説明

簡易型展示台

【課題】 側柱の正確な垂直状態を保持することができ、簡易に分解組み立て可能で携帯に便利なコンパクトな簡易型展示台を提供する。
【解決手段】 窓周りに設置する長尺日除け装置のデモ機20を着脱可能に取り付けてデモンストレーションを行うための簡易型展示台1において、天井枠2と、天井枠2を支持する二本の側柱3と、側柱3を垂直に固定するための固定溝4aを備えた底枠4とを備え、底枠4に設けられた2箇所の固定溝4aに二本の側柱3の下端をそれぞれ装着嵌合し、締着部材4cによって底枠4の底面側から側柱3を貫通するようにして締着固定することにより二本の側柱3をそれぞれ垂直に立設させると共に、天井枠2を二本の側柱3間に固定することにより簡易に組み立て及び分解を可能としたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台に関し、さらに詳しくは、住宅展示場やショールームなどの商談室においてロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの窓周りに設置する長尺日除け装置のデモ機を着脱自在に取り付けることによりデモンストレーションを行うための簡易型展示台に関する。
【背景技術】
【0002】
従来は、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの長尺日除け装置は個人々々の希望に応じたオーダメイドで製作する関係で、住宅展示場やショールームなどの商談室において各種類毎にスチール製の展示台に設置固定されて説明に供せられていた。また、その大きさも様々であり、ほぼ実物大に近いものも多数見受けられていた。従来のスチール製の展示台はその大きさもさることながら両端をビスなどで固定されており移動や携帯には不便であり、また組み立ても面倒であった。
【0003】
展示台としては特開2004−190476号公報が知られているが、これは自動巻上げ装置付き日除け装置の展示台で、四隅に配置したかぎ型の固定金具に天井板、側板及び底板を挿入固着して枠体を形成するものである。
【0004】
【特許文献1】特開2004−190476号公報、第1頁、図面
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1における枠体の固定方法は天井板などをかぎ型金具に挿入固定する方法であり、頑丈なかぎ型金具を必要とし、それぞれの金具に側板などの端部を挿入する必要があり組み立て作業が面倒であった。
【0006】
一方、従来のスチール製の展示台は、移動や携帯が困難であったため住宅展示場やショールームなどの商談室においてロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの各商品の特徴や機能の比較説明を行うことが困難であった。
【0007】
また、仮に従来のスチール製の展示台を商談室に設置することができたとしてもかなりのスペースを取られてしまうので商談ルームが狭くなるという問題があった。そのため、コンパクトで組み立て簡易な簡易型展示台が望まれていた。
【0008】
さらに、展示台の枠体を構成する柱部材が正しく垂直に立設されないとロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどのデモ機を取り付けて動作させたときに柱部材と接触し不都合であり、見た目も良くない。
【0009】
そこで、本発明は、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの窓周りに設置する長尺日除け装置のデモ機を着脱自在に取り付けることができ、しかも垂直性を確保することによって容易にデモンストレーションを行うことができる長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台を提供するものである。
【0010】
また、本発明は、携帯に便利で、しかも容易に組み立て及び分解が可能な長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を達成するために請求項1に記載の本発明は、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの窓周りに設置する長尺日除け装置のデモ機を着脱可能に取り付けてデモンストレーションを行うための簡易型展示台において、デモ機を懸架する懸架部材を装着可能な天井枠と、天井枠を支持する二本の側柱と、側柱を垂直に固定するための固定溝を備えた底枠とを備え、底枠に設けられた2箇所の固定溝に二本の側柱の下端をそれぞれ装着嵌合し、締着部材によって底枠の底面側から側柱を貫通するようにして締着固定することにより二本の側柱をそれぞれ垂直に立設させると共に、天井枠を二本の側柱間に固定することにより簡易に組み立て及び分解を可能としたことを特徴とする。
【0012】
