紙製組立仕切り
【課題】組み立てた形状が安定し仕切りの強度が高く、組立が容易で、外観もスマートな、主に段ボール製の組み立て仕切りを提供する。
【解決手段】略長方形の一枚の基部材の対向する二辺に沿って谷折りして立ち上げた一対の端壁と、前記基部材の前記端壁より中央側に前記端壁と直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記中仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切を倒れにくくした。
【解決手段】略長方形の一枚の基部材の対向する二辺に沿って谷折りして立ち上げた一対の端壁と、前記基部材の前記端壁より中央側に前記端壁と直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記中仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切を倒れにくくした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、包装箱の内部にセットして使用する段ボール紙やボール紙等の平面材を容易に組み立てが出来てリサイクル性に優れた仕切りの構造に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、食品や缶飲料などを包装する際、段ボール製仕切りの基部材の中心部を山折りにすることで仕切りを作っていたが山折りした仕切りの強度が弱かった。
これを対策する方法として例えば特許文献１では、、山折部を介して連接された２枚の仕切片のうち、一方の仕切片に差込み舌片を一体に設け、他方の仕切片にはロック孔を設けて該ロック穴に差込み舌片を圧入係合させて自立固定する方法が提案されている。
しかしこの方法では底面に凹凸ができて製品に対するクッション性が悪くなり、また見栄えも悪く、組立に時間がかかるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００２−１６０７２７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、従来の上記の問題点を解決する為になされたものであり、組み立てた形状が安定し仕切りの強度が高く、組立が容易で、外観もスマートな、主に段ボール製の組み立て仕切りを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
略長方形の一枚の基部材の対向する二辺に沿って谷折りして立ち上げた一対の端壁と、前記基部材を前記端壁と直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記中仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を前記中仕切りに直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切を倒れにくくした。
【０００６】
前記仕切りが直交する場合には、基部材の四辺に沿って谷折りして立ち上げた四つの端壁と、前記基部材の前記端壁より中央側に任意の辺に沿って順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記基部材の前記端壁より中央側に前記仕切りと直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立ち上げた二等辺三角形状の直交仕切りと、前記中仕切りと前記直交仕切りの交差部に設けた削除部と、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記各仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切り及び直交仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切り及び直交仕切りを倒れにくくした。
【０００７】
前記直交する仕切りにおいて、中仕切りと直交仕切りの交差部に設けた削除部の形状が中仕切り方向に狭いことにより、仕切りを組み立てた際に中仕切りの中央側端部の一方が、中仕切りの中央部端部の他方に挿入されることにより、中仕切りを倒れにくくした。
【発明の効果】
【０００８】
上記の解決手段によって食品や缶飲料などが配送中に仕切りを倒すことがなくなる為、包装箱の中が転がることがなく、商品が包装した位置に納まっていることで傷つくことが無くなる。
【０００９】
型抜きされた紙を折る作業だけでほとんど完成する仕切りなので、組立作業が容易である。また単一素材であり、容易に平面状にできるのでリサイクル性に優れている。
【００１０】
シンプルな構造なので外観に違和感が無く、スマートである。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の組立仕切りの展開図（請求項１に対応）
【図２】同組立仕切りの組み立て方法を示す斜視図（請求項１に対応）
【図３】本発明の組立仕切りの展開図（請求項２、３に対応）
【図４】同組立仕切りの組み立て方法を示す斜視図（請求項２、３に対応）
