説明

蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具

【課題】配線を短くするとともに部品点数を少なくしてコストダウンを図ることができ、着脱が容易な蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具を提供する。
【解決手段】直管状の複数の発光管部材11を平行に配列し端部同士を連結して形成された屈曲した放電路14の長さの発光管12を、長手方向中央部に設けた口金部20で支持するとともに電気的に接続するので、器具内配線を短くしてコストダウンを図ることができる。また、口金部20が長手方向中央部にあるので、蛍光ランプ10を容易に着脱することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図13(A)に示すように、従来の蛍光ランプ100は、発光部である4本のガラス管部101と、樹脂製の口金部102を備えている。各ガラス管部101は、口金部102から上方(図13(A)において下方)に立ち上がり、その後、2本ずつ横方向へ平行に正反対の方向に伸びて、直線状に配置されている。2本ずつのガラス管部101は、先端部付近に連通部103が設けられており、互いに接続されている。図13(B)に示すように、口金部102から上方へ4本のピン104が突出して設けられている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】実開平3−16657号公報(第1図、第3図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、従来の直管型の蛍光ランプでは、両端に口金部が設けられているため、少なくとも蛍光ランプと同じ長さの器具内配線が必要であり、配線が長くなるため面倒であるとともに、コストアップを招くという問題があった。また、蛍光ランプを口金部で取り付けるため、蛍光ランプが長くなると、着脱が難しくなるという問題があった。また、円環型の蛍光ランプの場合には、口金部以外に蛍光ランプを支持する部品が必要となり、部品点数が増加してコストアップを招くとともに、外観上も好ましくないという問題があった。
【0004】
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、器具内配線を短くするとともに部品点数を少なくしてコストダウンを図ることができ、着脱が容易な蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の蛍光ランプは、直管状に形成された複数の発光管部材が互いに平行に配列されているとともに、前記各発光管部材の端部同士を連結することにより連続し、かつ、屈曲する放電路が形成された発光管と、前記発光管の両端部を覆う口金部とを備え、前記口金部が、前記発光管の長手方向中央部に配置されている構成を有している。
【0006】
この構成により、直管状の複数の発光管部材を平行に配列し端部同士を連結して形成された屈曲した放電路の長さの発光管を、長手方向中央部に設けた口金部で支持するとともに電気的に接続するので、器具内配線を短くしてコストダウンを図ることができる。また、口金部が長手方向中央部にあるので、蛍光ランプを容易に着脱することができる。
【0007】
また、本発明の蛍光ランプは、前記口金部から突出するランプピンが、前記各発光管部材の配列方向に対して交差する方向に沿って設けられている構成を有している。
【0008】
この構成により、発光管部材の配列方向の面に対して交差する方向にランプピンが設けられているので、器具設置方向に対して直交する方向にも配光しやすい。また、照明器具を薄くすることができる。なお、ランプピンは、口金部の発光管部材の配列方向の面と平行な一面から突出するように設けることができるが、口金部の平行な二面から両方向へ突出するように設けることも可能である。
【0009】
また、本発明の蛍光ランプは、前記口金部から突出するランプピンが、前記各発光管部材の配列方向に沿って設けられている構成を有している。
【0010】
この構成により、発光管部材の配列方向にランプピンが突出して設けられているので、発光管部材の配列方向の面に対して両方向へ多く配光することができる。なお、ランプピンは、口金部の発光管部材の配列方向の面と直交する一面から突出するように設けることができるが、口金部の平行な二面から両方向へ突出するように設けることも可能である。
【0011】
また、前記口金部が、前記発光管を前記発光管部材の配列方向に直交する方向から挟持する二部材から構成される構成を有している。
【0012】
この構成により、発光管を両側から挟んで口金部を取り付けるので、容易に口金部を取り付けることができる。
