説明

血液浄化装置

【課題】圧力センサに起因する血液回路内の血液の凝固や詰まりの発生を抑制する。
【解決手段】血液濾過透析装置1は、透析器10と、血液回路11と、ポンプ30を有している。血液回路11は、採血側端部11aからポンプ30に接続される第1の流路31と、ポンプ30から透析器10に接続される第2の流路32と、返血側端部11bから透析器10に接続される第3の流路33を有している。第1の流路31、第2の流路32、第3の流路33には、分岐流路40、60、80がそれぞれ接続され、分岐流路40、60、80には、流路31、32、33の圧力を検出する圧力センサ52、72、92がそれぞれ設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、血液を浄化する血液浄化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば血液透析装置は、通常患者から採血した血液を透析器に送り、透析器から患者に血液を戻す血液回路を有している。血液回路の透析器の上流側には、ポンプが設けられ、当該ポンプによって血液が循環されている。
【0003】
また、血液回路には、圧力センサが設けられている。例えば血液回路のポンプより上流側には、採血された血液の圧力を検出して当該血液の圧力変動を監視する圧力センサが設けられている。また、血液回路のポンプと透析器との間には、透析器の直前の血液の圧力を検出して透析器の目詰まりを監視する圧力センサが設けられている。血液回路の透析器より下流側には、返血される血液の圧力を検出する圧力センサが設けられている(特許文献1、2参照)。例えば血液回路の圧力センサには、血液が大気や圧力検知部に直接接触しない非接触式のものが多く用いられている(特許文献3、4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−283019号公報
【特許文献2】特開2007−236924号公報
【特許文献3】特開2007−282996号公報
【特許文献4】特開2008−51663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、血液回路の圧力センサのある部分は、単なるチューブである他の部分と構成が異なり血液の流れ性が悪くなっている。血液の流れ性が悪くなると、血液が凝固しやすく、血液の凝固が起こると、当該凝固物が流路を塞いで血液が適切に流れなくなる恐れがある。そうなると、例えば透析処理を停止させ、血液回路のチューブや圧力センサを交換等する必要がある。
【0006】
特に持続的透析処理を行う血液透析装置では、1週間程度の長期間にわたり透析処理が行われるため、血液の凝固やそれによる流路の詰まりが起こり易く、その問題の解決が望まれている。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、圧力センサに起因する血液回路内の血液の凝固や詰まりの発生を抑制できる血液透析装置などの血液浄化装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明は、血液を浄化する血液浄化装置であって、血液浄化器と、 採血側端部から前記血液浄化器に血液を供給し、前記血液浄化器を通過した血液を返血側端部に戻す血液回路と、前記血液回路の前記採血側端部と前記血液浄化器の間に設けられ、血液を圧送するポンプと、を有し、前記血液回路は、前記採血側端部から前記ポンプに接続される第1の流路と、前記ポンプから前記血液浄化器に接続される第2の流路と、前記返血側端部から前記血液浄化器に接続される第3の流路と、を有し、前記第1の流路、前記第2の流路又は前記第3の流路の少なくともいずれかには、分岐流路が接続され、前記分岐流路には、当該分岐流路が分岐した前記流路の圧力を検出する圧力センサが設けられている。
【0009】
本発明によれば、血液回路の流路に分岐流路が接続され、当該分岐流路に圧力センサが設けられるため、圧力センサに起因する血液回路内の血液の凝固やそれによる詰まりの発生を抑制できる。
【0010】
前記第1の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第1の流路に血液の抗凝固剤を供給できるものであってもよい。
【0011】
前記第1の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第1の流路に補液を供給できるものであってもよい。
【0012】
前記第2の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第2の流路に補液を供給できるものであってもよい。
【0013】
前記第3の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第3の流路に補液を供給できるものであってもよい。
【0014】
前記第3の流路には、ドリップチャンバが設けられておらず、前記第3の流路の前記分岐流路には、ドリップチャンバが設けられていてもよい。
