説明

装置制御のシステムおよび方法および装置

家庭用電化(CE)装置を制御するシステム、方法、装置である。制御ユニットは、インタラクティブな無線アクセス可能なデータベースからCE装置コマンドコードおよび「メタデータ」を得る。制御ユニットは、CE装置の独自の制御動作に関するデータであるメタデータを用いて、万能な制御コマンドとCE装置に関する一つ以上のコマンドコードとの間で変換する。無線アクセス方法が用いられ、CE装置メタデータおよびコマンドコードを中央サーバーまたは制御ユニット自身にダウンロードする。制御ユニットはインターフェースを提供し、それによってエンドユーザーはダウンロードされたメタデータおよびコマンドコードに関するフィードバックを提供し得て、誤ったデータが訂正され得るかまたは、他のユーザーがそのデータはアクセスする価値があるか否かを決定し得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般的に装置制御に関する。特に本発明は、家庭用電化装置を制御するシステム、方法、装置に関係する。
【背景技術】
【0002】
現在、エンドユーザーに利用可能な家庭用電化(consumer electronic:CE)装置の大半は、ハンドヘルドのリモートコントロールユニットを通して遠隔で制御可能である。このユニットは、CE装置によって認識される赤外線(IR)信号を介してコマンドコードを伝送する。そのようなCE装置は、テレビ(TV)、DVD(digital video disc)プレーヤー、PVR(personal video recorder)、CD(コンパクトディスク)プレーヤー、ステレオレシーバーを含み得るが、限定されていない。そのような装置を制御する例示的なコマンドコードは、電源on/off、チャンネル選択、チャンネルup/down、音声大/小を含むが、限定されていない。
【0003】
CE装置の基本的機能を制御するのに必要なコマンドコードのセットは典型的にリモートコントロールユニットのファームウェアに格納されている。特定のCE装置または機能に対応するコマンドコードは、リモートコントロールユニットによってIR信号に変換される。IR信号は、CE装置に伝送され、CE装置に受け取られる。代わりに、CE装置は、受け取ったIR信号をコマンドコードに変換し、それからそのコードに対応する機能を実行する。
【0004】
最も基本的なリモートコントロールユニット(たとえば、信号装置リモートコントロールユニット)はIRコマンドコードの信号のセットを格納する。これは特定の製造業者およびモデルタイプのCE装置を制御するのに用いられ得るのみである。コマンドコードのセットは適応され、関連するCE装置タイプの独自の特徴的なセットを可能にする。その結果、特定の製造業者/モデルタイプを有する一つのCE装置を制御するのに便利なコマンドコードのセットは、異なるタイプを有する別のCE装置を制御するのに用いられ得ない。
【0005】
いわゆるマルチ装置すなわち「万能な(universal)」リモートコントロールユニットは、異なるCE装置タイプに対するIRコマンドコードの複数セットを格納することによってこの制限を解決しようとする。これらの万能なリモートコントロールユニットは典型的に、基本的なコマンドコードの固定の有限なセットを既に備えている。このコードは異なる装置モデルまたは異なる製造業者によって作られた装置に対するもので、コードセットはユーザーによって選択され得る。一部の万能なリモートコントロールユニットは特定の範囲にプログラム可能で、新しいコードを「学ぶ」ことを可能にする。その他においては、さらなるIRコマンドコードおよびアップデートは、リモートコントロールユニットから離れた位置に保持されるIRコマンドコードデータベースからのリモートコントロールユニットにアップロードされ得る。たとえば、IRコマンドコードデータベースはエンドユーザーのパソコン(PC)に常駐し得て、リモートコントロールユニットとPC間の有線シリアル接続を介してアクセスされ得る。代替的に、Escobosaらへの米国特許第5,537,463号に開示されるように、IRコマンドコードデータベースは、電話線によってアクセス可能な遠隔的に位置したコンピュータに常駐し得る。この場合、リモートコントロールユニットは、別々のまたは内蔵モデムを介してデータをダウンロードするのに必要である。さらに、PCコマンドコードは、既存のリモートコントロールユニットの出力をサンプリングすることで学ばれ得る。
【0006】
万能なリモートコントロールユニットによってエンドユーザーは2つ以上のCE装置のタイプを遠隔的に制御できるようになるが、エンドユーザーは一層各タイプのCE装置の制御特異性に精通し、リモートコントロールユニットを用いて各装置を適切に制御しなければならない。たとえば、異なる製造業者またはモデルタイプを有する2つのテレビは、設定入力状態または選局に関する制御特異性を有し得る。その結果、異なる一連の万能なコマンドは、同一の機能を達成するために各テレビに用いられなければならない。さらに、ユーザーは依然として個人的に装置を制御しなければならない。つまり、ユーザーは、たとえば、VCRまたはTV、DVDプレーヤーにスイッチをオンする統合された制御を有する代わりに、リモートコントロールを「VCRモード」または「TVモード」または「DVDモード」に入力しなければならない。そのような任意の組み合わせは、それらをサポートするリモートコントロールにおけるマクロを介して明示的にプログラムされなければならない。このように、従来の万能なリモートコントロールユニットは、真に自動的でまたはプログラム的な(programistic)さまざまなCE装置タイプの制御を提供しない。
【0007】
上記のように、従来のリモートコントロールスキームによってユーザーは、PCに格納されるIRコードデータベースからのシリアルリンクを介してIRコマンドコードをリモートコントロールユニットにアップロードできる。そのようなシステムはユーザーがリモートコントロールユニットをPCが位置する部屋に持っていく必要がある(制御可能なCE装置が位置する部屋とは同じでないことがしばしば)。そこで、リモートコントロールユニットとPCをシリアルケーブルで物理的に接続し、PCユーザーインターフェースを用いてPCからデータをダウンロードし、シリアルリンクを切断し、リモートコントロールユニットを制御可能なCE装置が位置する部屋に戻す。これらのステップを実行することは時間がかかり得て、ユーザーにとって不便であり得る。
【0008】
こうして、万能なコマンドセットを用いるリモートコントロールユニットを利用する、真に自動的でプログラム的なさまざまなCE装置タイプの制御を提供するCE装置を制御するシステム、方法、装置が所望される。さらに、所望のシステム、方法、装置によって、ユーザーは、リモートコントロールユニットをPCに物理的に接続および切断する必要なく、必要なIRコマンドコードにアクセスできるはずである。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0009】
ここに開示される発明は、一般的にはCE装置を制御するシステムに関連し、特に、インタラクティブな無線アクセス可能なデータベースまたはライブラリ制御コードおよび装置「メタデータ」を含むCE装置を制御するシステムに関連する。ここに詳細が記載されるように、本発明の実施形態はCE装置「メタデータ」を利用する。これは、特定のCE装置の独自の制御動作に関連するデータであり、万能なリモートコントロールコマンドと、CE装置に関連する一つ以上のコマンドコードとを関連付ける。この方法におけるCE装置メタデータの使用によって、さまざまな異なるCE装置タイプの真に自動的でプログラム的な制御が可能である。
【0010】
本発明はまた、無線アクセス方法を提供する。それによって、リモートコントロールユニットは、CE装置メタデータおよびコマンドコードを集中無線アクセス可能なデータベースから、(クライアント/サーバー環境における)中央サーバーまたは(サーバーのいない環境における)リモートコントロールユニット自身にダウンロードし得る。本発明はさらに、ユーザーにダウンロードされたメタデータおよびコマンドコードに関するフィードバックを提供する方法を提供する。そうして誤ったデータが訂正され得るか、または他のユーザーがそのデータはアクセスする価値があるか否かを決定し得る。
【0011】
