説明

表示装置

【課題】複数の表示パネルに表示されるイメージの間に色感の差を最小化した表示装置を提供する。
【解決手段】互いに隣接した第1及び第2表示パネルと、第1光を放出する第1光源及び第1光を反射する第1反射シートを含む第1バックライトアセンブリと、前記第1光と異なる色座標領域を有する第2光を放出する第2光源及び第2光を反射し、第1反射シートと異なる物質を含む第2反射シートを含む第2バックライトアセンブリとを含み、第1反射シートは第1光が第1反射シートから反射した第3光を第1表示パネルに反射し、第2反射シートは第2光が第2反射シートから反射して前記第3光と同一の色座標領域を有する第4光を第2表示パネルに反射する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
表示装置の軽量化、薄型化、低電力化によって、表示装置は、テレビ、コンピュータなどに用いられると共に、携帯電話、PDAなどのような小型電子機器にも広く用いられている。表示装置が多様な電子機器及び産業分野に用いられることによって、高信頼性を有する表示装置がますます求められている。
【0003】
特に、ゲーム機のような電子機器の発達によって、複数の表示パネルを含む表示装置がますます求められている。複数の表示パネルを含む表示装置の場合、複数の表示パネルに表示される複数のイメージの間に色感の差が発生することがある。このことに鑑み、複数の表示パネルに表示される複数のイメージの間に色感の差を最小化するための多くの研究が進められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、高信頼性を有する表示装置を提供することにある。
【0005】
本発明の他の課題は、複数の表示パネルに表示されるイメージの間に色感の差を最小化した表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記技術的課題を解決するために、本発明は表示装置を提供する。前記表示装置は、互いに隣接した第1及び第2表示パネルと、第1光を放出する第1光源及び第1光を反射する第1反射シートを含む第1バックライトアセンブリと、第2光を放出する第2光源及び前記第2光を反射し、前記第1反射シートと異なる物質を含む第2反射シートを含む第2バックライトアセンブリとを含み、前記第1反射シートは前記第1光が前記第1反射シートから反射した第3光を前記第1表示パネルに反射し、前記第2反射シートは前記第2光が前記第2反射シートから反射して第4光を前記第2表示パネルに反射することができる。
【0007】
一実施形態によれば、前記第1光と前記第2光は異なる色座標領域を有してもよい。
【0008】
一実施形態によれば、前記第3光と前記第4光は同一の色座標領域を有してもよい。
【0009】
一実施形態によれば、前記第1表示パネルは第1薄膜トランジスタ基板と、前記第1薄膜トランジスタ基板上の第1カラーフィルタ基板とを含み、前記第2表示パネルは第2薄膜トランジスタ基板と、前記第2薄膜トランジスタ基板上の第2カラーフィルタ基板とを含み、前記第1及び第2カラーフィルタ基板は互いに同一の物質のカラーフィルタを含むことができる。
【0010】
一実施形態によれば、前記第1光の色座標領域及び前記第3光の色座標領域は互いに異なり、前記第2光の色座標領域及び前記第4光の色座標領域は互いに異なってもよい。
【0011】
一実施形態によれば、前記第1光の色座標領域及び前記第3光の色座標領域は互いに同一であり、前記第2光の色座標領域及び前記第4光の色座標領域は互いに異なってもよい。
【0012】
一実施形態によれば、前記表示装置は前記第1及び第2表示パネルと隣接した第3表示パネルと、第5光を放出する第3光源及び前記第5光を反射する第3反射シートを含む第3バックライトアセンブリとをさらに含み、前記第3反射シートは前記第5光が前記第3反射シートから反射した第6光を前記第3表示パネルに反射し、前記第3反射シートは少なくとも前記第1及び第2反射シートのうちのいずれか一つと異なる物質を含むことができる。
【0013】
一実施形態によれば、前記第5光は少なくとも前記第1及び第2光のうちのいずれか一つと異なる色座標領域を有し、前記第3、第4及び第6光は互いに同一の色座標領域を有することができる。
【0014】
一実施形態によれば、前記第1表示パネルは、第1薄膜トランジスタ基板と、前記第1薄膜トランジスタ基板上の第1カラーフィルタ基板とを含み、前記第2表示パネルは、第2薄膜トランジスタ基板と、前記第2薄膜トランジスタ基板上の第2カラーフィルタ基板とを含み、前記第3表示パネルは、第3薄膜トランジスタ基板と、前記第3薄膜トランジスタ基板上の第3カラーフィルタ基板とを含み、前記第1〜第3カラーフィルタ基板は、互いに同一物質のカラーフィルタを含むことができる。
【0015】
一実施形態によれば、前記第1及び第2光源は発光ダイオードを含むことができる。
【0016】
一実施形態によれば、前記第1バックライトアセンブリは、前記第1光を前記第1表示パネルにガイドする第1導光板と、前記第1導光板上の第1光学シーツとを含み、前記第2バックライトアセンブリは、前記第2光を前記第2表示パネルにガイドする第2導光板と、前記第2導光板上の第2光学シートとを含み、前記第1反射シートと前記第1光学シートとの間に前記第1導光板を配置し、前記第2反射シートと前記第2光学シートとの間に前記第2導光板を配置することができる。
【0017】
