説明

編機、特に丸編機の所定数の装置部品を組み立てるための部品装着セット

【課題】編機のセットアップ及び装着に要する時間を短縮する。
【解決手段】編機を装備するための本発明に従う部品装着セットは、編機を装備するのに必要な装置部品からなり、当該装置部品はタイプによって分類され、異なるチャンバーの1つのパッケージに配置される。チャンバーは全て周りを閉じられており、パッケージされた装置部品を環境影響から保護し、紛失からも保護する。好ましくは、パッケージはそれを破壊することでのみ開けることができ、この場合、パッケージのチャンバーは互いに無関係に開けることができる。個々のチャンバーの装置部品の順番は好ましくは、それらが編機に配置されるべき順番に一致する。これは、特に、異なるフット位置を有する装置部品に当てはまる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
原則として、丸編機は、工具セットとも呼ばれるステッチ形成装置部品のセットを形成する装置部品を具備すべきニットシリンダー(knitting cylinder)及びリブダイヤルの形状の装置部品サポートを有する。工具セットは、例えば、機械編針及びシンカーを有する。部品装着に関係のある、また場合によっては編機のセットアップに携わる技術者は、彼らの仕事の準備として適切な数の工具セットの装置部品を獲得し、手の届く範囲にこれらの装置部品を配置し、それらをニットシリンダー又はリブダイヤルの適切なスリットに挿入する。大型丸編機の場合、ニットシリンダーは5000以上のニードルチャネルを有する。同じことがリブダイヤル又はシンカーサポートリングにも言える。
【背景技術】
【0002】
編みパターンのために設計された丸編機の場合、工具セットは、例えば、選択部品として挙げられる別な装置部品を有する。パターン及び針ベッドのマシン編針の位置に依存して、選択部品は異なる位置にフットを有する。異なるフット位置を有する選択部品は、装置部品サポートに所定の順序で取り付けられる。これは、技術者の体の一部にかなりの注意力を強いる。
【0003】
間違って装着された編機は始動しない。よって、装着は極めて注意深く行われなければならず、従って時間のかかるプロセスを要する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、編機のセットアップ及び装着に要する時間を短縮することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、本発明による部品装着セットにより達成される。部品装着セットは、最低限2つのチャンバーを有するパッケージからなる。第1チャンバーは、整列された必要な数の第1タイプの装置部品を有すると好ましい。第2チャンバーは、やはり必要な数の、整列された第2タイプの装置部品(及び、場合によっては、別な装置部品)を有する。工具セットの数は、編機の完全な装備のために必要な数に対応する。従って、本発明に従う部品装着セットにより、技術者は編機を装備するのに必要な全ての装置部品を利用できる。その際、技術者は予め分類された装置部品を見つけられる。その際、丸編機を装備するのに必要な、例えばシンカー、中間スライダー、連結要素、選択要素、リハングバー、ニードルなどの工具セットに属する全ての装置部品は、正しい数及び組み立てに必要な順序でパッケージされる。ニードル又は他の装置部品は、ニットシリンダー及び/又はリブダイヤルの組み立ての間カウントされる必要はない。例えば、ニードル、選択バー、シンカーなどの異なるタイプの装置部品は、他のタイプの装置部品をパッケージから取り外さずにパッケージから別々に取り外すことができる。これは、異なるタイプの装置部品が編機に順番に取り付けられなければならないときに特に有利である。
【0006】
本発明による部品装着セットは、少なくとも好ましい実施形態では、装置部品が編機への装着に必要な正確な数及び順序で工具セットの装置部品を有する。例えば、ロングバットニードル又は多種多様なロングバットニードルが、それらの編機に配置される正確な数及び順序でパッケージされる。同じことがショートバットニードル又は多種多様なショートバットニードル部品にも当てはまる。加えて、本発明の部品装着セットは装着用の少なめの数の装置部品を有してもよい。これらの装着部品は、編機を装着するのに必要な装置部品の数と好ましくは区別される。装着部品は特定の順に配置される必要はない。
【0007】
特定組み立て(アセンブリ)のパッケージの観点では、ニードル及び他の装置部品を設置するのに必要な時間がかなり縮小される。もはやボックス又はバッグから異なるタイプの装置部品をそれぞれ取り除く必要はない。さらには、装置部品は必要な数だけ利用できるので、ニットシリンダー又はリブダイヤルを装備するための装置部品のそれぞれの数はカウントされる必要はない。使用者は適切なタイプの部品装着セットを並べるだけでよく、複数の異なる個々の部品を並べる必要はない。
