端末装置、表示方法およびプログラム
【課題】 商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能な端末装置を提供する。
【解決手段】 情報記憶部５は、セット商品を特定するセット識別情報と、該セット識別情報に含まれる所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する。入力部２がセット識別情報を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した識別情報をキッチンディスプレイに表示する。また、入力部２が選択可能な商品を特定する選択識別情報受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けた選択識別情報をキッチンディスプレイに表示する
【解決手段】 情報記憶部５は、セット商品を特定するセット識別情報と、該セット識別情報に含まれる所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する。入力部２がセット識別情報を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した識別情報をキッチンディスプレイに表示する。また、入力部２が選択可能な商品を特定する選択識別情報受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けた選択識別情報をキッチンディスプレイに表示する
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、端末装置、表示方法およびプログラムに関する。特に、商品の注文情報を表示装置に表示する端末装置、表示方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
飲食店において、電子式キャッシュレジスタなどの端末装置が顧客の注文した商品を特定する識別情報（例えば、商品名）を受け付けると、受け付けた識別情報が調理場に設けられた表示装置に表示されるオーダーシステムが使用されている。これにより、注文された商品を店員が調理人に知らせる時間が軽減され、迅速なサービスが行われる。
【０００３】
例えば、特許文献１（特開平５−１５１４６７号公報）に記載の顧客注文処理装置は、顧客が注文した商品を特定する識別情報を受け付けた後に、注文を終了する旨の情報を受け付けると、受け付けた識別情報を表示装置に表示している。
【特許文献１】特開平５−１５１４６７号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、複数の商品を含むセット商品が注文された場合、特許文献１に記載の顧客注文処理装置は、注文されたセット商品に含まれる商品を特定する識別情報を全て受け付けた後に、注文を終了する旨の情報を受け付ける。
【０００５】
このため、顧客がセット商品を注文した際、例えば、最初に注文された商品を特定する識別情報は、注文処理装置がセット商品に含まれる商品を特定する識別情報をすべて受け付けた後に、表示装置に表示される。よって、先に注文された商品が注文されてから該商品を特定する識別情報が表示装置に表示されるまで、時間がかかる。このため、先に注文された商品の調理が開始されるまで時間がかかる。
【０００６】
本発明の目的は、セット商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能な端末装置、表示方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
前記目的を達成するために、本発明の端末装置は、商品の注文状況を表示装置に表示する端末装置であって、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と、前記所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する記憶手段と、前記セット識別情報を受け付け、その後、前記選択商品として指定された商品を特定する選択識別情報を受け付ける入力手段と、前記入力手段が前記セット識別情報を受け付けると、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得し前記取得した識別情報を前記表示装置に表示し、前記入力手段が前記選択識別情報を受け付けると、前記受け付けた選択識別情報を前記表示装置に表示する制御手段と、を含む。
【０００８】
また、本発明の表示方法は、商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と前記所定の商品を特定する識別情報とを関連づけて記憶する記憶手段、を含む端末装置が行う表示方法であって、前記セット識別情報を受け付ける入力ステップと、前記入力ステップにて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得ステップと、前記取得ステップにて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示ステップと、前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示ステップと、を含む表示方法。
【０００９】
上記発明によれば、セット識別情報が受け付けられると、受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が表示され、その後、選択識別情報が受け付けられると、受け付けられた選択識別情報が表示される。
【００１０】
これにより、セット商品（例えば、チーズバーガセット）が注文されると、調理人は、セット商品に含まれる所定の商品（例えば、チーズバーガ）が注文されたことを、選択商品（例えば、ドリンク）が注文される前に、知ることが可能になる。したがって、セット商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【００１１】
また、前記識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨が前記表示装置に表示され、前記選択識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨が前記表示装置に表示されることが望ましい。
【００１２】
上記発明によれば、取消要求が受け付けられると、注文が取り消された旨の取消情報が表示される。これにより、調理人が商品の注文が取り消されたことを知ることが可能になるため、調理人が注文を取り消された商品を誤って作ることを軽減することが可能になる。
【００１３】
また、前記受け付けられたセット識別情報および選択識別情報と、前記取得された識別情報と、が関連づけて記憶され、前記セット識別情報と共に前記セット識別情報が特定するセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求が受け付けられると、前記受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、が前記表示装置に表示されることが望ましい。
【００１４】
上記発明によれば、セット識別情報と関連づけられた識別情報および選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨が表示される。これにより、ユーザ（例えば、店員）は、セット商品に含まれる商品を取り消す旨の取消要求を、商品ごとに入力する手間を省くことが可能になる。
【００１５】
また、本発明のプログラムは、商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と、前記所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する記憶手段、に接続されたコンピュータに表示処理を実行させるプログラムであって、前記セット識別情報を受け付ける入力処理と、前記入力処理にて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得処理と、前記取得処理にて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示処理と、前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付処理と、前記受付処理にて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示処理と、を含む表示処理をコンピュータに実行させる。