前記技術的課題を解決するために、本発明は表示装置を提供する。前記表示装置は、互いに隣接した第1及び第2表示パネルと、第1光を放出する第1光源及び前記第1表示パネルに前記第1光を反射する第1反射シートを含む第1バックライトアセンブリと、第2光を放出する第2光源及び前記第2表示パネルに前記第2光を反射する第2反射シートを含む第2バックライトアセンブリとを含み、前記第1光の一波長帯域に対する第1反射シートの反射率は前記第2光の前記一波長帯域に対する第2反射シートの反射率より高い。
【0018】
一実施形態によれば、前記第1光の前記一波長帯域の光の強さは前記第2光の前記一波長帯域の光の強さより弱い。
【0019】
一実施形態によれば、前記一波長帯域は可視光線の波長帯域に含まれる。
【0020】
一実施形態によれば、前記反射した第1光の前記一波長帯域の光の強さは前記反射した第2光の前記一波長帯域の光の強さと同一である。
【0021】
一実施形態によれば、前記一波長帯域を除いた残りの波長帯域において、前記第1反射シートの反射率と前記第2反射シートの反射率は同一である。
【発明の効果】
【0022】
本発明の実施形態に係る表示装置は、第1光を放出する第1光源及び第1表示パネルに前記第1光を反射する第1反射シートを含む第1バックライトアセンブリと、第2光を放出する第2光源及び第2表示パネルに前記第2光を反射し、前記第1反射シートと異なる物質を含む第2反射シートを含む第2バックライトアセンブリとを含む。これによって、前記第1及び第2表示パネルに実質的に同一の色座標を有する光が入力され、第1及び第2表示パネルに表示される映像の色感の差を最小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置を説明するための図である。
【図2a】本発明の一実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置を説明するための断面図である。
【図2b】本発明の一実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置を説明するための断面図である。
【図3a】本発明の一実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示パネルに入力される光の色座標を説明するためのグラフである。
【図3b】本発明の一実施形態の変形例に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示パネルに入力される光の色座標を説明するためのグラフである。
【図4】本発明の他の実施形態に係る表示装置を説明するための図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る表示装置に含まれた第3表示装置を説明するための断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る表示装置に含まれた第1〜第3表示パネルに入力される光の色座標を説明するためのグラフである。
【図7a】本発明の実施形態に係る実験例を説明するためのCIE色座標グラフである。
【図7b】本発明の実施形態に係る実験例を説明するためのCIE色座標グラフである。
【図7c】本発明の実施形態に係る実験例を説明するためのCIE色座標グラフである。
【図8】本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置を含む電子装置を説明するための図である。
【図9】本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置を含む電子装置を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以上の本発明の目的、他の目的、特徴及び利点は添付の図面と係わる以下の望ましい実施形態を通じて容易に理解することができる。しかし、本発明はここで説明する実施形態に限定されず、他の形態への具体化も可能である。さらに、ここで紹介する実施形態は開示された内容が徹底且つ完全になれるように、そして当業者に本発明の思想を十分に伝達するように提供されるものである。
【0025】
図面において、構成の大きさ及び厚さ等は明確性のために誇張されたものである。また、本明細書の様々な実施形態において、第1、第2、第3などの用語は様々な領域の記述のために使用されているが、それらの領域は、それらの用語に限定されると解釈されてはならない。それらの用語は、1つの領域を他の領域と区別するために用いられるだけである。ここに説明及び例示される実施形態はそれの相補的な実施形態も含む。明細書の全体にかけて同一の参照番号は同一の構成要素を示す。
【0026】
本発明の一実施形態に係る表示装置を説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置を説明するための図であり、図2a及び図2bは本発明の一実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置を説明するための断面図である。
【0028】
図1、図2a及び図2bを参照すれば、本発明の一実施形態に係る表示装置10は第1及び第2表示装置100、200を含むことができる。前記第1及び第2表示装置100、200は各々第1映像及び第2映像を表示することができる。一実施形態によれば、前記第1映像及び第2映像は互いに同一の映像であるか、または互いに異なる映像である。