【0008】
しかしながら、異なるフット位置を有する1つのタイプの装置部品は同一のチャンバーにパッケージすることができる。例えば、これは、単一部品選択を特徴とする編機において使用するための選択部品や、複数のカム経路を有する編機に取り付けられるニードルに当てはまる。異なるフット位置を有するこれらの装置部品は互いに隣接して整列される。この場合、異なるフット位置を有する装置部品は、正確にこれらが編機に設置されるパッケージの順番に配置されると好ましい。例えば、16の異なる位置を有する選択部品に関しては、これらの部品は、互いに隣接して斜めに、初めのフットから16番目のフットまでパッケージされる。
【0009】
これまで、工具セットの装置部品は異なる量でボックス及びポケットにパッケージされてきた。タイプによって、ポケット当たり20〜250の装置部品がパッケージされる。それぞれのボックスは複数のポケットを有する。従って通常の場合、ボックスは100〜2000の装置部品を有する。1つの工具セットの装置部品の組み立ての途中に、これらの装置部品はボックス及びポケットから取り出されなければならず、加えて、装置部品はこれらを編機に配置するためにしばしば順番に配列・配置されなければならない。交互のフット位置を有する装置部品、例えばマルチパスマシンに使用される選択部品やニードルを考慮すると、装置部品やニードルはさらに非常に時間のかかる適切な斜めの配列で運ばれなければならない。
【0010】
本発明に従う部品装着セットは、ニットシリンダーのための装置部品及びリブダイヤルのための装置部品を有すると好ましい。部品装着セットは、リブダイヤルのない丸編機のため及び複数のニットシリンダー又はリブダイヤルを有する編機のために組み立てられてもよい。部品装着セットは編機と明らかに結合する。ゆえに、間違った順番で配置される恐れはない。
【0011】
例えば、部品装着セットはプラスチックフィルムパッケージとして与えられる。この場合、チャンバーは互いに独立して開くポケットからなる。好ましくは、チャンバーはシールされる。チャンバーが開かれるとき、プラスチックフィルムパッケージは破壊される。チャンバーは再びシールできない。例えば、成形ストリップクロージャーなどのシール装置は省略できる。ポケットはプラスチックフィルムを引き剥がすことで開かれる。好ましくは、それぞれのチャンバーはそれ自体の別個のプラスチックフィルムを具備し、それでチャンバーは互いに独立して開かれる。例えば、ニードル、選択部品、シンカーなどの異なる装置部品が、他のタイプの装置部品がパッケージから落ちることなく、個々に取り外される。例えば、これはパッケージのポケットを次々に開けることで、すなわち装置部品が必要とされる順番にプラスチックフィルムを引き剥がすことで実現される。
【0012】
プラスチックフィルムパッケージは、上側プラスチックフィルム及び下側プラスチックフィルムからなる。これらのフィルムは互いに結合され、例えば互いに溶接され、これらの間にチャンバーを形成する。安定性のために、下側プラスチックフィルムはボール紙又は別な安定サポートを有してもよい。この下側プラスチックフィルム又は基板は部品装着セットの部品を表し、そのサポートを表す。好ましくは、上側及び下側プラスチックフィルムは、真っ直ぐで平行なシームに沿って互いに溶接される。この結果、それぞれの縦に構成されたチャンバーはパッケージの全長に沿って延在する。当該チャンバーは互いに隣接してかつ平行に配置される。チャンバーは、複数の(少なくとも2つの)セクションに分割されたパッケージの全長に沿って延在することもできる。これは、複数の異なる装置部品が装着の理由のため別個に利用できるケースである。従って、パッケージが満たされると、プラスチックフィルムでシールされた装置部品が明確に得られる。
【0013】
安定したサポートとして構成される下側プラスチックフィルムは複数のセクションからなってもよい。よって、1つのセクションは1つの個々のチャンバーのサイズを有してもよい。部品装着セットを折る又は壊すために、自由スペースが個々のセクションの間に設けられてもよい。これらの自由スペースは互いに連結され、例えばプラスチックフィルムの形状の可撓性連結手段で共に保持される。これらの付加的な連結手段は、サポートと共にチャンバー又はポケットを形成する前記のプラスチックフィルムと異なる。連結手段はサポートの下面又はサポートの上面に設けられるか、交互に設けられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の有利な実施形態のさらなる詳細は、以下の明細書、図面又は請求項のサブジェクトマターである。
【0015】
図面は本発明を説明するために使用される。
【0016】