【0015】
上記いずれかに記載の血液浄化装置は、持続式血液濾過透析装置であってもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、圧力センサに起因する血液回路内の血液の凝固やそれによる詰まりを抑制でき、浄化処理を長時間かつ連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】血液濾過透析装置の構成の概略を示す模式図である。
【図2】ドリップチャンバを第3の分岐流路に設けた場合の血液濾過透析装置の構成の概略を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る血液浄化装置としての血液濾過透析装置1の構成の概略を示す説明図である。
【0019】
血液濾過透析装置1は、例えば持続式の血液透析装置である。血液濾過透析装置1は、図1に示すように例えば血液浄化器としての透析器10と、採血側端部11aから透析器10に血液を供給し、透析器10を通過した血液を返血側端部11bに戻す血液回路11と、透析器10に浄化液としての透析液を供給し、透析器10を通過した透析液を排出する透析液回路12を有している。
【0020】
透析器10は、例えば中空糸の膜20を内蔵した中空糸モジュールであり、膜20の一次側10aに血液を通し、二次側10bに透析液を通し、一次側10aの血液の不要物質を膜20を通じて二次側10bの透析液に取り込んで血液を透析することができる。
【0021】
血液回路11は、血液を圧送するポンプ30と、採血側端部11aからポンプ30に接続される第1の流路31と、ポンプ30から透析器10に接続される第2の流路32と、返血側端部11bから透析器10に接続される第3の流路33を有している。第1の流路31、第2の流路32及び第3の流路33は、例えばチューブにより構成されている。
【0022】
第1の流路31には、当該流路31の分岐部Aから分岐する第1の分岐流路40が接続されている。第1の分岐流路40は、例えばチューブにより構成されている。第1の分岐流路40は、例えば抗凝固剤供給源50に通じている。第1の分岐流路40には、ポンプ51が設けられ、ポンプ51の駆動により抗凝固剤供給源50の血液の抗凝固剤を第1の流路31に供給できる。
【0023】
第1の分岐流路40のポンプ51と分岐部Aとの間には、第1の圧力センサ52が設けられている。第1の圧力センサ52と分岐部Aとの間には圧力変動がなく、第1の圧力センサ52により、第1の流路31内の血液の圧力を検出できる。第1の圧力センサ52には、例えば液体が外気と接触せずに液体の圧力を検出できる非接触式のものが用いられる。
【0024】
第2の流路32には、当該流路32の分岐部Bから分岐する第2の分岐流路60が接続されている。第2の分岐流路60は、例えばチューブにより構成されている。第2の分岐流路60は、例えば補液供給源70に通じている。第2の分岐流路60には、ポンプ71が設けられ、ポンプ71の駆動により補液供給源70の補液を第2の流路32に供給できる。
【0025】
第2の分岐流路60のポンプ71と分岐部Bとの間には、第2の圧力センサ72が設けられている。第2の圧力センサ72と分岐部Bとの間には圧力変動がなく、第2の圧力センサ72により、第2の流路32内の血液の圧力を検出できる。第2の圧力センサ72には、例えば液体が外気と接触せずに液体の圧力を検出できる非接触式のものが用いられる。
【0026】
第3の流路33には、当該流路33の分岐部Cから分岐する第3の分岐流路80が接続されている。第3の分岐流路80は、例えばチューブにより構成されている。第3の分岐流路80は、例えば補液供給源90に通じている。第3の分岐流路80には、ポンプ91が設けられ、ポンプ91の駆動により補液供給源90の補液を第3の流路33に供給できる。
【0027】
第3の分岐流路80のポンプ91と分岐部Cとの間には、第3の圧力センサ92が設けられている。第3の圧力センサ92と分岐部Cとの間には圧力変動がなく、第3の圧力センサ92により、第3の流路33内の血液の圧力を検出できる。第3の圧力センサ92には、例えば液体が外気と接触せずに液体の圧力を検出できる非接触式のものが用いられる。
【0028】
第3の流路33の分岐部Cの下流側には、ドリップチャンバ100が設けられている。また、第3の流路33のドリップチャンバ100と返血側端部11bとの間には、クランプ101が設けられている。
【0029】
透析液回路12には、透析器10の膜20の二次側10bに透析液を供給する透析液供給流路110と、透析器10の膜20の二次側10bを通過した透析液を排出する透析液排出流路111を有している。透析液供給流路110と透析液排出流路111には、ポンプ112、113がそれぞれ設けられている。透析液供給流路110は、図示しない透析液供給容器に接続され、透析液排出流路111は、図示しない透析液排出容器に接続されている。なお、透析液供給容器と透析液排出容器は同じものであってもよい。
