説明

端子金具及び端子金具付きフラットケーブル

【課題】フラットケーブルのかしめ付けを確実に行うことができる端子金具及び端子金具付きフラットケーブルを提供する。
【解決手段】複数本の芯線22を互いに接触した状態で並列させてなるフラット導体21を絶縁被覆23でフラット形状に覆ったフラットケーブル20に接続される端子金具30であって、インシュレーションバレル片34,34の先端部間の距離I1はフラットケーブル20の絶縁被覆23の幅寸法F1よりも大であって、かつ、ワイヤバレル片37,37の先端部間の距離W2はフラットケーブル20のフラット導体21の幅寸法F2よりも大に設定されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子金具及び端子金具付きフラットケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車やハイブリッド車等の車両に配索される電線の軽量化や電線の配索の容易化が検討されている。
その方法の一つとして、フラットな形状の導体を絶縁被覆で覆ったフラットケーブルを用いることが検討されている。
【0003】
このフラットケーブルは、送電特性が良く、また、外気に触れる面積が大きいため放熱性が良いことに加えて、フラット形状であるため折り曲げが容易であるため電線の配索が容易になるという特徴を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−016848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このようなフラットケーブルの端末に、一対のかしめ片を有するいわゆるオープンバレル形の端子金具を取り付ける場合には、フラットケーブルを横向き(フラットな面が水平となる向き)にして一対のかしめ片の間に収容しようとしても、フラットケーブルの幅寸法の大きさゆえに、一対のかしめ片の間に入らなかったり、フラットケーブルが水平方向から傾斜した向きで一対のかしめ片の間に入り確実にかしめることができないおそれがある。
【0006】
一方、フラットケーブルを縦向き(フラットな面が水平方向と垂直な向き)にして一対のかしめ片の間に収容しようとすると、フラットケーブルの幅方向の端部の位置が高くなり過ぎて確実にかしめ付けることができないおそれがある。
【0007】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フラットケーブルのかしめ付けを確実に行うことができる端子金具及び端子金具付きフラットケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、複数本の芯線を互いに接触した状態で並列させてなるフラット導体を絶縁被覆でフラット形状に覆ったフラットケーブルに接続される端子金具であって、相手側端子と接続される端子接続部と、前記端子接続部に連なる底板部と、前記底板部の両側縁部から立ち上がる一対のインシュレーションバレル片を備えそのバレル片を前記底板部側に折り返すように変形させることで前記フラットケーブルの前記絶縁被覆部分を前記底板部との間にカシメ付けるインシュレーションバレル部と、前記底板部の両側縁部から立ち上がる一対のワイヤバレル片を備えそのバレル片を前記底板部側に折り返すように変形させることで前記フラットケーブルの前記フラット導体部分をカシメ付けるワイヤバレル部とを備え、前記インシュレーションバレル片の先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記絶縁被覆の幅寸法よりも大であって、かつ、前記ワイヤバレル片の先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記フラット導体の幅寸法よりも大に設定されているところに特徴を有する(手段1)。
【0009】
手段1の構成によれば、前記インシュレーションバレル片の先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記絶縁被覆の幅寸法よりも大である。そのため、フラットケーブルの絶縁被覆で被覆された部分を水平なままインシュレーションバレル片の先端部間に収容することができるから、インシュレーションバレル片によるかしめ付けを確実に行うことができる。
また、前記ワイヤバレル片の先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記フラット導体の幅寸法よりも大に設定されている。そのため、フラット導体を水平なままワイヤバレル片の先端部間に収容することができるから、ワイヤバレル片によるかしめ付けを確実に行うことができる。
よって、端子金具のフラットケーブルのかしめ付けを確実に行うことができる。
【0010】
手段1記載の端子金具に前記フラットケーブルを圧着してなる端子金具付きフラットケーブルであって、前記ワイヤバレル片の折り返し部の曲率半径は、前記インシュレーションバレル片の折り返し部の曲率半径よりも大きく設定されているようにしてもよい(手段2)。
手段2の構成のようにすれば、インシュレーションバレル部よりも大きな曲率半径の折り返し部を作ってカシメ付けることにより、全体のカシメ部の断面形状が円に近くなり、芯線を均等に圧縮することができるので、接触抵抗を低くできる。