特に、本発明の一実施形態は、CE装置を制御する方法を提供する。その方法に従って、CE装置の独自の制御動作に関するメタデータはアクセスされる。CE装置を制御する万能なコマンドは、CE装置に対するコマンドコードの所定のセットから選択された一つ以上のコマンドコードに関連する。一つ以上のコマンドコードは、メタデータに基づいて選択される。万能なコマンドは、ユーザー入力または、一部のプログラムされた時間に到達すること(たとえば、すべての装置を11:00PMにオフにする)、動作または出来事を引き起こすこと(たとえば、テレビの電源がオンになるとき)に応答して実行される。ここで、実行とは、一つ以上のコマンドコードをCE装置に伝送することを含む。メタデータおよびコマンドコードのセットは、無線ネットワーク接続を介してアクセスされるデータベースに格納され得る。メタデータまたはコマンドコードのセットにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力または、その認証または非認証に関するユーザー入力は、データベースを維持するホストに伝送され得る。
【0012】
本発明の別の実施形態において、CE装置を制御する装置が提供される。装置は、IEEE802.11無線インターフェースのようなネットワークインターフェース、IR送信器、ユーザーインターフェース、ネットワークインターフェースに結合の制御ロジック、IR送信器、ユーザーインターフェースを含む。制御ロジックは、ネットワークインターフェースを介してCE装置の独自の制御動作に関連するメタデータにアクセスするように適合され、CE装置を制御する万能コマンドとCE装置に対する所定のコマンドコードのセットから選択された一つ以上のコマンドコードとを関連付けるように適合され(ここで、一つ以上のコマンドコードはメタデータに基づいて選択される)、ユーザー入力に応答して万能のコマンドを実行するように適合されている(ここで、万能なコマンドを実行することは、IR送信器を介してCE装置に一つ以上のコマンドコードを伝送することを含む)。制御ロジックは、ネットワークインターフェースを介してメタデータおよびコマンドコードのセットを格納するデータベースにアクセスするように適合され得る。装置はさらに、データベースユーザーインターフェースを含み得る。このインターフェースは、メタデータまたはコマンドコードのセットにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力または、その認証または非認証に関するユーザー入力を受け取るように適合されている。制御ロジックは、ユーザー入力を、そのデータベースを維持するホストに伝送するようにさらに適合され得る。
【0013】
本発明の別の実施形態において、装置制御のためのシステムが提供される。そのシステムは、CE装置、CE装置の独自の制御動作に関するメタデータを格納するデータベースを含むサーバー、IRリンクを介してCE装置と通信的に(communicatively)接続されてネットワークを介してサーバーと通信的に接続されるリモートコントロールユニットを含む。リモートコントロールユニットは、サーバーからメタデータを受け取るように適合され、CE装置を制御する万能なコマンドとCE装置に対する所定のコマンドコードのセットから選択された一つ以上のコマンドコードとを関連付けるように適合され(ここで、一つ以上のコマンドコードはメタデータに基づいて選択される)、ユーザー入力に応答して万能なコマンドを実行するように適合されている(ここで、万能なコマンドを実行することは一つ以上のコマンドコードをCE装置に伝送することを含む)。リモートコントロールユニットは、個人用携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)またはウェブパッド(web pad)を備え得る。これはさらに、IEEE802.11プロトコルに応じてネットワークとの無線接続を確立するように適合されている。リモートコントロールユニットは、さらに、メタデータまたはコマンドコードのセットにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力または、その認証または非認証に関連するユーザー入力を受け取り、ユーザー入力をサーバーに伝送するように適合されている。
【0014】
本発明のさらなる特徴および利点、ならびに本発明のさまざまな実施形態の構成および動作は、添付の図に参照しながら以下に詳細が記載される。本発明はここに記載される特定の実施形態に限定されない。そのような実施形態は例示的目的のみのためにここに提示される。さらなる実施形態は、ここに含まれる教示に基づいて当業者に明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
ここに組み込まれ、明細書の一部を形成する添付の図は、本発明を図示し、記載と伴に、本発明の原理を説明し、当業者が本発明を成し、利用することができるような役割をさらに担う。
【0016】
本発明の特徴および利点は、図と関連させて(同じ参照数字は全体を通して対応する要素に一致)、以下に示される詳細な記載から明らかとなる。図において、同じ参照番号は通常、同一の、機能的に類似のおよび/または構造的に類似の要素を示す。はじめて現われる要素がある図は、対応する参照番号において一番左の数字によって示される。
【0017】
A.本発明の一実施形態に従った装置コントロールシステム
図1は、本発明の一実施形態における例示的な装置コントロールシステム100を表す。図1に示されるように、システム100は、ホーム102に内在する構成要素を含み、ホーム102はリモートコントロールユニット104および家庭用電化(CE)装置108を含む。リモートコントロールユニット104により、ユーザは、CE装置108を含む、それぞれ異なる製造者および/またはモデルタイプの様々なCE装置を制御する万能なコマンドの基本的なセットを実行することが可能である。CE装置108は、テレビ、ビデオカセットレコーダ(VCR)プレーヤ、DVDプレーヤ、ステレオレシーバ、電子サーモスタット、ランプ、ビデオカメラ、などの任意のCE装置を含み得るが、それらに限定されるわけではない。これらの例は限定を加えることを意図されたものではなく、CE装置108は上に列挙されていない他の電子装置を含み得る。
【0018】
リモートコントロールユニット104は、CE装置に関連するコマンドコードのセットから選択された、一つ以上のコマンドコードをCE装置108に送信することによって、万能なコマンドを実行する。図1に表された実施形態において、CE装置108に関連するコマンドコードのセットはIRコマンドコードを含み、IRコマンドコー−ドは、双方向赤外線(IR)通信リンクなどの無線通信リンクを介して、リモートコントロールユニット104からCE装置108に送信する。CE装置のリモートコントロールのためのIR通信の使用は技術的に良く知られている。しかしながら、IEEE802.11またはBluetooth(商標)などのような他の無線通信プロトコルが使用される。
【0019】
ここでさらに詳細に記載されるように、本発明の一実施形態に従い、特定の万能なコマンドを実行するための適切なコマンドコードの選択は、一部、CE装置108のメタデータの分析に基づいている。メタデータとは、CE装置108などのような特定のCE装置の独自の制御動作と関連するデータを意味する。適切なコマンドコードを選択するために、リモートコントロールユニット104は、CE装置108を制御するためのコマンドコードおよび装置のためのメタデータのセットへのアクセスを有し得る。
【0020】
システム100において、CE装置108のためのコマンドコードおよびメタデータのセットは、リモートデータベース120および122への接続を介して、リモートコントロールユニット104によってアクセスされ、それらのデータベースは、個々に、コマンドコードデータベースおよびメタデータデータベースを含む。二つのデータベース120および122は、明確さのために、システム100に表されているが、当業者は、コマンドコードおよびメタデータが単一のデータベースに格納され得ることを容易に理解する。データベースサーバ118は、リモートデータベース120および122への全てのアクセスを取り扱う。いったんリモートコントロールユニット104が、リモートデータベース120および122から、必要なコマンドコードおよびメタデータを得ると、ローカルデータベース106にこの情報を格納する。ローカルデータベース106は、好ましくは、リモートコントロールユニット104に内在するメモリに存在する。
【0021】
