説明

紙製密閉容器

【課題】紙のみから形成され、かつ、気密性を有する紙製密閉容器を提供する。
【解決手段】箱本体10と合紙で形成された嵌合板20とを備え、箱本体10の上面に蓋片12と開口部13とが形成されており、嵌合板20は蓋部21と環状の枠部22とで形成されており、蓋部21は蓋片12の内側に接着されており、枠部22は箱本体10の上面の内側に接着されている紙製密閉容器である。プラスチックの成形型が不要であり、製造コストを抑えることができる。廃棄時には分別が不要であり、焼却時に高熱量や有毒ガスが発生するという問題がない。蓋片12と開口部13および蓋部21と枠部22は打ち抜き加工により形成されるため、気密性を高くすることができ、かつ、製造コストを抑えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紙製密閉容器に関する。さらに詳しくは、ウエットティッシュなどを封入した封入袋を収納する気密性を有する紙製密閉容器に関する。
【背景技術】
【0002】
積層状に重なったウエットティッシュを、気密性および耐水性を有するフィルムで形成された封入袋に封入した製品が販売されている。その封入袋の上面にはウエットティッシュを取り出すための長孔状の取出口が設けられ、ウエットティッシュの乾燥を防ぐため、その取出口を覆うように、繰り返し付け剥がし可能な封止シールが貼り付けられているものが多い。
封止シールがない場合、あるいは封止シールがあっても一度開封した場合は気密性が弱くなるため、ウエットティッシュが乾燥してしまう恐れがある。そこで、ウエットティッシュの乾燥を防ぐために、封入袋をさらに気密性のあるプラスチック製容器に収納する場合がある。そのプラスチック製容器には封入袋の取出口よりも大きい開口部が設けられており、その開口部を気密に閉塞する蓋を有するものが一般的である。
しかるに、このプラスチック製容器は、高価な成形型が必要なため製造コストが高く、しかも廃棄する場合において、嵩張るだけでなく、焼却時に高熱量や有毒ガスが発生するという問題がある。また、プラスチック製であるためリサイクルができないという問題がある。
【0003】
これに対し、特許文献1のウエットティッシュ包装体は、図9に示すように、封入袋104とその外側を被覆する外装体101とからなり、外装体101は紙箱102とその上面部に取付けられたプラスチック製の型材103とからなり、型材103は封入袋の取出口143に対応する開口部132を形成した環状の枠体131とその開口部132を密閉する蓋板133とからなり、封入袋104の上面と枠体131の下面とを接着剤で環状に接着させたものである。
枠体131と蓋板133は従来のプラスチック製容器と同様に気密に嵌合できるものであって、封入袋104の上面と枠体131の下面とを接着剤で環状に接着させているので、封入袋の取出口143は、蓋板133を閉じた時にはほぼ気密状態に維持されるようになる。したがって、紙箱を用いて形成されているにも関わらず気密性を高めることができる。また、全体をプラスチック製としたものに比べて焼却時の高熱量や有毒ガスの発生を抑制する事が出来る。
【0004】
しかるに、依然として型材103としてプラスチックを使用しており、高価な成形型が必要であることに変わりなく製造コストが高くなるという問題がある。
また、廃棄時にはプラスチック部分と紙部分の分別が必要であり、プラスチック部分は依然として焼却時に高熱量や有毒ガスが発生するという問題がある。
さらに、プラスチック部分はリサイクルができないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−2547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記事情に鑑み、紙のみから形成され環境に優しく、かつ、気密性を有する紙製密閉容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1発明の紙製密閉容器は、厚紙で形成された箱本体と、厚紙を積層状に貼り合わせた合紙で形成された嵌合板とを備え、前記箱本体の上面に、一辺を折れ線とし該折れ線の両端を弧状に結ぶように打ち抜き加工されることにより、蓋片と開口部とが形成されており、前記嵌合板の外周は前記開口部より大きい形状をしており、前記嵌合板は、環状に打ち抜き加工されることにより、前記開口部より小さい形状の蓋部と、該蓋部の周りの環状の枠部とで形成されており、前記蓋部は前記蓋片の内側に接着されており、前記枠部は前記箱本体の上面の内側に、前記開口部を囲むように接着されていることを特徴とする。
第2発明の紙製密閉容器は、第1発明において、前記蓋部の内側はラミネート加工が施されており、前記枠部の外側はラミネート加工が施されていることを特徴とする。
第3発明の紙製密閉容器は、第1または第2発明において、前記蓋部にピンセットを格納する格納孔が形成されていることを特徴とする。
第4発明の紙製密閉容器は、第1,第2または第3発明において、前記箱本体は、該箱本体の上面が開閉できるように形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