上記課題を達成するために請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台において、二本の側柱の上部側近傍の対向する内側面に天井枠の両側端を嵌合するための嵌合溝をそれぞれ設けると共に、天井枠の両端を嵌合溝内にそれぞれ嵌合させた状態で側柱の上端面に側柱と連通する貫通孔を設け、貫通孔に側柱の上端面側から固定ピンを挿入して天井枠の貫通孔に挿入することにより天井枠を側柱に固定することを特徴とする。
【0013】
上記課題を達成するために請求項3に記載の本発明は、締着部材は蝶ボルトであり、底枠の底面側から側柱を貫通するようにして挿入した蝶ボルトを締め付けることにより側柱を底枠に強固に固定すると共に、底枠の底面に、底枠の下方側に突出する蝶ボルトのつまみ部の突出長さよりも長い高さを有する脚部材を取り付けることによってつまみ部が床面に当たって不安定になることなく簡易型展示台を立設可能としたことを特徴とする。
【0014】
上記課題を達成するために請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至請求項3に記載のいずれか1つの長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台において、天井枠の上面に携帯に便利なように把持部材を配置したことを特徴とする。
【0015】
上記課題を達成するために請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至請求項3に記載のいずれか1つの長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台において、懸架部材は、デモ機を固定する各種のブラケットが取り付け可能に形成され、ブラケットにデモ機を取り付けた状態で天井枠の裏側面に形成された挿入部にスライド挿入することによって天井枠に装着されると共に、懸架部材には天井枠からの取り外しに便利な抜取補助部材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台によれば、天井枠を側柱の溝に、側柱を底枠の溝にそれぞれ挿入固着してあるから底枠に対する側柱を確実に垂直に保持することができ、側柱が横揺れすることなく、長期間の使用に耐えることができるという効果がある。
【0017】
また、本発明に係る長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台によれば、天井枠、側柱及び底枠を木材や合成樹脂材によって製造すれば軽量且つ安価に製造することができ、しかも携帯に便利であるという効果がある。
【0018】
また、本発明に係る長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台によれば、展示場などの狭い商談室においてテーブル上で簡易に分解組み立てを行うことができ、しかも、特定の製品に限らず、多種類のデモ機(サンプル)のデモンストレーションを行うことができるので従来のようにオーダメイドにならず、複数種類の製品の展示台として使用することができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下,本発明に係る長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台について図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る簡易型展示台の一実施形態の正面図である。図2は図1の簡易型展示台の分解斜視図、図3は底枠の脚部材を説明する斜視図、図4は携帯時の分解梱包状態を示す図である。また、図5は懸架部材の斜視図、図6は装飾金具を装着した状態の正面図である。
【0020】
図示された長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台1は、概略として、天井枠2と、二本の側柱3、3と、底枠4を備えて構成されている。天井枠2、二本の側柱3、3及び底枠4は、例えば、軽量資材である木材又は合成樹脂材などによってそれぞれ形成することができる。
【0021】
天井枠2は横長の平板で、その両側の端部2a、2aの近傍には後述する側柱3の上端面側から貫通挿入される固定ピン8を受け入れるための貫通孔2bがそれぞれ穿設されている。また、天井枠2の上面側の中央部付近には簡易型展示台1を分解して束ねて梱包した際にその持ち運びを容易にするための把持部材7が取り付けられている。そして、この天井枠2の裏側面にはロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの窓周りに設置する長尺日除け装置のデモ機20を着脱可能に取り付けるための懸架部材9がスライド挿入される挿入部2c、2cが2ヶ所に設けられている。尚、挿入部2cは反対側に突き抜けてはおらず、懸架部材9を挿入した際、懸架部材9の挿入側の端部が挿入部2cの最奥部と当接するようになっている。また、挿入部2cの近傍には、懸架部材9を挿入部2cに装着した際に懸架部材9がずれたり、抜け落ちることがないよう抜け止め防止のための図示しないストッパ部材が取り付けられている。