図1に表された実施形態において、リモートコントロールユニット104は、インターネット116へのブロードバンド接続を介して、リモートデータベース120および122にアクセスし、そのアクセスは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)114によって提供される。インターネットとは異なる、ワイドエリアネットワークを介したアクセスもまた、本発明によって包括される。
【0022】
ISP114への接続は、ブロードバンドモデム112を使用してホーム102においてインプリメントされるが、ISP114へのアクセスを提供する他の手段は、当業者にとっては良く知られている。本発明の一実施形態に従い、リモートコントロールユニット104は、ブロードバンドモデム112へ無線で接続され、無線アクセスポイント110を介して、インターネット116に接続される。一実施形態において、リモートコントロールユニット104と無線アクセスポイント110との間の無線通信は、IEEE802.11b通信プロトコル、または他の任意のIEEE802.11プロトコルにしたがって達成されるが、802.11、802.11a、802.11b、または802.11gプロトコルに限定されるわけではない。この方法における無線アクセスを提供することによって、本発明の一実施形態により、ユーザは、ホーム102における任意の部屋または領域から、必要なコマンドコードおよびメタデータへ、直接に、効率的に、アクセスすることが可能となる。例えば、ユーザは、CE装置108が配置された部屋にいながら、必要なコマンドコードおよびメタデータにアクセスし得る。しかしながら、有線接続もまた、ブロードバンドモデム112に接続するために使用され得る。
【0023】
図2は、本発明の一実施形態に従い、例示的なリモートコントロールユニット104の機能的要素を表す。リモートコントロールユニット104は、携帯情報端末(PDA)またはウェッブパッドを含み得るが、本発明はそれらに限定されない。図2に示されるように、リモートコントロールユニット104は、ユーザ入力を受信し、および情報をユーザに提供するための、ユーザインターフェース208、ネットワークへのアクセスを提供するネットワークインターフェース206、CE装置へ情報を送信し、CE装置から必要に応じて情報を受信する、CE装置インターフェース204を含む。一実施形態において、ユーザインターフェース208は、タッチディスプレイを介してユーザ入力を受信するグラフィックユーザインターフェース(GUI)を含み、ネットワークインターフェース206は、IEEE802.11bに準拠する送受信装置を含むプラグインまたはビルトインのWiFIネットワークカードを含み、CE装置インターフェース204は、一方向IR送信器、あるいは双方向IR送受信装置を含む。
【0024】
代替的な実施形態において、CE装置インターフェース204は、IEEE802.11プロトコルに従った通信に適合するWiFi送信器または送受信装置を含む。CE装置インターフェース204がこの方法においてインプリメントされ、制御されるCE装置が、IR通信のみを実行するように適合される場合、媒介する装置が、802.11およびIR通信プロトコルを変換するために必要となる。802.11に準拠する制御装置と、IRリンクを使用して通信するCE装置との間の通信を容易にするブリッジ装置は、2003年3月14日に出願された、Krzyzanowskiらによる、「Legacy Device Bridge for Residential or Non−Residential Networks」と題された、共有に係る同時係属中の米国特許出願シリアル番号第10/387,590号に記載され、その全体においてここに援用される。
【0025】
図2に示されるように、リモートコントロールユニット104はさらに、制御ロジック202を含み、制御ロジック202は、ユーザインターフェース208、ネットワークインターフェース206、およびCE装置インターフェース204と通信可能なように結合される。制御ロジック202は、ここでさらに詳細に記載されるように、本発明の特徴を実行するように適合され、ユーザインターフェース208から受信されたユーザ入力を処理し、ネットワークインターフェース206を介して特定のCE装置のためのコマンドコードおよびメタデータのセットにアクセスし、CE装置インターフェース204を介してコマンドコードをCE装置に送信することを含むが、それらに限定されるわけではない。ここで提供される教示に基づき、当業者によって理解されるように、制御ロジック202は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにおいて、容易にインプリメントされ得る。
【0026】
リモートコントロールユニット104はまた、メモリ210を含み、メモリ210は制御ロジック202と通信可能なように結合される。メモリ210はまた、図1を参照し、上で記載された、ローカルデータベース106を格納するために使用され得る。したがって、メモリ210は、CE装置108を含む、様々なCE装置のためのコマンドコードおよびメタデータのセットを格納するために使用され得る。
【0027】
B.本発明の一実施形態に従った装置制御方法
図3は、本発明の一実施形態に従った装置制御方法のフローチャート300を例示する。しかしながら、本発明は、フローチャート300によって提供される記載に限定されるわけではない。むしろ、ここで提供される教示から、当業者によって理解されるように、他の機能的フローもまた、本発明の範囲および趣旨内である。フローチャート300は、図1を参照して上で記載された例示的なシステム100を継続的に参照して記載される。しかしながら本発明はこの実施形態に限定されるわけではない。
【0028】
フローチャート300の方法は、ユーザがCE装置のコマンドコードおよびメタデータの所定のセットにアクセスするためのリモートコントロールユニット104を利用する、ステップ302およびステップ304にて開始される。例えば、本発明の一実施形態に従い、ユーザは、リモートコントロールユニット104を用いて、データベースサーバ118を用いて無線接続を確立し、CE装置108のコマンドコードおよびメタデータの所定のセットをダウンロードする。一実施形態においては、これらのステップは連続的に実行される。つまり、コマンドコードはメタデータの前にアクセスされ、逆もまた然りである。代替的な実施形態において、しかしながら、これらのステップは、同時に実行される。例えば、コマンドコードおよびメタデータは、同じファイルの一部としてダウンロードされ得る。
【0029】
ステップ306にて、リモートコントロールユニット104は、CE装置を制御する万能なコマンドを、ステップ302においてアクセスされたコマンドコードのセットから選択された一つ以上のコマンドコードに関連付けする。その関連付けは、部分的に、ステップ304においてアクセスされたメタデータに基づく。万能なコマンドを実行するためのコマンドコードの選択にメタデータがどのように影響するために使用され得るかの例は、ここでさらに詳細に提供される。
【0030】
ステップ308にて、リモートコントロールユニット104は、ステップ306から、選択された一つ以上のコマンドコードをCE装置108に送信することによって、万能なコマンドを実行する。一実施形態において、リモートコントロールユニット104は、ユーザ入力に応じて、万能なコマンドを実行する。例えば、ユーザは、リモートコントロールユニット104を用いて万能なコマンドをアクティベートさせ得、それに応じて、リモートコントロールユニット104は、IRリンクを介して、選択された一つ以上のコマンドコードをCE装置108へと送信する。
【0031】
代替的な実施形態において、リモートコントロールユニット104は、ユーザによってプログラムされた一部の所定の時間に達すること(例えば、午後11時にCE装置の全ての電源を切るなど)に応じて、万能なコマンドを実行する。さらに代替的な実施形態において、リモートコントロールユニット104は、ユーザによってプログラムされた所定のアクションまたはイベントに応じて(例えば、TVの電源が入れられることなどに応じて)、万能なコマンドを実行する。ユーザによる介入よりもむしろ、時間やイベントによるトリガに応じて万能なコマンドを自動的に実行するコンセプトは、Krzyzanowskiらによる、「Method, System and Computer Program Product for Automatically Managing Components, within a Controlled Environment」と題され、同時出願された、共有に係る米国特許出願番号___(代理人整理番号2100.0030004号)に、より詳細に記載され、ここで十分に記載されたかのように、その全体においてここに援用される。
