説明

苗移植機

【課題】従来、圃場を耕耘して整地して畝を形成した後に、畝に苗の移植作業をするのが慣用的に行われている作業形態であった。ところが、圃場を耕耘や整地や畝を形成しないで、苗の移植作業をすることが、耕耘及び整地及び畝形成作業工数を減らして全体の作業効率を良くする作業形態として考えられるようになった。然しながら、水稲収穫後の圃場は、乾いて硬くなっており、圃場表面にはひび割れも発生していて、苗の移植作業を従来の機械で行なうことはできなかった。そこで、圃場を耕耘や整地や畝の形成を行わないで、苗の移植作業が適切に行なえる苗移植機を得ることを課題とする。
【解決手段】駆動輪11を装備した走行車体1に耕耘装置22を設け、該耕耘装置22の後方に苗植付部25を配置し、耕耘装置22の少なくとも上部を覆うカバー体24を苗植付部25の側方まで後方に向けて延設した苗移植機。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、畑用の苗移植機の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
従来、圃場に苗を移植する作業としては、圃場を耕耘して整地して畝を形成した後に、畝に苗の移植作業をするのが慣用的に行われている作業形態であった。
【特許文献1】特開2004−24097号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、水稲の栽培を行って収穫し、その後で、圃場を耕耘や整地や畝を形成しないで、苗の移植作業をすることが、耕耘及び整地及び畝形成作業工数を減らして全体の作業効率を良くする作業形態として考えられるようになった。然しながら、水稲収穫後の圃場は、乾いて硬くなっており、圃場表面にはひび割れも発生していて、苗の移植作業を従来の機械で行なうことはできなかった。そこで、本発明は、圃場を耕耘や整地や畝の形成を行わないで、苗の移植作業が適切に行なえる苗移植機を得ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、駆動輪11を装備した走行車体1に耕耘装置22を設け、該耕耘装置22の後方に苗植付部25を配置し、耕耘装置22の少なくとも上部を覆うカバー体24を苗植付部25の側方まで後方に向けて延設したことを特徴とする苗移植機とした。
【0005】
従って、請求項1に記載の苗移植機は、駆動輪11を駆動回転させて機体を前進させ苗植付部25にて苗を圃場に植付ける際に、耕耘装置22が苗を植付ける位置の圃場を耕耘し、且つ、耕耘装置22の耕耘時に持ち上げられた土がカバー24に案内されて後方に移動し苗植付部25の側方に落下するので、苗の根部は適切に覆土されて適切に苗を圃場に植付けることができる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、カバー体24を苗植付部25の左右両側方まで後方に向けて延設したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機とした。
従って、耕耘装置22の耕耘時に持ち上げられた土がカバー24に案内されて後方に移動し苗植付部25の左右両側方に落下するので、苗の根部は更に適切に覆土されて適切に苗を圃場に植付けることができる。
【0007】
請求項3に記載の発明は、耕耘装置22と苗植付部25とで一つの苗植付作業部12を構成し、該苗植付作業部12を機体左右方向に複数個設けると共に、該苗植付作業部12を機体左右方向に位置調節自在に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の苗移植機とした。
【0008】
従って、請求項1又は請求項2記載の作用に加えて、苗植付作業部12を機体左右方向に位置調節することによって、苗の植付け条間が必要に応じて調節できる複数条植えの苗移植機を得ることができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、耕耘装置22と苗植付部25との間に作溝体26を設け、苗植付部25の後方に鎮圧装置27を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の苗移植機とした。
【0010】
従って、請求項1、請求項2、又は請求項3記載の作用に加えて、圃場を耕耘装置22にて耕耘した後に作溝体26により苗植付溝を形成し、該苗植付溝に苗植付部25にて苗を植付けて、鎮圧装置27にて苗の根部の土を鎮圧するので、苗を圃場に適切に植付けることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明により、圃場を耕耘や整地や畝の形成を行わないで、苗の移植作業が適切に行なえる苗移植機を得ることができて、課題を適切に解決することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
この発明の一実施形態としての苗移植機を以下に説明する。尚、以下の図示例についての説明で前又は後というときは、操縦ハンドル2を配置した側を後とし、その反対側、即ちエンジン10を配置した側を前という。そして、右又は左というときは、機体後部において機体前部側を前側として立つ作業者から見て右手側を右とし、左手側が左としている。