【0022】
天井枠2を支持する側柱3は、二本で一対とされ、各側柱3には天井枠2の端部2aをそれぞれ嵌合するための嵌合溝3aが穿設されている。また、側柱3の上端面には固定ピン8を挿脱可能に装着するための挿通穴3bがそれぞれ設けられている。さらに、側柱3の下端面には蝶ネジ4cによって底枠4に固定するためのねじ穴3cがそれぞれ穿設されている。
【0023】
一対の側板3、3を垂直に固定するための底枠4は、横長の平板状で、その両端部近傍には側柱3、3を嵌入固定するための固定溝4a、4aが穿設されている。この固定溝4a、4aは、そこに嵌入される各側板3、3が正しく垂直に案内保持されるような凹形状とすることが大切である。また、固定溝4a、4aには底枠4の底面側から貫通するようにしてねじ孔4b、4bが穿設されている。そして、固定溝4a、4aにはねじ孔4b、4bが穿設されており、側板3、3を固定溝4a、4aにそれぞれ装着嵌合した状態で固定溝4a、4aの底面側から蝶ネジ4c、4cをねじ孔4b、4bを貫通して側板3、3のねじ穴3c、3cに至るように挿入して締着固定することにより側板3、3を底枠4に対して垂直に立設保持させることができる。
【0024】
一方、底枠4の底面側には、脚部材5、5が脚固定軸6によって回動自在に取り付けられている。脚部材5、5は、底枠4と同じ幅サイズの平面長方形の平板部材であり、簡易型展示台1を収納する際は脚部材5、5の長手方向を底枠4の長手方向と同じ方向となるように位置させ、簡易型展示台1を使用する際は脚部材5、5の長手方向が底枠4の長手方向と直角方向となるように位置させる。この脚部材5、5の高さは、底枠4の下方側に突出する蝶ボルト4cのつまみ部の突出長さよりも高く(長く)形成されており、それによって蝶ボルトのつまみ部が下側に突出していてもそれが床面に当たって不安定になることなく簡易型展示台1をテーブルなどに立設することができるようになっている。
【0025】
また、簡易型展示台1は、図4に示すように、分解した天井枠2、二本の側柱3、3及び底枠4を互いに重ねてベルト11、11で結束することにより把持部材7を把持して楽に持ち運びができる。これにより、住宅展示場やショールームなどの説明会場において使用することができる。
【0026】
懸架部材9は、図5に示すように、概略として平板状の部材であり、天井枠2に設けられた挿入部2cに挿入可能な左右の挿入片9a、9aを有し、また、デモ機20の上部枠体を固定するためのブラケット9bを取り付けるためのネジ孔9c、9dが穿設されている。ネジ孔9cは丸孔で、ネジ9eによってブラケット9bを所定位置に固定する。一方、ネジ孔9dは長孔とされ、ブラケット9bの種類によって異なる取り付け孔の位置に応じてネジ9cによって適宜固定できるようになっている。これにより、懸架部材9は各種のブラケット9bを取り付けることができるようになっている。また、天井枠2にデモ機20を装着した状態では懸架部材9は挿入部2c内に完全に挿入されてしまうのでデモ機20の取り外しを容易にするために懸架部材9にはフック9fが設けられている。フック9fを持ってデモ機20を引き出すことによってデモ機20の取り外しの容易化が図られている。尚、フック9fは懸架部材9を挿入部2cに完全に挿入した状態で天井枠2の側部より内側に位置するようになっている。
【0027】
次に、上述の簡易型展示台1の使用方法について説明する。まず、ベルト11、11を外して梱包を解き、以下のようにして簡易型展示台1の組み立てを行う。 まず、天井枠2の両側端部2a、2aを各側柱3、3の嵌合溝3a、3aにそれぞれ嵌合し仮止め状態とする。一方、底枠4の裏面に平行に配置された脚部材5、5を脚固定軸6を中心として回動させ、脚部材5、5の長手方向と底枠4の長手方向とが直角になるように位置させて展示台1を安定させる。
【0028】
そして、側柱3、3の下端部を底枠4の固定溝4a、4aにそれぞれ嵌合し、蝶ネジ4c、4cによって側柱3、3を締着固定する。この蝶ネジ4c、4cの締め付けにより側柱3、3は垂直状態に強固に保持固定される。そして固定ピン8、8を側柱3、3の上端面側の挿通穴3b、3bと連通する天井枠2の貫通孔2b、2bから挿通して天井枠2を側柱3、3に固定する。これにより、展示台1の組み立てが完成する。
【0029】
このように完成した展示台1を商談室などのテーブルの上に配置し、天井枠2の挿入部2c、2cにデモ機20に取り付けられた懸架部材9、9を挿入し、デモ機20を展示台1に装着する。装着が完了したら図示しないストッパ部材により懸架部材9、9が外れることがないよう固定する。この状態でデモ機20のデモンストレーションを行う。そして、デモ機20を適宜着脱交換することで各商品の機能や特徴の説明を効果的に行うことができる。