【００１６】
上記発明によれば、前記表示方法をコンピュータに実行させることが可能になる。
【発明の効果】
【００１７】
本発明によれば、商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１８】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【００１９】
図１は、本発明の一実施例の注文管理システムを示したブロック図である。図１において、注文管理システムは、端末装置１０ないし１２と、キッチンディスプレイ５０ないし５３とを含む。また、端末装置１０ないし１２と、キッチンディスプレイ５０ないし５３とは、例えば、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）を介して、相互に接続されている。
【００２０】
端末装置１０ないし１２は、例えば、電子式キャッシュレジスタであり、販売商品を特定する商品識別情報を受け付ける。
【００２１】
ここで、販売商品には、商品と、複数の商品を含むセット商品とがある。また、セット商品は、所定の商品（例えば、セット商品がチーズバーガセットの場合のチーズバーガなど、セット商品のメインとなる商品）と、選択可能な選択商品（例えば、サイドメニューおよびドリンク）とを含む。
【００２２】
また、商品識別情報には、セット商品を特定するセット識別情報と、セット商品が含む所定の商品を特定する識別情報と、選択可能な選択商品を特定する選択識別情報と、がある。
【００２３】
キッチンディスプレイ５０ないし５３は、調理場に設置される。また、例えば、調理場がハンバーガ専門の調理場とドリンク専門の調理場とがある場合など、調理場が複数設けられている場合、キッチンディスプレイは、設けられた調理場ごとに設置される。
【００２４】
図２は、端末装置１０ないし１２の構成の一例を示したブロック図である。なお、端末装置１０ないし１２は、全て同じ構成のため、端末装置１０を例に説明する。
【００２５】
端末装置１０は、メモリ１、入力部２と、制御部３と、出力部４と、情報記憶部５と、一時記憶部６とを含む。
【００２６】
メモリ１は、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体であり、制御部３の動作を規定するプログラムを記録している。
【００２７】
制御部３は、例えば、コンピュータであり、メモリ２に記録されているプログラムを読み取り、読み取られたプログラムを実行する。
【００２８】
入力部２は、例えば、タッチパネルであり、セット識別情報を受け付けると、受け付けたセット識別情報を制御部３に出力する。
【００２９】
情報記憶部５は、セット識別情報と、該セット識別情報にて特定されるセット商品が含む所定の商品を特定する識別情報と、該セット識別情報が特定するセット商品の商品情報（例えば、価格）と、を関連づけて記憶する。
【００３０】
制御部３は、入力部２からセット識別情報を受け付けると、受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した識別情報と、受け付けたセット識別情報とを関連づけて一時記憶部６に記憶する。
【００３１】
制御部３は、識別情報とセット識別情報とを関連づけて記憶すると、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および取得した識別情報を出力部４に出力する。
【００３２】
また、入力部２は、選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択識別情報を制御部３に出力する。
【００３３】
制御部３は、入力部２から選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択識別情報を一時記憶部６に記憶する。具体的には、制御部３は、受け付けた選択識別情報を、一時記憶部６に関連づけられて記憶されたセット識別情報および識別情報に、さらに関連づけて一時記憶部６に記憶する。
【００３４】
制御部３は、選択識別情報を記憶すると、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および受け付けた選択識別情報を出力部４に出力する。
【００３５】
情報記憶部５は、識別情報と、該識別情報が表示されるキッチンディスプレイを特定するための表示識別情報と、を識別情報ごとに関連づけて記憶する。また、情報記憶部５は、選択識別情報と、該選択識別情報が表示されるキッチンディスプレイを特定するための表示識別情報と、を選択識別情報ごとに関連づけて記憶する。
【００３６】
出力部４は、制御部３から注文情報および識別情報を受け付けると、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。
【００３７】
また、出力部４は、制御部３から注文情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および選択識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。
【００３８】
キッチンディスプレイ５０ないし５２は、出力部４から注文情報および識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および識別情報を表示する。また、キッチンディスプレイ５０ないし５２は、出力部４から注文情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および選択識別情報を表示する。
【００３９】
さらに、入力部２は、セット商品に含まれる商品の注文が全て完了した旨の完了情報を受け付けると、受け付けた完了情報を制御部３に出力する。
【００４０】
制御部３は、入力部２から完了情報を受け付けると、一時記憶部６に記憶されたセット識別情報と関連づけられた商品情報を情報記憶部５から取得する。
【００４１】
その後、制御部３が情報記憶部５から取得した商品情報に基づいて、注文されたセット商品の決済が行われる。また、一時記憶部６に関連づけられて記憶されたセット識別情報、識別情報および選択識別情報に基づいて、レシートが発行される。
【００４２】
次に動作を説明する。
【００４３】
図３は、注文管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【００４４】
ステップ３０１では、入力部２は、セット識別情報を受け付け、受け付けたセット識別情報を制御部３に出力する。制御部３は、セット識別情報を受け付けると、ステップ３０２を実行する。
【００４５】
ステップ３０２では、制御部３は、受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した識別情報および受け付けたセット識別情報を関連づけて一時記憶部６に記憶する。制御部３は、識別情報とセット識別情報を関連づけて記憶すると、ステップ３０３を実行する。
【００４６】
ステップ３０３では、制御部３は、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および取得した識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、注文情報および識別情報を受け付けると、ステップ３０４を実行する。
【００４７】
ステップ３０４では、出力部４は、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および識別情報を、取得した識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、注文情報および識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および識別情報を表示する。キッチンディスプレイ５０ないし５２が注文情報および識別情報を表示すると、入力部２がステップ３０５を実行する。
【００４８】
ステップ３０５では、入力部２は、選択識別情報を受け付けたか否かを確認する。入力部２は、選択識別情報を受け付けると、ステップ３０６を実行し、選択識別情報を受け付けないと、ステップ３０９を実行する。
【００４９】
