説明

簡易間仕切り

【課題】本発明は、不使用時には小さく収納することができ、使用時には短時間で仕切り壁に構築できる簡易間仕切りを提供する。
【解決手段】本発明に係る簡易間仕切り1は、空気を注入することにより、矩形マット状に成形される間仕切り本体2と、接地面が成形されて前記間仕切り本体2を起立状態に保持する脚部3,3とが形成されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易間仕切りに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、地震や水害などのような大規模な災害が発生した場合、学校の体育館などが避難所に指定されることが多い。その場合、体育館等のような広いスペースに、簡易な救護所や、避難した人たちが寝食する避難スペース等が設けられることとなる。これらの救護所や避難スペースにおいては、プライバシーの観点からパーテーションを設けることが望ましい。
【0003】
そこで、あり合わせのパーテーションを集めて、これらパーテーションで囲んだスペースを救護所や避難スペースとして使用することが行なわれている。例えば、特許文献1には、パネル式のパーテーションが開示されており、このパーテーションは、使用時において複数枚からなるつい立パネルを平面視コ字状に展開して使用し、不使用時において平面視四角形状に折り畳み収納する構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−101959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、避難所において、十分な数のパーテーションを即座に準備することは難しく、仮に、特許文献1に示すパーテーションを事前に備蓄していたとしても、不使用時の構造が平面視四角形状のものを立設した状態で保管しなければならないために、広い保管スペースを用意する必要があった。また、かかるパーテーションが設定されたとしても、避難者らは、オープンスペース状態の中で、プライバシーを守られることなく雑魚寝を強いられる問題があった。
【0006】
本発明は、不使用時には小さく収納することができ、使用時には短時間で仕切り壁を構築できる簡易間仕切りを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の簡易間仕切りは、空気を注入することにより、矩形マット状に成形される間仕切り本体と、接地面が成形されて前記間仕切り本体を起立状態に保持する脚部とが形成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の簡易間仕切りは、請求項1に記載の簡易間仕切りにおいて、前記間仕切り本体と前記脚部とは、互いに独立した空気室を有することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の簡易間仕切りは、請求項1又は請求項2に記載の簡易間仕切りにおいて、前記脚部は、前記間仕切り本体の一側短縁部の両側に一体的に連接されていることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の簡易間仕切りは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の簡易間仕切りにおいて、前記間仕切り本体の少なくとも一側面に、情報を掲示するための情報掲示部を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の簡易間仕切りは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の簡易間仕切りにおいて、前記間仕切り本体の端縁部に連結用耳部を設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の簡易間仕切りは、請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の簡易間仕切りにおいて、前記間仕切り本体をエアマットとして利用可能とするとともに、前記脚部を断面略三角形状とし、前記間仕切り本体をエアマットとして利用する際には、前記脚体の一方のみを膨張させて空気枕として利用可能としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、収納性、組立容易性に優れた簡易間仕切りを提供でき、通常の不必要時には小さく収納しておき、例えば災害時などのような緊急時には短時間で間仕切りを組上げて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本実施形態に係る簡易間仕切りを示す全体斜視図である。
【図2】本実施形態に係る簡易間仕切りを示す平面図である。
【図3】本実施形態に係る簡易間仕切りの収納状態を示す斜視図である。
【図4】本実施形態に係る簡易間仕切りの使用状態を示す斜視図である。
