説明

自動車用ウエザストリップ

【課題】車両組み付け時に取付部の開口部が広がるのを防止しつつ、シール性能を確保することのできる自動車用ウエザストリップを提供する。
【解決手段】車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁に設けられたフランジにはウエザストリップが取り付けられている。ウエザストリップは上記フランジに取付けられる取付部及び取付部の車外側側壁部の先端から一体的に延長されている保持底部、車体開口部開閉部材に当接してシールするシール部を備えている。上記取付部に設けられているフランジを保持するための保持リップ、及び上記フランジに設けられた段部に係止する係止突起、上記保持底部は取付部を形成する高硬度のソリッド材よりも低硬度のソリッド材で形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車用ウエザストリップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車等の車両には、車体開口部周縁と開口部を開閉する車体開口部開閉部材の周縁との間をシールするためにウエザストリップが取着されている。フロントドアとリアピラーとの間の見切り部をシールするウエザストリップを例にとると、図4に示すように、リアドア101の前端縁のフランジ102には、芯金からなるインサート104を埋設した断面略コ字状の取付部120と、該取付部120の車外側側壁部121に突設されるシール部130よりなり、ドアを閉めたとき、フロントドア108とリアドア101との間の見切り部をシールするウエザストリップが設けられている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
また、自動車の軽量化を推進するために、ウエザストリップの取付部のインサートを廃止して、重量を軽減したものもある。(例えば、特許文献2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−066842号公報
【特許文献2】特開2007−230280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ウエザストリップの取付部に埋設するインサートを廃止した場合、フランジへの組み付け時に取付部の開口部が広がったり、ドアフレームのコーナ部に合わせて製品を曲げたとき、取付部の内部に設けているリップ部が波打ったりしてシールができなくなることが懸念される。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウエザストリップの車両組み付け時に取付部の開口部が広がるのを防止しつつ、ウエザストリップの組み付け位置がずれるのを防ぐことで、シール性能を確保することのできるウエザストリップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0008】
手段1.断面が略コ字形に形成された、車外側側壁部、車内側側壁部、及び底壁部から構成されフランジに取り付けられる高硬度のソリッド材で形成された取付部と 低硬度のソリッド材で形成され、上記取付部の車外側側壁部の先端から屈曲して形成された保持底部と、
リップ状に形成されるとともにスポンジ材で形成されて前期保持底部先端から取付部の底壁側へ向かうシール部を有し、
上記取付部の内部にフランジ保持リップを形成し、該フランジ保持リップにより上記取付部を上記フランジに保持させたことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
【0009】
上記手段1によれば、断面が略コ字形に形成された、車外側側壁部、車内側側壁部、及び底壁部から構成されフランジに取り付けられる高硬度のソリッド材で形成された取付部と、低硬度のソリッド材で形成され、上記取付部の車外側側壁部の先端から屈曲して形成された保持底部と、リップ状に形成されるとともにスポンジ材で形成されて前期保持底部先端から取付部の底壁側へ向かうシール部、から構成されるため、取付部をフランジに容易に取付けることができ、確実にシールすることができる。
【0010】
取付部は、断面が略コ字形に形成されているとともに高硬度のソリッド材で構成されているため、フランジを強固に把持することができる。また、高硬度のソリッド材で形成されたため、インサート部材を使用しなくすることができ、自動車の軽量化に貢献できる。
【0011】
取付部の車外側側壁部の先端から屈曲して形成されている保持底部が、取付部を構成する部材よりも低硬度のソリッド材で構成されているため、保持底部は撓みやすく、シール部の変形荷重を保持底部が撓むことで吸収することができるので、変形荷重による影響が取付部まで及ぶことが無くなり、取付部をフランジに安定して把持することができる。
【0012】
また、シール部はリップ状に形成されるとともにスポンジ材で形成されて前期保持底部先端から取付部の底壁側へ向かうよう形成されるため、シール部がウエザストリップの取り付けばらつきを吸収して確実にシールすることができる。
【0013】
また、取付部の内部にフランジ保持リップを形成し、フランジ保持リップにより取付部をフランジに保持させる。このため、フランジ先端部を安定的に把持することができる。
【0014】
手段2.上記取付部内部の底壁部と車外側側壁部との連結部分には凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ
【0015】
上記手段2によれば、取付部をフランジ取付時に上記取付部内部の底壁部と車外側側壁部との連結部分に形成した凹部を支点にすることで、車外側側壁部が湾曲しやすくなり、シール部側の取り付け位置がずれたとしても位置ずれによる取付部の変形を防止でき、取り付け部の内部に設けたフランジ保持リップが変形することを防ぐことができる。
【0016】
手段3.上記取付部内部の車内側側壁部の先端部付近に、フランジに形成された段差部に係止するための係止突起を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用ウエザストリップ。
【0017】
上記手段3によれば、上記取付部内部の車内側側壁部の先端部付近に係止突起を設けることによって、ウエザストリップ取付後には、フランジを形成する車体開口部開閉部材又は車体開口部周縁のアウターパネルの先端が、同じくフランジを形成するインナーパネルや補強パネル等の先端を覆うように曲げられて形成される段差部に係止突起が当接するので、ウエザストリップが抜けてしまうのを防ぐことができるようになる。
【0018】
手段4.上記取付部は、開口部側が底壁側よりも狭く形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
【0019】
上記手段4によれば、取付部の開口部側が底壁部側よりも狭く形成されているため、取付部の内部に挿入されたフランジを取付部が強く安定して挟むように保持することができる。
【0020】
手段5.上記フランジ保持リップと上記係止突起は、上記保持底部と同じ低硬度のソリッド材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ウエザストリップ
【0021】
上記手段5によれば、フランジ保持リップと係止突起を低硬度ソリッド材で形成することによって、フランジ保持リップと係止突起がたわみやすくなるので、取付部をフランジに取り付けた際に取付部の開口部が広がったり、取付部の姿勢が倒れることを防ぐことができ、フランジを安定して保持し続けることができる。
【0022】
手段6.上記取付部の材料は、IRHD75°〜90°である硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーである請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
【0023】
上記手段6によれば、取付部の材料の硬度は、IRHD75°〜90°であるため、インサート部材が埋設されていなくても取付部がフランジを強く把持することができ、ウエザストリップの重量を軽減することができる。
【0024】
手段7.上記フランジ保持リップと上記係止突起、及び上記保持底部の材料は、IRHD50°〜75°である硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーである請求項2又は請求項4に記載のドアウエザストリップ。
【0025】
上記手段7によれば、フランジ保持リップと係止突起、及び保持底部の材料の硬度は、IRHD50°〜75°であるため、ウエザストリップをフランジに取付る際には、フランジ保持リップと係止突起、及び保持底部が変形することで取付部の形状が変形することがなく、取付部がフランジを強く把持することができる。
【0026】
手段8.自動車用ウエザストリップはリアドアに取り付けられ、シール部はフロントドアに当接することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
【0027】
上記手段8によれば、自動車用ウエザストリップはリアドアに取り付けられ、シール部はフロントドアに当接することで、リアドアとフロントドアの間を確実にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのフロント縦辺サブシール部の断面図であり、図2のI−I線に沿った部位での断面図である。
【図2】本発明の実施の形態であるドアウエザストリップの正面図である。
【図3】自動車ドアの側面図である。
【図4】従来技術のドアウエザストリップの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、自動車のリアドアとフロントドアの間をシールする、リアドアに取り付けられるウエザストリップのフロント側縦辺部に設置されるフロント縦辺サブシール部を例にして説明する。
【0030】
図3は自動車の側面図である。図3に示すように、自動車のリアドア1の上部の外周部にはドアフレーム2が設けられ、その内側にはドアガラス5が昇降自在に取付けられる。
また、ドアフレーム2の内周には、チャンネル3が設けられ、このチャンネル3内にガラスランが取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
【0031】
図2は、本発明の実施の形態のドアウエザストリップ10の正面図であり、図1は、ドアウエザストリップ10のフロント縦辺サブシール部14の図2におけるI−I線に沿った断面図である。
【0032】
まず、本発明の実施の形態であるドアウエザストリップ10の全体の形状を説明する。
