線維性および炎症性疾患におけるIL−9
本発明は、線維性障害、例えば、COPD(慢性閉塞性肺疾患)および炎症性腸疾患の治療においてIL-9のインヒビターを使用する方法を包含する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
IL-9のインヒビターを投与するステップを含んでなる炎症性腸疾患を治療する方法。
【請求項2】
炎症性腸疾患が潰瘍性大腸炎、クローン病、コラーゲン蓄積大腸炎、リンパ性大腸炎、空置大腸炎、またはベーチェット症候である、請求項2に記載の方法。
【請求項3】
炎症性腸疾患が潰瘍性大腸炎である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
IL-9のインヒビターがIL-9に特異的な抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
IL-9に特異的な抗体が4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4またはそれらの断片である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
7F3com-2H2抗体を1mg/kg、3mg/kg、5mg/kg、または9mg/kgの用量で投与する、請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2の6個のCDRを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVHドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVH CDRを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項11】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVLドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVL CDRを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項12】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR1のアミノ酸配列を有するVH CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3:を含むVHドメインを含むものである、請求項4に記載の方法。
【請求項13】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3:を含むVLドメインを含むものである、請求項4に記載の方法。
【請求項14】
IL-9に特異的な抗体がさらにVLドメインを含むものである、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
VLドメインが
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3:を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
IL-9に特異的な抗体がさらにVHドメインを含むものである、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
IL-9に特異的な抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単一Fv、FabフラグメントまたはF(ab')フラグメントである、請求項4に記載の方法。
【請求項18】
IL-9に特異的な抗体を肺、鼻腔内、経口、皮下、皮内または非経口投与用に製剤する、請求項4に記載の方法。
【請求項19】
さらにIL-9に特異的な抗体でない治療薬を投与するステップを含んでなる、請求項4に記載の方法。
【請求項20】
IL-9のインヒビターを投与するステップを含んでなるCOPDを治療する方法。
【請求項21】
IL-9のインヒビターがIL-9に特異的な抗体である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
IL-9に特異的な抗体が4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4またはそれらの断片である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
7F3com-2H2抗体を1mg/kg、3mg/kg、5mg/kg、または9mg/kgの用量で投与する、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2の6個のCDRを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項26】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVHドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVH CDRを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVLドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVL CDRを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項28】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR1のアミノ酸配列を有するVH CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3;
を含むVHドメインを含むものである、請求項21に記載の方法。
【請求項29】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含むVLドメインを含むものである、請求項21に記載の方法。
【請求項30】
IL-9に特異的な抗体がさらにVLドメインを含むものである、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
VLドメインが
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
IL-9に特異的な抗体がさらにVHドメインを含むものである、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
IL-9に特異的な抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単一Fv、FabフラグメントまたはF(ab')フラグメントである、請求項21に記載の方法。
【請求項34】
IL-9に特異的な抗体を肺、鼻腔内、経口、皮下、皮内または非経口投与用に製剤する、請求項21に記載の方法。
【請求項35】
さらにIL-9に特異的な抗体でない治療薬を投与するステップを含んでなる、請求項21に記載の方法。
【請求項36】
IL-9のインヒビターを投与するステップを含んでなる線維性障害を治療する方法。
【請求項37】
IL-9のインヒビターがIL-9に特異的な抗体である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
線維性障害が肝硬変、糸球体腎炎、肺線維症、全身性線維症、慢性関節リウマチ、強皮症、膵炎、および急性線維症である、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
IL-9に特異的な抗体が4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4またはそれらの断片である、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
7F3com-2H2抗体を1mg/kg、3mg/kg、5mg/kg、または9mg/kgの用量で投与する、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2の6個のCDRを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項43】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVHドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVH CDRを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項44】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVLドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVL CDRを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項45】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR1のアミノ酸配列を有するVH CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3;
を含むVHドメインを含むものである、請求項37に記載の方法。
【請求項46】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含むVLドメインを含むものである、請求項37に記載の方法。
【請求項47】
さらにVLドメインを含むものである、請求項45に記載の方法。
【請求項48】
VLドメインが
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
さらにVHドメインを含むものである、請求項46に記載の方法。
【請求項50】
IL-9に特異的な抗体またはそのフラグメントがモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単一Fv、FabフラグメントまたはF(ab')フラグメントである、請求項37に記載の方法。
【請求項51】
IL-9に特異的な抗体を肺、鼻腔内、経口、皮下、皮内または非経口投与用に製剤する、請求項37に記載の方法。
【請求項52】
さらにIL-9に特異的な抗体でない治療薬を投与するステップを含んでなる、請求項37に記載の方法。
【請求項1】
IL-9のインヒビターを投与するステップを含んでなる炎症性腸疾患を治療する方法。
【請求項2】
炎症性腸疾患が潰瘍性大腸炎、クローン病、コラーゲン蓄積大腸炎、リンパ性大腸炎、空置大腸炎、またはベーチェット症候である、請求項2に記載の方法。
【請求項3】
炎症性腸疾患が潰瘍性大腸炎である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
IL-9のインヒビターがIL-9に特異的な抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
IL-9に特異的な抗体が4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4またはそれらの断片である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
