説明

袋詰め包装機用冷却装置に使用する冷却板、該冷却板を備えた冷却装置付き袋詰め包装機、該袋詰め包装機を用いて製造される包装袋

【課題】熱シールによって袋口シール部に生じるシワや発泡を目立たなくすることができ、従来のような定期的な袋口シール部の検査、シートの交換等が不要で、さらにシール不良も生ぜず、袋の美観性を高めて商品価値を高めることのできる冷却板を提供する。
【解決手段】袋口を熱シールした後に袋口を冷却する袋詰め包装機に備えられる冷却装置に使用する冷却板28,38。一方の冷却板28は冷却板本体32とこれに着脱自在に取付けられる挟圧部材33で構成する。挟圧部材の挟圧面34には一定のパターンで繰返される複数の文字、符号等を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、袋詰め包装機における冷却装置に使用する冷却板に関し、さらに詳細に言えば、被包装物が充填された袋の袋口を一対の熱板を備えた熱シール装置でシールし、その後にシールされた袋口を冷却する冷却装置に使用する冷却板に関する。さらに本発明は、該冷却板を使用した冷却装置を備えた袋詰め包装機、及び該袋詰め包装機で製造される包装袋に関する。
【背景技術】
【0002】
一対の熱板を用いて袋口をシールする袋詰め包装機においては、一次シール装置、二次シール装置、シール部冷却装置が搭載され、これら装置によって被包装物が充填された袋の袋口を順次シール処理及び冷却処理を施すのが一般的である。一次シール装置及び二次シール装置はそれぞれ一対の熱板を備え、該熱板の互いに対向する挟圧面で袋のシール部を挟圧して熱シールし、その後、冷却装置の一対の冷却板の互いに対向する挟圧面でシール部を挟圧してシール部を冷却する。
【0003】
ところで、熱板による熱シールを行うと、袋口表面にシワが発生したり、被包装物たる液状物が袋口に付着していた場合所謂噛み込みがあった場合には発泡が生じ、包装製品の美観が損なわれる。これに対応するために、冷却板の挟圧面に細かな凹凸が形成されたシート、例えばフッ素樹脂を含浸したガラスクロスなどのシートを掛け、このシート表面の凹凸を利用して袋口のシール部に例えば網目状の模様を形成してシワや発泡を目立たなくする処理などが行われている。しかしこのシートは使用するにつれて摩滅しその凹凸が消滅してしまう。従って定期的に冷却後の袋口のシール部を検査し、必要あればシートを交換する必要があった。また、袋口のシール部に形成される模様はシワや発泡を目立たなくすることを目的としているので、模様としては網目、筋目、梨地、ディンプル等が採用されており、これらの模様は意匠性に乏しく、商品価値を高めるには至っていない。
【0004】
特公平1−32105号、特公平6−49492号、特開2004−136940号では、熱板の挟圧面に凹凸部を形成し、この挟圧面で袋口を直接挟圧することにより袋口に所定の網目、筋目、梨地、ディンプルなどの模様のエンボス処理を行っている。しかし熱板には熱による反りが生じて挟圧面が平らではないので、挟圧面に凹凸を形成した上記公報記載の熱板を使用した熱シール装置では、袋口にシワや発泡が顕著に生じて冷却板に掛けたシートでは処理しきれないような状態となり、逆に包装製品の美観が損なわれてしまう。また、凹凸の存在により、袋口への熱の伝達が不均一となり、シール不良が生じてしまう場合もある。
【0005】
特開2004−268933号では、片側の冷却板の挟圧面に凹部を形成し、この凹部によりシール部の片面のみにマークを形成することが開示されている。しかし、このマークは使用されたシールヘッドを特定するために使用するものであり、熱シールによって袋口シール部に生じたシワや発泡を目立たなくすることはできない。
【0006】
特開2000−264346号では、袋のシール部に模様があるが、これは印刷されたものである。
特開2004−142132号では袋表面にエンボス処理を施しているが、このエンボスは、袋を製造する前のシート材を下部材で受けて加熱した上部材で加熱して形成したり、袋の袋口から下部材を袋内へ挿入して外側に上部材を当てて形成している。従って袋口を熱シールした際に生じるシワや発泡には対応できない。