【0011】
手段2記載の端子金具付きフラットケーブルにおいて、前記各ワイヤバレル片の先端部は前記底板部側に向かう曲げ形状部を有し、その各曲げ形状部の外周側が互いに接触しているようにしてもよい(手段3)。
手段3の構成によれば、フラット導体がワイヤバレル片の先端部間からはみ出ることがないから、ワイヤバレル片によるフラット導体のかしめ付けを確実に行うことができる。
【0012】
手段2又は手段3の記載の端子金具付きフラットケーブルにおいて、前記各インシュレーションバレル片の先端部には、前記底板部と平行となる押さえ形状部が形成されているようにしてもよい(手段4)。
手段4の構成によれば、フラットケーブルをフラット形状のままカシメ付けることができる。
【0013】
手段2ないし手段4のいずれかに記載の端子金具付きフラットケーブルにおいて、前記両インシュレーションバレル片の各先端部は互いに当接している、又は、それらの先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記芯線の直径よりも小さく設定されているようにしてもよい(手段5)。
手段5の構成によれば、両インシュレーションバレル片によりフラットケーブルを確実に支持することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、フラットケーブルのかしめ付けを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】端子金具付きフラットケーブルの斜視図
【図2】端子金具付きフラットケーブルの上面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図2のB−B断面図
【図5】端子金具の斜視図
【図6】端子金具にフラットケーブルの端末部を載置した状態を表す斜視図
【図7】図6のインシュレーションバレルの位置における断面図
【図8】図6のワイヤバレルの位置における断面図
【発明を実施するための形態】
【0016】
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1の端子金具付きフラットケーブル10について、図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態の端子金具付きフラットケーブル10は、図1に示すように、フラットケーブル20の端末部に端子金具30が圧着接続されてなり、例えば電気自動車において走行用の動力源を構成するバッテリ、インバータ、モータなどの装置(図示せず)の間に配索されるものである。
【0017】
フラットケーブル20は、図3に示すように、扁平な形状のフラット導体21が樹脂製の絶縁被覆23でフラット形状(ほぼ一定の厚みで平坦な形状)に覆われて構成されている。
フラット導体21は、複数本の芯線22を互いに接触した状態で並列させることにより全体としてほぼ一定の厚みのフラットな形状とされており、各芯線22は、多数の銅合金の金属素線を螺旋状に撚り合わせてなるものが用いられている。
このフラットケーブル20は、図6に示すように、その端末部において、絶縁被覆23が剥き取られてフラット導体21が露出されている。
【0018】
端子金具30は、銅又は銅合金製であり、図5に示すように、いわゆるオープンバレル型であって、相手側端子に接続される端子接続部31と、端子接続部31の後方に連なりフラットケーブル20の端末部が載置される底板部32と、フラットケーブル20の端末部を絶縁被覆23の上からかしめるインシュレーションバレル部33と、フラットケーブル20の端末部において露出させたフラット導体21をかしめるワイヤバレル部36と、を有する。
【0019】
端子接続部31は、平板状をなし、その中心部には、円形の接続孔31Aが貫通形成されている。
底板部32は、端子接続部31の面と面一に連なるように形成されており、ほぼ平坦な形状をなす。
【0020】
インシュレーションバレル部33は、底板部32の後端部における両側縁部から上方に立ち上がる一対のインシュレーションバレル片34,34からなる。
これら一対のインシュレーションバレル片34,34は、やや幅方向の外方側に傾斜した姿勢で底板部32から立ち上げられており、これにより、その先端側ほど一対のインシュレーションバレル片34,34間の間隔がわずかに広くなっている。
具体的には、図7に示すように、インシュレーションバレル片34,34の先端部間の距離I1はフラットケーブル20の絶縁被覆23の幅寸法F1よりも大となるように設定されている。
【0021】
これにより、フラットケーブル20の絶縁被覆23の部分を一対のインシュレーションバレル片34,34の間に通して底板部32に(絶縁被覆23の下面が底板部32の上面に面当りするように)載置することが容易にできる。そして、一対のインシュレーションバレル片34,34を底板部32側に折り返すように変形させることでフラットケーブル20の絶縁被覆23部分が底板部32との間にカシメ付られてフラットケーブル20が離脱や位置ずれしないように保持される。
【0022】
このとき、図3に示すように、各インシュレーションバレル片34,34の先端部は、底板部32の面に対してほぼ平行な姿勢でフラットケーブル20の面を底板部32側に押さえ付ける押さえ形状部35,35とされている。
