説明

血流の増加および組織再生の促進またはそのいずれかのための方法

ケモカイン受容体CXCR4に結合する化合物を使用した、血流の増加および組織再生またはそのいずれかのための方法が開示されている。こうした化合物の好ましい実施態様は、次式の通りである。
Z−リンカー−Z’ (1)
ここで、Zは、9〜32員環の環状ポリアミンで、そのうち2〜8個は窒素原子で、その窒素原子は相互に少なくとも2個の炭素原子で分離され、またここでこの複素環は、窒素以外に任意に追加のヘテロ原子を持つことや、追加の環系と縮合していることもある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の分野)
本発明は、治療薬および医薬品化学の分野に属する。さらに特定すれば、本発明は、血流の増加および組織再生の促進またはそのいずれかのための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
(発明の背景)
血球は、ヒトを含めた動物の健康および生存能力の維持において極めて重要な役割を担っている。白血球には、好中球、マクロファージ、好酸球および好塩基球/マスト細胞のほか、免疫系のB細胞およびT細胞も含まれる。白血球は、造血系によって、コロニー刺激因子(CSF)および各種サイトカインの造血組織内の幹細胞および前駆細胞に対する作用により、持続的に置き換えられている。これらの成長因子の番号を符号化したヌクレオチド配列の複製および配列決定がなされてきた。これらのうち最もよく知られているものはおそらく、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)で、これは白血球および前駆細胞の生成を刺激すること(末梢血幹細胞動員)により化学療法の負の効果を相殺するという用途で承認されている。この因子の造血効果についての考察は、例えば、米国特許第5,582,823号に見出すことができるが、これを参照し本書に組み込む。
【0003】
その他いくつかの因子が、ヒトおよび被験動物の両方において白血球および前駆細胞を増加させることが報告されている。これらの薬剤には、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、インターロイキン−1(IL−1)、インターロイキン−3(IL−3)、インターロイキン−8(IL−8)、PIXY−321(GM−CSF/IL−3 融合タンパク質)、マクロファージ炎症タンパク、幹細胞因子、トロンボポエチンおよび成長に関連した発がん遺伝子が、単一の薬剤または組み合わせとして含まれる(非特許文献1;非特許文献2;非特許文献3;非特許文献4;非特許文献5;非特許文献6;非特許文献7;非特許文献8;非特許文献¥9)。
【0004】
内因性成長因子は、薬理学的に効果がある一方で、タンパク質およびペプチドを医薬品として採用することのよく知られた欠点は、こうした各種の成長因子に小分子である薬剤を添加する必要があるところにある。別の面においては、こうした小分子は、大量生産が望ましい場合には、タンパク質やペプチドよりも有益である。
【0005】
多数の環状ポリアミン系抗ウイルス薬が、一連の米国特許および出願で説明されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、および特許文献5を参照。それぞれを参照しその全文を本書に組み込む)。
【0006】
また、特許文献6および特許文献7の全文も参照により組み込むが、これには、その他の化合物について説明されているほか、また、環状ポリアミン系抗ウイルス薬の構造的特性についても説明されている。また、多数の非環状アミン 抗ウイルス薬の構造的特性は、特許文献8、特許文献9、特許文献10、および特許文献11に説明されており、それぞれを参照しその全文を本書に組み込む。
【0007】
また、一部の環状ポリアミン系化合物の調製の改善された方法が、特許文献12、特許文献13、特許文献14、および特許文献15および特許文献16に説明されており、それぞれを参照しその全文を本書に組み込む。
【0008】
特許文献17では、上記に言及した公報に記載された一部のポリアミン系抗ウイルス薬は、白血球数を増加させる効果があることが教示されている。特許文献18および特許文献19にも、上記に言及した公報に記載された一部のポリアミン系抗ウイルス薬も、前駆細胞や幹細胞を増加させる効果があることが教示されている。
【0009】
血球の成長および成熟は、複雑なプロセスである。成熟血球は、骨髄を含めた特定の造血組織に存在する造血前駆細胞(前駆体)細胞および幹細胞から生成される。これらの環境内で、循環に入る前に、造血細胞は増殖および分化をする。ケモカイン受容体CXCR4およびその天然リガンド間質細胞由来の因子−1(SDF−1)がこのプロセスにおいて重要なようである(検討には、非特許文献10;非特許文献11を参照)。このことは、CXCR4またはSDF−1ノックアウトマウスで造血の欠損が示された報告書により例示されている(非特許文献12;非特許文献13;非特許文献14)。CD34+前駆細胞はCXCR4を発現し、化学誘引および移殖のために骨髄間質細胞により生成されたSDF−1を必要とすること(非特許文献15)、また生体外でSDF−1は、両方のCD34+細胞(非特許文献16;非特許文献17)および前駆体/幹細胞について(非特許文献18)、走化性であることが知られている。また、SDF−1は重要な化学誘引物質で、CXCR4受容体を介して、T−リンパ球および単球(非特許文献19)、プロBおよびプレBリンパ球(非特許文献20;非特許文献21)および巨核球(非特許文献22;非特許文献23;非特許文献24;非特許文献25;非特許文献26)を含めたその他いくつかのより目的性の高い前駆体および成熟した血球に信号が伝達される。
【0010】
こうして、要約すれば、SDF−1は、CXCR4 受容体を有する細胞の位置決めおよび分化の制御ができるようであり、それらの細胞が、幹細胞(つまり、CD34+である細胞)および前駆細胞(これが特定の刺激と反応して特定タイプのコロニー形成につながり、CD34またはCD34のどちらでもよい)またはそのいすれかであるか、あるいはいくらか多めに分化された細胞であるかによらない。
【0011】
自己幹細胞移植に使用される末梢血前駆細胞プール内で動員されたCD34+細胞数に相当な注目が置かれてきた。CD34+個体群は、化学療法の後での回復時間の改善の主な原因であると考えられる成分であり、また長期的な移殖および造血の回復の最も可能性の高い原因とされる細胞である(非特許文献27)。CD34+細胞が再移植するメカニズムは、CXCR4を発現した細胞に対するSDF−1の走化性効果によるものと考えられる(非特許文献28;非特許文献29)。ごく最近、成熟した造血幹細胞は、マウスにおける損傷した心臓組織の回復の能力があることが示された(非特許文献30;非特許文献31)。
【0012】
特に組織修復における幹細胞について、幹細胞の可塑性および前駆体または幹細胞あるいはその両方の使用の概念を裏付ける証拠が増えている(非特許文献32)。こうして、細胞の位置決めおよび分化の管理におけるCXCR4受容体の役割は、かなり重要性が高いとされてきた。
【0013】
上記の文書の引用は、上述のいずれかが妥当な従来の技術であることを認めることを意図したものではない。これらの文書の日付に関するすべての声明、またはその内容に関する表現は、出願人に入手可能な情報に基づくものであり、またそれらの文書の日付または内容の正確さについて認めてはいない。さらに、本出願全体で言及したすべての文書は、参照によりその全文を本書に組み込む。
【特許文献1】米国特許第5,021,409号明細書
【特許文献2】米国特許第6,001,826号明細書
【特許文献3】米国特許第5,583,131号明細書
【特許文献4】米国特許第5,698,546号明細書
【特許文献5】米国特許第5,817,807号明細書
【特許文献6】国際公開第00/02870号パンフレット
【特許文献7】国際公開第01/44229号パンフレット
【特許文献8】国際公開第00/56729号パンフレット
【特許文献9】国際公開第02/22600号パンフレット
【特許文献10】国際公開第02/22599号パンフレット
【特許文献11】国際公開第02/34745号パンフレット
【特許文献12】米国特許第5,612,478号明細書
【特許文献13】米国特許第5,756,728
【特許文献14】米国特許第5,801,281
【特許文献15】米国特許第5,606,053
【特許文献16】国際公開第02/26721号パンフレット
【特許文献17】国際公開第02/58653号パンフレット
【特許文献18】国際公開第03/011277号パンフレット
【特許文献19】米国特許出願公開第2005/0043367号明細書
【非特許文献1】Dale, D., et al., Am. J. of Hematol. (1998) 57:7−15
【非特許文献2】Rosenfeld, C., et al., Bone Marrow Transplantation (1997) 17:179−183
【非特許文献3】Pruijt, J., et al., Cur. Op. in Hematol. (1999) 6:152−158
【非特許文献4】Broxmeyer, H., et al., Exp. Hematol. (1995) 23:335−340
【非特許文献5】Broxmeyer, et al., Blood Cells, Molecules and Diseases (1998) 24:14−30
【非特許文献6】Glaspy, J., et al., Cancer Chemother. Pharmacol. (1996) 38 (suppl): S53−S57 90:2939−2951
【非特許文献7】Vadhan−Raj, S., et al., Ann. Intern. Med. (1997) 126:673−81
【非特許文献8】King, A., et al., Blood (2001) 97:1534−1542
【非特許文献9】Glaspy, J., et al., Blood (1997)90:2939−2951
【非特許文献10】Maekawa, T., et al., Internal Med. (2000) 39:90−100
【非特許文献11】Nagasawa, T., et al., Int. J. Hematol. (2000) 72:408−411
【非特許文献12】Ma, Q., et al., Proc. Natl. Acad. Sci USA (1998) 95:9448−9453
【非特許文献13】Tachibana, K., et al., Nature (1998) 393:591−594
【非特許文献14】Zou, Y−R., et al., Nature (1998) 393:595−599
【非特許文献15】Peled, A., et al., Science (1999) 283:845−848
【非特許文献16】Aiuti, A., et al., J.Exp. Med. (1997) 185:111−120
【非特許文献17】Viardot, A., et al., Ann. Hematol. (1998) 77:194−197
【非特許文献18】Jo, D−Y., et al., J.Clin. Invest. (2000) 105:101−111
【非特許文献19】Bleul, C., et al., J.Exp. Med. (1996) 184:1101−1109
【非特許文献20】Fedyk, E. R., et al., J.Leukoc. Biol. (1999) 66:667−673
【非特許文献21】Ma,Q., et al., Immunity (1999) 10:463−471
【非特許文献22】Hodohara, K., et al., Blood (2000) 95:769−775
【非特許文献23】Riviere, C., et al., Blood (1999) 95:1511−1523
【非特許文献24】Majka, M., et al., Blood (2000) 96:4142−4151
【非特許文献25】Gear, A., et al., Blood (2001) 97:937−945
【非特許文献26】Abi−Younes, S., et al., Circ. Res. (2000) 86:131−138
【非特許文献27】Croop, J. M., et al., Bone Marrow Transplantation (2000) 26:1271−1279
【非特許文献28】Voermans, C. Blood, 2001, 97, 799−804
【非特許文献29】Ponomaryov, T., et al., J.Clin. Invest. (2000) 106:1331−1339
【非特許文献30】Jackson, K., et al., J.Clin. Invest. (2001) 107:1395−1402
【非特許文献31】Kocher, A., et al., Nature Med. (2001) 7:430−436
【非特許文献32】Orlic et al., Circ. Res. (2002 91:1092−1102)
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0014】
(発明の開示)
本発明は、被験者、特に動物被験体およびヒト被験者における血流の増加および組織再生の促進あるいはそのいずれかのための方法を対象とするもので、動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を被験者の標的組織に直接投与することから構成される。本発明の方法で使用される化合物には、限定されないものの、参照し本書に組み込んだ特許および公報に記載されている化合物などが含まれる。
【0015】
一面において、本発明は、被験者における組織再生のための方法を提供するが、動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を上記被験者の損傷した組織に直接投与することから構成され、ここで前駆体または幹細胞あるいはその両方は、式 (1)、(2) または(3)を有する化合物により動員される。また、本発明の方法は、損傷した組織への血流増加の方法、および損傷した組織の修復のための方法、あるいはそのいずれかを提供する。
【0016】
式(1)の化合物は、次式の通りである。
【0017】
Z−リンカー−Z’ (1)
ここで、Zは、9〜32員環の環状ポリアミンで、そのうち2〜8個は窒素原子で、その窒素原子は 相互に少なくとも 2個の炭素原子で分離され、またここでこの複素環は、窒素以外に任意に追加のヘテロ原子を持つことや、追加の環系と縮合していることもある。
【0018】
または、Zは次式である。
【0019】
【化5】