【0013】
苗移植機は、一般的な管理機よりなる走行車体1の操縦ハンドル2側の後部ヒッチ3に、上下高さ調節自在に設けた作業座席4、ステップ5、支持車輪6及び作業座席4の左右側方に配置した左右予備苗載台7を設けた座席部8を装着ピン9にて左右回動自在に装着して構成している。
【0014】
走行車体1は、エンジン10と、該エンジン10の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の左右駆動輪11,11と、該左右駆動輪11,11よりも機体側面視で後方に配置された苗植付作業部12とを備えている。
【0015】
エンジン10の後部には、ミッションケース13を配置し、そのミッションケース13は、その左側部からエンジン10の左側方に延びるケース部分13aを有し、これがエンジン10の左側部と連結している。このケース部分13aにエンジン10の出力軸とミッションケース13の入力軸との間に設けた伝動ベルトが設けられており、ミッションケース13内の伝動機構に動力が伝達する構成となっている。
【0016】
前記操縦ハンドル2は、上下位置調節自在にミッションケース13の上部に基部を装着したハンドルフレーム14の後端部に設けられている。操縦ハンドル2は、左右グリップ部2a,2aが設けられており、該左右グリップ部2a,2aの下方には左右サイドクラッチレバー15,15が設けられている。この左右サイドクラッチレバー15,15を作業座席4に着座した作業者が指で握り上げ操作すると、その操作した側の駆動輪11のサイドクラッチが切れて、機体はサイドクラッチレバー15を操作した側に曲がって進行方向を変更できる構成となっている。尚、16は作業クラッチ操作レバーで、苗植付作業部12への動力を入り切り操作できる。また、17は変速レバーであって、ミッションケース13内の変速装置を操作して、機体の前進速度を変更すると共に、機体を後進させることもできる。
【0017】
次に、苗植付作業部12について説明する。
ミッションケース13の後部に下方に向けて伝動ケース18を延設し、該伝動ケース18の下部に両側に六角軸よりなる駆動軸19を設け、エンジン10の動力にてミッションケース13内の変速装置及び作業クラッチを介して該駆動軸19を駆動回転する構成となっている。左右駆動軸19には、各々苗植付作業部12,12が位置決めピン20にて左右位置が固定されて装着されている。尚、左右駆動軸19には、前記位置決めピン20を挿し込む貫通孔19a…が所定のピッチで設けられており、左右苗植付作業部12,12は左右位置調節自在に左右駆動軸19に装着することができ、苗の植付条間を自由に調節できる構成となっている。
【0018】
苗植付作業部12は、駆動軸19の六角軸に係合する六角孔を有する筒部21の外周に90度ピッチで基部が取り付けられて駆動軸19の回転によってイ方向に回転する耕耘装置である耕耘爪22…と、筒部21の外周にベアリング23にて相対回転自在に設けたカバー体24と、カバー体24の後部凹み部に取り付けられた苗植付部である円筒状の苗案内体25と、該苗案内体25下部前面部に設けられた苗植付溝を形成する作溝体26と、カバー体24の後部に装着された鎮圧装置27とによって構成されている。尚、カバー体24の上部は、機体に上部が溶接固着された左右支持案内体28によって左右位置調節自在に支持されている。また、苗案内体25の下部後方部は、苗が通過できる開口部25aが形成されている。
【0019】
鎮圧装置27は、カバー体24の後部に支持体29により支持された横棒30に左右鎮圧輪31を遊転自在に軸支した鎮圧輪フレーム32を上下回動自在に装着している。そして、鎮圧輪フレーム32の回動基部32aと相対回動は自由であるが左右移動は一体的に移動する筒部32bがカバー体24と一体の支持体29に連結具33にて連結されており、苗の植付条間を調節すべく左右苗植付作業部12,12を左右位置調節すると、その左右調節に連動して鎮圧輪31も左右調節されて、常に植付ける苗の左右側方位置を鎮圧できる構成となっている。
【0020】
34は機体の旋回時等に左右の鎮圧輪フレーム32,32を共に上動させて鎮圧輪31を非鎮圧状態にする持ち上げ機構であって、左右の鎮圧輪フレーム32,32の下方に配置された横杆35と、該横杆35の左右両側を前記横棒30に回動自在に支持する左右支持アーム36,37と、右支持アーム37に連結具にて連結された持上げ用操作レバー38と、該持上げ用操作レバー38を上下スライド自在に支持する円筒部よりなるカバー体24の後部に固定された支持部39とによって構成されている。そして、持上げ用操作レバー38の中途部には段部38aが形成されており、植付け作業時は該段部38aが支持部39よりも下方に位置しており、左右の鎮圧輪フレーム32,32は各々自由に上下動して各鎮圧輪31は植付ける苗の左右側方位置を鎮圧する。機体を旋回させる際などには、作業者が持上げ用操作レバー38を上方に引き上げて筒部よりなる支持部39に持上げ用操作レバー38の段部38aを引っ掛けて持上げ用操作レバー38を上方に引き上げ状態で保持する。すると、持上げ用操作レバー38の上方への引き上げにより、横杆35が上動して左右の鎮圧輪フレーム32,32を共に上方に回動させて各鎮圧輪31を非鎮圧状態まで上動させて固定できる。
