説明

薬剤服用アナライザー

【課題】薬剤服用分析および報告を行うための方法、装置、および製造品を実現する。
【解決手段】この方法は、薬剤の識別およびその薬剤に関連する特性を記載した、患者に関連付けられている投薬指示を取得することを含む。この方法は、患者の身体的状態の特性を表す、患者に接触しているセンサーによって測定される値を取得することを含む。この方法は、患者の身体的状態の特性を表す値の比較結果に基づいて投薬指示に関連付けられている薬剤を患者が服用しているかどうかを判定することを含む。この方法は、患者がユーザーインターフェースを介して投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかを報告することを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、薬剤服用アナライザーに関する。
【背景技術】
【0002】
病院もしくはクリニックなどのヘルスケア環境には、病院情報システム(HIS)、放射線医学情報システム(RIS)、臨床情報システム(CIS)、および循環器部門情報システム(CVIS)などの情報システム、ならびに画像保管通信システム(PACS)、図書館情報システム(LIS)、および電子カルテ(EMR)などのストレージシステムが備えられる。格納される情報としては、患者投薬指示、病歴、撮像データ、検査結果、診断情報、管理情報、および/またはスケジューリング情報が挙げられる。
【0003】
ヘルスケアプロバイダは、ヘルスケア情報システムに格納される患者投薬指示に基づいて患者薬剤服用を監視することを望んでいる場合がある。スウェットセンサーおよび心拍数センサーなどのセンサーにより、センサーに接触している人の身体的状態のいくつかの特性を測定することができる。ヘルスケア環境では、センサーで測定した値を使用して、センサーに接触している患者が摂取した可能性のある薬剤を分析することができる。この分析は、投薬量、濃度、および/または化学組成などの、薬剤に関連する特異性に基づく。
【発明の概要】
【0004】
いくつかの例では、薬剤服用分析および報告を行うための方法、装置、および製造品を実現する。
【0005】
いくつかの例では、薬剤服用分析および報告を行うための方法を実現する。この方法は、薬剤の識別およびその薬剤に関連する特性を記載した、患者に関連付けられている投薬指示を取得することを含む。この方法は、患者の身体的状態の特性を表す、患者に接触しているセンサーによって測定される値を取得することを含む。この方法は、患者の身体的状態の特性を表す値の比較結果に基づいて投薬指示に関連付けられている薬剤を患者が服用しているかどうかを判定することを含む。この方法は、患者がユーザーインターフェースを介して投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかを報告することを含む。
【0006】
いくつかの例では、薬剤服用分析および報告システムを実現する。このシステムは、薬剤の識別およびその薬剤に関連する特性を記載した、患者に関連付けられている投薬指示を取得するための投薬アナライザーを備える。このシステムは、患者の身体的状態の特性を表す、患者に接触しているセンサーによって測定される値を取得するための患者アナライザーを備える。この患者アナライザーは、患者の身体的状態の特性を表す値と薬剤に関連する特性との比較結果に基づいて投薬指示に関連付けられている薬剤を患者が服用しているかどうかを判定するものである。このシステムは、患者が投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかを報告するためのレポートジェネレータを備える。
【0007】
いくつかの例は、処理デバイス上で実行される、薬剤服用分析および報告のための方法を実装する一組の命令を有する有形のコンピュータ可読媒体を備える。この方法は、薬剤の識別およびその薬剤に関連する特性を記載した、患者に関連付けられている投薬指示を取得することを含む。この方法は、患者の身体的状態の特性を表す、患者に接触しているセンサーによって測定される値を取得することを含む。この方法は、患者の身体的状態の特性を表す値の比較結果に基づいて投薬指示に関連付けられている薬剤を患者が服用しているかどうかを判定することを含む。この方法は、患者がユーザーインターフェースを介して投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかを報告することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】例示的なヘルスケアシステムのブロック図である。
【図2a】図1の例示的な薬剤服用アナライザーの例示的な実装を示す図である。
【図2b】図1の例示的な薬剤服用アナライザーの例示的な実装を示す図である。
【図3】図1の例示的な薬剤服用アナライザーを示す図である。
【図4】薬剤服用分析および報告を行う例示的な方法の流れ図である。
【図5】本明細書で説明されているシステムおよび方法を実装するために使用できる例示的プロセッサシステムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
前記の概要、さらには本発明のいくつかの実施形態の以下の詳細な説明は、添付図面と併せて読むとよくわかるであろう。本発明を例示することを目的として、いくつかの実施形態が図面に示されている。しかし、本発明は、添付図面に示されている配列構成および手段に限定されないことは理解されるであろう。
