説明

緊急警報装置

【課題】表示部の故障を障害の程度に応じ、迅速に利用者に確認できる緊急通報装置の提供。
【解決手段】コントローラ9は大型警報表示器1の表示部2の制御回路への所定間隔で送信する異なる2種類の信号31,32と制御回路は2種類の信号31,32の入力でメーク33a或いはブレイク33bするリレーとを備え、コントローラ9は2種類の信号の送信とリレーのメイク33a或いはブレイク33bを検出して制御回路の異常を検出する異常検出装置9a,9b,9c,9dを備えた構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、緊急通報装置に係り、特に学校内への侵入者及びこの侵入者による犯罪に対する通報・報知に好適な緊急通報装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の緊急通報装置として、複数の警戒地域に押し釦を設けた発信機がそれぞれ配設され、緊急通報操作で押し釦が押されると、発信機が起動して受信機が設けられた警戒地域を特定するアドレス信号を含んだ緊急信号を送信し、その緊急信号を受信した受信機は、受信したアドレス信号に基づいて該当する発信機を特定するとともに、該当発信機の警戒地域を表示する表示灯を点灯させて異常発生を報知し、表示灯と点灯と表示灯の近傍に設けた銘板にて緊急事態が発生した警戒地域を確認する技術があった(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許3630413号(段落0065〜0070,図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来技術は、受信機に設けられる表示灯と銘版では表示が小さく、異常事態発生場所の確認は受信機の近くに行かなくてはできないという問題や、一度に確認できるのは一人が限度であり情報の共有化が迅速に行えないという問題や、どの警戒地域に出動してよいか判らないという問題や、受信機や表示灯に故障が発生した場合、有事に使用できなかったり、エラーが表示されていても見えにくく確認が遅れるという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、表示部の故障を障害の程度に応じ、迅速に利用者に確認できる緊急通報装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために本発明は、警戒地域毎に設けた押し釦を有する発信機と、これらの発信機と無線或は有線で接続され、押し釦が操作された警戒地域を特定し、該当警戒地域をランプと銘板にて表示する表示装置を備えた受信機と、取付け自在に設置され、信号の入力で鳴動するサイレン及び点滅するフラッシュランプ及び警戒地域を表示する表示部を有する大型警報表示器と、前記受信機から前記大型警報表示器に信号を送信するコントローラとで構成される緊急通報装置において、前記コントローラは前記大型警報表示器の前記表示部の制御回路へ所定間隔で送信する異なる2種類の信号と前記制御回路は前記2種類の信号の入力でメーク或いはブレイクするリレーとを備え、前記コントローラは2種類の信号の送信と前記リレーのメイク或いはブレイクを検出して前記制御回路の異常を検出する異常検出装置を備え、前記2種類の信号は、前記表示部の制御回路に対する軽微な故障と重度な故障を検出可能な信号とするとともに、2進数及び16進数のいずれかの一方としたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、コントローラは大型警報表示器の表示部の制御回路に所定間隔毎に2種類の信号を送信し、これらの信号で制御回路を介したリレーのメイク或いはブレイクを常時検知して、制御回路の軽微な故障と重度な故障を検出する異常検出装置を備えたことにより、制御回路に起因する異常を常時検出するようにしたので、異常への対応が迅速に行えるとともに、緊急通報装置の信頼性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の緊急通報装置の実施形態を図に基づいて説明する。
【0008】
図1は本発明の一実施形態に係わる緊急通報装置を示す全体構成図、図2は学校内における緊急通報装置の機器配置を示す配置図、図3は職員室などに設置する緊急通報装置機器の配置を示す配置図、図4は緊急通報装置の動作の一例を示すフローチャートである。図5はコントローラと大型警報表示器間の異常検出方法を示すフローチャート、図6はコントローラと大型警報表示器間の異常検出処理の一例を示すタイムチャートである。
【0009】
図1において、大型警報表示器1は、中央部に、教室名などの警戒地域を文字データとして表示し、例えば横20個、縦15個、計300個のLEDで構成されるLED表示部2と、左側に、大型警報表示部1の表面器1の表面より突出して設置され、三角柱の形状を成すプラスチックのカバーの内部に複数のLEDが設けられ、緊急事態をLEDの点滅により目視で通知するフラッシュランプ3と、右側に、緊急事態を聴覚で通知するサイレン4とが配設されている。
