説明

被管理ノードの初期動作状態

ネットワーク(100)に関連する装置(110)はネットワーク(100)に接続する被管理ノード(120)からフェッチ要求(320)を受信し、被管理ノード(120)が動作可能であり、ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信する1以上の条件を指定するトリガ情報(330)を被管理ノード(120)に提供する。装置(110)はまたトリガ情報(330)に基づき被管理ノード(120)に関連する動作状態(350)を受信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載する実施形態は広く通信システムに関し、より詳細には通信システムに設置する被管理ノードの初期動作状態の提供に関する。
【背景技術】
【0002】
自己組織化ネットワーク(SON)は自己構成、自己検出および/または自己組織化の機構を提供することができる。自己構成および自己検出はSONネットワーク装置が通常のユーザ(例えば、ネットワークオペレータおよび監督者)に対し透明であることを可能にする。自己組織化は動的ネットワークトポロジーの変化およびリンク切断中のSONの強靱性を保証する。自己組織化はまた最適かつ能率的帯域幅利用をも保証する。
【0003】
SONで使用する一装置は被管理ノード(例えば、無線基地局)である。自己組織化は被管理ノードが自らを構成し、動作を開始する(例えば、外部エンティティによる多くのガイドまたは管理によらずユーザトラフィックを運ぶ)ことを可能にすることができる。近年、自己組織化は大きな通信システムの管理で使用されている。大きな通信システムの管理における自己組織化の必要性はネットワーク管理コストを削減するネットワークオペレータの目標から生じる。自己組織化は被管理ノードがネットワークオペレータの多くのガイドによらずに自らを管理することを可能にするので、今日の大きくかつ動的通信システムの管理に対するネットワークオペレータの目標の達成に、SONは魅力的な機構である。
【0004】
SONベース被管理ノードには幾つかの不都合がある。例えばSONベース被管理ノードを設置する(例えば、ネットワークに接続し、使用を開始する)と、被管理ノードは動作およびユーザトラフィックの搬送を開始することができる。しかしながらSONベース被管理ノードに関連する設置時期をネットワークオペレータが予測することができないのは、設置を概して被管理ノードのユーザがその都合に応じ、ネットワークオペレータの計画によらずに実施するからである。ネットワークオペレータの観点から、SONベース被管理ノードの設置時期は被管理ノードがユーザトラフィックを搬送するのに好都合な時期でないことがある。さらにその上SONベース被管理ノードを設置する場合、ネットワークの運用・管理(OAM)システム(例えば、ドメインマネージャ)との(例えば、特定を目的とする)対話を被管理ノードはサポートすることができない。
【発明の概要】
【0005】
本発明の目的は少なくとも幾つかの上記の不都合を克服し、通信システムに設置する被管理ノードの初期動作状態を提供することである。
【0006】
本明細書に記載する実施形態は被管理ノード(例えば、無線基地局のようなネットワーク装置)の初期動作状態を提供するシステムおよび/または方法を含むことができる。例えば一実施形態では、本システムおよび/または方法は1つ以上の被管理ノードおよび/またはリンクを管理するドメインマネージャを含む被管理ネットワーク(例えば、SON)を含むことができる。ネットワークオペレータは被管理ネットワークの構成を計画することができる(例えば無線ネットワークの管理では、ネットワークオペレータは被管理ノードに関連する構成情報を把握する「事前計画」を準備することができる。このような事前計画はドメインマネージャが提供し、実装することができる。ドメインマネージャが実装する事前計画は被管理ノード(例えば、SONベース被管理ノード)がユーザトラフィックを搬送する動作(例えば、動作可能)状態に入るべき起動時期を示すパラメータ(または命令)を含むことができる。
【0007】
一実施形態では被管理ノードを被管理ネットワークに設置する場合、被管理ノードはたとえ動作状態に入ることが可能であっても、動作状態には入らなくてもよい。代わりにドメインマネージャが提供するパラメータに基づき、被管理ノードは動作不能動作状態に留まることができる。被管理ノードの設置時期を予測し、被管理ノードとの対話を開始することができない現行通信システムと異なり、本明細書に記載する実施形態はドメインマネージャが(例えば、被管理ノードの動作を可能にする前に)被管理ノードとの対話を開始し、被管理ノードが動作状態になる時期を判断することを可能にすることができる。
【0008】
例示的実施形態では本明細書に記載するシステムおよび/または方法は被管理ノードに関連する登録情報を受信することができ、被管理ノードからフェッチ要求を受信することができる。本システムおよび/または方法はフェッチ要求に基づきトリガ情報(例えば、被管理ノードが動作状態に入ることができる条件または起動リスト)を検索することができる、および/またはフェッチ要求に基づき動作可能化命令を検索することができる。本システムおよび/または方法はトリガ情報および/または動作可能化命令を被管理ノードに提供することができ、トリガ情報および/または動作可能化命令に基づき被管理ノードの動作状態(例えば、動作可能、動作不能など)を特定する情報を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本明細書に記載するシステムおよび/または方法を実装することができる例示的ネットワークを示す図である。
【図2A】図1に示すネットワークのドメインマネージャの例示的構成要素を示す図である。
【図2B】図1に示すネットワークの被管理ノードの例示的構成要素を示す図である。
【図3】図1に示すネットワークの例示部分およびネットワーク部分の構成要素間の例示的相互動作を示す図である。
【図4】図1に示すネットワークの被管理ノードが提供することができるフェッチ要求の例示的要素を示す図である。
【図5】図1に示すネットワークのドメインマネージャが提供することができるトリガ情報の例示的要素を示す図である。
【図6】図1に示すネットワークのドメインマネージャが提供することができる動作可能化命令の例示的要素を示す図である。
【図7】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図8】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図9】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図10】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図11】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図12】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図13】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【図14】本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の詳細な説明では添付図面を参照する。異なる図面における同じ参照番号により同じかまたは類似する要素を同一視することができる。また以下の詳細な説明は本発明を制限しない。
【0011】
本明細書に記載する実施形態は被管理ノードの初期動作状態を提供するシステムおよび/または方法を含むことができ、従ってドメインマネージャは(例えば、被管理ノードの動作を可能にする前に)被管理ノードとの対話を開始することができ、被管理ノードが動作状態になる時期を判断することができる。
【0012】
図1は本明細書に記載するシステムおよび/または方法を実装することができる例示的ネットワーク100の図を示す。図示するように、ネットワーク100はネットワーク130により相互接続するドメインマネージャ110および被管理ノード120を含むことができる。ドメインマネージャ110および被管理ノード120は有線および/または無線接続によりネットワーク130に接続することができる。明快さのため、単一のドメインマネージャ、被管理ノードおよびネットワークを図1に示している。実際には、さらに多くのドメインマネージャ、被管理ノードおよび/またはネットワークが存在しうる。また幾つかの実例では、ネットワーク100の構成要素(例えば、1つ以上のドメインマネージャ110および/または被管理ノード120)はネットワーク100の別の構成要素または構成要素グループにより実行するように説明する1つ以上の機能を実行することができる。