【0030】
次に、以上のように構成された血液濾過透析装置1の動作について説明する。例えば透析処理において、ポンプ30が作動し、患者の血液が血液回路11の採血側端部11aから第1の流路31、第2の流路32を通って透析器10の膜20の一次側10aに供給される。血液は、透析器10の一次側10aを通過した後、第3の流路33を通って返血側端部11bから患者に戻される。透析器10の膜20の二次側10bには、透析液供給流路110を通じて透析液が供給され、透析器10の二次側10bを通過した透析液は、透析液排出流路111を通じて排出される。透析器10では、一次側10aの血液中の不要物質が膜20を通じて二次側10bの透析液に取り込まれて血液が浄化される。
【0031】
第1の分岐流路40では、所定のタイミングでポンプ51が作動し、抗凝固剤供給源50の血液の抗凝固剤が第1の分岐流路40を通じて第1の流路31の血液に供給される。また、例えば第2の分岐流路60では、所定のタイミングでポンプ71が作動し、補液供給源70の生理食塩液などの補液が第2の分岐流路60を通じて第2の流路32の血液に供給される。さらに例えば第3の分岐流路80では、所定のタイミングでポンプ91が作動し、補液供給源90の生理食塩液などの補液が第3の分岐流路80を通じて第3の流路33の血液に供給される。
【0032】
なお、第2の分岐流路60や第3の分岐流路80を通じて行われる補液の供給は、例えば透析処理中の血圧低下時などの緊急時等に行われてもよいし、例えば透析器10において血液から除去された水分を補給するときや、透析器10の一次側10aから二次側10bへの膜20を通じた液体の流入速度を上げるときなどの透析処理の平常時に行われてもよい。また、第2の分岐流路60や第3の分岐流路80を通じて行われる補液の供給は、透析処理時のみならず、透析処理に先立って行われる、血液回路11内を清浄な液体で満たし洗浄するプライミング処理時や、透析処理の終了時に行われる、血液回路11内に液体を供給して残存する血液を患者に押し流す返血処理時等に行われてもよい。
【0033】
また、例えば透析処理時には、第1の分岐流路40の圧力センサ52が作動し、第1の流路31の血液の圧力が検出される。この検出結果は、図示しない制御装置に出力され、例えば採血後の第1の流路31内の血液の圧力が所定の閾値内にあるか否かが判断され、採血された血液の圧力の変動が監視される。
【0034】
第2の分岐流路60の圧力センサ72が作動し、第2の流路32の血液の圧力が検出される。この検出結果は、図示しない制御装置に出力され、例えば透析器10に入る前の血液の圧力が所定の閾値内にあるか否かが判断され、例えば透析器10における目詰まりが監視される。
【0035】
さらに、第3の分岐流路80の圧力センサ92が作動し、第3の流路33の血液の圧力が検出される。この検出結果は、図示しない制御装置に出力され、例えば返血前の第3の流路33内の血液の圧力が所定の閾値内にあるか否かが判断され、例えば返血される血液の圧力の変動が監視される。
【0036】
以上の実施の形態によれば、血液回路11の各区間の流路31、32、33に分岐流路40、60、80がそれぞれ接続され、分岐流路40、60、80に、流路31、32、33の圧力を検出する圧力センサ52、72、92がそれぞれ設けられる。このため、血液回路11の各流路31、32、33に血液の流れ性を悪くする圧力センサを設ける必要がなく、圧力センサに起因する血液回路11における血液の凝固やそれによる詰まりを防止できる。
【0037】
また、第1の分岐流路40は、第1の流路31に血液の抗凝固剤を供給できるので、圧力センサ52を設けるためだけでなく、抗凝固剤を供給する流路としても用いることができる。よって、圧力センサ52のための分岐流路を有効に利用して、回路の簡素化を図ることができる。
【0038】
第2の分岐流路60は、第2の流路32に補液を供給できるので、圧力センサ72を設けるためだけでなく、第2の流路32に補液を供給する流路としても用いることができる。また、第3の分岐流路80は、第3の流路33に補液を供給できるので、圧力センサ92を設けるためだけでなく、第3の流路33に補液を供給する流路としても用いることができる。よって、圧力センサのための分岐流路を有効に利用して、回路の簡素化を図ることができる。
【0039】
血液濾過透析装置1は、持続式血液透析装置であるので、血液回路11の血液の凝固やそれによる詰まりの発生が抑制されることのメリットは大きく、長時間で連続的な持続式血液透析を適正に行うことができる。
【0040】
以上の実施の形態では、第1の分岐流路40が第1の流路31に血液の抗凝固剤を供給するものであったが、生理食塩液などの補液を供給するものであってもよい。かかる場合、第1の分岐流路40には、抗凝固剤供給源50の代わりに補液供給源50が接続される。第1の分岐流路40を通じた第1の流路31への補液の供給は、上述の第2の分岐流路60、第3の分岐流路80の補液の供給と同様に、透析処理中の緊急時や平常時に行ってもよいし、透析処理時以外のプライミング処理時、返血処理時等に行ってもよい。
