説明

緩痛義歯

【課題】入れ歯の使用上の痛みを緩和すること、使用中に外れ落ちることに対する対策をする。
【解決手段】齶はその日の体調つまり痩せたり太ったりに従って相当太痩するので、1床の入れ歯ではきつくなって齶を疵付けて痛くしたり、がたがたになって食事を摂る為口を開く度に外れ落ちたりして難儀を強いられる。それには、色々変化する齶の太痩に対応して、少しの幅に可なりピッタリとパッキングクッションを敷き貼って納まりうる物を数床調製しておき、嵌めて見てその時の齶に合った物を使用しうるようにした「緩痛義歯」。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
私が入れ歯を必要とするようになったのは、もう15年くらい前であろうか。その不自由と使用上の痛さといったら無い。
上側だけであるが、今やぷらぷらになった二本を残すのみとなった。これまでに、何回義歯を換えたかわからない。金属床を二十数万円も出して入れたりして見たがその違和感と痛い刺激には耐えられなかった。
どうかして、違和感の軽い痛みの柔らかい入れ歯特に上齶(うわはぐき)用を開発した

悪い場合には接着剤を使用するとスマートになると考えたことがある。そして、これを広島大学に提案して、図書館に展示して貰い、多くの挑戦者を募って貰おうとしたが、反響は無かったことがある。
その後、相当の年月が経過して、今から3年くらい前に、市内の鉄道病院や市民病院で

変わりは無く、咀嚼する場合のみならず入れているだけでも痛くて全く具合が悪く使い物にならない。どこを訪ねても全く同じことなので、現在は仕方なくその不具合な物を本当に不自由しながら使用している。
6年ぐらい前であろうか、私は齶(歯茎)を軟性・軟質にしたら宜しかろうとゴムのような物で創ることを考えた。どうすれば、具体的になるかと時折少しずつ考えていた。同時に私は流行歌を沢山作詞作曲していたので、これを楽譜に描き出したいと、いろいろ勉強して見たが、とんと符にならない。業を煮やして、私は歌をマイクから吹き込めば、ブラウン管に楽譜が現れる作曲機械は出来ないかと色々と知識を集めていた。
また、広島市の西部の丘陵地帯に西風新都市と言う新開地が開発されたが都心に出入りするには上にも下にも大回りをしなくてはならず、また給水手段が本質的に解決されておらず、吹けど呼べど相手になる者はいなかった。とうとうアジア大会を誘致してビッグアーチと言う大運動場を建設しその周りに選手村と称する大マンション団地を野村不動産に建設させた。
しかし、上に述べたような事情なので入居者が付かない。これは都心に短くアクセルすることを考えなくてはならないと、現地に通じる己斐峠を越えて見ると、とても通勤道路に改修できる代物では無い。
そこで、これはトンネル以外に無いと、コイトンネルなるものを発想した。ところが、反対側の大塚地区に下りて見ると、伊藤さんと言う医師の市会議員の方が「己斐トンネル」を建設しようと大きな看板を立てて運動していることが判った。
ところが、彼らの案「己斐〜大塚」では、新幹線の己斐トンネルと交差することになって建設不可能であることを地図に当たって見て知った。
そこで、私は新幹線トンネルを避ける「三滝〜大塚」トンネルを発案し地元経済誌に発表した。ところが、私が広島市長選に立候補し破れたのであるが、その時当選した平岡敬市長の時代に広島市は私の案をそっくり窃盗して「広報紙」に建設予定を発表するようになった。
都心に乗り入れるには、三滝から都心側に向かって広島市最長級の橋梁を建設し、そこから都心に向かってアクセス道路を可なりのビルなどを買収して建設するとあった。
私は、そのアクセス法は無理だと思った。
ところが、ある日突然弟二人が精神科医を連れて来て、毎度のことながら私を精神病院に押し込んだ。母の入院していた病院の院長がその病院の在り方に文句を言った私を入院させよと迫ったと言うのであった。
その精神病院には、私の入れ歯と楽譜描出機に関心のある人たちが追っ掛け入院して来た。私の発明と窃盗防止は、政府を中心とした発明や生活法の窃盗団に組み入れられない人たちには、その人たちの生死に拘る問題となっているようである。