ドアウエザストリップ10は、図2に示すように、リアドア1の上辺に取付けられる上辺押出部11と、リアドア1のリア側縦辺部に取付けられるリア縦辺押出部15と、リアドア1のフロント側縦辺部に取付けられるフロント縦辺サブシール部14から構成されている。そして、それぞれのコーナー部で、フロント縦辺サブシール部14と上辺押出部11を、型成形で成形されたフロント側接続部12で接続し、上辺押出部11とリア縦辺押出部15を、型成形で成形されたリア側接続部13で接続している。
【0033】
リア縦辺押出部15は、先端がリアドア1の下辺部に取付けられる下辺部まで一体的に連続して延長されるため、リアドア1の下辺と車体開口部周縁6の間をシールすることができ、路面からの騒音や雨水の浸入を防止することができる。この下辺部は、リア縦辺押出部15と一体的に連続して形成したものを曲げてもよく、或いは別に成形したものを型成形部で接続してもよい。
【0034】
フロント縦辺サブシール部14は、図1に示すように、リアドア1のフロント側縦辺部の先端に取付けられる。フロント側縦辺部の先端は、ドアフレーム2のアウターパネル2aとインナーパネル2bのフロント側の先端が一体に溶接されてフランジ2cを形成している。このフランジ2cに、フロント縦辺サブシール部14は取付けられる。
フランジ2cにおいては、アウターパネル2aの先端が、インナーパネル2bや補強パネル等の先端を覆うように曲げられて、インナーパネル2bの側面に圧接される。アウターパネル2aの先端とインナーパネル2bの側面は段差部2dを形成する。
【0035】
フロント縦辺サブシール部14は、リアドア1のドアフレーム2のフロント側先端部のフランジ2cに取付けられる取付部20、上記取付部20の車外側側壁部21とは略直角に屈曲して形成される保持底部、及びフロントドア8の後端に当接してシールするシール部30から構成される。
取付部20は、断面が略コ字形に形成され、車外側側壁部21、車内側側壁部22及び底壁部23から構成され、高硬度のソリッド材で形成される。
【0036】
車内側側壁部22の内面には、底壁部23方向に伸びたフランジ保持リップ24とフランジ2cに形成された段差部2dに係止して、取付部20がフランジ2cから抜けることを防止するための係止突起25が形成されている。フランジ保持リップ24と係止突起25は低硬度のソリッド材で形成されるため、フランジ2cを取付部20内に挿入したときに、フランジ保持リップ24と係止突起25は容易に撓むことができ、車内側側壁部22の外面がフランジ保持リップ24に押されて外側に膨らむことがなく、取付部20のフランジ組み付け姿勢がよい。
また、係止突起を設けることによって、ウエザストリップ取付後には、アウターパネル2aの先端がインナーパネル2bや補強パネル等の先端を覆うように曲げられて形成される段差部2dに係止突起25が当接するので、ドアウエザストリップ10が抜けてしまうのを防ぐことができるようになる。
【0037】
上記取付部20内部の底壁部23と車外側側壁部21との連結部分に凹部26を形成することにより、取付部20をフランジ2cに取り付ける時に、連結部が車外側側壁部21が変形する際の支点になり、車外側側壁部21が湾曲しやすくなり、シール部30側の取り付け位置がずれたとしても位置ずれによる取付部20全体の変形を防止でき、取付部20の内部に設けたフランジ保持リップ24が変形することを防ぐことができる。
【0038】
取付部20の断面形状を、開口側が底壁側よりも狭く形成することができる。この場合は、取付部20の内部に挿入されたフランジ2cを、車外側側壁部21と車内側側壁部22が挟むように力が働き、フランジ2cを強く保持することができ、取付部20が強く安定して把持することができる。
【0039】
保持底部31は、車外側側壁部21とは略直角に屈曲して形成され、リアドア1のフロント側先端に設けられたアウターパネル2aの屈曲部分に当接する。このため、シール部30を安定して保持することができる。
また、保持底部31を取付部20より低硬度のソリッド材で形成することができる。この場合は、取付部20をリアドア1のフロント側先端部のフランジ2cに取付けると、保持底部31と車外側側壁部21がリアドア1のアウターパネル2aの直角に屈曲した部分に当接して安定して保持されることができる。このため、シール部30がフロントドア8後端に確実に当接することができ、確実にフロントドア8とリアドア1の間をシールすることができる。
また、シール部30がフロントドア8後端に当接する際の、シール部30の変形荷重を保持底部31で吸収することができるので、変形荷重による影響が取付部20まで及ぶことが無くなり、取付部20をフランジ2cに安定して把持することができる。
【0040】
シール部30は、保持底部31の先端から鉤状に屈曲して形成される。ドア閉時に、シール部30は、フロントドア8後端に当接する。このため、シール部30がフロントドア8後端とリアドア1の先端の間の隙間をシールすることができる。シール部30は、リップ状に形成され、根元から柔軟に撓むことができるため、確実にシールすることができる。
なお、シール部30はスポンジ材で形成しているため、フロントドア8に当接したときに柔軟に撓むことができ、ドア閉力を減少させることができる。
【0041】
なお、取付部20は、高硬度のソリッド材で形成するため、取付部20の内部に板金等で形成したインサート部材を埋設しなくても、取付部20はフランジ2cの把持力を充分に有することができ、ドアフレーム2のフランジ2cに強固に保持されることができる。そのため、上記のようにシール部30を所定位置に当接させることができ、シール性を確保することができる。