第1発明によれば、紙のみから形成されているため、プラスチックの成形型が不要であり、製造コストを抑えることができる。廃棄時には分別が不要であり、焼却時に高熱量や有毒ガスが発生するという問題がない。リサイクルすることが可能であるので環境に優しく、エコロジーに役立つ。また、蓋片と開口部および蓋部と枠部は打ち抜き加工により形成されるため、気密性を高くすることができ、かつ、製造コストを抑えることができる。また、蓋部は合紙で形成されているため重量があり、蓋片が自重で閉まることができる。さらに、箱本体のみならず蓋片や蓋部にも直接印刷することができるため、印刷したシールなどが不要であり、印刷コストを抑えることができる。
第2発明によれば、蓋部の内側はラミネート加工が施されているため、ウエットティッシュなどを封入袋から取り出す際に湿気から蓋部を保護することができる。また、枠部の外側はラミネート加工が施されているため、取り出したウエットティッシュなどの湿気から枠部を保護することができる。さらに、蓋部と枠部にラミネート加工を施すことにより、蓋片を開けた時の外観が美しくなる。
第3発明によれば、蓋部の格納孔にピンセットを格納することができるため、このピンセットでウエットティッシュなどを封入袋から清潔に取出すことができる。
第4発明によれば、箱本体の上面を開け、内容物を詰め替えることができるので、繰り返し使用することができ環境に優しく、エコロジーに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の第1実施形態に係る紙製密閉容器の斜視図である。
【図2】同紙製密閉容器を示し、(A)図は蓋片を閉めたときの平面図、(B)図は蓋片を開けたときの平面図である。
【図3】図2におけるIII-III線矢視断面図であって、(A)図は蓋片を閉めたときの断面図、(B)図は蓋片を開けたときの断面図である。
【図4】他の実施形態に係る紙製密閉容器を示し(A)図は蓋片を開けたときの平面図(B)図は蓋片を開けたときの側面視断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る紙製密閉容器に封入袋を収納した際の斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る紙製密閉容器の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る紙製密閉容器の蓋片を開けたときの斜視図である。
【図8】同紙製密閉容器の上面部を開けたときの斜視図である。
【図9】従来技術のウエットティッシュ包装体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
【0011】
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る紙製密閉容器Aは、厚紙で直方体に形成された箱本体10と、厚紙を積層状に貼り合わせた合紙で板状に形成された嵌合板20とからなる。箱本体10は、一枚の厚紙を、直方体を平面に展開した形状に打ち抜き加工し、各辺で折り曲げ接着することにより直方体に形成された従来公知のものである。嵌合板20は、厚紙を複数枚積層状に貼り合わせることで、強度および厚みを増した矩形の紙片である。嵌合板20の片面は、ラミネート加工が施されることにより耐湿性、美粧性が向上されている。
【0012】
箱本体10の上面は、一辺を折れ線11とし、その折れ線11の両端をコの字型に結ぶように打ち抜き加工されている。本実施形態においては、その折れ線11が箱本体10の上面の一辺の中央付近と共通している。打ち抜き加工により箱本体10から切り離され、折れ線11で接続している部分が蓋片12である。そして、箱本体10の上面にできる開口が開口部13であり、蓋片12と同形であって矩形をしている。蓋片12は折れ線11を中心にして回動し、開口部13を開閉することができるようになっている。また、蓋片12にはつまみ14が形成されており、つまみ14を指でつまむことで蓋片12の開閉を容易としている。
【0013】
図2に示すように、嵌合板20は開口部13よりも大きい矩形をしている。さらに、中央付近が矩形に打ち抜き加工されることにより、開口部13よりも小さい矩形の蓋部21と、その蓋部21の周りの環状の枠部22とが形成されている。
蓋部21は蓋片12の内側に接着されており、枠部22は、箱本体10の上面の内側に、開口部13を囲むように接着されている。ここで、蓋部21および枠部22の片面にはラミネート加工が施されているが、蓋部21は、ラミネート加工が施された面が箱本体10の内側に向くように接着されており、枠部22は、ラミネート加工が施された面が箱本体10の外側に向くように接着されている。すなわち、蓋部21および枠部21は嵌合板20から打ち抜き加工された後に、一方を反転させて、蓋片12および箱本体10の上面に接着されている。ただし、蓋部21と枠部22は蓋片12を閉じたときにそれぞれ嵌り合うような位置に接着されている。そのため、蓋部21は反転させても枠部22に嵌るような対称な形状をしている。
