説明

裏込め注入用孔の耐火構造および裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法

【課題】トンネル内での火災発生時に、熱によるセグメント本体構造の損傷や裏込め注入孔からの多量の出水を防止でき、火災後に、簡単な補修により止水機能を回復できる裏込め注入用孔の耐火構造および裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法を提供すること。
【解決手段】耐火セグメントAの内面3から所定の距離21をおいた位置で、注入孔パイプ7のねじ部17に逆止弁19をねじ込む。次に、逆止弁19を介して、地山13と耐火セグメントAの外面5との間、裏込め注入用孔1のうち逆止弁19より地山13側の部分に裏込め材35を充填する。そして、耐火セグメントAの内面3から所定の距離37をおいた位置で、注入孔パイプ7のねじ部17に栓23のねじ部27をねじ込む。逆止弁19と栓23との間には空間41が設けられる。その後、耐火セグメントAの内面3側の拡径部9b内に耐火材39を充填する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、裏込め注入用孔の耐火構造および裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、道路トンネルなどでは、車両火災時の覆工構造の健全性を確保するために、セグメント表面に耐火パネルを設置したり耐火材を吹付けたりしている(例えば、特許文献1参照)。また、近年では、耐火パネルの設置や耐火材の吹付けを行わず、有機繊維を混入させた耐火コンクリートを用いたセグメントが適用されている。一方で、シールド工事においては、掘削径とセグメント外径との隙間を充填するために、セグメントに裏込め注入孔を設けている。一般的に、セグメントの裏込め注入孔は、鋼製の注入パイプ内に樹脂性の逆止弁を設置し、注入パイプのトンネル内空側の端部に止水パッキンを取り付けた樹脂性の注入孔栓を設置して、止水する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−311395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、耐火コンクリートによる覆工構造の場合、裏込め注入孔部が露出するため、トンネル内での火災発生時には樹脂製の逆止弁および注入孔栓が熱により溶けてしまい、止水機能を満足できなくなる問題があった。また、鋼製の注入パイプの熱伝導により、セグメント内部が高温になり、覆工に損傷を与える可能性があった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、トンネル内での火災発生時に、熱によるセグメント本体構造の損傷や裏込め注入孔からの多量の出水を防止でき、火災後に、簡単な補修により止水機能を回復できる裏込め注入用孔の耐火構造および裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するための第1の発明は、セグメントに形成された裏込め注入用孔において、前記セグメントの内面側の端部に、所定の厚さの耐火材が充填され、前記裏込め注入用孔に対する係止部と、前記裏込め注入用孔を閉塞可能な蓋部と、前記蓋部に設けられた耐火材係止部とを有する鋼製の栓が、前記耐火材の地山側に設置され、前記栓から前記地山の方向に所定の間隔をおいて逆止弁が設置され、前記逆止弁と地山との間に裏込め材が充填され、前記耐火材および前記栓と前記逆止弁との間の空間が断熱層として機能することを特徴とする裏込め注入用孔の耐火構造である。
【0007】
第1の発明では、耐火材に鋼線が埋設され、耐火材係止部が、鋼線を係止する鋼線係止部を兼ねるものとするのが望ましい。耐火材の厚さは、火災時にセグメントの内面側からの熱が栓を介してセグメントに伝導しないように設定される。また、逆止弁の設置位置は、セグメントの内面側からの熱によって逆止弁の構成材が融点に達しないように設定される。
【0008】
第1の発明では、セグメントの裏込め注入用孔の内面側の端部に所定の厚さの耐火材が設けられ、逆止弁と鋼製の栓の間に空間が設けられるため、火災時に熱が伝わることによるセグメント本体構造の損傷や、栓および逆止弁の融解を防止できる。また、栓および逆止弁が溶けないので、裏込め注入孔から多量の出水が生じることがない。さらに、火災後、簡単な補修により止水機能を回復できる。
【0009】