しかし、本当に狙われていたのは、それらの発明ではなく、ずっとそれ以前に発明していた「電子レンジ用プラスチック缶詰めご飯」や花王の洗剤の「真四角PET瓶」やクラウンやアクセラなどが今も採用している「リヤトランクの蓋にもテールランプを設ける方法」(私はハッチバックに設けると書いているが、現在の蓋は、バックが確かにハッチバックのようにノッペリとはしていないがバンパーまで下がっており、ハッチバックと同じような機能となっており、テールランプを蓋にも設けなくてはリヤバックの中央部より下部には横広にテールランプを設ける方法は無くなっており、明らかに私の発明を盗んで応用しなくては他に方法は無くなっている)を窃盗(他人の所有物をこっそり盗み取ること)するにあったと結果的には言える。と言うのも、それら会社にそのことに就いて質問しても紳士的に真面な返事をくれない。
昨夜は、ヘンリー・フォードの「藁のハンドル(Today and Tomorrow)」に目を通した。彼が社会主義や同和主義を説く泥棒たちと一生闘争を迫られて苦労し家康や元就のように長男を犠牲にせざるを得なかったことが、そして、孫の輝元が西軍の大将に担がれ家を縮めたように、ヘンリー・フォード三世がアイアコッカに下剋上されて終には生命を縮めざるをえなかった、家が所謂共産主義のもたらす悲しみに堪えなくてはならなかったことが判った。
「政府には、働かずに生活が出来るとか皆にお城を持てるようにするとか言った約束をしない、また仲間より優れた仕事をする者を仲間はずれにしない、新しい保守主義が必要である」と1926年の出版の年よりずっと以前に彼は私と同じ境遇に置かれていた。
「法令をつくることは誰にも出来る。しかし、人間の基本的権利(ライト)に根差す法令をつくるには、賢者を必要とすることが、国民に段々解かりつつある」。「立法それ自体は何ら望ましい経済状態を創り出すことは出来ない。フェア・プレーを望み信ずる国民に、彼らが主導権を握るべき法的根拠を与えることが出来るのみである」。「従って、貧困から逃れる唯一の方法は、フェア・プレーの精神で以て仕事を追い求める以外に無いのに、貧乏は一種の美徳とされ誇りであるとさえ主張するようになっている」。「しかし、現在は自己が仕事を創造しなくても、就職すれば、自分が自営で努力しても中々得られなかった地位と収入を与えてくれることもあるでは無いか」。
私は、マツダやトヨタやカオウやサトウなどの経営者に是非このフォードの「今日と明日」を学習して貰いたいと思う。何時までも、時代の転換の事実に目を瞑り、「赤」に弥四を踊り続ける限り、必ずやミツビシの二の舞に陥ることになろう。資本家としての苦しみを乗り越えた英知に、何かを創造して抜け出た英才への怖れを実感して貰いたい。私の英知が創り出した債権が何れは窃盗者を抹殺してしまうことになると言う歴史性をである。
さて、私の「三滝〜大塚」トンネルが私には一言の挨拶も無く建設されたのである。しかし、未だ出口から都心へのアクセス法には納得の行く案は出ないらしく、放置されたままになっているらしい。
私は、まだ、そのトンネルを通行して見ていないので、なんとも言えないが、大田川放水路に懸かっている三滝橋以下の橋々に着目して、それより下の両岸道路を地方建設局と協議して拡幅して、交通量を両岸に振り分けうるようにして、三滝橋、龍王橋、山手橋、己斐橋、新己斐橋、旭橋、そして新設の庚午橋を各車が選択して都心側に進入できるようにするのが最も実際的であろう。
当然、この新道は、地方建設局に相談して一般道に採用して貰い無料とし、永い間低経済性に苦悩した沼田地域の住民に活性化のチャンスを与えるべきである。
また、上水を豊かに供給できないと、交通問題を如何に解決しても、商業地としても工場団地としても住居地区としても活性化することは有りえ無い。
私は、以前、トンネルが出来れば、あるいは出来てからも、遙か上流の高瀬堰から取水してトンネルを通して給水したいと考えていた。