【図5】本実施形態に係る簡易間仕切りの使用状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本実施形態に係る簡易間仕切りは、使用時には短時間で折り畳んだ状態から簡易間仕切りに構築でき、不使用時には折り畳んで小さくして収納できる構造を備えている。その構造は、空気を注入することにより、矩形マット状に成形される間仕切り本体と、接地面が成形されて前記間仕切り本体を起立状態に保持する脚部とが形成されている。
【0016】
したがって、本実施形態に係る簡易間仕切りを、避難所などに指定されている施設(体育館や公民館など)に常備しておけば、例えば、地震や水害などの災害が発生した緊急事態においてプライバシーなどを守りつつ、避難者を収容できる避難スペースを短時間で構築することができる。このように、空気注入式としているため、空気を注入するだけで緊急時に即座に対応することが可能で、逆に空気を抜けば著しく小型化することができるため、平常時における収容スペースの増大化も防止可能となる。
【0017】
また、間仕切り本体と脚部とは、互いに独立した空気室を有するようにすることが好ましい。すなわち、複数連結した簡易間仕切りのうち、1つおきに間仕切り本体にのみ空気注入した簡易間仕切りを作ることで、脚部が邪魔になることなく、パーテーションとして使用することができる。
【0018】
前記脚部は、間仕切り本体と別体構成とすることもできるが、間仕切り本体の一側短縁部の両側に連接することが好ましい。かかる構成にすることにより、簡易間仕切りを一つのパーツとして収納することができるため、例えば脚部を紛失するなどの虞がなく、両脚部の空気室に空気を注入すると、両脚部が所定の形状となり、間仕切り本体の一側短縁部の両側を両脚部で支えて、間仕切り本体を極めて簡単に起立状態に保持することとなる。
【0019】
また、間仕切り本体の少なくとも一側面に、情報を掲示するための情報掲示部を設けることができる。すなわち、この情報掲示部を利用して、簡易間仕切りを実際に使用する際に、簡易間仕切りで区切られたスペースの目的を表す情報を掲示することができる。
【0020】
さらに、間仕切り本体の端縁部には、連結用耳部を設けておくことができる。連結用耳部は、脚部を設ける一側短縁部を除く個所に設けておくとよい。かかる構成とすれば、複数の簡易間仕切りを連結する際に互いの連結用耳部に、例えば紐を通して結ぶことで簡易間仕切り同士を連結することができ、避難スペースを所望する広さに容易に構築することができる。
【0021】
ところで、前記間仕切り本体はエアマットとして利用することができる。その場合、脚部を断面略三角形状とするとよい。かかる構成により、間仕切り本体をエアマットとして利用する際に、断面略三角形状の脚体の一方のみを膨張させ、これを空気枕として利用することが可能となる。
【0022】
以下、本実施形態に係る簡易間仕切りの一例について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0023】
〔簡易間仕切りの全体構成〕
本実施形態に係る簡易間仕切りを図1〜図5に示す。本実施形態の簡易間仕切り1は、空気を注入することにより矩形マット状に成形される間仕切り本体2と、空気を注入することにより接地面が成形されて間仕切り本体2を起立状態に保持する一対の脚部3,3と、を備えており、間仕切り本体2の両側面には、情報を掲示するための情報掲示部4,4を設けている。
【0024】
間仕切り本体2は、矩形状の表側シート21の周縁と矩形状の裏側シート22の周縁に左右側部シート23,24や上部シート25や底部シート26の各周縁を融着することで、内部に空気を注入可能とした空気室10を形成している。なお、ここでは、便宜上、表側シート21と裏側シート22とを区別しているが、表裏を逆に使用しても何ら支障はない。
【0025】
間仕切り本体2の内部には、複数の短冊形状シート27,・・,27を間仕切り本体2の短辺方向に沿って所定間隔ごとに融着して内部仕切り壁5を形成している。具体的には、表側シート21内面及び裏側シート22内面に、短冊形状シート27の左右長縁部27a,27bを融着して取付けることにより、表側シート21内面及び裏側シート22の各内面間を連結した内部仕切り壁5を形成している。なお、本実施形態における短冊形状シート27の上端部27cと下端部27dは、空気が流通するように上部シート25、底部シート26からは、それぞれ離間した状態となっている。
【0026】
このように、間仕切り本体2の内部を仕切り壁5で区切ることにより、空気室10に空気を充填した際に間仕切り本体2が型崩れすることなく、矩形マット状とした形状を維持することが可能となる。
【0027】
間仕切り本体2には、空気室10に空気を注入或は空気室10から空気を排出するための空気口11を備えており、空気口11は、表側シート21の下部に設けられている。なお、本実施例における間仕切り本体2は、空気口を1箇所としたが、複数箇所設けるようにしてもよい。
【0028】
本実施形態における簡易間仕切り1は、矩形マット状の間仕切り本体2を起立状態に保持する脚部3,3を、表側シート21下方の一側短縁部21a及び裏側シート22の一側短縁部22aにそれぞれ連設している。
【0029】