【特許文献1】特公平1−32105号公報
【特許文献2】特公平6−49492号公報
【特許文献3】特開2004−136940号公報
【特許文献4】特開2004−268933号公報
【特許文献5】特開2000−264346号公報
【特許文献6】特開2004−142132号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本願発明は上記従来例の問題点に鑑みなされたものであり、熱シールによって袋口シール部に生じるシワや発泡を目立たなくすることができ、従来のような定期的な袋口シール部の検査、シートの交換等が不要で、さらにシール不良も生ぜず、袋の美観性を高めて商品価値を高めることのできる冷却板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本願発明においては、袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行う袋詰め包装機に備えられ、熱シール後に熱シールされた袋口を冷却する冷却装置に使用される冷却板を金属製とし、袋口を冷却する際に袋口に押圧される挟圧面に一定のパターンで繰り返される複数の文字又は記号を凸状又は凹状に形成した。
その冷却板は、挟圧面を備えた挟圧部材と該挟圧部材を支持する支持部材とで構成し、挟圧部材は支持部材に対して着脱自在に取付けられるようにすることにより、挟圧部材の交換のみで仕様の異なる袋に対応することができ、作業能率を向上できる。
本発明はさらに、袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行う袋詰め包装機に備えられ、熱シール後に袋口を冷却する冷却装置に使用される一対の冷却板を提供し、その一対のうちの一方の冷却板は金属製とし、袋口を冷却する際に袋口に押圧される挟圧面に一定のパターンで繰り返される複数の文字又は記号を凸状又は凹状に形成した。
一対の冷却板のうちの他方の冷却板は金属製で、袋口を冷却する際に袋口に押圧される挟圧面は平坦面に形成し、或いはその挟圧面には網目状の凹凸を形成することができる。
本発明はさらに、袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行う袋詰め包装機に備えられ、熱シール後に袋口を冷却する冷却装置に使用される一対の冷却板を提供し、その冷却板は金属製とし、袋口を冷却する際に熱シールされた袋口に押圧されるそれぞれの挟圧面に網目状に凸部が形成されている。そしてその凸部は、截頭四角錐状に形成することができる。
本願発明はさらに、上記一対の冷却板を使用した冷却装置を備えた袋詰め装置を提供し、この冷却板の押圧面は袋に直接押圧される。
本願発明はさらに、被包装物が充填され、袋口が熱シールされ、該熱シールされたシール部にはエンボス処理が施された包装袋を提供し、その包装袋は前述した冷却装置を備えた袋詰め包装機で製造されている
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、熱シールされた袋口部分には挟圧部材の挟圧面に形成された文字、符号に対応した文字或いは網目状に形成された凸部が転写されて凹状或いは凸状に形成される。これにより前の工程での熱シールにより袋口に生じたシワや発泡を目立たなくすることができる。また、このエンボス処理を熱シール処理工程においてではなく冷却工程で行うので、平坦な挟圧面を備えた熱板を使用して熱シールを行えるので、良好な熱シールを行うことができる。また、従来のようなシートを使用しないので、袋口シール部の定期的な検査やシートの交換が不要となり作業効率が高まる。また、挟圧面に形成する文字、符号などを一定のパターンで繰り返し形成することにより、従来に比して包装製品の美観を高めることが可能となる。また、文字、符号などとして例えばその商品の商標を表すことも可能であり、好都合である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明するが、以下の実施の形態は例示的に示すものであり、本願発明の範囲がそれに限定されるものではない。
【0011】