【0032】
ステップ310およびステップ312は任意のステップであり、ユーザは、ステップ302においてアクセスされたコマンドコードおよび/またはステップ304においてアクセスされたメタデータの所定のセットに関連するフィードバックを提供し得る。特に、任意のステップ310において、リモートコントロールユニット104は、ステップ302においてアクセスされたコマンドコードおよび/またはステップ304においてアクセスされたメタデータの所定のセットにおける一つ以上のエラーに関連するユーザ入力を受信し、そのユーザ入力を、302および/または304においてアクセスされたホストまたはデータベースのデータベースマネージャに送信する。任意のステップ312において、リモートコントロールユニット304は、ステップ302においてアクセスされたコマンドコードおよび/またはステップ304においてアクセスされたメタデータの所定のセットの承認または非承認に関連するユーザ入力を受信し、ステップ302および/またはステップ304においてアクセスされたホストまたはデータベースのデータベースマネージャに、そのユーザ入力を送信する。
【0033】
前述の方法のステップの様々な局面がより詳細に検討される。
【0034】
1.本発明の一実施形態に従ったCE装置メタデータの使用
本発明の一実施形態に従ったリモートコントロールユニットにより、ユーザは、それぞれ異なる製造者および/またはモデルタイプの様々なCE装置を制御する、万能なコマンドの基本的なセットを実行することが可能となる。ここで検討されるように、これは、特定の万能なコマンドをインプリメントするために、CE装置のコマンドコードの所定のセットから一つ以上のコマンドコードを選択するためのCE装置メタデータを利用することによって達成される。メタデータは、所定のCE装置タイプに特定される所定の制御動作に関連するデータを意味する。これらの制御特有の認識は、CE装置の真なる自動化された制御の達成にとって基本的である。万能なコマンドを実行するためのコマンドコードの選択に影響するように、メタデータがどのように使用されるかの例は、以下に提供される。
【0035】
a.CE装置メタデータを使用して入力状態をセットすること
IRコマンドコードなどのような受信されたコマンドコードに対する所定の従来のCE装置による適切は応答は、CE装置に、正しい入力モードまたは入力状態であることを要求する。例えば、ユーザが彼または彼女のTVでDVDの映画を観たい場合、彼または彼女は、TVがDVD信号を受信するようにセットされてない場合にTVが正しい入力状態(例えば、VIDEO1がDVD入力)にセットされ、適切な入力状態を選択するかどうかを見ることができる。このユーザの介入は、ユーザのホームエンターテイメントシステムの自動操作を完全に妨げてしまう。
【0036】
これに関連して、リモートコントロールユニットは、TVでDVDの映画を観ることができる一連のコマンドを自動的に実行するように前もってプログラムされ得る。しかしながら、そのような一連のコマンドは、(i)TVがDVD信号を受信するための適切な入力状態に既にセットされていない場合、または(ii)リモートコントロール装置が適切なビデオ入力状態にTVをセットするためにプログラムされ得ない場合、正しく機能しない。前の状況の問題は、リモートコントロールユニットが、DVD入力状態が既に選択され、マクロを実行する前にユーザがTVを適切な入力にセットすることを要求すると想定できないことである。後の状況の問題は、従来のリモートコントロールユニットが、TVがその時点でセットされた入力の認識なしでは、適切なビデオ入力状態を選択する実際的な手段を持ち得ないことである。
【0037】
本発明の一実施形態はCE装置の完全な自動化された制御、またはプログラム制御を容易にするための、CE装置動作メタデータに利点を有する。例えば、日本の大阪にあるシャープ株式会社によって製造されたAquos(登録商標)TVは以下のビデオ入力状態サイクルを有する。TV、AV1、およびAV2である。この例では、AV1はデジタル衛星受信器から入力を受信する入力状態であり、AV2はDVDプレーヤから入力を受信する入力状態である。
【0038】
シャープ株式会社のAquos(登録商標)TVは、リモートコントロールユニットからのチャンネルアップコマンドまたはチャンネルダウンコマンドを受信した場合、TVチューナー状態がデフォルトになる。シャープのAquos(登録商標)TVのこの動作の特異性は、本発明の一実施形態に従い、データベースにおいて含まれ、リモートコントロールユニットによってアクセスされるメタデータを表す。ユーザが、シャープのAquos(登録商標)でDVDの映画を観たい場合、彼または彼女は、例えば、DVDプレーヤに「電源を入れる」、万能なコマンドをアクティベートする。そのアクティベーションに応じて、リモートコントロールユニットはシャープのAquos(登録商標)TVのメタデータを基準にし、そのユニットに、上で記載されたビデオ入力状態サイクルメタデータを知らせる。従って、リモートコントロールユニットは、TVのビデオ入力状態をTVチューナーにセットするために、DVDプレーヤに電源を入れるコマンドコードを送信し、次いで、「チャンネルアップ」コマンドコードをTVに送る。なぜなら、TVはここでビデオ入力サイクルの第1のモードでなければならず、リモートコントロールユニットは、次いで、そのサイクルAV1(衛星TV)にある次の入力状態を選択するために、コマンドコードをTVに送信し、次いで、TVをAV2(DVDプレーヤ)にセットするため、その次の入力状態を選択するために、別のコマンドコードを送る。ここでTVはDVDプレーヤから入力を受信するために適切にセットされ、リモートコントロールユニットは、次いで、「再生」および他のコマンドをDVDプレーヤに送信することができる。
【0039】
つまり、前述の例に従い、本発明の一実施形態に従ったリモートコントロール装置は、DVDプレーヤの「電源を入れる」、万能なコマンドを、Aquos(登録商標)TVメタデータに基づいたシャープのAquos(登録商標)TVの以下のコマンドコードに関連付ける:「チャンネルアップ」、「次の入力状態」、および「次の入力状態」。
【0040】
あるいは、シャープAquos(登録商標)TVはまた、チャンネル番号を入力することによってTVチューナー入力状態にセットすることができる。これは、Aquos(登録商標)TVの別のメタデータを表す。例えば、「0」および「3」のチャンネルコマンド(チャンネル3に対応する)を出すことによって、Aquos(登録商標)TVは、そのTVがその時点でどの入力モードにあるのかに関係なく、ビデオ入力サイクルのTV入力状態にセットされる。TVセットを既知のモードにし、本発明の実施形態に従ったリモートコントロールユニットは、次いで、適切なコマンドが所望の入力に到達するまで、ビデオ入力サイクルを介して、サイクルに適切なコマンドを出すことができる。
【0041】
上で記載された例は、本発明の一つの応用のみを例示する。CE装置(例えば、ステレオアンプ)の既知の入力状態を要求する任意の応用が、本発明から利点を得ることができる。本発明の一実施形態に従い、データベースは情報を格納および編集し、リモートコントロールユニットがユーザの介入なしで所望される状態にCE装置をセットすることが可能である。
【0042】
b.CE装置メタデータを使用するTVチャンネルをチューニングすること
TVチャンネル選択の特異性は、本発明の一実施形態に従って、格納および使用され得るCE装置メタデータの別の例を提示する。例えば、シャープのAquos(登録商標)TVは、1から999のチャンネル選択範囲を提供する。チャンネル1を選択するために、ユーザは、「0」および「1」をAquos(登録商標)TVのリモートコントロールユニットに入力しなければならない。ユーザが単に「1」を入力する場合、TVは、ユーザが10から19の間のチャンネルを選択することを意図していると想定し、次の数の入力を待機する。同様に、チャンネル35を選択するために、ユーザは、ユーザは、「3」および「5」を入力しなければならない。しかしながら、99以上の任意のチャンネルを選択するために、Aquos(登録商標)のリモートコントロールユニット上の「100」のボタンを最初に押さなければならない。このように、チャンネル160を選択するために、ユーザは、「100」を、次いで、「6」および「0」を押さなければならない。チャンネル160に合わせるために、ユーザが「1」、「6」、および「0」を押す場合、TVは、実際には、チャンネル16に合わされ、1と9の間の新しいチャンネルのチューニングプロセスを開始する(つまり、TVは最後の「0」の入力を別のチューニング選択のための信号として受け入れ、入力されるべき次の数を待機する)。