ここで、Aは、少なくとも1つのNを有する単環式または二環式の縮合環系からなり、またBは、Hであるかまたは1〜20個の原子の有機部分である。
【0020】
Z’は、上記Zで定義した形態で実施することも、また別の方法として次式とすることもできる。
【0021】
−N(R)−(CR−X
ここで、各Rは、独立的にHまたは直鎖、分岐または環状のアルキル(1〜6C)、
nは、1または2で、
Xは、ヘテロ芳香環を含めた芳香環であるか、またはメルカプタンである。
【0022】
またはZは、式−Ar(Y)によるものである。
【0023】
ここで、Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、また各Yは独立的に非干渉的な置換基で、jは0〜3である。
【0024】
「リンカー」は、結合、アルキレン(1〜6C)を表すか、またはアリール、縮合アリール、アルキレン鎖に含まれる酸素原子で構成されることや、ケト基または窒素もしくは硫黄原子を含むことがある。
【0025】
式 (2) の化合物は、次式の通りである。
【0026】
Z−リンカー−Z’ (2)
ここで、Zは次式である。
【0027】
【化6】

ここで、Aは、少なくとも1つのNを有する単環式または二環式の縮合環系からなり、またBは、Hであるかまたは1〜20個の原子の有機部分である。
【0028】
Z’は次式である。
【0029】
−Ar(Y)
ここで、Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、また各Yは独立的に非干渉的な置換基で、jは0〜3であり、
「リンカー」は、結合、アルキレン(1〜6C)を表すか、またはアリール、縮合アリール、アルキレン鎖に含まれる酸素原子で構成されることや、ケト基または窒素もしくは硫黄原子を含むことがある。
【0030】
式(3)の化合物は、次式の通りである。
【0031】
【化7】

上式において、
環Aは、N、OおよびSから選択されるヘテロ原子で、任意に構成され、
点線は任意の不飽和を表し、
R1、R2およびR3は、非干渉的な置換であり、
kは、0〜4で、
lは、0、1、または2で、
Xは、置換されていないまたは置換されたCもしくはNであるか、またはOもしくはSで、
Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分の残基で、
各nは、独立的に0〜2で、
各Rは、独立的にHまたはアルキル(1〜6C)で、
jは、0〜3で、
各Yは、独立的にハロ、OH、SH、SO、SO、またはNを含まない1〜20個のC原子の有機部分で、ここでこうした2つのYは、結合してArとの縮合環を形成することもあり、または以下から構成される群から選択される。
【0032】
−(CRCN、
−(CRNR
−(CRNR(CRNRR
−(CRNR(CRNR(CRNR
−(CRCO(CRNR
−(CRCO(CRNR(CRNRR
−(CRCO(CR)NR(CRNR(CRNR
−(CRNRCO(CRNRR
−(CRNRCO(CRNR(CRNR
−(CRNRCO(CRNR(CRNR(CRNR(CRNR
−CH=N−Z"、
−(CRZ"、
−NR(CRZ"、
−(CRNROH、
(CRCONROH、および
(CRCR=NOH、
ここで、Z"は、5〜12員環の任意に置換された芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、
またここで、Rは、上記の通り定義され、各mは独立的に0〜4、およびRおよび各Rは独立的にH、アルキル(1〜6C)、アルケニル(1〜6C)、アルキニル(1〜6C)、またはアシル(1〜6C)で、それぞれ1つ以上の非芳香族、非ヘテロ芳香族置換基により任意に置換され、またここで2つのRは、結合して、N、O、およびSから選択される1つ以上の追加のヘテロ原子を任意に含む環状アミンを形成することもできる。
【0033】
式(3)の化合物において、環Eは位置2の分子の残りと結合してもよい。一つの実施態様において、RおよびRは、ひとまとめにしてベンゾ置換基を形成する。別の実施態様において、XはNで、環Eは一つのNに結合したパイ結合を構成する。さらに別の実施態様において、kは0〜1である。一例において、少なくとも1つのYは−CHNHである。他の例において、Arは、ベンゼン、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、イミダゾール、オキサゾール、ベンズトリアゾール、チアゾール、ピリジン、またはピリミジンの残基である。
【0034】
式(3)の化合物において、環Aは飽和していてもよく、またlは1である。一つの実施態様において、Aを含む環系は、テトラヒドロキノリンまたはそれの置換した形態である。その他の実施態様において、(CRおよび(CRのうち一つはCHでよく、他方は結合である。特定の例において、(CRは結合で、(CRはCHである。
【0035】
一つの実施態様において、本発明の方法における前駆体または幹細胞あるいはその両方は、アフェレーシスにより動員し収穫されるものである。その他の実施態様において、前駆体または幹細胞あるいはその両方は、上記被験者の末梢血または骨髄に動員され、収穫される。いくつかの例において、末梢血または骨髄は、顆粒球コロニー刺激因子による治療を受けてきた被験者に由来するものである。他の例において、前駆体または幹細胞あるいはその両方は骨髄から収穫される。
【0036】
別の実施態様において、本発明の方法を使用して再生する損傷した組織は、虚血組織である。虚血組織は、器官組織または四肢組織が考えられる。器官組織の例には、限定されないものの、心筋、脳組織、肺組織、または肝臓組織がある。
【0037】
特定の例において、前駆体または幹細胞あるいはその両方は、1,1’−1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン(AMD 3100)またはその医薬品として容認できる塩により動員される。例えば、前駆体または幹細胞あるいはその両方は、AMD 3100塩酸塩など、AMD 3100の酸添加塩により動員されうる。
【0038】
本発明の方法において、式(1)の化合物は、上記の被験者の損傷した組織に、体重について約0.1μg/kg〜5mg/kgの投薬範囲で、直接投与しうる。例えば、式(1)の化合物は、体重について約1μg/kg〜300μg/kgの投薬範囲、または体重について約10μg/kg〜100μg/kgの投薬範囲で直接投与しうる。
【0039】
本発明の方法は、糖尿病を持つ被験者に、あるいは四肢虚血または抹消動脈疾患などの末梢性の血管系の病気、または末梢静脈障害を罹患しているか、または罹患してきたヒト被験者に施すことができる。抹消動脈疾患の例には、限定されないものの、アテローム性動脈硬化症、頚動脈病、脚部の抹消動脈疾患、腎動脈の抹消動脈疾患、腹部大動脈瘤、レイノー症候群、ビュルガー病、または血管炎が含まれる。
【0040】
別の面において、本発明は、動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を、血流増加を必要とする上記被験者における標的組織に直接投与することから構成される、被験者における血流増加の方法を提供するが、ここで、前駆体または幹細胞あるいはその両方は、上記に説明した式(1)、(2)または(3)を有する化合物により動員されたものである。
【0041】
さらに、本発明は、組織の再生のための薬剤の製造についての式(1)、(2)または(3)を有する化合物の使用を提供するもので、ここで上記式(1)、(2)または(3)の化合物には、前駆体または幹細胞あるいはその両方を動員する能力があり、これが収穫され、被験者の損傷した組織に直接投与される。また、本発明は、標的組織における血流の増加のための薬剤の製造についての式(1)、(2)または(3)を有する化合物の使用を提供するもので、ここで上記式(1)、(2)または(3)の化合物には、前駆体または幹細胞あるいはその両方を動員する能力があり、これが収穫され、被験者の標的組織に直接投与される。
【0042】
また、本発明の方法には、細胞集団と式(1)、(2)または(3)の化合物との生体外での処理と、処理済の個体群を適合する被験者の損傷した組織に直接投与することが含まれる。式(1)、(2)または(3)の化合物は、末梢血における幹細胞または前駆細胞あるいはその両方の個体群を増強するために、単独で、または他の化合物および組成と組み合わせて使用することができる。同様に、骨髄における白血球の増産も起こりうる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0043】
(発明の詳細な説明)
本発明において有用な化合物は、上記の式(1)〜(3)として記載した一般的公式のものである。一定の実施態様が望ましく、これに含まれるものとしては、上記に組み込んだ米国特許およびその他の特許文書に記載された化合物がある。特定の例において、本発明の方法で使用するための化合物には、AMD 3100が含まれる。
【0044】
一つの実施態様において、本発明の方法で有用な化合物には、環状ポリアミン系および非環状アミン系抗ウイルス薬が含まれる。環状ポリアミン系および非環状アミン系抗ウイルス薬は、T細胞指向性HIV株の融合および侵入のために必要なコレセプターであるCXCR4の抑制により、HIVを阻害するとともに、また、天然リガンド、ケモカインSDF−1により誘発された結合および信号伝達も阻害する。いかなる理論にも拘束されないが、SDF−1のCXCR4への結合を阻害する式(1)〜(3)の化合物は、こうした阻害のおかげで、幹細胞または前駆細胞あるいはその両方の増加に効果がある。血液中の幹細胞または前駆細胞あるいはその両方の増強は、結果的に白血球減少症になるものなど、骨髄に悪影響を与えるプロトコルの効果を軽減し、治療において有用である。これらは、化学療法および放射線療法の既知の副作用である。
【0045】
本発明の方法にとって有用な化合物は、骨髄移植の成功度を高め、創傷治癒および火傷の治療を高め、また損傷した器官組織の回復の援助ともなる。これらは、白血病で優性な細菌感染との闘いもする。本発明の方法にとって有用な化合物は、アフェレーシスにより、その他の動員用因子との組み合わせで、また組み合わせなしに、CD34+細胞の動員および収穫に使用される。収穫された細胞は、幹細胞移殖を必要とする治療に使用される。
【0046】
一つの実施態様において、前駆体または幹細胞あるいはその両方は、ポリアミン化合物により動員および収穫され、特に損傷した組織など、血流の増加を必要とする被験者の標的組織に直接投与される。例えば、収穫された動員済の細胞は、心臓組織、神経組織、虚血組織、または虚血後の組織に直接的に注入することもできる。その他の実施態様において、動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方は、被験者に体系的に投与される(例えば、皮下または腹腔内の投与)。さらにまた別の実施態様において、動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方は、心筋、左心室、右心室、冠状動脈、末梢循環、または脳脊髄液に直接的に投与される。
【0047】
別の面において、前駆体または幹細胞あるいはその両方は、特定の細胞集団を隔離するための選択的浄化によりさらに分離されうる。抽出された同質の細胞を、本発明に説明したとおり投与することもできる。
【0048】
本書で使用するとき、「前駆細胞」という用語は、一定の刺激に反応して、分化した造血性または骨髄細胞を形成しうる細胞を意味する。前駆細胞の存在は、標本内で各種のコロニー形成単位を形成する能力によって判断でき、これには、例えば、CFU−GM(コロニー形成単位、顆粒球−マクロファージ)、CFU−GEMM(コロニー形成単位、多分化能性)、BFU−E(バースト形成単位、赤血球系)、HPP−CFC(高増殖性コロニー形成細胞)、または既知のプロトコルを用いて培養で獲得できるその他の種類の分化したコロニーなどがある。
【0049】
本書で使用するとき、「幹」細胞とは、分化度の低い前駆細胞の形態である。一般に、こうした細胞は、CD34に陽性であることがよくある。ただし、一部の幹細胞には、このマーカーは含まれていない。これらのCD34+細胞は、蛍光励起細胞選別(FACS)により検定が可能であるため、その存在は、この技術を用いて標本中で判断が可能である。
【0050】
本書で使用するとき、「組織」細胞には、限定されないものの、心臓組織、脳組織、末梢血管組織、肝臓組織、腎組織、胃腸管組織、肺組織、肝臓組織、平滑筋組織、または線状の筋組織が含まれる。本書で使用するとき、「損傷した組織」には、組織の再生に必要な任意の組織が含まれ、これには限定はされないものの、血流の増加に必要な損傷した組織などがある。組織は、心臓病および脳卒中などの病気の結果として損傷しうる。
【0051】
本書で使用するとき、「末梢性の血管系の病気」とは、末梢性の動脈および静脈内の損傷または機能障害を意味する。
【0052】
一般に、CD34+細胞は、血液中に低いレベルでのみ存在するが、骨髄には多数が存在する。内皮細胞およびマスト細胞などのその他の種類の細胞もまたこのマーカーを示すが、CD34は幹細胞の存在の指標とみなされている。
【0053】
一般に、式(1)の化合物において、ZおよびZ’の好ましい実施態様は、9〜24Cを有し、3〜5個の窒素原子を含む環状ポリアミン部分である。特に好ましいものとしては、1,5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン、1,5,8,11,14−ペンタアザシクロヘキサデカン、1,4,8,11−テトラアザシルオテトラデカン、1,5,9−トリアザシクロドデカン、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン、および追加の芳香族またはヘテロ芳香環に縮合されているか、また環に組み込まれた窒素以外のヘテロ原子が含まれるか、あるいはその両方に該当する環状ポリアミンなどを含めこれに類するものがある。環状ポリアミンに縮合された追加の環系または1つ以上の追加のヘテロ原子実施態様は、上記で参照により組み込んだ米国特許第5,698,546号および第WO01/44229号に説明されている。また、好ましいものとしては以下がある。
3,7,11,17−テトラアザビシクロ(13.3.1)ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン、
4,7,10,17−テトラアザビシクロ(13.3.1)ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン、
1,4,7,10−テトラアザシクロテトラデカン、1,4,7−トリアザシクロテトラデカン、および
4,7,10−トリアザビシクロ(13.3.1)ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン。
【0054】
Z’が、Zで定義された環状ポリアミンではないとき、その好ましい実施態様は、米国特許第5,817,807号に記載されており、これもまた、参照し本書に組み込む。
【0055】
好ましい形態は次の通りである。
Zは次式である。
【0056】
【化8】