【0013】
また、本発明のソケットは、前述した蛍光ランプの口金部を保持する保持部材を有するとともに、前記口金部に設けられたランプピンが接続可能な受金部を有する構成を有している。
【0014】
この構成により、ソケットは、蛍光ランプの口金部を保持する保持部材と、蛍光ランプのランプピンを接続する受金部を有しているので、蛍光ランプをソケットに取り付けて保持部材で保持することにより、ランプピンを受金部に接続することができる。
【0015】
また、本発明のソケットは、前記ソケットのソケット本体に点灯回路が収容されている構成を有している。
【0016】
この構成により、ソケット本体に点灯回路が収容されているので、照明器具を小型化することができる。
【0017】
また、本発明のソケットは、前記ソケット本体に電源接続部が設けられている構成を有している。
【0018】
この構成により、ソケット本体に電源接続部が設けられているので、照明器具を小型化することができる。
【0019】
また、本発明のソケットは、前記電源接続部がライティングプラグである構成を有している。
【0020】
この構成により、電源接続部がライティングプラグであるので、ライティングダクトに取り付けることにより、移動可能に接続することができる。
【0021】
また、本発明のソケットは、前記電源接続部が引っ掛けシーリングである構成を有している。
【0022】
この構成により、電源接続部が引っ掛けシーリングであるので、容易にソケットに取り付けることができる。
【0023】
また、本発明のソケットは、前記受金部が複数設けられている構成を有している。
【0024】
この構成により、ソケットに受金部が複数設けられているので、1個のソケットで複数個の蛍光ランプを点灯させることができる。
【0025】
また、本発明の照明器具は、前述したいずれかの蛍光ランプと、前述したいずれかのソケットとを用いた構成を有している。
【0026】
この構成により、器具内配線を短くしてコストダウンを図ることができる。また、蛍光ランプをソケットに取り付けて保持部材で保持することにより、ランプピンを受金部に接続することができるので、蛍光ランプの着脱が容易である。
【発明の効果】
【0027】
本発明は、直管状の複数の発光管部材を平行に配列し端部同士を連結して形成された屈曲した放電路の長さの発光管を、長手方向中央部に設けた口金部で支持するとともに電気的に接続するので、器具内配線を短くしてコストダウンを図ることができる。また、口金部が長手方向中央部にあるので、蛍光ランプを容易に着脱することができるという効果を有する蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具を提供することができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、本発明にかかる蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1(A)は蛍光ランプの斜視図、図1(B)は口金部の分解斜視図、図2は図1(A)中II−II位置の断面図、図3(A)は蛍光ランプの斜視図、図3(B)は図3(A)中B−B位置の断面図、図4(A)はランプピンが発光管部材の配列方向の一方に突出した場合の蛍光ランプの斜視図、図4(B)はソケットへの取り付け状態を示す断面図、図5(A)はランプピンが発光管部材の配列方向の両方へ突出した場合の蛍光ランプの斜視図、図5(B)はソケットへの取り付け状態を示す断面図、図6はソケットの分解斜視図、図7は蛍光ランプをソケットに取り付けた状態を示す斜視図、図8は図7の分解斜視図、図9(A)はライティングプラグを有するソケットの斜視図、図9(B)はライティングダクトに取り付けた状態を示す斜視図、図10(A)は引っ掛けシーリングを有するソケットの斜視図、図10(B)は引っ掛けシーリング本体に取り付けた状態を示す斜視図、図11は複数の蛍光ランプをソケットに取り付けた状態を示す斜視図、図12(A)は照明器具の斜視図、図12(B)は分解斜視図である。
【0029】
図1(A)に示すように、蛍光ランプ10Aは、直管状に形成された複数の発光管部材11が互いに平行に配列されているとともに、各発光管部材11の端部同士をブリッジ部13で連結することにより連続し、かつ、屈曲する放電路14が形成された発光管12と、発光管12の両端部を覆う口金部20とを備えている。図2に示すように、図2において下側の発光管部材11aは、口金部20において端部同士が接続されており、各発光管部材11aの長さは蛍光ランプ10Aの全長の約半分である。一方、図2において上側の発光管部材11bは、口金部20を貫通しており、発光管部材11bの長さは、ほぼ蛍光ランプ10Aの全長と等しくなっている。