【0043】
このように、本発明に従い、リモートコントロールユニットは、データベースにアクセスし、シャープのAquos(登録商標)TVのこれらのチャンネル合わせのルールに関連するメタデータを得る。このチャンネル合わせのメタデータの一つの例示的な応用は、チャンネル160に対応する「お気に入りチャンネル」をプログラムする。例えば、チャンネル160がHBO(商標)だった場合、お気に入りチャンネルキーは、リモートコントロールユニットのユーザインターフェース上で、HBO(商標)ロゴによって示される。メタデータに基づいて、リモートコントロールユニットは、次いで、お気に入りチャンネルキーを、以下のAquos(登録商標)TVのコマンドコードに関連付ける:「100」キー信号、「6」キー信号、および「0」キー信号。結果として、ユーザがお気に入りチャンネルキーを選択する場合、リモートコントロールユニットは、最初に、TVに「100」キー信号を送信し、次いで、「6」および「0」に対応する信号を送信し、TVにその特定の選択されたチャンネルを適切に合わせる。
【0044】
TVチャンネル選択の特異性の別の例は、直接にチャンネルを合わせるための数を受け取ることが可能なTV、および、サテライトボックス、ケーブルボックス、VCRなどの、TVをチューニングすることが可能な装置によって提供される。例えば、シャープのLinytron(商標)などのような一部のTV装置は、チャンネルを選択する二桁の数のみを受け取ることができ、それによって、それらのチャンネル合わせの範囲を1から99チャンネルに効果的に限定している。TiVo(商標)シリーズ2サテライトチューナーなどのような他の装置は、4桁の数を受け取ることが可能であり、1から9999の間のチャンネル合わせを可能にしている。従って、本発明に従ったデータベースは、TV装置が受け取ることができる最大のチャンネル数に対するメタデータを格納する。本発明に従い、チャンネル合わせのメタデータのこのタイプは、リモートコントロールユニットが、その範囲外のチャンネルに装置を合わせないということを確証するために、データベースに格納される(例えば、その装置がチャンネル1から99のみにチャンネルを合わせることが可能である場合、装置に、チャンネル555に合わせるように要求すること)。
【0045】
TVチャンネル選択の特異性のさらなる例は、所定のTVによって提供され、そのTVは、「入力」キーまたは「選択」キーを、所望されるチャンネルに合わせるためにアクティベートさせるように要求する。例えば、チャンネル2を選択するために、一部の従来のCE装置は、ユーザに、「0」および「2」を押すことを要求し、ついで、リモートコントロールユニット上の「入力」(または「選択」)を押すことを要求する。さらに、一部のTV装置は、そのTV装置が受信することができる最大のチャンネル数よりも少ない、選択されたチャンネルに対応する桁数を、ユーザが入力する場合にのみ、「入力」または「選択」が押されることを可能にする。この例は、TiVo(商標)シリーズ2サテライトチューナーであり、それは、選択されたチャンネルに対応する4桁までを受け取ることが可能である。4桁を入力すると、即座にこの装置は、4桁のチャンネルにTVのチャンネルを合わす。このように、チャンネル16に合わせるために、ユーザは、リモートコントロールユニット上で、「0」、「0」、「1」、および「6」を押す。
【0046】
しかしながら、TiVo(商標)シリーズ2サテライトチューナーのコマンドの特異性にために、ユーザはまた、ゼロを入力することなく、同じ結果を達成することが可能である。4桁より少なくチャンネルを合わせるために、ユーザは、「入力」キーに続いて、所望されるチャンネルに対応する、1、2、および3桁のみを入力する必要がある。例えば、「1」、「6」を押し、次いで「入力」を押すと、TiVo(商標)シリーズ2サテライトチューナーのチャンネル16に首尾良く直接に合わせる結果となる。しかしながら、ユーザが、チャンネルを選択するために4桁のフォーマットを使用し、「入力」キーを押す場合、チューナーは最後に合わされたチャンネルに戻り、それはエラー操作である。本発明の一実施形態に従ったデータベースは、チャンネル合わせのメタデータの前述のタイプを格納し、入力キーまたは選択キーの使用を要求する、直接および適切なチャンネル合わせを可能とする。
【0047】
2.本発明の一実施形態に従った双方向データベースアクセス
本発明の一実施形態に従い、リモートコントロールユニット104のユーザインターフェース208は、ダイナミックグラフィカルユーザインターフェース(GUI)スクリーンを含み、それにより、ユーザは、所望されるコマンドコードおよびメタデータを獲得するために、ならびに、双方向的にデータベースと通信するために、リモートデータベースにアクセスおよびナビゲートすることができる。例えば、GUIは、データベースサーバ118によって生成され得、リモートコントロールユニット104上でユーザに提示される。あるいは、GUIは、リモートコントロールユニット104によって、局所的に生成される。つまり、リモートコントロールユニット104は、データベースコンテンツを提供され得、アクセス、制御、およびナビゲーションをする、それ自体のユーザインターフェースを生成する。
【0048】
例えば、一実施形態において、ユーザは、ユーザが興味を示すCE装置のタイプ(例えば、テレビ、VCR、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ステレオレシーバ、など)、CE装置の製造者、およびCE装置のモデルを特定するために、GUIを使用することによって、コマンドコードおよびメタデータの適切なセットにアクセスする。図4は、本発明の一実施形態に従った、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードにアクセスするための例であるGUI400を例示する。例示的なGUI400および関連するユーザインターフェースの実施形態の、外観および機能の関連するさらなる詳細は、Killianらによる、「User Interface for Multi−Device Control」と題され、同時出願された、共有に係る米国特許出願番号___号(代理人整理番号第2100.0060001号)において提供され、ここで十分に記載されたかのように、その全体においてここに援用される。
【0049】
図4に示されるように、例示的なGUI400は、既知のCE装置のタイプのリストからCE装置のタイプを特定するためのドラッグアンドドロップメニュー402、および、既知の製造者のリストからCE装置の製造者を特定するためのドラッグアンドドロップメニュー404を含む。図4に示されるように、ユーザは、当該のCE装置をTVとして認識し、製造者をシャープとして選択する。一実施形態において、CE装置の製造者が既知の製造者のリストにない場合、ユーザは、新しい製造者を作成する選択が提示される。
【0050】
ユーザがCE装置の製造者を選択した後、次いで、ユーザはCE装置のモデルタイプを選択する。図5はさらに、例示的なGUI400を図示し、特に、既知のモデルタイプのリストからCE装置のモデルを特定するドラッグアンドドロップメニュー502を表す。図5に示されるように、ユーザは、シャープのAquos(登録商標)のモデルタイプを識別する。一実施形態において、CE装置モデルが既知のモデルのリストにない場合、ユーザは、新しいモデルを作成する選択が提示される。
【0051】
いったんユーザがCE装置のタイプ、製造者、およびCE装置のモデルを識別すると、リモートコントロールユニット104は、データベースから、CE装置のタイプのための、コマンドコードおよびメタデータのセットを要求する。一実施形態において、データベースが選択されたCE装置タイプに対して、一つより多いデータを有する場合、データベースは、多数のデータ入力結果へと戻る。例えば、ユーザは、図6の例示的なGUI600に示されるような、利用可能な応答のデータ入力列のリストを提示される。GUI600に示されるように、データベースは、他のユーザによる入力の、承認または非承認などの、それぞれの入力についての所定の情報を示し得、ユーザが入力の一つを選択するのを補助する。次いでユーザは、98%のユーザ承認比率を有する入力などの、利用可能な入力の一つを選択し、リモートコントローラユニット104にダウンロードする。