【0029】
前記第1表示装置100は、第1表示パネル110、第1モールドフレーム120、第1下部及び上部シャシ132、134、第1バックライトアセンブリ140を含むことができる。
【0030】
前記第1表示パネル110は第1下部基板112及び第1上部基板114を含むことができる。前記第1下部基板112は、一方向に延長する複数のゲートライン、前記ゲートラインと交差する複数のデータライン、及び前記ゲートラインと前記データラインとの交差部に形成された薄膜トランジスタを含む薄膜トランジスタ基板とすることができ、前記第1上部基板114を複数の第1カラーフィルタ114aを含むカラーフィルタ基板とすることができる。前記第1表示パネル110は前記第1上部基板114と前記第1下部基板112との間に介在された液晶層(図示せず)を含むことができる。
【0031】
前記第1モールドフレーム120は前記第1表示パネル110を支持し、前記第1バックライトアセンブリ140を囲むことができる。前記第1下部及び上部シャシ132、134に前記第1モールドフレーム120を収納することができる。
【0032】
前記第1バックライトアセンブリ140は、第1反射シート141、第1導光板142、第1光源143、第1光学シート144、145、146を含むことができる。前記第1光源143は第1光を放出することができる。前記第1光は前記第1導光板142の側面の入光部に供給することができる。前記第1導光板142は前記第1反射シート141と前記第1光学シート144、145、146との間に配置することができる。一実施形態によれば、前記第1光源143は発光ダイオード(LED)を含むことができる。前記第1反射シート141は前記第1光を前記第1表示パネル110に反射することができる。
【0033】
前記第1光学シート144、145、146は、第1拡散シート144、第1プリズムシート145、及び第1保護シート146を含むことができる。前記第1拡散シート144は前記第1導光板142から供給された前記第1光を広く拡散させることができる。これによって、前記第1導光板142に供給された前記第1光の輝線及び暗線の発生を最小化することができる。前記第1プリズムシート145は前記第1拡散シート144によって拡散された前記第1光の直進性を増加させることができる。これによって、前記第1表示パネル110に高い輝度の光を供給することができる。前記第1プリズムシート145は入射された光を垂直及び水平方向に各々集光させる垂直及び水平プリズムシートを含むことができる。前記第1保護シート146は前記第1バックライトアセンブリ140の移送の時、スクラッチなどの不良を最小化することができる。
【0034】
前記第2表示装置200は、第2表示パネル210、第2モールドフレーム220、第2下部及び上部シャシ232、234、第2バックライトアセンブリ240を含むことができる。
【0035】
前記第2表示パネル210は第2下部基板212及び第2上部基板214を含むことができる。前記第2下部基板212を薄膜トランジスタ基板とし、前記第2上部基板214は複数の第2カラーフィルタ214aを含むカラーフィルタ基板とすることができる。前記第2カラーフィルタ214aは前記第1カラーフィルタ114aと同一の物質で形成することができる。前記第2表示パネル210は前記第2上部基板214と前記第2下部基板212との間に介在された液晶層(図示せず)を含むことができる。
【0036】
前記第2モールドフレーム220は、前記第2表示パネル210を支持し、前記第2バックライトアセンブリ240を囲むことができる。前記第2下部及び上部シャシ232、234は前記第2モールドフレーム220を収納することができる。
【0037】
前記第2バックライトアセンブリ240は、第2反射シート241、第2導光板242、第2光源243、第2光学シート244、245、246を含むことができる。前記第2光源243は前記第1光の色座標領域と異なる色座標領域を有する第2光を放出することができる。前記第2光を前記第2導光板242の側面入光部に供給することができる。前記第2導光板242は前記第2反射シート241と前記第2光学シート244、245、246との間に配置することができる。一実施形態によれば、前記第2光源243は発光ダイオード(LED)を含むことができる。前記第2反射シート241は前記第2光を前記第2表示パネル210に反射することができる。前記第2光学シート244、245、246は、第2拡散シート244、第2プリズムシート245、第2保護シート246を含むことができる。
【0038】
前記第1反射シート141は、第3光を前記第1表示パネル110に反射し、前記第2反射シート241は第4光を前記第2表示パネル210に反射することができる。前記第3光は前記第1光が前記第1反射シート141から反射した光であり、前記第4光は前記第2光が前記第2反射シート241から反射した光である。
【0039】
上述のように、前記第1光及び前記第2光は互いに異なる色座標領域を有することができる。これと異なり、前記第1及び第2反射シート141、241から反射し、前記第1及び第2表示パネル110、210に入力される第3及び第4光の色座標領域は実質的に互いに同一である。これによって、前記第1表示装置100に表示される前記第1映像の色感と前記第2表示装置200に表示される前記第2映像の色感との差を最小化することができる。これについて図3aを参照して説明する。