【0010】
以下では、とりわけ、ハードウェア上で実行されるソフトウェアも含めて、例示的な方法、システム、製造品、および装置を開示しているけれども、そのような方法および装置は単に例示的であるにすぎず、限定するものとして考えるべきでないことに留意されたい。例えば、これらのハードウェアおよびソフトウェアのコンポーネントの一部または全部が、もっぱらハードウェアだけで、またはもっぱらソフトウェアだけで、またはもっぱらファームウェアだけで、またはハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの任意の組み合わせで具現化することが可能であることも企図される。したがって、以下で、例示的な方法、システム、製造品、および装置を説明しているが、取り上げられている例は、そのような方法、システム、製造品、および装置を実装する唯一の形態ではない。
【0011】
付属の請求項が純粋にソフトウェアおよび/またはファームウェアによる実装を対象とすると読める場合、一実施形態では、いくつかの要素のうちの少なくとも1つの要素は、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを格納するメモリ、DVD、CD、ブルーレイなどの有形の媒体を含むようにここでは明示的に定義される。
【0012】
いくつかの例では、患者に関連付けられた投薬指示は、ヘルスケアシステム内に格納される。投薬指示には、ヘルスケアプロバイダによって患者に処方されている薬剤が記述される。それに加えて、投薬指示には、推奨投薬量、濃度、または化学組成などの処方された薬剤に関連するさまざまな特性も記述される。
【0013】
いくつかの例では、ヘルスケアシステムは、薬剤服用アナライザーを備える。薬剤服用アナライザーは、光ファイバースウェットセンサーまたは心拍数センサーなどのセンサーに接続され、これにより、センサーに接触している患者の身体的状態のいくつかの特性を測定する。薬剤服用アナライザーは、センサーデータおよびヘルスケアシステム内に格納されている投薬指示を使用して、患者が投薬指示に詳細が記載されている処方された薬剤を服用しているかどうかを判定する。そこで、薬剤服用アナライザーおよびセンサーは、さまざまな病状を治療するために必要な広範な薬剤を分析するようにカスタマイズすることが可能である。
【0014】
いくつかの例では、薬剤服用アナライザーは、ユーザーインターフェースに接続され、患者が投薬指示に詳細が記載されている処方された薬剤を服用しているかどうかを患者に通知するようになっている。ユーザーインターフェースは、患者が薬剤服用分析結果を目で見ておよび/または聞いて確認できるように表示および/音響のフィードバックを使用して実装される。この実装により、その特定の患者のニーズに基づいて患者のフィードバックが構成される。例えば、患者が難聴を患っている場合、ユーザーインターフェースは薬剤服用分析結果を表示することができる。あるいは、患者が弱視を患っている場合に、ユーザーインターフェースは音響フィードバックを介して薬剤服用分析結果を伝えることができる。
【0015】
いくつかの例では、薬剤服用アナライザーは、薬剤服用分析結果をヘルスケアシステムに送信し、患者が投薬指示に記載されている処方された薬剤を服用しているかどうかを示す記録を保持する。この記録を保持することで、処方を行うヘルスケアプロバイダまたは他のヘルスケアプロバイダはヘルスケアシステムを介して患者の薬剤服用を監視することができる。
【0016】
図1は、本明細書で説明されている例示的な方法およびシステムを実装することができる例示的なヘルスケアシステム100のブロック図を示している。例示的なヘルスケアシステム100は、病院情報システム(HIS)102、インターフェースユニット104、データセンター106、および薬剤服用アナライザー108を備える。示されている例では、HIS102は、ヘルスケア施設内に収容され、ローカルにアーカイブされる。しかし、他の実装では、HIS102は、1つまたは複数の他の好適な場所に収容することができる。いくつかの実装では、HIS102は、シンクライアントおよび/またはダウンロード可能なソフトウェアソリューションを介してリモートに実装することができる。情報(例えば、投薬指示、スケジューリング、検査結果、所見、診断など)は、患者の診察前および/または診察後にヘルスケアプロバイダ(例えば、放射線科医、医師、および/または技師)がHIS102に入力することができる。
【0017】
HIS102には、例えば病院、クリニック、および/または診療所の職員から受け取った投薬指示、臨床報告、患者情報、および/または管理情報などの医療情報を格納する。
【0018】
インターフェースユニット104は、病院情報システムインターフェース接続部110およびデータセンターインターフェース接続部112を備える。インターフェースユニット104は、HIS102とデータセンター106との間の通信を容易にする。インターフェース接続部110は、例えば、プライベートネットワークまたはインターネットなどのワイドエリアネットワーク(「WAN」)によって実装されうる。したがって、インターフェースユニット104は、例えば、イーサネットデバイス、非同期転送モード(「ATM」)デバイス、802.11デバイス、DSLモデム、ケーブルモデム、セルラーモデムなどの1つまたは複数の通信コンポーネントを備える。そして、データセンター106は、ネットワーク114を介して薬剤服用アナライザー108と通信する。薬剤服用アナライザー108は、複数の場所(例えば、病院、クリニック、診療所、他の医療施設、介護施設、またはターミナルなど)に実装することが可能である。ネットワーク114は、例えば、インターネット、イントラネット、プライベートネットワーク、有線もしくは無線ローカルエリアネットワーク、および/または有線もしくは無線ワイドエリアネットワークによって実装される。
