説明

血小板減少症の予防剤および治療剤

【課題】血小板減少症、血小板減少性紫斑病、血小板減少が原因と考えられる出血傾向を示す各種の疾患の予防薬および治療薬を開発すること。
【解決手段】副甲状腺ホルモン(PTH)、またはPTHの部分ペプチドであって、その構成アミノ酸を一部他のアミノ酸1〜数個、置換あるいは付加したものでPTHと同様の活性を有するペプチドから選択されるPTH誘導体の1種または2種以上を血小板減少症の予防薬または治療薬として用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTH誘導体を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。
【背景技術】
【0002】
血小板は他の成熟血球である赤血球や好中球と同様に造血幹細胞から由来し、この細胞の分化・増殖により産生される。この造血課程の初期の段階においては、造血幹細胞は巨核球前駆細胞を経て巨核球に分化・増殖する。巨核球は成熟後、proplatelet を形成しこれが最終的に血小板となって末梢血中に放出されるものと考えられている。これら一連の血小板産生課程には、様々な造血因子やサイトカインが関与することが明らかにされている。例えば、幹細胞から巨核球前駆細胞に至る段階にはインターロイキン3、巨核球の成熟にはインターロイキン6、幹細胞から巨核球の成熟まではトロンボポエチンが関わっていることが実験的に示されている。成熟巨核球からの血小板産生・放出の課程にも何らかの因子の関与していることが推察されているが、この因子は未だ明らかにはされていない。
【0003】
血小板減少症は上記血小板造血の課程のいずれかが阻害されることにより発生する。その原因は大きく2つに分けられる。すなわち、造血細胞の異常と造血因子の異常とである。前者は、先天的あるいは後天的原因により造血細胞の分化・増殖が阻害されるものであり、先天的原因によるものとしては再生不良性貧血や骨髄異形成症候群、後天的原因によるものとしては骨髄移植や化学療法剤投与によるものが知られている。一方、造血因子の異常によるものとしては、周期性血小板減少症が知られている。
【0004】
血小板減少症の治療法としては、現在のところ血小板輸血が有力な手段であるが、必ずしも十分量の血小板が供給されているわけでなく、ウイルスなどの感染の危険性も存在するため有効な予防剤および治療剤の開発が望まれている。
【0005】
一方、副甲状腺ホルモン(PTH)は骨代謝における重要なホルモンの一つとして知られている。従来、PTHの骨に対する作用は数多く報告されているが、造血系に対する作用に関しての報告はほとんど存在しない。造血系に対する作用としては、Meytesらの報告(J.Clin.Invest.67巻1263−1269;1981)があり、これは、PTHは赤血球系前駆細胞であるBFU−Eおよび顆粒球・マクロファージ系前駆細胞であるCFU−GMによるin vitroでのコロニー形成を阻害するということを示したものである。従って、これまでにPTHの血小板造血に対する作用については、全く明らかにされていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、血小板減少症の予防剤および治療剤の提供をを目的とする。さらに本発明は、血小板減少に伴う疾患の治療あるいは予防などに有効な薬剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTH誘導体が血小板減少症の治療に有効であることを見いだし本発明を完成した。
【0008】
すなわち本発明は、副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTH誘導体を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。さらに本発明は、ヒトPTH(1−84)またはその誘導体の1種または2種以上を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。さらに本発明は、副甲状腺ホルモン(PTH)またはヒトPTH(1−34)を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。さらに本発明は、副甲状腺ホルモン(PTH)を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。さらに本発明は、ヒトPTH(1−84)を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。さらに本発明は、副甲状腺ホルモン(PTH)誘導体を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。