説明

表示装置

【課題】いずれかの描画オブジェクトを拡大した場合でも縮小表示される描画オブジェクトの視認性の低下を防止することのできる表示装置を得る。
【解決手段】表示サイズ決定部103は、操作座標検出部101でいずれかの操作座標が検出され、かつ、その操作座標に対応した描画オブジェクトが表示レイアウト部102で管理されていた場合、操作座標に対応した描画オブジェクトの拡大率をその描画オブジェクトの操作回数に応じて算出すると共に、拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの縦横比を保った状態での縮小率を算出する。表示レイアウト部102は、表示サイズ決定部103で算出されたサイズで拡大対象描画オブジェクトとそれ以外の描画オブジェクトの画面表示制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画面上に複数の描画オブジェクトが表示されている状態で何れかの描画オブジェクトを拡大表示する場合の制御を行う表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のコンピュータなどの画面上に、複数の図形や画像などの図形オブジェクトを並んで表示する表示装置は、マウスやタッチパネルなどの選択装置で選択によって、選択した領域に表示されているオブジェクトのみが拡大表示となり、それ以外の表示を覆うように表示を行っていた。このような表示方法では、例えばメータやランプなど、その時々の状況を表示する描画オブジェクトをタイル上に並べて表示している場合、上述したような拡大表示を行うと、メータやランプなどの描画オブジェクトが覆われてしまい、状況の確認ができなくなる。
【0003】
このような問題を解決する表示方法として、従来、描画オブジェクトの拡大時、拡大する図形オブジェクト以外の表示されている図形オブジェクトの縦横比を歪ませて縮小表示に切り替え、表示オブジェクトすべてを表示する装置があった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−80573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の表示装置では、拡大するオブジェクト以外のオブジェクトの縦横比を歪ませて縮小表示するため、縮小表示されたオブジェクトが上述したメータやランプといったその時々の状況を表示するような描画オブジェクトであった場合、視認性が低下するという問題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、いずれかの描画オブジェクトを拡大した場合でも縮小表示される描画オブジェクトの視認性の低下を防止することのできる表示装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る表示装置は、画面上のいずれかの位置に対して操作指示があった場合、その位置を操作座標として検出する操作座標検出部と、画面上の描画オブジェクトの表示位置を管理する表示レイアウト部と、任意の描画オブジェクトにおける操作回数を監視する操作回数監視部と、操作座標検出部でいずれかの操作座標が検出され、かつ、操作座標に対応した描画オブジェクトが表示レイアウト部で管理されていた場合、操作座標に対応した描画オブジェクトの拡大率をその描画オブジェクトの操作回数に応じて算出すると共に、拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの縦横比を保った状態での縮小率を算出する表示サイズ決定部とを備え、表示レイアウト部は、表示サイズ決定部で算出された表示サイズで拡大対象描画オブジェクトと、拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの表示を制御するようにしたものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明の表示装置は、描画オブジェクトの拡大率をその描画オブジェクトの操作回数に応じて算出すると共に、拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの縦横比を保った状態での縮小率を算出し、拡大対象描画オブジェクトとそれ以外の描画オブジェクトの表示を制御するようにしたので、いずれかの描画オブジェクトを拡大した場合の拡大対象オブジェクトの視認性の向上が期待できると共に、縮小表示される描画オブジェクトの視認性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の実施の形態1による表示装置を示す構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1の表示装置における表示例を示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態1の表示装置における拡大率が大きい場合の表示例を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態1による表示装置の全体の動作を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態1による表示装置の拡大・縮小処理を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態1による表示装置の縮小後の表示サイズ算出処理を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態1による表示装置の縮小率算出処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による表示装置を示す構成図である。
