説明

臍ゴムにおける空気漏れ空気流出封鎖弁装置

【課題】空気漏れを最小にすることが可能なボールの臍ゴムを提供する。
【解決手段】臍ゴム本体の底側内部に半円体球や半円体柱形などの空体部7に空気漏れ空気流出封鎖弁となる数多のソフトシール状ゴム小チップ片群6を、臍ゴム底部スリット5より装入してなる装置でなるもので、即ち空気送出入針による空気送入する際空気導出入溝通過後の空気送出入針の針通過跡や、臍ゴムの針通過跡の弾性の緩み、ショックなどによる微量の空気漏れが生じた時等、数多のソフトシール状ゴム小チップ片小チップ片群6が、速やかにボールなど球体内の中空体の空気圧による空圧10により、ソフトシール状ゴム小チップ片群6が針通過跡部や緩み部を、圧迫封鎖し空気流路は封鎖される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
臍ゴム本来機能は、空気漏れ空気流出防止機能体であり、空気漏れ空気流出防止機能体にもかかわらず、臍ゴム本体の弾力の緩みや、空気送出入口にあたる空気送出入針跡からの空気漏れ空気流出など生じることがある。本発明は、空気漏れ空気流出防止機能体を臍ゴム内に空気流出通路の封鎖弁を設けることによる空気漏れ空気流出防止に関するものである。
【背景技術】
【0002】
臍ゴムによる中空体への空気送出入は、臍ゴムに空気送出入針をもって、ボールなど球体の中空体の臍ゴムを通し空気送出入を司るもので、臍ゴムの空気漏れ空気流出防止本体機能や、臍ゴム中心部にゼリー状合成ゴムや、樹脂などによる空気漏れ空気流出防止機能を施したものがある。
【0003】
【特許文献1】実用新案出願公開 昭和54−142564
【特許文献2】実開 昭527752
【特許文献3】特開 第96257号
他にも特に記載すべき先行技術文献はありません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
臍ゴム本体の機能性を問うもので、従来の臍ゴムの機能構造では、臍ゴムを通りボールなど球体の中空体への空気送出入後の機密性が弱く、空気漏れ、空気流出の防止機能に多大な難点があり、空気送出入針の挿入後の、針通過跡などに於ける空気漏れ空気流出防止機能度は弱く、度々空気送入の必要が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
臍ゴム本体の底側内部に半円体球や半円体柱形などの空体部を設け、同空体部に、空気漏れ空気流出封鎖弁となる数多のソフトシール状ゴム小チップ片群を、臍ゴム底部スリットより装入してなる装置で、即ち、ボールなど球体内の中空体部へ、臍ゴムの空気送出入針をもって空気送入する際、空気導出入溝通過後の空気送出入針の針通過跡や、臍ゴムの針通過跡の弾性の緩み、ショックなどによる微量の空気漏れが生じた時等、数多のソフトシール状ゴム小チップ片、小チップ片群が速やかにボールなど球体内の中空体の空気圧による空圧により、ソフトシール状ゴム小チップ片群が針通過跡部の緩みや空気流出部を、空気圧空圧迫封鎖し、空気流路は封鎖されるもので、小チップ片群は空気漏れ空気流出封鎖弁群体となり、さらなる空気漏れ空気流出を感知した際には、次、また次の小チップ片群が球体内中空体の空気圧圧力による対応封鎖するようソフトシール状ゴム小チップ片群なる封鎖弁が作動し、二重三重の連続封鎖することを特徴とした空気漏れ空気流出防止弁装置で、特に通常空気送出入に対しては、臍ゴム空気導入溝と、新たに設けられた空気漏れ空気流出封鎖弁装置なる機能部を貫通空気送出入し、弁装置小チップ片群間を通過して空気送出入となり空気送出入流路の封鎖弁は作動することなく空気送出入できる特質も併せ持つ空気漏れ空気流出封鎖弁装置で、すべての課題を解決する空気漏れ空気流出封鎖弁装置を設ける。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、ボールなど球体の中空体への空気の空気送出入具、空気漏れ空気流出封鎖弁装置つき臍ゴムで、臍ゴム本体底側内部に設けられた空気漏れ空気流出封鎖弁装置つき臍ゴムで、その働きは、臍ゴムに空気送出入における針通過跡や、臍ゴム自体の弾性劣化など空気漏れ空気流出を、臍ゴム内において如何なる小さな空気漏れ空気流出に対して、臍ゴム本体底側内部空体部に設けられた封鎖弁体ソフトシール状ゴム小チップ片群を設けることにより、空気漏れ空気流出を感知し、チップ片群が球体内中空体の空気圧圧力により空気漏れ空気流出封鎖弁装置のチップ片群が作動し封鎖となる。
【0007】
空気漏れ空気流出封鎖弁装置内封鎖弁は、ソフトシール状ゴム小チップ片群なるチップ片群がもたらす封鎖弁が、空気漏れ空気流出を感知したとき、ボールなど球体の中空体の空気圧による空圧により、ソフトシール状ゴム小チップ片群が針通過跡部の緩みや空気流出部を、臍ゴム下部のスリット隙間通過する空気圧空圧迫封鎖、空気流路は封鎖されるもので、小チップ片群は空気漏れ空気流出封鎖弁群体となり、さらなる空気漏れ空気流出感知した際には、次、また次の小チップ片群がボールなど球体内中空体の空気圧圧力による対応連続封鎖するようソフトシール状ゴム小チップ片群なる封鎖弁が作動し、連続封鎖することを更なる特徴とした空気漏れ空気流出防止弁装置。
【0008】
本発明の、ボールなど球体の中空体への空気の空気送出入具、空気漏れ空気流出封鎖弁装置は、ソフトシール状ゴム小チップ片群なるソフトシール状やゴム小チップ片群の粘質樹脂などからなるもので非鉱物からなり、金鉱物加工と比較するも簡単加工、安価なる価格設定が可能である。封鎖における空気圧圧力は、球体の中空体への空気による自然体からの効果的、機能的に利用するものである。