図1は、ニットシリンダーの細部、同様に図示されたリブダイヤル3の細部に関して基本的にのみ示された編機の工具セット1を示す。説明のために、工具セット1はシンカー4とラッチタイプニードル5のみからなる。シンカー4はリブダイヤル3のチャネルに支持されており、それで当該シンカーは半径方向にシフトできる。シフト操作のために、カムディスクがカム6に設けられる。リブダイヤル3は、これらのシンカー4の収容のために多数の半径方向に指向したスリットを有する。それぞれのスリットは工具セットに属する。
【0017】
ニットシリンダー2は多数のスリット状ニードルチャネル7を有し、ラッチタイプニードル5が当該チャネルのそれぞれに着座している。当該ニードルのフット8はカム9と係合している。ニットシリンダー2とカム9が互いに対して回転する場合、ラッチタイプニードル5のフット8はカム経路をたどり、従って図1のように軸方向に上下に移動する。
【0018】
シンカー4とラッチタイプニードル5の同期した前後運動の結果(当該運動は、ニードルシリンダー2の回転又はリブダイヤル3の回転により生じる)、ステッチ形成動作が実行される。
【0019】
図2は、長いフット8を備えたロングバットニードルとして実施例のラッチタイプニードル5を示す。当該実施例は、そのフック11の反対側の端部に配置されたフット8を示す。しかしながら、当該フットは異なる位置に設置されてもよい。ラッチタイプニードル5は、回転可能に保持された舌片12を有する。しかし、それは、スライダーニードル、リハングニードル(rehang needle)又は編み工具若しくは工具セットの部品としての他のニードルでもよい。
【0020】
図3〜5は様々なタイプの中間スライダー13、シンカー14、リハング部品15を示し、それらはそれぞれ、ラッチタイプニードル5と同様、ステッチ形成工具セットの部品である。これらはフット16,17,18を有し、それぞれは対応するチャネル内を縦方向に移動するように配置される。従って、装置部品5,13,14,15のそれぞれはフット、及び縦に移動できるサポートのための装置部品サポートに設置されるボディを有する。加えて、装置部品5,13,14,15のそれぞれは、ラッチタイプニードル5の場合フック11と舌片12からなる機能部分を有する。シンカー13,14,15の場合、機能部分は適切に輪郭を形成された端部19,20,21からなる。これは、ステッチ形成プロセスの間、それに割り当てられた機能を担う。シンカー14及び端部20に関しては、この機能は、例えばステッチを作ることであり、そのために適当な鼻形状突出部22が設けられる。
【0021】
パターン製作編機に関しては、図6,7で示される選択部品がしばしば必要になる。2つの図はそれぞれ、互いに隣接する、ブロック状の平坦面から平坦面に配置された多数の選択部品23を示す。
【0022】
選択部品23は、それらのそれぞれのフット24〜39の位置を除いて互いに同一である。示された16個の選択部品23のフット24〜39は異なる軸方向の位置にある。それぞれの選択部品は、縦方向に移動できるようにニードルチャネルに配置される平坦部品を有する。
【0023】
選択部品23は、特定の順序でニットシリンダーに配置されなければならない。図7はこのような配置を示す。そのために、フット24〜39は、ブロックを斜めに横断して延びる直線上に位置する。
【0024】
工具セットに属する部品、例えば、装置部品5,13,14,15,23はカウントされ、図8に示されるように、部品装着セット40に組み込まれる。編機の構造によっては、工具セットは1つのシンカーと1つのニードルだけから構成されてもよい。同様に、工具セットは複数のシンカーと1つのニードルで、又は複数のシンカーと複数のニードルで、又はシンカーはなく複数のニードルで構成されてもよい。従って、装置部品5,13,14,15,23の数は工具セットの数に必ずしも対応するとは限らない。装置部品の数は工具セットの数の整数倍又は数分の1でもよい。図2〜5及び6,7はそれぞれ、1つのタイプの1つの装置部品(5,13,14,15,23)を示す。
【0025】
部品装着セット40は、異なるチャンバー41,42,43,44に同一タイプの同じ装置部品をそれぞれ有する。ここで、同じ装置部品は、同じフット高さ(ロングバット及びショートバット部品)を有し、又は同じフット位置を有してもよい。チャンバー41,42,43,44は、平坦な積層プラスチックフィルム45と46の間に画定されるポケットで形成され、パッケージを形成する。その際、プラスチックフィルム46は強化サポート、例えばボール紙を有する。それぞれの場合、ポケットは、部品装着セット40の全長に沿って互いに平行に延在する溶接シーム47,48,49,50,51の間に形成される。各ポケット又はチャンバー41〜44は、編機の完全装備のために必要な1つのタイプの装置部品を保持する。このために、装置部品は順番に並んで配置される。