ステップ３０６では、入力部２は、受け付けた選択識別情報を制御部３に出力する。制御部３は、受け付けた選択識別情報を一時記憶部６に記憶する。具体的には、制御部３は、受け付けた選択識別情報を、一時記憶部６に関連づけられて記憶されたセット識別情報および識別情報に、さらに関連づけて一時記憶部６に記憶する。制御部３は、選択識別情報を記憶すると、ステップ３０７を実行する。
【００５０】
ステップ３０７では、制御部３は、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および受け付けた選択識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、注文情報および選択識別情報を受け付けると、ステップ３０８を実行する。
【００５１】
ステップ３０８では、出力部４は、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および選択識別情報を取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、注文情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および選択識別情報を表示する。キッチンディスプレイ５０ないし５２が注文情報および選択識別情報を表示すると、入力部２がステップ３０９を実行する。
【００５２】
ステップ３０９では、入力部２は、完了情報を受け付けたか否かを確認する。入力部２は、完了情報を受け付けると、ステップ３１０を実行し、完了情報を受け付けないと、ステップ３０５を実行する。
【００５３】
ステップ３１０では、入力部２は、受け付けた完了情報を制御部３に出力する。制御部３は、完了情報を受け付けると、ステップ３１１を実行する。
【００５４】
ステップ３１１では、制御部３は、一時記憶部６に記憶されたセット識別情報と関連づけられた商品情報を情報記憶部５から取得する。
【００５５】
その後、制御部３が情報記憶部５から取得した商品情報に基づいて、注文されたセット商品が決済される。
【００５６】
本実施例によれば、情報記憶部５は、セット識別情報と、該セット識別情報にて特定されるセット商品が含む所定の商品を特定する識別情報と、をセット識別情報ごとに関連づけて記憶する。入力部２がセット識別情報を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を取得し、取得した識別情報をキッチンディスプレイに表示する。その後、入力部２が選択可能な選択商品を特定する選択識別情報を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けた選択識別情報をキッチンディスプレイに表示する。
【００５７】
これにより、セット識別情報が受け付けられると、受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が表示され、その後、選択識別情報が受け付けられると、受け付けられた選択識別情報が表示される。よって、セット商品（例えば、チーズバーガセット）が注文されると、調理人は、セット商品に含まれる所定の商品（例えば、チーズバーガ）が注文されたことを、選択可能な選択商品（例えば、ドリンク）が注文される前に知ることが可能になる。したがって、セット商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【００５８】
図４ａおよび図４ｂは、入力部２が商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作を説明するためのフローチャートである。
【００５９】
図４ａは、入力部２が識別情報と共に注文を取り消す旨の取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作を説明するためのフローチャートである。
【００６０】
ステップ４０１では、入力部２は、識別情報と共に商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付けると、受け付けた識別情報および取消要求を制御部３に出力する。制御部３は、入力部２から識別情報および取消要求を受け付けると、ステップ４０２を実行する。
【００６１】
ステップ４０２では、制御部３は、受け付けた識別情報を一時記憶部６から消去する。制御部３は、識別情報を消去すると、ステップ４０３を実行する。
【００６２】
ステップ４０３では、制御部３は、受け付けた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の取消情報を作成し、作成した取消情報および受け付けた識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、取消情報および識別情報を受け付けると、ステップ４０４を実行する。
【００６３】
ステップ４０４では、出力部４は、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた取消情報および識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、取消情報および識別情報を受け付けると、受け付けた取消情報および識別情報を表示する。
【００６４】
図４ｂは、入力部２が選択識別子と共に注文を取り消す旨の取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作を説明するためのフローチャートである。
【００６５】
ステップ４１１では、入力部２は、選択識別情報と共に商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付けると、受け付けた選択識別情報および取消要求を制御部３に出力する。制御部３は、入力部２から選択識別情報および取消要求を受け付けると、ステップ４１２を実行する。
【００６６】
ステップ４１２では、制御部３は、受け付けた選択識別情報を一時記憶部６から消去する。制御部３は、選択識別情報を消去すると、ステップ４１３を実行する。
【００６７】
ステップ４１３では、制御部３は、受け付けた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の選択取消情報を作成し、作成した選択取消情報および受け付けた選択識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、取消情報および選択識別情報を受け付けると、ステップ４１４を実行する。
【００６８】
ステップ４１４では、出力部４は、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、選択取消情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を表示する。
【００６９】
本実施例によれば、入力部２が識別情報と共に取消要求を受け付けると、制御部３は、受け付けた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。また、入力部２が選択識別情報と共に取消要求を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。
【００７０】
これにより、注文が取り消されたことを、調理人が知ることが可能になるため、調理人が注文を取り消された商品を誤って作ることを軽減することが可能になる。
【００７１】
図５は、入力部２がセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作について説明するためのフローチャートである。
【００７２】
ステップ５０１では、入力部２は、セット識別情報と共に該セット識別情報が特定するセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求とを受け付けると、受け付けたセット識別情報およびセット取消要求を制御部３に出力する。制御部３は、セット識別情報およびセット取消要求を受け付けると、ステップ５０２を実行する。
【００７３】
ステップ５０２では、制御部３は、受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報および選択識別情報を一時記憶部６から取得する。制御部３は、識別情報および選択識別情報を取得すると、受け付けたセット識別情報と該セット識別情報と関連づけられた識別情報および選択識別情報と、を一時記憶部６から消去する。制御部３は、ステップ５０２を終了すると、ステップ５０３を実行する。
【００７４】
