説明

端末装置及びそれに用いる通知機能制御方法並びにそのプログラム

【課題】 目覚まし通知機能を簡単に停止、復旧させることが可能な端末装置を提供する。
【解決手段】 端末装置(移動無線通信端末装置1)は、予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能(制御部13、オーディオ部16、スピーカ17)を少なくとも備えている。端末装置(移動無線通信端末装置1)は、通知機能による通知をスキップさせる制御機能(目覚ましスキップ制御部131)を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は端末装置及びそれに用いる通知機能制御方法並びにそのプログラムに関し、特に携帯電話機における目覚まし時刻になったことを通知する機能に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、携帯電話機には、予め設定した時刻に、音またはその他の手段によって目覚まし時刻になったことを通知する機能(以下、目覚まし通知機能と呼ぶ)を備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末装置の多くは、上記の目覚まし通知機能を具備している。
【0004】
この目覚まし通知機能の動作を設定する場合は、図5に示すように、機能メニュー画面32において繰り返し通知させる設定があり、毎日繰り返す設定や曜日毎に繰り返す設定等がある。ところが、繰り返し設定では祝日、休日に対応できず、希望しない日時に目覚まし通知機能が動作してしまうなど操作性は十分ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−329607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した本発明に関連する携帯電話機の目覚まし通知機能では、曜日毎の繰り返し設定において祝日、休日に対応できず、希望しない日時に目覚まし通知機能が動作してしまうことがあるという問題がある。
【0007】
また、本発明に関連する目覚まし通知機能では、祝日、休日の前日に目覚まし通知機能をOFFさせた場合に、祝日、休日が終わった後に再度、目覚まし通知機能をONさせることを忘れてしまう等の不具合が生じるという問題がある。さらに、設定を忘れないとしても、再設定を必要とするため、操作性が悪くなるという問題も生じる。
【0008】
この不具合に対して、携帯電話機の機種によっては、毎日、曜日の設定方法のほかに、平日、祝日の管理で繰り返しを設定することもできるが、その場合には、カレンダーとは連動しない休日、例えば創立記念日や有給休暇には対応できないという問題が生じる。この場合は、そもそも春分と秋分の日のように日程が決まっていないようなケースには対応することができない。
【0009】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、目覚まし通知機能を簡単に停止、復旧させることができる端末装置及びそれに用いる目覚まし通知機能制御方法並びにそのプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明による端末装置は、予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能を少なくとも備える端末装置であって、
前記通知機能による通知をスキップさせる制御機能を備えている。
【0011】
本発明による通知機能制御方法は、予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能を少なくとも備える端末装置に用いる通知機能制御方法であって、
前記端末装置が、前記通知機能による通知をスキップさせる制御ステップを実行している。
【0012】
本発明によるプログラムは、予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能を少なくとも備える端末装置内の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
前記通知機能による通知をスキップさせる制御処理を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、目覚まし通知機能を簡単に停止、復旧させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置の外観構成例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による目覚まし通知機能の設定項目の画面構成例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置を用いた目覚まし通知機能の動作を示すフローチャートである。
【図5】目覚まし通知機能の現状の設定項目の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明による移動無線通信端末の概要について説明する。本発明は、移動無線通信端末及びその目覚まし通知機能の制御方法に関し、特に、予め設定した目覚まし時刻に、音またはその他の手段で目覚まし通知を行う目覚まし通知機能を備えた移動無線通信端末における簡単に目覚まし通知機能をON/OFFさせる制御方法を提供する。