図7の実施例から明らかなように、それらの順番はミシンで必要とされる順序と一致する。さらに図8に示されるように、例外的ケースでは、個々のチャンバーは異なるタイプの装置部品を有してもよい。これは、例えば、比較的小さい又は少数でのみ必要とされる装置部品の場合に潜在的に可能である。図8に示されるように、これらの装置部品はチャンバー41において互いに距離を置いて配置されると好ましい。これを実現するために、チャンバー41は、例えば分割線に沿って、2つのセクション53,54に分割される。分割は、はめ込み(inlay)、スポット溶接若しくは接合、又はストリップ溶接若しくは接合で実現されるか、セクション53,54が別個の又は離れたプラスチックフィルムセクションを有することで実現される。編機への装着にこれを要する場合、チャンバー41,42,43,44は2以上のセクションを有してもよい。装着要件に依存して、異なる装置部品を1つのチャンバー41,42,43,44に配置することも可能である。例えば、装置部品は溶接シーム47,48に垂直に配置される。
【0026】
チャンバー41,42,43,44は好ましくは真空下にあり、それでプラスチックフィルム45,46はパッケージされた装置部品にしっかり固着する。加えて、チャンバー41,42,43,44は防食オイル又は少なくともオイルのトレースで満たされるか、別な適切な物質で満たされてもよい。プラスチックフィルム45は、好ましくは透明プラスチック材料のフィルムである。プラスチックフィルム46は、安定化サポート、好ましくはボール紙を有する。どちらも(詳しく図示せず)、溶接シーム47,48,49,50を横断する方向にそれらのフロントエンドで互いに溶接され、外側から全てのチャンバー41,42,43,44は気密にシールされる。有利には、プラスチックフィルム45はサポート46より大きく、それでプラスチックフィルム45はサポート46から容易に剥がすことができる。
【0027】
プラスチックフィルム45は剥がされる。そのために、技術者は、先ず編機に配置されるべき装置部品がパッケージされる当該チャンバー41,42,43,44を初めに開ける。一旦これらの装置部品が使い尽くされると、技術者は彼らがプラスチックフィルム45を剥ぐ隣のポケットを開け、隣のセットの装置部品を取り除き、それらを編機に配置する。
【0028】
ここで説明したようにして、全ての装置部品が使い尽くされるまで編機を装備し続けることができる。1つの装置部品でも残っていると、配置エラーが生じる。装置部品は正確に必要な数でパッケージされるからである。技術者が所定の順序でチャンバーから装置部品を取り除き、当該装置部品を編機に配置すると、実際に正しい装置部品の割り当てが行われる。これは、特に、図6,7に従う選択部品23、又は多数のカム経路を有する丸編機に配置される異なるフット位置を有するニードルに当てはまる。
【0029】
編機を装備するための本発明に従う部品装着セットは、編機を装備するのに必要な装置部品からなり、当該装置部品はタイプによって分類され、異なるチャンバーの1つのパッケージに配置される。チャンバーは全て周りを閉じられており、パッケージされた装置部品を環境影響から保護し、紛失からも保護する。好ましくは、パッケージはそれを破壊することでのみ開けることができ、この場合、パッケージのチャンバーは互いに独立して開けることができる。個々のチャンバーの装置部品の順番は好ましくは、それらが編機に配置されるべき順番に一致する。これは、特に、異なるフット位置を有する装置部品に適用される。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】工具セットの装置部品を備えた非常に概略的なニットシリンダー及びリブダイヤルの詳細な図である。
【図2】工具セットの様々な装置部品の概略側面図である。
【図3】工具セットの様々な装置部品の概略側面図である。
【図4】工具セットの様々な装置部品の概略側面図である。
【図5】工具セットの様々な装置部品の概略側面図である。
【図6】工具セットのブロック選択部品の概略側面図である。
【図7】図6に従う選択部品の斜視図である。
【図8】工具セットの様々な装置部品を備えた部品装着セットである。
【符号の説明】
【0031】
1 工具セット
2 ニットシリンダー、装置部品サポート
3 リブダイヤル、装置部品サポート
4 シンカー
5 ラッチタイプニードル
6,9 カム
7 ニードルチャネル
8,16,17,18,24,25,26,27,28,29 フット
30,31,32,33,34,35,36,37,38,39 フット
11 フック
12 舌片
13 シンカー、中間スライダー
14 シンカー
15 シンカー、リハング部品
19,20,21 端部
22 突出部
23 選択部品
40 部品装着セット
41,42,43,44 チャンバー
45 プラスチックフィルム、パッケージ