ここで、Aは、少なくとも1つのNを持つ単環式または二環式の縮合環系、またBはHであるか、または1〜20個の原子の有機部分で構成されるが、上記に引用した第WO00/56729号、第WO02/22600号、第WO02/34745号、および第WO02/22599号で開示されており、すべてを参照し本書に組み込む。
一つの実施態様において、本発明の方法にとって有用な化合物にあるそれぞれの「R」基は、独立的に、直鎖または分岐鎖アルキルであるか、または環状でもよく、またハロ、ヒドロキシおよびアルコキシから選択される1〜2個の置換基により任意に置換することもできる。好ましくは、各Rは、Hまたは低級直鎖アルキル(1〜4C)で、メチルが好ましい。
【0057】
式 (1)〜(3)の化合物において、Arは、単一または縮合した環系が含まれ、また単環系のうちの5〜6員環および縮合環系のうちの9〜12員環が含まれる、芳香族またはヘテロ芳香族の部分の残基が考えられる。残基は、任意に置換できる。任意に置換される芳香族基およびヘテロ芳香族基の例には、ベンゼン、ナフタレン、ジヒドロナフタレン、テトラヒドロナフタレン、ピリジン、キノリン、イソキノリン、イミダゾール、ベンズイミダゾール、アザベンゾイミダゾール、ベンゾトリアゾール、フラン、ベンゾフラン、チアゾール、ベンゾチアゾール、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、ピロール、インドール、イミダゾール、テトラヒドロキノリン、テトラヒドロイソキノリン、ピラゾール、チオフェン、イソオキサゾール、イソチアゾール、トリアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、イミダゾリン、およびベンゾピランがある。ヘテロ芳香環を含む窒素および硫黄の酸化物も、本発明に含まれる。特に好ましいArの形態は、フェニレン、ピリジレンまたはピリジニレンである。
【0058】
式(1)〜(3)の化合物に「任意に置換」される要素が含まれているとき、これらの置換基は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、カルボン酸、任意に置換されたアルキル、アルケニルまたはシクロアルキル基、任意に置換されたヒドロキシル基、任意に置換されたチオール基、任意に置換されたアミノ、任意に置換されたアシル基、任意に置換されたカルボン酸塩、カルバミン酸塩、カルボキサミドまたはスルホンアミド基、または任意に置換された芳香族基または複素環式基であることが好ましい。
【0059】
ハロゲンの例としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などがあり、フッ素および塩素が好ましい。
【0060】
任意に置換されたアルキルの例には、C1−10アルキル(メチル、エチルプロピルなど)が含まれ、任意に置換されたアルケニル基の例には、C2−10アルケニル(アリル、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニルなど)が含まれ、および任意に置換されたシクロアルキル基の例には、C3−10シクロアルキル(シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなど)が含まれる。これらの場合、C1−6アルキル、アルケニルおよびシクロアルキルが好ましい。任意の置換基は、任意に置換されたアラルキル(例えば、フェニルC1−4アルキル)またはヘテロアルキル(例えば、フェニルメチル(ベンジル)、フェニルエチル、ピリジニルメチ、ピリジニルエチルなど)でもよい。複素環式基は、1〜4個のヘテロ原子を含む5または6員環とすることができる。
【0061】
任意に置換されたヒドロキシルおよびチオール基の例としては、ここで、置換基が、任意に置換されたアルキル(例えば、C1−10アルキルで、これには、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチルなどで、(C1−6)アルキルが好ましい)、任意に置換されたシクロアルキル(例えば、C3−7シクロアルキルなどで、これには、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどがある)、任意に置換されたアラルキル(例えば、フェニル−C1−4アルキルで、これには、ベンジル、フェネチルなどがある)であるものが含まれる。2つの隣接したヒドロキシルまたはチオール置換基がある場合、ヘテロ原子をO(CHOおよびS(CHS(ここでn=1〜5)などのアルキレン基を介して結合させることもできる。例としては、メチレンジオキシ、エチレンジオキシなどがある。スルホキシド類およびスルホン類などのチオ−エーテル基の酸化物も、含まれる。
【0062】
任意に置換されたヒドロキシル基のさらなる例としては、任意に置換されたC2−4アルカノイル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、C1−4アルキルスホニル(例えば、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)および任意に置換された芳香族および複素環式カルボニル基(ベンゾイル、ピリジンカルボニルなど)が含まれる。
【0063】
任意に置換されたアミノ基の置換基を相互に結合させて、環状アミノ基(例えば、5〜6員環の環状アミノなどで、これには、テトラヒドロピロール、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾールなどがある)を形成することもできる。この環状アミノ基には、置換基を持たせることもでき、また置換基の例としては、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ基、チオール基、アミノ基、カルボキシル基、任意にハロゲン化したC1−4アルキル(例えば、トリフルオロメチル、メチル、エチルなど)、任意にハロゲン化したC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシなど)、C2−4アルカノイル(例えば、アセチル、プロピオニルなど)、C1−4アルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)があり、好ましい置換基の数は1〜3である。
【0064】
アミノ基は、任意に置換されたアルキル基(C1−10アルキルが含まれ、これには、メチル、エチルプロピルなどがある)、任意に置換されたアルケニル基(アリル、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニルなど)、または任意に置換されたシクロアルキル基(シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなど)の基で、1回または2回置換(第二または第三アミンを形成)することもできる。これらの場合、C1−6アルキル、アルケニルおよびシクロアルキルが好ましい。アミン基は、芳香族または複素環式基、アラルキル(例えば、フェニルC1−4アルキル)またはヘテロアルキル(例えば、フェニル、ピリジン、フェニルメチル(ベンジル)、フェネチル、ピリジニルメチル、ピリジニルエチルなど)と、任意に置換することもできる。複素環式基は、1〜4個のヘテロ原子を含む5または6員環とすることができる。「任意に置換されたアミノ基」の任意の置換基は、「任意に置換された環状アミノ基」について上記に定義したものと同じである。
【0065】
アミノ基は、任意に置換されたC2−4アルカノイル(例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルなど)、またはC1−4アルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル、エタンスルホニルなど)またはカルボニルまたはスルホニルで置換した芳香環または複素環(例えば、ベンゼンスルホニル、ベンゾイル、ピリジンスルホニル、ピリジンカルボニルなど)と置換することもできる。ヘテロ環は上記に定義の通りである。
【0066】
任意に置換されるアシル基の例としては、カルボニル基または水素に結合されたスルフィニルまたはスルホニル基、または任意に置換されたアルキル(例えば、C1−10アルキルで、これにはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシルなどがあり、低級(C1−6)アルキルなどが好ましい)、任意に置換されたシクロアルキル(例えば、C3−7シクロアルキルなどで、これにはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどがある)、任意に置換されたアルケニル(例えば、C2−10アルケニルで、これにはアリル、クロチル、2−ペンテニルなどがあり、低級(C2−6)アルケニルなどが好ましい)、任意に置換されたシクロアルケニル(例えば、C3−7シクロアルケニルなどで、これには2−シクロペンテニル、2−シクロヘキセニル、2−シクロペンテニルメチル、2−シクロヘキセニルメチルなどがある)、任意に置換された5〜6員の単環式の芳香族基(例えば、フェニル、ピリジルなど)がある。
【0067】
任意に置換されるカルボン酸基(エステル基)の例としては、任意に置換されたアルキル(例えば、C1−10アルキルで、これにはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシルなどがあり、低級(C1−6)アルキルなどが好ましい)、任意に置換されたシクロアルキル(例えば、C3−7シクロアルキルなどで、これにはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどがある)、任意に置換されたアルケニル(例えば、C2−10アルケニルで、これにはアリル、クロチル、2−ペンテニル、3−ヘキセニルなどがあり、低級(C2−6)アルケニルなどが好ましい)、任意に置換されたシクロアルケニル(例えば、C3−7シクロアルケニルなどで、これには2−シクロヘキセニルメチルなどがある)、任意に置換されたアリール(例えば、フェニル、ナフチルなど)およびC1−4アリール(例えば、ベンジル、フェネチルなど)がある。メトキシメチル、メトキシエチルなどの基も含まれる。
【0068】
任意に置換されたカルボキサミドおよびスルホンアミド基の例は、アミンの定義という点では、上記に定義した「任意に置換されたアミノ基」と同一である。
【0069】
任意に置換された芳香族基または複素環式基の例は、フェニル、ナフチル、または1〜4個のヘテロ原子を含む5もしくは6員の複素環である。任意の置換基は、上記に列挙したものと本質的に同一である。
【0070】
式(1)〜(3)にある非干渉型置換基R、RおよびRは、「任意の置換基」として記載したものと類似している。Rは、上記に記載の任意の置換基から選択されるが、ハロ、置換したまたは置換されていないアルキル、置換したまたは置換されていないヒドロキシル、置換したまたは置換されていないアミノ、置換したまたは置換されていないチオール、および置換したまたは置換されていないアシルが好ましい。好ましくは、kは0〜2で、0〜1が好ましく、0であることがさらに好ましい。
【0071】
置換基RおよびRは、すぐ上で列挙したRの好ましい実施態様から選択されることが好ましく、あるいはさらに好ましいものとして、結合させて飽和または不飽和環系(ベンゾ環系が好ましい)を形成することもできる。
【0072】
上記の式(3)において、任意に置換された環Aを含む環系の例としては、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、ピラノピリジン、ジヒドロピラノピリジン、チアピラノピリジン、ジヒドロチアピラノピリジン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジンがある。硫黄を含むヘテロ環の酸化物もまた、本発明に含まれる。上記の環Aを含む環系において、任意の窒素原子は、水素、置換アルキル、アルケニル、シクロアルキルまたはアリール基と置換することもでき、または、カルボキサミド、カルバミン酸塩またはスルホンアミドの窒素原子とすることもできる。lについては、l=1が好ましく、環Aは飽和したものであることが好ましい。最も好ましい組み合わせは、テトラヒドロキノリンである。
【0073】
上記の式(3)において、Xは、CH(ピロール)、O(オキサゾール)、S(チアゾール)、NHまたはNR(イミダゾール)とすることができ、ここでRは、C1−6アルキル基またはアシル、スルホニル基である。式1において、2つの隣接したRもしくはR(またはその両方)およびRを結合させて、任意に置換された縮合5〜7員環を形成することもできる。縮合環系の例としては、限定されないものの、インドール、テトラヒドロインドール、ベンズイミダゾール、テトラヒドロベンゾイミダゾール、アザベンゾイミダゾール、ベンゾオキサゾール、テトラヒドロベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、テトラヒドロベンゾチアゾールがある。RおよびRから結果的に生じる好ましい環系には、結果的にベンゾチアゾールおよびベンゾイミダゾールとなるものが含まれる。
【0074】
式(3)の化合物において、環Aおよび環Eを含む環系の間の(CRリンカーのうち一つは、nが0、すなわち、結合が単なる共有結合であることが好ましい。また、この状況での(CRの好ましい実施態様は、エチレンまたはメチレンで、メチレンであることが好ましい。最も好ましい実施態様において、式 2に示した窒素と環Aの間の関連は結合であり、また示した窒素と環EについてはCHである。示した通り、環Eは、任意の位置でリンカーと結合させることができるが、位置2、4または5であることが好ましく、位置2であることが最も好ましい。
【0075】
式(3)の化合物において、jの好ましい値は0〜2で、1〜2が好ましい。Yの実施態様は、Yに窒素が含まれていない場合には、大きく変化する。こうして、Yには、ハロ、OH、SH、SO、SOおよびこれに類するもの、または置換として1つ以上の上記の炭素についてOまたはSなどのヘテロ原子を任意に含む1〜20個の炭素の置換基などがある。NがYに存在しない好ましい実施態様としては、ハロ、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたヒドロキシル、任意に置換されたチオール、および任意に置換されたカルボン酸塩、および飽和環または不飽和環が含まれる。これらの置換基については、上記に説明されている。NがYに含まれている場合、Yは、本書上記に記載した部分から選択される。これらの置換基において、Z"は、5〜12員環の芳香族またはヘテロ芳香族の部分である。こうして、Yは単一の環または縮合環を含みうる。Z"の好ましい形態の例は、上記に記載した芳香族残基Arに関して記載したものと同一であるが、一価である。
【0076】
一定の実施態様で示したとおり、Hまたはアルキル(1〜6C)で定義されるRを、より定義の幅が広いRまたはRと置き換えて、Rの実施態様だけでなく、上記に記載した任意に置換されたアルケニル、アシル、およびこれに類する実施態様を含めることができる。RおよびRの好ましい形態には、Rで代表されるもの、および任意に置換されたアルケニルが含まれる。また、好ましい実施態様としては、2つのRが結合して環状アミンを形成したものもあり、これには、N、O、Sなどの1つ以上の追加ヘテロ原子を含むものが含まれる。
【0077】
YにNが含まれている時のYの好ましい形態は、あらゆる場合においてRがHまたはメチルであるか、Hおよび2つのRが結合されているものであることが好ましい。以下の式のものであることが特に好ましい。
【0078】
−(CRCN、
−(CRNR
−(CRNR(CRNRR
−(CRCO(CRNR
−(CRZ"、および
−NR(CRZ"、
およびYがグアニジノまたはNHNHRで構成されるもの
特に、ここで(CRがCH、CHCH、またはCHCHCH、またはここでmが0、ならびにRまたはRがHまたは低級アルキル、アルケニル、または水素であるもの、または両方のRが同一であるものが好ましい。
【0079】
特に、−CHNH、CHCHNH、−CHNMe、−CHCHNMe、−CONH、−CONMe、およびこれに類するものが好ましい。
【0080】
好ましいZ"は、ベンゼン、オキサゾール、イミダゾール、チアゾール、ベンズイミダゾール、ベンズチアゾール、ベンゾオキサゾール、インドール、チオフェン、テトラジン、ピリミジン、ピリジン、およびこれに類するものの任意に置換された残基である。
【0081】
好ましいリンカー部分の形態には、リンカーが結合であるもの、またリンカーにアルキレン、好ましくはメチレン部分により挟まれた芳香族の部分が含まれるものがある。好ましい連鎖基には、メチレンで囲まれた形態の1,3−フェニレン、2,6−ピリジン、3,5−ピリジン、2,5−チオフェン、4,4’−(2,2’−ビピリミジン)のほか、2,9−(1,10−フェナントロリン)およびこれに類するものが含まれる。特に好ましいリンカーは、1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)である。
【0082】
特に好ましい式(1)の化合物の実施態様としては、2,2’−ビシクラム、6,6’−ビシクラムのほか、米国特許第5,021,409号、および第6,001,826号に記載された実施態様、および特に米国特許第5,583,131号に記載されている1,1’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン、および本書で指摘したAMD3100が含まれる。
【0083】
その他の好ましい実施態様は以下の通りである。
【0084】
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−アミノメチル)ピリジン
7,7’−[1,4−フェニレンビス(メチレン)]ビス−4,7,10,17−テトラアザビシクロ−[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン
7,7’−[1,4−フェニレンビス(メチレン)]ビス−3,7,11,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン
1,1’−[1,3−フェニレンビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラ−アザシクロテトラデカン
1,1’−[1,4−フェニレンビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラ−アザシクロテトラデカン
1,1’−[1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,7,10−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[1,3−フェニレン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,7,10−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−プロパンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
N−[4−(1,4,7−トリアザシクロテトラ−デカン)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,7,10−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,7,10,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−[4,7,10,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン]−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
3,3’−(ビス−1,5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン)
3,3’−(ビス−1,5,8,11,14−ペンタアザシクロヘキサデカン)、メチレン(or ポリメチレン)ジ−1−N−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
3,3’−ビス−1,5,9,13,−テトラアザシクロヘキサデカン
3,3’−ビス−1,5,8,11,14−ペンタアザシクロヘキサデカン
5,5’−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
2,5’−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
2,6’−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−エタンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−プロパンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−ブタンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−ペンタンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−ヘキサンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
3,3’−ビス−1,5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン
3,3’−ビス−1,5,8,11,14−ペンタアザシクロヘキサデカン
5,5’−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
2,5’−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
2,6’−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−エタンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−プロパンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−ブタンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−ペンタンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−(1,2−ヘキサンジイル)ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[1,3−フェニレンビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラ−アザシクロテトラデカン
1,1’−[1,4−フェニレンビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラ−アザシクロテトラデカン
1,1’−[3,3’−ビフェニレン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
11,11’−[1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,7,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,11’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2,6−ピリジン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1−[3,5−ピリジン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2,5−チオフェン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[4,4’−(2,2’−ビピリジン)−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2,9−(1,10−フェナントロリン)−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[1,3−フェニレン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,7,10−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)]−ビス−1,4,7,10−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[5−ニトロ−1,3−フェニレンビス(メチレン)]ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2,4,5,6−テトラクロロ−1,3−フェニレンイス(メチレン)]ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2,3,5,6−テトラフルオロ−1,4−フェニレンビス(メチレン)]ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[1,4−ナフチレン−ビス−(メチレン)]ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[1,3−フェニレンビス−(メチレン)]ビス−1,5,9−トリアザシクロドデカン
1,1’−[1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)]−1,5,9−トリアザシクロドデカン
1,1’−[2,5−ジメチル−1,4−フェニレンビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2,5−ジクロロ−1,4−フェニレンビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[2−ブロモ−1,4−フェニレンビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
1,1’−[6−フェニル−2,4−ピリジンビス−(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン
7,7’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−3,7,11,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン
7,7’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス[15−クロロ−3,7,11,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン]
7,7’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス[15−メトキシ−3,7,11,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン]
7,7’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−3,7,11,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]−ヘプタデカ−13,16−トリエン−15−オン
7,7’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−4,7,10,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]−ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエン
8,8’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−4,8,12,19−テトラアザビシクロ[15.3.1]ノナデカ−1(19),15,17−トリエン
6,6’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−3,6,9,15−テトラアザビシクロ[11.3.1]ペンタデカ−1(15),11,13−トリエン
6,6’−[1,3−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−3,6,9,15−テトラアザビシクロ[11.3.1]ペンタデカ−1(15),11,13−トリエン
17,17’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]ビス−3,6,14,17,23,24−ヘキサアザトリシクロ[17.3.1.18,12]テトラコサ−1(23),8,10,12(24),19,21−ヘキサエン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノ−メチル)ピリジン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−N−メチル−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−4−(アミノ−メチル)ピリジン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−3−(アミノ−メチル)ピリジン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−(2−アミノ−メチル−5−メチル)ピラジン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノ−エチル)ピリジン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノ−メチル)チオフェン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノ−エチル)メルカプタン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−アミノ−ベンジルアミン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−4−アミノ−ベンジルアミン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−4−(アミノ−エチル)イミダゾール
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−ベンジルアミン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−プリン
N−[1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカニル−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−4−フェニルピペラジン
N−[4−(1,4,7−トリアザシクロテトラ−デカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,7,10,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,7,10−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−[4,7,10−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル]−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[1−(1,4,7−トリアザシクロテトラ−デカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−[4,7,10,17−テトラアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル]−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[3−(3,6,17−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[3−(3,6,17−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,3−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(4,7,17−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,7,17−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[6−(3,6,9−トリアザビシクロ[11.3.1]ペンタデカ−1(15),11,13−トリエニル)−1,3−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,10,17−トリアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(1,7−ジアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[7−(4,10−ジアザビシクロ[13.3.1]ヘプタデカ−1(17),13,15−トリエニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(11−フルオロ−1,4,7−トリアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(11,11−ジフルオロ−1,4,7−トリアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(1,4,7−トリアザシクロテトラデカン−2−オン)−イル))−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[12−(5−オキサ−1,9−ジアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(11−オキサ−1,7−ジアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(11−チア−1,7−ジアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(11−スルホキソ−1,7−ジアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(11−スルホノ−1,7−ジアザシクロテトラデカニル)−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−[4−(1,4,7−トリアザシクロテトラデカン−3−オン)−イル))−1,4−フェニレンビス(メチレン)]−2−(アミノメチル)ピリジン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−7−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(2−ピリジニルメチル)アミノ]エチル]−N’−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(1H−イミダゾール−2−イルメチル)アミノ]エチル]−N’−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1,2,3,4−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(1H−イミダゾール−2−イルメチル)アミノ]エチル]−N’−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−5−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−5−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[(2−アミノ−3−フェニル)プロピル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−4−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−キノリニルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−(2−ナフトイル)アミノエチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[(S)−(2−アセチルアミノ−3−フェニル)プロピル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[(S)−(2−アセチルアミノ−3−フェニル)プロピル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[3−((2−ナフタレニルメチル)アミノ)プロピル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−(S)−ピロリジニルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−(R)−ピロリジニルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[3−ピラゾリルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−ピロリルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−チオフェンイルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−チアゾリルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−フラニルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(フェニルメチル)アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−アミノエチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−3−ピロリジニル−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−4−ピペリジニル−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(フェニル)アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(7−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレニル)−1−(アミノメチル)−4−ベンズアミド