各脚部3は、間仕切り本体2の空気室10とは独立した空気室12を内部に有している。そして、脚部3の外形状としては、略三角柱を寝かした形状の断面略三角形状としている。また、各脚部3には、内部に、断面視略三角形状の複数のシート31,・・,31を融着して仕切り壁6を形成して、空気室12に空気を注入したときに断面視略三角形状を維持可能としている。また、各脚部3の外側面には、空気室12に空気を注入或は空気室から空気を排出するための空気口13を備えている。
【0030】
脚部3,3の底部32,32の接地面には、床面に吸着させて簡易間仕切り1として起立状態をより安定させるための吸盤からなる吸着部33,・・,33を設けている。
【0031】
本実施形態では、簡易間仕切り1を使用する際に、間仕切り本体2の表側から裏側が透視できないように、つまり、間仕切り内部に形成される間仕切りスペースSが外部から見えないように、裏側シート22を有色不透明としている。なお、本実施例においては、裏側シートを白色としているが、その他の色であってもよい。また、裏側シート22のみならず表側シート21も着色するようにしてもよい。
【0032】
間仕切り本体2の端縁部には、連結用耳部7,・・,7を複数配設しており、紐8などを用いて複数の簡易間仕切り1を連結して使用可能としている。本実施形態では、合計8つの連結用耳部7を、上部シート25の左右端縁部25a,25b、底部シート26の左右端縁部26a,26b、表側シート21の長手方向の中央の左右長縁部21b,21b、及び裏側シート22の長手方向の中央の左右長縁部22b,22bに配設している。
【0033】
連結用耳部7は、シート体を略半円弧形状に形成し、そのシート体の中央に連結用孔7aを開口している。
【0034】
間仕切り本体2の表側シート21と裏側シート22とに設けた情報掲示部4は、紙などのシートに印字した情報を収納して表示するための収納部40を形成しており、本実施形態における収納部40は、3分割したポケット41,41,41からなり、これらのポケット41に、適宜の情報を記載した3枚のシートをそれぞれ収納できるようにしている。情報としては、必要に応じて適宜設定することができ、例えば、避難対象地区名、要救護者の存否、避難家族名などがある。なお、収納部40を形成するポケット41の数は適宜設定することができる。
【0035】
なお、情報掲示部4は、間仕切り本体2の両側面ではなく、表側シート21或いは裏側シート22のいずれか一方に設けるようにしてもよい。また、情報掲示部4は、フェルトペン等の筆記具で直接描けるようなシートとするようにしてもよい。
【0036】
なお、本実施形態における間仕切り本体と脚部とは、互いに独立した空気室を有することとしたが、1個所の空気口から空気を注入可能となるように間仕切り本体の空気室と脚部の空気室とを互いに連結するような構造であってもよい。かかる構成とすることにより、1個所の空気口から空気を注入して間仕切り本体と脚部とを一気に組み立てることができる。
【0037】
[簡易間仕切りの組み立て手順及び片付け手順]
先に簡易間仕切り1の組み立て手順について説明し、その後、組み立てた簡易間仕切り1を片付ける手順について説明する。
【0038】
(1)例えば、図3に示すように折り畳まれた状態で倉庫などに収納されていた簡易間仕切り1を、例えば体育館などの避難所に持ち運んだ後に広げる。空気入れ装置(図示せず)を用いて、シート状の間仕切り本体1の空気口11から空気を注入して、間仕切り本体2の空気室10に所定量の空気を充填し、間仕切り本体2を略矩形マット形状に成形する。このとき、間仕切り本体2は、寝かせた状態である。
【0039】
(2)次に、空気入れ装置を用いて、間仕切り本体2に連設した各脚部3,3に空気を注入する。すなわち脚部3,3の空気口13から空気を注入して、各脚部3,3の空気室12に所定量の空気を充填し、各脚部3,3を略断面視三角形状に成形する。間仕切り本体2を引き起こすと、間仕切り本体2の下部を両脚部3,3で支えて、両脚部3,3の接地面が床面と接地され、簡易間仕切り1が自立して床面に起立状態となる。
【0040】
このようにして、空気入れ装置を用いることにより、極めて短時間のうちに、折り畳まれた状態から床面に起立した状態の簡易間仕切り1が完成する。
【0041】
そして、上記(1)、(2)手順を繰り返すことにより、複数の簡易間仕切り1を短時間のうちに組み立てることが出来る。
【0042】
災害時において、避難所に救護所設置や居住スペース設置のための間仕切りスペースSを構築する際には、複数の簡易間仕切り1同士を紐8,・・,8を介して連結すれば、所定の広さの間仕切りスペースSが構築でき、かかる間仕切りスペースSとしては、平面視矩形形状は勿論のこと、一方の簡易間仕切り1と他方の簡易間仕切り1とを、その間が鈍角に連結されるように近接し並べて、互いの連結用耳部7,・・,7同士に紐8,・・,8を挿通して結ぶことで、図4及び図5に示すように、円形状のパーテーションPを構築することも出来る。
【0043】
このとき、1つの簡易仕切り1の情報掲示部4に、例えば、「救」、「護」、「所」と記載した紙をポケット41,41,41に収納して掲示することにより、円形状のパーテーションP内の間仕切りスペースSが「救護所」としてのスペースであることが一目瞭然となる。このように、情報掲示部4を利用すれば、間仕切りスペースSが何のためのスペースであるか一目で視認可能となる。
【0044】