【0030】
図1(A)に示すように、口金部20は、発光管12の長手方向中央部に配置されている。この口金部20には、ランプピン21が、各発光管部材11の配列方向(図1(A)中矢印A方向)に対して交差する方向(図1(A)において上下方向)に沿って設けられている。図2に示すように、発光管部材11aの端部には、おのおのフィラメント22が設けられており、フィラメント22の両端が、導入線22aを介してランプピン21に接続されている。
【0031】
図1(B)に示すように、口金部20は、発光管12を発光管部材11の配列方向に直交する方向(上下方向)から挟持する二部材から構成されている。すなわち、口金部20は、ランプピン21が設けられ発光管12の上面に当接する第1の部材20aと、発光管12の下面に当接する第2の部材20bに分割されており、発光管12を挟んで固定する。なお、第1部材20aと第2部材20bは、発光管12を挟んで接着剤やねじ止めで固定するようにする。
これにより、容易に口金部20を取り付けることができる。なお、口金部20の第1部材20aと第2部材20bの接合部分の外側面には、蛍光ランプ10Aを保持するための保持用溝23が、蛍光ランプ10Aの長手方向に沿って凹設されている。
【0032】
図3(A)および(B)には、発光管部材11を4列に並列した場合の蛍光ランプ10Bが示されている。なお、前述した蛍光ランプ10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
この蛍光ランプ10Bでは、前述した蛍光ランプ10Aを口金部20の中心線に対して対象に配置し、隣接する一方の端部をブリッジ部13aによって連続したものである。従って、放電路14は1本で連続しており、その両端部にフィラメント22が設けられている。
【0033】
図4(A)に示す蛍光ランプ10Cでは、口金部20から突出するランプピン21が、各発光管部材11の配列方向(図4(A)において上下方向)に沿って一方向に(上方向)設けられている。従って、口金部20においては、発光管部材11の配列方向の中央に、保持用溝23が形成されることになる。
これにより、図4(B)に示すように、ソケット30に取り付けた場合には、発光管部材11はソケット30から配列方向に突出するように並ぶことになるため、発光管部材11の配列方向の面に対して左右両方向へ多く配光することができる。
【0034】
また、図5(A)に示す蛍光ランプ10Dでは、口金部20から突出するランプピン21が、各発光管部材11の配列方向(図4(A)において左右方向)に沿って両方へ突出して設けられている。
従って、図4(B)に示すように、ソケット30に取り付けた場合には、蛍光ランプ10Dは左右のランプピン21によって支持されることになるので、口金部20には保持用溝が形成されていない。
これにより、蛍光ランプ10Dおよびソケット30の厚さを薄くすることができる。
【0035】
図6に示すように、ソケット30は上面が開口した矩形箱状のソケット本体31と、ソケット本体31の開口を覆うカバー32と、蛍光ランプ10Aを保持するための保持部材であるランプ保持バネ33を有している。ソケット本体31の側面には、ランプ保持バネ33が嵌合する凹部31aが設けられており、カバー32の上面にも、ランプ保持バネ33が嵌合する凹部32aが設けられている。ランプ保持バネ33は全体コ字状をしており、2本の脚部33aの下端部付近に、蛍光ランプ10Aの口金部20に設けられている保持用溝23を係止する係止突部33bが設けられている。なお、ランプ保持バネ33は、対向する係止突部33b、33bが接近する方向に付勢されている。
従って、ランプ保持バネ33は、ソケット本体31の凹部31aに嵌合するとともに、カバー32の凹部32aに嵌合することにより、カバー32によってソケット本体31の開口を覆った状態で、蛍光ランプ33を保持することになる。
【0036】
ソケット本体31の内部には、蛍光ランプ10Aを点灯させるための点灯回路34が設けられており、出力線34aがソケット本体31の底面に設けられている受金部35(図8参照)のランプピン挿入穴35aに接続されている。また、ソケット本体31内部には、連結端子部36が設けられており、電源端子36aおよび送り端子36bが、ソケット本体31の側面に設けられている2つの開口31b、31cから外部に接続可能となっている。なお、連結端子部36は、電線37によって点灯回路34に接続されており、電力を供給している。また、電源端子36aには電源線38が接続され、送り端子36bには送り線39が接続される(図8参照)。
【0037】