【0013】
ドメインマネージャ110は1つ以上のサーバエンティティ、または他のタイプの計算または通信装置を含むことができ、これらのエンティティまたは装置は本明細書に記載する様式で情報を収集、処理、探索および/または提供する。例えばドメインマネージャ110が含むことができるのは、コンピュータ、プロキシサーバ、コンピュータシステム(例えば、動作および保守システム、ネットワーク管理システム、企業管理システムなど)、別のタイプの計算または通信装置、これらの装置の1つで動作するスレッド即ち処理、および/またはこれらの装置の1つにより実行可能なオブジェクトである。一実施形態では、ドメインマネージャ110はネットワーク要素(例えば、被管理ノード120)を監視することができ、障害の根源を正確に指摘することができ、他の関係するネットワーク要素などへの障害の影響を診断することができる。
【0014】
被管理ノード120はネットワーク100に関連するトラフィックを受信することができ、ドメインマネージャ110により監視および/または管理することができる任意の装置を含むことができる。例えば被管理ノード120が含むことができるのは、コンピュータ、ルータ、スイッチ、ネットワーク・インタフェース・カード(NIC)、ハブ、ブリッジ、ゲートウェイ、ファイアウォール、光アッド・ドロップマルチプレクサ(OADM)、セル電話機、無線基地局、セット・トップ・ボックス(STB)、トラフィックを処理および/または伝送する幾つかの他のタイプの装置、別のタイプの計算または通信装置、これらの装置の1つで動作するスレッド即ち処理、および/またはこれらの装置の1つにより実行可能なオブジェクトである。一実施形態では、被管理ノード120は通信ネットワークノードを含むことができる。
【0015】
本明細書で使用する場合、用語「トラフィック」は通信システムなどの動作、管理、保守、設備などに関連する情報のようなネットワーク100および/またはネットワーク100の任意の構成要素(例えば、被管理ノード120)により生成および/または受信することができる任意の情報を含むように広く解釈すべきである。
【0016】
ネットワーク130が含むことができるのは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、イントラネット、インターネット、公衆地上移動ネットワーク(PLMN)、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)またはセルラー電話ネットワークのような電話ネットワークまたはネットワークの組み合わせである。一例示的実施形態では、ネットワーク130は自己組織化ネットワーク(SON)、SONベース通信ネットワークなどを含むことができる。
【0017】
図2Aはドメインマネージャ110に相当することができる装置の例示図である。図示するように、ドメインマネージャ110が含みうるのは、バス200、処理ロジック205、主メモリ210、読み出し専用メモリ(ROM)215、蓄積装置220、入力装置225、出力装置230、および/または通信インタフェース235である。バス200はドメインマネージャ110の構成要素間の通信を可能にする経路を含むことができる。
【0018】
処理ロジック205はプロセッサ、マイクロプロセッサまたは命令を解釈し、実行することができる他のタイプの処理ロジックを含むことができる。主メモリ210は情報および処理ロジック205により実行する命令を蓄積することができるランダム・アクセス・メモリ(RAM)または別のタイプの動的蓄積装置を含むことができる。ROM215は処理ロジック205により使用する静的情報および/または命令を蓄積することができるROM装置または別のタイプの静的蓄積装置を含むことができる。蓄積装置220は磁気的および/または光学的記録媒体およびその対応ドライブを含むことができる。
【0019】
入力装置225はキーボード、マウス、ペン、マイクロフォン、音声認識および/またはバイオメートリック機構などのようなドメインマネージャ110にオペレータが情報を入力することを可能にする機構を含むことができる。出力装置230はディスプレイ、プリンタ、スピーカなどを含むオペレータに情報を出力する機構を含むことができる。通信インタフェース235はドメインマネージャ110が他の装置および/またはシステムと通信することを可能にする任意の通信機と同類の機構を含むことができる。例えば通信インタフェース235はネットワーク130のようなネットワークを介して別の装置またはシステムと通信する機構を含むことができる。
【0020】
本明細書に記載するように主メモリ210のようなコンピュータ可読媒体に含むソフトウェア命令を実行する処理ロジック205に応じて、ドメインマネージャ110は一定の動作を実行することができる。コンピュータ可読媒体は物理的または論理的メモリ装置として定義することができる。蓄積装置220のような別のコンピュータ可読媒体から、または通信インタフェース235を介して別の装置から、ソフトウェア命令を主メモリ210に読み込むことができる。主メモリ210に含むソフトウェア命令は処理ロジック205が本明細書に記載する処理を実行するようにすることができる。あるいはソフトウェア命令の代わりにまたはソフトウェア命令と組み合わせて、ハード結線回路を使用して、本明細書に記載する処理を実装することができる。従って、本明細書に記載する実装はハードウェア回路とソフトウェアのあらゆる特定の組み合わせに限定しない。
【0021】
図2Aはドメインマネージャ110の例示的構成要素を示すが、他の実装ではドメインマネージャ110は幾つかの図2Aに示すのとは異なるか、または追加の構成要素を含むことができる。さらに他の実装では、ドメインマネージャ110の1つ以上の構成要素はドメインマネージャ110の1つ以上の他の構成要素により実行するように説明する1つ以上のタスクを実行することができる。
【0022】
図2Bは被管理ノード120に相当することができる装置の例示図である。図示するように、被管理ノード120は処理ロジック240、メモリ245、通信インタフェース250および/またはアンテナアセンブリ255を含むことができる。
【0023】
処理ロジック240が含むことができるのは、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または同類である。処理ロジック240は被管理ノード120およびその構成要素の動作を制御することができる。
【0024】
メモリ245はランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、および/または処理ロジック240が使用することのできるデータおよび命令を蓄積する別のタイプのメモリを含むことができる。
【0025】
通信インタフェース250は被管理ノード120が他の装置および/またはシステムと通信することを可能にする任意の通信機と同類の機構を含むことができる。通信インタフェース250は例えば、処理ロジック240からのベースバンド信号を無線周波数(RF)信号に変換することができる送信機および/またはRF信号をベースバンド信号に変換することができる受信機を含むことができる。あるいは、通信インタフェース250は送信機および受信機双方の機能を実行する通信機を含むことができる。通信インタフェース250はRF信号を送信および/または受信するアンテナアセンブリ255に接続することができる。
【0026】
アンテナアセンブリ255は大気を経て信号(例えば、RF信号)を送信および/または受信する1つ以上のアンテナを含むことができる。アンテナアセンブリ255は例えば、通信インタフェース250からRF信号を受信し、大気を経てRF信号を送信し、大気を経てRF信号を受信し、RF信号を通信インタフェース250に供給することができる。一例示的実施形態では例えば、通信インタフェース250はネットワーク(例えば、ネットワーク130)を介して通信することができる。あるいはおよび/またはさらに、アンテナアセンブリ255は省略することができ、通信インタフェース250は1つ以上の物理的リンクを介してネットワーク(例えば、ネットワーク100)と通信することができる。
【0027】