【0014】
このように、蓋片12と開口部13および蓋部21と枠部22は打ち抜き加工により形成されるため、図3に示すように隙間なく嵌り合うことができ、蓋片12を閉めたときに、気密性を高くすることができる。
【0015】
また、箱本体10を平面に展開した形状を厚紙から打ち抜き加工すると同時に、蓋片12および開口部13、さらにはつまみ14を打ち抜きすることがでる。嵌合板20も合紙から打ち抜き加工すると同時に、蓋部21と枠部22を打ち抜きすることができる。そのため、厚紙および合紙を無駄なく使用し、材料コストを抑えることができると共に、製造工程が少なく、製造コストを抑えることができる。
【0016】
なお、図2に示すように、折れ線11を箱本体10の上面の長辺に設けて、蓋片12を横長に開く形状としてもよいし、これに代えて、折れ線11を箱本体10の上面の短辺に設けて、蓋片12を縦長に開く形状としてもよい。
【0017】
また、図4に示すように、折れ線11を箱本体10の上面の辺から離れた位置に設け、折れ線11と箱本体10の上面の辺を共通としない形状としてもよい。
【0018】
また、本実施形態では、嵌合板20の片面にラミネート加工を施し、蓋部22を対称な形状として、蓋部21と枠部22を反転させて貼り合わせたが、両面にラミネート加工を施した嵌合板20を用いれば、打ち抜いたそのままの向きで蓋片12および箱本体10の上面に貼りつけることができる。そうすれば、蓋部21と枠部22の嵌合がより良くなり、気密性を高めることができる。またこの場合、蓋部12を非対象な形状としてもよく、開口部13の形状とともに自由な形状として形成することができる。
【0019】
そのほか、箱本体10の寸法、蓋片12、嵌合板20の位置や大きさなどは、収容する物に適当なものとすることができる。
【0020】
以上の通り、紙製密閉容器Aは、紙のみから形成されているため、プラスチックの成形型が不要であり、製造コストを抑えることができる。また、廃棄時にはプラスチックの部材などの分別が不要であり、焼却時に高熱量や有毒ガスが発生するという問題がない。焼却の他にリサイクルすることも可能であるので環境に優しく、エコロジーに役立つ。
【0021】
図5に示すように、紙製密閉容器Aはウエットティッシュなどを封入した封入袋30を収納して用いる。封入袋30は、積層状に重なったウエットティッシュなどを封入したもので、気密性および耐水性を有するフィルムで形成されている。封入袋30は、ウエットティッシュのほかに、化粧水シート、フェイスマスク、ウエットタオル、汗取りシートなど、ウエット素材全般が封入されるものである。以下、本実施形態ではウエットティッシュを封入した封入袋30として説明する。
封入袋30の上面にはウエットティッシュを取り出すための長孔状の取出口31が設けられている。封入されたウエットティッシュは、この取出口31から引き抜くことで一枚ずつ取出すことができ、最上層のウエットティッシュを引き抜けば、次の層のウエットティッシュが取出口31から露出するようになっている。なお、取出口31には、それを覆うように、繰り返し付け剥がし可能な封止シールが貼り付けられているものが好適である
【0022】
枠部22は、取出口31よりも大きい開口を有し、ウエットティッシュが取出口31から取出されるのに邪魔にならない形状となっている。
ここで、封入袋30の上面と枠部22とは環状に接着剤32で接着されることが好ましい。紙製密閉容器Aは、箱本体10は通常の厚紙で形成されているため気密性が高くないが、蓋部21および枠部22は隙間なく嵌り合うことができるため気密性が高いという性質を有する。そのため、取出口31の全周を枠部22と接着することにより、取出口31が蓋部21と枠部22で密閉できるようになり、ウエットティッシュの乾燥を防ぐことができる。
なお、封入袋30の上面と枠部22とを接着せず、単に箱本体10中に封入袋30を収納する実施形態としてもよい。
【0023】
蓋部21の内側はラミネート加工が施されているため、ウエットティッシュを封入袋30から取り出す際、または蓋片12を閉めた際に湿気から蓋部21を保護することができる。また、枠部22の外側もラミネート加工が施されているため、取り出したウエットティッシュの湿気から枠部22を保護することができる。また、蓋部21の内側と枠部22の外側は、蓋片12を開けた時に目に見える部分であるので、この部分にラミネート加工を施すことにより外観が美しくなる
【0024】
また、蓋部21は合紙で形成されているため重量がある。そのため、手でウエットティッシュを取出した後には、蓋片12が自重で閉まるため、ウエットティッシュで塞がっている手を使う必要がなく扱いやすい。
【0025】
さらに、紙製密閉容器Aは紙のみで形成されているため、箱本体10のみならず蓋片12や蓋部21にも直接印刷することが可能である。プラスチック製容器の場合では印刷したシールを張り付けるなどしなければならないが、本発明の場合はそれが不要であり、箱本体と同時に印刷できるので印刷コストを抑えることができる。
【0026】