今また、宮沢喜一や亀井静香などの地元有力政治家を中心に政府や国会議員たちがもう3年間以上も私の発明研究作業を覗いては、その妨害に連日躍起となり、出来ることなら着想だけを盗んで自分たちのライトに結実させようとする。しかし、その中のあるグループや一般の国民たちはそう言う可能性のある者たちを常に警戒しており、その相克が統合されない限り、盗んで自分の物にしようと言う者たちにはその可能性は無い、と言うのが現状であるる。政府の現金や成金富豪の現金ならそれぞれに可なり満足できるように分配可能であるが、新しい事業となるとそれに対する能力には大きな差があり、機会は平等であっても結果に対する平等の保障は殆ど無い。結局は、私のライトは私が具体化する以外ないことに落ち着きつつある。
私は、広島県を「新エネルギー発電装置生産県」たるを以て再生振興したいと毎日呼びかけているが、その為には、県内の各工業地帯や団地に十分な工業用水を確保することから始めないと、それら地帯や団地が全く使い物にならない。
従来の考え方では、河川の上流にダムを築いて取水する以外に無かった。河川の上流と下流とでは流域面積(雨水を集めうる面積)に雲泥の差があり、上流ダム方式では日本の降水量の20分の1とか30分の1とかしか有効利用できない。
そこで、私は、降水量の100%近くを集めている塩分の無いぎりぎりの河口近くで取水すべきことを考え付いた。現在、これに近いことが行なわれていないこともないが、矢張り「井手(堰)」を築いて水を塞き止めて横岸から取水している。従って、市街地河川では景観と防災の関係から無理な方法である。また、川幅が適当な所でなくては井手を損する。
そこで、出来るだけ井手を築かないで適当な深さの維持できる所に、適当な大きさと数の取水孔を明けた適当な太さのステンレス管を何管か杭を打ち込んでその杭に浮かせて設け、そら管から適当な貯槽櫓に吸水して給水すれば宜しかろうと考えている。取水管を河底に敷設してはその底が水流によって抉り掘られて据わりが悪くなる。
そこで、前述の高瀬堰取水は止めて、大田川放水路の適当な所にオーバーフロー式の井手を建設し、そこから水中吸水管方式で以て汲み上げ三滝山の中腹の適当な所に給水タンクを建設して「三滝〜大塚」トンネルを通して西風新都に十分に給水したい。
この前の福井県の河川の反乱で思ったのであるが、戦後から今日まで日本全国否世界中の河川の河口近くが土砂の堆積によって相当浅くなっているに違いない。このままでは、旧態依然たる思想で又堤防を高くすることを考えるに違いない。
いま話題にしている大田川放水路にしても、昔は現在のような高式堤防では無かったような気がする。土砂の堆積に順応してそうなっているのであろう。
しかし、これを掘り下げるとなると、水は流れているし途轍も無く大変なことになる。そこで、自然の原理に従って、土砂の堆積を処理することを考えなくてはならない。
河口の適当な沖を、河川中の堆積土砂の量を推計して、そのぶんだけ適当な面積を浚渫するのである。可なりな期間を見ていれば、河川の下口に堆積した土砂は自然にその浚渫底に流れ出て河川底は自然に本来の深さに帰るに違いない。
ぜひ、大田川放水路においても先ずこの処置を行ない、取水工事に取りかかって貰いたいと思っている。
勿論、福井県の河川の反乱対策においても、先ずこの処置から始めて貰いたいものである。
広島市内では、大田川が大河であり、こう言う取水の可能性は十分なので、七つの末流全てにおいて検討し、飲料水は兎も角工業用水や主要ビルの水洗トイレ用水は給水したいと考えている。
それにしても、フラットな市街の排水が上手く行っているのか心配をしている。私が学生時代お世話になった世田谷の松原町はフラットな農地を開発した所で排水にはとても困難していた。恐らく現在も根本的には解決されていないのであろう。
このような市街地では、水洗トイレ排水や風呂排水や台所排水を全て下水道化することは不可能だと私は思う。トイレは汲み取り式の簡易水洗式で宜しいし、台所排水や風呂排水は一時タンクに貯めて出来るだけ道路や庭に撒水するようにし、どうしても残る場合には汲み取って貰うのが好ましい。
広島市においては、地域が全くフラットで排水が上手く下水化できそうも無い所にビルやマンションが雨後の竹の子のように建設されて来た。殆ど排水的には価値の無いものが多いのであろう。安く買収して、汲み取り排水に切替える工事を施して、再売する業者が出ることを期待している。