【図５】本発明の組立仕切りの斜視図（請求項２、３に対応）
【図６】本発明を包装箱に入れた図（請求項２、３に対応）
【発明を実施するための形態】
【００１２】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態の説明をする。
図１は本発明の請求項１に対応する組立仕切りの展開図であり、図２は前記組立仕切りの組立方法を示す斜視図である。
略長方形の一枚の段ボールシート又はボール紙からなる基部材１の、対向する二辺に平行な谷折線５で折って立ち上げた端壁２と、該端壁と直角方向に順に谷折線７、山折線６、谷折線７で折って立ち上げた二等辺三角形状の中仕切り１２と、前記中仕切り１２と前記谷折線５の境界部に設けた三角形状の削除部２０と、前記端壁２の前記削除部２０に対応する部分を順に谷折線３、山折線４、谷折線３で折って形成した二等辺三角形状の爪１０を、前記二等辺三角形状の中仕切り１２の内部に挿入して、本発明の組立仕切りが完成する。
尚、端壁２の爪１０を形成した部分の上縁部２２は差し込みやすいように三角形状に削除するのが好ましい。
【００１３】
図３は本発明の請求項２、３に対応する展開図であり、略長方形状の基部材１の四辺に沿った谷折線５で立ち上げた四つの端壁２と、任意の辺に沿って順に、谷折線７、山折線６、谷折線７で折って立ち上げた二等辺三角形状の中仕切り１２、１３と、前記中仕切りと直角方向に、谷折線９、山折線８、谷折線９で折って立ち上げた直交仕切り１４と、前記中仕切り１２、１３と直交仕切り１４、１４の交差部に設けた削除部２１と、前記中仕切り又は直交仕切りと前記谷折線５の境界部に設けた三角形状の削除部２０と、前記端壁２の前記削除部２０に対応する部分を順に谷折線３、山折線４、谷折線３で折って形成した二等辺三角形状の爪１０を、前記二等辺三角形状の中仕切り１２、１３及び直交仕切り１４、１４の内部に挿入して、本発明の組立仕切りが完成する。
【００１４】
また、前記中仕切りと直交仕切りの交差部に設けた削除部２１の形状を、図３では中仕切りの方向に狭くし、かつ中仕切り１３の山折線６の部分を多く残すことにより、この部分が爪１１になって、仕切りを組み立てた際に、中仕切り１２の中央側の二等辺三角形の中に爪部１１が挿入されて、中仕切り１２、１３の倒れ強度を増すことができる。
【００１５】
図５のように周囲の谷折線を折ることで端壁が立つ際に端壁に形成した爪１０を中仕切り１２、爪付き中仕切り１３、直交仕切り１４を形成した際に出来た二等辺三角形状の穴に差し込み各仕切りの強度を上げる。
【００１６】
図５の形に組立てた本発明の仕切りを図６のように包装箱に装着する際に中仕切り１２と爪付き中仕切り１３を持つか、直交仕切り１４を持って装着する。包装箱に装着後に各端壁に形成した爪が中仕切り１２や爪付き中仕切り１３や直交仕切り１４に差し込める範囲の中で各端壁を包装箱に合わせて垂直にしたり斜めにするなどをして固定する。
【符号の説明】
【００１７】
１ 基部材
２ 端壁
３ 端壁に設けた谷折線
４ 端壁に設けた山折線
５ 端壁を形成するための谷折線
６ 中仕切りの山折線
７ 中仕切りの谷折線
８ 直交仕切りの山折線
９ 直交仕切りの谷折線
１０ 端壁に形成した爪
１１ 中仕切りに形成した爪
１２ 中仕切り
１３ 爪付き中仕切り
１４ 直交仕切り
２０ 端壁と各仕切りの間の谷折線部に設けた削除部
２１ 中仕切りと直交仕切りが交差する部分に設けた削除部
２２ 爪１０に対応する端壁上縁部
３０ 本考案による組立仕切り
４０ 包装箱
【技術分野】
【０００１】
本発明は、包装箱の内部にセットして使用する段ボール紙やボール紙等の平面材を容易に組み立てが出来てリサイクル性に優れた仕切りの構造に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、食品や缶飲料などを包装する際、段ボール製仕切りの基部材の中心部を山折りにすることで仕切りを作っていたが山折りした仕切りの強度が弱かった。
これを対策する方法として例えば特許文献１では、、山折部を介して連接された２枚の仕切片のうち、一方の仕切片に差込み舌片を一体に設け、他方の仕切片にはロック孔を設けて該ロック穴に差込み舌片を圧入係合させて自立固定する方法が提案されている。
しかしこの方法では底面に凹凸ができて製品に対するクッション性が悪くなり、また見栄えも悪く、組立に時間がかかるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００２−１６０７２７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、従来の上記の問題点を解決する為になされたものであり、組み立てた形状が安定し仕切りの強度が高く、組立が容易で、外観もスマートな、主に段ボール製の組み立て仕切りを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
略長方形の一枚の基部材の対向する二辺に沿って谷折りして立ち上げた一対の端壁と、前記基部材を前記端壁と直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記中仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を前記中仕切りに直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切を倒れにくくした。