第2の発明は、セグメントに形成された裏込め注入用孔において、前記セグメントの内面側からの熱によって構成材が融点に達しない位置に逆止弁を設置し、前記逆止弁と地山との間に裏込め材を充填する工程(a)と、前記裏込め注入用孔に対する係止部と、前記裏込め注入用孔を閉塞可能な蓋部と、前記蓋部に設けられた耐火材係止部とを有する鋼製の栓を、前記逆止弁から前記セグメントの内面の方向に所定の間隔をおいて設置する工程(b)と、前記セグメントの内面側の端部に、前記セグメントの内面側からの熱が前記栓を介して前記セグメントに伝導しないように厚さが設定された耐火材を充填する工程(c)と、を具備することを特徴とする裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法である。
【0010】
第2の発明では、耐火材に鋼線が埋設され、耐火材係止部が、鋼線を係止する鋼線係止部を兼ねるものとするのが望ましい。
【0011】
第2の発明では、セグメントの裏込め注入用孔の内面側の端部に所定の厚さの耐火材を設け、逆止弁から所定の間隔をおいて鋼製の栓を設置するため、火災時に熱が伝わってセグメント本体構造が損傷したり、栓および逆止弁が融解したりすることがない。また、栓および逆止弁が溶けないので、裏込め注入孔から多量の出水が生じることがない。さらに、火災後、簡単な補修により止水機能を回復できる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、トンネル内での火災発生時に、熱によるセグメント本体構造の損傷や裏込め注入孔からの多量の出水を防止でき、火災後に、簡単な補修により止水機能を回復できる裏込め注入用孔の耐火構造および裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】トンネル周方向に切断した耐火セグメントAの斜視図
【図2】裏込め注入用孔1に裏込め材35を充填した状態を示す図
【図3】注入孔用の栓23の概要図
【図4】裏込め注入用孔1に栓23を設置した状態を示す図
【図5】拡径部9bの内部に耐火材39を充填した状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、トンネル周方向に切断した耐火セグメントAの斜視図を示す。耐火セグメントAは、内面3の中央付近にセグメント把持用穴11が設けられる。また、適切な位置に、内面3から外面5までを貫通する裏込め注入用孔1が設けられる。耐火セグメントAは、ポリプロピレン等の有機繊維を混入したコンクリートで形成される。
【0015】
裏込め注入用孔1は、耐火セグメントAの外面5側の端部8aに、外面5に近づくほど径が大きくなる拡径部9aを必要に応じて有する。また、耐火セグメントAの内面3側の端部8bに、内面3に近づくほど径が大きくなる拡径部9bを有する。裏込め注入用孔1の拡径部9aと拡径部9bとの間の部分には、注入孔パイプ7が設置される。注入孔パイプ7は、鋼製等とする。
【0016】
図2は、裏込め注入用孔1に裏込め材35を充填した状態を示す図である。図2は、トンネル等の壁面を覆工した耐火セグメントAの裏込め注入用孔1付近の拡大断面図を示す。図2に示すように、耐火セグメントAは、外面5が地山13と対向するように設置される。注入孔パイプ7の拡径部9b側の端部6付近の内周には、所定の範囲にねじ部17が設けられる。
【0017】
従来の裏込め注入用孔ではセグメント内面側の拡径部の長さを20mm程度としていたが、本実施の形態の裏込め注入用孔1の拡径部9bの長さ49bは50mm以上とするのが望ましい。また、注入孔パイプ7のねじ部17は、例えば端部6から100mm程度の範囲53に設けられる。拡径部9bの長さ49bやねじ部17を設ける範囲53の決定方法については、後述する。
【0018】
注入孔パイプ7の外周には、地山13側からの地下水の浸入を防止するための止水用シール材15aが設けられる。止水用シール材15aは、水膨張性Oリング等である。止水用シール材15aは、耐火セグメントAの内面3側での火災発生時に、所定の温度以上にならない位置に設置される。
【0019】
耐火セグメントAの内面3側での道路火災時には、一例として、内面3から200mmの位置で温度上昇が100度程度となる。このとき、止水用シール材15aは、耐火セグメントAの内面3から200mm以上の位置に設置するのが望ましい。
【0020】
耐火セグメントAの裏込め注入用孔1の耐火構造を形成するには、まず、図2に示すように、耐火セグメントAの内面3から所定の距離21をおいた位置で、注入孔パイプ7のねじ部17に逆止弁19をねじ込む。逆止弁19はポリプロピレン等の樹脂製であり、通常の厚さ54は30mm程度である。逆止弁19の設置位置は、耐火セグメントAの内面3側での火災発生時に生じる熱によって逆止弁19の構成材料である樹脂が融点に達しないように設定される。ねじ部17を設ける範囲53は、逆止弁19の設置位置や厚さ54に応じて決定される。