ステップ５０３では、制御部３は、取得した識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の取消情報を作成し、作成した取消情報および取得した識別情報を出力部４に出力する。また、制御部３は、取得した選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の選択取消情報を作成し、作成した選択取消情報および取得した選択識別情報を出力部４に出力する。制御部３がステップ５０３を終了すると、出力部４がステップ５０４を実行する。
【００７５】
ステップ５０４では、出力部４は、制御部３から取消情報および識別情報を受け付けると、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた取消情報および識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。
【００７６】
また、出力部４は、制御部３から選択取消情報および選択識別情報を受け付け、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を出力する。
【００７７】
キッチンディスプレイ５０ないし５２は、取消情報および識別情報を受け付けると、受け付けた取消情報および識別情報を表示する。また、キッチンディスプレイ５０ないし５２は、選択取消情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を表示する。
【００７８】
本実施例によれば、入力部２は、セット識別情報と共にセット取消要求を受け付ける。制御部３は、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。また、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。
【００７９】
これにより、店員はセット商品に含まれる商品を取り消す旨の取消要求を商品ごとに入力する手間を省くことが可能になる。
【００８０】
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【００８１】
【図１】本発明の一実施例の注文管理システムを示したブロック図である。
【図２】端末装置の構成の一例を示したブロック図である。
【図３】注文管理システムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図４ａ】注文管理システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図４ｂ】注文管理システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図５】注文管理システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【００８２】
１ メモリ
２ 入力部
３ 制御部
４ 出力部
５ 情報記憶部
６ 一時記憶部
１０ 端末装置
１１ 端末装置
１２ 端末装置
５０ キッチンディスプレイ
５１ キッチンディスプレイ
５２ キッチンディスプレイ
【技術分野】
【０００１】
本発明は、端末装置、表示方法およびプログラムに関する。特に、商品の注文情報を表示装置に表示する端末装置、表示方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【０００２】
飲食店において、電子式キャッシュレジスタなどの端末装置が顧客の注文した商品を特定する識別情報（例えば、商品名）を受け付けると、受け付けた識別情報が調理場に設けられた表示装置に表示されるオーダーシステムが使用されている。これにより、注文された商品を店員が調理人に知らせる時間が軽減され、迅速なサービスが行われる。
【０００３】
例えば、特許文献１（特開平５−１５１４６７号公報）に記載の顧客注文処理装置は、顧客が注文した商品を特定する識別情報を受け付けた後に、注文を終了する旨の情報を受け付けると、受け付けた識別情報を表示装置に表示している。
【特許文献１】特開平５−１５１４６７号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、複数の商品を含むセット商品が注文された場合、特許文献１に記載の顧客注文処理装置は、注文されたセット商品に含まれる商品を特定する識別情報を全て受け付けた後に、注文を終了する旨の情報を受け付ける。
【０００５】
このため、顧客がセット商品を注文した際、例えば、最初に注文された商品を特定する識別情報は、注文処理装置がセット商品に含まれる商品を特定する識別情報をすべて受け付けた後に、表示装置に表示される。よって、先に注文された商品が注文されてから該商品を特定する識別情報が表示装置に表示されるまで、時間がかかる。このため、先に注文された商品の調理が開始されるまで時間がかかる。
【０００６】
本発明の目的は、セット商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能な端末装置、表示方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
前記目的を達成するために、本発明の端末装置は、商品の注文状況を表示装置に表示する端末装置であって、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と、前記所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する記憶手段と、前記セット識別情報を受け付け、その後、前記選択商品として指定された商品を特定する選択識別情報を受け付ける入力手段と、前記入力手段が前記セット識別情報を受け付けると、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得し前記取得した識別情報を前記表示装置に表示し、前記入力手段が前記選択識別情報を受け付けると、前記受け付けた選択識別情報を前記表示装置に表示する制御手段と、を含む。
【０００８】
また、本発明の表示方法は、商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と前記所定の商品を特定する識別情報とを関連づけて記憶する記憶手段、を含む端末装置が行う表示方法であって、前記セット識別情報を受け付ける入力ステップと、前記入力ステップにて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得ステップと、前記取得ステップにて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示ステップと、前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示ステップと、を含む表示方法。
【０００９】
上記発明によれば、セット識別情報が受け付けられると、受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が表示され、その後、選択識別情報が受け付けられると、受け付けられた選択識別情報が表示される。
【００１０】
これにより、セット商品（例えば、チーズバーガセット）が注文されると、調理人は、セット商品に含まれる所定の商品（例えば、チーズバーガ）が注文されたことを、選択商品（例えば、ドリンク）が注文される前に、知ることが可能になる。したがって、セット商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【００１１】
また、前記識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨が前記表示装置に表示され、前記選択識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨が前記表示装置に表示されることが望ましい。
【００１２】
上記発明によれば、取消要求が受け付けられると、注文が取り消された旨の取消情報が表示される。これにより、調理人が商品の注文が取り消されたことを知ることが可能になるため、調理人が注文を取り消された商品を誤って作ることを軽減することが可能になる。
【００１３】
また、前記受け付けられたセット識別情報および選択識別情報と、前記取得された識別情報と、が関連づけて記憶され、前記セット識別情報と共に前記セット識別情報が特定するセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求が受け付けられると、前記受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、が前記表示装置に表示されることが望ましい。