【0010】
また、後述する押し釦型送信機13及び中継機12から無線信号で送信される警報信号や復旧信号を受信する受信機5は、押し釦型送信機13から警報信号を受信すると点灯する表示灯7と、表示灯7の警戒地域を明記する銘板8とが複数個配設され、押し釦型送信機13から復旧信号の受信によって点滅状態となった表示灯7を消灯するリセットボタン6を設けている。
【0011】
また、大型警報表示器1及び受信機5に接続されるコントローラ9には、受信機5から警報信号や復旧信号等の信号を取り組む信号入力部9aと、フラッシュランプ3及びサイレン4の動作等を制御する制御部9bと、警報信号から警戒地域の文字データへ変換する表示データ変換部9cと、大型警報表示器1に信号を出力する信号出力部9dとを有し、大型警報表示器1へ警報信号の出力によって鳴動するサイレン4を停止させるサイレン停止スイッチ10と、全ての警戒地域が復旧となったとき、検出大型警報表示器1のフラッシュランプ3及びLED表示部2が消灯可能となる警報リセットスイッチ11とが備えられている。
【0012】
ここで、押し釦13aと、この押し釦13aの操作で警戒信号を出力し、押し釦13aの解除で復旧信号を出力する無線発信機13bとで構成される押し釦型送信機13は、警戒地域毎に設置され、受信機5へ無線にて信号送信されるが、電波が届かない場合は要所要所に設置した中継機12を介して受信機5へ信号を伝達する。
【0013】
また、警戒地域である教室等の名称変更があった場合は、コントローラ9に必要時接続されるパーソナルコンピュータ16を用いて、文字データの書き換えを行う。
【0014】
次に、送信機13、中継機12、受信機5、コントローラ9、大型警報表示器1の設置例を図2及び図3にて説明する。
【0015】
図2及び図3において、押し釦型送信機13は、教室19に少なくとも1個設置し、警戒地域が広い体育館20には複数個設置すれば、有事に押し釦13aを操作するという対応を速やかに行なえ、プール21や運動場22については、無線通信を行い可搬可能であるペンダント型送信機14や腕時計型送信機15を使用することで、押し釦型送信機13を設置できない場所への対応が図れる。また、校舎内等仕切られた空間がある場合は廊下18や階段室等に中継機12を複数設置することで、無線の電波が直接受信機5へ届かない範囲をカバーできる。
【0016】
また、大型警報表示器1、受信機5、コントローラ9の設置場所は、学校の教員が駐在する職員室17や、職員の誰かが在席している事務室が適しており、本実施例では職員室17に設置した例で説明を行なう。
【0017】
ここで、本発明の緊急通報装置の操作や、有事における対応指示を行なう教職員の責任者である教頭席の近傍の壁に受信機5とコントローラ9を設置し、大型警報表示器1は天井近傍の高所へ設置すれば、警戒地域の場所を含め全職員の目にとまり易い。
【0018】
次に、図4に基づいて緊急警報装置の動作を説明する。
【0019】
学校の校舎内に不審者が侵入し、1−1の教室にて不審者を発見すると、1−1教室に設置した押し釦型送信機13の押し釦13aを発見者が押下すると(ステップA1)、押し釦型送信機13から警報信号と無線発信機13bに予め設定した送信機ID(1−1)を送信する(ステップA2)。
【0020】
警報信号と送信機IDを受信した受信機5は、送信機IDを認識し(ステップB1)、その認識により1−1の銘板8に隣接した表示灯7を点灯させるとともに(ステップB2)、送信機IDの認識により抽出した1−1なる信号をコントローラ9へ出力する(ステップB3)。
【0021】
コントローラ9の制御部9bは、信号入力部9aで警報信号と1−1なる信号を取り込むと、表示データ変換部9cにて1−1なる信号を文字データ(1−1)を変換し、信号出力部dを介して大型警報表示器1へ出力するとともに(ステップC1)、警報信号の入力によって信号出力部9dからフラッシュランプ3の点滅と(ステップD2)、サイレン4へ動作信号を出力する(ステップC2、ステップC3)。
【0022】
ステップC1〜C3の信号を受信した大型警報表示器1は、LED表示部2に1−1を表示するとともに(ステップD1)、フラッシュランプ3の点滅と(ステップD2)、サイレン4の鳴動を(ステップD3)行なう。
【0023】
この状態で、教頭などの責任者は、LED表示部2より警戒地域である1−1教室を目視にて確認後、校内放送などを用いて全校内へ緊急事態を知らせるために、大型警報表示器1のサイレン4の鳴動を停止される必要有り、その方法はコントローラ9の装備されているサイレン停止スイッチ10を押下すると(ステップC4)、制御部9bは信号出力部9dからサイレン停止信号を出力させ(ステップC5)、サイレン停止信号を入力した大型警報装置表示部1はサイレンの鳴動を停止させる(ステップD4)。
【0024】
次に、不審者が、1−1教室から移動して2−1教室にて不審者を発見すると、2−1教室に設置した押し釦型送信機13の押し釦13aを発見者が押下すると(ステップA3)、押し釦型送信機13から警報信号と無線発信機13bに予め設定した送信機ID(2−1)を送信する(ステップA4)。