【0019】
図1の例示的なデータセンター106は、例えば、投薬指示、データ、医学報告、および/または、より一般的に、患者カルテなどの情報を格納するためのアーカイブである。それに加えて、データセンター106は、例えば、ローカルアーカイブ、病院情報システム(例えば、HIS102)、放射線医学情報システム、または医学画像処理/ストレージシステムなどの他の情報源に配置される情報にアクセスするための中央情報パイプとしても機能しうる。つまり、データセンター106は、情報へのリンクまたはインジケータ(例えば、識別番号、患者名、または記録番号)を格納することができる。示されている例では、データセンター106は、アプリケーションサーバープロバイダ(「ASP」)によって管理され、複数のシステムおよび施設(例えば、病院、クリニック、診療所、他の医療施設、および/またはターミナル)からアクセスできる中央の場所に配置される。いくつかの例では、データセンター106は、HIS102から空間的に遠く離れた場所(例えば、General Electric(登録商標)の本社)に置くことができる。
【0020】
図1の例示的なデータセンター106は、サーバー120、データベース122、およびレコードオーガナイザー124を備える。サーバー120は、ヘルスケアシステム100のコンポーネントから情報を受信し、処理し、それらのコンポーネントに伝送する。データベース122は、本明細書で説明されている医療情報を格納しており、その医療情報へのアクセスを提供する。図1の例示的なレコードオーガナイザー124は、例えば、患者病歴を管理する。レコードオーガナイザー124は、例えば、手術のスケジューリングも支援することができる。
【0021】
動作中、インターフェースユニット104は、インターフェース接続部110を介してHIS102から投薬指示、医学報告、管理情報、および/または他の臨床情報を受信する。必要ならば(例えば、受信した情報の異なるフォーマットに互換性がないとき)、インターフェースユニット110は、投薬指示などの医療情報を、データセンター106に適切に格納されるように、(例えば、構造化照会言語(「SQL」)または標準テキストに)変換または再フォーマットする。再フォーマットされた医療情報は、伝送プロトコルを使用して送信することができ、これにより、異なる医療情報間で患者名または社会保障番号などの共通識別要素を共有することができる。次に、インターフェースユニット104は、データセンターインターフェース接続部112を介して医療情報をデータセンター106に送信する。最後に、医療情報をデータセンター106に格納する。
【0022】
投薬指示などの、医療情報は、薬剤服用アナライザー108で後から取り出すことができる(例えば、患者名または記録番号などの、その共通識別要素によって)。薬剤服用アナライザー108は、動作させるために電子データ(例えば、投薬指示)を取得し、格納し、または送信することを可能にするソフトウェアを実行することができる機器であればどのようなものでもよい(例えば、パーソナルコンピュータ)。図1に示されているように、薬剤服用アナライザー108はネットワーク114に接続されており、これにより、データセンター106、および/またはネットワーク114に結合された他のデバイスと通信することができる。
【0023】
薬剤服用アナライザー108は、例えば光ファイバースウェットセンサー、心拍数センサーなどのセンサー116を介して患者から入力を受け取る。薬剤服用アナライザー108は、患者がヘルスケアシステム100とインタラクティブにやり取りすることができるようにユーザーインターフェース118を実装する。例えば、患者はセンサー116に接触し、ヘルスケアシステム110から取り出された投薬指示に基づいた薬剤服用分析結果に応じて、ユーザーインターフェース118は、視覚表示および/または音響によるフィードバックを介して、患者が自分の処方された薬剤を服用しているかどうかを患者に報告する。薬剤服用アナライザー108およびセンサー116は、さまざまな病状を治療するために必要な広範な薬剤を分析するようにカスタマイズすることが可能である。
【0024】
図2aおよび2bは、図1の例示的な薬剤服用アナライザー108の例示的な実装を示している。例示的な薬剤服用アナライザー108は、複数の場所(例えば、病院、クリニック、診療所、他の医療施設、介護施設、またはターミナルなど)に実装することが可能である。この例では、図1の例示的なセンサー116は、介護施設のドアの取っ手220に付けられている。しかし、センサー116は、例えば薬品戸棚または病院用ベッドの手すりなど、患者と接触できるのであればどのような表面にも付けることができる。センサー116は、光ファイバースウェットセンサーもしくは心拍数センサー、または患者の身体的状態の特性を測定することができる他のセンサーであってよい。それに加えて、特定の患者の薬剤服用が分析されていることを確認するために、センサーおよび/またはドアの取っ手にコンポーネントを加えることができる。例えば、患者は、患者識別カード、患者を特定の病室に関連付ける電子記録、スキャン可能な患者の身体表面上および/または体内の無線ICタグ(RFID)、患者の身体表面上の近接場通信デバイス、および/または検出することができ、特定の患者とマッチする他の識別手段のうちの1つまたは複数に基づいて識別することができる。患者を識別することで、正しいセンサーデータおよび投薬情報が薬剤服用分析において使用されていることを確認しやすくなる。一例では、患者識別カードをコンポーネントでスキャンし、例示的な薬剤服用アナライザー108で患者識別情報を使用して、適切な投薬指示が分析において使用されていることを確認することができる。