図1は本発明の実施の形態に係る袋詰め包装機(以下、「包装機」という)1の全体の構成を示す全体構成斜視図である。この実施の形態では包装機1は回転テーブル3を備えたロータリー式である。回転テーブル3には、対になって袋Bの両側縁部を挟持して保持するグリッパ5が円周方向所定の間隔で設けられ、回転テーブル3の間欠回転に伴ってステーション即ち停止位置S1からS10へと順次移動する。このステーションS1からS10において、回転テーブル3が停止中に各種の処理工程が実行される。なお、本実施の形態では回転テーブル3は間欠回転としたが、連続回転式でもよい。
【0012】
最初のステーションS1は給袋工程であり、本実施の形態ではコンベアマガジンとされた袋マガジン7によって一枚ずつ繰出される袋Bを一対の袋取出し吸盤9で取出し、グリッパ5へ向けて移送しながらその姿勢を垂直状態に変更し、それをグリッパ5が受け取って保持する。コンベアマガジン7の構成及びそれから袋取出し吸盤9を用いて袋Bをグリッパ5に引渡す構成は公知なのでその詳細な説明は省略する。次のステーションS2は印刷工程であり、プリンタ11によって袋Bに製造日等を印刷する。ステーションS3は開袋工程で、一対の開口吸盤13及び開口ガイド15とで袋Bの口を開く。開口ガイド15は追従型であり、袋Bに追従してステーション4へ移動し、所定のタイミングでステーション3へ戻る。ステーションS4は固形の被包装物をホッパ17を用いて袋Bに充填する工程、ステーションS5は図示しないタンクに貯留された液状の被包装物をノズル19を介して充填する工程である。
【0013】
次にステーションS6はスチームノズル21からスチームを袋内へ噴射して袋B内の空気をスチームで置換して脱気する工程である。ステーションS7には一対の熱板23を備えた一次シール装置22が配置されている。熱板23にはそれぞれ内部に棒状のヒータ(図示せず)が配置され、熱板23を所定の温度に加熱する。そして熱板23の互いに対向する挟圧面で袋Bの袋口縁部から所定の範囲に渡って熱シールを施す。ステーションS8にはやはり一対の熱板25を備えた二次シール装置24が配置され、二次シールを施す。ステーションS9には一対の冷却板28、38を備えた冷却装置27が配置され、袋Bの熱シールを施されたシール部を冷却し、その後製品としての袋Bを製品排出シート26へ排出する。ステーションS10では不良品と判定された袋Bを排出する。
【0014】
次にステーションS9に配置される冷却装置27について、図2以下を参照して詳細に説明する。図2は冷却装置27の要部を示す側面図である。
【0015】
図において、符号30は上側スライド軸であり、図示しない駆動源に連結されていて軸方向(図2において左右方向)に進退するようになっている。上側スライド軸30の先端には冷却板取付けブロック31が固定して取付けられている。そして冷却板取付けブロック31の下端には冷却板28が固定して取付けられている。
【0016】
冷却板28は支持部材としての冷却板本体32と、これに支持される挟圧部材33とで構成されている。冷却板本体32は縦断面方形の形をした金属製の細長い部材であり、図において紙面に垂直方向に延びている。挟圧部材33は縦断面が上下逆になった略L字形をした金属製の細長い部材で、図示しないボルト等適宜な取付け手段で、図示のように冷却板本体32に着脱自在に取付けられている。挟圧部材33の左側端面は袋Bに押圧される挟圧面34であり、袋Bのグリッパ5により把持された部分より上側の、前の工程で熱シールを施された袋口に対向し、上側スライド軸30が図中左側へ移動することにより袋口に押圧される。冷却板本体32及び挟圧部材33は袋Bの幅全体に渡って覆うに十分な長さを備えており、冷却板本体32の内部には必要ある場合には冷却水が循環できる流路(図示せず)が形成されており、挟圧部材33を冷却して、冷却装置27による袋Bの冷却効果が十分得られるようになっている。
【0017】