【0052】
図7は、本発明の一実施形態に従い、データベースからリモートコントローラユニットにダウンロードされたIRコマンドコードデータ700の例を表す。図7において、IRコマンドコードデータは、Microsoft Windows(登録商標)のNotepad(商標)のアプリケーションと関連し、GUI702に表される。
【0053】
3.本発明の一実施形態に従った双方向データベースフィードバック
本発明の一実施形態に従い、CE装置のコマンドコードおよびメタデータを格納する集中データベースは、ホストまたはデータベースマネージャによって作成および維持され、ユーザは、データをダウンロードし、リモートコントロールユニットで使用する、ユーザの個人的なIRコードデータベースを拡張および更新することを可能にする。ホストは、適切なデータでデータベースグリッドを満たすことで、データベースを作成する。
【0054】
しかしながら、マスターデータベースはエラーのデータを含み得る。エラーは、欠損のあるコマンドコードを含むことによって、および、有効なコマンドコードを不正確に入力することによって、不注意にもデータベースに入力され得る。これらのデータのエラーを検出する信頼性のある方法は、所定のコマンドコードのセットが、問題のCE装置を適切に制御しないことを監視することなどの、経験的証拠を介してである。しかしながら、データベースホストは、全てのデータベースコードを試験するように適しているわけではなく、データベースコードは、それらが有効および正しいことを確証するには、容易に幾万もの数になり得てしまう。
【0055】
本発明の一実施形態に従い、集中データベース(例えば、データベース120および122、ならびに、図1の関連するデータベースサーバなど)は、ユーザとの双方向通信を介して受信されたデータエラーおよび訂正入力に依存する。例えば、本発明の一実施形態により、データベースに格納されたコマンドコードおよびメタデータの有効性は、データベースからダウンロードされたデータを使用したエンドユーザによって確証または調べられることが可能である。データベースの入力が有効でないことを監視したユーザは、データベースユーザインターフェースを介して、ホストにそのような入力を提供することができる。ユーザからのそのようなフィードバックに警告されて、ホストは次いで、データ入力の問題を確証し得、代わりに、データベースへ正しいコマンドコードまたはメタデータを入力する。
【0056】
例えば、データベースからダウンロードされたコマンドコードおよびメタデータを使用した後、ユーザは、データベース入力(entry)を承認または非承認することができる。図8は、本発明の一実施形態に従い、CE装置のメタデータおよび/またはIRコマンドコードの承認または非承認に関連するユーザ入力を提供する、GUI800の例を例示する。このユーザ承認比率情報は次いで、他のユーザによる使用のために、データベースに記録され、蓄積される。
【0057】
本発明の一実施形態に従い、ユーザはまた、エラーが発見された場合に、データ入力に対して修正を提案し、訂正されたデータをデータサーバに提出することを含む。図9は、本発明の一実施形態に従い、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードにおける一つ以上の訂正に関連するユーザ入力を提供するGUI900の例を例示する。本発明のさらなる実施形態に従い、ホストによる承認に対して、データベースの題目に包含されるための追加のコマンドコードをユーザが提供し得る、というプロセスがインプリメントされ得る。
【0058】
C.本発明の一実施形態に従った、ローカルPC/サーバを用いた代替的な装置制御システム
ここで検討されるように、本発明の一実施形態は、CE装置のコマンドコードにアクセスするための、リモートコントロールユニットとデータベースとの間の物理的リンクをセットアップする従来のシステムによって要求されたステップを未然に防ぐ。例えば、本発明の一実施形態に従い、リモートコントロールユニットは、中央に配置されたマスターIRコードデータベースへ、直接のリンクを作成することができる。図1に記載された実施形態において、ユーザのリモートコントロールユニットは、IEEE802.11bEthernet(登録商標)のための、プラグインまたはビルトインのWiFiネットワークカードなどの、無線ネットワークインターフェースを含み、インターネットなどのワイドエリアネットワークを介して、CE装置のコマンドコードおよびメタデータを含むホストデータベースに遠隔から無線でアクセスすることを、リモートコントロールに可能にさせる。
【0059】
図10は、本発明の一実施形態に従い、代替的な装置制御システム1000の要素を表し、CE装置のコマンドコードおよびメタデータ1008のデータベースは、無線アクセスポイント1004を介して、リモートコントロールユニット1002によるアクセスのために、ローカルPC/サーバ1006に、ローカルに格納される。一実施形態において、ローカルPC/サーバ1006は中央制御サーバを含み、それは、「Method, System, and Computer Program Product for Managing Controlled Residential or Non−residential Environments」と題され、共有に係る同時係属中の米国特許出願番号第10/180,500号に記載され、その全体においてここに援用される。
【0060】
システム1000に従い、リモートコントロールユニット1002は、無線ローカルエリアネットワークまたはイントラネットを介して、ローカルPC/サーバ1006への無線接続を確立し、ローカルデータベース1008からCE装置のコマンドコードおよびメタデータをダウンロードする。このように、この実施形態において、図3を参照して上記された方法ステップ302および304は、リモートコントロールユニット1002とローカルPC/サーバ1006との間で実行される。さらなる実施形態において、リモートコントロールユニット1002は、「シン・クライアント(thin client)」として動作し、ユーザとローカルPC/サーバ1006との間に、ユーザインターフェースを単に提供し、ならびに、制御データに対して、継続的なリアルタイム基準で、PC/サーバ1002と通信する。この実施形態において、ローカルPC/サーバはまた、図3を参照にして、上記された方法ステップ306を実行する。
【0061】
さらなる実施形態に従い、ローカルPC/サーバ1006は、インターネット116を介して、リモートデータベース120および122にアクセスすることによって、ローカルデータベース1008に格納されたCE装置のコマンドコードおよびメタデータを定期的に更新することができる。
【0062】
図1のシステム100および図10のシステム1000の両方を参照し、上に記載された無線接続により、リモートコントロールユニットは、CE装置のコマンドコードおよびメタデータを含むデータベースへの即時および無線接続を有することが可能である。
結果として、ユーザは、従来のシステムにおけるようなデータベースへのハードな物理的接続を作成する必要のあるステップを実行する必要はない。むしろ、ユーザは、リモートコントロールユニットを更新したい場合、彼または彼女は、ワイドまたはローカルエリアネットワークを介して、マスターデータベースを呼び出すためにリモートコントロールユニットを利用し、および、データベースから所望されるデータを直接にダウンロードする必要があるのみである。
【0063】
D.結論
本発明の様々な実施形態が上記されているが、それらは、例示のためのみであり、限定のためではないことは理解されたい。当業者に理解されるように、形態や詳細における様々な変更は、添付された請求項において限定される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなくなされ得る。従って、本発明の広さおよび範囲は、任意の上記された例示的な実施形態によって限定されるものではなく、請求項およびその均等物に従ってのみ、限定されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】図1は本発明の実施形態に従った、装置制御システムの要素を描く。
【図2】図2は本発明の実施形態に従った、例示的なリモートコントロールユニットの機能的要素の描写である。
【図3】図3は本発明の実施形態に従った、装置制御方法のフローチャートを図示する。
