cm平方あたり緯糸の組織点を周回している連結糸の本数である。
立体織物の厚みは、好ましくは2〜20mm程度、特に好ましくは3〜15mm程度であり、上下の開口ラインの位置選定及びスペーサーの選定によって任意に設定することができる。
【0015】
次に立体編物を例に挙げて説明する。
表裏二層の編地は、メッシュ編地、マーギゼット編地等、複数の開口部を有する編地に、さらに通気性、透水性を向上させてもよい。表裏二層の編地は同じ編組織であって、異なる組織であってもよい。
連結糸の編密度については、5cm2内の連結糸の本数をN(本/5cm2)とし、連結糸のdtexをD(g/10×105cm)、連結糸の比重をρ(g/cm3)とした時に、立体編物5平方センチの中にある連結糸の総断面積(N・D/9×105・ρ)が、好ましくは0.05〜1.0cm2、より好ましくは0.3〜0.6cm2の範囲であると、立体構造編物が適度なクッション性及びソフト感を持ち合わせ、最適なものとなる。連結糸の総断面積が0.05cm2未満の場合には、クッション性が低下しやすくなり、1.0cm2を越える場合にはソフト感が低下しやすくなる。
【0016】
連結糸は、表裏二層の編地中にループ状の編み目を形成してもよく、表裏二層の編地にタック組織状に引っかけた構造でもよい。連結糸は、表裏二層の編地を結び付けておればよく、必要に応じて、連結糸を傾斜して配置したり、トラス状やX状に交叉して配置してもよい。
立体編物の厚さ及び目付は、必要に応じて、適宜、選定すればよく、例えば、厚みは、好ましくは2〜20mm、より好ましくは3〜10mmの範囲であり、目付は、好ましくは80g/m2〜700g/m2、より好ましくは100〜400g/m2の範囲である。
かかる立体構造布帛は、必要に応じて、所望のサイズに裁断したり、裁断後の布帛片を縫製又は熱成形により所望の形状にして用いてもよい。
【0017】
次に、本発明の立体構造布帛をスピーカー用ダンパーに用いる例について説明する。
スピーカー用ダンパーは、かかる布帛を基体として、これに賦形剤として、フェノール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸し、加熱下に金型中で加圧成形することにより得られる。賦形剤としては、かかる熱硬化性樹脂が一般的であるが、必要に応じてメラミン等の架橋剤によって硬化するポリエステル樹脂を用いてもよい。賦形剤の割合は、乾燥質量で布帛に対して15〜40質量%程度が好ましい。
スピーカー用ダンパーは、布帛の厚さが0.1〜0.7mm程度が好ましく、通常円盤状であって、同心円の波形が形つけられている。又、通気度は、JIS−L−1096に基づいて測定された通気度が70〜170cm3/cm2・secの範囲が好ましい。
【0018】
尚、例えば、屋外で強い紫外線を受けることによってポリケトン繊維の引張強度等の低下が懸念される場合には、繊維又は布帛の形態で紫外線吸収剤、例えば、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系の一種又は二種以上を組み合わせた紫外線吸収剤及び/又は紫外線遮蔽剤、例えば、酸化チタン、酸化鉄、酸化セリウム等の微粒子であり、平均粒径は0.01〜0.6μmの範囲のものを含有させてもよい。含有させる方法としては、例えば、繊維又織物に紫外線吸収剤及び/又は紫外線遮蔽剤を含有した樹脂やフィルムを付与又は被覆する方法が挙げられ、紫外線吸収剤及び/又は紫外線遮蔽剤の含有量は、樹脂やフィルムの質量に対して0.001〜10質量%の範囲が好ましい。
【実施例】
【0019】
以下に実施例などに基づいて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例などにより何ら限定されるものではない。
本発明における測定方法及び評価方法は以下の通りである。
(1)引張強度、引張伸度、引張弾性率
JIS−L−1013に準じて測定した。
サンプル長:20cm、引張速度:20cm/分で測定し、20回測定した時の平均値を求める。
(2)耐久性
作製されたダンパーを用いた16cm口径のスピーカーの連続動作における最低共振周波数の経時変化(500時間後)で評価した。従来の綿布使いのスピーカー用ダンパーでは、変化率は−20%程度である。
○;変化率が−3%以下。
△;変化率が−4%〜−9%。
×;変化率が−10%以上。
【0020】
[実施例1]
1670dtex/1250fのポリケトン繊維(旭化成せんい(株)社製;商標名サイバロン;引張強度18cN/dtex、引張伸度5%、引張弾性率350cN/dtex)を合糸してトウとなし、常法のリング紡績法に従って、550dtexのリング紡績糸を得た。