【0025】
この例示的な実装では、患者222は、ドアの取っ手120を使って介護施設のドアを開けると、患者222は、ドアの取っ手220上に配置されているセンサー116と接触する。この例では、センサー116は、患者222の発汗速度および心拍数を測定する。センサー116は、測定したデータを薬剤服用アナライザー108に送信する。薬剤服用アナライザー108は、患者222が自分の薬剤を服用しているかどうかを判定する。次いで、薬剤服用アナライザー108は、患者222が自分の薬剤を服用しているかどうかを図1のユーザーインターフェース118を介して患者222に報告する。ユーザーインターフェース118は、表示および/または音響によるフィードバックを使用して実装することができる。
【0026】
図3は、図1の例示的な薬剤服用アナライザー108を示している。薬剤服用アナライザー108は、ネットワークインターフェース336、投薬アナライザー338、患者アナライザー340、およびレポートジェネレータ342を備える。ネットワークインターフェース336は、図1のネットワーク114とインターフェースして、図1のヘルスケアシステム100から患者に関連付けられている投薬指示を取得する。投薬アナライザー338は、ネットワークインターフェース336を介して投薬指示を取得する。投薬指示には、例えば投薬量、濃度、または化学組成などの、薬剤の識別および薬剤に関連する特性も記述されるものとする。投薬アナライザー338は、図1のセンサー116によって測定される患者の身体的状態の特性に基づいて分析結果に関連する薬剤の特性を識別する。
【0027】
患者アナライザー340は、患者の身体的状態の特性を表す値を取得する。値は、患者と接触している図1のセンサー116によって測定される。センサー116は、光ファイバースウェットセンサー、心拍数センサー、または患者の身体的状態の特性を測定することができる他のセンサーであってよい。センサー116によって測定される値が、患者アナライザー340によって取得された後、患者アナライザー340は、患者が投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかを判定する。この判定を行うために、患者アナライザー340は、センサー116によって測定された患者の身体的状態の特性を表す値と投薬アナライザー338によって識別された薬剤に関連付けられている特性とを比較する。
【0028】
レポートジェネレータ342は、患者が投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかに関する情報を含む報告を生成する。患者は、ユーザーインターフェース118を利用して、レポートジェネレータによって生成された報告を検討する。ユーザーインターフェース118は、表示および/または音響によるフィードバックを使用して患者に提示される。それに加えて、それに代えて、レポートジェネレータ342によって生成された報告が、ネットワーク114を介して図1のヘルスケアシステム100内の患者記録の中に格納される。薬剤服用を患者記録に記録することで、処方を行うヘルスケアプロバイダまたは他のヘルスケアプロバイダは患者の薬剤服用を監視することができる。
【0029】
ネットワークインターフェース336、投薬アナライザー338、患者アナライザー340、およびレポートジェネレータ342は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、および/またはこれらの要素の組み合わせで実装することができる。ネットワークインターフェース336、投薬アナライザー338、患者アナライザー340、およびレポートジェネレータ342は、個別に実装することができ、および/またはさまざまな形態で組み合わせることができる。ネットワークインターフェース336、投薬アナライザー338、患者アナライザー340、およびレポートジェネレータ342は、例えば、コンピューティング/処理デバイスによって実行するため機械アクセス可能媒体上に格納されている機械実行可能コードを形成する一組の命令/ルーチンとして実装することができる。
【0030】
図4は、薬剤服用分析および報告を行う例示的な方法の流れ図である。プロセッサ、コントローラ、および/または他の好適な処理デバイスを使用して、図4の例示的な(複数可)プロセスを実行することができる。例えば、図4の例示的な(複数可)プロセスは、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、および/またはランダムアクセスメモリ(RAM)などの有形のコンピュータ可読媒体上に格納された符号化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を使用して実装することができる。本明細書で使用されているように、有形のコンピュータ可読媒体という用語は、任意の種類のコンピュータ可読ストレージを含み、伝搬する信号を除外するように明示的に定められる。それに加えて、またはそれに代えて、図4の例示的な(複数可)プロセスは、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュ、または任意の持続時間にわたって(例えば、長期間にわたって、永久的に、短い時間、一時的バッファリングのため、および/または情報をキャッシュするために)情報を格納している他の記憶媒体などの非一時的なコンピュータ可読媒体上に格納された符号化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を使用して実装することができる。本明細書で使用されているように、非一時的なコンピュータ可読媒体という用語は、任意の種類のコンピュータ可読媒体を含み、伝搬する信号を除外するように明示的に定められる。