【0030】
一方、図5に示すように、他の実施形態として、側柱3、3の上端面や底枠4の側端面に装飾用金具10を装着することで各部材の補強と共に見栄えを良くすることができる。また、側柱3の外側面に補強板30、30などを固着することにより、側柱3、3の垂直安定性を確実にすることもできる。なお、補強板30、30は、底枠4の側端側に図示しない溝を設け、その溝にスライド嵌入によって取り付けるようにしても良い。なお、それ以外については前述の実施形態と同様であり、同じ符号を付すことで詳しい説明は省略する。
【0031】
以上のように、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係る簡易型展示台の一実施形態の正面図である。
【図2】図1の簡易型展示台の分解斜視図である。
【図3】底枠の脚部材を説明する斜視図である。
【図4】携帯時の分解梱包状態を示す図である
【図5】懸架部材の斜視図である。
【図6】装飾金具を装着した状態の正面図である。
【符号の説明】
【0033】
1 展示台
2 天井枠
2a 端部
2b 貫通孔
2c 挿入部
3 側柱
3a 嵌合溝
3b 挿通穴
3c ねじ穴
4 底枠
4a 固定溝
4b ねじ孔
4c 蝶ネジ
5 脚部材
6 脚固定軸
7 把持部材
8 固定ピン
9 懸架部材
9a 挿入片
9b ブラケット
9c ネジ孔
9d ネジ孔
9e ネジ
9f フック
10 装飾金具
11 ベルト
20 デモ機
30 補強板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインドなどの窓周りに設置する長尺日除け装置のデモ機を着脱可能に取り付けてデモンストレーションを行うための簡易型展示台において、
前記デモ機を懸架する懸架部材を装着可能な天井枠と、
前記天井枠を支持する二本の側柱と、
前記側柱を垂直に固定するための固定溝を備えた底枠と、
を備え、前記底枠に設けられた2箇所の固定溝に二本の前記側柱の下端をそれぞれ装着嵌合し、締着部材によって前記底枠の底面側から前記側柱を貫通するようにして締着固定することにより二本の当該前記側柱をそれぞれ垂直に立設させると共に、前記天井枠を二本の前記側柱間に固定することにより簡易に組み立て及び分解を可能としたことを特徴とする長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台。
【請求項2】
二本の前記側柱の上部側近傍の対向する内側面に前記天井枠の両側端を嵌合するための嵌合溝をそれぞれ設けると共に、前記天井枠の両端を前記嵌合溝内にそれぞれ嵌合させた状態で前記側柱の上端面に前記側柱と連通する貫通孔を設け、当該貫通孔に前記側柱の上端面側から固定ピンを挿入して前記天井枠の貫通孔に挿入することにより該天井枠を前記側柱に固定することを特徴とする請求項1に記載の長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台。
【請求項3】
前記締着部材は蝶ボルトであり、前記底枠の底面側から前記側柱を貫通するようにして挿入した蝶ボルトを締め付けることにより前記側柱を前記底枠に強固に固定すると共に、前記底枠の底面に、前記底枠の下方側に突出する前記蝶ボルトのつまみ部の突出長さよりも長い高さを有する脚部材を取り付けることによって前記つまみ部が床面に当たって不安定になることなく当該簡易型展示台を立設可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台。
【請求項4】
前記天井枠の上面に携帯に便利なように把持部材を配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のいずれか1つの長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台。
【請求項5】
前記懸架部材は、前記デモ機を固定する各種のブラケットが取り付け可能に形成され、当該ブラケットにデモ機を取り付けた状態で前記天井枠の裏側面に形成された挿入部にスライド挿入することによって前記天井枠に装着されると共に、前記懸架部材には天井枠からの取り外しに便利な抜取補助部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のいずれか1つの長尺日除け装置のデモ機の簡易型展示台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−42077(P2010−42077A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−206546(P2008−206546)
【出願日】平成20年8月11日(2008.8.11)
【出願人】(508243628)
【Fターム(参考)】