さらに本発明は、ヒトPTH(1−34)を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤に関する。なお、本発明の血小板減少症の予防剤および治療剤は、血小板減少症の他に、血小板減少性紫斑病、血小板減少が原因と考えられる出血傾向を示す各種の疾患など血小板減少に起因する各種の疾患の予防および治療を対象とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明における副甲状腺ホルモン(PTH)とは、天然型のPTH、遺伝子工学的手法で製造されたPTH、化学的に合成されたPTHを包含し、好ましくは84アミノ酸残基より成るヒトPTH(ヒトPTH(1−84))を示す。またPTH誘導体とは、前記のPTHの部分ペプチドや、PTHそのものあるいはその部分ペプチドの構成アミノ酸を一部他のアミノ酸に置換したもの、PTHそのものあるいはその部分ペプチドの構成アミノ酸の一部を欠失したもの、およびPTHそのものあるいはその部分ペプチドに1種以上のアミノ酸を付加したペプチドなどで同様の活性を有するペプチドを意味する。PTHの部分ペプチドとしては、たとえばヒトPTH(1−34)、ヒトPTH(1−64)、ヒトPTH(35−84)、ウシPTH(1−34)などがあげられる。PTH(1−34)とはPTHのN末端から34番めのアミノ酸までの34個のアミノ酸からなるPTHの部分ペプチドを示す。
【0010】
また、アミノ酸置換の好ましい例としては、8位における構成アミノ酸のロイシンやノルロイシンへの置換、18位における構成アミノ酸のロイシンやノルロイシンへの置換、34位における構成アミノ酸のチロシンへの置換などがあげられる。
【0011】
本発明で血小板減少症の予防剤および治療剤として用いられる副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTH誘導体の好ましい例としては、ヒトPTH(1−84)、ヒトPTH(1−34)、ヒトPTH(1−38)、ヒトPTH(1−37)、ヒトPTH(1−34)−NH2などがあげられ、さらに好ましくはヒトPTH(1−84)、ヒトPTH(1−34)であり、最も好ましいものとしてヒトPTH(1−84)があげられる。
【0012】
血小板減少症の予防剤および治療剤とは、血小板減少症、血小板減少性紫斑病、血小板減少が原因と考えられる出血傾向を示す各種の疾患の治療薬や予防薬、好ましくは治療薬を意味する。ここで、血小板減少症には、放射線療法による血小板減少症、骨髄移植に伴う血小板減少症などが含まれる。さらには、薬剤(フェニルブタゾン、金製剤、トルブタマイド、化学療法剤)やウイルス感染などを原因とした巨核球の選択的抑制による血小板減少症、再生不良性貧血、自己免疫性血小板減少性紫斑病、骨髄異形成症候群、白血病、多発性骨髄腫、巨核芽球性貧血などの全身性骨随不全による血小板減少症、薬剤誘発性免疫性血小板減少症、輸血後紫斑病、二次性免疫性血小板減少症などによる血小板減少症なども含まれる。
【0013】
本発明の薬剤の剤形としてはペプチドの通常の製剤方法により製造される注射剤(たとえば液剤、凍乾製剤など)の他に、例えばマイクロカプセルへの封入あるいはゲル状のシートに含ませるなど局所化および遅効性を期待した剤形も可能である。製剤化の際には、製薬学的に許容しうる補助成分を添加することができる。また、血中半減期の増大をねらってポリエチレングリコールで修飾した製剤も可能である。
【0014】
この補助成分としては、基剤、安定剤、防腐剤、保存剤、乳化剤、懸濁化剤、溶解剤、溶解補助剤、滑沢剤、矯味剤、着色剤、芳香剤、無痛化剤、賦形剤、結合剤、粘稠剤、緩衝剤などがあげられ、具体的には、たとえば、炭酸カルシウム、乳糖、蔗糖、ソルビット、マンニトール、デンプン、アミロペクチン、セルロース誘導体、ゼラチン、カカオ脂、注射用蒸留水、塩化ナトリウム水溶液、リンゲル液、グルコース溶液、ヒト血清アルブミンなどがあげられる。
【0015】
これらの補助成分を利用して、本発明の薬剤を調整するに際しては、たとえば、医薬品添加物一覧表(財団法人東京医薬品工業協会医事法規委員会及び大阪医薬品工業協会医事法規研究委員会発行)にあるごとく、当該補助成分を適宜選択し、使用すればよい。また、補助成分の使用量は、製剤学的に許容されうる範囲内において、剤形などに応じ、適宜選択すればよい。
【0016】
本発明の薬剤の投与方法は、全身投与でも局所投与でも行い得るが、好ましい例として、皮下投与、静脈内投与、鼻腔内投与、経肺投与などによる全身投与などがあげられる。投与期間は、臨床的に血小板減少症と判断される期間を原則とし、病因に応じて臨床医の判断により回復後も投与を続けることも可能である。さらに血小板減少症が予測される場合、たとえば化学療法剤投与時は血小板減少症が起きていなくても予防的に投与することも可能である。投与頻度は、月1回投与から連日投与が可能であり、好ましくは1回/2週から5回/週程度もしくは連日投与である。