【0031】
あるいは、図4の例示的な(複数可)プロセスの一部または全部を、(複数可)特定用途向け集積回路(ASIC)、(複数可)プログラマブルロジックデバイス(PLD)、(複数可)フィールドプログラマブルロジックデバイス(FPLD)、ディスクリートロジック、ハードウェア、ファームウェアなどの任意の(複数可)組み合わせを使用して実装することができる。また、図4の例示的な(複数可)プロセスの一部または全部を、手動で、または前記の任意の技術の(複数可)組み合わせ、例えば、ファームウェア、ソフトウェア、ディスクリートロジック、および/またはハードウェアの組み合わせとして実装することができる。さらに、図4の例示的な(複数可)プロセスは、図4の流れ図を参照しつつ説明されているけれども、図4の(複数可)プロセスを実装する他の方法も使用することができる。例えば、ブロックの実行順序を変更することができ、および/または説明されているブロックのいくつかを変更するか、またはなくすか、または細分するか、または組み合わせることができる。それに加えて、図4の例示的な(複数可)プロセスの一部または全部を、例えば、別の処理スレッド、プロセッサ、デバイス、ディスクリートロジック、回路などによって逐次的に、および/または並行して実行することができる。
【0032】
図4は、図1〜3の例示的な薬剤服用分析アナライザー108を実装するための例示的な方法400の流れ図である。ブロック410で、患者に関連付けられた投薬指示をヘルスケアシステムから取得する。投薬指示には、例えば投薬量、濃度、および/または化学組成などの、薬剤の識別および薬剤に関連する特性も記述されるものとする。
【0033】
ブロック420で、患者の身体的状態の特性を表す値を、患者に接触しているセンサーを介して取得する。センサーは、光ファイバースウェットセンサー、心拍数センサー、および/または患者の身体的状態の特性を測定することができる他のセンサーであってよい。
【0034】
ブロック430で、投薬指示に記載されている薬剤に関連する特性に基づいて閾値を取得する。閾値は、患者の身体的状態の特性を表す測定した値に対する薬剤に関連する特性の影響予測に基づいて計算される。例えば、特定の薬剤を服用することになっている場合、スウェットセンサーによって収集される値を予測する閾値を計算することができる。
【0035】
ブロック440で、患者が投薬指示に関連付けられている薬剤を服用しているかどうかを判定する。患者が投薬指示に関連付けられている薬剤を患者が服用しているかどうかは、患者の身体的状態の特性を表す値と決定された閾値とを比較することによって判定される。この比較により、患者がその薬剤を服用しているかどうかを示す、満足できる結果、または満足できない結果が得られる。例えば、センサーを使用して患者の心拍数データを集める場合、この値を、患者の心拍数に対する処方された薬剤の影響予測に基づいて計算された閾値と比較する。この例では、患者の心拍数がこの計算された閾値を超える場合、結果は満足できないものであり、患者が処方された薬剤を服用していないことを示す。別の例では、センサーを使用して患者の汗組成データを集める場合、この値を、患者の汗組成に対する処方された薬剤の影響予測に基づいて計算された閾値と比較する。この例では、患者の汗組成濃度がこの計算された閾値を下回る場合、結果は満足できるものであり、患者が処方された薬剤を服用していたことを示す。
【0036】
患者の身体的状態の特性を表す値が満足できないものであると判定された場合、ブロック450で、投薬指示に関連付けられている薬剤が服用されていないことを報告する。患者の身体的状態の特性を表す値が満足できるものであると判定された場合、ブロック460で、投薬指示に関連付けられている薬剤が服用されていることを報告する。投薬指示に関連付けられている薬剤が服用されているか服用されていないかを、例えば、表示および/または音響によるフィードバックを介して患者に報告することができるか、および/またはヘルスケアプロバイダによる監視を目的としてヘルスケアシステムに報告することができる。
【0037】
例えば、患者の身体的状態の特性を表す値が決定された閾値より大きいと判定された場合、ブロック450で、投薬指示に関連付けられている薬剤が服用されていないことを報告する。患者の身体的状態の特性を表す値が決定された閾値より小さいと判定された場合、ブロック460で、例えば、投薬指示に関連付けられている薬剤が服用されていることを報告する。それに代えて、および/またはそれに加えて、決定された閾値より小さい値は薬剤が服用されていないことを示しうるが、決定された閾値より大きい値は薬剤が服用されていることを示しうる。投薬指示に関連付けられている薬剤が服用されているか服用されていないかを、例えば、表示および/または音響によるフィードバックを介して患者に報告することができるか、および/またはヘルスケアプロバイダによる監視を目的としてヘルスケアシステムに報告することができる。
