説明

血漿カリクレイン結合タンパク質

血漿カリクレイン結合タンパク質およびこのタンパク質の使用方法が記載されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
活性型のヒト血漿カリクレインと結合し、かつヒトプレカリクレインと結合しない、抗体またはその機能的フラグメント。
【請求項2】
X81−B01、X63−G06、X101−A01、M162−A04、M160−G12、M142−H08、X63−G06、X101−A01、X67−D03、X67−G04、X115−B07、X115−D05、X115−E09、X115−H06、X115−A03、X115−D01、X115−F02、X115−G04、M29−D09、M145−D11、M06−D09およびM35−G04からなる群より選択される抗体もしくは抗体フラグメントと同じエピトープと結合するか、または結合に関して前記抗体もしくは抗体フラグメントと競合する、抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項3】
X81−B01と競合するかまたはそれと同じエピトープと結合する、請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項4】
X67−D03と競合するかまたはそれと同じエピトープと結合する、請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項5】
X101−A01と競合するかまたはそれと同じエピトープと結合する、請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項6】
M162−A04と競合するかまたはそれと同じエピトープと結合する、請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項7】
X63−G06と競合するかまたはそれと同じエピトープと結合する、請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項8】
ヒト血漿カリクレインおよびマウス血漿カリクレインと結合するが、ヒトプレカリクレインとは結合しない、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項9】
ヒト血漿カリクレインのArg551、Gln553、Tyr555、Thr558およびArg560のうちの1つ以上のアミノ酸と結合する、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項10】
100nM未満の見かけの血漿カリクレイン阻害定数(Ki,app)を有する、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項11】
10nM未満の見かけの血漿カリクレイン阻害定数(Ki,app)を有する、請求項10に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項12】
1nM未満の見かけの血漿カリクレイン阻害定数(Ki,app)を有する、請求項11に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項13】
前記抗体がIgGであるか、または前記その抗原結合フラグメントが可溶性Fab(sFab)である、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項14】
重鎖免疫グロブリン可変ドメイン配列と軽鎖免疫グロブリン可変ドメイン配列とを含み、
前記重鎖免疫グロブリン可変ドメイン配列が、M162−A04、M160−G12、M142−H08、X63−G06、X101−A01、X81−B01、X67−D03、X67−G04、X115−B07、X115−D05、X115−E09、X115−H06、X115−A03、X115−D01、X115−F02、X115−G04、M29−D09、M145−D11、M06−D09およびM35−G04からなる群より選択される抗体もしくは抗体フラグメントの重鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含み、かつ/または
前記軽鎖免疫グロブリン可変ドメイン配列が、M162−A04、M160−G12、M142−H08、X63−G06、X101−A01、X81−B01、X67−D03、X67−G04、X115−B07、X115−D05、X115−E09、X115−H06、X115−A03、X115−D01、X115−F02、X115−G04、M29−D09、M145−D11、M06−D09およびM35−G04からなる群より選択される抗体もしくは抗体フラグメントの軽鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含む、
請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項15】
X81−B01の重鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域および/またはX81−B01の軽鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含む、請求項14に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項16】
X67−D03の重鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域および/またはX67−D03の軽鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含む、請求項14に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項17】
X101−A01の重鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域および/またはX101−A01の軽鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含む、請求項14に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項18】
X63−G06の重鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域および/またはX63−G06の軽鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含む、請求項14に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項19】
M162−A04の重鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域および/またはM162−A04の軽鎖可変ドメイン由来の3つのCDR領域を含む、請求項14に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項20】
前記重鎖可変領域が、X81−B01、X63−G06、X101−A01、M162−A04、M160−G12、M142−H08、X67−D03、X67−G04、X115−B07、X115−D05、X115−E09、X115−H06、X115−A03、X115−D01、X115−F02、X115−G04、M29−D09、M145−D11、M06−D09およびM35−G04の重鎖可変ドメインを含み、かつ/または
前記軽鎖可変領域が、X81−B01、X63−G06、X101−A01、M162−A04、M160−G12、M142−H08、X67−D03、X67−G04、X115−B07、X115−D05、X115−E09、X115−H06、X115−A03、X115−D01、X115−F02、X115−G04、M29−D09、M145−D11、M06−D09およびM35−G04の軽鎖可変ドメインを含む、
請求項14に記載の抗体またはその抗原結合フラグメント。
【請求項21】
請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメントと薬学的に許容される担体とを含む、医薬組成物。
【請求項22】
対象の血漿カリクレイン関連疾患を治療または予防する方法であって、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合フラグメントを前記対象に投与することを含む方法。
【請求項23】
前記血漿カリクレイン関連疾患が、浮腫関節リウマチ、痛風、腸疾患、口腔粘膜炎、神経障害性疼痛、炎症性疼痛、脊柱管狭窄−変性脊椎疾患、動脈または静脈血栓症、術後イレウス、大動脈瘤、骨関節炎、血管炎、遺伝性血管性浮腫、脳浮腫、肺塞栓症、脳卒中、心室補助装置またはステント上での凝血、頭部外傷または腫瘍周囲脳浮腫、敗血症、急性中大脳動脈(MCA)虚血事象(脳卒中)、再狭窄(例えば、血管形成術後)、全身性エリテマトーデス腎炎および熱傷からなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
対象中の血漿カリクレインの検出する方法であって、
請求項2に記載の抗体またはその抗原結合フラグメントを対象に投与することと、
前記対象におけるタンパク質と血漿カリクレインとの間の相互作用が存在すれば、これを検出することと
を含む方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2013−516478(P2013−516478A)
【公表日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548122(P2012−548122)
【出願日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際出願番号】PCT/US2011/020377
【国際公開番号】WO2011/085103
【国際公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【出願人】(506065987)ダイアックス コーポレーション (26)
【Fターム(参考)】