【０００６】
前記仕切りが直交する場合には、基部材の四辺に沿って谷折りして立ち上げた四つの端壁と、前記基部材の前記端壁より中央側に任意の辺に沿って順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記基部材の前記端壁より中央側に前記仕切りと直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立ち上げた二等辺三角形状の直交仕切りと、前記中仕切りと前記直交仕切りの交差部に設けた削除部と、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記各仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切り及び直交仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切り及び直交仕切りを倒れにくくした。
【０００７】
前記直交する仕切りにおいて、中仕切りと直交仕切りの交差部に設けた削除部の形状が中仕切り方向に狭いことにより、仕切りを組み立てた際に中仕切りの中央側端部の一方が、中仕切りの中央部端部の他方に挿入されることにより、中仕切りを倒れにくくした。
【発明の効果】
【０００８】
上記の解決手段によって食品や缶飲料などが配送中に仕切りを倒すことがなくなる為、包装箱の中が転がることがなく、商品が包装した位置に納まっていることで傷つくことが無くなる。
【０００９】
型抜きされた紙を折る作業だけでほとんど完成する仕切りなので、組立作業が容易である。また単一素材であり、容易に平面状にできるのでリサイクル性に優れている。
【００１０】
シンプルな構造なので外観に違和感が無く、スマートである。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の組立仕切りの展開図（請求項１に対応）
【図２】同組立仕切りの組み立て方法を示す斜視図（請求項１に対応）
【図３】本発明の組立仕切りの展開図（請求項２、３に対応）
【図４】同組立仕切りの組み立て方法を示す斜視図（請求項２、３に対応）
【図５】本発明の組立仕切りの斜視図（請求項２、３に対応）
【図６】本発明を包装箱に入れた図（請求項２、３に対応）
【発明を実施するための形態】
【００１２】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態の説明をする。
図１は本発明の請求項１に対応する組立仕切りの展開図であり、図２は前記組立仕切りの組立方法を示す斜視図である。
略長方形の一枚の段ボールシート又はボール紙からなる基部材１の、対向する二辺に平行な谷折線５で折って立ち上げた端壁２と、該端壁と直角方向に順に谷折線７、山折線６、谷折線７で折って立ち上げた二等辺三角形状の中仕切り１２と、前記中仕切り１２と前記谷折線５の境界部に設けた三角形状の削除部２０と、前記端壁２の前記削除部２０に対応する部分を順に谷折線３、山折線４、谷折線３で折って形成した二等辺三角形状の爪１０を、前記二等辺三角形状の中仕切り１２の内部に挿入して、本発明の組立仕切りが完成する。
尚、端壁２の爪１０を形成した部分の上縁部２２は差し込みやすいように三角形状に削除するのが好ましい。
【００１３】
図３は本発明の請求項２、３に対応する展開図であり、略長方形状の基部材１の四辺に沿った谷折線５で立ち上げた四つの端壁２と、任意の辺に沿って順に、谷折線７、山折線６、谷折線７で折って立ち上げた二等辺三角形状の中仕切り１２、１３と、前記中仕切りと直角方向に、谷折線９、山折線８、谷折線９で折って立ち上げた直交仕切り１４と、前記中仕切り１２、１３と直交仕切り１４、１４の交差部に設けた削除部２１と、前記中仕切り又は直交仕切りと前記谷折線５の境界部に設けた三角形状の削除部２０と、前記端壁２の前記削除部２０に対応する部分を順に谷折線３、山折線４、谷折線３で折って形成した二等辺三角形状の爪１０を、前記二等辺三角形状の中仕切り１２、１３及び直交仕切り１４、１４の内部に挿入して、本発明の組立仕切りが完成する。
【００１４】
また、前記中仕切りと直交仕切りの交差部に設けた削除部２１の形状を、図３では中仕切りの方向に狭くし、かつ中仕切り１３の山折線６の部分を多く残すことにより、この部分が爪１１になって、仕切りを組み立てた際に、中仕切り１２の中央側の二等辺三角形の中に爪部１１が挿入されて、中仕切り１２、１３の倒れ強度を増すことができる。
【００１５】
図５のように周囲の谷折線を折ることで端壁が立つ際に端壁に形成した爪１０を中仕切り１２、爪付き中仕切り１３、直交仕切り１４を形成した際に出来た二等辺三角形状の穴に差し込み各仕切りの強度を上げる。
【００１６】
図５の形に組立てた本発明の仕切りを図６のように包装箱に装着する際に中仕切り１２と爪付き中仕切り１３を持つか、直交仕切り１４を持って装着する。包装箱に装着後に各端壁に形成した爪が中仕切り１２や爪付き中仕切り１３や直交仕切り１４に差し込める範囲の中で各端壁を包装箱に合わせて垂直にしたり斜めにするなどをして固定する。