本明細書に記載するようにメモリ245のようなコンピュータ可読媒体に含むソフトウェア命令を実行する処理ロジック240に応じて、被管理ノード120は一定の動作を実行することができる。コンピュータ可読媒体は物理的または論理的メモリ装置として定義することができる。別のコンピュータ可読媒体からまたは通信インタフェース250を介して別の装置から、ソフトウェア命令をメモリ245に読み込むことができる。メモリ245に含むソフトウェア命令は処理ロジック240が本明細書に記載する処理を実行するようにすることができる。あるいはソフトウェア命令の代わりにまたはソフトウェア命令と組み合わせて、ハード結線回路を使用して、本明細書に記載する処理を実装することができる。従って、本明細書に記載する実施形態はハードウェア回路とソフトウェアのあらゆる特定の組み合わせに限定しない。
【0028】
図2Bは被管理ノード120の例示的構成要素を示すが、他の実施形態では被管理ノード120は幾つかの図2Bに示すのとは異なるか、または追加の構成要素を含むことができる。さらに他の実施形態では、被管理ノード120の1つ以上の構成要素は被管理ノード120の1つ以上の他の構成要素により実行するように説明する1つ以上のタスクを実行することができる。
【0029】
図3はネットワーク100の例示部300の図およびネットワーク部300の構成要素間の例示的相互動作を示す。図示するように、ネットワーク部300はドメインマネージャ110および被管理ノード120を含むことができる。ドメインマネージャ110および被管理ノード120は、例えば図1に関して以上で説明する特徴を含むことができる。
【0030】
図3に示すように、被管理ノード120は登録情報310をドメインマネージャ110に提供することができる。登録情報310は被管理ノード120を特定する情報、被管理ノード120の(例えば、ネットワーク100への)接続に関する情報、認証情報などを含むことができる。ドメインマネージャ110は登録情報310を受信することができ、登録情報310に基づき被管理ノード120の特定、認証などを行うことができる。被管理ノード120はフェッチ要求320をドメインマネージャ110に提供することができる。フェッチ要求320は被管理ノード120を特定する情報、被管理ノード120の動作状態を特定する情報、被管理ノード120の初期動作状態を要求する情報などを含むことができる。フェッチ要求320のさらに詳細を例えば図4に関して以下に提供する。
【0031】
ドメインマネージャ110はフェッチ要求320を受信することができ、フェッチ要求320に基づき蓄積装置(例えば、蓄積装置220)からトリガ情報330を検索することができる。トリガ情報330は被管理ノード120が動作状態(例えば、動作可能、動作不能など)に入ることができる条件を指定する情報を含むことができる。トリガ情報330のさらに詳細を例えば図5に関して以下に提供する。あるいはおよび/またはさらに、ドメインマネージャ110はフェッチ要求320に基づき蓄積装置(例えば、蓄積装置220)から動作可能化命令340を検索することができる。動作可能化命令340は被管理ノード120の状態を動作可能(例えば、被管理ノード120がトラフィックの送信/受信を為しうる)状態に変更する情報を含むことができる。動作可能化命令340のさらに詳細を例えば図6に関して以下に提供する。ドメインマネージャ110はトリガ情報330および/または動作可能化命令340を被管理ノード120に提供することができる。
【0032】
図3にさらに示すように、被管理ノード120はトリガ情報330および/または動作可能化命令340を受信することができ、トリガ情報330および/または動作可能化命令340に基づきその動作状態350(例えば、被管理ノード120が動作可能、動作不能などであるか)を判断することができる。例えば一実施形態で、被管理ノード120はその動作状態がトリガ情報330(および/または動作可能化命令340)から動作可能であることを判断することができる。被管理ノード120は動作状態350をドメインマネージャ110に提供することができ、ドメインマネージャ110は動作状態350を受信することができる。被管理ノード120の動作状態を動作可能にすると、被管理ノード120はトラフィック360を(例えば、ネットワーク100を介して)送信および/または受信することができる。
【0033】
図3はネットワーク部300の例示的構成要素を示すが、他の実施形態ではネットワーク部300は幾つかの図3に示すのとは異なるか、または追加の構成要素を含むことができる。さらに他の実施形態では、ネットワーク部300の1つ以上の構成要素はネットワーク部300の1つ以上の他の構成要素により実行するように説明する1つ以上のタスクを実行することができる。
【0034】
図4はフェッチ要求320の例示的要素図を示す。一実施形態では、フェッチ要求320は被管理装置(例えば、被管理ノード120)により提供することができる。別の実施形態では、フェッチ要求320は被管理ノード120とは別の、または被管理ノード120に追加する被管理装置(例えば、他の被管理ノード)により提供することができる。図示するように、フェッチ要求320は被管理ノード識別子パラメータ400、被管理ノード動作状態パラメータ410および/またはトリガ情報パラメータ420を含むことができる。一実施形態で被管理ノード120が動作可能状態に入る準備が整うと、被管理ノード120はフェッチ要求320を生成することができる。
【0035】
被管理ノード識別子パラメータ400はトリガ情報(例えばトリガ情報330)を要求する被管理ノード(例えば、被管理ノード120)を特定する情報を含むことができる。例えば一実施形態で、被管理ノード識別子パラメータ400は被管理ノード120に関連する識別子(例えば、アドレス)を含むことができる。
【0036】
被管理ノード動作状態パラメータ410は被管理ノード120に関連する動作状態を特定する情報を含むことができる。例えば一実施形態で、被管理ノード動作状態パラメータ410は被管理ノード120に関連する動作可能または動作不能状態を含むことができる。
【0037】
トリガ情報パラメータ420はドメインマネージャ110がトリガ情報(例えば、トリガ情報330)を被管理ノード120に提供するようにする出力パラメータを含むことができる。例えば一実施形態で、トリガ情報パラメータ420はドメインマネージャ110が例えば図5に関して以下で説明するトリガ情報330を提供するようにすることができる。
【0038】
一例示的実施形態で、フェッチ要求320は以下のフォーマットを含み得る:
fetchTriggerInfo(managedNodeId, managedNodeOperationalState) : triggerInfo
ここで、managedNodeIdは、被管理ノード識別子パラメータ400に対応し、managedNodeOperationalStateは、被管理ノード動作状態パラメータ410に対応し、triggerInfoは、トリガ情報パラメータ420に対応し得る。被管理ノード120はフェッチ要求320をドメインマネージャ110に提供することができ、ドメインマネージャ110はフェッチ要求320に基づき被管理ノード120およびその動作状態を特定することができる。トリガ情報パラメータ420の受信に応じて、ドメインマネージャ110はトリガ情報330を被管理ノード120に提供することができる。
【0039】
図4はフェッチ要求320の例示的要素を示すが、他の実施形態ではフェッチ要求320は幾つかの図4に示すのとは異なるか、または追加の要素を含むことができる。
【0040】
図5はトリガ情報330の例示的要素図を示す。一実施形態では、管理装置(例えば、ドメインマネージャ110)によりトリガ情報330を提供することができる。別の実施形態では、ドメインマネージャ110とは別の、またはドメインマネージャ110に追加する管理装置(例えば、他のドメインマネージャ)により、トリガ情報330を提供することができる。一例示的実施形態では、トリガ情報330はネットワークオペレータにより(例えば、事前計画構成の一部として)準備することができ、ドメインマネージャ110により(例えば、蓄積装置220に)蓄積および/または維持することができる。
【0041】
図5に示すように、トリガ情報330は被管理ノード識別子属性500および起動条件グループ(例えば、即時動作可能化属性510、手動入力待機属性520、日付/時間待機属性530およびコマンド待機属性540)を含むことができる。4つの起動条件を図5に示すが、他の実施形態ではトリガ情報330は多かれ少なかれ起動条件を含むことができる。一実施形態ではトリガ情報330の一部として1つ以上の起動条件を被管理ノード120に対し指定することができる。複数起動条件を使用すれば、最も早く達成することができる起動条件を被管理ノード120により使用することができ、被管理ノード120は他の起動条件を無視することができる。