全国的に、この排水処理難が問題化してか、水道料金の徴収率が極めて不良に低調である。大工事で取りかかる以外に無い所も沢山あろうが、大半は一軒一軒施工可能な場合が多いので、早急に工事資材を製造してやって貰いたい。中小メーカーを興したい人たちには相談に応じても宜しい。
ところで、備後地域には芦田川しかなく然も流量が十分でない。尾道、松永、因島には全く河川は存在していない。然るに、これらの地帯に県営工業団地を無謀にも大々的に建設している。
芦田川の上流に現在八田原ダムと三川ダムが建設されていて、福山を中心に給水されていると見られるが、尾道や松永や因島には依然十分な給水施設は無いようである。
そこで、私は、延々たる遠路ではあるが、三次で三川合流して発する江の川から上述の方法で以て取水して先の二ダムまで送水できないものかと考えている。江の川の年平均流量は川平で143m/sとあるから三次でも120m/sくらいはあろう。
尾道の人口は94200人であり、1日平均給水量は27328mである。年間では約1000万トンである。
ところで、江の川の年間流量は約45億トンである。尾道の給水量はたったの0.22%にしか過ぎない。詳しい集計はここでは省くとして、この両数値からして、江の川の水を取水して備後地域や三次台地や世羅台地に給水したからと言って問題が生じるようなことになることは全く無いことが判る。
広島県の一人一日当たり平均給水量は363lである。竹原市は624l、千代田町は577l、大竹市は462l、本郷町は404l、三次市は402l、東城町は399l、広島市369l、福山市373l、呉市360lなどであるのに対して、尾道は302l、因島市269l、府中市260l、向島町253l、神辺町285l、沼隈町397lである。
広島県全体がどちらかと言えば水不足の状態にあり、特に備後地帯が大不足に陥っていることが判る。
今、江の川から毎日流量51万4800mの5%の2万5740mを毎日送水するとすれば、瞬間的には7.15m/s(143m/s×5%)÷Xm=10km/h(2.8m/s)から、送水管の直径は約81cmで宜しいことになる。
水平な送水管とした場合28kJ/s(1/2×7150kg×(2.8m/s))の電力が掛かる。1ワット秒=1ジュールであるから、それは28k×1ws/s=7.8wh/s、これに1日=3600s/dを掛けると、28080wh/d=28.1kwh/dとなり、1日の電力代は1kwh20円として、562円/日、一年では20万5千円と言うことになる。
送水管が山越えをする場合でも上り坂と下り坂とが対称をなしていれば、掛ける負荷は、水平管と変わりはない。上り坂が難儀な場合には、その難儀率を掛ければ宜しい。
こう見てみると、この江の川の流量の5%取水量は広島市の1日の給水量417702mを約2割も上回る量なのであるから、備後地帯の補給水量としては十分であり、また5%を取水したからと言って流域民がそれ程難色を示す量では無かろうから、大いに成算のある話と言うことになる。
今、私は、この発明を大袈裟に言えば広島県の政治家全員にまたまた広島市営有料バイパス「三滝〜大塚」トンネン同様に泥棒されようとしている。書き上げていた資料を全て警察の黙認の上なのであろう家屋侵入か或いは駐車場でか窃盗されてしまった。余計ではあるが、こう言う事実と言うか事件に対してそれぞれの部署にある公務員がセンシティブリーに反応し事件が拡大しないように勤務(service on duty)してくれねばならない。公務員の給料は全て私たちが連日連夜稼ぎ出しているのであるから、福沢論吉が言っているように、警察は小数の善人が自分たちの為に雇っているのであるから、悪人が恋しくなるのではなく、善人の為に勤務することを誇りとしてほしい。
悪人とは、働こうとはしない人たちのことである。当然貧しい。同じく貧しくあっても働いても働いても働こうとしない人たちに直接的に或いは間接的に搾取されて貧しい人たちもある。そう言う働き者に「働かずに生活が出来るとか、皆にお城が持てるようにするとか」約束しては地位を求めるのが所謂「赤」だとフォードは言っている。
さて、上齶用の義歯が使用中に外れて落ちないようにしうるかが、この義歯の最も本質的なsubjectである。