(第2実施形態)
図6に示すように、本発明の第2実施形態に係る紙製密閉容器Bは、第1実施形態の紙製密閉容器Aにおいて、蓋部21に略三角形の格納孔23が形成されており、その格納孔23にピンセット40を格納できる構成をしている。その余の構成は第1実施形態と同様であるので、同一部材に同一符号を付して説明を省略する。
ピンセット40は、格納孔23に嵌め込まれ、ピンセット40自身の広がる力で格納孔23の側壁を押しつけることにより、格納孔23内に留まっている。
なお、ピンセット40を取り出しやすいように、格納孔23の側部に指を挿入できる窪み24を形成することが好ましい。
【0027】
格納孔23に格納したピンセット40使うことにより、手に付いた雑菌に触れることなく、ウエットティッシュを封入袋から清潔に取り出すことができる。
なお、嵌合板20を合紙から打ち抜き加工すると同時に、格納孔23も打ち抜きすることができる。
【0028】
(第3実施形態)
図7に示すように、本発明の第3実施形態に係る紙製密閉容器Cは、第1実施形態の紙製密閉容器Aにおいて、箱本体10が上面部50と受け部60に分かれており、その上面部50が開閉できるように形成されている。その余の構成は第1実施形態と同様であるので、同一部材に同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
図8に示すように、箱本体10は蓋片12が設けられた上面部50と、封入袋などの内容物を受ける受け部60とからなる。上面部50は、箱本体10の上面に当たる上面51と、上面51を囲む前面52および左右の側面53からなり、受け部60は底面61と、底面61を囲む前面62、背面63および左右の側面64からなる。受け部60の背面63の上縁は上面部50の上面51と接続しており、この接続部分が折れ線54となっている。上面部50は折れ線54を中心にして回動し、開閉できるようになっている。
【0030】
受け部60の前面62および側面64には、それぞれの上縁に、外側に向かって下垂する舌弁65が設けられている。図7に示すように、上面部50を閉じた場合、舌弁65が上面部50の前面52および側面53を内側から押すことによって、上面部50を閉じた状態を保持する様になっている。
【0031】
このように上面部50を開けることができるので、収納する内容物を詰め替えることができる。例えば、ウエットティッシュを封入した封入袋を紙製密閉容器Cに収納した場合、そのウエットティッシュを使いきったとしても、封入袋を詰め替えることができる。そのため、繰り返し使用することができ環境に優しく、エコロジーに役立つ。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明に係る紙製密閉容器は、ウエットティッシュ、化粧水シート、フェイスマスク、ウエットタオル、汗取りシートなど、ウエット素材全般を積層状に封入した封止袋を収納する箱として主に利用される。そのほか、気密性が必要な物を収納する箱として利用される。
【符号の説明】
【0033】
A,B 紙製密閉容器
10 箱本体
12 蓋片
13 開口部
20 嵌合板
21 蓋部
22 枠部
23 格納孔
30 封入袋
40 ピンセット
50 上面部
60 受け部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
厚紙で形成された箱本体と、厚紙を積層状に貼り合わせた合紙で形成された嵌合板とを備え、
前記箱本体の上面に、一辺を折れ線とし該折れ線の両端を弧状に結ぶように打ち抜き加工されることにより、蓋片と開口部とが形成されており、
前記嵌合板の外周は前記開口部より大きい形状をしており、
前記嵌合板は、環状に打ち抜き加工されることにより、前記開口部より小さい形状の蓋部と、該蓋部の周りの環状の枠部とで形成されており、
前記蓋部は前記蓋片の内側に接着されており、
前記枠部は前記箱本体の上面の内側に、前記開口部を囲むように接着されている
ことを特徴とする紙製密閉容器。
【請求項2】
前記蓋部の内側はラミネート加工が施されており、
前記枠部の外側はラミネート加工が施されている
ことを特徴とする請求項1記載の紙製密閉容器。
【請求項3】
前記蓋部にピンセットを格納する格納孔が形成されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の紙製密閉容器。
【請求項4】
前記箱本体は、該箱本体の上面が開閉できるように形成されている
ことを特徴とする請求項1,2または3記載の紙製密閉容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−37448(P2011−37448A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−183639(P2009−183639)
【出願日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【出願人】(302028384)三和紙工株式会社 (1)
【Fターム(参考)】