【0042】
取付部20を形成する高硬度のソリッド材としては、例えば、IRHD75°〜90°の硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーから形成することができる。また、フランジ保持リップ24、係止突起25、および保持底部31を形成する低硬度のソリッド材としては、例えば、IRHD50°〜75°の硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーから形成することができる。
ドアウエザストリップ10を、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材で形成すると、耐候性とリサイクル性のよい製品を得ることができる。
【0043】
次に、ドアウエザストリップ10の製造方法について説明する。
ドアウエザストリップ10の直線状の部分の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、ポリオレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。柔軟性を向上させるためにこれらの材料を発泡させてスポンジ材として使用することができる。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、通常の方法で加熱されて加硫、発泡が行われる。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
【0044】
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0045】
(a)上記実施形態では、リアドアに取り付けられるウエザストリップを例にしているが、取り付け部位によっては限定されず、車体のドア開口部の周縁などに取り付けられるウエザストリップにも適用できる。
【0046】
(b)上記実施形態におけるウエザストリップは、ドア周縁の一部に部分的に取り付けられるものであるが、これに限らず、ドア周縁の全周にわたって取り付けられる環状のウエザストリップにも適用できる。
【符号の説明】
【0047】
1 リアドア
2 ドアフレーム
3 チャンネル
5 ドアガラス
6 車体開口部周縁
8 フロントドア
10 ドアウエザストリップ
11 上辺押出部
12 フロント側接続部
13 リア側接続部
14 フロント縦辺サブシール部
15 リア縦辺押出部
20 取付部
21 車外側側壁部
22 車内側側壁部
23 底壁部
24 フランジ保持リップ
25 係止突起
26 凹部
2a アウターパネル
2b インナーパネル
2c フランジ
2d 段差部
30 シール部
31 保持底部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
断面が略コ字形に形成された、車外側側壁部、車内側側壁部、及び底壁部から構成されフランジに取り付けられる高硬度のソリッド材で形成された取付部と 低硬度のソリッド材で形成され、上記取付部の車外側側壁部の先端から屈曲して形成された保持底部と、
リップ状に形成されるとともにスポンジ材で形成されて前期保持底部先端から取付部の底壁側へ向かうシール部を有し、
上記取付部の内部にフランジ保持リップを形成し、該フランジ保持リップにより上記取付部を上記フランジに保持させたことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
【請求項2】
上記取付部内部の底壁部と車外側側壁部との連結部分には凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウエザストリップ
【請求項3】
上記取付部内部の車内側側壁部の先端部付近に係止突起を形成し、該係止突起はフランジに形成された段差部に係止することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
【請求項4】
上記取付部は、開口側が底壁側よりも狭く形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
【請求項5】
上記フランジ保持リップと上記係止突起は、上記保持底部と同じ低硬度のソリッド材で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ウエザストリップ
【請求項6】
上記取付部の材料は、IRHD75°〜90°である硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。
【請求項7】
上記フランジ保持リップと上記係止突起、及び上記保持底部の材料は、IRHD50°〜75°である硬質ゴム又は熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の自動車用ウエザストリップ。
【請求項8】
自動車用ウエザストリップはリアドアに取り付けられ、シール部はフロントドアに当接することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ウエザストリップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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