【0021】
次に、水稲を栽培して収穫した後の耕耘及び整地していない状態の圃場で、上記の苗移植機を用いた苗の移植作業を説明する。
先ず、作業者は、機体を圃場に入れて左右苗植付作業部12,12の左右位置を調節して植付け条間を決める。次に、左右予備苗載台7にセルトレイにて育苗した苗を載置し、作業座席4に着座してエンジン10を始動する。そして、変速レバー17を操作して機体を前進させると共に、作業クラッチ操作レバー16にて左右苗植付作業部12,12への動力を入り操作する。すると、駆動軸19の回転によって左右苗植付作業部12,12の各耕耘爪22…はイ方向に回転し、苗を植付ける位置の圃場を耕耘すると共に、耕耘時に持ち上げられた土はカバー24に案内されて後方に移動し苗案内体25の下部左右側方に落下する。そして、各耕耘爪22…にて耕耘された圃場に苗案内体25下部前面部に設けられた作溝体26が、苗植付溝を形成する。この時、作業者が苗案内体25の上部開口25bから左右予備苗載台7に載置された一株分の苗を投入すると、苗は苗案内体25により案内されて上記作溝体26が形成した苗植付溝にその根部が落下する。その時、前記のように各耕耘爪22…の耕耘時に持ち上げられた土がカバー24に案内されて後方に移動し苗案内体25の下部左右側方に落下しているので、苗の根部は適切に覆土される。そして、鎮圧輪31…にて苗の左右側方位置を鎮圧して苗が適切に圃場に植付けられる。尚、苗の茎葉部は、苗案内体25の下部後方部に形成した開口部25aを通過する。
【0022】
尚、作業者は、左右サイドクラッチレバー15,15を操作して機体の進行方向を修正できる。また、機体の旋回時には、作業者は、持上げ用操作レバー38を上方に引き上げて鎮圧輪31…を非作業状態まで上動させて、操縦ハンドル2を上方に持ち上げて、左右駆動輪11,11回りに左右苗植付作業部12,12を圃場面から離れるまで上動させ、旋回方向のサイドクラッチレバー15を操作すれば、作業者は作業座席4に着座したまま機体の旋回を行なうことができる。
【0023】
図5〜図7は、植付ける苗の覆土を更に適切なものとする他の例を示す。
各耕耘爪22…がイ方向に回転して苗を植付ける位置の圃場を耕耘すると共に、耕耘時に持ち上げられた土がカバー24に案内されて後方に移動し苗案内体25の下部左右側方に落下する際に、カバー24の内部で苗案内体25の下部よりも前方位置に細かい土は通過するが大きな土塊は通過しないように杆体よりなる篩い部40を設けると共に、篩い部40を通過した細かい土を苗案内体25の下部左右側方に案内するガイド体41を設けている 。
【0024】
このように構成すると、駆動軸19の回転によって左右苗植付作業部12,12の各耕耘爪22…がイ方向に回転し、苗を植付ける位置の圃場を耕耘すると共に、耕耘時に持ち上げられた土はカバー24に案内されて後方に移動し篩い部40を通過した細かい土のみが苗案内体25の下部左右側方にガイド体41により適切に案内されて落下する。そして、各耕耘爪22…にて耕耘された圃場に苗案内体25下部前面部に設けられた作溝体26が、苗植付溝を形成する。この時、作業者が苗案内体25の上部開口25bから左右予備苗載台7に載置された一株分の苗を投入すると、苗は苗案内体25により案内されて上記作溝体26が形成した苗植付溝にその根部が落下する。その時、篩い部40を通過した細かい土のみが苗案内体25の下部左右側方にガイド体41により適切に案内されて落下しているので、苗の根部は細かい土により更に適切に覆土され、良好な苗の植付け作業が行なえる。
【0025】
図8は、ステップ5の他の例を示す。
座席部8の支持車輪を左右回動自在のキャスター6とし、該キャスター6の左右回動自在の支持部6aにステップ5を設けた構成としている。
【0026】
このように構成すると、作業座席4に着座した作業者は左右両足をステップ5に置いて作業をしているが、機体の進行方向が多少ずれた場合に、ステップ5に置いた左右両足でキャスター6を左右回動操作して進行方向の修正が容易に行なえ、作業性が良い。また、支持車輪を左右回動自在のキャスター6とすることにより、機体旋回時にキャスター6が自動的に適切な旋回が行える方向に回動するので、良好な旋回作業が行える。
【0027】
図9は玉ねぎ用の播種装置を示す。
玉ねぎの種子は小さいので、通常、コーティング材で種子をコーティングしたものを用いて播種する。50はセルトレイ51を所定のピッチで移送する(1ポットP分づつ移送する)移送ベルトであって、播種装置52の前工程でセルトレイ51の各ポットPに床土詰め装置にて床土詰め作業が行なわれ、その後播種穴形成装置にて播種穴形成作業が行なわれた状態のセルトレイ51が移送されて来て、播種作業後に覆土装置にて覆土作業と灌水装置にて灌水作業が行なわれる。
【0028】