【0040】
図3aは、本発明の一実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示パネルに入力される光の色座標を説明するためのグラフである。
【0041】
図2a、図2b及び図3aを参照すれば、一波長帯域において、前記第1光源143から放出された前記第1光の強さは前記第2光源243から放出された前記第2光の強さより弱いことがある。例えば前記一波長帯域は可視光線波長帯域に含まれる。前記第1及び第2光は互いに異なる色座標領域を有することができる。
【0042】
前記第1光は第1色座標領域312を有することができる。前記第2光は前記第1色座標領域312と異なる第2色座標領域314を有することができる。一実施形態によれば、可視光線波長帯域の短波長帯域において、前記第1光の強さは前記第2光の強さより弱いことがある。この場合、前記第2光の青色の色感は前記第1光の青色の色感より強いことがある。一実施形態によれば、図3aはCIE色座標グラフである。
【0043】
前記第1反射シート141は前記第1光を前記第1表示パネル110に反射することができ、前記第2反射シート241は前記第2光を前記第2表示パネル210に反射することができる。前記第1反射シート141及び前記第2反射シート241は互いに異なる物質を含むことができる。例えば、前記第1反射シート141はポリエチレンナフタレート(polyethylene naphthalate)を含むことができ、前記第2反射シート241は銀(Ag)を含むことができる。
【0044】
前記第1反射シート141及び前記第2反射シート241の物質の差によって、前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の反射率と前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率は異なってもよい。一実施形態によれば、前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の反射率は、前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率より高いことがある。前記可視光線波長帯域のうちで前記一波長帯域を除いた残りの波長帯域において、前記第1反射シート141の反射率は前記第2反射シート241の反射率と実質的に同一である。
【0045】
前記第1反射シート141及び前記第2反射シート241の物質の差によって、前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の吸収率と前記第2光の前記一波長帯域に対する第2反射シート241の吸収率は異なってもよい。一実施形態によれば、前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の吸収率は、前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の吸収率より低いことがある。前記可視光線波長帯域のうちで前記一波長帯域を除いた残りの波長帯域において、前記第1反射シート141の吸収率は前記第2反射シート241の吸収率と実質的に同一である。
【0046】
前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の反射率及び吸収率と前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率及び吸収率との差によって、前記第1反射シート141から反射して前記第1表示パネル110に入力される第3光及び前記第2反射シート241から反射して前記第2表示パネル210に入力される第4光は実質的に互いに同一の基準色座標領域310を有することができる。
【0047】
本発明の実施形態によれば、前記第1及び第2光源143、243が互いに異なる色座標を有する光を放出しても、前記第1及び第2反射シート141、241の物質の差によって、前記第3及び第4光が互いに同一の色座標領域を有することができる。これによって、前記第1表示パネル110及び前記第2表示パネル210に実質的に同一の色座標を有する光が入射されることが可能である。したがって、前記第1及び第2表示装置100、200が同一の物質の第1及び第2カラーフィルタ114a、214aを含んでも、前記第1表示装置100及び前記第2表示装置100に表示される第1及び第2映像の色感の差を最小化することができる。
【0048】
また、上述のように、本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた前記第1及び第2表示装置100、200が互いに異なる色座標領域を有する光を放出する前記第1及び第2光源143、243を含んでも、前記第1及び第2映像の色感の差を最小化することができる。これによって、本発明の実施形態に係る前記第1及び第2表示装置100、200は広い範囲の色座標を有する光を放出する光源を用いることができる。これによって、光源の製造単価及び表示装置の製造単価を低減することができる。
【0049】
上述の実施形態において、前記第3及び第4光は前記第1及び第2光と各々異なる色座標領域を有した。これと異なり、前記第1及び第3光は互いに同一の色座標領域を有し、前記第2及び第4光は互いに異なる色座標領域を有することができる。これについて図3bを参照して説明する。