図7および図8には、前述した蛍光ランプ10Aをソケット30に取り付けた状態が示されている。図8に示すように、蛍光ランプ10Aの口金部20から上方へ突出しているランプピン21を、ソケット30の底面に設けられている受金部35のランプピン挿入穴35aに挿入して、蛍光ランプ10Aを点灯回路34に電気的に接続する。そして、ソケット30に取り付けられているランプ保持バネ33の先端の係止突部33bを、蛍光ランプ10Aの口金部20に設けられている保持用溝23に嵌合させることにより、蛍光ランプ10Aはソケット30に保持されることになる。
【0038】
図9(A)には、上面に電源接続部であるライティングプラグ40が設けられたソケット30が示されている。ライティングプラグ40は、図9(B)に示すようなライティングダクト41に沿って移動可能となっている。ライティングプラグ40には、移動方向と直交する方向に、2本の金属製の板状の端子40a、40aが突出して設けられており、ソケット30内部において点灯回路34(図6参照)に接続されている。一方、ライティングダクト41は、下面の一部が開口した矩形柱状の部材であり、例えば天井面や壁面に沿って取り付けられる。ライティングダクト41の内部には左右一対の端子受け部41aが長手方向に沿って設けられており、この端子受け部41aは電源に接続されて電力が供給されている。従って、ソケット30に取り付けられているライティングプラグ40の端子40aを、ライティングダクト41の端子受け部41に挿入することにより、ソケット30をライティングダクト41に移動可能に取り付けるとともに、電源に接続することができる。
【0039】
図10(A)には、上面に電源接続部である引っ掛けシーリング42が設けられたソケット30が示されている。引っ掛けシーリング42の先端は、L字状に折り曲げられて引っ掛け部42aが形成されており、引っ掛けシーリング42の下端部は、ソケット30内部において点灯回路34(図6参照)に接続されている。図10(B)に示すように、ソケット30の引っ掛けシーリング42を、例えば天井面に取り付けられている引っ掛けシーリング本体43の引っ掛け穴43aに挿入して回転させることにより、引っ掛け部42aを引っ掛けて、ソケット30を引っ掛けシーリング本体43に取り付けるとともに、電気的に接続することができる。このため、ソケット30を容易に引っ掛けシーリング本体43に取り付けることができる。
【0040】
図11に示すように、このソケット30Bは、ソケット本体31の内部に、複数個の受金部35(図8参照)を有するとともに、複数個の点灯回路34(図6参照)を有している。従って、複数個(ここでは4個)の蛍光ランプ10を取り付けることができ、1個のソケット30Bで複数個の蛍光ランプ10を点灯させることができる。
【0041】
図12には、前述した蛍光ランプ10Aおよびソケット30を用いた照明器具50が示されている。なお、すでに前述した部位と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
この照明器具50は、ソケット30の下面に反射板51をねじ52によって取り付けたものである。反射板51の中央には切欠き51aが設けられており、反射板51を取り付けた状態で、蛍光ランプ10Aのランプピン21をソケット30の受金部35のランプピン挿入穴35aに挿入できるようになっている。
【0042】
以上、説明した本発明の蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具によれば、直管状の複数の発光管部材11を平行に配列し端部同士を連結して形成された屈曲した放電路14の長さの発光管12を、長手方向中央部に設けた口金部20で支持するとともに電気的に接続するので、器具内配線を短くしてコストダウンを図ることができる。また、口金部20が長手方向中央部にあるので、蛍光ランプ10を容易に着脱することができる。
【0043】
また、発光管部材11の配列方向の面に対して交差する方向にランプピン21が設けられている場合には、器具設置方向に対して直交する方向にも配光しやすくなる。また、照明器具50を薄くすることができる。
また、ソケット本体31に点灯回路34が収容されているので、照明器具50を小型化することができる。また、ソケット本体31に電源端子36aが設けられているので、照明器具50を小型化することができる。
【0044】