【0042】
被管理ノード識別子属性500はトリガ情報330を受信する1つ以上の被管理ノード(例えば、被管理ノード120)を特定する情報を含むことができる。例えば一実施形態では、被管理ノード識別子属性500は被管理ノード120に関連する識別子(例えば、アドレス)を含むことができる。
【0043】
即時動作可能化属性510は被管理ノード120に動作可能状態に直ちに入るように指令することができる情報(例えば、起動条件)を含むことができる。例えば一実施形態では、即時動作可能化属性510は被管理ノード120に動作可能状態に直ちに入るように指令しても、しなくても良いブーリアン(例えば、イエスまたはノー)コマンドを含むことができる。
【0044】
手動入力待機属性520は被管理ノード120に動作可能状態に入る前に(例えば、被管理ノードのユーザからの)手動命令を待つように指令することができる情報(例えば、起動条件)を含むことができる。例えば一実施形態では、手動入力待機属性520は被管理ノード120に動作可能状態に入る前に手動命令を待つように指令しても、しなくても良いブーリアン(例えば、イエスまたはノー)コマンドを含むことができる。
【0045】
日付/時間待機属性530は被管理ノード120が動作可能状態に入る(例えば、トラフィックを送信/受信する)ことができる日付および/または時間を指示することができる情報(例えば、起動条件)を含むことができる。
【0046】
コマンド待機属性540は被管理ノード120に動作可能状態に入る前に(例えば、ドメインマネージャ110からの)命令を待つように指令することができる情報(例えば、起動条件)を含むことができる。例えば一実施形態では、コマンド待機属性540は被管理ノード120に動作可能状態に入る前にドメインマネージャ110からの命令を待つように指令しても、しなくても良いブーリアン(例えば、イエスまたはノー)コマンドを含むことができる。被管理ノード120に動作可能状態に入る前に(例えば、被管理ノードのユーザからの)手動入力を待つように指令することができる手動入力待機属性520と対比して、コマンド待機属性540は被管理ノード120に動作可能状態に入る前にドメインマネージャ110からのコマンドを待つように指令することができる。
【0047】
一例示的実施形態では、トリガ情報330は以下のフォーマットを含み得る:
managedNodeIds : String = "xyz" (被管理ノード120を表す)
enableNow : Boolean = No
waitManualInput : Boolean = No
waitDateAndTime : DateAndTime = June 30, 2008, 10:00AM
waitDMCommand : Boolean = Yes
ここで、managedNodeIdsは、被管理ノード識別子属性500に対応し、enableNowは、即時動作可能化属性510に対応し、waitManualInputは、手動入力待機属性520に対応し、waitDateAndTimeは、日付/時間待機属性530に対応し、waitDMCommandは、コマンド待機属性540に対応し得る。ドメインマネージャ110はトリガ情報330を被管理ノード120に提供することができ、被管理ノード120はトリガ情報330に基づきその動作状態を判断(し、例えばその動作状態をドメインマネージャ110に提供)することができる。例えば一実施形態では、即時動作可能化属性510、手動入力待機属性520、日付/時間待機属性530および/またはコマンド待機属性540により指定する1つ以上の起動条件に基づき、被管理ノード120を動作可能にすることができる。
【0048】
図5はトリガ情報330の例示的要素を示すが、他の実施形態ではトリガ情報330は図5に示すのとは異なるか、または追加の要素を含むことができる。
【0049】
図6は動作可能化命令340の例示的要素図を示す。一実施形態では、動作可能化命令340は管理装置(例えば、ドメインマネージャ110)により提供することができる。別の実施形態では、ドメインマネージャ110とは別のまたはドメインマネージャ110に追加する管理装置(例えば、他のドメインマネージャ)により動作可能化命令340を提供することができる。一例示的実施形態では、動作可能化命令340はドメインマネージャ110により(例えば、蓄積装置220に)蓄積および/または維持することができる。トリガ情報330により提供する起動条件に関わらず、動作可能化命令340は被管理ノード120の動作状態を動作可能状態に直ちに変更することができる。図6に示すように、動作可能化命令340はドメインマネージャ識別子パラメータ600、結果パラメータ610および/または理由パラメータ620を含むことができる。
【0050】
ドメインマネージャ識別子パラメータ600は動作可能化命令340を提供する管理装置(例えば、ドメインマネージャ110)を特定する情報を含むことができる。例えば一実施形態では、ドメインマネージャ識別子パラメータ600は動作可能化命令を提供する装置としてドメインマネージャ110を特定する情報を含むことができる。
【0051】
結果パラメータ610は被管理装置(例えば、被管理ノード120)に実装する動作が成功(例えば、被管理ノード120の動作状態が動作可能である)か、または成功でないか(例えば、被管理ノード120の動作状態が動作不能である)を示す出力パラメータを含むことができる。例えば一実施形態では、結果パラメータ610は被管理ノード120が被管理ノード120の動作状態に関する指示(例えば、動作可能または不能)を提供するようにすることができる。
【0052】
理由パラメータ620は被管理装置(例えば、被管理ノード120)の動作状態が残留するか、または動作不能状態に入るべきかの理由を提供する出力パラメータを含むことができる。例えば一実施形態では、理由パラメータ620は被管理ノード120が動作不能状態に留まり、ネットワークトラフィックの被管理ノード120への送信および/または被管理ノード120による受信を防止すべきことを指示することができる。
【0053】
一例示的実施形態では、動作可能化命令340は以下のフォーマットを含み得る:
enable(dMId) : result, reason
ここで、dMIdは、ドメインマネージャ識別子パラメータ600に対応し、resultは、結果パラメータ610に対応し、reasonは、理由パラメータ620に対応し得る。ドメインマネージャ110は動作可能化命令340を被管理ノード120に提供することができ、トリガ情報330により提供される起動状態に関わらず動作可能化命令340に基づき、被管理ノード120はその動作状態を動作可能状態に直ちに変更することができる。
【0054】
図6は動作可能化命令340の例示的要素を示すが、他の実施形態では動作可能化命令340は幾つかの図6に示すのとは異なるか、または追加の要素を含むことができる。
【0055】
図7〜図10は本明細書に記載する実施形態による被管理ノードの初期動作状態を提供する例示的処理フローチャートを示す。一実施形態では、ドメインマネージャ110のハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素により、処理700を実行することができる。他の実施形態では別の装置または装置グループの(例えば、ドメインマネージャ110と通信する)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素と組み合わせてドメインマネージャ110のハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素により、処理700を実行することができる。
【0056】
図7に示すように、被管理ノードに関連する登録情報の受信(ブロック710)および被管理ノードからのフェッチ要求の受信(ブロック720)により、処理700はスタートすることができる。例えば図3に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120は登録情報310をドメインマネージャ110に提供することができる。登録情報310は被管理ノード120を特定する情報、被管理ノード120の(例えば、ネットワーク100への)接続に関する情報、認証情報などを含むことができる。ドメインマネージャ110は登録情報310を受信することができ、登録情報310に基づき被管理ノード120の特定、認証などを行うことができる。被管理ノード120はフェッチ要求320をドメインマネージャ110に提供することができる。フェッチ要求320は被管理ノード120を特定する情報、被管理ノード120の動作状態を特定する情報、被管理ノード120の初期動作状態を要求する情報などを含むことができる。ドメインマネージャ110はフェッチ要求320を受信することができる。