【0016】
尚、移動無線通信端末としては、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等がある。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明は、予め設定した目覚まし通知時刻に達した時に、予め設定した目覚まし通知方法に従って目覚まし通知を行う目覚まし通知機能を少なくとも備える移動無線通信端末において、目覚まし通知機能をON/OFFする設定画面に、前記目覚まし通知機能をスキップ(SKIP)する回数を設定するための項目が設けられているものである。
【0018】
また、本発明は、予め設定した目覚まし通知時刻に達した時に、予め設定した目覚まし通知方法に従って目覚まし通知を行う目覚まし通知機能を少なくとも備える移動無線通信端末において、予め設定されたスキップ回数にしたがって、目覚まし通知機能をスキップさせるものである。
【0019】
このように、本発明では、目覚まし通知機能の設定画面に、目覚まし通知機能をスキップさせる設定項目を用意し、その回数にしたがって目覚まし通知機能を簡単にスキップさせることにより、カレンダーに関係のない休みに対応する等の様々な利用者に適した目覚まし通知を行うことができる。
【0020】
また、本発明では、目覚まし通知機能のON/OFFではなく、スキップさせることで、目覚まし通知機能を再設定するという操作を省略することが可能となり、利用者の操作性を向上させることができる。
【0021】
図1は本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置の構成例を示すブロック図であり、図2は本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置の外観構成例を示す図である。
【0022】
図1及び図2において、本実施の形態による移動無線通信端末装置1は、アンテナ11及び無線部12等の無線通信手段と、制御部13と、メモリ14等の記憶手段と、目覚まし通知機能起動キーを含むキー操作部15と、オーディオ部16及びスピーカ17等の出力手段と、表示部18と、時計部19とを少なくとも備えている。
【0023】
アンテナ11及び無線部12は、移動無線通信端末装置1を用いた通話や電子メールの送受信等を実現するための手段であり、無線部12は、アンテナ11にて受信した信号を、受信したい信号周波数に変換して増幅し、復調した後、受信データを制御部13に出力する。
【0024】
制御部13は、CPU(中央処理装置)等で構成され、移動無線通信端末装置1の各部と接続され、移動無線通信端末装置1全体を制御する。例えば、キー操作部13で入力された目覚まし通知機能(図示せず)の設定をメモリ14に格納したり、メモリ14に記憶された目覚まし通知時刻と時計部19で計時される現在の時刻とを比較し、目覚まし通知時刻になったらスピーカ17からメロディ等を鳴動させたり、バイブレーションを動作させたり、目覚まし通知機能の設定画面を表示部18に表示させる等の制御を行う。
【0025】
アラームスキップ制御部131もこの制御部13の一部であり、設定されているスキップ回数にしたがって目覚まし通知機能の制御を行う。尚、アラームスキップ制御部131の制御を含む制御部13による制御は、CPU等がメモリ14に格納されたプログラムを実行することで実現される。
【0026】
メモリ14は、RAM(Random Access Memory)等で構成され、移動無線通信端末装置1を動作させるためのプログラムやユーザデータ、目覚まし通知時刻や目覚まし通知方法の設定情報、他の機能の動作条件等を格納する。
【0027】
また、キー操作部15は、数字キーや方向キー、特殊キー等を含む各種キーからの入力を受ける入力回路である。
【0028】
オーディオ部16は、アンテナ11及び無線部12を用いて受信した音声信号や呼出音信号、アラーム音信号、目覚ましメロディ信号等の増幅を行う回路であり、スピーカ17は、オーディオ部16から出力される増幅信号を音声や音として出力する装置である。
【0029】
表示部18は、液晶表示装置や有機EL(Electroluminescence)表示装置等で構成され、移動無線通信端末装置1としての各種情報を表示すると共に、メニュー画面や目覚まし通知機能の設定画面、待ち受け画面等を表示する。
【0030】
時計部19は、時計機能を有する回路であり、制御部13に対して現在の時刻を通知する。
【0031】
尚、図1は本実施の形態による移動無線通信端末装置1の基本構成であり、他にディジタルカメラ機能やTV(テレビ)電話機能、TV放送受信機能、非接触IC(集積回路)カード機能等の他の機能を実現するための手段を備えていてもよい。
【0032】
また、図2は、本実施の形態による移動無線通信端末装置1の外観の一例であり、図2のように1つの筐体で構成される一体型や、2つの筐体がスライド可能に支持されたスライド型、2つの筐体がヒンジ部で開閉可能に支持された折り畳み型等、任意の形態とすることができる。