【００１４】
上記発明によれば、セット識別情報と関連づけられた識別情報および選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨が表示される。これにより、ユーザ（例えば、店員）は、セット商品に含まれる商品を取り消す旨の取消要求を、商品ごとに入力する手間を省くことが可能になる。
【００１５】
また、本発明のプログラムは、商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と、前記所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する記憶手段、に接続されたコンピュータに表示処理を実行させるプログラムであって、前記セット識別情報を受け付ける入力処理と、前記入力処理にて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得処理と、前記取得処理にて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示処理と、前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付処理と、前記受付処理にて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示処理と、を含む表示処理をコンピュータに実行させる。
【００１６】
上記発明によれば、前記表示方法をコンピュータに実行させることが可能になる。
【発明の効果】
【００１７】
本発明によれば、商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１８】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【００１９】
図１は、本発明の一実施例の注文管理システムを示したブロック図である。図１において、注文管理システムは、端末装置１０ないし１２と、キッチンディスプレイ５０ないし５３とを含む。また、端末装置１０ないし１２と、キッチンディスプレイ５０ないし５３とは、例えば、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）を介して、相互に接続されている。
【００２０】
端末装置１０ないし１２は、例えば、電子式キャッシュレジスタであり、販売商品を特定する商品識別情報を受け付ける。
【００２１】
ここで、販売商品には、商品と、複数の商品を含むセット商品とがある。また、セット商品は、所定の商品（例えば、セット商品がチーズバーガセットの場合のチーズバーガなど、セット商品のメインとなる商品）と、選択可能な選択商品（例えば、サイドメニューおよびドリンク）とを含む。
【００２２】
また、商品識別情報には、セット商品を特定するセット識別情報と、セット商品が含む所定の商品を特定する識別情報と、選択可能な選択商品を特定する選択識別情報と、がある。
【００２３】
キッチンディスプレイ５０ないし５３は、調理場に設置される。また、例えば、調理場がハンバーガ専門の調理場とドリンク専門の調理場とがある場合など、調理場が複数設けられている場合、キッチンディスプレイは、設けられた調理場ごとに設置される。
【００２４】
図２は、端末装置１０ないし１２の構成の一例を示したブロック図である。なお、端末装置１０ないし１２は、全て同じ構成のため、端末装置１０を例に説明する。
【００２５】
端末装置１０は、メモリ１、入力部２と、制御部３と、出力部４と、情報記憶部５と、一時記憶部６とを含む。
【００２６】
メモリ１は、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体であり、制御部３の動作を規定するプログラムを記録している。
【００２７】
制御部３は、例えば、コンピュータであり、メモリ２に記録されているプログラムを読み取り、読み取られたプログラムを実行する。
【００２８】
入力部２は、例えば、タッチパネルであり、セット識別情報を受け付けると、受け付けたセット識別情報を制御部３に出力する。
【００２９】
情報記憶部５は、セット識別情報と、該セット識別情報にて特定されるセット商品が含む所定の商品を特定する識別情報と、該セット識別情報が特定するセット商品の商品情報（例えば、価格）と、を関連づけて記憶する。
【００３０】
制御部３は、入力部２からセット識別情報を受け付けると、受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した識別情報と、受け付けたセット識別情報とを関連づけて一時記憶部６に記憶する。
【００３１】
制御部３は、識別情報とセット識別情報とを関連づけて記憶すると、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および取得した識別情報を出力部４に出力する。
【００３２】
また、入力部２は、選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択識別情報を制御部３に出力する。
【００３３】
制御部３は、入力部２から選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択識別情報を一時記憶部６に記憶する。具体的には、制御部３は、受け付けた選択識別情報を、一時記憶部６に関連づけられて記憶されたセット識別情報および識別情報に、さらに関連づけて一時記憶部６に記憶する。
【００３４】
制御部３は、選択識別情報を記憶すると、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および受け付けた選択識別情報を出力部４に出力する。
【００３５】
情報記憶部５は、識別情報と、該識別情報が表示されるキッチンディスプレイを特定するための表示識別情報と、を識別情報ごとに関連づけて記憶する。また、情報記憶部５は、選択識別情報と、該選択識別情報が表示されるキッチンディスプレイを特定するための表示識別情報と、を選択識別情報ごとに関連づけて記憶する。
【００３６】
出力部４は、制御部３から注文情報および識別情報を受け付けると、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。
【００３７】
また、出力部４は、制御部３から注文情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および選択識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。
【００３８】
キッチンディスプレイ５０ないし５２は、出力部４から注文情報および識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および識別情報を表示する。また、キッチンディスプレイ５０ないし５２は、出力部４から注文情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および選択識別情報を表示する。
【００３９】
さらに、入力部２は、セット商品に含まれる商品の注文が全て完了した旨の完了情報を受け付けると、受け付けた完了情報を制御部３に出力する。
【００４０】
制御部３は、入力部２から完了情報を受け付けると、一時記憶部６に記憶されたセット識別情報と関連づけられた商品情報を情報記憶部５から取得する。
【００４１】
その後、制御部３が情報記憶部５から取得した商品情報に基づいて、注文されたセット商品の決済が行われる。また、一時記憶部６に関連づけられて記憶されたセット識別情報、識別情報および選択識別情報に基づいて、レシートが発行される。
【００４２】
次に動作を説明する。
【００４３】
図３は、注文管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【００４４】
ステップ３０１では、入力部２は、セット識別情報を受け付け、受け付けたセット識別情報を制御部３に出力する。制御部３は、セット識別情報を受け付けると、ステップ３０２を実行する。
【００４５】
ステップ３０２では、制御部３は、受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した識別情報および受け付けたセット識別情報を関連づけて一時記憶部６に記憶する。制御部３は、識別情報とセット識別情報を関連づけて記憶すると、ステップ３０３を実行する。