7F3com-2H2抗体を1mg/kg、3mg/kg、5mg/kg、または9mg/kgの用量で投与する、請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2の6個のCDRを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVHドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVH CDRを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項11】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVLドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVL CDRを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項12】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR1のアミノ酸配列を有するVH CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3:を含むVHドメインを含むものである、請求項4に記載の方法。
【請求項13】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3:を含むVLドメインを含むものである、請求項4に記載の方法。
【請求項14】
IL-9に特異的な抗体がさらにVLドメインを含むものである、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
VLドメインが
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3:を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
IL-9に特異的な抗体がさらにVHドメインを含むものである、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
IL-9に特異的な抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単一Fv、FabフラグメントまたはF(ab')フラグメントである、請求項4に記載の方法。
【請求項18】
IL-9に特異的な抗体を肺、鼻腔内、経口、皮下、皮内または非経口投与用に製剤する、請求項4に記載の方法。
【請求項19】
さらにIL-9に特異的な抗体でない治療薬を投与するステップを含んでなる、請求項4に記載の方法。
【請求項20】
IL-9のインヒビターを投与するステップを含んでなるCOPDを治療する方法。
【請求項21】
IL-9のインヒビターがIL-9に特異的な抗体である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
IL-9に特異的な抗体が4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4またはそれらの断片である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
7F3com-2H2抗体を1mg/kg、3mg/kg、5mg/kg、または9mg/kgの用量で投与する、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2の6個のCDRを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項26】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVHドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVH CDRを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVLドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVL CDRを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項28】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR1のアミノ酸配列を有するVH CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3;
を含むVHドメインを含むものである、請求項21に記載の方法。
【請求項29】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含むVLドメインを含むものである、請求項21に記載の方法。
【請求項30】
IL-9に特異的な抗体がさらにVLドメインを含むものである、請求項28に記載の方法。
【請求項31】
VLドメインが
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
IL-9に特異的な抗体がさらにVHドメインを含むものである、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
IL-9に特異的な抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単一Fv、FabフラグメントまたはF(ab')フラグメントである、請求項21に記載の方法。
【請求項34】
IL-9に特異的な抗体を肺、鼻腔内、経口、皮下、皮内または非経口投与用に製剤する、請求項21に記載の方法。
【請求項35】
さらにIL-9に特異的な抗体でない治療薬を投与するステップを含んでなる、請求項21に記載の方法。
【請求項36】
IL-9のインヒビターを投与するステップを含んでなる線維性障害を治療する方法。
【請求項37】
IL-9のインヒビターがIL-9に特異的な抗体である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
線維性障害が肝硬変、糸球体腎炎、肺線維症、全身性線維症、慢性関節リウマチ、強皮症、膵炎、および急性線維症である、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
IL-9に特異的な抗体が4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4またはそれらの断片である、請求項37に記載の方法。
【請求項40】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
7F3com-2H2抗体を1mg/kg、3mg/kg、5mg/kg、または9mg/kgの用量で投与する、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
IL-9に特異的な抗体が7F3com-2H2の6個のCDRを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項43】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVHドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVH CDRを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項44】
IL-9に特異的な抗体がVHドメインおよびVLドメインを含むものであり、ここでVLドメインは抗体4D4、4D4H2-1 D11、4D4com-XF-9、4D4com-2F-9、7F3、71A10、7F3 22D3、7F3com-2H2、7F3com-3H5、または7F3com-3D4のいずれか1つのVL CDRを含む、請求項37に記載の方法。
【請求項45】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR1のアミノ酸配列を有するVH CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3;
を含むVHドメインを含むものである、請求項37に記載の方法。
【請求項46】
IL-9に特異的な抗体が
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含むVLドメインを含むものである、請求項37に記載の方法。
【請求項47】
さらにVLドメインを含むものである、請求項45に記載の方法。
【請求項48】
VLドメインが
(a)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR1のアミノ酸配列を有するVL CDR1;
(b)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR1;および
(c)4未満のアミノ酸置換を伴う7F3com-2H2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3;
を含む、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
さらにVHドメインを含むものである、請求項46に記載の方法。
【請求項50】
IL-9に特異的な抗体またはそのフラグメントがモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単一Fv、FabフラグメントまたはF(ab')フラグメントである、請求項37に記載の方法。
【請求項51】
IL-9に特異的な抗体を肺、鼻腔内、経口、皮下、皮内または非経口投与用に製剤する、請求項37に記載の方法。
【請求項52】
さらにIL-9に特異的な抗体でない治療薬を投与するステップを含んでなる、請求項37に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6−1】
【図6−2】
【図7−1】
【図7−2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6−1】
【図6−2】
【図7−1】
【図7−2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2010−527937(P2010−527937A)
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−508626(P2010−508626)
【出願日】平成20年5月19日(2008.5.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/064049
【国際公開番号】WO2008/144611
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年5月19日(2008.5.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/064049
【国際公開番号】WO2008/144611
【国際公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】
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