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(6−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレニル)−1−(アミノメチル)−4−ベンズアミド
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(8−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(8−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−7−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−7−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(2−ナフタレニルメチル) アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−(イソブチルアミノ)エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(2−ピリジニルメチル) アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(2−フラニルメチル)アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−グアニジノエチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[ビス−[(2−メトキシ)フェニルメチル]アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(1H−イミダゾール−4−イルメチル)アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−[(1H−イミダゾール−2−イルメチル)アミノ]エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−(フェニルウレイド)エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[[N”−(n−ブチル)カルボキサミド]メチル] −N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(カルボキサミドメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[(N”−フェニル)カルボキサミドメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(カルボキシメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(フェニルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(5,6−ジメチル−1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン (ヒドロブロミド塩)
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(5−ニトロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[(1H)−5−アザベンゾイミダゾール−2−イルメチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N−(4−フェニル−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−ベンゾオキサゾリル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(トランス−2−アミノシクロヘキシル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(2−フェニルエチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(3−フェニルプロピル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N’−(トランス−2−アミノシクロペンチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−グリシンアミド
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−(L)−アラニンアミド
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−(L)−アスパルターゼ
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−ピラジンアミド
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−(L)−プロリンアミド
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−(L)−リシンアミド
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−ベンズアミド
N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−ピコリンアミド
N’−ベンジル−N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル) アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−尿素
N’−フェニル−N−[[4−[[(2−ピリジニルメチル) アミノ]メチル]フェニル]メチル]−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−尿素
N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]ベンズアミド
N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]ベンズアミド
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’−(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[バクテリアピリジン−7−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’−[(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)メチル]−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N’[(6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[バクテリアピリジン−7−イル)メチル]−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N−(2−メトキシエチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ピリジニルメチル)−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)ベンゼンジメタンアミン
N−[(2,3−ジメトキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N−[1−(N”−フェニル−N”−メチルウレイド)−4−ピペリジニル]−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N−[N”−p−トルエンスルホニルフェニルアラニル)−4−ピペリジニル]−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N−[1−[3−(2−クロロフェニル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−オイル]−4−ピペリジニル]−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−ヒドロキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−シアノフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−シアノフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−アセトアミドフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−フェノキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(1−メチル−2−カルボキサミド)エチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−ベンジルオキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(チオフェン−2−イル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[バクテリアピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(ベンジル)−3−ピロリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[[1−メチル−3−(ピラゾール−3−イル)]プロピル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(フェニル)エチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−ベンジル−3−カルボキシメチル−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3,4−メチレンジオキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(3−ピリジニルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[[1−メチル−2−(2−トリル)カルボキサミド]エチル]− N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(1,5−ジメチル−2−フェニル−3−ピラゾリノン−4−イル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−プロポキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1−フェニル−3,5−ジメチルピラゾリン−4−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1H−イミダゾール−4−イルメチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3−メトキシ−4,5−メチレンジオキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)− N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3−シアノフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3−シアノフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(5−エチルチオフェン−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(5−エチルチオフェン−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−ジフルオロメトキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−ジフルオロメトキシフェニルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N−[1−(N”−フェニル−N”−メチルウレイド)−4−ピペリジニル]−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−N−[N”−p−トルエンスルホニルフェニルアラニル)−4−ピペリジニル]−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(3−ピリジンカルボキサミド)−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(シクロプロピルカルボキサミド)−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(1−フェニルシクロプロピルカルボキサミド)−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1,4−ベンゾジオキサン−6−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−[3−(2−クロロフェニル)−5−メチル−イソオキサゾール−4−カルボキサミド]−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(2−チオメチルピリジン−3−カルボキサミド)−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2,4−ジフルオロフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1−メチルピロール−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−ヒドロキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3−メトキシ−4,5−メチレンジオキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(3−ピリジニルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[2−(N”−モルホリノメチル)−1−シクロペンチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(1−メチル−3−ピペリジニル)プロピル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1−メチルベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(ベンジル)−3−ピロリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[[(1−フェニル−3−(N’’−モルホリノ)]プロピル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(イソ−プロピル)−4−ピペリジニル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(エトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(1−メチル−3−ピラゾリル)プロピル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−メチル−2−(N’’,N’’−ジエチルカルボキサミド)エチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(1−メチル−2−フェニルスルホニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−クロロ−4,5−メチレンジオキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−メチル−2−[N”−(4−クロロフェニル)カルボキサミド]エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1−アセトキシインドール−3−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(3−ベンジルオキシ−4−メトキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(3−キノリルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(8−ヒドロキシ)−2−キノリルメチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−キノリルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−アセトアミドフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1H−イミダゾール−2−イルメチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(3−キノリルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(2−チアゾリルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(4−ピリジニルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(5−ベンジルオキシ)ベンゾ[b]ピロール−3−イルメチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1−メチルピラゾール−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−メチル)−1H−イミダゾール−5−イルメチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[[(4−ジメチルアミノ)−1−ナプタレニル]メチル]−N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1,5−ジメチル−2−フェニル−3−ピラゾリノン−4−イルメチル]− N,N’−ビス(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−[(1−アセチル−2−(R)−プロリニル]−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−[2−アセトアミドベンゾイル−4−ピペリジニル]−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−シアノ−2−フェニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(N”−アセチルトリプトファニル)−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(N”−ベンゾイルバリニル)−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(4−ジメチルアミノフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(4−ピリジニルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(1−メチルベンジマダゾール−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−ブチル−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−ベンゾイル−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(ベンジル)−3−ピロリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(1−メチル)ベンゾ[b]ピロール−3−イルメチル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[1H−イミダゾール−4−イルメチル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−(ベンジル)−4−ピペリジニル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[1−メチルベンゾイミダゾール−2−イルメチル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−フェニル)ベンゾ[b]ピロール−3−イルメチル]−N−[2−(2−ピリジニル)エチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−[(6−メチルピリジン−2−イル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
N−(3−メチル−1H−ピラゾール−5−イルメチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−メトキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−エトキシフェニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[b]ピリジン−9−イル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−(ベンジルオキシエチル)−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(2−エトキシ−1−ナフタレニル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
N−[(6−メチルピリジン−2−イル)メチル]−N’−(2−ピリジニルメチル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
1−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル] フェニル]メチル]グアニジン
N−(2−ピリジニルメチル)−N−(8−メチル−8− アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン
1−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル] メチル]ホモピペラジン
1−[[3−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル] メチル]ホモピペラジン
トランスおよびシス−1−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−3,5−ピペリジンジアミン
N,N’−[1,4−フェニレンビス(メチレン)]ビス−4−(2−ピリミジル) ピペラジン
1−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−1−(2−ピリジニル)メチルアミン
2−(2−ピリジニル)−5−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
1−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−3,4−ジアミノピロリジン
1−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−3,4−ジアセチルアミノピロリジン
8−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−2,5,8−トリアザ−3−オキサビシクロ[4.3.0]ノナン
8−[[4−[[(2−ピリジニルメチル)アミノ]メチル]フェニル]メチル]−2,5,8−トリアザビシクロ[4.3.0]ノナン
(4−アミノメチル−ピリジン−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(3−アミノメチル−ピリジン−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
1−(3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−エタノン
1−(5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−エタノン
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンゼンスルホンアミド
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンゼンスルホンアミド
N−(3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ヒドロキシルアミン
N−(5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ヒドロキシルアミン
N−(3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−O−メチル−ヒドロキシルアミン
N−(5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−O−メチル−ヒドロキシルアミン
(4−アミノメチル−2−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
N−(2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ホルムアミド
N−(4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ホルムアミド
N−(2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ヒドロキシルアミン
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(2,6−ビス−アミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(3−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール
(2−アミノメチル−6−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
N−(3−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ヒドロキシルアミン
N−(3−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−O−メチル−ヒドロキシルアミン
[2−アミノメチル−4−(1H−イミダゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(2H−ピラゾール−3−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(1−メチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−オキサゾール−2−イル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−フラン−2−イル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(テトラヒドロ−フラン−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−チアゾール−2−イル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
[2−アミノメチル−4−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−ピリジン−2−イル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−ピペリジン−2−イル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−3−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール
(2−アミノメチル−5−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−5−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ピリジン−2−イル)−メタノール
(4−アミノメチル−6−メトキシメチル−ピリジン−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(4,6−ビス−アミノメチル−ピリジン−3−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アリルアミノメチル−2−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アリルアミノメチル−4−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−シクロプロピルアミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−2−シクロプロピルアミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−5−クロロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−5−ブロモ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−5−ニトロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
4−アミノメチル−3−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンゾニトリル
(5−アミノ−2−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−5−トリフルオロメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−フルオロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−クロロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−ブロモ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−ニトロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンゾニトリル
(4−アミノ−2−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−トリフルオロメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−2−フルオロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−2−クロロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−2−ブロモ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−2−ニトロ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンゾニトリル
(2−アミノ−4−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アミノメチル−チオフェン−2−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−チオフェン−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−フラン−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−1H−ピロール−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−1−メチル−1H−ピロール−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−1H−ピラゾール−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−3−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(3−アミノメチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(3−アミノメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アミノメチル−3H−イミダゾール−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アミノメチル−1−メチル−1H−イミダゾール−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アミノメチル−チアゾール−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アミノメチル−ピリミジン−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アミノメチル−ピリダジン−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(5−アリルアミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール
(3−アリルアミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール
(4−アリルアミノメチル−2−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(3−アリルアミノメチル−4−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−5−シクロプロピルアミノメチル−フェニル)−メタノール
(4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−3−シクロプロピルアミノメチル−フェニル)−メタノール
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(4−シクロプロピルアミノメチル−2−メトキシメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(2−シクロプロピルアミノメチル−4−メトキシメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアミド
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−N−ヒドロキシ−ベンズアミド
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸ヒドラジド
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(2,4−ビス−アリルアミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アリルアミノメチル−2−シクロプロピルアミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アリルアミノメチル−4−シクロプロピルアミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(2,4−ビス−シクロプロピルアミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノメチル−4−プロピル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アリル−2−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
酢酸 3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジルエステル
酢酸 5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジルエステル
酢酸 4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−3−シクロプロピルアミノメチル−ベンジルエステル
酢酸 2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−5−シクロプロピルアミノメチル−ベンジルエステル
酢酸 3−アリルアミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジルエステル
酢酸 5−アリルアミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジルエステル
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアルデヒドオキシム
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアルデヒドオキシム
N−(5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−アセトアミド
N−(3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−アセトアミド
N−(3−(アセチルアミノ−メチル)−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−アセトアミド
N−(2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−アセトアミド
(6−アミノメチル−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−5−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アミノメチル−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−5−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(7−アミノメチル−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−4−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
N’−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,3−ベンゼンジメタンアミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(2−アミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン(ヒドロブロミド塩)
(2−アミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(S)−5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル−アミン(ヒドロクロリド塩)
(3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール
(2−アミノメチル−3−メトキシ−ベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン(ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−[(1−アミノメチル)−ベンゾオキサゾール−3−イルメチル)]−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−[(1−ベンジル−2−アミノメチル)−イミダゾール−5−イルメチル)]−アミン
6−アミノメチルピリジン−3−イルメチル−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン
[4−(2−アミノ−エチル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
[4−(3−アミノ−プロピル)−ベンジル]−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
N−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ヒドロキシルアミン
(5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール
2−アミノメチル−5−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェノール (ヒドロブロミド塩)
(4−アミノメチル−3−メトキシ−ベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(2,4−ビス−アミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
5−アミノメチル−2−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸メチルエステル (ヒドロブロミド塩)
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸ヒドロブロミド塩
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−N−ヒドロキシ−ベンズアミド ヒドロブロミド塩
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアミド ヒドロブロミド塩
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸ヒドラジド (ヒドロブロミド塩)
(2−アミノメチル−5−フルオロベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
3−アミノメチル−4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸メチルエステル
(2−アミノメチル−4−メトキシメチル−ベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
N−(2−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−グアニジン
N−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−グアニジン (ヒドロブロミド塩)
N’−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−N,N−ジメチル−グアニジン (ヒドロブロミド塩)
[4−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミノメチルベンジル]−N,N−ジメチルホルムアミジン (ヒドロブロミド塩)
N−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ベンズアミジン (ヒドロブロミド塩)
N−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−アセトアミジン (ヒドロブロミド塩)
N−イソブチル−N’−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−N’−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−1,4−ベンゼンジメタンアミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ピペリジン−2−イル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ピペリジン−1−イルメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−メチルアミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ピペラジン−1−イルメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
[4−(4−アリル−ピペラジン−1−イルメチル)−ベンジル]−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ジメチルアミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−[4−(1,2,4−トリアゾール−4−イルイミノメチル)−ベンジル]−アミン (ヒドロブロミド塩)
N’−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−エタン−1,2−ジアミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ブチルアミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ジアリルアミノメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(4−アリルアミノメチル−ベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ピロリジン−1−イルメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−モルホリン−4−イルメチル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−(4−チオモルホリン−4−イルメチル−ベンジル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)− (5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)− (2−シクロプロピルアミノメチル−ベンジル)− アミン (HBr塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)− (5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)− (2−アリルアミノメチル−ベンジル)− アミン (HBr塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−[2−(R)−(2−アミノプロピオンアミジルメチル)−ベンジル]−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−アミノベンジル]−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン
(2−アミノベンジル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(2−シアノ−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
2−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−6−メトキシ−安息香酸 エチルエステル (ヒドロブロミド塩)
(6−アミノピリジン−3−イルメチル)−(ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(2−アミノピリジン−3−イルメチル)−(ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−8−キノリニル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
N−(4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−グアニジン (ヒドロブロミド塩)
(4−アミノ−ベンジル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
N’−({[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−N,N−ジメチルホルムアミジン
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアルデヒドオキシム
[4−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミノメチル]−ベンズアミジン (ヒドロブロミド塩)
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル アルコール
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアルデヒド
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸メチルエステル
(R,S)−4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−N−ヒドロキシ−ベンズアミド
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸ヒドラジド
4−{[(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−安息香酸 (ヒドロブロミド塩)
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンズアミド
(6−アミノ−ピリジン−2−イルメチル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(2−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−フェニル)−メタノール (遊離塩基)
O−(2−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−ベンジル)−ヒドロキシルアミン (ヒドロブロミド塩)
(4−アミノ−ピリジン−3−イルメチル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
2−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−5−シアノ−安息香酸メチルエステル
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−3−シアノ−ベンズアミド
[3−(1H−ベンズイミダゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−(イミダゾール−2−イル)−メチルアミン (ヒドロブロミド塩)
4−{[(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミノ]−メチル}−2,6−ジクロロピリジン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−ベンゾオキサゾール−5−イルメチル−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
ピリジン−2−イルメチル−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−ベンゾオキサゾール−6−イルメチル−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−4−イルメチル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−ピリジン−4−イルメチル−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(ベンゾ[1,3]ジオキソール−4−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−ピリジン−3−イルメチル−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンゾイミダゾール−5−イルメチル)−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
ビス−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(3H−イミダゾール−4−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
[4−(1H−ベンズイミダゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−ピリド−2−イル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−[4−(オキサゾール−2−イル)−ベンジル]−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−イミダゾール−1−イル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
[4−(チアゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−[4−(ベンゾチアゾール−2−イル)−ベンジル]−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
[4−(ベンゾオキサゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
[4−(1H−イミダゾール−2−イル)−ベンジル]−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(2’−アミノメチル−ビフェニル−4−イルメチル)−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(2’−メトキシ−ビフェニル−4−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(4−オキサゾール−5−イル−ベンジル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−(4−チオフェン−2−イル−ベンジル)−アミン (ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−[4−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−ベンジル]−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−アミン(ヒドロブロミド塩)
(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−[4−(5−フェニルオキサゾール−2−イル)−ベンジル]−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−8−イル)−アミン
本発明の方法において有用な化合物の合成方法については、上記で参照により組み込んだ米国特許および出願に記載されている。
【0085】
上記に記載した通り、AMD3100は、CXCR4ケモカイン受容体を有する拮抗薬である(Gerlach, et al., J.Biol. Chem. (2001) 276:14153−14160)。この化合物は、骨髄間質細胞由来のSDF−1と幹細胞上のCXCR4との結合を妨げ、これが、骨髄から循環への造血幹細胞の放出につながる(Broxmeyer, et al., Blood (2001) 98:811a (Abstract))。ワシントン大学(シアトル)での第1相試験において、単回用量80μg/kgのAMD−3100によって、WBC数が17,000/μlとなり、また6時間の時点でCD34+前駆体/幹細胞の循環が最大の6倍に増加した(Liles, et al., Blood 2001 98:737a (Abstract))。
【0086】
最近の別の研究において、多数の骨髄幹細胞を循環に動員するために、マウスにrhG−CSFおよび組換えラット幹細胞因子(rrSCF)を注射し、その後、心臓発作を誘発させた。rrSCFおよびrhG−CSFを組み合わせると、5日にわたる毎日の注射の後で、循環する幹細胞がピーク数となる。27日目の手術後の時点で、対照群に対して、処置群では生存率に68%の改善があった。この時点で死んだ組織を再生した心筋と置き換えたところ、試験したすべての機能パラメータが対照群に比較して改善された(Orlic, et al., PNAS (2001) 98:10344−10349)。
【0087】
本発明の方法にとって有用な化合物は、プロドラッグの形態で、すなわち被験者に投与された後で本発明の化合物を放出する保護された形態で調製しうる。一般に、保護基は、血液循環中などの体液中で加水分解されて活性の化合物が放出されるか、または生体内で酸化または還元されて活性の化合物を放出する。プロドラッグに関する考察が、Smith and Williams Introduction to the Principles of Drug Design(スミス・アンド・ウィリアムス ドラッグデザイン原則入門)(Smith, H.J.; Wright、第2版、ロンドン (1988))にある。
【0088】
本発明の方法にとって有用なポリアミン化合物を、酸性添加塩またはその金属複合体の形態で調製して投与することもできる。適切な酸性添加塩には、生体適合性のある無機酸(HCl、HBr、硫酸、リン酸およびこれに類するものなど)や、有機酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸およびこれに類するものなど)のほか、1個以上のカルボキシル基を含む酸(シュウ酸、グルタル酸、アジピン酸およびこれに類するものなど)の塩がある。一般に、生理学的pHで、発明の化合物は、酸性添加塩の形態となる。特に塩酸塩類が好ましい。さらに、精製された形態として調製したとき、化合物を水和物として結晶化することもできる。
【0089】
本発明の方法にとって有用な化合物は、唯一の有効成分として、式(1)の各種の化合物の混合物として、また治療的もしくは栄養的に有用な追加の有効成分への混和物として投与できるが、これらの有効成分には、抗生物質、ビタミン、ハーブ抽出物、抗炎症薬、ブドウ糖、下熱剤、鎮痛薬、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、インターロイキン−1(IL−1)、インターロイキン−3(IL−3)、インターロイキン−8(IL−8)、PIXY−321(GM−CSF/IL−3融合タンパク質)、マクロファージ炎症タンパク、幹細胞因子、トロンボポエチン、成長に関連した発がん遺伝子または化学療法およびこれに類するものなどがある。
【0090】
本発明の方法にとって有用な化合物は、本技術でよく知られた一般に理解される製剤化技術を用いて、被験動物への投与用に製剤化できる。特定の投与形態用、および式(1)によるもので代表される種類の化合物用に適した製剤形態は、Remington’s Pharmaceutical Sciences(レミントン薬学)(最新版、Mack Publishing Company、ペンシルベニア州イーストン市)に見出しうる。
【0091】
一つの実施態様において、化合物は注射により投与される。例えば、化合物は、静脈内、皮下または腹腔内の注射、およびこれに類するものにより投与しうる。その他の非経口的な投与経路には、筋肉内および関節内の注射が含まれる。静脈内または非経口的投与については、化合物は、必要に応じて賦形剤とともに成形した適切な液体として製剤化される。組成には、リポソームまたその他の適切な担体が含まれうる。注射静脈内については、ハンクス液などの標準的調製法を用いて溶液は等張性をもたせて作成される。
【0092】
注射以外にも、その他の投与経路を使用しうる。化合物は、経口的投与用に、錠剤、カプセル、シロップ、粉末、またはその他の適切な形態に製剤化しうる。これらの化合物は、座薬または鼻腔内スプレーを用いて粘膜を経由して投与することもできる。経皮的投与もまた、適切な貫通刺胞を使用し、放出レートを制御することで実施しうる。
【0093】
選択した製剤形態および投与経路は、個別の被験者、被験者において治療する状態の性質、および一般に、所属医師の判断にあわせて変更される。
【0094】
式(1)の化合物についての適切な投薬範囲は、これらの考慮事項に応じて異なるが、一般には、化合物は体重に対して約0.1μg/kg〜5mg/kgの範囲で投与され、体重に対して約1μg/kg〜300μg/kgが好ましく、体重に対して約10μg/kg〜100μg/kgがさらに好ましい。こうして、典型的な70kgのヒト被験者については、投薬範囲は約0.7μg〜350mgで、約700μg〜21mgであることが好ましく、約700μg〜7mgであることが最も好ましい。化合物が、例えば静脈内投与と比較して経口的または経皮的に投与される時は、投与量は多くなることもある。
【0095】
化合物は、単回のボーラス投与として、長期にわたる用量で、静脈内または経皮的投与として、または複数回投与で投与することができる。
【0096】
また、本発明の方法で使用する化合物は、生体外での処置プロトコルで使用して、細胞培養を準備した後、これを被験者の損傷した組織に直接投与することもできる。生体外での処置は、末梢血または骨髄から収穫した自家細胞か、または適合した供与者からの同種移植片で実施できる。式(1)〜(3)の化合物の濃度は、単独またはマクロファージ炎症タンパクなどの他の薬剤との組み合わせで、通常の最適化の問題である。
【0097】
本発明は、動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を被験者の標的の損傷した組織に直接投与することから構成される被験者における組織再生の方法を提供するものである。当技術では、組織への直接投与のための各種の方法が知られている。例えば、組織への直接投与は、カテーテルに基づく方法(例えば、注入カテーテル、スチレットカテーテル、またはバルーンカテーテル)、ステント、ニードル、針無注射器、チャネリング装置、または組織への直接投与のために適切なその他の医療装置を用いて達成できる。別の方法として、開胸または胸腔鏡検査によるなどの外科的なアプローチのほか、心筋などの組織への直接投与に、外科用パッチを使用することもできる。
【0098】
本発明の方法に対して好ましく反応する被験者には、一般にヒト患者を含めた医療や獣医療の被験体が含まれる。本発明の方法が有用なその他の被験体としては、ラット、マウス、ネコ、イヌ、大型動物、トリ(ニワトリなど)、およびこれに類するものがある。一般に、前駆細胞および幹細胞あるいはそのいずれかの増加が有益な、または前駆細胞および幹細胞あるいはそのいずれかが幹細胞移植にとって望ましい任意の被験者が、本発明の方法の投与が適切である。
【0099】
一つの実施態様において、動員された前駆体または幹細胞あるいはその両方は、心血管疾患、動脈硬化症、脳卒中、うっ血性心不全、心筋梗塞、心筋虚血、または狭心症に罹患していたか、または罹患している被験者の損傷した組織に直接投与される。また、被験者は、一般に末梢血管疾患などの心血管系合併症を罹患した糖尿病を持つ被験者の場合もある(Schatteman, et al., Journal of Clinical Investigation, 2000, vol., 106 no. 4, p.571)。
【0100】
損傷した組織は、心筋、四肢、脳、および肝臓の損傷した器官組織が考えられる。本発明の方法の利益を受けうるその他の被験者には、再生不良性貧血などの造血障害、白血病、薬物性貧血、および化学療法または放射線療法による造血の欠損のある被験者が含まれる。
【0101】
また、本発明の方法は、免疫抑制療法中およびその後の移殖の成功度を高めるにあたり、またより効率のよい創傷治癒および細菌性炎症の治療を実現するにあたり有用である。さらに、本発明の方法は、免疫無防備状態であるか、または免疫系がその他のかたちで損なわれている被験者の治療に有用である。本発明の方法により改善されるか、またはその他のかたちで利益がもたらされる一般的な状況には、レトロウイルスに感染した、さらに具体的に言えばエイズウイルス(HIV)に感染した被験者が含まれる。こうして、本発明の方法は、被験者における前駆細胞および幹細胞あるいはそのいずれかの増加が有益であるか、またはその後の幹細胞移植用に前駆細胞および幹細胞あるいはそのいずれかを収穫することが有益であるような広範囲にわたる状況が標的となる。
【0102】
また、本発明の方法は、骨髄幹細胞の動員により心筋の再生にも使用できる。例えば、収穫された前駆体または幹細胞あるいはその両方は、式 (1)〜(3) の化合物により動員され、心筋梗塞の後で損傷した心筋組織に直接投与される。
【0103】
これで、発明について一般的に説明したが、同発明は下記の例を参照することでさらによく理解される。これらの例は、例証の手段として提示されるもので、別途指定のない限り、本発明を制限する意図はない。
【実施例】
【0104】
例1
マウスの前駆細胞レベルの上昇
1,1’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン(AMD3100)のC3H/H3 Jマウスへの皮下(s.c.)投与の、多数の顆粒球マクロファージ(CFU−GM)、赤血球系(BFU−E)、および多分化能性(CFU−GEMM)前駆細胞に対する血液1mL当たりの影響を測定した。1U/ml rhu Epo、50 ng/ml rhu SLF、5% VolVolアメリカヤマゴボウ分裂促進因子添加脾臓細胞調整培地(PWMSCM)、および0.1mMヘミンの組み合わせで、前駆体に刺激をあたえ、生体外でコロニーを形成させた。プレートは、培養後、7日間にわたりスコアをとった。
【0105】
AMD3100により動員された前駆体の数に対する時間依存性の効果は、単回の皮下注射5mg/Kgについてのもので、表1に示す。
【0106】
【化9】