【００４６】
ステップ３０３では、制御部３は、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および取得した識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、注文情報および識別情報を受け付けると、ステップ３０４を実行する。
【００４７】
ステップ３０４では、出力部４は、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および識別情報を、取得した識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、注文情報および識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および識別情報を表示する。キッチンディスプレイ５０ないし５２が注文情報および識別情報を表示すると、入力部２がステップ３０５を実行する。
【００４８】
ステップ３０５では、入力部２は、選択識別情報を受け付けたか否かを確認する。入力部２は、選択識別情報を受け付けると、ステップ３０６を実行し、選択識別情報を受け付けないと、ステップ３０９を実行する。
【００４９】
ステップ３０６では、入力部２は、受け付けた選択識別情報を制御部３に出力する。制御部３は、受け付けた選択識別情報を一時記憶部６に記憶する。具体的には、制御部３は、受け付けた選択識別情報を、一時記憶部６に関連づけられて記憶されたセット識別情報および識別情報に、さらに関連づけて一時記憶部６に記憶する。制御部３は、選択識別情報を記憶すると、ステップ３０７を実行する。
【００５０】
ステップ３０７では、制御部３は、商品が注文された旨の注文情報を作成し、作成した注文情報および受け付けた選択識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、注文情報および選択識別情報を受け付けると、ステップ３０８を実行する。
【００５１】
ステップ３０８では、出力部４は、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた注文情報および選択識別情報を取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、注文情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた注文情報および選択識別情報を表示する。キッチンディスプレイ５０ないし５２が注文情報および選択識別情報を表示すると、入力部２がステップ３０９を実行する。
【００５２】
ステップ３０９では、入力部２は、完了情報を受け付けたか否かを確認する。入力部２は、完了情報を受け付けると、ステップ３１０を実行し、完了情報を受け付けないと、ステップ３０５を実行する。
【００５３】
ステップ３１０では、入力部２は、受け付けた完了情報を制御部３に出力する。制御部３は、完了情報を受け付けると、ステップ３１１を実行する。
【００５４】
ステップ３１１では、制御部３は、一時記憶部６に記憶されたセット識別情報と関連づけられた商品情報を情報記憶部５から取得する。
【００５５】
その後、制御部３が情報記憶部５から取得した商品情報に基づいて、注文されたセット商品が決済される。
【００５６】
本実施例によれば、情報記憶部５は、セット識別情報と、該セット識別情報にて特定されるセット商品が含む所定の商品を特定する識別情報と、をセット識別情報ごとに関連づけて記憶する。入力部２がセット識別情報を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を取得し、取得した識別情報をキッチンディスプレイに表示する。その後、入力部２が選択可能な選択商品を特定する選択識別情報を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けた選択識別情報をキッチンディスプレイに表示する。
【００５７】
これにより、セット識別情報が受け付けられると、受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が表示され、その後、選択識別情報が受け付けられると、受け付けられた選択識別情報が表示される。よって、セット商品（例えば、チーズバーガセット）が注文されると、調理人は、セット商品に含まれる所定の商品（例えば、チーズバーガ）が注文されたことを、選択可能な選択商品（例えば、ドリンク）が注文される前に知ることが可能になる。したがって、セット商品が注文されてから調理が開始されるまでの時間を短縮することが可能になる。
【００５８】
図４ａおよび図４ｂは、入力部２が商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作を説明するためのフローチャートである。
【００５９】
図４ａは、入力部２が識別情報と共に注文を取り消す旨の取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作を説明するためのフローチャートである。
【００６０】
ステップ４０１では、入力部２は、識別情報と共に商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付けると、受け付けた識別情報および取消要求を制御部３に出力する。制御部３は、入力部２から識別情報および取消要求を受け付けると、ステップ４０２を実行する。
【００６１】
ステップ４０２では、制御部３は、受け付けた識別情報を一時記憶部６から消去する。制御部３は、識別情報を消去すると、ステップ４０３を実行する。
【００６２】
ステップ４０３では、制御部３は、受け付けた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の取消情報を作成し、作成した取消情報および受け付けた識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、取消情報および識別情報を受け付けると、ステップ４０４を実行する。
【００６３】
ステップ４０４では、出力部４は、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた取消情報および識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、取消情報および識別情報を受け付けると、受け付けた取消情報および識別情報を表示する。
【００６４】
図４ｂは、入力部２が選択識別子と共に注文を取り消す旨の取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作を説明するためのフローチャートである。
【００６５】
ステップ４１１では、入力部２は、選択識別情報と共に商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付けると、受け付けた選択識別情報および取消要求を制御部３に出力する。制御部３は、入力部２から選択識別情報および取消要求を受け付けると、ステップ４１２を実行する。
【００６６】
ステップ４１２では、制御部３は、受け付けた選択識別情報を一時記憶部６から消去する。制御部３は、選択識別情報を消去すると、ステップ４１３を実行する。
【００６７】
ステップ４１３では、制御部３は、受け付けた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の選択取消情報を作成し、作成した選択取消情報および受け付けた選択識別情報を出力部４に出力する。出力部４は、取消情報および選択識別情報を受け付けると、ステップ４１４を実行する。
【００６８】
ステップ４１４では、出力部４は、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。キッチンディスプレイ５０ないし５２は、選択取消情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を表示する。
【００６９】
本実施例によれば、入力部２が識別情報と共に取消要求を受け付けると、制御部３は、受け付けた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。また、入力部２が選択識別情報と共に取消要求を受け付けると、制御部３は、入力部２が受け付けた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。