そこで、私は、次のように考察した。2枚のガラス板の間に水を挟むとそれらはピッタリトくつっいて離れない。但し、水が厚い場合には容易に離れてしまう。この現象が入れ歯にピッタリと応用されているならば、私が以前広島大学に提案した時は接着剤を用いるを前提としていたが、上齶用と言えども外れて落ちることはあるまい。
ところが、私たちの齶は体の調子に大いに左右される。体が太るような場合には齶は骨も肉も太る。また、反対の場合には、痩せ細る。
入れ歯は、この体の変化に対して、flexibleではなく、fixualである。つまり、齶と義歯との隙間は常に変化する。従って、齶が最大に太るだろう場合に合わせて調製しておかないと、その場合には痛みが酷くなって堪えられないことになる。そして、その場合、酷く痩せた場合には、隙間が広がり過ぎ接着性が無くなり食事中に外れ落ちしてしまう。
従って、本質的には、入れ歯は、体重なりに比例して、2箇とか3箇とか調製して置くべきであることが理解できよう。
そして、入れ歯は自然歯のように固い物は噛めない。本来なら、すなわち、齶の形状にピッタリ合った物であれば、自然歯が骨との間に歯根膜をパッキンにしていても噛めるように噛めないことは無い。しかし、どこの歯科を訪ねてもそのようにピッタリと調製できる人はいない。勿論、自然歯でも、体調を酷く壊した時に硬い物を永く噛むと骨が減っているので、歯との隙間が広くなり歯ががたついて歯根膜が痛み炎症を起こし痛みを発することになる。
そこで、入れ歯の床裏には適当に弾力性を持たせて見たくなる。しかし、齶の形状に融通を利かせ過ぎると接着性が悪くなることは上記から理解できる。どれだけの厚さが最適か色々と実験して見なくては判らないが兎に角クツションと言うかパッキンと言うかゴム性の物を貼り付けて見たい。まあ、歯根膜くらいの厚さが好いのかも判らない。
その調製工作となると、中々容易いことでは無いが、「特許請求の範囲」に述べているいるようにして見たい。
常に、数床の入れ歯で齶の太痩に上手く対応できるようにしていれば、入れ歯は唾液の接着作用によってピッタリと接着していて快適に食事を摂れると思われる。
今日まで、この生理現象と接着原理を発見できなかった歯学界は世界的に怠慢であった。本発明はその斯界に衝撃的動揺を与えているらしい。広島大学も九州大学も大阪大学も京都大学も東京医科歯科大学も大阪歯科大学も電話でこれまでの教科書の紹介を頼んでも真面に対応してくれない。入れ歯技術がどのように発達して来て今日の補綴学を形創っているかを盲目にして、私に的外れの論文を書かそうとする。学者が皆不良政治家化している証拠である。国家と金持ちから、適切な役務を代償提供することなくして、金銭を巻き上げようとしてばかりいるかに見える。
それは、今日まで、同和指導的な下で営業収益の競争を排除し、どこの歯科を出ようがどんなに経験不足であろうが、同一料金の下、売り上げでさえ水平的に申告して共生共存しようとして来た結末である。
私は、これまで、どこかで快適に入れ歯を拵えて貰いたいと、どうかしてそう言う補綴大家を探したいと努めて来たが、弁護士どうよう彼らに関する情報は全く公開されておらず、どこの歯科を訪ねれば宜しいのかさっぱり判らないで来た。
ときどき、週刊朝日などが各科の名医とか実力高等学校とかを記事としているが、偶々のそう言う情報に頼る以外ないのが現状である。
歯科医師界は、得意な診療科目を広告してはならない協定を結んでいる。
今後は医科医師界に倣って補綴なら補綴と専門化してその分野で熟練を積み患者の求める技量を研鑽するよう競争して貰いたい。
医科と違って忽ち生死と拘ると言う場面は全く無い。緊張が足りなくなる。何か時々自己を省みなくてはならなくなる衝撃が欲しかろう。
しかし、今の所、よい案が無い。本発明を自己の薬籠中の物とする競争こそ天から降って湧いたそのショックであろう。
大いなる研鑽努力を期待したい。決して今日のデジタル家電のように科学と腕の不足を他人の電磁波によってまやかして貰ってはならない。仕入れるべき所には惜しみなく私のように金を掛け、せめて私のジャガーSくらいには、調製する入れ歯が優秀に実存性を衿持するようにして貰いたい。