【0038】
方法400のブロックの1つまたは複数は、例えば、単独で、またはハードウェア、ファームウェアの組み合わせで、および/またはソフトウェア内の一組の命令として実装することができる。いくつかの例は、汎用コンピュータまたは他の処理デバイス上で実行するためにメモリ、ハードディスク、DVD、またはCDなどのコンピュータ可読媒体上に格納される一組の命令として実現することができる。
【0039】
いくつかの例では、これらのブロックのうちの1つまたは複数を省くことができ、および/またはリストされている順序と異なる順序でブロックを実行することができる。例えば、いくつかの例では、いくつかのステップが実行されない場合がある。さらなる例として、同時に実行することも含めて、上記と異なる時間的順序でいくつかのステップを実行することができる。
【0040】
図5は、本明細書で説明されているシステムおよび方法を実装するために使用できる例示的プロセッサシステム510のブロック図である。図5に示されているように、プロセッサシステム510は、相互接続バス514に結合されているプロセッサ512を備える。プロセッサ512は、例えば、好適なプロセッサ、処理ユニット、またはマイクロプロセッサとすることができる。図5に示されていないけれども、システム510はマルチプロセッサシステムであってもよく、したがって、プロセッサ512と同じ、または類似の、そして相互接続バス514に通信可能なように結合されている、1つまたは複数の追加のプロセッサを備えることができる。
【0041】
図5のプロセッサ512は、メモリコントローラ520および入出力(「I/O」)コントローラ522を備える、チップセット518に結合されている。周知のように、チップセットは、典型的には、I/Oおよびメモリ管理機能、さらには複数の汎用および/または専用レジスタ、タイマーなどを搭載し、これらは、チップセット518に結合された1つまたは複数のプロセッサによってアクセス可能であるか、または使用される。メモリコントローラ520は、プロセッサ512(または複数のプロセッサがある場合には複数のプロセッサ)がシステムメモリ524およびマスストレージメモリ525にアクセスすることを可能にする機能を実行する。
【0042】
システムメモリ524として、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)など望ましい揮発性および/または不揮発性メモリであればどのような種類のものでも使用することができる。マスストレージメモリ525としては、ハードディスクドライブ、光ドライブ、テープストレージデバイスなど望ましいマスストレージデバイスであればどのような種類のものでも使用できる。
【0043】
I/Oコントローラ522は、プロセッサ512がI/Oバス532を介して周辺入出力(「I/O」)デバイス526および528ならびにネットワークインターフェース530と通信することを可能にする機能を実行する。I/Oデバイス526および528として、例えば、キーボード、ビデオディスプレイもしくはモニタ、マウスなど、望ましいIOデバイスであればどのような種類のものでも使用できる。ネットワークインターフェース530は、例えば、イーサネットデバイス、非同期転送モード(「ATM」)デバイス、802.11デバイス、DSLモデム、ケーブルモデム、セルラーモデムなどとすることができ、これを使用することで、プロセッサ510は、別のプロセッサシステムと通信することができる。
【0044】
メモリコントローラ520およびI/Oコントローラ522は、図5において、チップセット518内の別々のブロックとして表されているが、これらのブロックによって実行される機能は、単一の半導体回路内に集積されるか、または2つまたはそれ以上の独立した集積回路を使用して実装されるようにできる。
【0045】
そこで、いくつかの例では、患者、特に、例えば高齢者による薬剤服用の自己監視を改善し、その結果、投薬不足または投薬過剰の発生件数を減らすことができる。それに加えて、いくつかの例では、ヘルスケアシステムを介したヘルスケアプロバイダによる患者薬剤服用の監視を改善し、その結果、ヘルスケアプロバイダにかかる負担を軽減することができる。さらに、いくつかの例は、広範にわたる病状を治療するために必要なさまざまな薬剤を分析するように都合よくカスタマイズすることができる。
【0046】
いくつかの例では、上述の機能を実装するための方法、システム、および機械可読媒体上のコンピュータプログラム製品を企図している。いくつかの例は、既存のコンピュータプロセッサを使用して、またはこの目的のために、もしくは別の目的のために組み込まれている専用コンピュータプロセッサによって、またはハード配線されたおよび/またはファームウェアのシステムによって実装されうる。
【0047】
上述の、システムのコンポーネントおよび/または方法のステップのうちの1つまたは複数は、例えば、単独で、またはハードウェア、ファームウェアの組み合わせで、および/またはソフトウェア内の一組の命令として実装することができる。いくつかの例は、汎用コンピュータまたは他の処理デバイス上で実行するためにメモリ、ハードディスク、DVD、またはCDなどのコンピュータ可読媒体上に格納される一組の命令として実現することができる。本発明のいくつかの例では、これらの方法ステップのうちの1つまたは複数を省くことができ、および/またはリストされている順序と異なる順序でこれらのステップを実行することができる。例えば、いくつかのステップは、本発明のいくつかの例では実行できない。さらなる例として、同時に実行することも含めて、上記と異なる時間的順序でいくつかのステップを実行することができる。