【0050】
図3bは、本発明の一実施例の変形例に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示パネルに入力される光の色座標を説明するためのグラフである。
【0051】
図2a、図2b及び図3bを参照すれば、図1、図2a及び図2bを参照して説明した表示装置10に含まれた第1及び第2表示装置100、200が提供される。一波長帯域において、第1光源143から放出された前記第1光の強さは第2光源243から放出された前記第2光の強さより弱いことがある。前記第1及び第2光は互いに異なる色座標領域を有することができる。前記第1光は第1色座標領域320を有することができる。前記第2光は前記第1色座標領域320と異なる第2色座標領域322を有することができる。
【0052】
前記第1及び第2反射シート141、241の物質の差によって、波長帯域による、前記第1反射シート141の反射率及び吸収率と前記第2反射シート241の反射率及び吸収率は異なることがある。
【0053】
波長帯域によって、前記第1光に対する前記第1反射シート141の反射率及び吸収率は実質的に同一である。これによって、前記反射した第1光及び前記第1光は互いに同一の色座標領域を有することができる。前記第1表示パネル110に入力される第3光は前記第1色座標領域320を有することができる。前記第3光は前記第1光が前記第1反射シート141から反射した光である。
【0054】
波長帯域によって、前記第2光に対する前記第2反射シート241の反射率は異なることがある。例えば、前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率は、前記第2光の残りの波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率より低いことがある。前記残りの波長帯域は可視光線波長帯域のうちで前記一波長帯域を除いた波長帯域である。前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の吸収率は、前記第2光の前記残りの波長帯域に対する前記第2反射シート241の吸収率より高いことがある。これによって、前記第2表示パネル210に入力される第4光は前記第2光と異なる色座標領域を有することができる。前記第4光は前記第2光が前記第2反射シート241から反射した光である。前記第4光は前記第1色座標領域320と実質的に同一の色座標領域を有することができる。したがって、前記第1及び第2光源143、243が互いに異なる色座標領域を有する光を放出しても、前記第1及び第2表示パネル110、210に実質的に同一の色座標領域を有する光が入力されることが可能である。
【0055】
上述の実施形態において、表示装置は第1及び第2表示装置を含んでいた。これと異なり、表示装置は第3表示装置をさらに含むことができる。これについて図4、図5を参照して説明する。
【0056】
図4は、本発明の他の実施形態に係る表示装置を説明するための図であり、図5は、本発明の他の実施形態に係る表示装置に含まれた第3表示パネルを説明するための断面図である。
【0057】
図4及び図5を参照すれば、本発明の他の実施形態に係る表示装置12は図1、図2a、及び図2bを参照して説明した第1表示装置100及び第2表示装置200を含むことができる。前記表示装置12は第3表示装置300をさらに含むことができる。前記第3表示装置300は第3表示パネル310、第3モールドフレーム320、第3下部及び上部シャシ332、334、第3バックライトアセンブリ340を含むことができる。
【0058】
前記第3表示パネル310は第3下部基板312及び第3上部基板314を含むことができる。前記第3下部基板312を薄膜トランジスタ基板とし、前記第3上部基板314は複数の第3カラーフィルタ314aを含むカラーフィルタ基板とすることができる。前記第3カラーフィルタ314aは第1及び第2カラーフィルタ114a、214aと同一の物質で形成することができる。前記第3表示パネル310は前記第3上部基板314と前記第3下部基板312との間に介在された液晶層(図示せず)を含むことができる。
【0059】
前記第3モールドフレーム320は、前記第3表示パネル310を支持し、前記第3バックライトアセンブリ340を囲むことができる。前記第3下部及び上部シャシ332、334は前記第3モールドフレーム320を収納することができる。
【0060】
前記第3バックライトアセンブリ340は、第3反射シート341、第3導光板342、第3光源343、第3光学シート344、345、346を含むことができる。前記第3光源343は第5光を放出することができる。前記第5光は、図2a及び図2bを参照して説明した第1及び第2光源の色座標領域と異なる色座標領域を有することができる。
【0061】
前記第5光は前記第3導光板342の側面入光部に供給することができる。前記第3導光板342は前記第3反射シート341と前記第3光学シート344、345、346との間に配置することができる。一実施形態によれば、前記第3光源343は発光ダイオード(LED)を含むことができる。前記第3反射シート341は前記第5光を前記第3表示パネル310に反射することができる。前記第5光が前記第3反射シート341から反射した第6光が前記第3表示パネル310に入力される。前記第3光学シート344、345、346は第3拡散シート344、第3プリズムシート345、第3保護シート346を含むことができる。