【0017】
本発明のPTHの投与量は、適応疾患、症状などにより異なるが、全身投与では体重1kgあたり1μgから1000μg程度であり、好ましくは体重1kgあたり5μgから200μgである。
【実施例】
【0018】
以下に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。実施例で使用したヒトPTH(1−84)は、特表平4−505259号公報およびJ.Biol.Chem.,265,15854(1990)に記載された方法の改良法を用いて製造されたものである。また、ヒトPTH(1−34)は、Peptide Institute Inc.より購入した。
【0019】
実施例1 マウス単回投与試験
[実験動物]実験には9週令の雄性C57Bl/6Nを日本チャールスリバーより購入して用いた。
【0020】
[投与薬液の調製]ヒトPTH(1−84)は、最終濃度が1,0.2,0.04μg/mlとなるようなクエン酸緩衝溶液(pH=5,ツイン80を0.05%含む)を調製し、これを投与薬液とした。
【0021】
[投与]上記薬液およびコントロールとしてクエン酸緩衝液をそれぞれ15匹のマウスに10ml/kgの割合で尾静脈より投与した。従って、投与量は0,0.4,2,10μg/kgとなる。投与は午前10時より開始した。
【0022】
[採血・末梢血球数の測定]投与後3,6,9時間めにそれぞれの群からマウスを5匹ずつ選び、眼窩静脈より採血した。これとは別に同じ日の午前10時に無処置のマウス(4匹)より採血を行い、投与前の値を得た。末梢血球数は自動血球計数装置F−800(東亜医用電子)を用いて測定した。
【0023】
[結果]結果を図1に示す。PTH10μg/kg投与群で投与後6及び9時間めにコントロールに対して有意な血小板数の増多が認められた。このようにPTH投与後の血小板数の増加は投与後の短い時間で見られる。
【0024】
実施例2 マウス連日投与試験
[実験動物]実験には9週令の雄性C57Bl/6Nを日本チャールスリバーより購入して用いた。
【0025】
[投与薬液の調製]投与薬液の調製は基本的には実施例1と同様に行ない、薬液濃度は5,20,80μg/mlとした。
【0026】
[投与]マウスを4つのグループに分け、それぞれに上記薬液およびコントロールとしてクエン酸緩衝液を10ml/kgの割合で1日1回腹部皮下に投与した。従って、1日あたりの投与量は0,50,200,800μg/kgとなる。投与は午前10時より開始した。
【0027】
[採血・末梢血球数の測定]投与開始後5,7,9日目にそれぞれの群からマウスを5ないし6匹ずつ選び、眼窩静脈より採血した。採血は最終投与後24時間目となるように行った。これとは別に無処置のマウス(5匹)からも採血を行い、正常マウスの値を得た。末梢血球数は自動血球計数装置F−800(東亜医用電子)を用いて測定した。
【0028】
[結果]結果を図2に示す。血小板数は、5日目では200および800μg/kg投与群で高くなる傾向が認められたのみであったが、7日目では全ての投与群でコントロールと比較して有意に高くなった。従って、PTHは連日投与した場合にも血小板増多作用があることが明らかとなった。
【0029】
実施例3 PTH誘導体の効果
[実験動物]実験には10週令の雄性C57Bl/6Nを日本チャールスリバーより購入して用いた。
【0030】
[投与薬液の調製]ヒトPTH(1−84)、ヒトPTH(1−34)の投与薬液の調製は基本的には実施例1と同様に行ない、薬液濃度は20μg/mlとした。
【0031】
[投与]18匹のマウスを3つのグループに分け、それぞれに上記薬液およびコントロールとしてクエン酸緩衝液を10ml/kgの割合で1日1回6日間腹部皮下に投与した。従って、1日あたりの投与量は0,200μg/kgとなる。投与は午前10時より開始した。
【0032】
[採血・末梢血球数の測定]最終投与後24時間目にそれぞれのマウスの眼窩静脈より採血した。末梢血球数は自動血球計数装置F−800(東亜医用電子)を用いて測定した。
【0033】
[結果]結果を図3に示す。PTH(1−34)にはPTH(1−84)と同等の血小板増多作用のあることが明らかとなった。この結果から、さらに短いPTH部分ペプチドあるいは両者の中間的な大きさのPTH部分ペプチド、たとえばPTH(35−84)やPTH(1−64)などにも同様の作用のあることが期待できる。
【0034】
実施例4 ウサギ連日投与試験
[実験動物]日本白色種ウサギJW/CSK 12〜15週齢 雄6頭を用いた。これらの動物は、SPF環境下の動物舎において、温度24±2℃、湿度50±10%、照明5:00点灯19:00消灯、換気15回/時間の条件下でアルミニウム製ウサギ用ブラケットケージRb−1(W350×D500×H350mm)に単頭飼育した。飼料としてウサギ用放射線滅菌飼料RM(船橋農場)を、1頭当たり120g/day 給餌した。また、給水は自動給水器を用いて水道水を自由摂取させた。