ドビー開口装置を備えた多段開口織機(パイル織機)を用い、得られた紡績糸を、表地組織用経糸、裏地組織用経糸、並びに緯糸、そして連結糸として供給して、表裏組織が平組織である立体織物を得た。得られた立体織物は、経糸密度22.5本/2.54cm(表裏同一)、緯糸密度45本/2.54cm(表裏同一)、連結糸密度506本/2.54cm平方、厚み10mmであった。
次いで、得られた立体織物にフェノール樹脂を含浸、乾燥し、加熱プレス工程により波形形状(コルゲーション)を形成した後、型抜き工程により環状形状に打ち抜き、ダンパーを作製した。
得られたダンパーの耐久性は○であり、優れたものであった。尚、成形性、成形品の寸法精度も優れたものであった。
【0021】
[比較例1]
実施例1において、ポリケトン繊維に代えて1670dtex/964fのパラ系アラミド繊維マルチフィラメント糸(引張強度20cN/dtex、引張伸度4.5%、引張弾性率500cN/dtex)を用いた以外は、実施例1同様にダンパーを作製した。
得られたダンパーの耐久性は△であり、実施例1に比較して劣ったものであった。
[比較例2]
20番手の綿糸を用いた以外は、実施例1同様にダンパーを作製した。
得られたダンパーの耐久性は×であり、実施例1に比較して大きく劣ったものであった。
【産業上の利用可能性】
【0022】
本発明の立体構造布帛は、特にスピーカー用ダンパーとして好適であり、最低共振周波数の経時変化が少ない耐久性に優れたスピーカー用ダンパーを提供するものである。さらには、耐水性の要求される例えば、自動車のドアに取り付けられるスピーカーの場合、ダンパーは、ウィンドーからの雨水や洗車の際の漏水により水の影響を受けやすいが、ポリケトン繊維は、吸水性が殆ど無いため極めて耐水性に優れたダンパーを提供できるものである。
尚、本発明の立体構造布帛は、スピーカー用ダンパー以外にも利用できるものであり、スピーカー用振動板を初め、クラッチやブレーキ等の摩擦材、さらには例えば、連結糸で形成された連結空間部に、ガス、液体、パウダー、ペーストを充填し、表裏面をネオプレン等のゴムやポリ塩化ビニル等のエラストマーによりコーティングして、ボート船体、地下のガスタンク、ビルの土台にしたり、砂又はセメントを充填して、建設用や海中電線ケーブルの防護材にできる。
【0023】
さらには、ゴムや樹脂等のエラストマーと複合してコンポジット(繊維複合体)として又は複合しないで、自動車、鉄道車両、航空機等の座席シート材、ドアトリム等の車輌用内装材用途、事務用等の座席シートに利用できる。特に車輌用等の座席シート材として用いた場合、優れた通気性や適度なクッション性を持ち、ムレ感解消による座り心地がよいシート材となる。その他、家具、寝具等のシート材、肩パット、ブラジャーカップ、レガースのクッション材、サポーターのクッション材、保温衣料等のライニング材、ヘルメットの内張り、人体保護パット等、人体に接触するクッション材、緩衝材、保型材、保温材等の用途に好適に用いることができる。例えば、表裏面をポリケトン繊維で構成し、連結糸にポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン等のモノフィラメント糸を用いて立体構造布帛となし、表面及び又は裏面に熱硬化性樹脂を含浸して繊維強化プラスチック(FRP)となし、クッション性を有するFRPとすることもできる。又、軽量・高強度・高寸法安定性を目的としたFRP用途としては、プロペラ、各種燃料タンク、乗り物用(航空機・鉄道車両・自動車等)があり、又、繊維強化コンクリート(FRC)用途としては、各種建築構造材がある。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも表裏二層の編織物と該二層の編織物を連結する連結糸から構成された立体構造布帛であって、繰り返し単位の95モル%以上が下記式(1)で示されるポリケトンで構成される繊維を含有することを特徴とする立体構造布帛。
【化1】


【公開番号】特開2008−144291(P2008−144291A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−330562(P2006−330562)
【出願日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)国等の委託研究の成果に係る特許出願(平成18年度独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「基盤技術研究促進事業(民間基盤技術研究支援制度)/高性能ポリケトン繊維の工業化基盤技術の開発」、産業活力再生特別措置法第30条の適用を受ける特許出願)
【出願人】(303046303)旭化成せんい株式会社 (548)
【Fターム(参考)】