【0062】
上述のように、前記第1、第2、及び第5光は互いに異なる色座標領域を有することができる。これと異なり、前記第1〜第3反射シート141、241、341から反射して、前記第1〜第3表示パネル110、210、310に各々入力される第3、第4、及び第6光の色座標領域は実質的に同一である。これによって、前記第1〜第3表示装置100、200、300に各々表示される第1〜第3映像の色感の差を最小化することができる。これについて図6を参照して説明する。
【0063】
図6は、本発明の他の実施形態に係る表示装置に含まれた第1〜第3表示パネルに入力される光の色座標を説明するためのグラフである。
【0064】
図2a、図2b、図5、及び図6を参照すれば、一波長帯域において、前記第1光源143から放出された前記第1光の強さは前記第2光源243から放出された前記第2光の強さより弱いことがある。前記一波長帯域において、前記第2光源243から放出された前記第2光の強さは前記第3光源343から放出された前記第5光の強さより弱いことがある。これによって、前記第1、第2、及び第5光は互いに異なる色座標領域を有することができる。
【0065】
前記第1光は第1色座標領域342を有することができる。前記第2光は前記第1色座標領域342と異なる第2色座標領域344を有することができる。前記第5光は前記第1及び第2色座標領域342、344と異なる第3色座標領域346を有することができる。
【0066】
前記第1反射シート141から前記第1光が反射した第3光が前記第1表示パネル110に入力され、前記第2反射シート241から前記第2光が反射した第4光が前記第2表示パネル210に入力され、前記第3反射シート341から前記第5光が反射した第6光が前記第3表示パネル310に入力される。前記第1〜第3反射シート141、241、341は互いに異なる物質を含むことができる。
【0067】
前記第1〜第3反射シート141、241、341の物質の差によって、前記第1、第2、及び第5光の前記一波長帯域に対する前記第1〜第3反射シート141、241、341の反射率は互いに異なってもよい。一実施形態によれば、前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の反射率は前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率より高いことがある。前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の反射率は前記第5光の前記一波長帯域に対する反射率より高いことがある。前記可視光線波長帯域のうちで前記一波長帯域を除いた残りの波長帯域において、前記第1〜第3反射シート141、241、341の反射率は実質的に互いに同一である。
【0068】
前記第1〜第3反射シート141、241、341の物質の差によって、前記第1、第2、及び第5光の前記一波長帯域に対する前記第1〜第3反射シート141、241、341の吸収率は異なってもよい。一実施形態によれば、前記第1光の前記一波長帯域に対する前記第1反射シート141の吸収率は前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の吸収率より低いことがある。前記第2光の前記一波長帯域に対する前記第2反射シート241の吸収率は前記第5光の前記一波長帯域に対する前記第3反射シート341の吸収率より低いことがある。前記可視光線波長帯域のうちで前記一波長帯域を除いた残りの波長帯域において、前記第1〜第3反射シート141、241、341の吸収率は実質的に互いに同一である。
【0069】
前記第1〜第3光の前記一波長帯域に対する前記第1〜第3反射シート141、241、341の反射率及び吸収率の差によって、前記第1〜第3反射シート141、241、341から反射して、前記第1〜第3表示パネル110、210、310に入力される第3、第4、及び第6光は実質的に互いに同一の基準色座標領域340を有することができる。
【0070】
これによって、前記第1〜第3光源143、243、343が互いに異なる色座標を有する光を放出しても、前記第1〜第3表示パネル110、210、310に実質的に同一の色座標領域を有する光が入射されることが可能である。これによって、前記第1〜第3表示装置100、200、300に表示される第1〜第3映像の色感の差を最小化することができる。
【0071】
本発明の実施形態に係る実験例を説明する。
【0072】
図7a〜図7cは、本発明の実施形態に係る実験例を説明するためのCIE色座標グラフとして、図7aは、本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1表示装置の第1光源から放出された第1光の色座標領域、及び前記第1光が第1反射シートから反射した第3光の色座標領域を示す。図7bは、本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第2表示装置の第2光源から放出された第2光の色座標領域及び前記第2光が第2反射シートから反射した第4光の色座標領域を示す。図7cは、反射した第3及び第4光の色座標領域を示す。
【0073】