【0021】
耐火セグメントAの内面3側での火災時に発生する熱による逆止弁19の融解を避けるためには、逆止弁19を設置する際、耐火セグメントAの内面3からの距離21を100mm以上とするのが望ましい。
【0022】
逆止弁19を設置した後、逆止弁19を介して、地山13と耐火セグメントAの外面5との間に裏込め材35を充填する。裏込め材35は、裏込め注入用孔1内のうち、逆止弁19より地山13側の部分にも充填される。
【0023】
図3は、注入孔用の栓23の概要図である。図3の(a)図は、栓23の立面図、図3の(b)図は、図3の(a)図に示す矢印B−Bによる断面図、図3の(c)図は、図3の(a)図に示す矢印Cの方向から見た図である。図3の(a)図および図3の(b)図に示すように、栓23は、裏込め注入用孔1に対する係止部25と、裏込め注入用孔1を閉塞可能な蓋部29と、蓋部29に設けられた耐火材係止部31とを有する。栓23は、鋼製とする。
【0024】
係止部25は、上面に凹部26を有する。また、外周にねじ部27が設けられる。蓋部29は、外周に凹部28を、下面に凹部30を有する。耐火材係止部31は、蓋部29の外周部の下面に凸部32を設けて形成される。凸部32は、栓23の外周方向に延びる鍔部31aを有する。
【0025】
図3の(d)図は、鋼線33を取り付けた状態の栓23の立面図、図3の(e)図は、図3の(d)図に示す矢印Dの方向から見た図である。図3の(d)図および図3の(e)図に示すように、耐火材係止部31の鍔部31aには、螺旋状の鋼線33が引掛けられる。鋼線33の端部34は例えば直線状であり、栓23の中央付近に配置される。耐火材係止部31は、鋼線33を係止する鋼線係止部を兼ねる。
【0026】
栓23の係止部25および蓋部29の径は、注入孔パイプ7の径と同等程度とする。栓23の耐火材係止部31の径は拡径部9bの径に応じて決定される。
【0027】
図4は、裏込め注入用孔1に栓23を設置した状態を示す図である。図2に示すように裏込め材35を充填した後、図4に示すように、耐火セグメントAの内面3から所定の距離37をおいた位置で、注入孔パイプ7のねじ部17に栓23のねじ部27をねじ込む。
【0028】
注入孔パイプ7に栓23をねじ込む際、栓23の蓋部29の外周に設けられた凹部28には、止水用シール材15bが設置される。
【0029】
栓23を設置することにより、裏込め注入用孔1の耐火セグメントAの内面3側の端部8bに、栓23と拡径部9bの孔壁とに囲まれた凹部45が形成される。栓23の設置位置は、耐火セグメントAの内面3側での火災発生時に生じる熱によって栓23の構成材料である鋼が融点に達しないように設定される。
【0030】
栓23は、融点が高い鋼製が望ましい。一方で、鋼製の栓23は熱伝導性が良く、注入孔パイプ7に熱が伝わるため、耐火セグメントAの内面3側での火災時に発生する熱による逆止弁19の融解を避けるためには、栓23を設置する際、耐火セグメントAの内面3からの距離37を50mm以上とするのが望ましい。
【0031】
従来は、注入パイプに設けるねじ部が短い方が経済的であるために、逆止弁と栓とが近接して設置されていた。しかし、本実施の形態では、樹脂製の逆止弁19の設置位置および鋼製の栓23の設置位置を、各々の構成材料の融点を考慮して決定する。そのため、栓23は逆止弁19から耐火セグメントAの内面3の方向に所定の間隔をおいて設置されることとなり、逆止弁19と栓23との間には空間41が設けられる。
【0032】
図5は、拡径部9bの内部に耐火材39を充填した状態を示す図である。図4に示すように栓23を取り付けた後、図5に示すように、裏込め注入用孔1の耐火セグメントAの内面3側の端部8b、すなわち、栓23と拡径部9bの孔壁とに囲まれた凹部45(図4)に耐火材39を充填して、裏込め注入用孔1の耐火構造を完成する。裏込め注入用孔1の拡径部9bの長さ49bは、耐火材39の厚さ43に応じて決定される。
【0033】
このように、本実施の形態によれば、耐火材39が十分な厚さ43を有するため、耐火セグメントAの内面3側で火災が発生した場合に栓23が溶けることがなく、裏込め注入用孔1からの多量の出水を防止できる。また、火災時に栓23から注入孔パイプ7に高熱が伝わって耐火セグメントAの本体内部が高温となることがないため、耐火セグメントAの健全性を確保できる。栓23には鋼線33が取り付けてあるため、火災中に耐火材39の落下を防ぐことができる。
【0034】