なお、本発明の蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上のように、本発明にかかる蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具は、直管状の複数の発光管部材を平行に配列し端部同士を連結して形成された屈曲した放電路の長さの発光管を、長手方向中央部に設けた口金部で支持するとともに電気的に接続するので、器具内配線を短くしてコストダウンを図ることができる。また、口金部が長手方向中央部にあるので、蛍光ランプを容易に着脱することができるという効果を有し、蛍光ランプ、ソケットおよび照明器具等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】(A)は蛍光ランプの斜視図、(B)は口金部の分解斜視図
【図2】図1(A)中II−II位置の断面図
【図3】(A)は蛍光ランプの斜視図、(B)は図3(A)中B−B位置の断面図
【図4】(A)はランプピンが発光管部材の配列方向の一方に突出した場合の蛍光ランプの斜視図、(B)はソケットへの取り付け状態を示す断面図
【図5】(A)はランプピンが発光管部材の配列方向の両方へ突出した場合の蛍光ランプの斜視図、(B)はソケットへの取り付け状態を示す断面図
【図6】ソケットの分解斜視図
【図7】蛍光ランプをソケットに取り付けた状態を示す斜視図
【図8】図7の分解斜視図
【図9】(A)はライティングプラグを有するソケットの斜視図、(B)はライティングダクトに取り付けた状態を示す斜視図、
【図10】(A)は引っ掛けシーリングを有するソケットの斜視図、(B)は引っ掛けシーリング本体に取り付けた状態を示す斜視図
【図11】複数の蛍光ランプをソケットに取り付けた状態を示す斜視図
【図12】(A)は照明器具の斜視図、(B)は分解斜視図
【図13】(A)は従来の蛍光ランプの斜視図、(B)は図13(A)中B方向から見た斜視図
【符号の説明】
【0047】
10 蛍光ランプ
11 発光管部材
12 発光管
14 放電路
20 口金部
20a 第1の部材(二部材)
20b 第1の部材(二部材)
21 ランプピン
30 ソケット
31 ソケット本体
33 ランプ保持バネ(保持部材)
34 点灯回路
35 受金部
40 ライティングプラグ(電源接続部)
42 引っ掛けシーリング(電源接続部)
50 照明装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直管状に形成された複数の発光管部材が互いに平行に配列されているとともに、
前記各発光管部材の端部同士を連結することにより連続し、かつ、屈曲する放電路が形成された発光管と、
前記発光管の両端部を覆う口金部とを備え、
前記口金部が、前記発光管の長手方向中央部に配置されていることを特徴とする蛍光ランプ。
【請求項2】
前記口金部から突出するランプピンが、前記各発光管部材の配列方向に対して交差する方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
【請求項3】
前記口金部から突出するランプピンが、前記各発光管部材の配列方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
【請求項4】
前記口金部が、前記発光管を前記発光管部材の配列方向に直交する方向から挟持する二部材から構成されることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
【請求項5】
請求項1〜請求項4に記載の蛍光ランプの口金部を保持する保持部材を有するとともに、前記口金部に設けられたランプピンが接続可能な受金部を有することを特徴とするソケット。
【請求項6】
前記ソケットのソケット本体に点灯回路が収容されていることを特徴とする請求項5に記載のソケット。
【請求項7】
前記ソケット本体に電源接続部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のソケット。
【請求項8】
前記電源接続部がライティングプラグであることを特徴とする請求項7に記載のソケット。
【請求項9】
前記電源接続部が引っ掛けシーリングであることを特徴とする請求項7に記載のソケット。
【請求項10】
前記受金部が複数設けられていることを特徴とする請求項5〜請求項9に記載のソケット。
【請求項11】
請求項1〜請求項4のうちのいずれかに記載の蛍光ランプと、請求項5〜請求項10のうちのいずれかに記載のソケットとを用いた照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2008−235215(P2008−235215A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−77227(P2007−77227)
【出願日】平成19年3月23日(2007.3.23)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】