【0035】
[投与薬液の調製]ヒトPTH(1−84)は、200μg/mlの濃度で2ml/vialにて供与された。溶媒も同様に2ml/vialで供与された。これらの薬物は、使用時まで−135℃で保存した。
【0036】
[投与方法]PTH200μg/kgをウサギ頚背部皮下に、13日間連日投与した。溶媒は、体重より換算したrh−PTH溶液の投与量と同容量を同様に投与した。
【0037】
[採血・末梢血球数の測定]投与前と投与後2,6,9,13日のPTH投与前にウサギ耳翼辺縁静脈より、0.5ml採血を行った。血液は直ちに血液検査用採血容器SB−41S(東亜医用電子社)に分注し、抗凝固処置を行った後、自動血球計数装置F−800(東亜医用電子)を用いて、血小板数を計測した。
【0038】
[結果]ウサギ3頭に溶媒を3頭にPTH200μg/kgを連日投与し、投与後0,2,6,9,13日に血小板数の測定を行った。その結果を図4に示す。投与後2日より血小板が増加し、投与後6日には、投与前値の2倍から4倍程度の血小板の増加を示した。また投与後13日にはほぼ投与前値に復した。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明の副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTH誘導体を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤は、血小板減少症、血小板減少性紫斑病、血小板減少が原因と考えられる出血傾向を示す各種の疾患の治療薬や予防薬として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】PTHの血小板増加作用(マウス単回投与)を示す図である。
【図2】PTHの血小板増加作用(マウス連日投与)を示す図である。
【図3】PTH誘導体の血小板増加作用(マウス連日投与)を示す図である。
【図4】PTHの血小板増加作用(ウサギ連日投与)を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
副甲状腺ホルモン(PTH)、またはPTHの部分ペプチドであって、その構成アミノ酸を一部他のアミノ酸1〜数個、置換あるいは付加したものでPTHと同様の活性を有するペプチドから選択されるPTH誘導体の1種または2種以上を有効成分として含有する血小板減少症の予防剤および治療剤。
【請求項2】
副甲状腺ホルモン(PTH)が、天然型のPTH、遺伝子工学的手法で製造されたPTH、または化学的に合成されたPTHから選択される請求項1記載の血小板減少症の予防剤および治療剤。
【請求項3】
副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTH誘導体が、ヒトPTH(1−84)、ヒトPTH(1−34)、ヒトPTH(1−38)、ヒトPTH(1−37)、ヒトPTH(1−34)−NH2からなる群より選択される請求項1記載の血小板減少症の予防剤および治療剤。
【請求項4】
副甲状腺ホルモン(PTH)が、ヒトPTH(1−84)であることを特徴とする請求項1記載の血小板減少症の予防剤および治療剤。
【請求項5】
甲状腺ホルモン(PTH)誘導体が、ヒトPTH(1−34)であることを特徴とする請求項1記載の血小板減少症の予防剤および治療剤。
【請求項6】
副甲状腺ホルモン(PTH)またはPTHの部分ペプチドが、PTHまたはPTHの部分ペプチドの8位における構成アミノ酸のロイシンまたはノルロイシンへの置換、PTHまたはPTHの部分ペプチドの18位における構成アミノ酸のロイシンまたはノルロイシンへの置換、およびPTHまたはPTHの部分ペプチドの34位における構成アミノ酸のチロシンへの置換のうちの少なくとも1つの置換を有する請求項1記載の血小板減少症の予防剤および治療剤。
【請求項7】
PTHの部分ペプチドが、ヒトPTH(1−34)、ヒトPTH(1−64)、ヒトPTH(35−84)、およびウシPTH(1−34)からなる群より選択される請求項1記載の血小板減少症の予防剤および治療剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−24722(P2008−24722A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−268255(P2007−268255)
【出願日】平成19年10月15日(2007.10.15)
【分割の表示】特願平9−20395の分割
【原出願日】平成9年2月3日(1997.2.3)
【出願人】(000003311)中外製薬株式会社 (228)
【出願人】(592121011)株式会社中外医科学研究所 (1)
【Fターム(参考)】