【００７０】
これにより、注文が取り消されたことを、調理人が知ることが可能になるため、調理人が注文を取り消された商品を誤って作ることを軽減することが可能になる。
【００７１】
図５は、入力部２がセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求を受け付けた際に、注文管理システムが行う動作について説明するためのフローチャートである。
【００７２】
ステップ５０１では、入力部２は、セット識別情報と共に該セット識別情報が特定するセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求とを受け付けると、受け付けたセット識別情報およびセット取消要求を制御部３に出力する。制御部３は、セット識別情報およびセット取消要求を受け付けると、ステップ５０２を実行する。
【００７３】
ステップ５０２では、制御部３は、受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報および選択識別情報を一時記憶部６から取得する。制御部３は、識別情報および選択識別情報を取得すると、受け付けたセット識別情報と該セット識別情報と関連づけられた識別情報および選択識別情報と、を一時記憶部６から消去する。制御部３は、ステップ５０２を終了すると、ステップ５０３を実行する。
【００７４】
ステップ５０３では、制御部３は、取得した識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の取消情報を作成し、作成した取消情報および取得した識別情報を出力部４に出力する。また、制御部３は、取得した選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨の選択取消情報を作成し、作成した選択取消情報および取得した選択識別情報を出力部４に出力する。制御部３がステップ５０３を終了すると、出力部４がステップ５０４を実行する。
【００７５】
ステップ５０４では、出力部４は、制御部３から取消情報および識別情報を受け付けると、受け付けた識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、受け付けた取消情報および識別情報を、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに出力する。
【００７６】
また、出力部４は、制御部３から選択取消情報および選択識別情報を受け付け、受け付けた選択識別情報と関連づけられた表示識別情報を情報記憶部５から取得し、取得した表示識別情報が特定するキッチンディスプレイに、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を出力する。
【００７７】
キッチンディスプレイ５０ないし５２は、取消情報および識別情報を受け付けると、受け付けた取消情報および識別情報を表示する。また、キッチンディスプレイ５０ないし５２は、選択取消情報および選択識別情報を受け付けると、受け付けた選択取消情報および選択識別情報を表示する。
【００７８】
本実施例によれば、入力部２は、セット識別情報と共にセット取消要求を受け付ける。制御部３は、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。また、入力部２が受け付けたセット識別情報と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨をキッチンディスプレイに表示する。
【００７９】
これにより、店員はセット商品に含まれる商品を取り消す旨の取消要求を商品ごとに入力する手間を省くことが可能になる。
【００８０】
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【００８１】
【図１】本発明の一実施例の注文管理システムを示したブロック図である。
【図２】端末装置の構成の一例を示したブロック図である。
【図３】注文管理システムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図４ａ】注文管理システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図４ｂ】注文管理システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図５】注文管理システムの他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【００８２】
１ メモリ
２ 入力部
３ 制御部
４ 出力部
５ 情報記憶部
６ 一時記憶部
１０ 端末装置
１１ 端末装置
１２ 端末装置
５０ キッチンディスプレイ
５１ キッチンディスプレイ
５２ キッチンディスプレイ
【特許請求の範囲】
【請求項１】
商品の注文状況を表示装置に表示する端末装置であって、
所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と、前記所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する記憶手段と、
前記セット識別情報を受け付け、その後、前記選択商品として指定された商品を特定する選択識別情報を受け付ける入力手段と、
前記入力手段が前記セット識別情報を受け付けると、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得し前記取得した識別情報を前記表示装置に表示し、前記入力手段が前記選択識別情報を受け付けると、前記受け付けた選択識別情報を前記表示装置に表示する制御手段と、
を含む端末装置。
【請求項２】
請求項１に記載の端末装置において、
前記入力手段は、前記識別情報と、商品の注文を取り消す旨の取消要求と、をさらに受け付け、
前記制御手段は、前記入力手段が前記識別情報と共に前記取消要求を受け付けると、前記受け付けた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示し、前記入力手段が前記選択識別情報と共に前記取消要求を受け付けると、前記受け付けた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示する、端末装置。
【請求項３】
請求項１または２に記載の端末装置において、
前記入力手段が受け付けたセット識別情報および選択識別情報と、前記制御手段が取得した識別情報と、を関連づけて記憶する一時記憶手段、を含み、
前記入力手段は、前記セット識別情報が特定するセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求をさらに受け付け、
前記入力手段が前記セット識別情報と共に前記セット取消要求を受け付けると、前記制御手段は、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、を前記表示装置に表示する、端末装置。
【請求項４】
商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と前記所定の商品を特定する識別情報とを関連づけて記憶する記憶手段、を含む端末装置が行う表示方法であって、
前記セット識別情報を受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップにて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示ステップと、
前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示ステップと、
を含む表示方法。
【請求項５】
請求項４に記載の表示方法において、
前記識別情報と共に商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付ける取消受付ステップと、
前記取消受付ステップにて前記識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示する取消表示ステップと、
前記選択識別情報と共に前記取消要求を受け付ける選択取消受付ステップと、
前記選択取消受付ステップにて前記選択識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示する選択取消表示ステップと、
をさらに含む表示方法。
【請求項６】