図1に示す表示装置は、処理装置100、入力装置200、記憶装置300、出力装置400からなり、これら装置はコンピュータを用いて実現されている。処理装置100は、入力装置200からの入力内容に応じて出力装置400への表示制御を行う装置であり、その詳細については後述する。入力装置200はマウスやタッチパネルといった画面上の操作座標を入力する入力機器からなるものである。記憶装置300は、ハードディスク装置や半導体メモリからなり、種々の環境設定情報等を格納している。出力装置400は、各種の描画オブジェクトを表示するディスプレイである。
【0011】
処理装置100は、操作座標検出部101、表示レイアウト部102、表示サイズ決定部103、操作回数監視部104、表示状態管理部105を備えている。
操作座標検出部101は、入力装置200から得られるマウスやタッチパネルなどで選択した画面上の座標を検出する機能部である。表示レイアウト部102は、画面上でどのような描画オブジェクトをどの位置で表示しているかといった画面表示情報の管理を行う機能部で、表示している描画オブジェクトの表示位置を管理するレイアウト管理部102aと、出力装置400に対して表示する画面を送信する画面表示制御部102bを備えている。
【0012】
表示サイズ決定部103は、操作座標検出部101で、いずれかの操作座標が検出され、かつ、その座標に対応した描画オブジェクトが表示レイアウト部102で管理されていた場合、その操作座標に対応した描画オブジェクトの拡大率を算出すると共に、拡大対象オブジェクト以外の描画オブジェクトの縦横比を保った状態での縮小率を算出する機能部である。表示サイズ決定部103は、描画オブジェクトの拡大と、拡大描画オブジェクト以外の描画オブジェクトを縮小した際のサイズを算出する拡大・縮小算出部103aと、拡大サイズの上限を管理する最大拡大サイズ管理部103bとを備えている。最大拡大サイズ管理部103bで管理する最大拡大サイズは、記憶装置300に格納されている環境設定情報で指定されており、表示装置が電源ONにより起動された時に読み込みを行い、登録される。操作回数監視部104は、操作座標検出部101の操作座標情報と、レイアウト管理部102aの描画オブジェクトの管理位置情報に基づいて、選択された描画オブジェクトが、起動後、何回選択されたかを監視する機能部である。表示状態管理部105は、画面の表示状態が拡大表示を行っているか否かを管理するための機能部である。
【0013】
尚、これら操作座標検出部101〜表示状態管理部105は、それぞれの機能に対応したソフトウェアと、これらソフトウェアを実行するためのCPUやメモリといったハードウェアから構成されている。あるいは、これら操作座標検出部101〜表示状態管理部105の一部または全てを専用のハードウェアで構成してもよい。
【0014】
次に、実施の形態1の表示装置の動作について説明する。
先ず、図2及び図3を用いて本実施の形態1の表示例について説明する。図2に示すように、描画オブジェクトがタイル状に並んで表示されているとする。このような状態で、いずれかの描画オブジェクトが選択されたとする(図中、クリックで示す)と、選択された描画オブジェクトが拡大表示される。その際、選択されたもの以外の描画オブジェクトは、縦横比を維持したまま縮小表示される。また、図3では、図2で選択した図形オブジェクトと同じものを選択すると、選択した描画オブジェクトは拡大表示となるが、図2での拡大サイズより大きく拡大表示される例を示している。図3の場合は、選択された描画オブジェクトの累積操作回数が多い場合であり、累積操作回数に対応して拡大サイズが決定される。尚、本実施の形態1において、複数の描画オブジェクトで表現されるものとしては、メータやランプなどの装置を表す画像を含むものを対象とする。
【0015】
次に、このような表示を行う場合の各部の動作について説明する。
まず、本実施の形態1の表示装置が電源ONにより起動された時、処理装置100は記憶装置300より環境設定情報を読み込み、最大拡大サイズ管理部103bに描画オブジェクトを拡大した時の最大サイズを登録する。また、標準表示状態の各描画オブジェクトのサイズと表示位置座標の情報を記憶装置300より読み込み、表示レイアウト部102のレイアウト管理部102aに登録する。起動後の表示制御動作については図4及び図5に示す通りである。
【0016】
図4に示す通り、ユーザが入力装置200により何らかの操作を行うと、操作座標検出部101は、入力装置200で操作された画面上の座標を検出する。これにより、表示レイアウト部102は、表示状態管理部105で管理されている描画オブジェクトの表示状態が拡大表示状態か否かを判定する(ステップST101)。標準表示状態(ステップST101でNO)であれば、拡大・縮小処理(図5に示す)を実施する(ステップST107)。一方、拡大表示状態(ステップST101でYES)であれば、表示レイアウト部102の画面表示制御部102bは、レイアウト管理部102aで管理されている各描画オブジェクトの標準表示サイズを取得し(ステップST102)、この標準表示サイズに各描画オブジェクトをリサイズする(ステップST103)。同様に、画面表示制御部102bは、レイアウト管理部102aで管理されている各描画オブジェクトの標準表示座標を取得し(ステップST104)、取得した標準表示座標で各描画オブジェクトの表示処理を行う(ステップST105)。その後、表示状態管理部105は、描画オブジェクトの表示状態を、標準表示状態にする(ステップST106)。