【0025】
警報信号と送信機IDを受信した受信機5は、送信機IDを認識し(ステップB1)、その認識により2−1の銘板8に隣接した表示灯7を点灯させるとともに(ステップB5)、送信機IDの認識により抽出した2−1なる信号をコントローラ9へ出力する(ステップB6)。
【0026】
コントローラ9の制御部9bは、信号入力部9aで警報信号と2−1なる信号を取り込むと、表示データ変換部9cにて2−1なる信号を文字データ(2−1)を変換し、信号出力部9dを介して大型警報表示器1へ出力するとともに(ステップC6)、警報信号の入力によって信号出力部9dからサイレン4へ動作信号を出力する(ステップC7)。
【0027】
ステップC6、ステップC8の信号を受信した大型警報表示器1は、LED表示部2に2−1を表示すつとともに(ステップD5)、サイレン4を再鳴動させる(ステップD6)。
【0028】
教頭などの責任者は、LED表示部2より警戒地域である2−1教室を目視にて確認後、校内放送などを用いて全校内へ緊急事態を再度知らせるために、大型警報表示サイレン4の鳴動を停止させる。その方法は上述した方法と同様に、コントローラ9のサイレン停止スイッチ10を押下(ステップC8)で、信号出力部9dから出力するサイレン停止信号によって(ステップC9)、大型警報表示器1のサイレン4の鳴動が停止する(ステップD7)。
【0029】
ここで、受信機5の表示灯7は1−1と2−1が点灯し、大型警報表示器1のLED表示部2は2−2教室が表示されているので、これらの表示より不審者が次に異動する場所が推測できるため、不審者を待ち伏せて捕獲することも可能である。
【0030】
次に、不審者を捕獲しても、侵入場所に危険物などを放置する場合があるため、侵入場所の安全を確認するまで、大型警報表示器1はLED表示部2へ警戒地域の表示及びフラッシュランプ3の点滅を続ける。
【0031】
確認復旧の方法は、侵入現場である1−1教室と2−1教室の安全を確認後、押し釦型送信機13の押し釦13aを引き戻すと(ステップA5)、押し釦型送信機13の無線発信機13bから復旧信号と送信機IDを送信し(ステップA6)、これらの信号を受信した受信機5は送信機ID(1−1、2−1)を識別し、(ステップB7)、1−1及び2−1の銘板8に隣接するランプ8を点滅させるとともに(ステップB8)、1−1と2−1成る信号を消去し(ステップB9)、受信機5のリセット釦6の押下げにより(ステップB10)、点滅しているランプ8は消灯する(ステップB11)。ここでステップB9で1−1と2−1成る信号が消去されると、コントローラ9の制御部9bは信号入力部9aを介してこれらの信号消去を検知する。
【0032】
次に、コントローラ9の警報リセットスイッチ11を押下すると(ステップC10)、制御部9bは信号出力部9dを介してLED表示部2とフラッシュランプ3の消灯指令信号(ステップC11,ステップC12)と、サイレン4の鳴動停止信号(ステップC13)とを大型警報表示器1へ出力し、大型警報表示器1では、これらの信号で、LED表示部2のリセットと(ステップD8)、フラッシュランプ3の消灯と(ステップD9)、サイレン4の鳴動停止(ステップD10)が行なわれ、正常状態に戻る。
【0033】
また、1−1教室のみ安全確認して押し釦13aを引き戻したが、2−1教室の押し釦13aを引き戻さない場合は、受信機5の2−1成る信号が消去されないので、コントローラ9の警報リセットスイッチ11を押下しても大型警報表示器1のLED表示部2の表示及びフラッシュランプ3の点滅は継続する。
【0034】
このように、全ての侵入場所の安全確認を、押し釦13aの引き戻しという動作を実施しない限り、コントローラ9の警報リセットスイッチ11を押下げても大型警報表示器1の表示状態は継続する。
【0035】
また、図5、図6を用い、コントローラ9で行なっている大型警報表示器1の異常検出方法について説明する。
【0036】
異常検出方法は、コントローラ9から大型警報表示器1の表示部の制御回路へ所定間隔毎に2種類の信号を送信し、これらの信号のメーク33a或いはブレイク33bする図示しないリレーの状態を確認するものである。
【0037】
まず、コントローラ9は、図示しない監視タイマーを開始し(ステップE1)、大型警報表示器1に軽度の故障チェック信号31である16進の信号0x01を2時間継続して送信し(ステップE2)、大型警報表示器1の制御回路の図示しないリレーが、メイク33a状態を確認する(ステップE3)。ここで、16進の信号0x01なるチェック信号31を受信した大型警報表示器1は、図示しない制御回路が正常に動作している場合、図示しないリレーはメイク33a状態を保ち、異常のときにブレーク33bするような論理回路が形成されている。
【0038】