46 プラスチックフィルム、パッケージ、ボール紙
47,48,49,50,51 溶接シーム
53,54 セクション

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定数の工具セット(1)を編機に配置するための部品装着セット(40)において、
少なくとも第1チャンバー(41)及び第2チャンバー(42)を有するパッケージ(45,46)を有し、
第1チャンバー(41)が、編機を装備するのに必要な数の第1タイプの装置部品(5)を保持し、
第2チャンバー(42)が、編機を装備するのに必要な数の第2タイプの装置部品(4)を保持する部品装着セット。
【請求項2】
パッケージ(45,46)が、編機を装備するのに必要な数の第3タイプの装置部品(15)を保持する少なくとも1つの別なチャンバー(43)を有することを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項3】
装置部品(5)が、少なくとも1つの第1チャンバー(41)において、これらが編機に取り付けられる順序で配置されることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項4】
第1タイプの装置部品(5)が、編機の第1装置部品サポート(2)と連結していることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項5】
第1装置部品サポート(2)がニットシリンダーであることを特徴とする請求項4に記載の部品装着セット。
【請求項6】
第2タイプの装置部品(4)が、編機の第2装置部品サポート(3)と連結していることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項7】
第2装置部品サポート(3)がリブダイヤルであることを特徴とする請求項6に記載の部品装着セット。
【請求項8】
第1タイプの装置部品(5)が編機ニードルであることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項9】
第2タイプの装置部品(4)が押えシンカーであることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項10】
第3タイプの装置部品(23)が選択部品であることを特徴とする請求項2に記載の部品装着セット。
【請求項11】
パッケージ(45,46)がプラスチックフィルムパッケージであることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項12】
チャンバー(41,42)が、プラスチックフィルムパッケージに形成されたポケットであり、当該ポケットは互いに独立して開くことができることを特徴とする請求項11に記載の部品装着セット。
【請求項13】
プラスチックフィルムパッケージ(45,46)が、上側プラスチックフィルム(45)及び下側プラスチックフィルム(46)からなり、これらは互いに溶接され、これらの間にチャンバー(41,42)が形成されることを特徴とする請求項11に記載の部品装着セット。
【請求項14】
上側プラスチックフィルム(45)及び下側プラスチックフィルム(46)が、真っ直ぐで平行なシーム(47,48)に沿って互いに溶接され、チャンバー(41,42)のそれぞれがパッケージの全長に沿って延在し、この長さは溶接シーム(47,48)に沿って測定されることを特徴とする請求項13に記載の部品装着セット。
【請求項15】
プラスチックフィルム(45及び/又は46)が透明であることを特徴とする請求項11に記載の部品装着セット。
【請求項16】
すべてのチャンバー(41,42)が縦方向の構造を有し、互いに平行に配置されることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項17】
チャンバー(41,42,43,44)がセクション(53,54)に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の部品装着セット。
【請求項18】
上側プラスチックフィルムが下側プラスチックフィルムより大きいことを特徴とする請求項13に記載の部品装着セット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−45259(P2008−45259A)
【公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−200728(P2007−200728)
【出願日】平成19年8月1日(2007.8.1)
【出願人】(598132646)グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト (77)
【Fターム(参考)】