【0048】
いくつかの例は、コンピュータ実行可能命令またはそこに格納されたデータ構造体を搬送または格納するためのコンピュータ可読媒体を備える。このようなコンピュータ可読媒体は、汎用もしくは専用コンピュータまたはプロセッサを備える他の機械によってアクセスできる利用可能な任意の媒体とすることができる。例えば、このようなコンピュータ可読媒体としては、RAM、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュ、CD−ROM、もしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、もしくは他の磁気ストレージデバイス、またはコンピュータ実行可能命令もしくはデータ構造体の形態で所望のプログラムコードを搬送もしくは格納するために使用することができ、また汎用もしくは専用コンピュータまたはプロセッサを備える他の機械によってアクセスできる他の媒体が挙げられる。上記の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。コンピュータ実行可能命令は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または専用処理機械に特定の1つの機能または機能群を実行させる命令およびデータを含む。
【0049】
一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造体などを含む。コンピュータ実行可能命令、関連するデータ構造体、およびプログラムモジュールは、本明細書で開示されているいくつかの方法のステップおよびシステムを実行するためのプログラムコードのいくつかの例を表す。このような実行可能命令または関連するデータ構造体の特定の並びは、そのようなステップで説明される機能を実装するための対応する動作の例を表す。
【0050】
本発明の実施形態は、プロセッサを有する1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク接続環境内で実施することができる。論理接続は、例えば、限定はしないが、本明細書で提示されているローカルエリアネットワーク(LAN)およびワイドエリアネットワーク(WAN)を含むものとしてよい。このようなネットワーキング環境は、オフィス規模または企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットにおいて一般的であり、さまざまな異なる通信プロトコルを使用することができる。当業者であれば、そのようなネットワークコンピューティング環境は、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのまたはプログラム可能な家電製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、および同様のものを含む、多くの種類のコンピュータシステム構成を典型的には包含しうることを理解するであろう。本発明の実施形態は、通信ネットワークを通じて(ハード配線されたリンク、無線リンクによって、またはハード配線されたリンクと無線リンクとの組み合わせによって)リンクされているローカルの処理デバイスとリモートの処理デバイスとによってタスクが実行される場となる分散コンピューティング環境内で実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、ローカルおよびリモートの両方のメモリストレージデバイス内に配置されうる。
【0051】
本発明の実施形態のシステム全体または部分を実装するための例示的なシステムとしては、処理ユニット、システムメモリ、およびシステムメモリを含むさまざまなシステムコンポーネントを処理ユニットに結合するシステムバスを備える、コンピュータの形態の汎用コンピューティングデバイスが挙げられる。システムメモリは、読み出し専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を含むものとしてよい。コンピュータは、磁気ハードディスクの読み出しおよび書き込みを行うための磁気ハードディスクドライブ、取り外し可能な磁気ディスクの読み出しまたは書き込みを行うための磁気ディスクドライブ、およびCD−ROMまたは他の光媒体などの取り外し可能な光ディスクの読み出しまたは書き込みを行うための光ディスクドライブを備えることもできる。ディスクドライブおよび関連コンピュータ可読媒体は、コンピュータ用のコンピュータ実行可能命令、データ構造体、プログラムモジュール、およびその他のデータを格納する不揮発性ストレージを実現する。
【0052】
本発明は、いくつかの実施形態に関して説明されているが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな変更を加え、同等物を代用することができることを理解するであろう。それに加えて、本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな修正を行って、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させることができる。したがって、本発明は、開示されている特定の実施形態に限定されないことが意図されているが、本発明は、付属の請求項の範囲内にあるすべての実施形態を含むことが意図されている。