他方の冷却板38及びそれを冷却装置27に取付ける構成は上記一方の冷却板28及びそれを冷却装置27に取付ける構成と略同様である。即ち、符号40は図示しない駆動装置に連結された下側スライド軸、41はその先端に固定して取付けられた冷却板取付けブロックであり、冷却板38は冷却板取付けブロック41の先端に固定して取付けられた冷却板本体42とそれに着脱自在に取付けられた挟圧部材43とで構成されている。そして、挟圧部材43はその挟圧面44が袋Bを挟んで一方の挟圧部材33の挟圧面34に対向するように配置されている。冷却板28,38による袋Bを冷却する動作については公知の冷却装置と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0018】
図3は前述した一方の冷却板28を構成する挟圧部材33を示す図で、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図である。また、図4は図3(ロ)におけるA部の拡大図、図5は図3(ハ)におけるB部の拡大図である。これらの図に示されるように、挟圧部材33の挟圧面34には、一定のパターンで繰り返される複数の文字又は記号が凸状又は凹状に形成されており、本実施の形態ではアルファベットT、Y、Jの文字が左右反転した状態で凸状に繰り返し形成されている。図3において符号35は、挟圧部材33を熱板本体32に取付けるボルトが挿通される孔である。他方の冷却板38を構成する挟圧部材43の挟圧面44は本実施の形態では何らの凹凸も形成されておらず、平坦な面になっている。本実施の形態ではこのような一対の冷却板28,38を用いて袋Bの熱シールされた袋口を冷却し、その際、従来使用していたシートなどを使用せず、挟圧面34、44は袋Bに直接押圧される。
【0019】
図6はこのようにして冷却された袋Bを示す正面図であり、図7は図6のC部の拡大図である。上記の熱板28,38を用いた冷却装置27を備えた本実施の形態での袋詰め包装機では、図6,7に示されるように、熱シールされた袋口部分には挟圧部材33の挟圧面34に形成された文字、符号に対応した文字が転写されて凹状に形成される。これにより前の工程での熱シールにより袋口に生じたシワや発泡が目立たなくなる。また、このエンボス処理を冷却工程で行い、熱シール処理においては平坦な挟圧面を備えた熱板を使用して熱シールを行うので、良好な熱シールを行うことができる。また、従来のようなシートを使用しないので、袋口シール部の検査やシートの交換が不要となる。また、挟圧面に形成する文字、符号などを一定のパターンで繰り返し形成することにより、従来に比して包装製品の美観を高めることが可能となる。また、文字、符号などとして例えばその商品の商標を表すことも可能である。
【0020】
なお上記実施の形態では一方の挟圧部材33の挟圧面34に形成する文字、符号等は凸状に形成したが、これを凹状としても良い。また他方の挟圧部材43の挟圧面44は平坦ではなく、例えば網目状に凹凸を形成しても良い。
【0021】
図8乃至10を参照して挟圧部材の他の例について説明する。図8乃至10は第1の実施の形態での図3、4,5にそれぞれ対応する図である。
【0022】
この挟圧部材53において前述の実施の形態で使用された一方の挟圧板と異なるのは、その挟圧面54に形成されるのが文字、符号ではなく網目状に形成された凸部である点であり、他の構成は同じである。なお、この例では一対の冷却板を構成する2つの冷却板では、それぞれの挟圧部材の挟圧面に同じ形状の凸部が網目状に形成されている。また、この挟圧部材53に組合される冷却板本体、或いはそれが取付けられる冷却板取付けブロック、上側及び下側スライド軸などは先の実施の形態でのそれと同じでよい。
【0023】
この例での挟圧部材53の挟圧面54に網目状に形成される凸部55は、図9、10に示されるように截頭四角錐状に形成されている。この挟圧部材53を使用することにより、袋Bの袋口には、截頭四角錐状の窪みが網目状に形成される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本願の実施の形態に係る袋詰め包装機の全体構成斜視図である。
【図2】冷却装置の要部の側面図である。
【図3】挟圧部材を示す図で、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図である。