本発明は、必ずや歯科医師界の惰眠を激烈に踏破することになろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵌めていても咀嚼した場合も痛く無い入れ歯を調製(望む所や物を目差して製作して行くこと)したい。
(1)体調つまり齶の太りや痩せの各状態に合わせた物をそれぞれ調製する。即ち同時に何床か調製する。
(2)義歯の床裏にゴム性のパッキングクッションを設ける。
(3)各模造歯を上下の相対する自然歯あるいは模造歯と上手く咬み合うように上手に調製する。
(1)の件
▲1▼ 基礎体重を可なり長期に亘って測定して、大体において、体重の変化の範囲を統計的に掴む(体重偏差値として求めるのが宜しかろう)。
(2)の件
▲2▼ 入れ歯するべき所の型を取り、(第一陰型)
▲3▼ それに水に溶いた焼き石膏(2(CaSO・1/2HO))を注ぎ込んで入れ歯するべき所の石膏(2(CbaSO・2HO))鋳型を採り、(第一陽型)
▲4▼ その鋳物を鋳型として、入れ歯の床の鋳物を約240℃で溶けるハンダ(Pb67%、Sn33%)や94℃で溶融するニュートン合金(Pb32%、Sn16%、Bj52%)などで鋳物を採り、(第二陽型)
▲5▼ その鋳物を「酸」などで腐蝕して、或いはそれでは上手く行かない場合には「電気メッキ」法において「陽極」として「溶け細らせる」などによってパッキングクッションを設けるに必要なだけ床の裏の表面を削ぎ落とす。(第三陽型)
▲6▼ そして、それを鋳型として石膏の鋳物を形取る。(第二陰型)
▲7▼ それを鋳型として義歯の蝋製などの仮床を鋳造して個々の模造歯を植え、(第四陽型)
▲8▼ それを本床の義歯に鋳造し、(第五陽型)
▲9▼ その義歯床の裏(齶に触れる面)にシンナーやベンジンで溶いたゴム性の物を必要な厚さ均等に塗布あるいはスプレーして乾かせて弾力性のあるパッキングクッションを敷き設ける。(最終陽形)
(3)の件
従来、上下総入れ歯に調製する場合には、上下に相対して上手く咬み合うように調製できる出来合いの模造歯が可なり上手く選択できたようであり、また、義歯床の大きさにも対応できたようであるが、上下の一方だけが全部床義歯となる場合には、また部分床義歯の場合にも、相対する自然歯にピッタリ対応する既成の模造歯は全く無く、少しでも咬合を好くする為には自然歯に対して相当咬合面積の小さな模造歯を選ぶしかなかった。その為、噛み切ることは可なり出来ても噛み砕くことは中々困難であった。そこを考慮に入れていない曖昧な物は噛み切るにも噛み砕くにも全く役立たず豆腐のように軟らかい物か軟らかい粒のご飯などしか咀嚼できなかった。
対応する自然歯に対して或いは模造歯に対してピッタリ咬み合うように模造歯を調製したい。
▲10▼ それには、対応する自然歯あるいは模造歯の型を取り、
▲11▼ その石膏型歯を鋳造し、
▲12▼ その石膏型歯に丁度よい太さのワックス棒やゴム粘土棒などを押付けて対応模造歯の咬合面を形取り、その象の周りを歯の形に成形して模造歯原形を作り、
▲13▼ それで以て鋳型を作り、
▲14▼ その鋳型で以て目的の模造歯を鋳造する。
上記のような調製法によって、同一人に同一目的の義歯を体調ごとに数本調製して、使用に際しては、嵌めて見て、ピッタリな物を使用するようにする。
以上のような構成に基づいて、楽に使用できるように調製した、ナガイズデンタース(dentures)と呼ぶことにする、緩痛義歯。
【請求項2】
「請求項1」における「緩痛義歯」において、実用上差し支えが無ければ、「パッキングクッション」を省いた、従って「パッキングクッション」を敷き貼る為の工程を当然省いた、簡略型の緩痛義歯。

【公開番号】特開2006−55613(P2006−55613A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−274178(P2004−274178)
【出願日】平成16年8月23日(2004.8.23)
【出願人】(594052526)
【出願人】(502234662)
【出願人】(502378678)
【出願人】(502395365)
【Fターム(参考)】