【0057】
図7に戻り、トリガ情報はフェッチ要求に基づき検索することができる(ブロック730)、および/または動作可能化命令はフェッチ要求に基づき検索することができる(ブロック740)。例えば図3に関して以上で説明する実施形態では、ドメインマネージャ110はフェッチ要求320に基づき蓄積装置(例えば、蓄積装置220)からトリガ情報330を検索することができる。トリガ情報330は被管理ノード120が動作状態(例えば、動作可能、動作不能など)に入ることができる条件を指定する情報を含むことができる。あるいはおよび/またはさらに、ドメインマネージャ110はフェッチ要求320に基づき蓄積装置(例えば、蓄積装置220)から動作可能化命令340を検索することができる。動作可能化命令340は被管理ノード120の状態を動作可能状態に変更する情報を含むことができる。
【0058】
図7にさらに示すように、トリガ情報および/または動作可能化命令は被管理ノードに提供することができ(ブロック750)、被管理ノードの動作状態はトリガ情報および/または動作可能化命令に基づき受信することができる(ブロック760)。例えば図3に関して以上で説明する実施形態では、ドメインマネージャ110はトリガ情報330および/または動作可能化命令340を被管理ノード120に提供することができる。被管理ノード120はトリガ情報330および/または動作可能化命令340を受信することができ、トリガ情報330および/または動作可能化命令340に基づきその動作状態を変更することができ、トリガ情報330および/または動作可能化命令340に基づきその動作状態350(例えば、被管理ノード120が動作可能、動作不能などであるか)を判断することができる。一例ではトリガ情報330(および/または動作可能化命令340)から、被管理ノード120はその動作状態が動作可能であることを判断することができる。被管理ノード120は動作状態350をドメインマネージャ110に提供することができ、ドメインマネージャ110は動作状態350を受信することができる。
【0059】
処理ブロック720は図8に示す処理ブロックを含むことができる。図8に示すように、処理ブロック720はフェッチ要求により被管理ノード識別子パラメータを受信するステップ(ブロック800)、フェッチ要求により被管理ノード動作状態パラメータを受信するステップ(ブロック810)およびフェッチ要求に基づきトリガ情報パラメータを判断するステップ(ブロック820)を含むことができる。例えば図4に関して以上で説明する実施形態では、フェッチ要求320はドメインマネージャ110により受信することができ、フェッチ要求320は被管理ノード識別子パラメータ400、被管理ノード動作状態パラメータ410および/またはトリガ情報パラメータ420を含むことができる。被管理ノード識別子パラメータ400はトリガ情報330を受信する被管理ノード(例えば、被管理ノード120)を特定する情報を含むことができる。被管理ノード動作状態パラメータ410は被管理ノード120に関連する動作状態を特定する情報を含むことができる。トリガ情報パラメータ420はドメインマネージャ110がトリガ情報(例えば、トリガ情報330)を被管理ノード120に提供するようにする出力パラメータを含むことができる。
【0060】
処理ブロック730は図9に示す処理ブロックを含むことができる。図9に示すように、処理ブロック730が含みうるのは、トリガ情報に関連する被管理ノード識別子属性を検索する1つ以上のステップ(ブロック900)、トリガ情報に関連する即時動作可能化属性を検索するステップ(ブロック910)、トリガ情報に関連する手動待機属性を検索するステップ(ブロック920)、トリガ情報に関連する日付/時間待機属性を検索するステップ(ブロック930)および/またはトリガ情報に関連するコマンド待機属性を検索するステップ(ブロック940)である。例えば図5に関して以上で説明する実施形態では、ドメインマネージャ110は被管理ノード識別子属性500および起動条件グループ(例えば、即時動作可能化属性510、手動入力待機属性520、日付/時間待機属性530およびコマンド待機属性540)を含むトリガ情報330を検索することができる。被管理ノード識別子属性500は1つ以上の被管理ノード(例えば、被管理ノード120)および1つ以上の被管理ノードに関連するトリガ情報(例えば、トリガ情報330)を特定する情報を含むことができる。即時動作可能化属性510は被管理ノード120が動作可能状態に直ちに入るように指令することができる起動条件を含むことができる。手動入力待機属性520は被管理ノード120が動作可能状態に入る前に(例えば、被管理ノードのユーザからの)手動命令を待つように指令することができる起動条件を含むことができる。日付/時間待機属性530は被管理ノード120が動作可能状態に入る日付および時間を指示することができる起動条件を含むことができる。コマンド待機属性540は被管理ノード120が動作可能状態に入る前に(例えば、ドメインマネージャ110からの)命令を待つように指令することができる起動条件を含むことができる。
【0061】
処理ブロック740は図10に示す処理ブロックを含むことができる。図10に示すように、処理ブロック740は動作可能化命令に関連するドメインマネージャ識別子パラメータを検索するステップ(ブロック1000)、動作可能化命令に関連する結果パラメータを検索するステップ(ブロック1010)および動作可能化命令に関連する理由パラメータを検索するステップ(ブロック1020)を含むことができる。例えば図6に関して以上で説明する実施形態では、ドメインマネージャ110はドメインマネージャ識別子パラメータ600、結果パラメータ610および/または理由パラメータ620を含む動作可能化命令340を検索することができる。ドメインマネージャ識別子パラメータ600は動作可能化命令340を提供する管理装置(例えば、ドメインマネージャ110)を特定する情報を含むことができる。結果パラメータ610は被管理装置(例えば、被管理ノード120)に実装する動作が成功である(例えば、被管理ノード120の動作状態が動作可能である)か、または成功でないか(例えば、被管理ノード120の動作状態が動作不能である)を指示する出力パラメータを含むことができる。理由パラメータ620は被管理装置(例えば、被管理ノード120)の動作状態が残留するか、または動作不能状態に入るべきかの理由を提供する出力パラメータを含むことができる。
【0062】
図11〜図14は本明細書に記載する実施形態による被管理ノード120の初期動作状態を提供する例示的処理1100のフローチャートを示す。一実施形態では、被管理ノード120のハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素により、処理1100を実行することができる。他の実施形態では別の装置または装置グループの(例えば、被管理ノード120と通信する)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素と組み合わせて被管理ノード120ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素により、処理1100を実行することができる。
【0063】
図11に示すように、登録情報をドメインマネージャに提供するステップ(ブロック1110)および要求するトリガ情報を含むフェッチ要求をドメインマネージャに提供するステップ(ブロック1120)により、処理1100はスタートすることができる。例えば図3に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120は登録情報310をドメインマネージャ110に提供することができる。登録情報310は被管理ノード120を特定する情報、被管理ノード120の(例えば、ネットワーク100への)接続に関する情報、認証情報などを含むことができる。被管理ノード120はフェッチ要求320をドメインマネージャ110に提供することができる。フェッチ要求320は被管理ノード120を特定する情報、被管理ノード120の動作状態を特定する情報、被管理ノード120の初期動作状態を要求する情報などを含むことができる。
【0064】