【符号の説明】
【0053】
100 ヘルスケアシステム
102 病院情報システム
104 インターフェースユニット
106 データセンター
108 薬剤服用アナライザー
110 HISインターフェース接続部
112 データセンターインターフェース接続部
114 ネットワーク
116 センサー
118 ユーザーインターフェース
120 サーバー
122 データベース
124 レコードオーガナイザー
220 取っ手
222 患者
336 ネットワークインターフェース
338 投薬アナライザー
340 患者アナライザー
342 レポートジェネレータ
510 プロセッサシステム
512 プロセッサ
514 相互接続バス
518 チップセット
520 メモリコントローラ
522 入出力コントローラ
524 システムメモリ
525 マスストレージメモリ
526、528 I/Oデバイス
530 ネットワークインターフェース
532 I/Oバス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬剤の識別および前記薬剤に関連する特性を記載した、患者に関連付けられている投薬指示を取得するステップ(410)と、
前記患者の身体的状態の特性を表す、前記患者に接触しているセンサーによって測定される値を取得するステップ(420)と、
前記患者の前記身体的状態の特性を表す前記値と前記薬剤に関連する前記特性との比較結果に基づいて前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を前記患者が服用しているかどうかを判定するステップ(430、440)と、
ユーザーインターフェースを介して前記患者が前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を服用しているかどうかを報告するステップ(450、460)と
を含む方法。
【請求項2】
薬剤の識別および前記薬剤に関連する特性を記載した、患者に関連付けられている投薬指示を取得するための投薬アナライザー(108、338)と、
前記患者の身体的状態の特性を表す、前記患者に接触しているセンサー(116、220)によって測定される値を取得し、前記患者の前記身体的状態の特性を表す前記値と前記薬剤に関連する前記特性との比較結果に基づいて前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を前記患者が服用しているかどうかを判定するための患者アナライザー(108、340)と、
前記患者が前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を服用しているかどうかを報告するためのレポートジェネレータ(108、342)とを備える薬剤服用分析および報告システム。
【請求項3】
前記投薬指示を取得するためにヘルスケアシステム(102、106)とインターフェースするネットワークインターフェース(108、336)をさらに備える請求項2記載のシステム。
【請求項4】
前記投薬指示は、前記患者に関連付けられているヘルスケアプロバイダによって前記ヘルスケアシステム(102、106)にすでにアップロードされている請求項3記載のシステム。
【請求項5】
前記センサー(116、220)は、スウェットセンサーまたは心拍数センサーのうちの少なくとも一方を備える請求項2記載のシステム。
【請求項6】
前記患者アナライザー(108、340)は、前記収集された値と閾値とを比較することによって前記患者の前記身体的状態の特性を表す前記値に基づいて前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を前記患者が服用しているかどうかを判定するものである請求項2記載のシステム。
【請求項7】
前記閾値は、前記患者の前記身体的状態の前記特性に対する前記薬剤の影響予測を表す値を含む請求項5記載のシステム。
【請求項8】
前記レポートジェネレータ(108、342)は、前記ユーザーインターフェース(118)を介して前記患者が前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を服用しているかどうかを報告するものである請求項2記載のシステム。
【請求項9】
前記ユーザーインターフェース(118)は、視覚表示または音響によるフィードバックのうちの少なくとも一方を備える請求項7記載のシステム。
【請求項10】
前記レポートジェネレータ(108、342)は、前記患者が前記投薬指示に関連付けられている前記薬剤を服用しているかどうかをヘルスケアシステム(102、106)に報告するものであり、前記情報は、ヘルスケアプロバイダからアクセスできる請求項2記載のシステム。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−130688(P2012−130688A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−275234(P2011−275234)
【出願日】平成23年12月16日(2011.12.16)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【Fターム(参考)】