【0033】
図3は本発明の第1の実施の形態による目覚まし通知機能の設定項目の画面構成例を示す図であり、図4は本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置1を用いた目覚まし通知機能の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図4を参照して本発明の第1の実施の形態による移動無線通信端末装置1を用いた目覚まし通知機能の動作について説明する。尚、図4に示す動作は、制御部13のCPUがメモリ14に格納されたプログラムを実行することで実現される。
【0034】
まず、図5を参照して、本発明に関連する移動無線通信端末装置に設けられる現在の目覚まし通知機能の設定項目について説明する。図5に示すように、目覚まし通知機能においては、目覚まし一覧画面31と、設定されているアラームに対する処理を選択する機能メニュー画面32とを所持している。
【0035】
次に、図3を参照して、本実施の形態による目覚ましスキップ機能の設定方法について説明する。目覚ましスキップ機能の設定を行う場合は、まず、キー操作部15の方向キーや特殊キー等を操作して表示部18に図5に示す目覚まし一覧画面31を表示させ、方向キーや数字キー等を操作し、表示部18に機能メニュー画面21を表示させる。
【0036】
次に、方向キーや数字キー等を操作して機能メニュー画面21に追加したスキップ設定項目24を選択し、スキップ設定画面22を表示させ、アラーム発生時刻に達した場合にアラームをスキップさせる回数を選択する。スキップ回数を設定した場合は、アラーム発生時刻に達してもアラームを発生させずにスキップされ、スキップ回数が1減少する。スキップ回数を設定しなかった場合は、アラーム発生時刻に達した場合、通常のアラーム処理と同じ動作を行う。
【0037】
以上の手順で、目覚ましスキップ機能の設定を行い、表示部18に待ち受け画面(図示せず)が表示され、目覚まし一覧画面23には目覚ましスキップ機能が動作中であることを通知するアイコン25が表示される。
【0038】
次に、本実施の形態による移動無線通信端末装置1の制御部13及び目覚ましスキップ制御部131の動作について説明する。
【0039】
まず、制御部13は、アラーム発生時刻になっているか否かの判定を次のように実行する(図4ステップS1)。すなわち、制御部13は、時計部19から送られてくる時刻情報と監視しているアラーム発生時刻とを比較し、時計部19から送られてくる時刻情報が示す時刻がアラーム発生時刻を過ぎたか否かを監視することによって、アラーム発生時刻になっているか否かを判定する。
【0040】
そして、制御部13は、時計部19から送られてくる時刻がアラーム発生時刻に達していないと判定すると(図4ステップS1のNO)、上記の処理を繰り返すことにより、時計部19から送られてくる時刻情報がアラーム発生時刻になっているか否かの判定を繰り返す。
【0041】
一方、制御部13は、時計部19から送られてくる時刻情報がアラーム発生時刻であると判定すると(図4ステップS1のYES)、そのアラーム発生時刻の設定情報にスキップ回数が設定されているか(回数が0かどうか)の判定を実行する(図4ステップS2)。
【0042】
この場合、アラームスキップ制御部131は、メモリ14よりスキップ回数を読出し、設定されている回数が“0”となっているかどうかを判定する。アラームスキップ制御部131は、メモリ14から読出したスキップ回数が“0”であると判定すると(図4ステップS2のYES)、オーディオ部16を制御してスピーカ17からアラームを鳴らし、アラーム発生時刻であることを通知する(図4ステップS3)。
【0043】
一方、アラームスキップ制御部131は、メモリ14から読出したスキップ回数が“0”以外であると判定すると(図4ステップS2のNO)、スキップ回数を“1“減少させて(図4ステップS4)、ステップS1の処理に戻る。
【0044】
このように、本実施の形態では、目覚まし通知機能にスキップ回数を管理させる機能(アラームスキップ制御部131)を持たせることにより、停止させたアラーム設定を再設定することを忘れるトラブルを解決することができる。
【0045】
また、本実施の形態では、目覚まし通知機能を再設定するという作業自体が必要なくなり、操作性を向上させることができる。
【0046】
尚、上記の実施の形態では、目覚まし通知機能について説明したが、予め定められた時刻に予め定められた方法で通知を行う通知機能全般に適用することができる。
【0047】
また、上記の実施の形態では、目覚まし通知機能を備えた移動無線通信端末装置について記載しているが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、目覚まし通知機能と他の機能とを備える任意の機器、例えば、目覚まし通知機能を備えたPDA(Personal Digital Assistance)やゲーム機、固定電話機等に対しても、上記と同様に、本発明を適用することができる。
【0048】