図11にさらに示すように、フェッチ要求に基づきトリガ情報および/または動作可能化命令をドメインマネージャから受信することができ(ブロック1130)、トリガ情報および/または動作可能化命令に基づき動作状態を判断することができる(ブロック1140)。例えば図3に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120はトリガ情報330および/または動作可能化命令340を受信することができ、トリガ情報330および/または動作可能化命令340に基づきその動作状態を変更することができ、トリガ情報330および/または動作可能化命令340に基づきその動作状態350(例えば、被管理ノード120が動作可能、動作不能などであるか)を判断することができる。一例でトリガ情報330および動作可能化命令340双方を被管理ノード120により受信すれば、トリガ情報330が提供する起動条件にかかわらず動作可能化命令340は被管理ノード120の動作状態を動作可能状態に直ちに変更することができる。
【0065】
図11に戻り、動作状態情報をドメインマネージャに提供することができ(ブロック1150)、動作状態を動作可能にするとトラフィックを受信することができる(ブロック1160)。例えば図3に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120は動作状態350(例えば、被管理ノード120が動作可能、動作不能などであるか)をドメインマネージャ110に提供することができる。被管理ノード120の動作状態を動作可能にすると、被管理ノード120は(例えば、ネットワーク100を介して)トラフィック360を送信および/または受信することができる。ネットワークオペレータが(例えば、事前計画構成により)指定する時間にネットワークトラフィック(例えば、トラフィック360)を被管理ノード120により送信および/または受信できることを、そのような配備は保証することができる。一例で被管理ノード120のユーザ(例えば、顧客)はネットワークオペレータ(例えば、サービスプロバイダ)と調整する必要なく随時被管理ノード120を(例えば、その家庭で)設置することができるのは、被管理ノード120が動作可能であり、トラフィック360を受信することができる時間をドメインマネージャ110が(例えば、トリガ情報330により)制御することができるからである。
【0066】
処理ブロック1120は図12に示す処理ブロックを含むことができる。図12に示すように、処理ブロック1120はフェッチ要求により被管理ノード識別子パラメータを提供するステップ(ブロック1200)、要求により被管理ノード動作状態パラメータを提供するステップ(ブロック1210)およびフェッチ要求によりトリガ情報パラメータを提供するステップ(ブロック1220)を含むことができる。例えば図4に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120は被管理ノード識別子パラメータ400、被管理ノード動作状態パラメータ410および/またはトリガ情報パラメータ420を含むことができるフェッチ要求320を提供することができる。被管理ノード識別子パラメータ400はトリガ情報(例えば、トリガ情報330)を要求する被管理ノード(例えば、被管理ノード120)を特定する情報を含むことができる。被管理ノード動作状態パラメータ410は被管理ノード120に関連する動作状態を特定する情報を含むことができる。一例では、被管理ノード識別子パラメータ400は被管理ノード120のアドレスを提供することができ、被管理ノード動作状態パラメータ410は被管理ノードが動作不能であることを示すことができる。トリガ情報パラメータ420はドメインマネージャ110がトリガ情報(例えば、トリガ情報330)を被管理ノード120に提供するようにする出力パラメータを含むことができる。
【0067】
処理ブロック1130は図13に示す処理ブロックを含むことができる。図13に示すように、処理ブロック1130が含みうるのは、トリガ情報に関連する被管理ノード識別子属性を受信する1つ以上のステップ(ブロック1300)、トリガ情報に関連する即時動作可能化属性を受信するステップ(ブロック1310)、トリガ情報に関連する手動待機属性を受信するステップ(ブロック1320)、トリガ情報に関連する日付/時間待機属性を受信するステップ(ブロック1330)、および/またはトリガ情報に関連するコマンド待機属性を受信するステップ(ブロック1340)である。例えば図5に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120は被管理ノード識別子属性500および起動条件グループ(例えば、即時動作可能化属性510、手動入力待機属性520、日付/時間待機属性530およびコマンド待機属性540)を含むことができるトリガ情報330を受信することができる。1つ以上の起動条件510〜540に基づき被管理ノード120を動作可能にすることができる。被管理ノード識別子属性500は被管理ノード120および被管理ノード120に関連するトリガ情報330を特定することができる。即時動作可能化属性510は被管理ノード120が動作可能状態に直ちに入るように指令することができる起動条件を含むことができる。手動入力待機属性520は被管理ノード120が動作可能状態に入る前に(例えば、被管理ノードのユーザからの)手動命令を待つように指令することができる起動条件を含むことができる。日付/時間待機属性530は被管理ノード120が動作可能状態に入ることができる日付および時間を指示することができる起動条件を含むことができる。コマンド待機属性540は被管理ノード120が動作可能状態に入る前に(例えば、ドメインマネージャ110からの)命令を待つように指令することができる起動条件を含むことができる。
【0068】
あるいはおよび/またはさらに、処理ブロック1130は図14に示す処理ブロックを含むことができる。図14に示すように、処理ブロック1130は動作可能化命令に関連するドメインマネージャ識別子パラメータを受信するステップ(ブロック1400)、動作可能化命令に関連する結果パラメータを受信するステップ(ブロック1410)および動作可能化命令に関連する理由パラメータを受信するステップ(ブロック1420)を含むことができる。例えば図6に関して以上で説明する実施形態では、被管理ノード120はドメインマネージャ識別子パラメータ600、結果パラメータ610および/または理由パラメータ620を含むことができる動作可能化命令340を受信することができる。ドメインマネージャ識別子パラメータ600はドメインマネージャ110を特定する情報(例えば、アドレス)を含むことができる。結果パラメータ610は被管理ノード120に実装する動作が成功である(例えば、被管理ノード120の動作状態が動作可能である)か、または成功でないか(例えば、被管理ノード120の動作状態が動作不能である)を指示する出力パラメータを含むことができる。理由パラメータ620は被管理ノード120の動作状態が残留するか、または動作不能状態に入るべきかの理由を提供する出力パラメータを含むことができる。一例では、トリガ情報330により提供する起動条件に関わらず、動作可能化命令340は被管理ノード120がその動作状態を動作可能状態に直ちに変更するようにすることができる。
【0069】
本明細書に記載する実施形態は被管理ノードの初期動作状態を提供するシステムおよび/または方法を含むことができ、従ってドメインマネージャは(例えば、被管理ノードの動作を可能にする前に)被管理ノードとの対話を開始することができ、被管理ノードが動作状態になる時期を判断することができる。
【0070】
本明細書に記載する実施形態は多様な利点を提供することができる。例えば、本明細書に記載する実施形態は管理装置(例えば、ドメインマネージャ110)により提供する事前計画トリガ情報により被管理装置(例えば、被管理ノード120)を動作可能にする(例えば、トラフィックを送信/受信する)ことができる条件を制御することができる。被管理ノード120の動作可能化の制御により、ドメインマネージャ110は被管理ノード120を設置し、ネットワーク(例えば、ネットワーク130)に接続するであろう時期を予測する必要がない。このような配備はSONベース被管理ノードの管理には特に有益でありうる。
【0071】
以上の実施形態の記載は例図および説明を提供するが、網羅的であること、または本発明を開示する正確な形式に限定することを意図しない。修正および変形は上記の教示に照らして可能であるか、または本発明の実施から得ることができる。例えば、一連のブロックを図7〜図14に関して説明したが、ブロックの順序は他の実施形態で修正することができる。さらに、非従属ブロックは並列に実行することができる。