図7aを参照すれば、本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1表示装置の第1光源は第1色座標領域352を有する第1光を放出する。前記第1表示装置はポリエチレンナフタレート(polyethylene naphthalate)を含む第1反射シートを含む。前記第1光が前記第1反射シートから反射した第3光は前記第1光源から放出された第1光の色座標領域352と異なる第3色座標領域354を有する。前記第3色座標領域354の第1ポイント354aは(0.301、0.317)に位置し、第2ポイント354bは(0.311、0.319)に位置し、第3ポイント354cは(0.319、0.333)に位置し、第4ポイント354dは(0.306、0.334)に位置する。
【0074】
図7bを参照すれば、本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第2表示装置の第2光源は前記第1色座標領域352と異なる第2色座標領域362を有する第2光を放出する。前記第2表示装置は銀(Ag)を含む第2反射シートを含む。前記第2光が前記第2反射シートから反射した第4光は前記第2光源から放出された第2光の前記第2色座標領域352と異なる第4色座標領域364を有する。前記第4色座標領域364の第1ポイント364aは(0.300、0.319)に位置し、第2ポイント364bは(0.310、0.321)に位置し、第3ポイント364cは(0.320、0.331)に位置し、第4ポイント364dは(0.308、0.332)に位置する。
【0075】
図7cを参照すれば、前記第2色座標領域354のポイント及びこれに対応する前記第4色座標領域364のポイントの差の最大値は、x軸に0.002であり、y軸に0.002である。前記第2色座標領域354及び前記第4色座標領域364は実質的に互いに同一である。
【0076】
本発明の実施形態に係る表示装置を含む電子装置を図8及び図9を参照して説明する。
【0077】
図8及び図9は、本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置を含む電子装置を説明するための図である。
【0078】
図8を参照すれば、電子装置400は、第1表示装置410、第2表示装置420、操作部430を含むことができる。前記電子装置400は例えばゲーム機である。前記第1及び第2表示装置410、420は上述の本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置である。例えば、前記第1及び第2表示装置410、420は互いに異なる色座標領域を有する光を放出する光源及び互いに異なる物質の反射シートを含むことができる。これによって、前記第1及び第2表示装置410、420に表示される映像の色感の差を最小化することができる。前記第1及び第2表示装置410、420のうちの少なくともいずれか一つはタッチスクリーンパネルを含むことができる。
【0079】
図9を参照すれば、電子装置500は第1表示装置510、520を含むことができる。前記電子装置500は例えば携帯端末機である。前記第1及び第2表示装置510、520は上述の本発明の実施形態に係る表示装置に含まれた第1及び第2表示装置である。例えば、前記第1及び第2表示装置510、520は互いに異なる色座標領域を有する光を放出する光源及び互いに異なる物質の反射シートを含むことができる。これによって、前記第1及び第2表示装置510、520に表示される映像の色感の差を最小化することができる。前記第1及び第2表示装置410、420のうちの少なくともいずれか一つはタッチスクリーンパネルを含むことができる。一実施形態によれば、前記タッチスクリーンパネルを含む表示装置は操作部(例えば、キーパッド)を表示することができる。
【0080】
以上、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明はその技術的思想や必須な特徴を変更せず、他の具体的な形態に実施することも可能である。したがって、上述の実施形態にはすべての面において例示的であり、限定的ではないと理解しなければならない。
【符号の説明】
【0081】
100、200 第1及び第2表示装置
110、210 第1及び第2表示パネル
140、240 第1及び第2バックライトアセンブリ
141、241 第1及び第2反射シート
143、243 第1及び第2光源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに隣接した第1及び第2表示パネルと、
第1光を放出する第1光源、及び前記第1光を反射する第1反射シートを含む第1バックライトアセンブリと、
第2光を放出する第2光源、及び前記第2光を反射し、前記第1反射シートと異なる物質を含む第2反射シートを含む第2バックライトアセンブリとを含み、
前記第1反射シートは、前記第1光が前記第1反射シートから反射した第3光を前記第1表示パネルに反射し、
前記第2反射シートは、前記第2光が前記第2反射シートから反射した第4光を前記第2表示パネルに反射することを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記第1光と前記第2光は異なる色座標領域を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第3光と前記第4光は同一の色座標領域を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1表示パネルは、第1薄膜トランジスタ基板と、前記第1薄膜トランジスタ基板上の第1カラーフィルタ基板とを含み、