【図4】図4は本発明の実施形態に従った、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードにアクセスする例示的なGUI(graphical user interface)を図示する。
【図5】図5は本発明の実施形態に従った、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードにアクセスする例示的なGUIをさらに図示する。
【図6】図6は本発明の実施形態に従った、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードにアクセスするさらなる例示的なGUIを図示する。
【図7】図7は本発明の実施形態に従った、リモートコントロールユニットによってアクセスされるCE装置に対するIRコマンドコードデータを描く。
【図8】図8は本発明の実施形態に従った、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードの認証または非認証に関するユーザー入力を提供する例示的なGUIを図示する。
【図9】図9は本発明の実施形態に従った、CE装置メタデータおよび/またはIRコマンドコードにおける一つ以上のエラーの訂正に関するユーザー入力を提供する例示的なGUIを図示する。
【図10】図10は本発明の実施形態に従った、代替の装置制御システムの要素を描く。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
家庭用電化装置を制御する方法であって、該方法は、
該家庭用電化装置の独自の制御動作に関するメタデータにアクセスすることと、
家庭用電化装置を制御する万能なコマンドと、該家庭用電化装置に対する所定のコマンドコードのセットから選択された一つ以上のコマンドコードとを関連付けることであって、該一つ以上のコマンドコードが該メタデータに基づいて選択される、ことと、
該万能なコマンドを実行することであって、該実行することが、該一つ以上のコマンドコードを該家庭用電化装置に伝送することを含む、ことと
を包含する、方法。
【請求項2】
前記万能なコマンドを実行することは、ユーザー入力に応答して該万能なコマンドを実行することを包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記万能なコマンドを実行することは、所定の時間に到達することに応答して該万能なコマンドを実行することを包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記万能なコマンドを実行することは、所定の出来事または動作に応答して該万能なコマンドを実行することを包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記メタデータにアクセスすることは、該メタデータを格納するデータベースに無線でアクセスすることを包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記データベースに無線でアクセスすることは、ローカルエリアネットワークとの無線接続を確立することを包含する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記データベースに無線でアクセスすることは、ワイドエリアネットワークとの無線接続を確立することを包含する、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記データベースに無線でアクセスすることは、IEEE802.11プロトコルに従って無線通信を実行することを包含する、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
データベースユーザーインターフェースを介して、前記メタデータにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力を、前記データベースを維持するホストに伝送することをさらに包含する、請求項5に記載の方法。
【請求項10】
データベースユーザーインターフェースを介して、前記メタデータの認証または非認証に関するユーザー入力を、前記データベースを維持するホストに伝送することをさらに包含する、請求項5に記載の方法。
【請求項11】
前記家庭用電化装置に対する前記所定のコマンドコードのセットにアクセスすることをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記所定のコマンドコードのセットにアクセスすることは、該所定のコマンドコードのセットを格納するデータベースに無線でアクセスすることを包含する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
データベースユーザーインターフェースを介して、前記所定のコマンドコードのセットにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力を、前記データベースを維持するホストに伝送することをさらに包含する、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
データベースユーザーインターフェースを介して、前記所定のコマンドコードのセットの認証または非認証に関するユーザー入力を、前記データベースを維持するホストに伝送することをさらに包含する、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
家庭用電化装置を制御する装置であって、該装置は、
ネットワークインターフェースと、
送信器と、
ユーザーインターフェースと、
該ネットワークインターフェース、該IR送信器、および該ユーザーインターフェースに結合する制御ロジックと
を備え、
該制御ロジックは、
該ネットワークインターフェースを介して該家庭用電化装置の独自の制御動作に関するメタデータにアクセスするように適合され、
該家庭用電化装置に対する所定のコマンドコードのセットから選択される一つ以上のコマンドコードと、家庭用電化装置を制御する万能のコマンドとを関連付けるように適合され、ここで、該一つ以上のコマンドコードが該メタデータに基づいて選択され、
該ユーザーインターフェースを介して受け取られたユーザー入力に応答して万能なコマンドを実行するように適合され、ここで、該万能なコマンドを実行することは、該送信器を介して該一つ以上のコマンドコードを該家庭用電化装置に伝送することを含む、
装置。
【請求項16】
前記送信器は赤外線(IR)送信器を含む、請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記送信器は、IEEE802.11プロトコルに従う無線通信のために適合された送信器を含む、請求項15に記載の装置。
【請求項18】
前記ネットワークインターフェース装置は無線トランシーバーを備える、請求項15に記載の装置。
【請求項19】
前記無線トランシーバーは、IEEE802.11プロトコルに従う無線通信のために適合された無線トランシーバーを備える、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
メモリーをさらに備え、
該メモリーが、前記万能なコマンド、前記メタデータ、および前記所定のコマンドコードのセットを格納する、請求項15に記載の装置。
【請求項21】
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して前記メタデータを格納するデータベースにアクセスするように適合されている、請求項15に記載の装置。
【請求項22】
前記ユーザーインターフェースは、前記メタデータにおいて一つ以上のエラーに関するユーザー入力を受け取るように適合されたデータベースユーザーインターフェースを備え、
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して、該ユーザー入力を、該データベースを維持するホストに伝送するようにさらに適合されている、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
前記ユーザーインターフェースは、前記メタデータの認証または非認証に関するユーザー入力を受け取るように適合されたデータベースユーザーインターフェースを備え、
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して、該ユーザー入力を、該データベースを維持するホストに伝送するようにさらに適合されている、請求項21に記載の装置。