用量依存性の効果を測定するために、AMD3100を単回皮下注射により1、2.5、5および10mg/Kgで投与し、血液1mL当たりの前駆体の数を投与後1時間の時点で測定したが、その結果表2に示す通りである。
【0107】
【化10】

マウス前駆体の最大の動員は、用量2.5〜10 mg/kgのAMD3100で、注射後約0.5〜1時間に達成されたが、表3に示すとおりである。
【0108】
例2
MIP−1αおよびG−CSFの組み合わせにおけるマウス前駆細胞の動員
マウス(mu)マクロファージ炎症タンパク(MIP−1α)との組み合わせによるAMD3100の前駆細胞動員能力を、rhu G−CSFの事前の投与のある場合とない場合で検定した。これまで、MIP−1αがマウスおよびヒトにおいて前駆細胞を動員することが示されてきた(Broxmeyer, H. E., et al., Blood Cells, Molecules, and Diseases (1998) 24(2):14−30)。
【0109】
マウスの群を無作為化し、マウス1匹当たり2.5μgの用量で、1日2回、2日間にわたり皮下注射により、対照用希釈剤(生理食塩水)またはG−CSFを与えた。生理食塩水またはG−CSFの最後の注射から11時間後に、マウスをMIP−1αを全量5μgで静脈内投与する群、AMD3100を用量5mg/Kgで皮下投与する群、MIP−1αおよびAMD3100の両方の組み合わせを同じ用量で与える群に分けた。1時間後、マウスを犠牲にし、血液1mL当たりの前駆細胞数を測定した。これらのデータを図1に要約する。
【0110】
AMD3100は、マウス(mu)マクロファージ炎症タンパク(MIP)−1αとの組み合わせで使用した時に、rhu G−CSFまたは対照用希釈剤(生理食塩水)の追加後11時間と、血液の評価の1時間前のそれぞれの所定の時間において、前駆細胞の動員について、添加物中で、添加物の作用以上の作用をしている。
【0111】
例3
臨床における前駆細胞レベルの上昇
初期白血球数が4,500〜7,500 細胞/mmを有する5人の健常なヒト志願者を、この研究では使用した。各被験者に、AMD3100(すなわち、1,1’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)]−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン)を、滅菌状態で10mg/mLのAMD3100を生理食塩水に溶かした原液から、0.9%生理食塩水に溶かしたもの80μg/kgを単回皮下(s.c.)注射した。血液サンプルを、投与前およびおよび投薬後24時間までさまざまな時点でカテーテルで採取した。
【0112】
血液サンプルを、総白血球について、CD34陽性前駆細胞(FACS分析による)について総白血球のパーセント値として、また顆粒球マクロファージ(CFU−GM)、赤血球系(BFU−E)、および多分化能性(CFU−GEMM)前駆細胞の1mL当たりの絶対数および周期ステータスについても評価した。
【0113】
表3および表4に示す通り、AMD3100の投与は、ヒト志願者において白血球数およびCD34陽性前駆細胞の増加の原因となったが、投与後6時間の時点で最大となった。
【0114】
【化11】