さらに、本実施の形態では、目覚まし通知機能の機能全体をスキップさせているが、目覚まし通知機能の種類をスキップする場合に適用してもよい。例えば、予め設定した時間に定期的にアラームが鳴動するように設定していたとする。この設定をしている場合に、次の一回だけアラーム鳴動ではなく、バイブレーションによる通知を行うといった使い方に対しても、上記と同様に、本発明を適用することができる。
【0049】
さらにまた、本実施の形態では、スキップ設定を手動で行っているが、これを別のアクションをトリガーに設定させても良い。例えば、インタネット上のスケジューラ上で休暇と設定しておき、そのスケジューラの情報を取得すると、スキップ設定を適用する、またメール受信についても同様に適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、目覚まし通知機能を備えた移動無線通信端末装置等の携帯端末や固定電話機、及びそれらの機器における目覚まし通知機能や予め定められた時刻に予め定められた方法で通知を行う通知機能に対して適用可能である。
【符号の説明】
【0051】
1 移動無線通信端末装置
11 アンテナ
12 無線部
13 制御部
14 メモリ
15 キー操作部
16 オーディオ部
17 スピーカ
18 表示部
19 時計部
131 目覚ましスキップ制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能を少なくとも備える端末装置であって、
前記通知機能による通知をスキップさせる制御機能を有することを特徴とする端末装置。
【請求項2】
前記通知機能をスキップさせるためのスキップ項目を当該通知機能の設定項目内に設け、
前記制御機能は、前記スキップ項目にしたがって前記通知機能による通知をスキップさせることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
【請求項3】
前記制御機能は、前記通知機能の通知する種類に応じて前記通知をスキップさせることを特徴とする請求項1または請求項2記載の端末装置。
【請求項4】
前記通知機能の通知をスキップさせる設定を外部の情報をトリガーとして設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の端末装置。
【請求項5】
前記通知機能は、予め設定した目覚まし通知時刻に達した時に、予め設定した目覚まし通知方法にしたがって目覚まし通知を行う目覚まし通知機能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の端末装置。
【請求項6】
少なくとも前記通知機能を備えた携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants)、ゲーム機、固定電話機のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の端末装置。
【請求項7】
予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能を少なくとも備える端末装置に用いる通知機能制御方法であって、
前記端末装置が、前記通知機能による通知をスキップさせる制御ステップを実行することを特徴とする通知機能制御方法。
【請求項8】
前記通知機能をスキップさせるためのスキップ項目を当該通知機能の設定項目内に設け、
前記制御ステップにおいて、前記スキップ項目にしたがって前記通知機能による通知をスキップさせることを特徴とする請求項7記載の通知機能制御方法。
端末装置。
【請求項9】
前記制御ステップにおいて、前記通知機能の通知する種類に応じて前記通知をスキップさせることを特徴とする請求項7または請求項8記載の通知機能制御方法。
【請求項10】
前記通知機能の通知をスキップさせる設定を外部の情報をトリガーとして設定することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載の通知機能制御方法。
【請求項11】
前記通知機能は、予め設定した目覚まし通知時刻に達した時に、予め設定した目覚まし通知方法にしたがって目覚まし通知を行う目覚まし通知機能であることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載の通知機能制御方法。
【請求項12】
前記端末装置が、少なくとも前記通知機能を備えた携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants)、ゲーム機、固定電話機のいずれかであることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか記載の通知機能制御方法。
【請求項13】
予め設定した通知時刻に達した時に予め設定した通知方法にしたがって通知を行う通知機能を少なくとも備える端末装置内の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
前記通知機能による通知をスキップさせる制御処理を含むことを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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