前記第2表示パネルは、第2薄膜トランジスタ基板と、前記第2薄膜トランジスタ基板上の第2カラーフィルタ基板とを含み、
前記第1及び第2カラーフィルタ基板は互いに同一の物質のカラーフィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1光の色座標領域及び前記第3光の色座標領域は互いに異なり、
前記第2光の色座標領域及び前記第4光の色座標領域は互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1光の色座標領域及び前記第3光の色座標領域は互いに同一であり、
前記第2光の色座標領域及び前記第4光の色座標領域は互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1及び第2表示パネルと隣接した第3表示パネルと、
第5光を放出する第3光源及び前記第5光を反射する第3反射シートを含む第3バックライトアセンブリとをさらに含み、
前記第3反射シートは前記第5光が前記第3反射シートから反射した第6光を前記第3表示パネルに反射し、
前記第3反射シートは少なくとも前記第1及び第2反射シートのうちのいずれか一つと異なる物質を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第5光は少なくとも前記第1及び第2光のうちのいずれか一つと異なる色座標領域を有し、
前記第3、第4及び第6光は互いに同一の色座標領域を有することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1表示パネルは、第1薄膜トランジスタ基板と、前記第1薄膜トランジスタ基板上の第1カラーフィルタ基板とを含み、
前記第2表示パネルは、第2薄膜トランジスタ基板と、前記第2薄膜トランジスタ基板上の第2カラーフィルタ基板とを含み、
前記第3表示パネルは、第3薄膜トランジスタ基板と、前記第3薄膜トランジスタ基板上の第3カラーフィルタ基板とを含み、
前記第1〜第3カラーフィルタ基板は互いに同一の物質のカラーフィルタを含むことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1及び第2光源は発光ダイオードを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項11】
前記第1バックライトアセンブリは前記第1光を前記第1表示パネルにガイドする第1導光板及び前記第1導光板上の第1光学シートを含み、
前記第2バックライトアセンブリは前記第2光を前記第2表示パネルにガイドする第2導光板及び前記第2導光板上の第2光学シートを含み、
前記第1反射シートと前記第1光学シートとの間に前記第1導光板が配置され、
前記第2反射シートと前記第2光学シートとの間に前記第2導光板が配置されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項12】
互いに隣接した第1及び第2表示パネルと、
第1光を放出する第1光源、及び前記第1表示パネルに前記第1光を反射する第1反射シートを含む第1バックライトアセンブリと、
第2光を放出する第2光源、及び前記第2表示パネルに前記第2光を反射する第2反射シートを含む第2バックライトアセンブリとを含み、
前記第1光の一波長帯域に対する第1反射シートの反射率は前記第2光の前記一波長帯域に対する第2反射シートの反射率より高いことを特徴とする表示装置。
【請求項13】
前記第1光の前記一波長帯域の光の強さは前記第2光の前記一波長帯域の光の強さより弱いことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
【請求項14】
前記一波長帯域は可視光線の波長帯域に含まれることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
【請求項15】
前記反射した第1光の前記一波長帯域の光の強さは前記反射した第2光の前記一波長帯域の光の強さと同一であることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
【請求項16】
前記一波長帯域を除いた残りの波長帯域において、前記第1反射シートの反射率と前記第2反射シートの反射率は同一であることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−150423(P2012−150423A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−126400(P2011−126400)
【出願日】平成23年6月6日(2011.6.6)
【出願人】(308040351)三星モバイルディスプレイ株式會社 (764)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Mobile Display Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】San #24 Nongseo−Dong,Giheung−Gu,Yongin−City,Gyeonggi−Do 446−711 Republic of KOREA
【Fターム(参考)】