【0115】
【化12】

また、血液をAMD3100により動員されたこれらの前駆体について分析した。
【0116】
血液1 ml当たりの未分離および低密度(比重遠心分離(フィコール・ハイパック)法で分離)の有核細胞の絶対数のほか、顆粒球マクロファージ(CFU−GM)、赤血球系(BFU−E)、および多分化能性(CFU−GEMM)前駆細胞の1ml当たりの絶対数および周期ステータスについても、AMD3100を皮下投与した健常な供与者で測定した。上記のパラメータを注射前およびAMD3100の注射後1、3、6、9および24時間の時点で評価した。すべての前駆細胞の結果は、各ポイントに付き試験法当たり3枚の培養プレートのスコアに基づくものである。
【0117】
前駆細胞の数および周期ステータスについては、1単位(U)/mlの組換え体ヒト(rhu)エリスロポエチン、100U/ml rhu 顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、100U/ml rhu インターロイキン−3(IL−3)および50 ng/ml rhu スチール因子(SLF=幹細胞因子(SCF))による細胞の刺激による、メチルセルロース培地におけるCFU−GM、BFU−EおよびCFU−GEMMの数。CFU−GMについても、100U/ml rhu GM−CSFおよび50 ng/ml rhu SLFで刺激を加えた寒天培地中で評価した。両方のタイプの評価法について、5% COで酸素(O)張力を低下(5%)させた湿った環境での培養14日後にコロニーをスコアした。前駆体の細胞周期ステータスを、上記に説明した高比活性のトリチウム化チミジンkill法により測定した(Broxmeyer, H. E., et al., Exp. Hematol. (1989) 17:455−459)。
【0118】
結果は、まず、5人の供与者全員について、注射前(=時間(T)0)の数と比較した、1、3、6、9および24時間経過時点での有核細胞および前駆体の絶対数の平均変化倍数で得られたが、表5〜7に示す通りである。
【0119】
下記の表において、
STD − 標準偏差
STE − 標準誤差
PBL−US − 未分離の末梢血
PBL−LD − 低密度の末梢血(フィコール分離)
P − 両側t検定を用いた重要性
【0120】
【化13】

次に、各個別の供与者についてT=0のレベルからの変化倍数として結果を示すが、表8〜10に示す通りである。
【0121】
【化14】

5人の各供与者(#P1、#P2、#P3、#P4、および#P5)についての血液1 ml当たりの実際の有核細胞および前駆細胞の数、および前駆体の周期ステータス(= 細胞周期のDNA合成(S)相における前駆体の% 値)を、表11および表12に示す。
【0122】
【化15】

5人の供与者全員についての結果は、供与者であるヒト被験者へのAMD3100の注射から6時間後に見られた、前駆細胞の循環レベルの最大増加倍数と非常に高い一貫性があった。注射前およびAMD3100注射後1、3、6、9および24時間経過後において、前駆体は、低速または非周期の状態であった。
【0123】
例4
心筋修復のために動員した骨髄幹細胞
成熟したラットに麻酔をかけ、開胸術を施す。左冠状動脈の下行枝を結紮し、再灌流させない。結紮後4〜6時間以内に動物に限界希釈のAMD−3100またはAMD−3100とrhG−CSFを注射する。対照用ラットは、試薬で処置しない。動物を、1週間間隔で心エコー図法およびMRI(磁気共鳴像)によりモニターする。実験は、術後2、6〜12週で終了する。犠牲にする日、左心室拡張終期圧、左心室圧および左心室圧の増減率について、造血機能を分析する。次に、拡張期に心臓を停止させ、腹大動脈を経由して灌流し、心筋の血管網から残留血液を流し出す。この後、10% ホルマリンによる心臓の灌流が続く。固定した心臓を貫いて数枚の薄切りをし、これらがパラフィン包埋切片となる。切片を染色し、光学顕微鏡で分析し、処置群および対照群の動物における梗塞の大きさを判断する。心臓から手術後2週間でとった組織切片を、未成熟の成長途上にある筋細胞および血管タンパク質に特異的な抗体で染色し、共焦点顕微鏡で分析する。免疫組織化学法には、筋細胞成長の早期段階で発現する転写因子および表面マーカーの特定が関与する。この実験の結果からは、試薬AMD−3100を、rhG−CSFとともに、またはそれなしで、心臓の虚血の誘因から数時間後に投与すると、この試薬により骨髄幹細胞が急速に動員されて、結果的に心臓再形成および瘢痕形成が遮断され、死んだ心筋の再生につながることが示される。
【0124】
例5
糖尿病の動物虚血性モデルにおける組織の再生
オスのHfh11ヌードマウスにおいて、ストレプトゾトシン(STZ)を使用して糖尿病を化学的に誘発した。STZ注射から3〜4週間後、腸骨動脈を結紮し、結紮から0.5〜1 cm遠位の部分を除去することにより左後肢を虚血の状態にした。
【0125】
手術当日および術後2日後に、AMD3100の1.25mg/ml溶液(n=8)を5 mg/kgまたは同量の通常の生理食塩水(n=12)を用いて、AMD3100を腹腔内に投与した。手術から2〜4時間後に、追加のマウス群(n=11)に、ヒトの非糖尿病由来の非動員CD34+(unCD34+)末梢血単核細胞(PBMC)を、虚血状態の後肢に筋肉注射した。ヒトの非糖尿病由来の非動員CD34+は、糖尿病のマウスにおける血管成長の強力な刺激物質であり、また糖尿病患者においても類似した性質を持ちうる(Schatteman et al., J. Clin. Invest. (2000) 106:571−578)。別の追加のマウス群(n=7)に、AMD3100動員済のCD34+(mCD34+)ヒトPBMC(1×10)(これは、240 ug/kgのAMD3100を皮下注射してから4時間後に、アフェレーシスによりヒト志願者から収穫したもの)を筋肉注射した。未処置のマウスは対照群の役割をした(n=10)。
【0126】
肢の血流回復を、手術の直前および直後と、その後さまざまな時間に、結紮から遠位の肢全体について、レーザードップラー分析を用いて分析した。図2Aは、腹腔内にAMD 3100または溶媒(対照群)を注射したマウスについての、第0日および第2日の、時間経過に伴う血流の回復率を示す。灰色の線は、AMD3100処置マウスにおける流れ回復の平坦域(平均流れd8〜d24)を示す。図2Aに示す通り、AMD3100処置マウス(図2A、P<0.05)において、薬物で誘発された改善が手術から2日後に観察され、また7日目までに血流はその最大値に達した。その後、血流は、初期の流量である平均74.6±2.8%に維持された。手術後16日以降に、対照群マウスにおける流量が、AMD3100処置マウスのそれに達した。
【0127】
さらに、mCD34+またはunCD34+PBMCsを、AMD3100 mCD34+ PBMC治療により肢の血管再生が改善されるかどうか、および細胞がその非動員の相当物(つまり、unCD34+)と同程度に強力であるかどうかを評価するために、虚血状態の肢筋肉に直接注射した。図2Bに、AMD3100動員済みCD34+または非動員のCD34+PBMCを結紮の当日に虚血状態の筋肉に注射したマウスにおける、時間経過に伴う血流回復率を示す。灰色の線は、未処置のマウスにおける平均流量d15〜20(下、点線)、非動員のCD34+PBMC処置群のマウスにおける平均流量d8〜d12(中、破線)、および動員済みCD34+細胞処置群のマウスにおける平均流量d12〜d18(実線、上)を用いた流量回復の平坦域を示す。
【0128】
図2Bに示す通り、mCD34+およびunCD34+ 細胞タイプのどちらも、未処置の対照群に対して注射後6日までに血流回復が著しく加速されている(図2B、P<0.05)。手術後8日までに、unCD34+PBMCを注射した肢において血流値の平坦域が現れ、それ以降、当初の流量である平均70.7 ± 3.9%が維持された。対照群のマウスの肢での流量は、類似したレベル(64.7 ± 4.6%)で平坦域がみられたが、15日目までは、このレベルに達しなかった。これと対照的に、mCD34+ PBMC処置の肢における流量は、12日目まで引き続き改善され、その後、血流は当初の流量である89.5 ± 6.6%で平坦域となり、これは対照群またはunCD34+ PBMC処置群の肢のいずれと比較しても著しく多い流量であった。
【0129】
この結果により、AMD3100による全身性の処理(図2A)およびAMD3100 mCD34+ PBMCの局所的注射(図2B)によって、類似した動態の糖尿病の環境における虚血組織への血流回復が促進されることが例示される。AMD3100の全身性の治療により、血流回復が促進されたが、それを増加させることはなかった。これとは対照的に、mCD34+ PBMC治療では、血流回復の促進および増加の両方が起こり、またmCD34+ PBMCによってのみ 未処置の対照群と比較して、虚血状態の肢を賄う流量が増大した。
【0130】
当然のことながら、前述の詳細な説明およびそれに伴う例は単に例証のためであり、発明の範囲に対する限界ととられることがないものとする。開示した実施態様に対するさまざまな変更および修正は、当業者にとって明らかで、またその精神や範囲を離れることなくなすことができると考えられる。本書で言及した米国特許および公報は、参照により組み込む。
【図面の簡単な説明】
【0131】
【図1】図1は、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)の投与後に、マクロファージ炎症タンパクと組み合わせた、1,1’−[1,4−フェニレン−ビス(メチレン)−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン(AMD 3100)の処理に反応しての骨髄前駆体の獲得のグラフを示す。
【図2】図2は、A) マウスでのAMD 3100全身投与後、およびB)AMD 3100により動員して収穫したCD34+細胞の局部注射後の虚血性四肢における血流回復のパーセント値を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を上記被験者の損傷した組織に直接投与することから構成される、被験者における組織再生のための方法で、ここで前駆体または幹細胞あるいはその両方は、式(1)を有する化合物により動員される。
Z−リンカー−Z’ (1)
ここで、Zは、9〜32員環の環状ポリアミンで、そのうち2〜8個は窒素原子で、その窒素原子は 相互に少なくとも 2個の炭素原子で分離され、またここでこの複素環は、窒素以外に任意に追加のヘテロ原子を持つことや、追加の環系と縮合していることもある。
または、Zは次式である。
【化1】