なお、インシュレーションバレル片34,34は、その先端の外面側が傾斜状に切り欠かれており、これによりインシュレーションバレル片34のかしめ付け時の曲げ加工を、容易としている。
ここで、両インシュレーションバレル片34,34のそれぞれの長さ(立ち上がる高さ)は、フラットケーブル20の厚みや幅寸法F1に応じて、かしめ付けたときに、互いの先端部34A,34Aが当接する長さが設定される。
【0023】
ワイヤバレル部36は、図5に示すように、インシュレーションバレル部33の前方に配され、底板部32のうち端子接続部31に連なる部分の両側縁部から立ち上がる一対のワイヤバレル片37,37を備えている。
一対のワイヤバレル片37,37は、やや幅方向の外方側に傾斜した姿勢で底板部32から立ち上げられており、これにより、その先端側ほど一対のワイヤバレル片37,37間の間隔がわずかに広くなるように形成されている。
具体的には、図8に示すように、ワイヤバレル片37,37の先端部間の距離W2はフラット導体21の幅寸法F2よりも大に設定されている。
【0024】
これにより、フラットケーブル20の端末部を一対のワイヤバレル片37,37の間に通して底板部32に(フラット導体21の下面が底板部32の上面に面当りするように)載置することが容易にできる。そして、図4に示すように、一対のワイヤバレル片37,37を底板部32側に折り返すように変形させることで露出させたフラット導体21の部分がワイヤバレル片37,37及び底板部32の間にカシメ付られてフラット導体21と端子金具30とが強固に接続される。
このかしめ付けにより、各ワイヤバレル片37,37の先端部は、底板部32側に向かう曲げ形状部38,38とされ、各曲げ形状部38,38の外周側は、互いに接触している。
なお、図5に示すように、ワイヤバレル片37,37は、その先端の外面側が傾斜状に切り欠かれており、これによりワイヤバレル片37のかしめ付け時の曲げ加工を容易にしている。ワイヤバレル片37,37の内面及びこれに連なる底板部32の上面には、セレーションが凹設されており、ワイヤバレル片37,37のかしめ付けの際にフラット導体21の酸化皮膜が破られるようになっている。
【0025】
ここで、インシュレーションバレル片34,34は、フラットケーブル20をフラットな形状のままかしめ付けるように、インシュレーションバレル片34,34の折り返し部39の曲率が大きく設定されている(図3)。一方、ワイヤバレル片37,37は、フラット導体21が全周に亘って強く押し潰されるようにワイヤバレル片37,37が全周に亘って丸みを帯びるようにワイヤバレル片37,37の折り返し部40の曲率が小さく設定されている(図4)。即ち、ワイヤバレル片37,37の折り返し部40の曲率半径は、インシュレーションバレル片34,34の折り返し部39の曲率半径よりも大きくなっている。
【0026】
そして、ワイヤバレル部36及びインシュレーションバレル部33のかしめ付けは、端子金具30を図示しないアンビル上に載置し、アンビルの上方に配置された図示しないクリンパを下降させることにより行われる。
【0027】
上記実施形態の構成によれば、以下の効果を奏する。
(1)インシュレーションバレル片34,34の先端部間の距離I1はフラットケーブル20の絶縁被覆23の幅寸法F1よりも大であるため、フラットケーブル20の端末の接続作業の際に、フラットケーブル20の絶縁被覆23で被覆された部分を水平なままインシュレーションバレル片34,34の先端部間に収容することができる。よって、インシュレーションバレル片34,34によるかしめ付けを確実に行うことができる。
また、ワイヤバレル片37,37の先端部間の距離W2はフラットケーブル20のフラット導体21の幅寸法F2よりも大に設定されているため、フラットケーブル20の端末の接続作業の際に、フラット導体21を水平なままワイヤバレル片37,37の先端部間に収容することができる。よって、ワイヤバレル片37,37によるかしめ付けを確実に行うことができる。
よって、端子金具30のフラットケーブル20の端末へのかしめ付けを確実に行うことができる。
【0028】
(2)ワイヤバレル片37,37の折り返し部40の曲率半径は、インシュレーションバレル片34,34の折り返し部39の曲率半径よりも大きく設定されている。
このように、ワイヤバレル片37,37の折り返し部40をインシュレーションバレル部33の折り返し部39よりも大きな曲率半径としてカシメ付けることにより、全体のカシメ部の断面形状が円に近くなり、芯線22を均等に圧縮することができるので、接触抵抗を低くできる。
【0029】
(3)各ワイヤバレル片37,37における曲げ形状部38,38の外周側が互いに接触しているため、フラット導体21がワイヤバレル片37,37の先端の間からはみ出ることがないから、ワイヤバレル片37,37によるフラット導体21のかしめ付けを確実に行うことができる。
【0030】
(4)各インシュレーションバレル片34,34の先端部には、底板部32と平行となる押さえ形状部35,35が形成されているため、フラットケーブル20をフラット形状のままカシメ付けることができる。
【0031】