【0009】
空気漏れ空気流出封鎖弁装置においての液状封鎖液の使用は無く空気圧圧力によるソフトシール状ゴム小チップ片群なる封鎖弁が作動する空気漏れ空気流出封鎖弁装置である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の実施例図について図面を参照して説明する。図2は、従来の臍ゴムの中心部を通る空気送出入針を挿入した断面図で、ボールなど球体内の中空体への空気送出入する臍ゴム(1)で、臍ゴム自体の弾性による空気漏れ空気流出防止化されたものであるが、図1,3,5においては、本発明の実施封鎖弁例である。特に図5に示すように、空気送入、針抜後における空気導出入溝跡の緩みなどによる空気漏れ空気流出の空気導出入溝が開き(3´)流出を感知したとき、球体の中空体内の空気圧圧力(10)により、臍ゴム本体底側内部に設けられた空体部(7)内、ソフトシール状ゴム小チップ片群(8)により封鎖されるもので、小チップ片群(8)は空気漏れ空気流出封鎖弁群体となり、さらなる空気漏れ空気流出感知には次、また次の小チップ片群がボールなど球体内中空体(1)の空気圧圧力(10)による対応連続封鎖するようソフトシール状ゴム小チップ片群(6)なる封鎖弁が作動し、連続封鎖することを更なる特徴とした空気漏れ空気流出防止弁装置。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ボールなど球体内の中空体(1)に設けられた本発明の臍ゴム部の中心部を通る、空気導出入溝(3)、ソフトシール状ゴム小チップ片群(6)挿入設置した臍ゴム底側内部の空体部(7)、スリット部(11)に、空気送出入針(9)を貫通挿入した断面図である。
【図2】従来の臍ゴムで、ボールなど球体内の中空体(1)に設けられた従来型の臍ゴム部の中心部を通る、空気導出入溝(3)に封鎖弁体空気送出入針(9)を貫通挿入した断面図である。
【図3】ボールなど球体内の中空体(1)に設けられた本発明の臍ゴム部の中心部を通る、空気導出入溝(3)、ソフトシール状ゴム小チップ片群(6)挿入設置した臍ゴム底側内部の空体部(7)、スリット部(5)の断面図に球体の中空体内の空気圧圧力が作動(10)前なる空気漏れ空気流出封鎖弁装置図。
【図4】臍ゴム底部の底面図。
【図5】ボールなど球体内の中空体(1)に設けられた本発明の臍ゴム部の中心部を通る、空気導出入溝(3)、ソフトシール状ゴム小チップ片群(6)挿入設置した臍ゴム底側内部の空体部(7)、スリット部(5)の断面図に作動(10)後の空気漏れ空気流出封鎖弁装置図。
【図6】臍ゴム(8)底側内部に設けられた空体部(7)に、スリット部(11)からソフトシール状ゴム小チップ片群(8)を挿入設置した拡大透視斜視図である。
【符号の説明】
【0012】
1 ボールなど球体の中空体
2 ボールなど球体の表面
3 空気導出入溝
3´ 空気漏れ空気流出中の空気導出入溝
4 臍ゴム空気導出入溝
5 スリット部
6 ソフトシール状ゴム小チップ片群
7 臍ゴム本体底側内部に設けられた空体部
8 臍ゴム本体
9 空気送出入針
10 球体の中空体内の空気圧圧力
11 空気送出入針の針穴部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明の臍ゴムにおける空気漏れ空気流出臍ゴム封鎖弁装置は、臍ゴム本体の底側内部に半円体球や半円体柱形などの空体部を設け、同空体部に、空気漏れ空気流出封鎖弁となる数多のソフトシール状ゴム小チップ片群を、臍ゴム底部スリットより装入してなる装置で、即ち、ボールなど球体内の中空体部へ、臍ゴムの空気送出入針をもって空気送入する際、空気導出入溝通過後の空気送出入針の針通過跡や、臍ゴムの針通過跡の弾性の緩み、ショックなどによる微量の空気漏れが生じた時等、数多のソフトシール状ゴム小チップ片、小チップ片群が速やかにボールなど球体内の中空体の空気圧による空圧により、ソフトシール状ゴム小チップ片群が針通過跡部の緩みや空気流出部を、空気圧空圧迫封鎖し、空気流路は封鎖されるもので、小チップ片群は空気漏れ空気流出封鎖弁群体となり、さらなる空気漏れ空気流出を感知した際には、次、また次の小チップ片群が球体内中空体の空気圧圧力による対応封鎖するようソフトシール状ゴム小チップ片群なる封鎖弁が作動し、二重三重の連続封鎖することを特徴とした空気漏れ空気流出防止弁装置で、特に通常空気送出入に対しては、臍ゴム空気導入溝と、新たに設けられた空気漏れ空気流出封鎖弁装置なる機能部を貫通空気送出入し、弁装置小チップ片群間を通過して空気送出入となり空気送出入流路の封鎖弁は作動することなく空気送出入できる特質も併せ持つ空気漏れ空気流出封鎖弁装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−110593(P2010−110593A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−309098(P2008−309098)
【出願日】平成20年11月7日(2008.11.7)
【特許番号】特許第4341856号(P4341856)
【特許公報発行日】平成21年10月14日(2009.10.14)
【出願人】(596154860)
【Fターム(参考)】