【0072】
強調すべきは、本明細書で使用する場合用語「含んでいる/含む」は記述する特徴、整数、ステップまたは構成要素の存在を明記すると解釈されるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、構成要素または以上のグループの存在または追加を排除しないことである。
【0073】
明らかであろうことは、以上で説明するように図に示す実施形態におけるソフトウェア、ファームウェアおよびハードウェアの多くの異なる形式で、例示的実施形態を実装することができることである。これらの態様を実装するのに使用する実際のソフトウェアコードまたは専用制御ハードウェアは限定するものと解釈すべきではない。従って本態様の動作および振る舞いを特定のソフトウェアコードを参照することなく説明した−このことは本明細書における記述に基づき本態様を実装するようにソフトウェアおよび制御ハードウェアを計画することができると理解される。
【0074】
さらに、本発明のある部分は1つ以上の機能を実行する「ロジック」として実装することができる。ロジックは、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、プロセッサまたはマイクロプロセッサのようなハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含むことができる。
【0075】
特徴の詳細な組み合わせは特許請求の範囲において列挙する、および/または本明細書において開示するが、これらの組み合わせは本発明を制限することを意図しない。事実、特許請求の範囲で特に列挙しない、および/または本明細書で開示しない方法で、これの特徴の多くを組み合わせることができる。
【0076】
そのように明確に記述しない限り、本出願において使用する要素、ブロックまたは命令は本発明にとり決定的または本質的と解釈すべきではない。また本明細書で使用するように、冠詞”a”は1つ以上の項目を含むことを意図する。ただ1つの項目を意図する場合、用語”one”または類似の言葉を使用する。さらに別途明確に記述しない限り、句”〜に基づく(based on)”は”〜に少なくとも部分的に基づく(based, at least in part, on)”を意味することを意図する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク(100)と関連付けられた装置(110)により実行される方法であって、
前記ネットワーク(100)に接続する被管理ノード(120)からフェッチ要求(320)を受信するステップと、
前記被管理ノード(120)が動作可能化されかつ前記ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信することになる1以上の条件を指定するトリガ情報(330)を前記被管理ノード(120)に提供するステップと、
前記トリガ情報(330)に基づいて、前記被管理ノード(120)に関連する動作状態(350)を受信するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記フェッチ要求(320)に基づいて前記トリガ情報(330)を読み出すステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
トリガ情報(330)を読み出す前記ステップは、
前記被管理ノード(120)が即時に動作可能化されるように指示する属性(510)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前に手動入力を待機するように指示する属性(520)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前に特定の時間だけ待機するように指示する属性(530)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前にコマンドを待機するように指示する属性(540)を読み出すステップ、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
フェッチ要求(320)を受信する前記ステップは、
前記フェッチ要求(320)を介して、前記被管理ノード(120)を識別するパラメータ(400)を受信するステップと、
前記フェッチ要求(320)を介して、前記被管理ノード(120)と関連する動作状態の要求を提供するパラメータ(410)を受信するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記フェッチ要求(320)に基づいて動作可能化命令を読み出すステップと、
前記被管理ノード(120)を即時に動作可能化し該被管理ノード(120)が前記ネットワーク(100)からのトラフィック(360)を受信出来るようにするための前記動作可能化命令を前記被管理ノード(120)に提供するステップと、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記動作可能化命令は前記トリガ情報(330)によって提供された前記1以上の条件を無効化することを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
動作可能化命令を読み出す前記ステップは、
前記動作可能化命令に関連するドメインマネージャ(110)を識別するパラメータ(600)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)に該被管理ノード(120)に関連する前記動作状態(350)に関する指標を提供させるパラメータ(410)を読み出すステップ、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記被管理ノード(120)に関連し、前記被管理ノード(120)を識別し認証するためのメカニズムを提供する登録情報(310)を受信するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ネットワーク(100)に関連する装置(120)によって実行される方法であって、
前記ネットワーク(100)に接続しているドメインマネージャ(110)にフェッチ要求(320)を提供するステップと、
前記装置(120)が動作可能化されかつ前記ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信することになる1以上の条件を指定するトリガ情報(330)を前記ドメインマネージャ(110)から受信するステップと、
前記トリガ情報(330)により指定された前記1以上の条件に基づいて前記装置(120)が動作可能化された場合、前記ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項10】
前記装置に関連し、前記ドメインマネージャ(110)による前記装置(120)の識別及び認証を可能にする登録情報(310)を提供するステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記トリガ情報(330)を読み出すステップは、
前記被管理ノード(120)が即時に動作可能化されるように指示する属性(510)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前に手動入力を待機するように指示する属性(520)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前に特定の時間だけ待機するように指示する属性(530)を読み出すステップ、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前にコマンドを待機するように指示する属性(540)を読み出すステップ、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
フェッチ要求(320)を受信する前記ステップは、
前記フェッチ要求(320)を介して、前記被管理ノード(120)を識別するパラメータ(400)を受信するステップと、
前記フェッチ要求(320)を介して、前記被管理ノード(120)と関連する動作状態の要求を提供するパラメータ(410)を受信するステップと、
を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記フェッチ要求(320)に基づいて動作可能化命令(340)を前記ドメインマネージャ(110)から受信するステップと、