請求項４または５に記載の表示方法において、
前記入力ステップにて受け付けられたセット識別情報と、前記取得ステップにて取得された識別情報と、前記受付ステップにて受け付けられた選択識別情報と、を関連づけて記憶する記憶ステップと、
前記セット識別情報と共にセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求を受け付ける取消入力ステップと、
前記取消入力ステップにて前記セット識別情報と共に前記セット取消要求が受け付けられると、前記受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、前記受け付けられたセット識別情報選択と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、を前記表示装置に表示するセット表示取消ステップと、
をさらに含む表示方法。
【請求項７】
商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と前記所定の商品を特定する識別情報とを関連づけて記憶する記憶手段、に接続されたコンピュータに表示処理を実行させるプログラムであって、
前記セット識別情報を受け付ける入力処理と、
前記入力処理にて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得処理と、
前記取得処理にて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示処理と、
前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付処理と、
前記受付処理にて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示処理と、
を含む表示処理をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項１】
商品の注文状況を表示装置に表示する端末装置であって、
所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と、前記所定の商品を特定する識別情報と、を関連づけて記憶する記憶手段と、
前記セット識別情報を受け付け、その後、前記選択商品として指定された商品を特定する選択識別情報を受け付ける入力手段と、
前記入力手段が前記セット識別情報を受け付けると、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得し前記取得した識別情報を前記表示装置に表示し、前記入力手段が前記選択識別情報を受け付けると、前記受け付けた選択識別情報を前記表示装置に表示する制御手段と、
を含む端末装置。
【請求項２】
請求項１に記載の端末装置において、
前記入力手段は、前記識別情報と、商品の注文を取り消す旨の取消要求と、をさらに受け付け、
前記制御手段は、前記入力手段が前記識別情報と共に前記取消要求を受け付けると、前記受け付けた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示し、前記入力手段が前記選択識別情報と共に前記取消要求を受け付けると、前記受け付けた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示する、端末装置。
【請求項３】
請求項１または２に記載の端末装置において、
前記入力手段が受け付けたセット識別情報および選択識別情報と、前記制御手段が取得した識別情報と、を関連づけて記憶する一時記憶手段、を含み、
前記入力手段は、前記セット識別情報が特定するセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求をさらに受け付け、
前記入力手段が前記セット識別情報と共に前記セット取消要求を受け付けると、前記制御手段は、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、前記受け付けたセット識別情報と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、を前記表示装置に表示する、端末装置。
【請求項４】
商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と前記所定の商品を特定する識別情報とを関連づけて記憶する記憶手段、を含む端末装置が行う表示方法であって、
前記セット識別情報を受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップにて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示ステップと、
前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示ステップと、
を含む表示方法。
【請求項５】
請求項４に記載の表示方法において、
前記識別情報と共に商品の注文を取り消す旨の取消要求を受け付ける取消受付ステップと、
前記取消受付ステップにて前記識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示する取消表示ステップと、
前記選択識別情報と共に前記取消要求を受け付ける選択取消受付ステップと、
前記選択取消受付ステップにて前記選択識別情報と共に前記取消要求が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨を前記表示装置に表示する選択取消表示ステップと、
をさらに含む表示方法。
【請求項６】
請求項４または５に記載の表示方法において、
前記入力ステップにて受け付けられたセット識別情報と、前記取得ステップにて取得された識別情報と、前記受付ステップにて受け付けられた選択識別情報と、を関連づけて記憶する記憶ステップと、
前記セット識別情報と共にセット商品の注文を取り消す旨のセット取消要求を受け付ける取消入力ステップと、
前記取消入力ステップにて前記セット識別情報と共に前記セット取消要求が受け付けられると、前記受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、前記受け付けられたセット識別情報選択と関連づけられた選択識別情報が特定する商品の注文が取り消された旨と、を前記表示装置に表示するセット表示取消ステップと、
をさらに含む表示方法。
【請求項７】
商品の注文状況を表示装置に表示し、所定の商品と選択可能な選択商品とを含むセット商品を特定するセット識別情報と前記所定の商品を特定する識別情報とを関連づけて記憶する記憶手段、に接続されたコンピュータに表示処理を実行させるプログラムであって、
前記セット識別情報を受け付ける入力処理と、
前記入力処理にて受け付けられたセット識別情報と関連づけられた識別情報を前記記憶手段から取得する取得処理と、
前記取得処理にて取得された識別情報を前記表示装置に表示する表示処理と、
前記選択商品を特定する選択識別情報を受け付ける受付処理と、
前記受付処理にて前記選択識別情報が受け付けられると、前記受け付けられた選択識別情報を前記表示装置に表示する選択表示処理と、
を含む表示処理をコンピュータに実行させるプログラム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４ａ】
【図４ｂ】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４ａ】
【図４ｂ】
【図５】
【公開番号】特開２００７−１８２４４（Ｐ２００７−１８２４４Ａ）
【公開日】平成１９年１月２５日（２００７．１．２５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−１９８９２５（Ｐ２００５−１９８９２５）
【出願日】平成１７年７月７日（２００５．７．７）
【出願人】（０００２２７２０５）ＮＥＣインフロンティア株式会社 (1,047)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１月２５日（２００７．１．２５）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年７月７日（２００５．７．７）
【出願人】（０００２２７２０５）ＮＥＣインフロンティア株式会社 (1,047)
【Ｆターム（参考）】
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