本実施の形態では、耐火セグメントAの内面3側で火災が発生した場合に、栓23と逆止弁19との間に設けられた空間41が断熱層として機能する。栓23は鋼製で熱伝導が大きいため、栓23と逆止弁19との間に空間41を設けない場合、樹脂性の逆止弁19が火災時に溶けてしまう。本実施の形態では、空間41を設けることにより、逆止弁19の融解による裏込め注入用孔1からの異常な出水を防止することができる。
【0035】
本実施の形態の裏込め注入用孔1の耐火構造では、火災後、被災により劣化した耐火材39を除去して栓23を取り外し、止水用シール材15bを交換した後、栓23を再度取り付けて耐火材39を新設することにより、容易に耐火性および止水性を回復できる。
【0036】
なお、栓23および栓23に取り付ける鋼線33の形状は、本実施の形態で示したものに限らない。栓23は、裏込め注入用孔1の注入孔パイプ7の開口を確実に閉塞でき、鋼線が落下しないように取り付けられるものであればよい。鋼線の形状は、耐火材39の落下を防止できるものであればよい。
【0037】
また、裏込め注入用孔1の外面5側の端部8aに拡径部9aを、内面3側の端部8bに拡径部9bをそれぞれ設けたが、裏込め注入用孔1の端部8aおよび端部8bの形状はこれに限らない。
【0038】
以上、添付図面を参照しながら本発明にかかる裏込め注入用孔の耐火構造および裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0039】
1………裏込め注入用孔
3………内面
5………外面
7………注入孔パイプ
6、8a、8b、34………端部
9a、9b………拡径部
13………地山
15、15a、15b………止水用シール材
17、27………ねじ部
19………逆止弁
21、37………距離
23………栓
25………係止部
29………蓋部
31………耐火材係止部
33………鋼線
39………耐火材
41………空間
43………厚さ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セグメントに形成された裏込め注入用孔において、
前記セグメントの内面側の端部に、所定の厚さの耐火材が充填され、
前記裏込め注入用孔に対する係止部と、前記裏込め注入用孔を閉塞可能な蓋部と、前記蓋部に設けられた耐火材係止部とを有する鋼製の栓が、前記耐火材の地山側に設置され、
前記栓から前記地山の方向に所定の間隔をおいて逆止弁が設置され、
前記逆止弁と地山との間に裏込め材が充填され、
前記栓と前記逆止弁との間の空間が断熱層として機能することを特徴とする裏込め注入用孔の耐火構造。
【請求項2】
前記耐火材に鋼線が埋設され、前記耐火材係止部が、前記鋼線を係止する鋼線係止部を兼ねるものであることを特徴とする請求項1記載の裏込め注入用孔の耐火構造。
【請求項3】
前記栓の設置位置が、前記セグメントの内面側からの熱によって前記栓の構成材が融点に達しないように設定されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の裏込め注入用孔の耐火構造。
【請求項4】
前記逆止弁の設置位置が、前記セグメントの内面側からの熱によって前記逆止弁の構成材が融点に達しないように設定されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の裏込め注入用孔の耐火構造。
【請求項5】
セグメントに形成された裏込め注入用孔において、
前記セグメントの内面側からの熱によって構成材が融点に達しない位置に逆止弁を設置し、前記逆止弁と地山との間に裏込め材を充填する工程(a)と、
前記裏込め注入用孔に対する係止部と、前記裏込め注入用孔を閉塞可能な蓋部と、前記蓋部に設けられた耐火材係止部とを有する鋼製の栓を、前記逆止弁から前記セグメントの内面の方向に所定の間隔をおいて、前記セグメントの内面側からの熱によって前記栓の構成材が融点に達しない位置に設置する工程(b)と、
前記セグメントの内面側の端部に耐火材を充填する工程(c)と、
を具備することを特徴とする裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法。
【請求項6】
前記耐火材に鋼線が埋設され、前記耐火材係止部が、前記鋼線を係止する鋼線係止部を兼ねるものであることを特徴とする請求項5記載の裏込め注入用孔の耐火構造の形成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−168771(P2010−168771A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−10752(P2009−10752)
【出願日】平成21年1月21日(2009.1.21)
【出願人】(000001373)鹿島建設株式会社 (1,387)
【Fターム(参考)】