前記トリガ情報(330)により提供された前記1以上の条件を満足するか否かに係わらず、前記動作可能化命令(340)に基づいて前記装置を即時に動作可能化するステップと、
を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項14】
動作可能化命令(340)を前記ドメインマネージャ(110)から受信する前記ステップは、
前記ドメインマネージャ(110)を識別するパラメータ(600)を受信するステップ、
前記装置(120)に該装置(120)に関連する前記動作状態(350)に関する指標を提供させるパラメータを受信するステップ、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
ネットワーク(100)と関連する装置(110)であって、
前記ネットワーク(100)に接続する被管理ノード(120)に関連し、該被管理ノード(120)を識別し認証するためのメカニズムを提供する登録情報(310)を受信し、
前記被管理ノード(120)からフェッチ要求(320)を受信し、
前記受信したフェッチ要求(320)に基づいて、前記被管理ノード(120)が動作可能化されかつ前記ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信することになる1以上の条件を指定するトリガ情報(330)を前記被管理ノード(120)に提供し、
前記トリガ情報(330)に基づいて、前記被管理ノード(120)に関連する動作状態(350)を受信する、
処理ロジック(205)を含むことを特徴とする装置。
【請求項16】
前記装置(110)は、ドメインマネージャを含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記被管理ノード(120)は自己組織化ネットワーク(SON)ベースの被管理ノードを含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項18】
前記トリガ情報(330)は、前記被管理ノード(120)がいつ動作可能化されるかを指定する事前計画構成の一部を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項19】
前記処理ロジック(205)は、前記フェッチ要求(320)に基づいて前記トリガ情報(330)を読み出すよう更に構成されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項20】
前記トリガ情報(330)は、
前記被管理ノード(120)が即時に動作可能化されるように指示する属性(510)、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前に手動入力を待機するように指示する属性(520)、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前に特定の時間だけ待機するように指示する属性(530)、
前記被管理ノード(120)が動作可能化される前にコマンドを待機するように指示する属性(540)、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項21】
前記フェッチ要求(320)は、
前記被管理ノード(120)を識別するパラメータ(400)と、
前記被管理ノード(120)と関連する動作状態の要求を提供するパラメータ(400)と、
を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項22】
前記処理ロジック(205)は、
前記フェッチ要求(320)に基づいて動作可能化命令(340)を読み出し、
前記被管理ノード(120)を即時に動作可能化し該被管理ノード(120)が前記ネットワーク(100)からのトラフィック(360)を受信出来るようにするための前記動作可能化命令を前記被管理ノード(120)に提供する、
ように更に構成されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項23】
前記動作可能化命令(340)は、前記トリガ情報(330)により提供された前記1以上の条件に係わらず前記被管理ノード(120)を即時に動作可能化することを特徴とする請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記動作可能化命令(340)は、
前記装置(110)を識別するパラメータ(600)、
前記被管理ノード(120)に該被管理ノード(120)に関連する前記動作状態(350)に関する指標を提供させるパラメータ、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項22に記載の装置。
【請求項25】
ネットワーク(100)に関連する装置(120)であって、
前記装置(120)に関連し、ドメインマネージャ(110)による前記装置(120)の識別及び認証を可能にする登録情報(310)を提供し、
前記ドメインマネージャ(110)にフェッチ要求(320)を提供し、
前記装置(120)が動作可能化されかつ前記ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信することになる少なくとも1つの条件を指定するトリガ情報(330)を前記ドメインマネージャ(110)から受信し、
前記トリガ情報(330)により指定された前記少なくとも1つの条件に基づいて前記装置(120)が動作可能化された場合、前記ネットワーク(100)からトラフィック(360)を受信する、
処理ロジック(240)を含むことを特徴とする装置。
【請求項26】
前記装置(120)は自己組織化ネットワーク(SON)ベースの被管理ノードを含むことを特徴とする請求項25に記載の装置。
【請求項27】
前記トリガ情報(330)は、
前記装置(120)が即時に動作可能化されるように指示する属性(510)、
前記装置(120)が動作可能化される前に手動入力を待機するように指示する属性(520)、
前記装置(120)が動作可能化される前に特定の時間だけ待機するように指示する属性(530)、
前記装置(120)が動作可能化される前に前記ドメインマネージャ(110)からのコマンドを待機するように指示する属性(540)、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項25に記載の装置。
【請求項28】
前記フェッチ要求(320)は、
前記装置(120)を識別するパラメータ(400)と、
前記装置(120)と関連する動作状態の要求を提供するパラメータ(410)と、
を含むことを特徴とする請求項25に記載の装置。
【請求項29】
前記処理ロジック(240)は、
前記フェッチ要求(320)に基づいて動作可能化命令(340)を前記ドメインマネージャ(110)から受信し、
前記トリガ情報(330)により提供された前記少なくとも1つの条件を満足するか否かに係わらず、前記動作可能化命令(340)に基づいて前記装置(120)を即時に動作可能化する、
ように更に構成されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
【請求項30】
前記動作可能化命令(340)は、
前記ドメインマネージャ(110)を識別するパラメータ(600)、
前記装置(120)に該装置(120)に関連する前記動作状態(350)に関する指標を提供させるパラメータ、
の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項29に記載の装置。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2011−523324(P2011−523324A)
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−513453(P2011−513453)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【国際出願番号】PCT/SE2009/050547
【国際公開番号】WO2009/151373
【国際公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(598036300)テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) (2,266)
【Fターム(参考)】