【0017】
次に、上記ステップST101において、標準表示状態であったときの拡大・縮小処理について図5を用いて説明する。
入力装置200により何らかの操作が行われ、操作座標検出部101によって操作された画面上の座標が検出される(ステップST201)。即ち、選択された画面上の座標情報(x、y)が、処理装置100内の座標情報である表示レイアウト上の座標情報(xx,yy)に変換される。この換算結果は、表示レイアウト部102内のレイアウト管理部102aに送信される。
【0018】
レイアウト管理部102aでは、送信された座標情報を基に、選択されたのが画面に表示されているどの描画オブジェクトなのかを判定する(ステップST202)。判定の結果、該当する描画オブジェクトがなければ、拡大処理は行わない(ステップST203におけるNO)。一方、拡大する描画オブジェクトがあれば、操作回数監視部104は、拡大する描画オブジェクトを選択された回数(累積操作回数)をカウントアップ(+1)する(ステップST204/ステップST205)。尚、累積操作回数の初期値は0である。
【0019】
次に、表示レイアウト部102は、表示サイズ決定部103に対して対象となる描画オブジェクトの拡大時のサイズ算出を要求する。これにより、表示サイズ決定部103の拡大・縮小算出部103aは、拡大率は10%ずつとし、操作回数監視部104の累積操作回数を踏まえて、拡大サイズを算出する(ステップST206)。ここで、算出した拡大サイズが、最大拡大サイズ管理部103bで管理されている最大サイズより大きい場合は、拡大サイズを管理している最大サイズとする(ステップST207/ステップST208)。また、拡大・縮小算出部103aは、拡大後の描画オブジェクトサイズを基に空き空間を算出し、縮小する描画オブジェクトの表示するサイズを算出する(ステップST209)。尚、表示サイズ算出処理については図6及び図7で示す。
【0020】
続いて、レイアウト管理部102aは、ステップST209で求められた縮小後の表示サイズに基づいて、縮小する描画オブジェクトの表示する位置を算出し(ステップST210)、また、拡大する描画オブジェクトの表示する位置を算出する(ステップST211)。さらに、表示状態管理部105は、描画オブジェクトの表示状態を、拡大表示状態にする(ステップST212)。
表示サイズ決定部103にて、拡大・縮小サイズが決定した後、表示レイアウト部102では、決定したサイズに画面表示制御部102bにより各描画オブジェクトの拡大・縮小を行い、出力装置400に送信し、出力装置400は画面表示を行う。
【0021】
次に、図5のステップST209における縮小後の表示サイズの算出処理について、図6及び図7を用いて説明する。
まず、図6に示すように、拡大・縮小算出部103aでは、ステップST206あるいはステップST208で確定した拡大する描画オブジェクトの拡大後の縦・横のサイズと、その拡大前の縦・横サイズを用意する。次に、ウィンドウ縦幅に対して、拡大する描画オブジェクトの縦幅との差の値(A)を算出する(ステップST301)。同様に、横幅に対してもウィンドウ横幅と拡大前の横サイズとの差の値(B)を算出する(ステップST302)。
続いて、ウィンドウ縦幅に対して、拡大後の描画オブジェクトの縦幅との差の値(C)を算出する(ステップST303)。また、横幅に対しても同様に値(D)を算出する(ステップST304)。これらのステップST301〜ST304の値A〜Dを用いて、縦・横の縮小率を算出する(ステップST305/ステップST306)。ここでの縮小率の算出処理については図7にて示す。
ステップST305/ステップST306にて、拡大以外の描画オブジェクトに対する縮小率が算出されるので、これを用いて拡大以外の描画オブジェクトの縮小を行う(ステップST307)。
【0022】
次に、図6のステップST305/ステップST306の縮小率算出処理について図7を用いて説明する。
上記ステップST301〜ST304で算出した値A〜Dを用いて、縦・横の縮小率を算出する。
縦方向のウィンドウサイズに対して、拡大する描画オブジェクトを配置したことで発生する空き空間の縦幅が、拡大前と拡大後でどの程度縮小したかを割合(百分率(%))で算出する(ステップST401)。算出した割合(縮小率E)を用いて拡大以外の描画オブジェクトの縮小後のサイズを算出する(ステップST402)。算出した縮小後の各描画オブジェクトのサイズを加算すると共に、拡大後の描画オブジェクトのサイズも加算する(ステップST403)。その値が、ウィンドウサイズを超えるか否かをチェックする(ステップST404)。超えない場合は、その縮小率を保存する(ステップST405)。ステップST404において、ウィンドウサイズを超えた場合は、ステップST405を行わず、縮小率を0とする。
【0023】