しかも、各簡易間仕切り1は、裏側の裏側シート22を白色としたことで間仕切り本体2の表側から間仕切りスペースS内を透視できない構成であるために、避難者らは人の目を気にしないですみ、プライバシーを守ることが出来るようになって心理的な負担を軽減することができる。
【0045】
避難所における円形状のパーテーションPを片付ける際には、組み立て時と逆の手順を行うこととなる。すなわち、空気入れ装置を用いて間仕切り本体1の空気口11から空気を吸引しシート形状とし、次いで脚部3の空気口13から空気を吸引すると、簡易間仕切り1がシート形状になる。
【0046】
このシート状の簡易間仕切り1を複数回折り曲げると、図3に示すように、コンパクトな持ち運びし易い形態となる。これら折り重ねた簡易間仕切り1は、大量に準備しても1つ1つが小さい容量のために災害備蓄倉庫などの狭いスペースに収納することが可能となる効果がある。
【0047】
ところで、本実施形態に係る簡易間仕切り1は、脚部3,3の空気室12が間仕切り本体2の空気室10と別途形成されて独立した構造のため、簡易間仕切り本体2の空気室10と一方の脚部3の空気室12に空気を充填すると、簡易間仕切り1を、脚部3を空気枕とするエアマットとして利用することができる。したがって、間仕切りスペースS内にエアマットとしての簡易間仕切り1を敷くことでベッド代わりに利用することができ、避難者に安眠してもらうことができる。
【0048】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述してきた各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0049】
例えば、内部仕切り壁5の構造としては、上述の構造に限定するものではなく、短冊形状シート27の各上下端部27c,27dを上部シート25或は底部シート26に融着する際に、上部シート25に短冊形状シート27の一方の上端部27c或は底部シート26に短冊形状シート27の一方の下端部27dを融着するようにしてもよいし、上部シート25や底部シート26に短冊形状シート27の上下端部27c,27dの一方を交互に融着するようにしてジグザグ状の空気流路が形成されるようにしてもよい。
【0050】
なお、脚部3,3の形状は、略断面視三角形状としたが、この形状に限定する必要はなく例えば略直方体の形状や半円柱の形状であってもよい。
【0051】
また、簡易間仕切り1の用途としては、本来の間仕切り(パーテーション)としての他、上述したようにベッドにして使用したり、例えば水害などの場合は、水上に浮かべて防災用の筏として使用することも可能である。さらに、袋体における白色の裏部を映像を投影するためのスクリーンとして使用することも可能である。
【符号の説明】
【0052】
1 簡易間仕切り
2 間仕切り本体
3 脚部
4 情報掲示部
5 内部仕切り壁
6 仕切り壁
7 連結用耳部
8 紐
10 空気室
11 空気口
12 空気室
13 空気口
21 表側シート
22 裏側シート
23,24 左右側部シート
25 上部シート
26 底部シート
31 シート
40 ポケット体
41 ポケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気を注入することにより、矩形マット状に成形される間仕切り本体と、接地面が成形されて前記間仕切り本体を起立状態に保持する脚部と、が形成される
ことを特徴とする簡易間仕切り。
【請求項2】
前記間仕切り本体と前記脚部とは、互いに独立した空気室を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の簡易間仕切り。
【請求項3】
前記脚部は、前記間仕切り本体の一側短縁部の両側に一体的に連接されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の簡易間仕切り。
【請求項4】
前記間仕切り本体の少なくとも一側面に、情報を掲示するための情報掲示部を設けた
ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の簡易間仕切り。
【請求項5】
前記間仕切り本体の端縁部に連結用耳部を設けた
ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の簡易間仕切り。
【請求項6】
前記間仕切り本体をエアマットとして利用可能とするとともに、前記脚部を断面略三角形状とし、前記間仕切り本体をエアマットとして利用する際には、前記脚体の一方のみを膨張させて空気枕として利用可能とした
ことを特徴とする請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の簡易間仕切り。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−74588(P2011−74588A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−224260(P2009−224260)
【出願日】平成21年9月29日(2009.9.29)
【出願人】(594054081)株式会社アーヴァン (1)
【Fターム(参考)】