【符号の説明】
【００１７】
１ 基部材
２ 端壁
３ 端壁に設けた谷折線
４ 端壁に設けた山折線
５ 端壁を形成するための谷折線
６ 中仕切りの山折線
７ 中仕切りの谷折線
８ 直交仕切りの山折線
９ 直交仕切りの谷折線
１０ 端壁に形成した爪
１１ 中仕切りに形成した爪
１２ 中仕切り
１３ 爪付き中仕切り
１４ 直交仕切り
２０ 端壁と各仕切りの間の谷折線部に設けた削除部
２１ 中仕切りと直交仕切りが交差する部分に設けた削除部
２２ 爪１０に対応する端壁上縁部
３０ 本考案による組立仕切り
４０ 包装箱
【特許請求の範囲】
【請求項１】
包装箱の内部に装着するための組立仕切りであり、略長方形の一枚の基部材の対向する二辺に沿って谷折りして立ち上げた一対の端壁と、前記基部材を前記端壁と直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記中仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切を倒れにくくした組立仕切り。
【請求項２】
包装箱の内部に装着するための組立仕切りであり、略長方形の一枚の基部材の四辺に沿って谷折りして立ち上げた四つの端壁と、前記基部材の前記端壁より中央側に任意の辺に沿って順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記基部材の前記端壁より中央側に前記中仕切りと直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立ち上げた二等辺三角形状の直交仕切りと、前記中仕切りと前記直交仕切りの交差部に設けた削除部と、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記各仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切り及び直交仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切り及び直交仕切りを倒れにくくした組立仕切り。
【請求項３】
請求項２に記載した組立仕切りにおいて、中仕切りと直交仕切りの交差部に設けた削除部の形状が中仕切り方向に狭いことにより、仕切りを組み立てた際に中仕切りの中央側端部の一方が、中仕切りの中央部端部の他方に挿入されることを特徴とする組立仕切り。
【請求項１】
包装箱の内部に装着するための組立仕切りであり、略長方形の一枚の基部材の対向する二辺に沿って谷折りして立ち上げた一対の端壁と、前記基部材を前記端壁と直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記中仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切を倒れにくくした組立仕切り。
【請求項２】
包装箱の内部に装着するための組立仕切りであり、略長方形の一枚の基部材の四辺に沿って谷折りして立ち上げた四つの端壁と、前記基部材の前記端壁より中央側に任意の辺に沿って順に谷折り、山折り、谷折りして立上げた二等辺三角形状の中仕切りと、前記基部材の前記端壁より中央側に前記中仕切りと直角方向に順に谷折り、山折り、谷折りして立ち上げた二等辺三角形状の直交仕切りと、前記中仕切りと前記直交仕切りの交差部に設けた削除部と、前記それぞれの端壁の谷折り線の前記各仕切りに対応する位置に設けた削除部と、前記端壁の前記削除部に対応する部分を順に谷折り、山折り、谷折りして二等辺三角形状の爪を内側に突出させ、前記爪の先端を、前記二等辺三角形状の中仕切り及び直交仕切りの内部に挿入することにより前記中仕切り及び直交仕切りを倒れにくくした組立仕切り。
【請求項３】
請求項２に記載した組立仕切りにおいて、中仕切りと直交仕切りの交差部に設けた削除部の形状が中仕切り方向に狭いことにより、仕切りを組み立てた際に中仕切りの中央側端部の一方が、中仕切りの中央部端部の他方に挿入されることを特徴とする組立仕切り。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２０１１−２０７４８２（Ｐ２０１１−２０７４８２Ａ）
【公開日】平成２３年１０月２０日（２０１１．１０．２０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−７３９７５（Ｐ２０１０−７３９７５）
【出願日】平成２２年３月２９日（２０１０．３．２９）
【出願人】（５０２１４６９０７）川端段ボール株式会社 (2)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年１０月２０日（２０１１．１０．２０）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年３月２９日（２０１０．３．２９）
【出願人】（５０２１４６９０７）川端段ボール株式会社 (2)
【Ｆターム（参考）】
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