【請求項24】
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して、前記所定のコマンドコードのセットにアクセスするようにさらに適合されている、請求項15に記載の装置。
【請求項25】
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して、前記所定のコマンドコードのセットを格納するデータベースにアクセスするように適合されている、請求項24に記載の装置。
【請求項26】
前記ユーザーインターフェースは、前記所定のコマンドコードのセットにおいて一つ以上のエラーに関するユーザー入力を受け取るように適合されたデータベースユーザーインターフェースを備え、
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して、該ユーザー入力を、該データベースを維持するホストに伝送するようにさらに適合されている、請求項25に記載の装置。
【請求項27】
前記ユーザーインターフェースは、前記所定のコマンドコードのセットの認証または非認証に関するユーザー入力を受け取るように適合されたデータベースユーザーインターフェースを備え、
前記制御ロジックは、前記ネットワークインターフェースを介して、該ユーザー入力を、該データベースを維持するホストに伝送するようにさらに適合されている、請求項25に記載の装置。
【請求項28】
家庭用電化装置と、
サーバーであって、該家庭用電化装置に対する所定のコマンドコードのセットおよび、該家庭用電化装置の独自の制御動作に関するメタデータを格納するデータベースを含む該サーバーと、
ネットワークを介して、該家庭用電化装置および該サーバーと通信的に接続しているリモートコントロールユニットと
を備えた、システムであって、
該リモートコントロールユニットは、
該サーバーから該所定のコマンドコードのセットおよび該メタデータを受け取るように適合され、
該家庭用電化装置に対する該所定のコマンドコードのセットから選択された一つ以上のコマンドコードと、家庭用電化装置を制御する万能なコマンドとを関連付けるように適合され、ここで、該一つ以上のコマンドコードは該メタデータに基づいて選択され、
ユーザー入力に応答して該万能なコマンドを実行するように適合され、ここで、該万能なコマンドを実行することは、該一つ以上のコマンドコードを該家庭用電化装置に伝送することを含む、
システム。
【請求項29】
前記リモートコントロールユニットは、赤外線(IR)リンクを介して、前記家庭用電化装置と通信的に接続している、請求項28に記載のシステム。
【請求項30】
前記リモートコントロールユニットは、IEEE802.11リンクを介して、前記家庭用電化装置と通信的に接続している、請求項28に記載のシステム。
【請求項31】
前記家庭用電化装置は、テレビ、ビデオカセットレコーダー、デジタルビデオディスクプレーヤー、個人用ビデオテープレコーダー、コンパクトディスクプレーヤー、ステレオレシーバー、電子サーモスタット、ランプ、ビデオカメラのうちの一つを含む、請求項28に記載のシステム。
【請求項32】
前記リモートコントロールユニットは、個人用携帯情報端末またはウェブ−パッドのうちの一つを備える、請求項28に記載のシステム。
【請求項33】
前記リモートコントロールユニットは、前記ネットワークと無線接続を確立するようにさらに適合されている、請求項28に記載のシステム。
【請求項34】
前記リモートコントロールユニットは、IEEE802.11プロトコルに従って、前記ネットワークと無線接続を確立するように適合されている、請求項33に記載のシステム。
【請求項35】
前記ネットワークはローカルエリアネットワークを含む、請求項28に記載のシステム。
【請求項36】
前記ネットワークはワイドエリアネットワークを含む、請求項28に記載のシステム。
【請求項37】
前記リモートコントロールユニットは、前記メタデータにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力を受け取り、該ユーザー入力を前記サーバーに伝送するようにさらに適合されている、請求項28に記載のシステム。
【請求項38】
前記リモートコントロールユニットは、前記メタデータの認証または非認証に関するユーザー入力を受け取り、該ユーザー入力を前記サーバーに伝送するようにさらに適合されている、請求項28に記載のシステム。
【請求項39】
前記リモートコントロールユニットは、前記所定のコマンドコードのセットにおける一つ以上のエラーに関するユーザー入力を受け取り、該ユーザー入力を前記サーバーに伝送するようにさらに適合されている、請求項28に記載のシステム。
【請求項40】
前記リモートコントロールユニットは、前記所定のコマンドコードのセットの認証または非認証に関するユーザー入力を受け取り、該ユーザー入力を前記サーバーに伝送するようにさらに適合されている、請求項28に記載のシステム。
【請求項41】
家庭用電化装置と、
該家庭用電化装置と通信的に結合しているリモートコントロールユニットであって、該家庭用電化装置に対する所定のコマンドコードのセットおよび該家庭用電化装置の独自の制御動作に関するメタデータを格納するデータベースを含む、リモートコントロールユニットと
を備えたシステムであって、
該リモートコントロールユニットは、
該所定のコマンドコードのセットおよび該データベースからの該メタデータを受け取るように適合され、
該家庭用電化装置に対する該所定のコマンドコードのセットから選択された一つ以上のコマンドコードと、該家庭用電化装置を制御する万能なコマンドとを関連付けるように適合され、ここで、該一つ以上のコマンドコードは該メタデータにメタデータに基づいて選択され、
ユーザー入力に応答して該万能なコマンドを実行するように適合され、ここで、該万能なコマンドを実行することは、該一つ以上のコマンドコードを該家庭用電化装置に伝送することを含む、
システム。
【請求項42】
前記リモートコントロールユニットは、赤外線(IR)リンクを介して、前記家庭用電化装置と通信的に接続されている、請求項41に記載のシステム。
【請求項43】
前記リモートコントロールユニットは、IEEE802.11リンクを介して、前記家庭用電化装置と通信的に接続されている、請求項41に記載のシステム。
【請求項44】
前記家庭用電化装置は、テレビ、ビデオカセットレコーダー、デジタルビデオディスクプレーヤー、個人用ビデオテープレコーダー、コンパクトディスクプレーヤー、ステレオレシーバー、電子サーモスタット、ランプ、ビデオカメラのうちの一つを含む、請求項41に記載のシステム。
【請求項45】
前記リモートコントロールユニットは、個人用携帯情報端末またはウェブ−パッドのうちの一つを含む、請求項41に記載のシステム。
【請求項46】
家庭用電化装置の制御を促進するデータベースであって、該データベースは、
該家庭用電化装置に対する所定のコマンドコードのセットと、
該家庭用電化装置の独自の制御動作に関するメタデータと
を備える、データベース。
【請求項47】
前記家庭用電化装置に対する前記所定のコマンドコードのセットは、所定の赤外線(IR)コマンドコードのセットを含む、請求項46に記載のデータベース。
【請求項48】
前記メタデータは、前記家庭用電化装置の入力状態を選択することに関するデータを含む、請求項46に記載のデータベース。
【請求項49】
前記メタデータは、前記家庭用電化装置の選局に関するデータを備える、請求項46に記載のデータベース。
【請求項50】
前記家庭用電化装置に対する一つ以上のさらなる所定のコマンドコードのセットをさらに備える、請求項46に記載のデータベース。
【請求項51】
前記家庭用電化装置の独自の制御動作に関する一つ以上のさらなるメタデータをさらに備える、請求項46に記載のデータベース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2007−507164(P2007−507164A)
【公表日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−528014(P2006−528014)
【出願日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/028470
【国際公開番号】WO2005/033839
【国際公開日】平成17年4月14日(2005.4.14)
【出願人】(504317525)オープンピーク インコーポレイテッド (33)
【Fターム(参考)】