播種装置52は、玉ねぎのコーティング種子を貯留する種子ホッパ53と、種子ホッパ53の下方に形成された排出口54(排出口54はスライド蓋板55にて開度調節自在に構成されている)と、排出口54から出てきたコーティング種子を1粒づつ繰出し穴に受けて各ポットPに1粒づつ播種する繰出しロール56と、繰出しロール56の繰出し穴にコーティング種子が2粒以上入っている場合には余分なコーティング種子を掻き出して繰出し穴のコーティング種子を1粒にする掻き出しブラシ57と、掻き出しブラシ57にて掻き出したコーティング種子を収容する種子収容箱58とによって構成されている一般的な構成であるが、特に、繰出しロール56に対向して静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を噴霧する噴霧装置59を設けている。
【0029】
玉ねぎのコーティング種子は非常に小さいので、コーティング種子が静電気を帯びているとポットPに播種するコーティング種子が静電気によりポットP内に落下せずに異なる方向に飛散してしまって、ポットP内にコーティング種子が播種できないような事態が発生する。そこで、噴霧装置59により静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を繰出しロール56に噴霧して、繰出しロール56に静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を塗布し、繰出しロール56の繰出し穴に収納したコーティング種子に静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)が付着して、コーティング種子の静電気がなくなるようにする。すると、前記のような静電気による悪影響がなくなり、各ポットP内にコーティング種子を1粒づつ適切に播種することができる。
【0030】
尚、上記の静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を噴霧する噴霧装置59に換えて、掻き出しブラシ57のブラシを静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を含有した素材で形成して、コーティング種子の静電気をとるようにしても良く、また、種子ホッパ53や排出口54や繰出しロール56の覆い部材を静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を含有した素材で形成して、コーティング種子の静電気をとるようにしても良い。更には、コーティング種子のコーティング材に静電気防止剤(陽イオン系界面活性剤)を含有させてコーティング種子が静電気を帯びないようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】苗移植機の側面図である。
【図2】苗移植機の要部の作用説明用一部断面平面図である。
【図3】苗移植機の要部の背面図である。
【図4】苗移植機の要部の作用説明用平面図である。
【図5】他の例を示す要部の側面図である。
【図6】他の例を示す要部の一部断面平面図である。
【図7】他の例を示す要部の背面図である。
【図8】他の例を示す苗移植機の側面図である。
【図9】播種装置の作用説明用の一部断面側面図である。
【符号の説明】
【0032】
1 走行車体
11 駆動輪
12 苗植付作業部
22 耕耘装置(耕耘爪)
24 カバー体
25 苗植付部(苗案内体)
26 作溝体
27 鎮圧装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動輪(11)を装備した走行車体(1)に耕耘装置(22)を設け、該耕耘装置(22)の後方に苗植付部(25)を配置し、耕耘装置(22)の少なくとも上部を覆うカバー体(24)を苗植付部(25)の側方まで後方に向けて延設したことを特徴とする苗移植機。
【請求項2】
カバー体(24)を苗植付部(25)の左右両側方まで後方に向けて延設したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
【請求項3】
耕耘装置(22)と苗植付部(25)とで一つの苗植付作業部(12)を構成し、該苗植付作業部(12)を機体左右方向に複数個設けると共に、該苗植付作業部(12)を機体左右方向に位置調節自在に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の苗移植機。
【請求項4】
耕耘装置(22)と苗植付部(25)との間に作溝体(26)を設け、苗植付部(25)の後方に鎮圧装置(27)を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の苗移植機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−77636(P2009−77636A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−247476(P2007−247476)
【出願日】平成19年9月25日(2007.9.25)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】