【図4】図3(ロ)におけるA部拡大図である。
【図5】図3(ハ)におけるB部拡大図である。
【図6】本願の実施の形態の袋詰め包装機で製造された袋の正面図である。
【図7】図6におけるC部拡大図である。
【図8】一方の挟圧部材の他の例を示す図で、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図である。
【図9】図8(ロ)におけるD部拡大図である。
【図10】図8(ハ)におけるE部拡大図である。
【符号の説明】
【0025】
1:袋詰め包装機 3:回転テーブル 5:グリッパ 22:一次シール装置 24:二次シール装置 27:冷却装置 28:冷却板 32:冷却板本体 33:挟圧部材 34:挟圧面 38:冷却板 42:冷却板本体 43:挟圧部材 44:挟圧面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行う袋詰め包装機に備えられ、前記熱シール後に前記熱シールされた袋口を冷却する冷却装置に使用される冷却板において、前記冷却板は金属製で、前記袋口を冷却する際に前記熱シールされた袋口に押圧される挟圧面に一定のパターンで繰り返される複数の文字又は記号が凸状又は凹状に形成されていることを特徴とする、冷却板。
【請求項2】
請求項1に記載の冷却板において、前記冷却板は、前記挟圧面を備えた挟圧部材と該挟圧部材を支持する支持部材とで構成され、前記挟圧部材は前記支持部材に対して着脱自在に取付けられることを特徴とする、冷却板。
【請求項3】
袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行う袋詰め包装機に備えられ、前記熱シール後に前記熱シールされた袋口を冷却する冷却装置に使用される一対の冷却板において、前記一対のうちの一方の冷却板は請求項1又は2に記載の冷却板であることを特徴とする、一対の冷却板。
【請求項4】
請求項3記載の一対の冷却板において、前記一対の冷却板のうちの他方の冷却板は金属製で、前記袋口を冷却する際に前記熱シールされた袋口に押圧される挟圧面は平面に形成されていることを特徴とする、一対の冷却板。
【請求項5】
請求項3記載の一対の冷却板において、前記一対の冷却板のうちの他方の冷却板は金属製で、前記袋口を冷却する際に前記熱シールされた袋口に押圧される挟圧面には網目状の凹凸が形成されていることを特徴とする、一対の冷却板。
【請求項6】
袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行う袋詰め包装機に備えられ、前記熱シール後に前記熱シールされた袋口を冷却する冷却装置に使用される一対の冷却板において、前記冷却板は金属製で、前記袋口を冷却する際に前記熱シールされた袋口に押圧されるそれぞれの挟圧面に網目状に凸部が形成されていることを特徴とする、一対の冷却板。
【請求項7】
請求項6記載の一対の冷却板において、前記凸部は、截頭四角錐状に形成されていることを特徴とする、一対の冷却板。
【請求項8】
請求項3乃至7のいずれか1に記載の一対の冷却板において、前記冷却板はそれぞれ、前記挟圧面を備えた挟圧部材と該挟圧部材を支持する支持部材とで構成され、前記挟圧部材は前記支持部材に対して着脱自在に取付けられることを特徴とする、一対の冷却板。
【請求項9】
袋へ被包装物を充填し、袋口の熱シールを行い、前記熱シール後に前記熱シールされた袋口を冷却する冷却装置を備えた袋詰め包装機において、前記冷却装置は、請求項3乃至8のいずれか1に記載の一対の冷却板を備え、前記冷却板の前記押圧面は前記袋に直接押圧されることを特徴とする、冷却装置を備えた袋詰め包装機。
【請求項10】
被包装物が充填され、袋口が熱シールされ、該熱シールされたシール部にはエンボス処理が施された包装袋において、前記包装袋は請求項9記載の冷却装置を備えた袋詰め包装機で製造されていることを特徴とする、包装袋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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