次に、コントローラ9は、16進の信号0x01なるチェック信号21を送信してから図示しない監視タイマーが2時間経過したか否かを判断し(ステップE4)、2時間が経過してなければ、ステップE2に戻り16進の信号0x01なるチェック信号31を送信し続け、ステップE3で大型警報表示器1の制御回路が何らかの異常を検出し、図示しないリレーのブレーク33bを検出すると、大型警報表示器1のフラッシュランプ3を点灯させて軽度の故障が発生したことを利用者に報知し(ステップE5)、このような軽度の故障の場合は、コントローラ9のサイレン停止スイッチ10と警報リセットスイッチ11を同時に3秒以上押す等、簡単なリセット操作で、図示しない制御回路が復旧するよう設定されており(ステップE6)、リセットが完了するとステップE1へ戻る。
【0039】
また、ステップE4で図示しない監視タイマーが2時間経過すると、コントローラ9は、大型警報表示器1に重度の故障のチェック信号32である16進の信号0xFDを20秒間継続して送信し(ステップE7)、大型警報表示器1の図示しない制御回路の図示しないリレーが、ブレーク33b状態となるかを確認し(ステップE8)、ブレーク33b状態を確認すると、大型警報表示器1の図示しない制御回路が正常に動作しており、図示しない監視タイマーをリセットし(ステップE8)、ステップE1に戻る。
【0040】
また、ステップE8で、当初大型警報表示器1の図示しない制御回路は16進の信号0x01なるチェック信号31を受信しているので、図示しないリレーはメイク33a状態を保っており、16進の信号0xFDなるチェック信号32を受信すると、図示しないリレーはブレーク33bに切り替わるが、メイク33a状態を継続しているのブレーク指令に対してブレーク不能となり、図示しない制御回路に重大なる異常が発生したこととなり、大型警報表示器1のフラッシュランプ3を点滅させて重度の故障が発生すると、上述したような簡単なリセット操作での復旧は不可能であり、部品の交換を含む専門の作評者による修理が必要である。
【0041】
また、コントローラ9は、16進の信号0x01なるチェック信号31の立下り31b及び16進の0xFDなるチェック信号32の立上り32a前後それぞれ5秒間と、16進の信号0x01なるチェック信号31の立上り31a及び16進の0xFDなるチェック信号32の立下り32b前後それぞれ5秒間は、図示しないリレーの動作状態が不安定領域であるので、メイク33aとブレーク33bの判定を行なわない領域33cとし、メイク検出領域34aとブレーク検出領域34bを予め定めている。
【0042】
本実施の形態によれば、コントローラから所定間隔で2種類の異なる信号により故障検知ができ、軽度の故障及び重度の故障を的確に捉え、障害発生時の情報を漏れなく確実に利用者に報知することで、迅速なる故障対応を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態に係わる緊急通報装置を示す全体構成図である。
【図2】学校内における緊急通報装置の機器配置を示す配置図である。
【図3】職員室などに設置する緊急通報装置機器の配置を示す配置図である。
【図4】緊急通報装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】コントローラと大型警報表示器間の異常検出方法を示すフローチャートである。
【図6】コントローラと大型警報表示器の異常検出処理のタイムチャートである。
【符号の説明】
【0044】
1 大型警報表示器
2 LED表示部
3 フラッシュランプ
4 サイレン
5 受信機
7 表示灯
8 銘板
9 コントローラ
9a 信号入力部
9b 制御部
9c 表示データ変換部
9d 信号出力部
10 サイレン停止スイッチ
11 警報リセットスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
警戒地域毎に設けた押し釦を有する発信機と、これらの発信機と無線或は有線で接続され、押し釦が操作された警戒地域を特定し、該当警戒地域をランプと銘板にて表示する表示装置を備えた受信機と、取付け自在に設置され、信号の入力で鳴動するサイレン及び点滅するフラッシュランプ及び警戒地域を表示する表示部を有する大型警報表示器と、前記受信機から前記大型警報表示器に信号を送信するコントローラとで構成される緊急通報装置において、前記コントローラは前記大型警報表示器の前記表示部の制御回路は前記2種類の信号の送信と前記リレーのメイク或いはブレイクを検出して前記制御回路の異常を検出する異常検出装置を備えたことを特徴とする緊急通報装置。
【請求項2】
請求項1記載の緊急通報装置において、前記2種類の信号は、前記表示部の制御回路に対する軽微な故障と重度な故障を検出可能な信号とするとともに、2進数及び16進数のいずれかの一方としたことを特徴とする緊急通報装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−21253(P2008−21253A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−194542(P2006−194542)
【出願日】平成18年7月14日(2006.7.14)
【出願人】(000232955)株式会社日立ビルシステム (895)
【Fターム(参考)】