ここで、Aは、少なくとも1つのNを有する単環式または二環式の縮合環系からなり、またBは、Hであるかまたは1〜20個の原子の有機部分である。
Z’は、上記Zで定義した形態で実施することも、また別の方法として次式とすることもできる。
−N(R)−(CR−X
ここで、各Rは、独立的にHまたは直鎖、分岐または環状のアルキル(1〜6C)、
nは、1または2で、
Xは、ヘテロ芳香環を含めた芳香環であるか、またはメルカプタンである。
またはZは、式−Ar(Y)によるものである。
ここで、Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、また各Yは独立的に非干渉的な置換基で、jは0〜3である。
「リンカー」は、結合、アルキレン(1〜6C)を表すか、またはアリール、縮合アリール、アルキレン鎖に含まれる酸素原子で構成されることや、ケト基または窒素もしくは硫黄原子を含むことがある。
【請求項2】
上記の前駆体または幹細胞あるいはその両方がアフェレーシスにより動員し収穫される請求項1の方法。
【請求項3】
上記の前駆体または幹細胞あるいはその両方が、上記被験者の末梢血または骨髄に動員され、収穫される請求項1の方法。
【請求項4】
上記の末梢血または骨髄が、顆粒球コロニー刺激因子による治療を受けてきた被験者に由来する請求項3の方法。
【請求項5】
上記の損傷した組織が虚血組織である請求項1の方法。
【請求項6】
上記の虚血組織が器官組織または四肢組織である請求項5の方法。
【請求項7】
上記の損傷した組織が、心臓組織、脳組織、末梢血管組織、肝臓組織、腎組織、胃腸管組織、肺組織、肝臓組織、平滑筋組織、または線状の筋組織である請求項1の方法。
【請求項8】
上記の式(1)の化合物が1,1’−1,4−フェニレン−ビス−(メチレン)−ビス−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン(AMD 3100)である請求項1の方法。
【請求項9】
AMD 3100が医薬品として容認できる塩の形態である請求項8の方法。
【請求項10】
上記の医薬品として容認できる塩が酸添加塩である請求項9の方法。
【請求項11】
酸添加塩が塩酸塩である請求項10の方法。
【請求項12】
上記の式(1)の化合物が、上記の被験者の損傷した組織に、体重について約0.1μg/kg〜5mg/kgの投薬範囲で直接投与される請求項1の方法。
【請求項13】
上記の式(1)の化合物が、上記の被験者の損傷した組織に、体重について約1μg/kg〜300/kgの投薬範囲で直接投与される請求項12の方法。
【請求項14】
上記の式(1)の化合物が、上記の被験者の損傷した組織に、体重について約10μg/kg〜100μg/kgの投薬範囲で直接投与される請求項13の方法。
【請求項15】
上記の前駆体または幹細胞あるいはその両方が骨髄から収穫される請求項1の方法。
【請求項16】
被験者がヒトである請求項1の方法。
【請求項17】
上記の被験者が糖尿病患者であるか、または四肢虚血もしくは末梢性の血管系の病気の罹患者であるか、または罹患者であった請求項1の方法。
【請求項18】
上記の末梢性の血管系の病気が抹消動脈疾患である請求項17の方法。
【請求項19】
上記の抹消動脈疾患が、アテローム性動脈硬化症、頚動脈病、脚部の抹消動脈疾患、腎動脈の抹消動脈疾患、腹部大動脈瘤、レイノー症候群、ビュルガー病、または血管炎である請求項18の方法。
【請求項20】
上記の損傷した組織への血流が増大する、または損傷した組織が修復される、あるいはその両方の効果がある請求項1の方法。
【請求項21】
動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を上記被験者の損傷した組織に直接投与することから構成される、被験者における組織再生のための方法で、ここで上記の前駆体または幹細胞あるいはその両方は、式(2)を有する化合物により動員される。
Z−リンカー−Z’ (2)
あるいは、医薬品として容認できる塩またはそのプロドラッグの形態
ここで、Zは次式である。
【化2】

ここで、Aは、少なくとも1つのNを有する単環式または二環式の縮合環系からなり、またBは、Hであるかまたは1〜20個の原子の有機部分である。
Z’は次式である。
−Ar(Y)
ここで、Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、また各Yは独立的に非干渉的な置換基で、jは0〜3であり、
「リンカー」は、結合、アルキレン(1〜6C)を表すか、またはアリール、縮合アリール、アルキレン鎖に含まれる酸素原子で構成されることや、ケト基または窒素もしくは硫黄原子を含むことがある。
【請求項22】
上記の化合物が式(3)のものである請求項21の方法。
【化3】

および、その塩およびプロドラッグの形態
上式において、
環Aは、N、OおよびSから選択されるヘテロ原子で、任意に構成され、
点線は任意の不飽和を表し、
R1、R2およびR3は、非干渉的な置換であり、
kは、0〜4で、
lは、0、1、または2で、
Xは、置換されていないまたは置換されたCもしくはNであるか、またはOもしくはSで、
Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分の残基で、
各nは、独立的に0〜2で、
各Rは、独立的にHまたはアルキル(1〜6C)で、
jは、0〜3で、
各Yは、独立的にハロ、OH、SH、SO、SO、またはNを含まない1〜20個のC原子の有機部分で、ここでこうした2つのYは、結合してArとの縮合環を形成することもあり、または以下から構成される群から選択される。
−(CRCN、
−(CRNR
−(CRNR(CRNRR
−(CRNR(CRNR(CRNR
−(CRCO(CRNR
−(CRCO(CRNR(CRNRR
−(CRCO(CRNR(CRNR(CRNR
−(CRNRCO(CRNRR
−(CRNRCO(CRNR(CRNR
−(CRNRCO(CRNR(CRNR(CRNR(CRNR
−CH=N−Z"、
−(CRZ"、
−NR(CRZ"、
−(CRNROH、
(CRCONROH、および
(CRCR=NOH、
ここで、Z"は、5〜12員環の任意に置換された芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、
またここで、Rは、上記の通り定義され、各mは独立的に0〜4、およびRおよび各Rは独立的にH、アルキル(1〜6C)、アルケニル(1〜6C)、アルキニル(1〜6C)、またはアシル(1〜6C)で、それぞれ1つ以上の非芳香族、非ヘテロ芳香族置換基により任意に置換され、またここで2つのRは、結合して、N、O、およびSから選択される1つ以上の追加のヘテロ原子を任意に含む環状アミンを形成することもできる。
【請求項23】
環Eが分子の残りの部分と位置2で結合されている請求項22の方法。
【請求項24】
およびRがひとまとまりになりベンゾ置換基を形成する請求項22の方法。
【請求項25】
XがNで、環Eが一つのNに結合したパイ結合を構成する請求項22の方法。
【請求項26】
kが0〜1である請求項22の方法。
【請求項27】
環Aが飽和し、lが1である請求項22の方法。
【請求項28】
Aを含む環系がテトラヒドロキノリンまたはその置換した形態である請求項27の方法。
【請求項29】
(CRおよび(CRのうち、一方がCHで他方が結合である請求項22の方法。
【請求項30】
(CRが結合で(CRがCHである請求項29の方法。
【請求項31】
少なくとも1つのYが−CHNHである請求項22の方法。
【請求項32】
Arがベンゼン、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、イミダゾール、オキサゾール、ベンズトリアゾール、チアゾール、ピリジン、またはピリミジンの残基である請求項22の方法。
【請求項33】
動員し収穫した前駆体または幹細胞あるいはその両方を、血液の量を増加させる必要のある上記被験者の損傷した組織に直接投与することから構成される、被験者における血流増加の方法で、ここで前駆体または幹細胞あるいはその両方は、式(1)を有する化合物により動員される。
Z−リンカー−Z’ (1)
ここで、Zは、9〜32員環の環状ポリアミンで、そのうち2〜8個は窒素原子で、その窒素原子は相互に少なくとも2個の炭素原子で分離され、またここでこの複素環は、窒素以外に任意に追加のヘテロ原子を持つことや、追加の環系と縮合していることもある。
または、Zは次式である。
【化4】

ここで、Aは、少なくとも1つのNを有する単環式または二環式の縮合環系からなり、またBは、Hであるかまたは1〜20個の原子の有機部分である。
Z’は、上記Zで定義した形態で実施することも、また別の方法として次式とすることもできる。
−N(R)−(CR−X
ここで、各Rは、独立的にHまたは直鎖、分岐または環状のアルキル(1〜6C)、
nは、1または2で、
Xは、ヘテロ芳香環を含めた芳香環であるか、またはメルカプタンである。
またはZ1は、式−Ar(Y)によるものである。
ここで、Arは、芳香族またはヘテロ芳香族の部分であり、また各Yは独立的に非干渉的な置換基で、jは0〜3である。
「リンカー」は、結合、アルキレン(1〜6C)を表すか、またはアリール、縮合アリール、アルキレン鎖に含まれる酸素原子で構成されることや、ケト基または窒素もしくは硫黄原子を含むことがある。
それにより、上記の組織における上記の血流が増加する。
【請求項34】
請求項1で定義された組織の再生のための薬剤の製造についての式(1)を有する化合物の使用で、ここで上記式(1)の化合物には、前駆体または幹細胞あるいはその両方を動員する能力があり、これが収穫され、被験者の損傷した組織に直接投与される。
【請求項35】
上記の式(1)の化合物がAMD 3100である請求項34に従った使用。
【請求項36】
標的組織における血流の増加のための薬剤の製造についての式(1)を有する化合物の使用で、ここで上記式(1)の化合物には、前駆体または幹細胞あるいはその両方を動員する能力があり、これが収穫され、被験者の標的組織に直接投与される。
【請求項37】
上記の式(1)の化合物がAMD 3100である請求項36に従った使用。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公表番号】特表2009−527552(P2009−527552A)
【公表日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−556289(P2008−556289)
【出願日】平成18年2月24日(2006.2.24)
【国際出願番号】PCT/US2006/006435
【国際公開番号】WO2007/106063
【国際公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【出願人】(500579888)ジェンザイム・コーポレーション (34)
【Fターム(参考)】