(5)両インシュレーションバレル片34,34の各先端部は互いに当接しているため、両インシュレーションバレル片34,34によりフラットケーブル20を確実に支持することができる。
【0032】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、インシュレーションバレル片34,34をかしめ付けた後は、両インシュレーションバレル片34,34の各先端部34A,34Aが互いに当接している構成としたが、両インシュレーションバレル片34,34の各先端部34A,34Aが当接していないものでもよい。このときの両インシュレーションバレル片34,34の先端部34A,34A間の距離は、フラットケーブル20の芯線22の直径よりも小さい範囲で設定される。
【0033】
(2)上記実施形態では、底板部32は、平坦な形状であったがこれに限られない。例えば、幅方向の中間部が低くなるように湾曲した形状であってもよい。
(3)上記実施形態では、端子金具30は、フラットケーブル20を底板部32に載置した状態で、フラットケーブル20の下面が底板部32の上面の全体に当接するように載置する(面当りする)構成であったが、これに限られない。例えば、フラットケーブル20を載置した状態では、フラットケーブル20がワイヤバレル片37,37やインシュレーションバレル片34,34の基端部に係止され、これにより、フラットケーブル20と底板部32との間に隙間が生じる構成としてもよい。
【0034】
(4)上記実施形態では、フラット導体21を構成する複数本の芯線22は、金属素線を撚り合わせたより線であるとしたが、これに限られない。例えば、複数本の単芯線を並列に配置してフラット導体とするものでもよい。
【符号の説明】
【0035】
10…端子金具付きフラットケーブル
20…フラットケーブル
21…フラット導体
22…芯線
23…絶縁被覆
30…端子金具
31…端子接続部
32…底板部
33…インシュレーションバレル部
34…インシュレーションバレル片
34A…インシュレーションバレル片の先端
35…押さえ形状部
36…ワイヤバレル部
37…ワイヤバレル片
38…曲げ形状部
39,40…折り返し部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数本の芯線を互いに接触した状態で並列させてなるフラット導体を絶縁被覆でフラット形状に覆ったフラットケーブルに接続される端子金具であって、
相手側端子と接続される端子接続部と、
前記端子接続部に連なる底板部と、
前記底板部の両側縁部から立ち上がる一対のインシュレーションバレル片を備えそのバレル片を前記底板部側に折り返すように変形させることで前記フラットケーブルの前記絶縁被覆部分を前記底板部との間にカシメ付けるインシュレーションバレル部と、
前記底板部の両側縁部から立ち上がる一対のワイヤバレル片を備えそのバレル片を前記底板部側に折り返すように変形させることで前記フラットケーブルの前記フラット導体部分をカシメ付けるワイヤバレル部とを備え、
前記インシュレーションバレル片の先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記絶縁被覆の幅寸法よりも大であって、かつ、前記ワイヤバレル片の先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記フラット導体の幅寸法よりも大に設定されていることを特徴とする端子金具。
【請求項2】
請求項1記載の端子金具に前記フラットケーブルを圧着してなる端子金具付きフラットケーブルであって、前記ワイヤバレル片の折り返し部の曲率半径は、前記インシュレーションバレル片の折り返し部の曲率半径よりも大きく設定されていることを特徴とする端子金具付きフラットケーブル。
【請求項3】
請求項2記載の端子金具付きフラットケーブルにおいて、前記各ワイヤバレル片の先端部は前記底板部側に向かう曲げ形状部を有し、その各曲げ形状部の外周側が互いに接触している端子金具付きフラットケーブル。
【請求項4】
請求項2又は請求項3記載の端子金具付きフラットケーブルにおいて、前記各インシュレーションバレル片の先端部には、前記底板部と平行となる押さえ形状部が形成されている端子金具付きフラットケーブル。
【請求項5】
請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具付きフラットケーブルにおいて、
前記両インシュレーションバレル片の各先端部は互いに当接している、又は、それらの先端部間の距離は前記フラットケーブルの前記芯線の直径よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1記載の端子金具付きフラットケーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−14283(P2011−14283A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−155318(P2009−155318)
【出願日】平成21年6月30日(2009.6.30)
【出願人】(395011665)株式会社オートネットワーク技術研究所 (2,668)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】