続いて横方向の縮小率Fに対しても上記のステップST401〜ステップST405と同様の計算を実施する(ステップST406〜ステップST409)。縦あるいは横の縮小率(EあるいはF)が0の場合は、0ではない方の縮小率を使用する。両方が0であれば、縮小処理を行わない。
【0024】
以上の処理に基づき、拡大する描画オブジェクトに対して上下にある描画オブジェクトは縦の縮小率を、左右にある描画オブジェクトは横の縮小率にて、描画オブジェクトを縮小する(ステップST410)。尚、このステップST410において、ステップST405の値とステップST409の値とを比較し、ウィンドウサイズに近似する結果に使用した縮小率を選択するようにしてもよい。
【0025】
このようにして、拡大対象の描画オブジェクトのサイズとそれ以外の描画オブジェクトのサイズとが求められると、レイアウト管理部102aは、上下左右の描画オブジェクトが接するように各描画オブジェクトのレイアウトを行う。尚、拡大により上下左右の縮小する描画オブジェクトの表示位置がなくならないよう、拡大する描画オブジェクトの表示座標はサイズに合わせて移動する(図5におけるステップST210/ST211参照)。画面表示制御部102bは、縮小する描画オブジェクトを配置し、残った領域で拡大描画オブジェクトを描画する。
【0026】
以上説明したように、実施の形態1の表示装置によれば、画面上のいずれかの位置に対して操作指示があった場合、当該位置を操作座標として検出する操作座標検出部と、画面上の描画オブジェクトの表示位置を管理する表示レイアウト部と、任意の描画オブジェクトにおける操作回数を監視する操作回数監視部と、操作座標検出部でいずれかの操作座標が検出され、かつ、操作座標に対応した描画オブジェクトが表示レイアウト部で管理されていた場合、操作座標に対応した描画オブジェクトの拡大率をその描画オブジェクトの操作回数に応じて算出すると共に、拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの縦横比を保った状態での縮小率を算出する表示サイズ決定部とを備え、表示レイアウト部は、表示サイズ決定部で算出された表示サイズで拡大対象描画オブジェクトと、拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの表示を制御するようにしたので、いずれかの描画オブジェクトを拡大した場合でも縮小表示される描画オブジェクトも歪みなく縮小表示されるため、縮小表示される描画オブジェクトの視認性の低下を防止することができる。また、拡大する頻度の高い描画オブジェクトをさらに拡大表示することができ、視認性の向上を期待することができる。
【0027】
また、実施の形態1の表示装置によれば、表示サイズ決定部は、拡大対象描画オブジェクトの最大拡大サイズを管理する最大拡大サイズ管理部を備え、拡大率を算出する場合に、最大拡大サイズ以下となるよう拡大率を決定するようにしたので、縮小表示される描画オブジェクトも最低限の表示サイズが保証されるため、縮小表示される描画オブジェクトの視認性も確保することができる。
【0028】
尚、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【符号の説明】
【0029】
101 操作座標検出部、102 表示レイアウト部、102a レイアウト管理部、102b 画面表示制御部、103 表示サイズ決定部、103a 拡大・縮小算出部、103b 最大拡大サイズ管理部、104 操作回数監視部、105 表示状態管理部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面上のいずれかの位置に対して操作指示があった場合、当該位置を操作座標として検出する操作座標検出部と、
画面上の描画オブジェクトの表示位置を管理する表示レイアウト部と、
任意の描画オブジェクトにおける操作回数を監視する操作回数監視部と、
前記操作座標検出部でいずれかの操作座標が検出され、かつ、当該操作座標に対応した描画オブジェクトが前記表示レイアウト部で管理されていた場合、前記操作座標に対応した描画オブジェクトの拡大率を当該描画オブジェクトの操作回数に応じて算出すると共に、当該拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの縦横比を保った状態での縮小率を算出する表示サイズ決定部とを備え、
前記表示レイアウト部は、前記表示サイズ決定部で算出された表示サイズで前記拡大対象描画オブジェクトと、当該拡大対象描画オブジェクト以外の描画オブジェクトの表示を制御することを特徴とする表示装置。
【請求項2】
表示サイズ決定部は、拡大対象描画オブジェクトの最大拡大サイズを管理する最大拡大サイズ管理部を備え、拡大率を算出する場合に、前記最大拡大サイズ以下となるよう拡大率を決定することを特徴とする請求項1記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−234433(P2012−234433A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−103578(P2011−103578)
【出願日】平成23年5月6日(2011.5.6)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】