【0041】
また、以上の実施の形態では、第3の流路33にドリップチャンバ100が設けられていたが、図2に示すように第3の流路33にドリップチャンバ100を設けずに、第3の分岐流路80にドリップチャンバ100を設けるようにしてもよい。また、第3の分岐流路80に、ドリップチャンバ100に通じる他の分岐流路120を設け、当該分岐流路120に圧力センサ92を設けるようにしてもよい。かかる場合、例えば第3の流路33に入り込んだ気泡を第3の分岐流路80を通じてドリップチャンバ100に送り、ドリップチャンバ100から排出できる。また、血液が滞留するドリップチャンバ100を第3の流路33に設けないため、ドリップチャンバ100に起因する血液の凝固や流路の詰まりの発生が防止できる。
【0042】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0043】
例えば以上の実施の形態のように血液回路11の流路31、32、33の総てに分岐流路と圧力センサが接続されていなくても、流路31、32、33の少なくともいずれかに分岐流路と圧力センサが接続されていればよい。また、分岐流路40、60、80は、必ずしも補液や抗凝固剤を供給するものでなくてもよい。また、補液は、血液回路を通る血液に導入される液体であればよく、生理食塩液に限られず、例えば透析液等であってもよい。また、本発明は、持続式の血液濾過透析装置のみならず、通常の血液透析装置や血液濾過装置などの血液を浄化する他の血液浄化装置にも適用できる。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、圧力センサに起因する血液回路内の血液の凝固や詰まりの発生を抑制する際に有用である。
【符号の説明】
【0045】
1 血液濾過透析装置
10 透析器
11 血液回路
11a 採血側端部
11b 返血側端部
12 透析液回路
30 ポンプ
31 第1の流路
32 第2の流路
33 第3の流路
40 第1の分岐流路
51 ポンプ
52 第1の圧力センサ
60 第2の分岐流路
71 ポンプ
72 第2の圧力センサ
80 第3の分岐流路
91 ポンプ
92 第3の圧力センサ
100 ドリップチャンバ
101 クランプ
110 透析液供給流路
111 透析液排出流路
112、113 ポンプ
A、B、C 分岐部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
血液を浄化する血液浄化装置であって、
血液浄化器と、
採血側端部から前記血液浄化器に血液を供給し、前記血液浄化器を通過した血液を返血側端部に戻す血液回路と、
前記血液回路の前記採血側端部と前記血液浄化器の間に設けられ、血液を圧送するポンプと、を有し、
前記血液回路は、
前記採血側端部から前記ポンプに接続される第1の流路と、
前記ポンプから前記血液浄化器に接続される第2の流路と、
前記返血側端部から前記血液浄化器に接続される第3の流路と、を有し、
前記第1の流路、前記第2の流路又は前記第3の流路の少なくともいずれかには、分岐流路が接続され、
前記分岐流路には、当該分岐流路が分岐した前記流路の圧力を検出する圧力センサが設けられている、血液浄化装置。
【請求項2】
前記第1の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第1の流路に血液の抗凝固剤を供給できる、請求項1に記載の血液浄化装置。
【請求項3】
前記第1の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第1の流路に補液を供給できる、請求項1に記載の血液浄化装置。
【請求項4】
前記第2の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第2の流路に補液を供給できる、請求項1〜3のいずれかに記載の血液浄化装置。
【請求項5】
前記第3の流路には、分岐流路が接続され、当該分岐流路は、前記第3の流路に補液を供給できる、請求項1〜4のいずれかに記載の血液浄化装置。
【請求項6】
前記第3の流路には、ドリップチャンバが設けられておらず、前記第3の流路の前記分岐流路には、ドリップチャンバが設けられている、請求項5に記載の血液浄化装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれかに記載の血液浄化装置は、持続式血液濾過透析装置である。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−206197(P2011−206197A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−75789(P2010−75789)
【出願日】平成22年3月29日(2010.3.29)
【出願人】(000116806)旭化成クラレメディカル株式会社 (133)
【Fターム(参考)】